JPH0645973Y2 - ユニツト使用量管理装置 - Google Patents

ユニツト使用量管理装置

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JPH0645973Y2
JPH0645973Y2 JP20129486U JP20129486U JPH0645973Y2 JP H0645973 Y2 JPH0645973 Y2 JP H0645973Y2 JP 20129486 U JP20129486 U JP 20129486U JP 20129486 U JP20129486 U JP 20129486U JP H0645973 Y2 JPH0645973 Y2 JP H0645973Y2
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靖 中村
康一 荒井
静男 土屋
利男 長坂
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、感光体等の画像形成を行う部品を複数組み合
わせたユニットを、装置本体に対して着脱自在とした画
像形成装置のユニット使用量管理装置に関するものであ
る。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、例えば電子写真複写機においては、長期間に亘っ
て装置を使用するために、感光体ドラム等の消耗部品の
交換、現像器、帯電器等の清掃、あるいは現像剤の補
給、廃トナーの廃棄等を定期的に行う必要があった。こ
のような作業は専門の保守者が行っており、その作業は
繁雑であるために、特に市場での台数が多い小型の複写
機の定期点検は実際には困難をともなっている。
そこで、保守点検作業を簡単化するために、例えば感光
体ドラムと現像器、クリーニング装置を一体的にユニッ
トとして構成し、このユニットを交換することで保守点
検作業が行われている。このような場合、ユニットの交
換時期を管理するため、あるいはユニットの最終交換時
期に達する以前にも、例えばトナー色の変更を行う場合
に他のユニットに交換することがあるため、個々のユニ
ットにその使用時間(プリント枚数)を記録するカウン
タが備えられている。そして、そのカウンタとしては、
例えば感光体ドラムの回転数を機械的にカウントするこ
とでプリント枚数を記録するメカ式のカウンタが使用さ
れている。
しかしながら、上記のようなメカ式のカウンタでは、故
障が多く、またプリント枚数を記録する手段として、半
導体の記録装置を使用することも考えられるが、個々の
ユニットに記憶を保持するための電源や回路が必要とな
るために、ユニットが高価になる。
そこで、装置本体側にユニットのプリント枚数をカウン
トするカウンタを設け、本体に新品のユニットが装着さ
れる毎にカウンタをリセットし、更にカウンタが所定枚
数をカウントするとユニットが寿命に達したとして、使
用者に報知するように構成したものがある。
しかし、このような装置にあっては、装着されたユニッ
トが寿命に達するまで使用されるとは限らず、寿命に達
する前に別のユニットに交換され、しばらくして前のユ
ニットに戻すという使い方をされることがある。このよ
うな場合、本体のカウンタのカウント値がどのユニット
のカウント値か区別できなくなり、結局ユニットの正確
な寿命管理が出来なくなるという欠点があった。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、装着される個々のユニットの
プリント枚数を正確にカウントすることができ、それに
よってユニットの寿命管理を正確に行うことができるユ
ニット使用量管理装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は上記目的を達成するために、画像形成動作に供
される量に限界を有する部材を備えた画像形成ユニット
を画像形成装置本体に対し交換可能に構成した画像形成
装置におけるユニット使用量管理装置において、個々の
画像形成ユニットを判別するため非導通化可能に構成さ
れた複数の導通回路及び該画像形成ユニットを前記画像
形成装置本体に装着した際前記導通回路を前記本体装置
に接続する接続手段とを前記画像形成ユニットに備え、
前記画像形成ユニットが装着された際前記接続手段と接
続する被接続手段と、該被接続手段を介して前記導通回
路を選択的に非導通状態に切換え手段と、前記複数の導
通回路の導通状態に基づいて個々の画像形成ユニットを
判別する判別手段と、該判別手段の判別結果に基づいて
前記各画像形成ユニットが画像形成動作に供された量を
個別に計測する計測手段とを前記画像形成装置本体に備
えることを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の実施例について図面を参照しながら詳述す
る。
第2図は本考案の画像形成装置として液晶プリンタの構
成を示す図である。
同図において、液晶プリンタ(以下単にプリンタで示
す)1の下部には用紙Tを収納する給紙カセット2が設
けられ、上部にはプリンタ1で画像形成された用紙Tが
排紙される排紙部3が設けられている。
また、排紙部3近傍には用紙Tを機外へ排出するための
排紙ロール3a、3bが設けえられている。この排紙部3は
底面が傾斜した凹形状を成している。
また、プリンタ1の内部構成は感光体ドラム4及び感光
体ドラム4周面近傍に設けられた帯電器5、感光体ドラ
ム4への光書込みを行う為の液晶ヘッド6、現像器7、
転写器8、クリーナ9が設けられている。
この中で感光体ドラム4、帯電器5、クリーナ9は一体
ユニット化され、点線で示すドラムセット10としてプリ
ンタ1本体に挿脱自在に構成されている。また、現像器
7も図示しないが補充トナー容器等と共に一体ユニット
化され、点線で示すトナーセット11としてプリンタ1本
体に挿脱自在に構成されている。
さらに、用紙Tの用紙搬送路12上には用紙Tを搬送する
ための給紙コロ13、待機ロール14a、14b、分離搬送ロー
ル15、定着器16、前述の排紙ロール3a、3b及び複数の搬
送ロール17が設けられている。
以上の機構構成を有するプリンタ1は図示しない箇所
に、第1図に示す制御回路を有している。
同図において制御回路21は、プリンタ本体制御回路22と
ドラムセット内回路23とがコネクタ24により接続されて
構成されており、プリンタ本体制御回路22は上述のプリ
ンタ1内に設けられ、ドラムセット内回路23は上述のド
ラムセット10内部に内蔵されたドラムセット識別用のヒ
ューズf1〜f3よりなる。
同図において、プリンタ本体制御回路22のCPU(中央処
理装置)25は本実施のプリンタ1の全ての制御を行う回
路で、バスラインを介して接続されるROM(リードオン
リメモリ)26内に書き込まれている制御プログラムに従
って感光体ドラム4、給紙コロ13等を回転させるモータ
や、モータ回転力を感光体ドラム4等へ伝達する伝達機
構を切換えるクラッチ等の制御を行う。また、RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)27及びEE−PROM(エレクトリカ
ルイレーサブル−プログラマブルリードオンリーメモ
リ)28は、バスラインを介してCPU25に接続されてい
る。EE−PROM28は、電気的にデータの消去、書込みがで
きる機能を有し、後述するようにRAM27、EE−PROM28とC
PU25でバスラインを通してデータの授受を行うことによ
り、プリンタ1のユニット使用量を計数するユニット使
用量管理装置を構成する。
CPU24のI/Oポート(入出力ポート)からは、各部負荷へ
の動作信号が出力されるとともに、後述するドラムセッ
ト寿命警告表示等の表示制御信号が図示しない表示部へ
出力される。また、CPU25のI/Oポートには、各部に設け
られた図示しないセンサやスイッチからの入力信号が入
力する。プリンタ動作完了毎の信号も図示しない用紙排
出検出センサ等からこのI/Oポートに入力する。
また、CPU25の出力端子O1には、電源端子29(VA)に接
続された第1リレー30を駆動するインバータドライバQ1
が接続されている。第1リレー30は、1つのノーマルオ
ープン接点30a及び2つのノーマルクローズ接点30b、30
cを有するリレーである。この第1リレー30の接点30cは
CPU25の入力端子I1に接続され、この接点30cはコネクタ
24を介してドラムセット10内のヒューズf1、さらに接点
30bから電源端子31(Vc)に接続されている。また、第
1リレー30の接点30cの両接続端子側はそれぞれ抵抗R1
及びR2を介して接地されている。一方、第1リレー30の
接点30aは、その一方の接続端子が接点30bとヒューズf1
の接続点に接続され、他方の接続端子は電源端子32
(VB)に接続されている。すなわち、第1リレー30がオ
フで、ドラムセット10がセットされ、ヒューズf1が溶断
していないときは、電源端子31の電圧VCが、接点30b、
ヒューズf1、接点30cを介して、CPU25の入力端子I1にH
(ハイレベル)信号を入力する。またヒューズf1が溶断
またはドラムセット10が装着されていないときには、CP
U25の入力端子I1に接地L(ローレベル)信号が入力す
る。第1リレー30がオンすると、接点30b及び30cは開状
態となりCPU25への信号入力回路が遮断すると同時に接
点30aの閉により、電源端子32の電圧VBが、接点30a、ヒ
ューズf1、抵抗R1を介して接地と電流を流し、ヒューズ
f1が溶断する。
上記ヒューズの溶断のさせ方により装着されるドラムセ
ット10の判別を行う。3ビットなので、8種類識別でき
るが、入力端子I1〜I3が000はドラムセット10装着な
し、もしくは寿命に達したドラムセット10の識別に用い
るので、識別コードとして用いない。また111は、新品
のドラム識別に用いるので、識別コードとして用いな
い。従って、6種類のドラムセット10が一度に(取り換
えながら)使用可能となる。
同様にして、CPU25の出力端子O2、O3には、電源端子29
(VA)にそれぞれ接続された第2及び第3リレー33及び
34を駆動するインバータドライバQ2及びQ3が接続されて
いる。第2及び第3リレー33及び34も第1リレー30と同
様にノーマルオープン接点33a、34a及びそれぞれ2つの
ノーマルクローズ接点33b、33c、34b、34cを有するリレ
ーである。そして、第2及び第3リレー33及び34は、そ
れぞれ入力端子I2、I3及びヒューズf2、f3に、上記第1
リレー30と同様の関係に接続されている。第2リレー33
の接点33cの両側接続点はそれぞれ抵抗R3及びR4、第3
リレー34の接点34cの両側接続点はそれぞれ抵抗R5及びR
6を介して接地されている。
第3図はCPU25のアドレスマップを示したもので、RAM27
はアドレス0000〜0800に、EE−PROM28はアドレス4000〜
4610に位置している。また1/Oはアドレス8000〜8020
に、ROM26はアドレスC000〜FFFFに位置し、その他のア
ドレスは未使用である。
第4図はEE−PROM28のアドレスマップを示したものであ
る。同図の如くEE−PROM28は、ストックエリアと、カウ
ントデータ記憶エリアを有する。ストックエリアは、ア
ドレス4000〜400B(16進HEX表示)に6種類のドラムセ
ット10が判別できるよう、DCNT(ドラムセットカウンタ
データ)の記憶エリアとして12バイト(DCNTの1データ
エリアが2バイト必要なので)からなり、詳しくは後述
するように新規のドラムセット10が登録される毎に、各
ドラムセット10の付与コードに対応したエリアのアドレ
スにDCNTのデータが一時記憶される。DCNTのデータが0
の領域は登録可能なエリアであり、DCNTのデータが0以
外の領域は使用済エリアである。カウントデータ記憶エ
リアは、アドレス4010〜460Fにエリア1〜エリア256に
区分され、その1単位のエリアはTOTAL(トータルカウ
ンタデータ)、DCNT(ドラムセットカウンタデータ)、
DCDE(コードデータ)として示す合計6バイトのデータ
記憶エリアを有する。TOTALは、プリンタ1の全体のプ
リント枚数を記憶するもので、3バイトからなる。DCNT
は、一つのドラムセット10でのプリント枚数を記憶する
もので、2バイトからなる。DODEは、各ドラムセット10
毎に付与される識別コードを記憶するもので、1バイト
からなる。このようにEE−PROM28は、6バイト容量から
なる1単位エリアにTOTAL、DCNT、CODEの3種のデータ
記憶エリアを有するが、EE−PROM28の書き替え回数は現
在のところ1万回程度が限度である。これに対して、本
実施例のプリンタ1の耐用プリント枚数は30万枚である
が、1プリント動作毎にカウントデータをEE−PROMに書
き替えていった場合30万回の書き替え回数が必要であ
る。そこで、EE−PROM28の全記憶エリアを256エリアに
区分し、1回のプリンタ動作毎に順次このエリアをシフ
トすることで、全体で256万回の書き替え、すなわち256
万枚まで計数可能としている。
第5図はRAM27のアドレスマップを示したものである。R
AM27は、同図の如く、TOTAL(トータルカウンタデー
タ)、DCNT(ドラムセットカウンタデータ)、CODE(コ
ードデータ)、ADD(アドレスデータ)、S.A.CNT(スト
ックエリアカウンタ)、C.D.A.CNT(カウントデータエ
リアカウンタ)、C.R.FLAG(カウントレディフラグ)と
して示す記憶エリアを有し、これらは後述するように、
プリンタ1のプリント枚数を計数する際に、一時的な記
憶手段として補助的に使用される。TOTAL、DCNT、CODE
は上述と同じ内容を示し、ADDはEE−PROM28のストック
エリアのアドレスを記憶し、S.A.CNTはEE−PROM28のス
トックエリアのアドレス指定用カウンタで検索時使用さ
れ、C.D.A.CNTはEE−PROM28のカウントデータ記憶エリ
アのアドレス指定用カウンタで検索時使用され、C.R.FL
Gはプリント実行可能時にセットされるフラグを記憶す
るものである。
以上のような構成のプリンタ1において、以下にその動
作を説明する。
まず、ドラムセット10をプリンタ1本体に装着し、同時
にドラムセット10内のドラムセット内回路23とプリンタ
1本体内のプリンタ本体制御回路22とをコネクタ24で接
続する。
この状態でプリント動作を実行すると、感光体ドラム4
の感光面は帯電器5により一様な電荷が付与され、液晶
ヘッド6では図示しない駆動回路により液晶ヘッド6内
の液晶光シャッタを開閉駆動し、図示しない光源からの
光の透過光は感光面へ照射(露光)される。この液晶ヘ
ッド6からの露光により感光面には静電潜像が形成さ
れ、この感光面に形成された静電潜像は現像器7により
可視像化されトナー像となる。さらに転写器8において
トナー像とタイミングを合わせて給紙カセット2から給
紙コロ13、待機ロール14a、14bを介して送られてきた用
紙Tにトナー像は転写される。転写された用紙T上にト
ナー像は定着器16で熱定着された後、用紙Tは排紙ロー
ル3a,3bにより排紙部3上に排出される。一方、転写器
8で完全に転写されなかった感光面上の残留トナーはク
リーナ9で除去される。
次に、ドラムセット10の識別制御動作及びプリント枚数
のカウント動作をフローチャートを用いて説明する。
第6図はセットされたドラムセット10(以下DSとする)
に識別コードを付与するための制御動作を示すフローチ
ャートである。同図において、DS登録ルーチンは、プリ
ンタ1の電源投入時及びDS装置本体より挿脱するため、
装置の図示しないフロントカバーが開閉された時に実行
される。このフロントカバーの開閉は、該フロントカバ
ーに連動してオン・オフする図示しないドアスイッチか
らの信号によりCPU25が確認する。このDS登録ルーチン
が実行されると、まずステップST1でCPU25の入力端子I1
〜I3の入力信号が全てL(ローレベル)信号がどうか確
認し、全てL信号であればDSがセットされていないか、
もしくは全てのヒューズf1〜f3が溶断された(寿命に達
して使用不可能な)DSが装着されているので、ステップ
ST2に進みプリンタ動作を禁止するとともに、DSを装着
または交換するように図示しない表示部に表示する。上
記ステップST1で入力信号が全てL信号でない場合に
は、ステップST3に進みCPU25の入力端子I1〜I3の入力信
号が全てH(ハイレベル)信号がどうか確認し、すべて
H信号であればヒューズf1〜f3が全て溶断されていない
新品のDSなので、ステップST4以降の登録処理を行う。
上記ステップST3で入力信号が全てH信号でなければ、
いずれかのヒューズが溶断された登録済のDSであるの
で、登録動作は不要であり終了する。新規登録の場合に
は、ステップST4で、EE−PROM28内のDCNTのストックエ
リアに記憶可能な領域が残されているか確認する。すな
わち、EE−PROM28のストックエリアの各エリアを検索し
て空きエリアがないか確認する。具体的には、CPU25とR
AM27のS.A.CNTによるアドレスカウンタで順次EE−PROM2
8のアドレス4000、4002、4004、・・・とストックエリ
アを指定し中のデータが0であるエリアを探す。空きが
ない場合(6種類のDSが全て使用されている)には、ス
テップST5に進み新しいDSの登録が不可能であることを
示す操作パネルの表示部に表示する。上記ステップST5
で、最初に0のデータエリアが見つかった場合には、ス
テップST6に進みそのアドレスから登録コードCを演算
する。この演算は16進数で空アドレスからストックエリ
アのトップアドレスを引いたものに2を加え、全体を2
で割った値を2進数に直した値を登録コードとする。例
えば、アドレス4002が空アドレスであった場合には、
(4002−4000+2)÷2=2(HEX)この2(HEX)を2
進数に直したものを登録コードC、すなわちC=010と
する。次に、ステップST7に進み、登録コードCに対応
するヒューズを溶断する。具体的には、CPU25は登録コ
ードCに対応して出力端子O1〜O3より信号を出力し、第
1〜第3リレー30、33、34を各々動作させてヒューズf1
〜f3を溶断する。ただし、この時出力端子O1〜O3は出力
は、登録コードCを反転したデータに基き出力され
る。例えば、上記登録コードC=010の場合、出力端子O
1〜O3の出力は=101に基き出力され、第1リレー30が
オン、第2リレー33がオフ、第3リレー34がオンとな
り、ヒューズf1及びf3が溶断される。従って、逆にCPU2
5が、このDSの登録コードを入力端子I1〜I3の入力で読
んだ時には、010となりコードCに等しくなる。以上の
ようにして、DSの登録コードの付与が行なわれる。
次に、上述のようにして登録されたDSを用いたカウント
動作を説明する。
第7図はカウント動作を示すフローチャートである。同
図において、まず、セットされたDSの登録コードを確認
するため、ステップ11でCPU25の入力端子I1〜I3の入力
を確認し、この入力によりコードCを読み取る。例え
ば、入力端子I1〜I3が順にL、H、LならばC=010と
なる。次に、ステップST12〜ステップST14で、EE−PROM
28内のカウントデータ記憶エリア内の最終書込みデータ
を検索、読出しを行う。第4に示す如く、EE−PROM28の
アドレス4010〜460Fのエリアがカウントデータ記憶エリ
アで、1単位エリアがTOTAL3バイト、DCNT2バイト及びC
ODE1バイトよりなり、これが、256エリア設けられてい
る。後述するようにCPU25とRAM27カウンタによりプリン
ト動作がカウントされ、カウントデータが変化する毎
に、その新データがEE−PROM28に書き込まれる。また、
この書込みアドレスは順次新しいエリアに移されるよう
制御される。
まず、ステップ12で各エリアのTOTALのデータを全て比
較し、最大のTOTALのデータが記憶されたエリアを探し
出す。この方法は具体的には、CPU25とRAM27のC.D.A.CN
TエリアによるアドレスカウンタによってEE−PROM28の
アドレス4010から順次アドレス指示し、エリア1とエリ
ア2のTOTALのデータの大小を比較し、アドレスの大き
い方のエリアのTOTALのデータがアドレスの小さい方の
エリアのそれより小さかった場合、小さい方のアドレス
のTOTALのデータが最終書込みデータすなわち現在のカ
ウントデータである。上述のようにして求められた最大
トータルカウントデータが記憶されたエリア(以後現在
エリアと呼ぶ)のデータをRAM27の中のカウンタエリア
の中に読出しセットする。すなわち、ステップST12で上
述のEE−PROM28内の最大TOTALのデータを、RAM27のTOTA
Lエリアにセットし、ステップST13でEE−PROM28の現在
エリアのDCNTのデータを読み出し、RAM27のDCNTエリア
にセットし、さらに、ステップST14で、EE−PROM28の現
在エリアのCODEのデータを読み出し、RAM27のCODEエリ
アに書き込む。そして、ステップST15で、今読み出した
現在エリアのトップアドレス値もRAM27のADDエリアに書
き込む。
次に、ステップST16で、今RAM27のCODEエリアにセット
されたコードデータと、上記ステップST11で読み取った
セットされているDSのコードデータCとを比較し、前回
使用されていたDSと、今回セットされているDSとが等し
いものか確認する。すなわち、CODE=Cであれば、DSは
交換されていないものだから、そのままRAM27にセット
されたDCNTのデータを用いてカウント動作を行えばよ
い。しかし、ステップST16でCODE=Cでなければ、DSが
変っていることを示しているのだから、DCNTのデータを
セットされているDSのDCNTのデータに変換してからカウ
ント動作を行わなければならない。このための処理をス
テップST17〜ステップST21で行う。
すなわち、ステップST17で、RAM27のCODEエリアに記憶
されたコードデータに対応したEE−PROM28のストックエ
リアアドレスCO(N)を演算して求める。例えば、CODE
エリア中のデータが001(下位3ビットしか問題になら
ないので上位は省略する)であれば、次式で求まる。
CO(N)=〔CODE×2−2〕HEX+4000 (ここで、〔 〕HEXは〔 〕内の2進数を16進数
に変換することを表す。) 従って、CODE=001の場合には、 CO(N)=〔001×2−2〕HEX+4000 となる。
次に、このようにして求めたストックエリアのアドレス
CO(N)のエリアにステップST18で、RAM27のDCNTエリ
アのデータを書き込む。次に、ステップST19でセットさ
れたDSのコードCに対応するDCNTのデータをEE−PROM28
より読み出して来るため、コードCをEE−PROM28のスト
ックアドレスC(N)を示す値に換算する。この換算
は、次式で求まる。
C(N)=〔C×2−2〕HEX+4000 (〔 〕HEXは前記と同様の意味である。) 例えばC=101であれば、 C(N)=〔010×2−2〕HEX+4000=4002 次に、ステップST20で、このようにして求まったEE−PR
OM28のストックエリアアドレスC(N)のエリアに格納
されているDSのDCNTのデータを読み出し、RAM27のDCNT
エリアにセットし直す。以上により、プリンタ1にセッ
トされているDSのカウントデータがRAM27のDCNTエリア
にセットされたことになる。そして、次にステップST21
でRAM27のCODEエリアのデータも、セットされたDSのコ
ードに変更する。以上のステップでRAM27内の各データ
がセットされたDSに対応するデータになったので、ステ
ップST22でカウントレディフラグをRAM27にセットし、
これをCPU25が別フローで確認することにより、プリン
ト実行信号が発生する。カウントルーチンでは、ステッ
プST23でプリント実行信号が発生するのを待機し、発生
したらRAM27内の各カウントデータ(TOTAL及びCDNT)を
インクリメントする。そして、同時にインクリメントさ
れたデータをEE−PROM28の新アドレス(次のエリア)に
書き込むため、RMA27のADDエリアのデータにも、1単位
エリアを構成するバイト数6を加算し、新書き込みエリ
アのアドレスを求める。次に、ステップST25に進み、EE
−PROM28のカウントデータ記憶エリアは最大トップアド
レスADD(MAX)が460Aまでしかないので、上記ステップ
ST24で求められたADDがADD(MAX)を越えないか確認す
る。越えていない場合には次のステップST27に進み、越
えている場合には、ステップST26でADDをカウントデー
タ記憶エリアの最初のアドレスADD(MIN)である4010に
戻してから次のステップST27に進む。次に、ステップST
27でカウントアップして求められたRAM27のTOTAL、DCNT
をCODEのデータとともに、今求められたアドレスデータ
ADDで指定されるEE−PROM28にカウントデータ記憶エリ
アに格納する。1プリント動作毎にEE−PROM28のデータ
を格納するのは、いつ装置の電源が切れてもその時のカ
ウントデータが完全に記憶されているようにするためで
ある。また、EE−PROM28のデータ書込みエリアの順次シ
フトして書込むのは、上述のようにEE−PROM28の書込み
回数を減らすためである。
次に、ステップST28で、ドラムセットカウンタ(DCNT)
のデータがDSの寿命枚数を越えていないかどうか確認す
る。本実施例では、DSの寿命を8000枚に設定している。
上記ステップST28でDCNTが寿命枚数(8000)を越えてい
ない場合には、ステップST23に戻りそのまま以後のプリ
ント動作を続行し、DCNTが8000を越えたら場合には、ス
テップST29に進みDSの全てのヒューズf1〜f3を溶断し
て、2度と使用できないようにする。ヒューズf1〜f3
溶断はCPU25の出力端子O1〜O3の出力により行なわれ
る。次に、ステップST30で、EE−PROM28内のストックエ
リアにある今寿命に達したDSのドラムセットカウントの
データを抹消し(0をセットする)、新しいDSに対し利
用できるようにする。そして、ステップST31で、プリン
ト動作を停止させDSの寿命が来たことを警告し、DSの交
換を使用者に促す。
以上により、プリンタ1本体DSを交換する場合該DSに付
与されたコードとEE−PROMに登録したDSのコードを比較
するため、装着されたDSが新規のものか再使用のものか
判別することができる。そして、その判別の結果、装着
されたユニットが新規のものである場合には、自動的に
装着されたDSにコードを付与することができ、更に、そ
の新規のDSに対しては、カウントを1枚から積算するよ
うに制御し、また再使用のDSであった場合は、そのDSの
過去のプリント枚数に順次加算するよう制御するため、
DSが新規、再使用にかかわらず、個々のDSのプリント枚
数を正確にカウントすることができる。従って、例えば
トナー色の変更のため、DSを中途で取り外し、しばらく
して再びそのDSを使用しても正確にそのDSのプリンタ枚
数をカウントすることができる。更にDSにカウンタを設
ける必要がないために、使い捨てのDSのコストを安価に
することができる。
また、EE−PROM28にプリンタ枚数データを書込むため
に、バックアップ用の電池や、電源シーケンスが不要と
なり、構成を簡単とすることができ、かついかなる事態
においてもデータの消失がない。
なお、上記実施例では、プリント枚数をカウントしてド
ラムセット10を管理しているが、画像形成動作に供され
る時間等の量に限界を有し、装置本体に対し交換可能に
構成された画像形成ユニットに適用される。また、個々
のドラムセットに設けられるヒューズf1〜f3は、ユニッ
トを判別できるコード手段であればよく、その数等も実
施例に限定されない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように本考案によれば、個々のユニ
ットのプリント枚数を正確にカウントすることができ、
それによってユニットの寿命管理を確実に行うことがで
きる。またユニットにカウンタを設ける必要がなく、ユ
ニットのコストを安価にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の液晶プリンタの制御回路図、 第2図は本実施例の液晶プリンタの概略構成図、 第3図は第1図のCPUのアドレスマップを示す説明図、 第4図は第1図のEE−PROMのアドレスマップを示す説明
図、 第5図は第1図のRAMのアドレスマップを示す説明図、 第6図はドラムセットにコードを付与するときのフロー
チャート、 第7図はカウント動作を示すフローチャートである。 1……プリンタ、 10……ドラムセット、 21……制御回路、 22……プリンタ本体制御回路、 23……ドラムセット内回路、 24……コネクタ、 25……CPU、 26……ROM、 27……RAM、 28……EE−PROM、 30、33、34……第1〜第3リレー、 Q1、Q2、Q3……インバータドライバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 土屋 静男 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (72)考案者 長坂 利男 東京都東大和市桜が丘2丁目229番地 カ シオ電子工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−102259(JP,A) 特開 昭62−40471(JP,A) 特開 昭60−229047(JP,A) 特公 平6−12480(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成動作に供される量に限界を有する
    部材を備えた画像形成ユニットを画像形成装置本体に対
    し交換可能に構成した画像形成装置におけるユニット使
    用量管理装置において、個々の画像形成ユニットを判別
    するため非導通化可能に構成された複数の導通回路及び
    該画像形成ユニットを前記画像形成装置本体に装着した
    際前記導通回路を前記本体装置に接続する接続手段とを
    前記画像形成ユニットに備え、前記画像形成ユニットが
    装着された際前記接続手段と接続する被接続手段と、該
    被接続手段を介して前記導通回路を選択的に非導通状態
    に切換える切換え手段と、前記複数の導通回路の導通状
    態に基づいて個々の画像形成ユニットを判別する判別手
    段と、該判別手段の判別結果に基づいて前記各画像形成
    ユニットが画像形成動作に供された量を個別に計測する
    計測手段とを前記画像形成装置本体に備えることを特徴
    とするユニット使用量管理装置。
JP20129486U 1986-12-26 1986-12-26 ユニツト使用量管理装置 Expired - Lifetime JPH0645973Y2 (ja)

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JP2666930B2 (ja) * 1987-08-28 1997-10-22 株式会社東芝 画像形成装置
JPH0792630B2 (ja) * 1988-01-11 1995-10-09 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 事務機器
US5016171A (en) * 1989-04-20 1991-05-14 Xerox Corporation Copy cartridge warranty and billing system

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