JP2007150402A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質調整を容易に行い得る映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像信号Dpに基づく映像を表示部17に表示させると共に画質調整操作に応じて映像に対する画質調整を実行する制御部21を備え、制御部21は、画質調整の実行時において、映像を静止させた静止画を画質調整操作に応じた画質で表示部17における表示画面の一部または全面に表示させる。この場合、画質調整の実行時において動画状態の映像を静止画と共に表示部17の表示画面に表示させる構成を採用することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、画質調整操作に応じて映像の画質調整を実行する制御部を備えた映像表示装置に関するものである。
テレビ等の映像表示装置には、一般的に、表示部に表示された映像の画質調整を行う画質調整機能が備えられている。この画質調整機能を備えた映像表示装置として、特開平5−236387号公報に開示されたTV受像機が知られている。このTV受像機では、画質調整を行う際に、前回の画質調整時において設定したパラメータのレベルを示すレベルバーが表示さる。このため、このTV受像機では、このレベルバーを見ながら画質調整を行うことで、現在のレベルについて、前回のレベルと比較してどれだけ操作したかを一目で知ることが可能となっている。
特開平5−236387号公報(第2−3頁、第3図)
ところが、上記のTV受像機を含む従来の映像表示装置には、以下の問題点がある。すなわち、この種の映像表示装置では、一般的に、映像信号に基づく映像をそのまま(動画のまま)表示している状態で画質調整が行われる。一方、画質調整は、部屋の明暗等に応じて映像を見易く表示させるために行われることが多い。しかしながら、従来の映像表示装置では、映像をそのまま表示している状態で画質調整が行われるため、調整対象の映像自体の明るさや色調が刻々と変化する。したがって、この映像表示装置には、表示されている映像の明るさや色調が変化することに起因して画質調整が困難であるという問題点が存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、画質調整を容易に行い得る映像表示装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る映像表示装置は、映像信号に基づく映像を表示部に表示させると共に画質調整操作に応じて前記映像に対する画質調整を実行する制御部を備えた映像表示装置であって、前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像を静止させた静止画を前記画質調整操作に応じた画質で前記表示部における表示画面の一部または全面に表示させる。
この映像表示装置では、制御部が、画質調整の実行時において、動画状態の映像を静止させた静止画を画質調整操作に応じた画質で表示部における表示画面の一部または全面に表示させる。このため、例えば、映像の明るさや色調が刻々と変化しているとしても、静止画を見ながら画質調整を行うことで、通常のテレビでは映像の明るさや色調の変化に起因して画質調整が困難となるのに対して、映像に対する画質調整を確実かつ極めて容易に行うことができる。
また、本発明に係る映像表示装置は、上記の映像表示装置において、前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像を前記静止画と共に前記表示画面に表示させる。
この映像表示装置では、制御部が、画質調整の実行時において、動画状態の映像を静止画と共に表示画面に表示させる。このため、動画状態の映像を観賞しつつ、静止画を用いた画質調整を行うことができる。
また、本発明に係る映像表示装置は、上記の映像表示装置において、前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像と前記静止画とを隣り合わせて前記表示画面に表示させる第1の表示形態、前記動画状態の映像と前記静止画とを少なくとも一部を重ね合わせて前記表示画面に表示させる第2の表示形態、および前記静止画を前記表示画面に全面表示させる第3の表示形態のうちの少なくとも2つの表示形態を切替操作に応じて切り替える。
この映像表示装置では、制御部が、画質調整の実行時において、第1の表示形態、第2の表示形態、および第3の表示形態の3つの表示形態を切替操作に応じて切り替える。このため、使用者の好みに応じて表示形態を任意に選択して静止画を用いた画質調整を行うことができる。
以下、本発明に係る映像表示装置の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すプロジェクションテレビ(以下、単に「テレビ」ともいう)1は、本発明に係る映像表示装置を備えたテレビの一例であって、同図に示すように、本体部2およびリモコン3を備えて構成されている。本体部2は、選局処理部11、チューナ12、プリセット情報保存部13、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16、表示部17、音声出力部18、スピーカ19、受光部20a、キー入力処理部20、制御部21、静止画メモリ22および画質データ保存部23を備えている。
選局処理部11は、制御部21の制御に従い、チューナ12に対して所定のチャンネルを選局させてそのチャンネルの映像音声信号Saを抽出させる。チューナ12は、一例として、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、地上デジタル放送および地上アナログ放送を受信可能に構成されて、選局処理部11の制御に従い、所定のチャンネルを選局してそのチャンネルの映像音声信号Saを図外のアンテナで受信した放送波から抽出して信号切替部14に出力する。
プリセット情報保存部13は、リモコン3の各チャンネル指定キー32(図2参照)と各チャンネル指定キー32に割り当てられるチャンネル(チャンネルの番号)とを対応付けるプリセットデータDcを記憶する。信号切替部14は、制御部21の制御に従い、図1に示す入力端子24a,24b,24c(以下、区別しないときには「入力端子24」ともいう)を介して入力している外部装置100a〜100cからの映像音声信号Sa、およびチューナ12によって抽出されている映像音声信号Saのうちのいずれか1つの映像音声信号Saを切り替えて出力する。映像音声処理部15は、制御部21の制御に従い、信号切替部14から出力される映像音声信号Saに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部16および音声出力部18にそれぞれ出力する。
映像出力部16は、制御部21の制御に従い、映像音声処理部15から出力された映像信号Dpを映像P(図2参照)の表示用の映像信号Spに変換して表示部17に出力する。また、映像出力部16は、制御部21の制御に従い、後述する静止画データDpsを映像信号Dpから取り込んで静止画メモリ22に記憶させる。さらに、映像出力部16は、制御部21の制御に従い、映像信号Dpや静止画データDpsを用いて、図4〜図6にそれぞれ示す画質調整用画面Pa1〜Pa3(以下、区別しないときには「画質調整用画面Pa」ともいう)を表示させるための映像信号Spを生成する。表示部17は、一例として、光学エンジンおよびスクリーンパネル(いずれも図示せず)を備え、映像出力部16から出力された映像信号Spに対応する映像を表示する。具体的には、この表示部17は、出力された映像信号Spに基づいて光源ランプからの投射光を光変調してスクリーンパネルに背面側から投射することで各種映像を表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。また、光源ランプは、一例として、メタルハライドランプや高圧水銀ランプで構成されて、光源ランプ駆動制御部から供給される光源ランプ駆動パルスによって点灯させられて、白色の投射光を射出する。
音声出力部18は、制御部21の制御に従い、映像音声処理部15から出力された音声信号Dvを増幅して音声信号Svとしてスピーカ19に出力する。スピーカ19は、音声出力部18から出力された音声信号Svに基づく音声を出力する。なお、本明細書における「音声」には、人の声のみならず、鳥の鳴き声、風の音および音楽等の各種の「音」が含まれる。受光部20aは、リモコン3から出力される赤外線信号Siを受光して復調信号Sdを出力する。キー入力処理部20は、受光部20aから出力された復調信号Sdに対応する(つまりリモコン3の操作キーに対応する)操作信号Soを制御部21に出力する。
制御部21は、キー入力処理部20から出力された操作信号Soに従い、選局処理部11、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16および音声出力部18等を制御する。また、制御部21は、リモコン3の画質調整キー36(図2参照)に対応する操作信号Soがキー入力処理部20から出力されたとき、つまり画質調整キー36が操作されたときには、図3に示す画質調整処理50を実行する。また、制御部21は、画質調整後の画質についての画質データDqを生成して画質データ保存部23に記憶させる(保存する)。静止画メモリ22は、制御部21の制御に従い、静止画データDpsを記憶する。画質データ保存部23は、制御部21の制御に従い、画質データDqを記憶する。
リモコン3は、図2に示すように、本体部2とは別体に形成されている。また、リモコン3は、電源キー31、チャンネル指定キー32、カーソルキー33、決定キー34、信号切替キー35、画質調整キー36および表示切替キー37などの各種操作キーが配列されて構成され、これらの操作キーが操作されたときに、各操作キーに対応する赤外線信号Siを出力(送信)する。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1では、図2に示すリモコン3の電源キー31が操作された際に、リモコン3は、電源キー31に対応する赤外線信号Siを出力し、受光部20aは、赤外線信号Siを受光して復調信号Sdを出力する。また、キー入力処理部20は、その復調信号Sdに対応する操作信号Soを制御部21に出力する。これに応じて、制御部21は、図外の電源部を制御して、表示部17の光学エンジンに電源を供給させる。また、制御部21は、選局処理部11を制御することにより、直前の電源切断時に選局されていたチャンネル(例えばBS102チャンネル)の映像音声信号Saをチューナ12に抽出させる。また、制御部21は、信号切替部14を制御することにより、チューナ12から出力された映像音声信号Saを映像音声処理部15に出力させる。次いで、映像音声処理部15は、信号切替部14から出力された映像音声信号Saに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部16および音声出力部18にそれぞれ出力する。続いて、映像出力部16は、映像信号Dpを映像Pの表示用の映像信号Spに変換して表示部17に出力する。この場合、映像出力部16は、映像信号Dpから映像信号Spへの変換の際に、制御部21の制御に従い、画質データ保存部23から画質データDqを読み出して、その画質データDqによって特定される値で画質に関する各パラメータを調整する。次いで、表示部17の光学エンジンは映像信号Spに基づいて変調した投射光をスクリーンパネルに投射する。これにより、図2に示すように、BS102チャンネルの映像Pが表示部17の表示画面17aに表示される。また、音声出力部18は、映像音声処理部15から出力された音声信号Dvを増幅して音声信号Svをスピーカ19に出力し、スピーカ19は、音声信号Svに基づくBS102チャンネルの音声を出力する。
次に、映像Pの画質を調整する際には、図2に示すリモコン3の画質調整キー36を操作する。この際に、リモコン3が画質調整キー36に対応する赤外線信号Siを出力し、キー入力処理部20が画質調整キー36に対応する操作信号Soを制御部21に出力する。これに応じて、制御部21は、図3に示す画質調整処理50を実行する。この画質調整処理50では、制御部21は、映像出力部16を制御することにより、静止画を表示可能な静止画データDpsを例えば現在出力されている映像信号Dpから取り込ませて、その静止画データDpsを静止画メモリ22に記憶させる(ステップ51)。次いで、制御部21は、映像出力部16を制御することにより、静止画メモリ22に記憶されている静止画データDpsを用いて画質調整用画面Paを表示するための映像信号Spを生成させる。
ここで、このテレビ1では、動画状態の映像Pと静止画Psとを隣り合わせて(互いに重なり合わないように)表示画面17aに同時に表示する2画面表示(本発明における第1の表示形態:図4の画質調整用画面Pa1参照)、動画状態の映像Pと静止画Psとを重ね合わせて表示画面17aに同時に表示するPIP(Picture In Picture)表示(本発明における第2の表示形態:図5の画質調整用画面Pa2参照)、および静止画Psだけを表示画面17aの全面に表示させる全画面表示(本発明における第3の表示形態:図6の画質調整用画面Pa3参照)の3つの表示形態の画質調整用画面Paを表示切替キー37を用いた切替操作によって切り替えて表示させることが可能となっている。
この場合、制御部21は、表示切替キー37の操作によって2画面表示とPIP表示とのいずれかが選択されているときには、映像出力部16を制御して、静止画Ps、動画状態の映像P、およびパラメータ選択画像Pp(図4〜6参照)を合成した画質調整用画面Pa1,Pa2をそれぞれ表示する(静止画Psと映像Pとを同時に表示する)ための映像信号Spを静止画データDpsおよび映像信号Dpを用いて生成させる。また、制御部21は、表示切替キー37の操作によって全画面表示が選択されているときには、映像出力部16を制御して、静止画Psおよびパラメータ選択画像Ppで構成された画質調整用画面Pa3を表示する(静止画Psを表示画面17aの全面に表示する)ための映像信号Spを静止画データDpsを用いて生成させる。続いて、映像出力部16が映像信号Spを生成して表示部17に出力することにより、図4(または、図5,6)に示すように、画質調整用画面Pa1(または画質調整用画面Pa2,Pa3)が表示部17の表示画面17aに表示される(ステップ52)。
次に、画質パラメータ選択画像Ppの中から調整するパラメータ(例えば「明るさ」)をリモコン3のカーソルキー33および決定キー34を用いて選択する。この際に、リモコン3はカーソルキー33に対応する赤外線信号Siおよび決定キー34に対応する赤外線信号Siを出力し、キー入力処理部20は操作信号Soを制御部21に出力する。次いで、制御部21は、操作信号Soを取得して(ステップ53)、その操作信号Soが画質調整用の操作信号Soであるか否かを判別する(ステップ54)。この場合、制御部21は、取得した操作信号Soが画質調整用の操作信号Soであると判別して、その操作信号Soに対応する画質調整に関する処理を実行する(ステップ55)。具体的には、制御部21は、操作信号Soに従って映像出力部16を制御することにより、パラメータ(この場合明るさ)の値を示すインジケータPi(図4参照)を画質調整用画面Pa1内に表示させるための映像信号Spを出力させる。
続いて、上向きのカーソルキー33または下向きのカーソルキー33を操作して明るさを調整する。この際に、制御部21は、カーソルキー33に対応する操作信号Soを取得する(ステップ53)。次いで、制御部21は、その操作信号Soが画質調整用の操作信号Soであると判別して(ステップ54)、その操作信号Soに対応する画質調整に関する処理を実行する(ステップ55)。具体的には、制御部21は、操作信号Soに従って映像出力部16を制御することにより、画質調整用画面Pa1の明るさ(静止画Psおよび映像P)の明るさをカーソルキー33の操作に応じた明るさに調整(変更)させる(ステップ55)。この場合、画質調整用画面Pa1内に静止画Psが表示されているため、例えば、映像Pの明るさや色調が刻々と変化していたとしても、静止画Psを見ながら画質調整を行うことで、通常のテレビでは映像Pの明るさや色調の変化に起因して画質調整が困難となるのに対して、このテレビ1では極めて容易に画質調整が行われる。以下、同様にして、カーソルキー33および決定キー34を用いて調整するパラメータを選択した後に、上向きのカーソルキー33や下向きのカーソルキー33を操作して各パラメータの値を調整する。この際に、制御部21は、上記したステップ53〜55を繰り返して実行する。これにより、画質調整用画面Pa1における静止画Psおよび映像Pの各パラメータがカーソルキー33の操作に応じた値に調整される。
次に、制御部21による画質調整処理50の実行中に、例えば、音量調整キー38が操作されたときには、リモコン3は音量調整キー38に対応する赤外線信号Siを出力し、キー入力処理部20は操作信号Soを制御部21に出力する。この際には、制御部21は、ステップ54において、キー入力処理部20から出力された操作信号Soが画質調整用の操作信号Soではないと判別して、その操作信号Soが画質調整終了を指示する操作信号Soか否かを判別する(ステップ56)。この場合、キー入力処理部20から出力された操作信号Soが画質調整終了を指示する操作信号Soではないため、制御部21は、その操作信号Soに対応する画質調整以外の処理(この場合、音量調整処理)を実行する(ステップ57)。
次に、画質調整を終了して映像Pだけの通常の表示に戻すときには、画質調整キー36を再度操作する。この際には、制御部21は、ステップ56において、キー入力処理部20から出力された操作信号Soが画質調整終了を指示する操作信号Soであると判別する。次いで、制御部21は、調整後の(変更後)の各パラメータの値についての画質データDqを生成して画質データ保存部23に保存すると共に、映像出力部16を制御することにより、画質調整用画面Paに代えて、映像Pだけを表示するための映像信号Spを出力させる。これにより、図2に示すように、画質調整用画面Paに代えて、映像Pのみが表示部17の表示画面17aに全面表示される(ステップ58)。
一方、チューナ12からの映像音声信号Saに基づく映像Pおよび音声に代えて、入力端子24aに接続されている外部装置100a(例えばVTR)からの映像音声信号Saに基づく映像Pおよび音声を視聴する際には、リモコン3の信号切替キー35を操作する。この際に、制御部21は、キー入力処理部20から出力される操作信号Soに従って信号切替部14を制御して、チューナ12からの放送信号Saに代えて、入力端子24aを介して入力しているVTRからの映像音声信号Saを映像音声処理部15に出力させる。続いて、映像音声処理部15が、VTRからの映像音声信号Saに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部16および音声出力部18にそれぞれ出力することにより、VTRの映像Pが表示されると共にVTRの音声が出力される。次に、VTRの映像Pの画質を調整する際には、リモコン3の画質調整キー36を操作する。この際に、制御部21は、キー入力処理部20からの操作信号Soに従い、画質調整処理50を実行する。以下、上記した処理と同様にリモコン3の操作キーの操作に応じて制御部21が画質調整処理50の各ステップを実行することにより、VTRの映像Pの各パラメータがその操作に応じた値に調整される。この場合においても、画質調整時に静止画Psが表示されるため、映像Pの明るさや色調が刻々と変化していたとしても、静止画Psを見ながら画質調整を行うことで、通常のテレビでは映像Pの明るさや色調の変化に起因して画質調整が困難となるのに対して、このテレビ1では極めて容易に画質調整が行われる。
このように、このテレビ1によれば、制御部21が画質調整の実行時において静止画Psを画質調整操作に応じた画質で表示部17における表示画面17aの一部または全面に表示させることにより、例えば、映像Pの明るさや色調が刻々と変化しているとしても、静止画Psを見ながら画質調整を行うことで、通常のテレビでは映像Pの明るさや色調の変化に起因して画質調整が困難となるのに対して、映像Pに対する画質調整を確実かつ極めて容易に行うことができる。
また、このテレビ1によれば、制御部21が画質調整の実行時において動画状態の映像Pを静止画Psと共に表示部17の表示画面17aに表示させることにより、映像Pを観賞しつつ、静止画Psを用いた画質調整を行うことができる。
また、このテレビ1によれば、制御部21が画質調整の実行時において、画質調整用画面Paの表示形態としての2画面表示、PIP表示および全画面表示の3つの表示形態を表示切替キー37を用いた切替操作に応じて切り替えることにより、使用者の好みに応じて表示形態を任意に選択して静止画Psを用いた画質調整を行うことができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、光学エンジンおよびスクリーンパネルを有する表示部17を備えたプロジェクションテレビ1に適用した例について上記したが、CRT、液晶表示パネルおよびプラズマディスプレイ等で構成された表示部を備えたテレビに適用することもできる。また、音声出力部18およびスピーカ19を備えていない映像表示装置や、選局処理部11およびチューナ12を備えていない映像表示装置等の各種の映像表示装置に適用することもできる。また、画質調整用画面Paの表示形態としての2画面表示、PIP表示および全画面表示の3つの表示形態を切替操作に応じて切り替える構成例について上記したが、これら3つの表示形態のうちの少なくとも2つを切替操作に応じて切り替える構成を採用することもできる。また、画質調整用画面Paの表示形態をこれら3つの表示形態のうちの1つだけに固定した構成を採用することもできる。この場合、PIP表示の表示形態としては、図5の画質調整用画面Pa2に示したように、静止画Psの上に動画状態の映像Pを重ね合わせた表示形態に限定されず、動画状態の映像Pの上に静止画Psを重ね合わせた表示形態を採用することもできる。
プロジェクションテレビ1の構成を示すブロック図である。 プロジェクションテレビ1の正面図である。 画質調整処理50のフローチャートである。 画質調整用画面Pa1の表示画面図である。 画質調整用画面Pa2の表示画面図である。 画質調整用画面Pa3の表示画面図である。
符号の説明
1 プロジェクションテレビ、17 表示部、17a 表示画面、21 制御部、33 カーソルキー、36 画質調整キー、50 画質調整処理、Dp,Sp 映像信号、P 映像、Pa1〜Pa3 画質調整用画面、Ps 静止画、Sa 映像音声信号

Claims (3)

  1. 映像信号に基づく映像を表示部に表示させると共に画質調整操作に応じて前記映像に対する画質調整を実行する制御部を備えた映像表示装置であって、
    前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像を静止させた静止画を前記画質調整操作に応じた画質で前記表示部における表示画面の一部または全面に表示させる映像表示装置。
  2. 前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像を前記静止画と共に前記表示画面に表示させる請求項1記載の映像表示装置。
  3. 前記制御部は、前記画質調整の実行時において、動画状態の前記映像と前記静止画とを隣り合わせて前記表示画面に表示させる第1の表示形態、前記動画状態の映像と前記静止画とを少なくとも一部を重ね合わせて前記表示画面に表示させる第2の表示形態、および前記静止画を前記表示画面に全面表示させる第3の表示形態のうちの少なくとも2つの表示形態を切替操作に応じて切り替える請求項1記載の映像表示装置。
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