JP2007208873A - 受信装置およびテレビ - Google Patents
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Abstract
【課題】切替処理に関する操作性を向上させ得る受信装置を提供する。
【解決手段】複数種類の放送信号Sbを受信可能に構成された受信部12と、受信部12を制御する制御部23とを備え、制御部23は、リモコン3a,3bのチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときに、選局処理部11を制御して、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を切り替えさせる切替処理を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】複数種類の放送信号Sbを受信可能に構成された受信部12と、受信部12を制御する制御部23とを備え、制御部23は、リモコン3a,3bのチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときに、選局処理部11を制御して、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を切り替えさせる切替処理を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数種類の放送信号を受信可能に構成された受信部と、受信部を制御する制御部とを備えた受信装置、およびその受信装置を備えたテレビに関するものである。
この種の受信装置として、例えば、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送、地上アナログ放送および地上デジタル放送などの数種類の放送信号を受信部に受信させる受信装置が知られている。また、この種の受信装置には、一般的に、受信部に受信させる放送信号の種類を切り替えるためのキー(以下、このキーを「切替キー」ともいう)を備えたリモコンが付属されている。この場合、この受信装置では、切替キーが操作されたときに、受信部に受信させる放送信号の種類の切替え(切替処理)が実行される。例えば、この種の受信装置に対する切替処理を指示可能に構成された操作装置として、十字キーを備えた操作装置が特開2005−136477号公報に開示されている。この場合、この操作装置の十字キーは、上方向操作子、下方向操作子、右方向操作子および左方向操作子を備えて構成されている。また、この操作装置では、十字キーの上方向操作子および下方向操作子に対する操作にチャンネルの切替えを指示する操作が割り付けられると共に、十字キーの右方向操作子および左方向操作子に対する操作に切替処理を指示する操作が割り付けられている。この場合、十字キーの右方向操作子または左方向操作子が操作されたときには、受信装置が切替処理を実行する。
特開2005−136477号公報(第7−11頁、第5−7図)
ところが、十字キーの右方向操作子および左方向操作子に対する操作に切替処理を指示する操作が割り付けられている上記の操作装置を用いて受信装置に切替処理を実行させる構成には、以下の問題点が存在する。すなわち、今日では、受信装置(テレビ等)に付属のリモコンのみならず、DVDレコーダ等の外部装置に付属のリモコンや、製造メーカが相違する各種のテレビを遠隔操作可能な汎用のリモコンを用いて受信装置を遠隔操作する使用形態が一般化している。しかしながら、外部装置に付属のリモコンや汎用のリモコンには、切替キーが配設されていないものが数多く存在する。したがって、切替キー(上記の操作装置では十字キーの右方向操作子または左方向操作子がこれに相当)が操作されたときに切替処理を実行させる従来の受信装置には、専用のキーが配設されていない各種リモコン(外部装置に付属のリモコンや汎用のリモコン)によって切替処理を実行させることができないという問題点がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、切替処理に関する操作性を向上させ得る受信装置およびテレビを提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく本発明に係る受信装置は、複数種類の放送信号を受信可能に構成された受信部と、前記受信部を制御する制御部とを備えた受信装置であって、前記制御部は、チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときに、前記受信部から出力される前記放送信号の種類を切り替えさせる切替処理を実行する。
この受信装置によれば、制御部がチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときに切替処理を実行することにより、外部装置に付属のリモコンや汎用のリモコン等の一般的なリモコンに配設されたチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーがキー操作されたときに切替処理を実行させることができる。したがって、切替処理を実行させるための専用のキーが存在しない各種操作部に対する操作によっても切替処理を実行させることができる結果、切替処理に関する操作性を向上させることができる。
また、本発明に係る受信装置は、上記の受信装置において、前記所定時間を設定可能に構成され、前記制御部は、前記設定された所定時間内に前記キー操作が複数回行われたと判断したときに、前記切替処理を実行する。
この受信装置では、制御部が、設定された所定時間内にキー操作が複数回行われたと判断したときに切替処理を実行する。このため、ユーザーは、自分のキー操作の早さを考慮した上で、所定時間の長さを所望の長さとなるように自由に設定することができる。この場合、ユーザーは、所定時間の長さを意識してチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーをキー操作することにより、切替処理を実行させるための操作と、チャンネルアップまたはチャンネルダウンを複数回行う操作とを確実に区別して実行することができる。したがって、この受信装置によれば、切替処理に関する操作性を一層向上させることができる。
また、本発明に係る受信装置は、上記の受信装置において、前記キー操作の回数を設定可能に構成され、前記制御部は、前記設定された回数の前記キー操作が前記所定時間内に行われたと判断したときに、前記切替処理を実行する。
この受信装置では、制御部が、設定された回数のキー操作が所定時間内に行われたと判断したときに切替処理を実行する。このため、例えば、ユーザーは、切替処理を実行させるための操作と、チャンネルアップまたはチャンネルダウンを複数回行う操作との区別し易さを考慮した上で、キー操作の回数を所望の回数となるように自由に設定することができる。
また、本発明に係る受信装置は、上記の受信装置において、前記制御部は、前記チャンネルアップキーに対するキー操作が前記所定時間内に複数回行われたと判断したときには、前記切替処理において前記受信部から出力される前記放送信号の種類を所定の順序で切り替えさせ、前記チャンネルダウンキーに対するキー操作が前記所定時間内に複数回行われたと判断したときには、前記切替処理において前記受信部から出力される前記放送信号の種類を前記所定の順序とは逆の順序で切り替えさせる。
この受信装置では、制御部が、チャンネルアップキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときには、受信部から出力させる放送信号の種類を所定の順序で切り替えさせ、チャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときには、受信部から出力される放送信号の種類を所定の順序とは逆の順序で切り替えさせる。このため、ユーザーは、例えば、出力される放送信号の種類を誤って切り替えさせてしまったときには、誤って切り替えさせた順序と逆の順序に切替処理を実行させることで元の放送信号を迅速かつ容易に受信させることができる。この場合、出力される放送信号の種類を所定の順序にのみ切り替えさせる構成では、元の放送信号を受信させるために、切替え可能な放送信号のすべてを所定の順序で切り替えなければならないのに対して、この受信装置では、そのような煩雑な操作を回避することができる。したがって、この受信装置によれば、切替処理に関する操作性をより一層向上させることができる。
また、本発明に係るテレビは、上記の受信装置と、前記放送信号に基づく映像を表示する表示部とを備えている。
このテレビでは、上記の受信装置と、放送信号に基づく映像を表示する表示部とを備えたことにより、上記の受信装置と同等の効果を奏することができる。
以下、本発明に係る受信装置およびテレビの最良の形態について、添付図面を参照して説明する。図1に示すプロジェクションテレビ(以下、単に「テレビ」ともいう)1は、本発明に係るテレビの一例であって、同図に示すように、本体部2およびリモコン3aを備えて構成されている。本体部2は、選局処理部11、受信部12、選局情報保存部13、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16、表示部17、音声出力部18、スピーカ19、受光部20、キー入力処理部21、タイマー22、制御部23および設定情報保存部24を備えている。この場合、選局処理部11、受信部12、選局情報保存部13、信号切替部14、映像音声処理部15、受光部20、キー入力処理部21、タイマー22、制御部23および設定情報保存部24によって本発明に係る受信装置が構成される。
また、このテレビ1は、後述するように、テレビ1に付属の専用のリモコン3aのみならず、製造メーカ等が相違する各種のテレビを遠隔操作可能な汎用のリモコン3bや、外部装置(DVDプレーヤ、DVDレコーダおよびビデオデッキ等)100a,100b,100cに付属のリモコン(図示せず。以下、このリモコンやリモコン3a,3bを区別しないときには、単にリモコン3ともいう)を用いた遠隔操作が可能に構成されている。
一方、選局処理部11は、制御部23の制御に従い、図外のアンテナが受信した放送波から所定の放送信号Sbを受信部12に受信させる。受信部12は、互いに種類の異なる放送信号Sbをそれぞれ受信する4つのチューナ41a,41b,41c,41d(以下、区別しないときには「チューナ41」ともいう)を備えて、複数種類の放送信号Sbを受信可能に構成されている。具体的には、チューナ41aはBSデジタル放送の放送信号Sb(以下、この放送信号Sbを「放送信号Sba」ともいう)を受信可能に構成され、チューナ41bは110度CSデジタル放送の放送信号Sb(以下、この放送信号Sbを「放送信号Sbb」ともいう)を受信可能に構成されている。また、チューナ41cは地上デジタル放送の放送信号Sb(以下、この放送信号Sbを「放送信号Sbc」ともいう)を受信可能に構成され、チューナ41dは地上アナログ放送の放送信号Sb(以下、この放送信号Sbを「放送信号Sbd」ともいう)を受信可能に構成されている。この場合、受信部12は、選局処理部11の制御に従い、所定のチャンネルを選局してそのチャンネルの放送信号Sbを受信(抽出)して信号切替部14に出力する。
選局情報保存部13は、リモコン3aの各チャンネル指定キー31b(図2参照)と各チャンネル指定キー31bに割り当てられるチャンネル(チャンネルの番号)とを対応付ける選局情報Dcを記憶する。信号切替部14は、制御部23の制御に従い、図1に示す入力端子25a,25b,25c(以下、区別しないときには「入力端子25」ともいう)を介して入力する各外部装置100a,100b,100c(以下、区別しないときには「外部装置100」ともいう)からの外部信号Se、および受信部12から出力されている放送信号Sbのうちのいずれかを切り替えて入力信号Scとして映像音声処理部15に出力する。映像音声処理部15は、制御部23の制御に従い、信号切替部14から出力される入力信号Scに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部16および音声出力部18にそれぞれ出力する。映像出力部16は、制御部23の制御に従い、映像音声処理部15から出力された映像信号Dpを映像Pや設定画面Ps(図2,4〜7参照)の表示用の映像信号Spに変換して表示部17に出力する。
表示部17は、一例として、光学エンジンおよびスクリーンパネル(いずれも図示せず)を備え、映像出力部16から出力された映像信号Spに対応する映像Pを表示する。具体的には、この表示部17は、出力された映像信号Spに基づいて光源ランプからの投射光を光変調してスクリーンパネルに背面側から投射することで各種映像Pを表示する。この場合、上記の光学エンジンは、例えば、光変調素子(一例として、デジタルマイクロミラーデバイスや液晶ライトバルブ)と、投射レンズ(いずれも図示せず)とを備えて構成されている。また、光源ランプは、一例として、メタルハライドランプや高圧水銀ランプで構成されて、光源ランプ駆動制御部から供給される光源ランプ駆動パルスによって点灯させられて、白色の投射光を射出する。
音声出力部18は、制御部23の制御に従い、映像音声処理部15から出力された音声信号Dvを増幅して音声信号Svとしてスピーカ19に出力する。スピーカ19は、音声出力部18から出力された音声信号Svに基づく音声を出力する。なお、本明細書における「音声」には、人の声のみならず、鳥の鳴き声、風の音および音楽等の各種の「音」が含まれる。受光部20は、リモコン3から出力される赤外線信号Siを受光して復調信号Sdを出力する。キー入力処理部21は、受光部20から出力された復調信号Sdに対応する(つまりリモコン3の操作キーに対応する)操作信号Soを制御部23に出力する。タイマー22は、制御部23の制御に従って所定時間tのカウントを開始し、所定時間tが経過した時点でタイマー信号Stを制御部23に出力する。
制御部23は、キー入力処理部21から出力された操作信号Soに従い、選局処理部11、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16、音声出力部18およびタイマー22を制御すると共に、選局処理部11と共に本発明における制御部を構成する。また、制御部23は、リモコン3aのチャンネルアップキー31cまたはチャンネルダウンキー31d(図2参照)がキー操作されて、各キー31c,31dに対応する操作信号Soがキー入力処理部21から出力されたと判断したときには、図3に示す切替選局処理50を実行する。また、制御部23は、リモコン3b等のチャンネルアップキー(以下、チャンネルアップキー31cと区別しないときには、単にチャンネルアップキーともいう)またはリモコン3b等のチャンネルダウンキー(以下、チャンネルダウンキー31dと区別しないときには、単にチャンネルダウンキーともいう)がキー操作されたと判断したときにも、切替選局処理50を実行する。この切替選局処理50では、制御部23は、チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間t内に複数回行われたと判断したときに、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を切り替えさせる放送信号切替処理(本発明における切替処理)を実行する。さらに、制御部23は、図4に示す設定画面Psを表示させると共に、設定画面Ps上で設定された内容を示す設定情報Dsを設定情報保存部24に出力する。設定情報保存部24は、制御部23から出力された設定情報Dsを記憶する。
リモコン3aは、図2に示すように、本体部2とは別体に形成されている。また、リモコン3aは、電源キー31a、12個のチャンネル指定キー31b、チャンネルアップキー31c、チャンネルダウンキー31dおよび設定キー31eなど(以下、電源キー31aから設定キー31eまでを区別しないときには「操作キー31」ともいう)を備えて構成されている。この場合、リモコン3aは、これらの操作キー31に対するキー操作が行われたときに、各操作キー31に対応する赤外線信号Siを出力(送信)する。一方、リモコン3bは、一例として、テレビ1を遠隔操作可能なキーとして、チャンネル指定キー(一例として、「0」〜「9」の10個のキー:ダイレクトチャンネルキー)、チャンネルアップキー、チャンネルダウンキーおよび電源キー等の各種操作キー(いずれも図示せず)が配設されて各操作キーに対応する赤外線信号Siを出力可能に構成されている。
次に、テレビ1の全体的な動作について、図面を参照して説明する。このテレビ1では、例えば図2に示すリモコン3aの電源キー31aがキー操作された際に、表示部17の光学エンジンに電源が供給されて、光源が発光する。また、制御部23が、選局処理部11を制御することにより、直前の電源切断時に受信されていたチャンネル(例えばBSデジタル放送の102チャンネル)の放送信号Sb(この例では放送信号Sba)を受信部12のチューナ41aに受信させると共に信号切替部14に対して出力させる。また、制御部23は、信号切替部14を制御して、入力端子25を介して各外部装置100から入力されている外部信号Se、および受信部12から出力されている放送信号Sbaのうちから、例えば放送信号Sbaを入力信号Scとして映像音声処理部15に出力させる。次いで、映像音声処理部15が、信号切替部14から出力された入力信号Scに基づく映像信号Dpおよび音声信号Dvを映像出力部16および音声出力部18にそれぞれ出力する。続いて、映像出力部16が、映像信号Dpを映像Pの表示用の映像信号Spに変換して表示部17に出力する。次いで、表示部17の光学エンジンが映像信号Spに基づいて変調した投射光をスクリーンパネルに投射する。これにより、表示部17は、図2に示すように、放送信号Sbaに基づくBSデジタル放送の102チャンネルの映像Pを表示する。また、音声出力部18が、映像音声処理部15から出力された音声信号Dvを増幅して音声信号Svをスピーカ19に出力し、スピーカ19が、音声信号Svに基づくBSデジタル放送の102チャンネルの音声を出力する。
次に、例えば、設定画面Psを表示させるための設定キー31eがキー操作されたときは、リモコン3aが、設定キー31eに対応する赤外線信号Siを出力し、キー入力処理部21が、操作信号Soを制御部23に出力する。これに応じて、制御部23は、図4に示すように、設定画面Psを表示させる。この場合、この設定画面Psでは、その設定項目として、図3に示す切替選局処理50における放送信号切替処理の際に必要とされる「操作時間」および「操作回数」が設定可能となっている。
ここで、設定画面Psに示される「操作時間」は、所定時間tを設定するための項目である。例えば、設定画面Psでは、この「操作時間」として、チャンネル指定キー31bを用いた入力操作(つまりチャンネル指定キー31bに対応付けられている数字を入力する操作)によって任意の時間を設定可能となっている。これにより、ユーザーは、自分のキー操作の早さを考慮した上で、所定時間tの長さを所望の長さとなるように自由に設定することができる。この場合、例えば、「0」が対応付けられたチャンネル指定キー31bをキー操作した後に、「5」が対応付けられたチャンネル指定キー31bをキー操作することにより、図4に示すように、所定時間tが0.5秒に設定される。
また、設定画面Psに示される「操作回数」は、放送信号切替処理を実行させるためのキー操作の回数(以下、この回数「設定回数」ともいう)を設定するための項目である。例えば、設定画面Psでは、この「操作回数」として、チャンネル指定キー31bを用いた入力操作によって2回以上の任意の回数を設定可能となっている。これにより、例えば、ユーザーは、放送信号切替処理を実行させるためのキー操作と、チャンネルアップまたはチャンネルダウンを複数回行う操作との区別し易さを考慮した上で、設定回数を所望の回数となるように自由に設定することができる。この場合、例えば、「2」が対応付けられたチャンネル指定キー31bをキー操作することにより、図4に示すように、設定回数が2回に設定される。この例では、同図に示すように各項目が設定されたものとする。次いで、制御部23は、設定画面Ps上で設定された内容を示す設定情報Dsを設定情報保存部24に出力する。設定情報保存部24は、制御部23から出力された設定情報Dsを記憶する。続いて、設定キー31eが再度操作されたときには、制御部23は、設定画面Psの表示に代えて、先に表示されていたBSデジタル放送の102チャンネルの映像Pを表示させる。
一方、チャンネルをアップまたはダウンさせるとき(一例としてチャンネルをアップさせるとき)には、ユーザーは、チャンネルアップキーを操作する。この際に、リモコン3がチャンネルアップキーに対応する赤外線信号Siを出力し、受光部20が赤外線信号Siを受光して復調信号Sdを出力する。また、キー入力処理部21がその復調信号Sdに対応する操作信号Soを制御部23に出力する。これに応じて、制御部23は切替選局処理50を実行する。この切替選局処理50では、制御部23は、まず、設定情報保存部24から設定情報Dsを読み込む。続いて、制御部23は、タイマー22を制御して、設定情報Dsの示す所定時間t(この例では0.5秒)のカウントを開始させる(ステップ51)。次いで、制御部23は、リモコン3のチャンネルアップキーに対する操作回数をカウントするためのカウント値Cを1にセットする(ステップ52)。続いて、制御部23は、タイマー22からタイマー信号Stが出力されたか否か、つまり所定時間tが経過したか否かを判別する(ステップ53)。この場合、所定時間tが経過していないと判断したときには、制御部23は、チャンネルアップキーが新たにキー操作されたか否かを判別する(ステップ54)。この際に、新たにキー操作されていないと判断したときには、制御部23は、ステップ53における判別処理を再度実行する。
この際に、ユーザーは、チャンネルアップキーを再度操作することなく所定時間tが経過するまで待機する。この場合、制御部23は、所定時間tが経過するまでステップ55,56の判別処理を繰り返し実行する。一方、所定時間tが経過したときには、タイマー22がタイマー信号Stを制御部23に出力する。これに応じて、制御部23は、選局処理を実行する(ステップ55)。この選局処理では、制御部23は、現在受信しているチャンネル(この例ではBSデジタル放送の102チャンネル)の次のチャンネル(例えばBSデジタル放送の103チャンネル)の放送信号Sbaをチューナ41aに受信させると共に信号切替部14に出力させる。また、制御部23は、上記の制御と同様にして、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16、表示部17を制御して、図5に示すように、BSデジタル放送の103チャンネルの映像Pを表示させる。また、制御部23は、上記の制御と同様にして、映像音声処理部15、音声出力部18およびスピーカ19を制御することによって音声の出力も開始させて、切替選局処理50を終了する。
一方、BSデジタル放送からCSデジタル放送に放送信号Sbの種類を切り替えさせるときには、ユーザーは、リモコン3のチャンネルアップキーをキー操作する。この際には、チャンネルアップキーに対応する赤外線信号Siがリモコン3から出力されて、キー入力処理部21は、操作信号Soを制御部23に出力する。これに応じて、制御部23は切替選局処理50を実行する。この切替選局処理50では、制御部23は、上記した切替選局処理50と同様にして、ステップ51〜53の処理を実行する。
次いで、所定時間tが経過していないと判断したときには、制御部23は、リモコン3のチャンネルアップキーが新たにキー操作されたか否かを判別する(ステップ54)。この場合、所定時間tが経過していないと判断したときには、制御部23は、ステップ53における判別処理を再度実行する。この際には、ユーザーは、所定時間tが経過するまでの間にリモコン3のチャンネルアップキーを再度操作する。この際には、チャンネルアップキーに対応する赤外線信号Siがリモコン3から出力されて、キー入力処理部21は、操作信号Soを制御部23に出力する。これに応じて、制御部23は、カウント値Cを2にカウントアップする(ステップ56)。次いで、制御部23は、設定情報Dsを読み込むと共に、設定情報Dsの示す設定回数を特定する。
続いて、制御部23は、カウント値Cが設定回数(この例では2回)以上か否かを判別する(ステップ57)。この例では、設定回数とカウント値Cとが一致しているため、制御部23は、放送信号切替処理を実行する(ステップ58)。この放送信号切替処理では、制御部23は、まず、選局処理部11を制御して、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を切り替えさせる。この場合、制御部23は、放送信号Sbaに代えて、CSデジタル放送のチャンネルのうちから直近の受信時に選局されていたチャンネル(例えばCSデジタル放送の100チャンネル)の放送信号Sbbをチューナ41bに受信させると共に、その放送信号Sbbを信号切替部14に対して出力させる。また、制御部23は、上記の制御と同様にして、信号切替部14、映像音声処理部15、映像出力部16、表示部17を制御して、図6に示すように、CSデジタル放送の100チャンネルの映像Pを表示させて、切替選局処理50を終了する。この場合、このテレビ1では、制御部23がリモコン3のチャンネルアップキー(またはチャンネルダウンキー)に対するキー操作が所定時間t内に設定回数以上行われたと判断したときに放送信号切替処理を実行する。このため、汎用のリモコン3b等の一般的なリモコン3に配設されたチャンネルアップキー(またはチャンネルダウンキー)がキー操作されたときに放送信号切替処理が実行される。
次に、CSデジタル放送から地上アナログ放送に放送信号Sbの種類を切り替えさせるときには、ユーザーは、リモコン3のチャンネルアップキーを所定時間t内に設定回数だけキー操作する。この際には、制御部23は、切替選局処理50のステップ58において、放送信号Sbbに代えて、所定のチャンネル(例えば地上アナログ放送の1チャンネル)の放送信号Sbcをチューナ41cに受信させると共にその放送信号Sbcを出力させることにより、図7に示すように、放送信号Sbcに基づく映像Pを表示させる。
次に、地上アナログ放送から地上デジタル放送に放送信号Sbの種類を切り替えさせるときには、ユーザーは、リモコン3のチャンネルアップキーを所定時間t内に設定回数だけキー操作する。この際には、制御部23は、切替選局処理50のステップ58において、地上アナログ放送の1チャンネルの放送信号Sbcに代えて、地上デジタル放送の放送信号Sbdをチューナ41dに受信させると共にその放送信号Sbdを出力させることにより、放送信号Sbdに基づく映像Pを表示させる。このように、リモコン3のチャンネルアップキーに対するキー操作が所定時間t内に設定回数以上行われたと判断したときには、制御部23は、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を所定の順序で切り替えさせる。このため、放送信号切替処理を実行させるためにリモコン3のチャンネルアップキーがキー操作されたときには、受信部12から出力される放送信号Sbの種類が、BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上アナログ放送、地上デジタル放送、BSデジタル放送・・の順序で切り替えられる。
これに対して、リモコン3のチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間t内に設定回数以上行われたと判断したときには、制御部23は、切替選局処理50のステップ58において、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を上記した順序とは逆の順序で切り替えさせる。このため、放送信号切替処理を実行させるためにリモコン3のチャンネルダウンキーがキー操作されたときには、受信部12から出力される放送信号Sbの種類が、地上デジタル放送、地上アナログ放送、CSデジタル放送、BSデジタル放送、地上デジタル放送・・の順序で切り替えられる。この場合、ユーザーは、例えば、出力される放送信号Sbの種類を誤って切り替えさせてしまったときには、誤って切り替えさせた順序と逆の順序に放送信号切替処理を実行させることで元の放送信号Sbを迅速かつ容易に出力させることが可能となる。
このように、このテレビ1によれば、制御部23がリモコン3のチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間t内に設定回数以上行われたと判断したときに放送信号切替処理を実行することにより、汎用のリモコン3b等の一般的なリモコン3に配設されたチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーをキー操作することで放送信号切替処理を実行させることができる。したがって、放送信号切替処理を実行させるための専用のキーが存在しないリモコン3b等に対する操作によっても放送信号切替処理を実行させることができる結果、放送信号切替処理に関する操作性を向上させることができる。
また、このテレビ1では、制御部23が、設定された所定時間t内にキー操作が設定回数以上行われたと判断したときに放送信号切替処理を実行する。このため、ユーザーは、自分のキー操作の早さを考慮した上で、所定時間tの長さを所望の長さとなるように自由に設定することができる。この場合、ユーザーは、所定時間tの長さを意識してチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーをキー操作することにより、放送信号切替処理を実行させるための操作と、チャンネルアップまたはチャンネルダウンを複数回行う操作とを確実に区別して実行することができる。したがって、このテレビ1によれば、放送信号切替処理に関する操作性を一層向上させることができる。
また、このテレビ1では、制御部23が、設定された設定回数のキー操作が所定時間t内に行われたと判断したときに放送信号切替処理を実行する。このため、ユーザーは、放送信号切替処理を実行させるための操作と、チャンネルアップまたはチャンネルダウンを複数回行う操作との区別し易さを考慮した上で、設定回数を所望の回数となるように自由に設定することができる。
また、このテレビ1では、制御部23が、チャンネルアップキーに対するキー操作が行われたと判断したときには、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を所定の順序で切り替えさせ、チャンネルダウンキーに対するキー操作が行われたと判断したときには、受信部12から出力される放送信号Sbの種類を所定の順序とは逆の順序で切り替えさせる。このため、ユーザーは、例えば、出力される放送信号Sbの種類を誤って切り替えさせてしまったときには、誤って切り替えさせた順序と逆の順序で放送信号切替処理を実行させることで元の放送信号Sbを迅速かつ容易に出力させることができる。この場合、出力される放送信号Sbの種類を所定の順序にのみ切り替えさせる構成では、元の放送信号Sbを出力させるために、切替え可能な放送信号Sbのすべてを所定の順序で切り替えなければならないのに対して、このテレビ1では、そのような煩雑な操作を回避することができる。したがって、このテレビ1によれば、放送信号切替処理に関する操作性をより一層向上させることができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、設定画面Ps上で設定回数を2回に設定する例について説明したが、3回以上の複数回に設定することもできる。さらに、設定画面Ps上で所定時間tを0.5秒に設定する例について説明したが、0.5秒以外の任意の時間に設定することができる。また、リモコン3のチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーのキー操作に応じて制御部23が切替選局処理50を実行する例について上記したが、テレビ1の本体部2に配設された図外のチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーのキー操作に応じて制御部23が切替選局処理50を実行する構成を採用することもできる。また、光学エンジンおよびスクリーンパネルを有する表示部17を備えたプロジェクションテレビ1に本発明を適用した例について上記したが、CRT、液晶表示パネルおよびプラズマディスプレイ等で構成された表示部を備えたテレビに本発明を適用することもできる。さらに、本発明に係る受信装置をプロジェクションテレビ1に適用した例について上記したが、ビデオレコーダ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダ等に本発明を適用することもできる。
1 プロジェクションテレビ、3a,3b リモコン、11 選局処理部、12 受信部、17 表示部、23 制御部、31c チャンネルアップキー、31d チャンネルダウンキー、41a〜41d チューナ、Sba,Sbb,Sbc,Sbd 放送信号、t 所定時間
Claims (5)
- 複数種類の放送信号を受信可能に構成された受信部と、前記受信部を制御する制御部とを備えた受信装置であって、
前記制御部は、チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーに対するキー操作が所定時間内に複数回行われたと判断したときに、前記受信部から出力される前記放送信号の種類を切り替えさせる切替処理を実行する受信装置。 - 前記所定時間を設定可能に構成され、
前記制御部は、前記設定された所定時間内に前記キー操作が複数回行われたと判断したときに、前記切替処理を実行する請求項1記載の受信装置。 - 前記キー操作の回数を設定可能に構成され、
前記制御部は、前記設定された回数の前記キー操作が前記所定時間内に行われたと判断したときに、前記切替処理を実行する請求項1または2記載の受信装置。 - 前記制御部は、前記チャンネルアップキーに対するキー操作が前記所定時間内に複数回行われたと判断したときには、前記切替処理において前記受信部から出力される前記放送信号の種類を所定の順序で切り替えさせ、前記チャンネルダウンキーに対するキー操作が前記所定時間内に複数回行われたと判断したときには、前記切替処理において前記受信部から出力される前記放送信号の種類を前記所定の順序とは逆の順序で切り替えさせる請求項1から3のいずれかに記載の受信装置。
- 請求項1から4のいずれかに記載の受信装置と、前記放送信号に基づく映像を表示する表示部とを備えているテレビ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028031A JP2007208873A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 受信装置およびテレビ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006028031A JP2007208873A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 受信装置およびテレビ |
Publications (1)
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JP2007208873A true JP2007208873A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38487891
Family Applications (1)
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JP2006028031A Withdrawn JP2007208873A (ja) | 2006-02-06 | 2006-02-06 | 受信装置およびテレビ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007208873A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010282292A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Nec Access Technica Ltd | 情報伝達システム |
-
2006
- 2006-02-06 JP JP2006028031A patent/JP2007208873A/ja not_active Withdrawn
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JP2010282292A (ja) * | 2009-06-02 | 2010-12-16 | Nec Access Technica Ltd | 情報伝達システム |
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