JPH07203558A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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Publication number
JPH07203558A
JPH07203558A JP35389593A JP35389593A JPH07203558A JP H07203558 A JPH07203558 A JP H07203558A JP 35389593 A JP35389593 A JP 35389593A JP 35389593 A JP35389593 A JP 35389593A JP H07203558 A JPH07203558 A JP H07203558A
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JP
Japan
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illuminance
volume level
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sound volume
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Application number
JP35389593A
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English (en)
Inventor
Hisatsugu Miyata
久嗣 宮田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が位置を移動しても音響機器の音量レ
ベルや照明機器の照度レベルが常に適正なレベルに保た
れるようにリモコン調整する。 【構成】 入力部25の設定キー6を押下して、音量セ
ンサ3から入力される基準となる音量レベルデータをR
AM24に記憶させる。リモートコントロールの対象と
なるテレビ受像機から受信される音量レベルを音量セン
サ3で検出し、CPU22がその検出音量レベルとRA
M24に記憶された基準音量レベルとを比較して、検出
音量レベルと基準音量レベルとの差の絶対値が所定レベ
ル以上で、検出音量レベル>基準音量レベルの場合は、
音量レベルダウンコードを送信回路26を介してLED
2からテレビ受像機に送出してボリュームを下げる。ま
た、検出音量レベル<基準音量レベルの場合は、音量レ
ベルアップコードを送出して、ボリュームを上げるよう
にリモートコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音または光を出力する
機器を遠隔制御するリモートコントロール装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ受像機やオーディオ機器な
ど音を出力する音響機器には、音量調節からチャンネル
選択、チューニング選択、番組予約等を遠隔走査するワ
イヤレスのリモートコントロール装置が付属されてい
る。
【0003】このリモートコントロール装置は、テレビ
やオーディオの視聴者が携帯して、任意の位置で視聴し
ながら操作を行うものである。
【0004】このようなリモートコントロール装置は、
各種操作スイッチを備えており、音響機器の音量調節を
行う場合は、視聴者が耳で音量を確認しながら音量アッ
プキーや音量ダウンキーを操作することにより行ってい
る。
【0005】また、最近では照度を自由に調節すること
ができる照明機器があり、その照度調節を遠隔操作する
ワイヤレスのリモートコントロール装置を備えているも
のがある。
【0006】この照度調節用のリモートコントロール装
置は、上記した音響機器のリモートコントロール装置と
同様に、照明の照度調節を行う人が携帯し、任意の位置
で適正な照度が得られるように操作される。
【0007】このような照度調節用のリモートコントロ
ール装置は、照度アップキーや照度ダウンキーを備えて
おり、操作者が目で照度を確認しながら照度アップキー
や照度ダウンキーを操作して、照明機器の照度調節を行
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のリモートコントロール装置にあっては、音響
機器から出力される音量レベルや照明機器から照射され
る照射光の照度レベルを適正なレベルに調節する場合、
一々操作者が目や耳で確認しながら調節する必要があ
り、操作が面倒であるという問題があった。
【0009】また、上記操作により音量や照度を適正な
レベルに調節したとしても、操作者の位置が変わる度に
上記したレベル調整を行わなければならないという問題
があった。これは、リモートコントロールの対象となる
音響機器や照明機器の位置が固定されているため、操作
者が位置を移動すると相対的な位置関係が変化すること
から、適正な音量レベルや照度レベルが変化することに
よる。
【0010】本発明の目的は、操作者が位置を移動して
も音響機器の音量レベルや照明機器の照度レベルが常に
適正なレベルに保たれるように自動調節が行われるリモ
ートコントロール装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のリモート
コントロール装置は、リモートコントロールの対象とな
る音響機器から出力される音量レベルを検出する音量レ
ベル検出手段と、基準となる音量レベルを記憶する音量
レベル記憶手段と、前記音量レベル検出手段で検出した
検出音量レベルと前記音量レベル記憶手段に記憶された
基準音量レベルとを比較する音量レベル比較手段と、リ
モートコントロールの対象となる音響機器の音量レベル
をコントロールするコントロール手段と、前記比較手段
により検出音量レベルが基準音量レベルから一定レベル
以上か一定レベル以下となった場合に前記コントロール
手段により検出音量レベルが基準音量レベルとなるよう
に制御する制御手段と、を備えたことにより、上記目的
を達成する。
【0012】請求項2記載のリモートコントロール装置
は、リモートコントロールの対象となる照明機器から出
力される照度レベルを検出する照度レベル検出手段と、
基準となる照度レベルを記憶する照度レベル記憶手段
と、前記照度レベル検出手段で検出した検出照度レベル
と前記照度レベル記憶手段に記憶された基準照度レベル
とを比較する照度レベル比較手段と、リモートコントロ
ールの対象となる照明機器の照度レベルをコントロール
するコントロール手段と、前記比較手段により検出照度
レベルが基準照度レベルから一定レベル以上か一定レベ
ル以下となった場合に前記コントロール手段により検出
照度レベルが基準照度レベルとなるように制御する制御
手段と、を備えたことにより、上記目的を達成する。
【0013】
【作用】請求項1記載のリモートコントロール装置で
は、音量レベル検出手段で音響機器から出力される音量
レベルを検出するとともに、音量レベル記憶手段で予め
基準となる音量レベルが記憶される。音量レベル比較手
段では、音量レベル検出手段で検出された検出音量レベ
ルと音量レベル記憶手段に記憶された基準音量レベルと
を比較し、音量レベル比較手段で検出音量レベルが基準
音量レベルに比べて一定レベル以上か一定レベル以下と
なった場合に、制御手段がコントロール手段を使って検
出音量レベルを基準音量レベルと一致するように制御す
る。
【0014】従って、操作者がリモートコントロール装
置と一緒に位置を移動すると、それぞれの移動位置に応
じて常に適正な音量レベルに調整される。
【0015】請求項2記載のリモートコントロール装置
では、照度レベル検出手段で照明機器から出力される照
度レベルを検出するとともに、照度レベル記憶手段で予
め基準となる照度レベルが記憶される。照度レベル比較
手段では、照度レベル検出手段で検出された検出照度レ
ベルと照度レベル記憶手段に記憶された基準照度レベル
とを比較して、照度レベル比較手段で検出照度レベルが
基準照度レベルに比べて一定レベル以上か一定レベル以
下となった場合に、制御手段がコントロール手段を使っ
て検出照度レベルを基準照度レベルと一致するように制
御する。
【0016】従って、操作者がリモートコントロール装
置と一緒に位置を移動すると、それぞれの移動位置に応
じて常に適正な照度レベルに調整される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】ここでは、音量調節用のリモートコントロ
ール装置を適用した腕時計の例(第1実施例)と、照度
調節用のリモートコントロール装置を適用した腕時計の
例(第2実施例)とに分けて説明する。
【0019】〔第1実施例〕図1〜図4は、第1実施例
に係る音量調節用のリモートコントロール装置を腕時計
に適用した例を示す図である。
【0020】まず、構成を説明する。
【0021】図1は、腕時計1とリモートコントロール
対象のテレビ受像機12とを示す外観図である。
【0022】この図1において、腕時計1の図中上部に
は、リモートコントロール信号であるリモコンコードを
赤外線により送信するLED2と、外部の音量レベルを
検出する音量センサ3と、時計表示やリモコン操作表示
を行う表示部4と、テレビ及びオーディオ等の音響機器
の電源のオン/オフを行う電源キー5と、適正な音量レ
ベルを予め設定するための設定キー6と、リモートコン
トロールの対象となる音響機器を選択するためのモード
キー7と、適正な音量レベルに自動調整するためのオー
トキー(AUTO)8と、音量レベル調節キー9にはボ
リュームを上げるアップキー(UP)10とボリューム
を下げるダウンキー(DOWN)11及びテレビのチャ
ンネルを選択するチャンネルキー27とから構成されて
いる。
【0023】また、図1のリモートコントロールの対象
となるテレビ受像機12は、表示画面13と、腕時計1
から発せられる赤外線のリモコンコードを受信する受信
部14と、テレビ音声を出力するスピーカ15とから構
成されている。
【0024】そして、図1の一点鎖線16は、上記腕時
計1のLED2から発せられる赤外線信号であり、一点
鎖線17は、上記テレビ受像機12のスピーカ15から
出力される音声である。
【0025】図2は、図1のリモコン機能を有する腕時
計1の構成ブロック図であり、図1に示したものと同一
構成部分には同一番号を付して、説明を省略する。
【0026】図2において、A/D変換器21は、音量
センサ3で検出した音量レベル信号をデジタルデータに
変換するものである。
【0027】CPU(Central Processing Unit )22
は、ROM23内に格納される各種制御プログラムに従
って腕時計1内の各部を制御する。具体的には、時計処
理及び表示処理を実行して時刻データ及び日付データ等
を表示部に表示させたり、また、入力部25から入力さ
れる各種リモコン指示信号に応じてリモコン処理を実行
し、各種リモコンコードデータを送信回路26に出力し
てLED2を発光させてリモコンコード信号を送出す
る。また、音量センサ3で検出する音量レベルと予め設
定してRAM24に格納されている基準音量レベルとを
比較し、受信音量レベルが基準音量レベルの所定範囲を
越えた場合に、受信音量レベルを基準音量レベルに近づ
けるように、音響機器の音量レベルをリモートコントロ
ールによって自動調節する。
【0028】ROM(Read Only Memory)23は、上記
CPU22が実行する時計処理プログラム、表示処理プ
ログラム及びリモコン処理プログラムを格納するととも
に、テレビやオーディオ機器等を遠隔操作するための各
種操作内容に対応したリモコンコードデータが予め格納
されている。
【0029】RAM(Random Accesss Memory )24
は、時計処理プログラム、表示処理プログラム及びリモ
コン処理プログラムを実行する際の処理データを一時的
に格納したり、各種パラメータを格納する。
【0030】入力部25は、上記した電源キー5、設定
キー6、モードキー7、オートキー(AUTO)8、音
量レベル調節キー9、アップキー(UP)10、ダウン
キー(DOWN)11及びテレビのチャンネルを選択す
るチャンネルキー27等から構成されている。
【0031】次に、動作を説明する。
【0032】本第1実施例は、テレビ受像機12から出
力される音量レベルが、操作者の位置に応じて常に適正
なレベルに保たれるように、リモートコントロールによ
り自動調整するものである。
【0033】まず、音量レベルを自動調整するための基
準となる基準音量レベルを予め設定する。
【0034】図3は、基準となる適正音量レベルを予め
RAM24に設定する設定動作を示すフローチャートで
ある。
【0035】図3に示すように、リモートコントロール
装置の操作者は、まず、リモートコントロールの対象と
なるテレビ受像機12から出力される音量レベルを音量
レベル調節キー9のアップキー10やダウンキー11を
使って適正な音量レベルに調節する。そして、操作者
は、テレビ受像機12から適正な音量レベルで音声が出
力されている状態で、図1及び図2に示す設定キー6を
押下して、音量レベルの設定状態とする(ステップS1
00)。
【0036】そして、この音量レベル設定状態におい
て、音量センサ3から検出される音声17は、A/D変
換器21でデジタルデータ化され、当該音声の音量レベ
ルデータをRAM24の所定記憶領域に記憶する(ステ
ップS101)。
【0037】次に、このRAM24に記憶された基準と
なる音量レベルデータに基づいて、リモートコントロー
ルにより自動的に音量レベル調整が行われる。
【0038】図4は、本第1実施例における自動音量レ
ベルの調整動作を説明するフローチャートである。
【0039】まず、図1の腕時計1のリモートコントロ
ーラの電源キー5を押下して電源をオンする(ステップ
S200)。ここで、マニュアル操作により音量調節す
る場合は、そのまま音量レベル調節キー9のアップキー
10やダウンキー11を押下して、所望の音量レベルに
調節する。
【0040】本第1実施例では、図1及び図2に示すオ
ートキー(AUTO)8を押下することにより、検出さ
れる音量レベルが常に予め設定した音量レベルとなるよ
うにボリュームの自動調節が行われる。
【0041】具体的には、オートキー(AUTO)8が
オンされると、図2に示す音量センサ3でテレビ受信機
12が発する音量レベルを検出する。そして、この検出
音量レベルとRAM24に記憶されている基準音量レベ
ルとの差の絶対値をとって、音量レベル差が所定範囲X
を越えているか否かを判別する(ステップS201)。
【0042】ステップS201において音量レベル差が
所定範囲Xを越えている場合は、検出音量レベルとRA
M24の基準音量レベルとの大小関係を判別する(ステ
ップS202)。
【0043】ここで、検出音量レベルの方がRAM24
の基準音量レベルよりも大きい場合は、ボリュームが大
きすぎるので、音量レベルダウンコードを送出してテレ
ビ受像機12の音量を下げる(ステップS203)。具
体的な動作としては、CPU22が音量レベルの比較を
行って、音量レベルダウンコードをROM23から読み
出すとともに、音量レベルダウンコードを送信回路26
に出力してLED2を駆動し、リモコン信号である赤外
線16をテレビ受像機12に送出して、音量を一定量下
げるように自動的にリモコン操作が行われる。
【0044】また、ステップS202において、検出音
量レベルよりもRAM24の基準音量レベルの方が大き
い場合は、ボリュームが小さいので、音量レベルアップ
コードを送出してテレビ受像機12の音量を上げる(ス
テップS204)。具体的には、CPU22が音量レベ
ルの比較を行って、音量レベルアップコードをROM2
3から読み出すとともに、その音量レベルアップコード
を送信回路26に出力してLED2を駆動し、リモコン
信号である赤外線16をテレビ受像機12に送出して、
音量を一定量上げるように、リモコン操作が行われる。
【0045】このようにして、音量レベルを一定量アッ
プ/ダウンさせる調整を行った後、一定時間(例えば、
1秒程度)待機してから(ステップS205)、再び、
上記のステップS201に戻り、音量レベルの検出とそ
の検出結果に基づくレベル調整とが繰り返し行われる。
【0046】そして、ステップS201において、検出
音量レベルがRAM24に記憶されている基準音量レベ
ルの所定レベル範囲X内に収まった場合は、音量レベル
の調整処理が終了する。
【0047】もちろん、腕時計1のオートキー(AUT
O)8がオン状態の場合は、上記処理によって検出音量
レベルが基準音量レベルの所定範囲X内に収まった後で
も、定期的に音量レベルの検出と調整処理とが行われ
る。
【0048】以上述べたように、本第1実施例のリモー
トコントロール装置は、基準となる音量レベルをRAM
24に予め設定し、テレビ受像機12から発せられる音
声の音量レベルと基準音量レベルとを定期的に比較し
て、テレビ受像機12から受信されるボリュームが基準
音量レベルとなるように自動的にリモコン調整する。従
って、操作者は、位置を移動してもテレビ受像機12か
ら常に適正な音量レベルで音声を受信することが可能と
なり、音量レベル調整を行う手間が不要となる。 〔第2実施例〕図5〜図8は、第2実施例に係る照度調
節用のリモートコントロール装置を腕時計に適用した例
を示す図である。
【0049】まず、構成を説明する。
【0050】図5は、腕時計31とリモートコントロー
ル対象の照明ランプ42とを示す外観図である。
【0051】この図1において、腕時計31の図中上部
には、リモートコントロール信号であるリモコンコード
を赤外線により送信するLED32と、照明ランプ42
からの照度レベルを検出する照度センサ33と、時計表
示やリモコン操作表示を行う表示部34と、照明ランプ
等の照明機器の電源のオン/オフを行う電源キー35
と、適正な照度レベルを予め設定するための設定キー3
6と、リモートコントロールの対象となる照明機器を選
択するためのモードキー37と、適正な照度レベルに自
動調整するためのオートキー(AUTO)38と、照度
レベル調節キー39には照度を上げるアップキー(U
P)40及び照度を下げるダウンキー(DOWN)41
とから構成されている。
【0052】また、図5のリモートコントロールの対象
となる照明ランプ42は、腕時計31から発せられる赤
外線のリモコンコードを受信して照明ランプ42の照度
を調整する照度調整部43とを備えている。
【0053】そして、図5の一点鎖線44は、上記腕時
計31の送信部から発せられるリモコンコードからなる
赤外線信号であり、一点鎖線45は、上記照明ランプ4
2から発せられる照射光である。
【0054】図6は、図5のリモコン機能を有する腕時
計31の構成ブロック図であり、図5に示したものと同
一構成部分には同一番号を付して、説明を省略する。
【0055】図6において、A/D変換器51は、照度
センサ33で検出した照度レベル信号をデジタルデータ
に変換するものである。
【0056】CPU(Central Processing Unit )52
は、ROM53内に格納される各種制御プログラムに従
って腕時計31内の各部を制御する。具体的には、時計
処理及び表示処理を実行して時刻データ及び日付データ
等を表示部に表示させたり、また、入力部55から入力
される各種リモコン指示信号に応じてリモコン処理を実
行し、各種リモコンコードデータを送信回路56に出力
してLED32を発光させてリモコンコード信号を送出
する。
【0057】また、CPU52は、照度センサ33で検
出する照度レベルと予め設定してRAM54に格納され
ている基準照度レベルとを比較し、受光照度レベルと基
準照度レベルとの差が所定レベル以上となった場合に、
受光照度レベルが基準照度レベルに近づくように、照明
機器の照度レベルをリモートコントロールによって自動
調節するようにする。
【0058】ROM(Read Only Memory)53は、上記
CPU52が実行する時計処理プログラム、表示処理プ
ログラム及びリモコン処理プログラムを格納するととも
に、各種照明機器を遠隔操作するための各種操作内容に
対応したリモコンコードデータが予め格納されている。
【0059】RAM(Random Accesss Memory )54
は、時計処理プログラム、表示処理プログラム及びリモ
コン処理プログラムを実行する際の処理データを一時的
に格納したり、各種パラメータを格納する。
【0060】入力部55は、上記した電源キー35、設
定キー36、モードキー37、オートキー(AUTO)
38、照度レベル調節キー39、アップキー(UP)4
0、ダウンキー(DOWN)41から構成されている。
【0061】次に、動作を説明する。
【0062】本第2実施例では、照明ランプ42から出
力される照度レベルが、操作者の位置に応じて常に適正
なレベルに保たれるように、リモートコントロールによ
って自動調整するものである。
【0063】まず、照度レベルを自動調整するための基
準となる基準照度レベルを予め設定する。
【0064】図7は、基準となる適正照度レベルを予め
RAM54に設定する設定動作を示すフローチャートで
ある。
【0065】図7に示すように、リモートコントロール
装置の操作者は、まず、リモートコントロールの対象と
なる照明ランプ42から出力される照度レベルを照度レ
ベル調節キー39のアップキー40やダウンキー41等
を使って適正な照度レベルに調節するようにする。そし
て、操作者は、照明ランプ42から適正な照度レベルで
光が照射されている状態で、図5及び図6に示す設定キ
ー36を押下することにより、照度レベルの設定状態と
する(ステップS300)。
【0066】そして、この照度レベル設定状態におい
て、照度センサ33で検出される照射光45は、A/D
変換器51でデジタルデータ化され、当該照射光の照度
レベルデータがRAM54の所定記憶領域に記憶される
(ステップS301)。
【0067】次に、このRAM54に記憶された基準と
なる照度レベルデータに基づいて、リモートコントロー
ルにより自動的に照度レベル調整を行うものである。
【0068】図8は、本第2実施例における自動照度レ
ベルの調整動作を説明するフローチャートである。
【0069】まず、図5の腕時計31のリモートコント
ローラの電源キー35を押下して電源をオンする(ステ
ップS400)。ここで、マニュアル操作により照度調
節する場合は、そのまま照度レベル調節キー39のアッ
プキー40やダウンキー41を押下して、所望の照度レ
ベルに調節する。
【0070】しかし、本第2実施例では、図5及び図6
に示すオートキー(AUTO)38を押下することによ
り、検出される照度レベルが常に予め設定した照度レベ
ルとなるように照射光量の自動調整が行われる。
【0071】具体的には、オートキー(AUTO)38
がオンされると、図6に示す照度センサ33で照明ラン
プ42が発する照度レベルを検出する。そして、この検
出照度レベルとRAM54に記憶されている基準照度レ
ベルとの差の絶対値をとって、照度レベル差が所定範囲
Yを越えているか否かを判別する(ステップS40
1)。
【0072】ステップS401において照度レベル差が
所定範囲Yを越えている場合は、検出照度レベルとRA
M54の基準照度レベルとの大小関係を判別する(ステ
ップS402)。
【0073】ここで、検出照度レベルの方がRAM54
の基準照度レベルよりも大きい場合は、ボリュームが大
きすぎるので、照度レベルダウンコードを送出して照明
ランプ42の照度を下げる(ステップS403)。具体
的な動作としては、CPU52が照度レベルの比較を行
って、照度レベルダウンコードをROM53から読み出
すとともに、照度レベルダウンコードを送信回路56に
出力してLED32を駆動し、リモコン信号である赤外
線44を照明ランプ42に送出して、照度を一定レベル
下げるように自動的にリモコン操作が行われる。
【0074】また、ステップS402において、検出照
度レベルよりもRAM54の基準照度レベルの方が大き
い場合は、照射光が暗いので、照度レベルアップコード
を送出して照明ランプ42の照度を上げる(ステップS
404)。具体的には、CPU52が照度レベルの比較
を行って、照度レベルアップコードをROM53から読
み出すとともに、その照度レベルアップコードを送信回
路56に出力してLED32を駆動し、リモコン信号で
ある赤外線44を照明ランプ42に送出して、照度を一
定レベル上げるように自動的にリモコン操作が行われ
る。
【0075】このようにして、照度レベルを一定レベル
ずつアップ/ダウンさせて調整を行った後、一定時間
(例えば、1秒程度)待機してから(ステップS40
5)、再び、上記のステップS401に戻って、照度レ
ベルの検出とその検出結果に基づく照度レベル調整とが
繰り返し行われる。
【0076】そして、ステップS401において、検出
照度レベルがRAM54に記憶されている基準照度レベ
ルの所定レベル範囲Y内に収まった場合は、照度レベル
の調整処理が終了する。
【0077】もちろん、腕時計31のオートキー(AU
TO)38がオンされている場合は、上記調整処理によ
って検出照度レベルが基準照度レベルの所定範囲Y内に
収まった後でも、定期的に照度レベルの検出と調整処理
とが行われる。
【0078】以上述べたように、本第2実施例のリモー
トコントロール装置は、照明ランプ42から照射される
基準となる照度レベルデータをRAM24に予め設定
し、照明ランプ42から発せられる照射光の照度レベル
と基準照度レベルとを定期的に比較して、照明ランプ4
2から照射される照射光が基準照度レベルとなるように
自動的にリモコン調整する。従って、操作者は、位置を
移動しても照明ランプ42から常に適正な照度レベルで
受光することが可能となり、照度レベル調整を行う手間
が不要となる。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載のリモートコントロール装
置では、操作者が音響機器の視聴位置を移動したとして
も、常にそれぞれの移動位置に応じて適正な音量レベル
が得られるように、音響機器の音量レベルを自動調整す
ることができる。
【0080】請求項2記載のリモートコントロール装置
では、操作者が移動して照明機器からの照射位置が変わ
っても、常にそれぞれの移動位置において適正な照度レ
ベルが得られるように、照明機器の照度レベルを自動調
整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腕時計とリモートコントロール対象のテレビ受
像機とを示す外観図である。
【図2】図1のリモコン機能を有する腕時計の構成ブロ
ック図である。
【図3】基準となる適正音量レベルを予めRAMに設定
する設定動作を示すフローチャートである。
【図4】本第1実施例における自動音量レベルの調整動
作を説明するフローチャートである。
【図5】腕時計とリモートコントロール対象の照明ラン
プとを示す外観図である。
【図6】図5のリモコン機能を有する腕時計の構成ブロ
ック図である。
【図7】基準となる適正照度レベルを予めRAMに設定
する設定動作を示すフローチャートである。
【図8】本第2実施例における自動照度レベルの調整動
作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 腕時計 2 LED 3 音量センサ 4 表示部 5 電源キー 6 設定キー 7 モードキー 8 オートキー(AUTO) 9 音量レベル調節キー 10 アップキー(UP) 11 ダウンキー(DOWN) 12 テレビ受像機 13 表示画面 14 受信部 15 スピーカ 16 赤外線信号 17 音声 21 A/D変換器 22 CPU 23 ROM 24 RAM 25 入力部 26 送信回路 27 チャンネルキー 31 腕時計 32 LED 33 照度センサ 34 表示部 35 電源キー 36 設定キー 37 モードキー 38 オートキー(AUTO) 39 照度レベル調節キー 40 アップキー(UP) 41 ダウンキー(DOWN) 42 照明ランプ 43 照度調整部 44 赤外線信号 45 照射光 51 A/D変換器 52 CPU 53 ROM 54 RAM 55 入力部 56 送信回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモートコントロールの対象となる音響機
    器から出力される音量レベルを検出する音量レベル検出
    手段と、 基準となる音量レベルを記憶する音量レベル記憶手段
    と、 前記音量レベル検出手段で検出した検出音量レベルと前
    記音量レベル記憶手段に記憶された基準音量レベルとを
    比較する音量レベル比較手段と、 リモートコントロールの対象となる音響機器の音量レベ
    ルをコントロールするコントロール手段と、 前記比較手段により検出音量レベルが基準音量レベルか
    ら一定レベル以上か一定レベル以下となった場合に前記
    コントロール手段により検出音量レベルが基準音量レベ
    ルとなるように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】リモートコントロールの対象となる照明機
    器から出力される照度レベルを検出する照度レベル検出
    手段と、 基準となる照度レベルを記憶する照度レベル記憶手段
    と、 前記照度レベル検出手段で検出した検出照度レベルと前
    記照度レベル記憶手段に記憶された基準照度レベルとを
    比較する照度レベル比較手段と、 リモートコントロールの対象となる照明機器の照度レベ
    ルをコントロールするコントロール手段と、 前記比較手段により検出照度レベルが基準照度レベルか
    ら一定レベル以上か一定レベル以下となった場合に前記
    コントロール手段により検出照度レベルが基準照度レベ
    ルとなるように制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするリモートコントロール装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101867739A (zh) * 2010-04-30 2010-10-20 中山大学 一种智能电视机及电视机智能控制方法
EP3210437A4 (en) * 2014-10-16 2018-10-10 LG Electronics Inc. Watch type terminal and method for controlling the same
CN112383818A (zh) * 2021-01-12 2021-02-19 发明之家(北京)科技有限公司 一种智能电视系统及其智能控制方法

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