JP2008076614A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データを入力する入力ソースを複数備え、各入力ソースからの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置において、エラー発生に伴う警告表示を行う際に、複数画面内の警告対象画面のサイズに応じて警告情報の表示形態を変更する。
【解決手段】テレビ装置10は、画像データを入力するためのTVチューナ11や外部入力I/F16〜19などの入力ソースと、各入力ソースからの画像データの画面を合成してマルチ画面を生成する画面合成部20aと、テレビ装置10で発生するエラーの内容に応じた警告情報をマルチ画面内の警告対象画面に表示出力する警告表示処理部20bとを備える。警告表示処理部20bは、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、警告対象画面のサイズに応じて変更する。例えば、警告情報の表示サイズが警告対象画面のサイズを越える場合、その警告対象画面の色を変更して警告表示する。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置、より詳細には、同時に複数の画像データを画面上に表示するマルチ画面表示機能を備えた表示装置に関する。
近年、液晶テレビをはじめ、プラズマディスプレイ、リア型プロジェクションテレビ、投射型プロジェクタなどの大画面対応の表示装置において、テレビ番組のみならず、映画、ホームビデオ、プレゼンテーション、テレビ会議、各種資料の表示などのさまざまな映像ソースをオフィスや家庭で利用する機会が増えている。
上記表示装置においては、機器間のネットワーク化や、入力ソースの多様化に伴い、1つの表示装置で複数の画像データを同時に表示する所謂マルチ画面表示機能を備えたものが知られている。このマルチ画面表示機能によれば、表示装置に接続された異なる複数の入力ソースからの各画像データを画面上にそれぞれレイアウトして表示することができるため、1つの表示装置で同時に複数の画像データが表示可能となる。
このようなマルチ画面表示機能に係る先行技術として、例えば、特許文献1には、複数の入力画像信号に係る画像を最適に表示可能とした画像処理装置が記載されている。この画像処理装置は、装置外部より複数系統の画像信号を入力する入力手段と、複数系統の画像信号を処理する画像処理手段と、画像処理手段より出力される複数系統の画像信号を表示装置に出力する出力手段と、複数系統の画像信号と処理制御情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された処理制御情報に基づいて画像処理手段による複数系統の画像信号の処理動作を制御する制御手段とを備える。
また、特許文献2には、マルチ画面上の各画像に対する操作を一元的に行うことができるマルチ画像表示システムが記載されている。このシステムは、各画像ソースの種別を判別し、マルチ画面上におけるマルチ画面制御カーソルが位置する表示領域を判別する。そして、マルチ画面制御カーソルが位置する表示領域に表示する画像の画像ソースの種別に応じて表示領域におけるマルチ画面制御カーソルの役割を設定し、設定した役割を果たすようにマルチ画面制御カーソルおよびその操作に関する制御を行う。
特開2002−14664号公報 特開2000−305543号公報
上記特許文献1,2をはじめ、従来のマルチ画面表示対応の機器においては、通常、操作不受理等の警告表示(コーション表示)を出力する場合、このコーション表示を固定のサイズで該当画面の中央付近に出力するように設定されている。
図7は、従来の表示装置におけるコーション表示の画面例を示す図である。図7(A)は1画面表示の場合のコーション表示の例を示し、図7(B)は2画面表示の場合のコーション表示の例を示す。また、図7(C)は16画面表示の場合のコーション表示の例を示す。図7(A),(B)に示すように、1画面や2画面表示の場合には、固定サイズのコーション表示を各画面の中央付近に出力しても他の画面を隠してしまうことはない。
しかし、図7(C)に示すように、マルチ画面表示により各画面の表示領域が小さくなってくると、1画面に対するコーション表示の占有率が高くなり、他の画面を隠してしまうという事態を招来し、これによるユーザビリティの低下が懸念される。ここでいうユーザビリティとは、機器の利用時に、ユーザが所望の機能や操作を実行する際の、有効さ、効率、ユーザの満足度の度合いを意味する。
そこで、ユーザビリティの向上を図るために、マルチ画面表示における各画面のサイズに応じて、略記表現や画面着色等のように警告表示の表示形態を変更することが考えられる。これによれば、マルチ画面表示時に警告表示の画面占有率を軽減することができるが、このような技術思想は上記特許文献のいずれにも開示されていない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、画像データを入力する入力ソースを複数備え、各入力ソースからの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置において、エラー発生に伴う警告表示を行う際に、複数画面内の警告対象画面のサイズに応じて警告情報の表示形態を変更できるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、画像データを入力する入力手段を複数備え、各入力手段からの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置であって、表示装置で発生するエラーの内容に応じた警告情報を複数画面内の警告対象画面に表示出力する警告表示処理手段を備え、警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、警告対象画面のサイズに応じて変更することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、複数画面を構成する画面数に応じて変更することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の表示手段において、各エラーに対する重要度を設定した重要度設定手段を備え、警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、重要度設定手段に設定されているエラーの重要度に応じて変更することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第3の技術手段において、警告表示処理手段は、警告情報の表示形態として、エラーの重要度に応じて、警告対象画面の色を変更することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第3の技術手段において、警告表示処理手段は、警告情報の表示形態として、エラーの重要度に応じて、警告対象画面に警告を示すアイコンを表示することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第4又は第5の技術手段において、警告表示処理手段は、警告対象画面がカーソル選択された場合、警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第4の技術手段において、警告表示処理手段は、警告対象画面の色が変更された状態で所定の操作がなされた場合、警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第5の技術手段において、警告表示処理手段は、警告対象画面に警告を示すアイコンが表示された状態で所定の操作がなされた場合、警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第6乃至第8のいずれか1の技術手段において、警告表示処理手段は、警告対象画面のエラー内容に関する情報の表示色、表示位置、表示サイズのいずれか1又は複数を、重要度設定手段に設定されているエラーの重要度に応じて変更することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第9の技術手段において、前記警告表示処理手段は、前記重要度設定手段に重要度が高く設定されているエラーが発生した場合、該エラー内容に関する情報を画面中央付近にポップアップで表示出力することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第9の技術手段において、前記警告表示処理手段は、前記重要度設定手段に重要度が低く設定されているエラーが発生した場合、該エラー内容に関する情報を画面端付近にポップアップで表示出力することを特徴としたものである。
本発明によれば、画像データを入力する入力ソースを複数備え、各入力ソースからの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置において、エラー発生に伴う警告表示を行う際に、複数画面内の警告対象画面のサイズに応じて警告情報の表示形態を変更できるため、マルチ画面表示時に各画面が小さくなっても、警告表示の画面占有率を低減でき、ユーザビリティの向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の表示装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の表示装置の一実施形態例を説明するためのブロック図で、本発明の表示装置をテレビ装置に適用した例を示すものである。
テレビ装置10は、デジタル放送信号を選局して復調するTVチューナ11と、復調した放送信号からEPGデータの抽出や復調されたデータの分離を行うデマルチプレクサ12と、分離されたデジタル放送のビデオデータとオーディオデータをデコードするデコーダ13とを備えている。
またテレビ装置10は、システム全体の制御を行うシステム制御部14と、システム制御部14からのバスの使用要求を受けてバスの使用許可を与えるバス調停部15とを有している。バス調停部15は、一時に一つのバスの使用要求があったときはただちに使用許可を与え、一時に複数の使用要求があったときは、すなわちバスの使用要求が競合したときは、予めシステム制御部14等に定められている優先度に従ってバスの使用許可を与える。
テレビ装置10には、本発明の入力手段に相当する複数の外部入力I/F(入力部1,入力部2,入力部3,入力部4)16,17,18,19が設けられる。これら外部入力I/F16〜19は、例えば、LAN、IEEE1394、HDMI、USBなどのインタフェースを介してDVDレコーダやPCなどの外部機器、あるいはメモリカードなどの外部記録媒体と接続され、さらに、インターネットを介してWebサーバなどと接続される。このように、テレビ装置10は、画像データを入力する複数の入力ソース(TVチューナ11及び外部入力I/F16〜19)を備え、各入力ソースからの画像データの画面を合成して複数画面を表示する機能(以下、マルチ画面表示機能という)を備える。
画像処理部20では、ノイズリダクション、スケーリングやIP変換等の映像信号変換処理を適宜必要に応じて実施する。また画質強調補正処理やγ補正処理等の画質調整を適宜実施する。また画像信号変換処理において、各種の3次元画像処理を行うためにフレームメモリ22が使用される。画像処理部20は、後述する画面合成部と警告表示処理部を備え、マルチ画面表示された状態で警告情報の表示出力処理を実行する。
デバイス駆動部21は、液晶パネル等の表示デバイス23を駆動制御して、画像処理部20から出力された映像信号を表示デバイス23に表示させる。音声アンプ26は音声出力手段であるスピーカ27と接続され、デコーダ13でデコードされたオーディオデータを増幅してスピーカ27から音声出力させる。またテレビ装置10には、ユーザが操作するリモコンRからの赤外線信号を受信する赤外線受光部24が設けられる。
また、メモリ25は不揮発性のROMなどであって、テレビ装置10で発生する各エラーに対する重要度設定情報を記憶する。システム制御部14は、操作不受理などのエラーが発生したときに、メモリ25の重要度設定情報を参照し、当該エラーの重要度に応じた警告表示を行うように画像処理部20を制御する。
図2は、本発明のテレビ装置10が備えるマルチ画面表示機能及び警告表示機能を説明するための機能ブロック図である。画像処理部20は、TVチューナ11及び外部入力I/F16〜19の各入力ソースからの画像データの画面を合成してマルチ画面を生成する画面合成部20aと、テレビ装置10で発生するエラーの内容に応じた警告情報を警告対象画面に表示出力する本発明の警告表示処理手段に相当する警告表示処理部20bとを備える。これら画面合成部20aと警告表示処理部20bはシステム制御部14と接続される。
画面合成部20aは、入力ソースの数に応じて合成する画面数を決定し、決定した画面数に基づいて画面レイアウトを行う。例えば、入力ソースが2つで画面数が2つであれば左右2分割のレイアウトを行う。この画面レイアウトは、ユーザ設定に基づいてその都度決定してもよいし、あるいは、デフォルト設定で予め決定しておいてもよい。そして、画面合成部20aは、レイアウトされたマルチ画面を表示デバイス23から表示出力するようにデバイス駆動部21を制御する。
システム制御部14は、エラー発生を検出すると、エラーの内容を解析し、解析結果を警告表示処理部20bに通知する。警告表示処理部20bは、システム制御部14からのエラー解析通知を受けて、エラー内容に応じた警告情報を表示デバイス23から表示出力させる。例えば、エラー内容が“チューナのショート”であれば、TVチューナ11に係るエラーであるため、このエラーをユーザに知らしめるための警告情報を、警告対象画面に表示出力する。この警告対象画面は、マルチ画面内の各入力ソースに対応する画面であって、ここではエラーを起こしたTVチューナ11に対応する画面になる。なお、警告表示処理部20bは、エラー内容に応じた警告情報をオンスクリーン信号として表示出力する。
本実施形態において、警告表示処理部20bは、エラーが発生したときに、マルチ画面内の警告対象画面のサイズに応じて警告情報の表示形態を変更する。このマルチ画面を構成する各画面のサイズは、入力ソースの数に応じて均等であってもよく、あるいは、入力ソース毎に異なっていてもよい。警告情報の表示形態の変更例としては、例えば、デフォルトで設定されている警告メッセージの表示サイズが警告対象画面のサイズを超える場合、この警告メッセージの表示サイズを小さくして、警告対象画面内に収まるように表示してもよい。また、警告メッセージの代わりに、警告対象画面の色を変更してもよく、さらには、警告対象画面に警告を示すアイコンを表示してもよい。いずれの変更例においても、警告情報が警告対象画面からはみ出して他の画面を隠すことがないように表示形態が変更される。
一方、警告表示処理部20bは、警告メッセージの表示サイズが警告対象画面のサイズを超えない場合、警告メッセージをそのままのサイズで警告対象画面に表示するようにしてもよい。
また、警告表示処理部20bは、エラーが発生したときに、マルチ画面を構成する画面数に応じて警告情報の表示形態を変更するようにしてもよい。この例では、入力ソースの数に応じて各画面サイズを均等にしているため、画面数が決まれば、各画面サイズが決定される。そして、決定した各画面サイズと比較して、警告メッセージの表示サイズが大きければ、上記と同様に警告情報の表示形態の変更を行い、警告メッセージの表示サイズが小さければ、そのままのサイズで警告メッセージを表示する。
メモリ25は、本発明の重要度設定手段に相当し、各エラーに対する重要度を設定する。警告表示処理部20bは、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、メモリ25に設定されている上記エラーの重要度に応じて変更するようにしてもよい。この警告情報の表示形態の例として、エラーの重要度に応じて警告対象画面の色を変更する方法がある。例えば、重要度が大きいエラーの場合、警告対象画面の色を“赤”にして、ユーザにより強い注意を促すようにする。また、他の例として、エラーの重要度に応じて警告対象画面に警告を示すアイコンを表示する方法がある。例えば、重要度が大きいエラーの場合、警告を示すアイコンの数を増やしたり、あるいは、アイコンのパターンを変更するなどして、ユーザにより強い注意を促すようにする。また、これら警告対象画面の色と警告を示すアイコンとを組み合わせて用いてもよい。
図3は、メモリ25に記憶される重要度テーブルの一例を示す図である。ここでは4つのエラーパターンの例が記載されている。第1のエラーパターン例は、チューナがショートしているなどの重篤なエラーの場合で、重要度:“大”、表示色:“赤”、表示位置:“ディスプレイ中央”、表示サイズ:“大”、警告メッセージ(例):“チューナがショートしています”が設定されている。また、第2のエラーパターン例は、電波が弱く表示できないなどの中程度のエラーの場合で、重要度:“中”、表示色:“黄”、表示位置:“ディスプレイ中央”、表示サイズ:“大”、警告メッセージ(例):“電波が弱いため、表示できません”が設定されている。
また、第3のエラーパターン例は、チャンネルが設定されていないなどの比較的軽微なエラーの場合で、重要度:“小”、表示色:“青”、表示位置:“画面端”、表示サイズ:“中”、警告メッセージ(例):“チャンネルが設定されていません”が設定されている。また、第4のエラーパターン例は、無効な操作などの極めて軽微なエラーの場合で、重要度:“極小”、表示色:“緑”、表示位置:“画面端”、表示サイズ:“小”、警告メッセージ(例):“無効な操作です”が設定されている。なお、各エラーパターンにおける警告メッセージは一例であり、各重要度に含まれるエラー内容毎に設定されているものとする。
システム制御部14は、エラー発生を検出すると、エラーの内容を解析し、エラーパターンを特定する。そして、特定したエラーパターンに基づいてメモリ25にアクセスし、メモリ25の重要度テーブルを参照する。例えば、発生したエラーが第1のエラーパターンに含まれる“チューナのショート”である場合、図3に示す重要度テーブルのエラー(1)が参照され、重要度:“大”、表示色:“赤”、表示位置:“ディスプレイ中央”、表示サイズ:“大”、警告メッセージ:“チューナがショートしています”という、警告情報を表示出力するための設定データが取得される。この設定データはシステム制御部14から警告表示処理部20bに送られる。
警告表示処理部20bは、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、システム制御部14から送られた設定データに基づいて変更する。上記例によれば、重要度:“大”であるため、警告情報の表示色を“赤”、表示位置を“ディスプレイ中央”、表示サイズを“大”とし、“チューナがショートしています”というメッセージを表示する。なお、重要度が高いものについては、警告メッセージを点滅させるなどの方法でユーザに早期警告を促すようにしてもよい。この際、警告メッセージの点滅時間や回数は予めメモリ25に記憶させておく。
以下、テレビ装置10により警告情報を表示したときの具体的な画面例について、図4、図5に基づいて説明する。
図4は、テレビ装置10により警告情報を表示したときの画面例を示す図で、図中、Pは警告対象画面を示す。本例では重要度“中”のエラーに含まれる“電波が弱く表示できない”が発生した場合について説明する。この場合、図3に示した重要度テーブルから、重要度“中”のエラー(2)が参照され、警告表示処理部20bが、警告情報の表示色“黄”、表示位置“ディスプレイ中央”、表示サイズ“大”、警告メッセージ“電波が弱いため、表示できません”という情報を含む設定データを取得する。
図4(A)において、警告表示処理部20bが、重要度“中”に対応する警告を示すアイコンを警告対象画面Pに表示出力する。この際、アイコンの色を黄色にしてもよい。そして、図4(B)において、ユーザがリモコンRを操作して警告対象画面Pにカーソルを移動させ、警告対象画面Pを選択状態にすると、“電波が弱いため、表示できません”というエラー内容に関する詳細情報である警告メッセージを表示する。この警告メッセージは、表示色“黄”、表示位置“ディスプレイ中央”、表示サイズ“大”という条件に基づいてポップアップで表示される。
なお、この例に限らず、警告表示処理部20bは、警告対象画面Pの警告メッセージの表示色、表示位置、表示サイズのいずれか1又は複数を、メモリ25に設定されているエラーの重要度に応じて変更することができる。本例の場合、警告表示処理部20bは、重要度が“中”以上である重要度の高いエラーが発生しているため、警告メッセージを画面中央付近にポップアップで表示出力しているが、警告表示処理部20bは、重要度が“小”以下である重要度の低いエラーが発生した場合、警告メッセージを画面端付近にポップアップで表示出力するようにしてもよい。
また、警告対象画面Pに対応する警告メッセージの表示方法は、カーソル以外の別の方法で行ってもよい。例えば、警告対象画面Pにアイコンが表示された状態で、リモコンRの所定のボタン(例えばヘルプボタン)が押下された場合に、上記の“電波が弱いため、表示できません”という警告メッセージを表示してもよい。
図5は、テレビ装置10により警告情報を表示したときの他の画面例を示す図で、図中、Pは警告対象画面を示す。本例では重要度“小”のエラーに含まれる“チャンネル設定できない”が発生した場合について説明する。この場合、図3に示した重要度テーブルから、重要度“小”のエラー(3)が参照され、警告表示処理部20bが、警告情報の表示色“青”、表示位置“画面端”、表示サイズ“中”、警告メッセージ“チャンネルが設定されていません”という情報を含む設定データを取得する。
図5(A)において、警告表示処理部20bが、重要度“小”に対応して警告対象画面Pの色を青色にする。そして、図5(B)において、ユーザがリモコンRを操作して警告対象画面Pにカーソルを移動させ、警告対象画面Pを選択状態にすると、“チャンネルが設定されていません”というエラー内容に関する詳細情報である警告メッセージを表示する。この警告メッセージは、表示色“青”、表示位置“画面端”、表示サイズ“中”という条件に基づいてポップアップで表示される。
なお、この例に限らず、警告表示処理部20bは、警告対象画面Pの警告メッセージの表示色、表示位置、表示サイズのいずれか1又は複数を、メモリ25に設定されているエラーの重要度に応じて変更することができる。本例の場合、警告表示処理部20bは、重要度が“小”以下である重要度の低いエラーが発生しているため、警告メッセージを画面端付近にポップアップで表示出力しているが、警告表示処理部20bは、重要度が“中”以上である重要度の高いエラーが発生した場合、警告メッセージを画面中央付近にポップアップで表示出力するようにしてもよい。
また、警告対象画面Pに対応する警告メッセージの表示方法は、カーソル以外の別の方法で行ってもよい。例えば、警告対象画面Pが着色表示された状態で、リモコンRの所定のボタン(例えばヘルプボタン)が押下された場合に、上記の“チャンネルが設定されていません”という警告メッセージを表示してもよい。
図6は、本発明のテレビ装置10による警告表示方法の一例を説明するためのフロー図である。まず、テレビ装置10は、マルチ画面表示がされており、警告表示のサイズが警告対象画面のサイズを超えているかどうかを判定する(ステップS1)。警告表示のサイズが警告対象画面のサイズを超えている場合(YESの場合)、当該エラーの種類を決定し、テレビ全体への警告かどうかを判定する(ステップS2)。
次に、テレビ装置10は、ステップS2において、テレビ全体への警告であると判定された場合(YESの場合)、当該エラーの重要度により、警告情報の表示色、表示位置、表示サイズを決定し(ステップS3)、該当画面(警告対象画面)に警告表示する(ステップS4)。
また、テレビ装置10は、ステップS1において、警告表示のサイズが警告対象画面のサイズを超えていない場合(NOの場合)、ステップS3に移行する。
また、テレビ装置10は、ステップS2において、テレビ全体への警告ではないと判定された場合(NOの場合)、当該エラーの重要度により、警告情報の表示色、表示位置、表示サイズを決定し(ステップS5)、該当画面(警告対象画面)に色変更あるいはアイコンで警告表示する(ステップS6)。
以上説明したように、本発明によれば、画像データを入力する入力ソースを複数備え、各入力ソースからの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置において、エラー発生に伴う警告表示を行う際に、複数画面内の警告対象画面のサイズに応じて警告情報の表示形態を変更できるため、マルチ画面表示時に各画面が小さくなっても、警告表示の画面占有率を低減でき、ユーザビリティの向上を図ることができる。
本発明の表示装置の一実施形態例を説明するためのブロック図である。 本発明のテレビ装置が備えるマルチ画面表示機能及び警告表示機能を説明するための機能ブロック図である。 メモリに記憶される重要度テーブルの一例を示す図である。 テレビ装置により警告情報を表示したときの画面例を示す図である。 テレビ装置により警告情報を表示したときの他の画面例を示す図で 本発明のテレビ装置による警告表示方法の一例を説明するためのフロー図である。 従来の表示装置におけるコーション表示の画面例を示す図である。
符号の説明
10…表示装置(テレビ装置)、11…TVチューナ、12…デマルチプレクサ、13…デコーダ、14…システム制御部、15…バス調停部、16,17,18,19…外部入力I/F、20…画像処理部、20a…画面合成部、20b…警告表示処理部、21…デバイス駆動部、22…フレームメモリ、23…表示デバイス、24…赤外線受光部、25…メモリ、26…音声アンプ、27…スピーカ。

Claims (11)

  1. 画像データを入力する入力手段を複数備え、各該入力手段からの画像データの画面を合成して複数画面を表示可能な表示装置であって、
    前記表示装置で発生するエラーの内容に応じた警告情報を前記複数画面内の警告対象画面に表示出力する警告表示処理手段を備え、
    前記警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、警告対象画面のサイズに応じて変更することを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、前記複数画面を構成する画面数に応じて変更することを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示装置において、各エラーに対する重要度を設定した重要度設定手段を備え、前記警告表示処理手段は、発生したエラーの内容に応じた警告情報の表示形態を、前記重要度設定手段に設定されている前記エラーの重要度に応じて変更することを特徴とする表示装置。
  4. 請求項3に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告情報の表示形態として、前記エラーの重要度に応じて、警告対象画面の色を変更することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項3に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告情報の表示形態として、前記エラーの重要度に応じて、警告対象画面に警告を示すアイコンを表示することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項4又は5に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告対象画面がカーソル選択された場合、該警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項4に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告対象画面の色が変更された状態で所定の操作がなされた場合、該警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴とする表示装置。
  8. 請求項5に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告対象画面に警告を示すアイコンが表示された状態で所定の操作がなされた場合、該警告対象画面のエラー内容に関する情報をポップアップで表示出力することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記警告対象画面のエラー内容に関する情報の表示色、表示位置、表示サイズのいずれか1又は複数を、前記重要度設定手段に設定されている前記エラーの重要度に応じて変更することを特徴とする表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記重要度設定手段に重要度が高く設定されているエラーが発生した場合、該エラー内容に関する情報を画面中央付近にポップアップで表示出力することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項9に記載の表示装置において、前記警告表示処理手段は、前記重要度設定手段に重要度が低く設定されているエラーが発生した場合、該エラー内容に関する情報を画面端付近にポップアップで表示出力することを特徴とする表示装置。
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