JP2005244785A - 外部入力切換手段を備えた映像機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 視聴者の操作履歴に基づいて、視聴者が所望する映像に短時間で切換え操作可能な外部入力切換手段を備えた映像機器を提供する。
【解決手段】 外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作時、履歴情報処理部10によって外部映像機器AV1〜AV4毎の視聴時間、選択回数を記憶したタイムテーブルを作成し、これをメモリ21にデータとして蓄積する。外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作時において、蓄積されたデータテーブルを参照して映像音声切換スイッチ1により、各外部映像機器AV1〜AV4のそれぞれの選択回数又は視聴時間の多い順番に各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える。
【選択図】 図1
【解決手段】 外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作時、履歴情報処理部10によって外部映像機器AV1〜AV4毎の視聴時間、選択回数を記憶したタイムテーブルを作成し、これをメモリ21にデータとして蓄積する。外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作時において、蓄積されたデータテーブルを参照して映像音声切換スイッチ1により、各外部映像機器AV1〜AV4のそれぞれの選択回数又は視聴時間の多い順番に各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、外部映像機器と接続可能な複数の外部入力端子を備え、外部入力端子に接続された外部映像機器を選択し、その画像をテレビジョン受像機の画面にて表示させる外部入力切換手段を備えた映像機器、特に、外部入力切換時の操作性を向上させた外部入力切換手段を備えた映像機器に関する。
従来から、テレビ受像機などの外部入力端子には、VTR、DVD、BSチューナ、CSチューナ、ゲーム等の周辺機器などが接続され、これらの外部映像機器をテレビ受像機本体に設けた操作部あるいはリモコンなどを操作して選択していた。このため、テレビ画面でチューナからの映像を見ているときに、ビデオテープレコーダを使用したい場合やゲーム機を接続してゲームをしたいような場合、操作部またはリモコンの操作ボタンを操作してテレビ画像の切り換えを指示する必要があった。このため、視聴者がボタン操作を行う回数が多くなり、操作が甚だ煩雑なものであった。このため、例えば、特許文献1には、予め設定した優先順序、例えば、チューナからVTRあるいはチューナからDVDなど視聴者が設定した優先順序に基づいて外部入力からの映像をテレビ画面へ自動的に映し出すことにより、操作ボタンの操作回数を減じて、テレビ受信機等の操作性の向上を図るように構成した映像機器の入力信号切換装置が開示されている。また、特許文献2には、複数の外部入力端子を有するテレビジョン受像機において、電源オン時に、各端子の映像入力の有無を判別し、映像入力が有るモード、特に外部入力モードを優先してスタートするように構成した電源オン時映像入力選択回路が開示されている。
しかし、特許文献1では、予め設定された優先順位に従って、外部入力からの映像をテレビ画面へ自動的に映し出すように切り換えているに過ぎず、また、特許文献2においても、電源オン時に、各端子の映像入力の有無を判別し、映像入力が有るモードを優先してテレビ画面へ自動的に映し出すように切り換えているものであるから、視聴者の過去の操作履歴に基づいて視聴者の嗜好を把握し、それを切換操作に反映させるものではない。このため、自動的に切り換え可能であるものの、結局、視聴者が望む外部映像機器に切り換わらず、操作に時間がかかり、効果的な切換操作を行えない、といった課題を有していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、視聴者の操作履歴に基づいて、視聴者が望む映像に短時間で切換え操作可能な外部入力切換手段を備えた映像機器を提供することを目的とする。
本発明の請求項1の外部入力切換手段を備えた映像機器は、外部映像機器が接続される複数の外部入力端子と、この各外部入力端子の入力信号の有無を判別する端子入力有無判別処理部と、前記外部入力端子に接続された外部映像機器からの映像信号の有無を判別する映像有無判別処理部と、これら各処理部からの信号に基づいて前記各外部映像機器の操作履歴を判別して前記各外部映像機器毎のタイムテーブルを作成処理する履歴情報処理部と、この履歴情報処理部からのデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記各外部映像機器毎のタイムテーブルに基づいて前記外部映像機器の選択回数又は映像時間の多い順に前記外部入力端子を切り換える切換手段を具備したことを特徴とする。
請求項1の構成により、視聴者が電源スイッチをオンにして、リモコン送信機などによって外部映像機器の切換操作を行うと、外部入力端子の入力信号の有無を判別する端子入力有無判別処理部と映像信号の有無を判別する映像有無判別処理部からの信号に基づいて履歴情報処理部によって、複数ある外部映像機器のうちの何れの外部映像機器が選択されかを判別してその選択回数と視聴時間をカウントし、外部映像機器毎のタイムテーブルを作成し、これを記憶手段に記憶する。そして、外部映像機器の切換操作の際、記憶手段に記憶されたタイムテーブルに従って選択回数又は視聴時間の多い順に外部映像機器が自動的に切り換わる。
本発明の請求項2の外部入力切換手段を備えた映像機器は、請求項1記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、前記切換手段が、各外部入力端子とチューナに接続される切換定接点と、映像回路の入力側に接続され可動接点からなるスイッチ手段を備え、前記記憶手段に蓄積されたタイムテーブルに基づいて前記可動接点を切換えるように構成したことを特徴とする。
請求項2の構成により、外部映像機器の切換時において、タイムテーブルに従って選択回数又は視聴時間の多い順に可動接点が各外部映像機器の固定接点に切り換わる。
本発明の請求項3の外部入力切換手段を備えた映像機器は、請求項1又は2記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、映像有無判別処理部と端子入力有無判別処理部からの情報に基づいて映像信号及び端子入力信号が無ければ、その外部入力端子への切換をスキップするように制御したことを特徴とする。
本発明の請求項3の構成により、記憶手段に記憶されたタイムテーブルに従って選択回数又は視聴時間の多い順に外部映像機器を自動的に切り換える際、映像信号及び端子入力信号が無ければ、その外部映像機器への切り換えを行わず、映像信号及び端子入力信号の有る外部映像機器にのみ切り換わる。
本発明の請求項4の外部入力切換手段を備えた映像機器は、請求項1〜3の何れか1項に記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、外部映像機器の外部入力端子を切り換える際の優先順序を選択する選択機能を有することを特徴とする。
本発明の請求項4の構成により、記憶手段に記憶されたタイムテーブルに従って選択回数又は視聴時間の多い順に外部映像機器が自動的に切り換わるが、その際、視聴者が設定した優先順序に従って外部映像機器の外部入力端子が切り換える。
本発明の請求項5の外部入力切換手段を備えた映像機器は、請求項1〜4の何れか1項に記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、所定時間経過後又は任意に前記記憶手段に記憶した各外部映像機器のタイムテーブルをリセットし得るリセット機能を備えたことを特徴とする。
請求項5の構成により、記憶手段に記憶した各外部映像機器のタイムテーブルをリセットした後、新たな操作履歴が更新され、これが記憶手段に記憶される。
本発明の請求項1の外部入力切換手段を備えた映像機器によれば、外部映像機器が接続される複数の外部入力端子と、この各外部入力端子の入力信号の有無を判別する端子入力有無判別処理部と、前記外部入力端子に接続された外部映像機器からの映像信号の有無を判別する映像有無判別処理部と、これら各処理部からの信号に基づいて前記各外部映像機器毎の操作履歴を判別する履歴情報処理部と、この前記履歴情報に基づいて各外部映像機器毎のタイムテーブルを記憶する記憶手段と、この記憶手段に蓄積された操作履歴に基づいて記各外部入力端子に接続された外部映像機器の選択回数又は映像時間の多い順に前記外部入力端子を切り換える切換手段を具備したものであるから、外部入力に切り換える場合、視聴者の普段の操作履歴を参照し、使用頻度の高い順に自動的に切り換えられるから、外部映像機器の切換操作時において視聴者の嗜好を切換操作に反映させることができる。これにより、短時間で好みの外部映像機器に切る換ることが可能となり、何度も切換操作を行う必要がなくなるため、操作時間を短縮化できるとともに、操作性も向上する。
本発明の請求項2の外部入力切換手段を備えた映像機器によれば、請求項1記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、前記切換手段が、各外部入力端子とチューナに接続される切換定接点と、映像回路の入力側に接続され可動接点からなるスイッチ手段を備え、前記記憶手段に蓄積されたタイムテーブルに基づいて前記可動接点を切換えるように構成したものであるから、外部映像機器の切換時において、選択回数又は視聴時間の多い順に可動接点が各外部映像機器の固定接点に切り換えることができる。
本発明の請求項3の外部入力切換手段を備えた映像機器によれば、請求項1又は2記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、映像有無判別処理部と端子入力有無判別処理部からの情報に基づいて映像信号及び端子入力信号が無ければ、その外部入力端子への切換をスキップするように制御したものであるから、映像信号及び端子入力信号が無い外部入力端子への切換をスキップすることで、より効率的に外部映像機器の切換操作が行える。
本発明の請求項4の外部入力切換手段を備えた映像機器によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、外部映像機器の外部入力端子を切り換える際の優先順序を選択する選択機能を有するものであるから、外部映像機器の切換操作に際し、視聴者が設定した優先順序に従って外部映像機器が切り換わるから、視聴者が望む切り換え手順で外部映像機器を切り換えることが可能となり、より視聴者の嗜好に沿った切り換えが可能となる。
本発明の請求項5の外部入力切換手段を備えた映像機器によれば、請求項4記載の外部入力切換手段を備えた映像機器において、前記選択機能として設定した任意の時間経過後、履歴情報をリセットまたは、蓄積した履歴情報を一斉にリセットし得るリセット機能を備えたものであるから、一時期集中的に視聴し、その後、使用頻度が少なくなった場合などにおいて、蓄積した履歴情報を新たに更新することで切換精度が向上する。
以下、添付図面を参酌しながら、本発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明する。図1は本発明の外部入力切換手段を備えた映像機器の一実施例を示すブロック図、図2はタイムテーブルを示す説明図、図3はタイムテーブル作成過程を示すフローチャート、図4は選択画面を示す説明図、図5は優先順位の選択画面を示す説明図、図6は切換操作を示すフローチャートである。
本実施例においては映像機器として一般家庭用のテレビ受信機に適用したものであり、図1のブロックで示すように、切換手段たる映像音声切換スイッチ1により、外部入力端子3a〜3dに入力される映像信号をマイクロコンピュータ2(以下、マイコンと略称する)の制御プログラムに従って映像回路となる映像音声処理部4側に送信し、チューナ5からの信号によるテレビ画像を外部入力画像に切り換えて表示画面6に映し出す構成となっている。前記外部入力端子3a〜3dには、前記チューナ5及び外部映像機器AV1〜AV4、例えば、VTR、DVD、BSチューナ、CSチューナ、ゲームなどに接続されたコードのプラグが挿入され、テレビ受信機で利用したい任意の外部映像機器AV1〜AV4が接続可能となっている。
前記マイコン2は、前記外部映像機器AV1〜AV4から送られる各種情報を取得し、この情報に基づいて外部映像機器AV1〜AV4の操作履歴を判別する履歴情報処理部10を備えている。すなわち、前記外部映像機器AV1〜AV4の外部入力端子3a〜3dに接続された映像音声信号検出回路11a〜11dからの入力信号がマイコン2の映像音声有無判別処理部12へ出力され、この映像音声有無判別処理部12により映像信号の有無を判別する。また、前記外部入力端子3a〜3dに接続された端子入力検出回路13a〜13dからの入力信号がマイコン2の端子信号有無判別処理部14へ出力され、この端子信号有無判別処理部14により端子信号の有無を判別する。これらの情報は履歴情報処理部10から回数カウント部15及び時間カウント部16に出力され、外部映像機器AV1〜AV4毎のそれぞれの選択回数と映像時間がカウントされる。この外部映像機器AV1〜AV4毎の選択回数と映像時間に基づいて履歴情報処理部10は外部映像機器AV1〜AV4毎のタイムテーブルを作成し、そのタイムテーブルが記憶手段たるメモリ21に記憶される。なお、時計処理部17は時刻をカウントし、この情報をテレビ受信機の予約機能などに利用する。制御部18はリモコン送信機19からの送られるリモコン信号を受信する受光部20、前記履歴情報処理部10、時計処理部17などからの信号の他、テレビ受信機の各制御部や処理部からの各種信号が入力され、テレビ受信機全体の動作制御を行う。また、メモリ21は、各外部映像機器AV1〜AV4のタイムテーブル、チャンネルや音量、映像などの各種情報、予約プログラムのなどのテレビ受信機の各種情報を記憶する。
前記映像音声切換スイッチ1は、前記チューナ5及び外部映像機器AV1〜AV4の各外部入力端子3a〜3dに接続される切換定接点25a〜25eと映像音声処理部4の入力側に接続され可動接点26とを備え、前記マイコン2からの信号によって、メモリ21に蓄積された各外部映像機器AV1〜AV4のタイムテーブルに基づいて可動接点26を各外部入力端子3a〜3dに接続される切換定接点25a〜25eに切り換える。
図2はメモリ21に記憶されたタイムテーブルの具体例を示ものであり、前記映像音声切換スイッチ1により各外部映像機器AV1〜AV4の何れかに切り換えた際、各外部映像機器AV1〜AV4の選択回数と視聴時間を蓄積して各外部映像機器AV1〜AV4毎のタイムテーブルをする。図2においては外部映像機器AV1は選択回数10回で26時間視聴され、外部映像機器AV2は選択回数20回で50時間視聴され、外部映像機器AV3は選択回数5回で10時間視聴され、外部映像機器AV4は選択回数15回で62時間視聴された状態を示す。なお、このタイムテーブルは、後述する選択画面でリセットが可能である。ここで、データテーブル作成にいたる過程を図3のフローチャートを参照して説明する。視聴者が電源スイッチをオンにして、リモコン送信機19などによって最初に番組チャンネルから外部入力切り換え操作があるかを判定(ステップS1)し、外部入力切り換えキー入力があると、外部入力切り換えキー入力終了を確認した後(ステップS2)、次の切換操作が行われるまでタイマーカウントを開始する(ステップS3)。このタイマーカウント開始後、次の外部入力切り換え操作があるか判別する(ステップS4)。外部入力切り換えキー入力がなく、次にチャンネル切り換え操作の有無を判断し(ステップS5)、チャンネル操作であればタイマーカウントをクリアし(ステップS6)、選択したチャンネルに切り換える(ステップS7)。一方、再度外部映像機器AV1〜AV4の換え操作であるならば、ステップS2、S3へと戻り、選択された外部映像機器AV1〜AV4のタイマーカウントを開始する。そして、タイマーカウントの開始から、設定時間(例えば、5分)経過しているかを判別(ステップS8)する。すなわち、選択した外部映像機器AV1〜AV4の何れかが継続的に視聴されているか否かを判断する。これは、切り換え操作が単に、視聴者が望む外部映像機器AV1〜AV4に至るまで外部映像機器AV1〜AV4の選択している途中の状態であるか視聴者が望んだ外部映像機器AV1〜AV4の選択が確定しているのかを判別するためである。したがって、ステップS8で設定時間(例えば、5分)経過した状態で切換操作に変化がなければ、視聴者が望んだ外部映像機器AV1〜AV4の選択が確定していると判断(ステップS9)し、メモリ21に記憶されている各外部映像機器AV1〜AV4の視聴時間にタイマーカウント分の時間を加算するとともに、選択回数が加算される(ステップS10)。こうして、各外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作が行われる毎にメモリ21に図2で示すような各外部映像機器AV1〜AV4のタイムテーブルが作成される。
そして、視聴者が各外部映像機器AV1〜AV4の切換え操作を行う際、メモリ21に蓄積されたデータテーブルを参照して映像音声切換スイッチ1により、各外部映像機器AV1〜AV4のそれぞれの選択回数又は視聴時間の多い順番に各外部映像機器AV1〜AV4を切り換え、その映像信号を映像音声処理部4に送信し、表示画面6に映し出す。この各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える際の優先順位は、視聴者が選択することができるようになっている。
図4は、各種の設定を行う設定画面を示すもので、視聴者がリモコン送信機19によってメニューキーを選択することによって、表示画面6には、「時刻設定」「予約設定」「チャンネルあわせ」「外部設定」の操作項目が表示され、ここで視聴者がリモコン送信機19のアップダウンキーを操作することによって、順次選択項目が上下方向に移動して「外部設定」を選択し、決定キーを操作することにより、図5に示すように、各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える際の優先順位を設定する選択画面となる。この選択画面には優先順位として「回数」「時間」「カスタマイズ」「入力有無」「通常」の各項目とリセットとして「一括」「時間」「日」の各項目が表示され、視聴者がアップダウンキーを操作することにより、順次選択項目が上下方向に移動して所望の項目に選択し、決定キーを操作することにより、各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える際の優先順位及び操作履歴情報のリセットする時間を選択することができるようになっている。
このように、視聴者が予め、各外部映像機器AV1〜AV4を切り換える際の優先順位を設定した状態で視聴者が電源スイッチをオンにして、リモコン送信機19によって各外部映像機器AV1〜AV4を切り換えると、図6のフローチャートで示すように、まず、リモコン送信機19による外部切り換えキー入力が有るか否かを判定(ステップS11)し、外部切り換えキー入力が有ると、視聴者が外部入力端子3a〜3dに切り換え変える際に優先順序を設定しているか否かを判断し(ステップS12)、視聴者が優先順序を設定していない場合、通常の切り換え方法で切り換え(ステップS13)、優先順序を設定している場合、その優先順序に従って外部入力端子3a〜3dを切り換える。すなわち、設定画面において「回数」「時間」「カスタマイズ」を選択しているかを判断(ステップS14、15、16)し、メモリ21に記憶されたデータテーブルを参照し、視聴者が設定した優先順序に従って映像音声切換スイッチ1に切換指令を出力することによって、対応する各外部入力端子3a〜3dの切換定接点25a〜25eに可動接点26をトルグ式に順次切り換える(ステップS17)。すなわち、「回数」を選択している場合、各外部映像機器AV1〜AV4の選択回数が多い順に切り換え、「時間」を選択している場合、各外部映像機器AV1〜AV4の視聴時間が多い順に切り換える。なお、「回数」又は「時間」の同じ場合は、外部入力順、すなわち、外部映像機器AV1から外部映像機器AV2、外部映像機器AV3へと順次切り換える。また、設定画面において、「入力の有無」を選択し、「信号」の項目をONしている場合、映像信号の無い各外部入力端子3a〜3dをスキップし、「端子」の項目をONしている場合、端子入力信号の無い各外部入力端子3a〜3dをスキップする。また、設定画面において「通常」を選択している場合には、ステップS13の通常の切り換え方法で各外部映像機器AV1〜AV4を切り換えることになる。
以上のように、通常、チューナ5からの映像信号を映像音声別処理部4側に送信してテレビ画像を表示しているが、例えば、外部入力に切り換える場合、視聴者の普段の操作履歴を参照し、使用頻度の高い順に自動的に切り換えられるから、切換操作に視聴者の嗜好を切換操作に反映させることができる。これにより、短時間で好みの外部入力に切る換ることが可能となり、何度も切換操作を行う必要がなくなるため、操作時間の短縮化できるとともに、操作性も向上する。また、外部映像機器の切換操作に際し、視聴者が設定した優先順序に従って外部映像機器が切り換わるから、視聴者が望む切り換え手順で外部映像機器AV1〜AV4を切り換えることが可能となり、より視聴者の嗜好に沿った切り換えが可能となる。さらに、選択機能の一つとして設定した任意の時間経過後、または、視聴者が所望する時に、履歴情報をリセットすることができるため、一時期集中的に視聴し、その後、使用頻度が少なくなった場合などにおいて、蓄積した履歴情報を新たに更新することで常に視聴者の嗜好に合った切換操作が可能であるため、切換精度が向上する。また、切り換え時において、スキップ機能により映像信号及あるいは端子入力信号が無い各外部入力端子3a〜3dをスキップすることでより、効率的な切換操作が可能となる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施例では、選択回数あるいは視聴時間の多い順に各外部映像機器AV1〜AV4の外部入力端子3a〜3dを切り換るように構成したが、視聴時間を選択回数で割って、1回当たりの視聴時間を算出し、その時間の多い順に外部入力端子3a〜3dを切り換るように構成してもよい。また、選択の項目の種類や設定方法も前記実施例に限定さえるものではなく、適宜選定すればよい。また、本発明において、実施例の記載で映像機器、外部映像機器と称しているが映像のみならず音声をも含むものである。
1 映像音声切換スイッチ(切換手段)
4 映像音声処理部(映像回路)
5 チューナ
3a〜 3d 外部入力端子
10 履歴情報処理部
15 回数カウント部
16 時間カウント部
21 メモリ(記憶手段)
AV1〜AV4 外部映像機器
4 映像音声処理部(映像回路)
5 チューナ
3a〜 3d 外部入力端子
10 履歴情報処理部
15 回数カウント部
16 時間カウント部
21 メモリ(記憶手段)
AV1〜AV4 外部映像機器
Claims (5)
- 外部映像機器が接続される複数の外部入力端子と、この各外部入力端子の入力信号の有無を判別する端子入力有無判別処理部と、前記外部入力端子に接続された外部映像機器からの映像信号の有無を判別する映像有無判別処理部と、これら各処理部からの信号に基づいて前記各外部映像機器の操作履歴を判別して前記各外部映像機器毎のタイムテーブルを作成処理する履歴情報処理部と、この履歴情報処理部からのデータを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された前記各外部映像機器毎のタイムテーブルに基づいて前記外部映像機器の選択回数又は映像時間の多い順に前記外部入力端子を切り換える切換手段を具備したことを特徴とする外部入力切換手段を備えた映像機器。
- 前記切換手段が、各外部入力端子とチューナに接続される切換定接点と、映像回路の入力側に接続され可動接点からなるスイッチ手段を備え、前記記憶手段に蓄積されたタイムテーブルに基づいて前記可動接点を切換えるように構成したことを特徴とする請求項1記載の外部入力切換手段を備えた映像機器。
- 映像有無判別処理部と端子入力有無判別処理部からの情報に基づいて映像信号及び端子入力信号が無ければ、その外部入力端子への切換をスキップするように制御したことを特徴とする請求項1又は2記載の外部入力切換手段を備えた映像機器。
- 外部映像機器の外部入力端子を切り換える際の優先順序を選択する選択機能を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の外部入力切換手段を備えた映像機器。
- 所定時間経過後又は任意に前記記憶手段に記憶した各外部映像機器のタイムテーブルをリセットし得るリセット機能を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の外部入力切換手段を備えた映像機器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008181231A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Hitachi Ltd | コンピュータ成りすまし使用防止システム、コンピュータ成りすまし使用防止方法、およびコンピュータ成りすまし使用防止プログラム |
JP2008306255A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Funai Electric Co Ltd | 入力切換え装置 |
JP2011100231A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Nec Access Technica Ltd | 切替装置、表示装置、動作制御方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004054165A patent/JP2005244785A/ja not_active Withdrawn
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