JPH0645945Y2 - カメラ圧板着脱機構 - Google Patents

カメラ圧板着脱機構

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JPH0645945Y2
JPH0645945Y2 JP1988116615U JP11661588U JPH0645945Y2 JP H0645945 Y2 JPH0645945 Y2 JP H0645945Y2 JP 1988116615 U JP1988116615 U JP 1988116615U JP 11661588 U JP11661588 U JP 11661588U JP H0645945 Y2 JPH0645945 Y2 JP H0645945Y2
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JP
Japan
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pressure plate
plate
camera
hook portion
shaped spring
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JP1988116615U
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JPH0236827U (ja
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利幸 小口
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧板を有するカメラにおける前記圧板の着脱
機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のプラスチック製圧板の固定方法は、例えば第2図
の(a)及び(b)に示すような構造をとっている。
即ち、第2図において、1はプラスチック製圧板(以
下、圧板と呼ぶ)、2は圧板支持機能を有するプラスチ
ック製部材(以下、圧板支持部材と呼ぶ)、3は圧板バ
ネ、4a、4bは止めねじ、5はカメラ裏蓋、6は圧板1の
←ア方向への移動量を制限する機能を有する部材(以
下、圧板固定用部材と呼ぶ)である。5aは圧板1の←ア
方向への移動量を制限する為にカメラ裏蓋5に設けられ
た垂直面(以下、垂直面と呼ぶ)である。1a、2aは圧板
バネ3の圧力により、圧板1が↑イ方向に移動するのを
防ぐ為に、それぞれ圧板1及び圧板支持部材2に設けた
フック部(以下、フック部と呼ぶ)である。
第2図(a)の例においては、1a、2a、4b、6の各部に
より、また第2図(b)の例においては、1a、2a、4a、
5aの各部により、圧板1は断面方向、平面方向にそれぞ
れ一定の移動量を有しながら固定されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし前述の従来技術では、第2図(a)の例において
は、止めねじ4bが外すか緩めるかにより、圧板固定用部
材6を外すか移動させ、圧板1を←ア方向に移動させる
ことにより、フック部1a、2bを外し、圧板1を上方に外
す。第2図(b)の例においては、止めねじ4aを数本外
し、圧板支持部材2を外すことにより圧板1を外す。い
ずれの場合にも、圧板1を外す為には止めねじを外した
り、他の部材を移動もしくは外す作業が必要となり、カ
メラ裏蓋組立工程における補修作業、あるいはアフター
サービス時の補修作業などの場合における圧板外しが困
難であった。また圧板を組み込む際にも組み込み順が制
約されるなどの不便が有った。
〔課題を解決するための手段〕
本考案のカメラ圧板着脱機構は、第1のフック部2aと板
状バネ部2bとを有する圧板支持部材2を設けたカメラの
裏蓋5と、 第2のフック部1aと突起部1bとを有する前記圧板1とを
備えたカメラ圧板着脱機構であって、 前記圧板1を前記裏蓋5に装着させるときは、前記板状
バネ部2bを前記突起部1bで押したわませながら前記圧板
1をスライドさせ、前記第1のフック部2aと前記第2の
フック部1aが掛合することによって前記圧板1の垂直方
向の移動を規制し、かつ前記突起部1bと前記板状バネ部
2bとを当接させることによって前記圧板1の平行方向の
移動を規制し、 前記圧板1を前記裏蓋5から脱着させるときは、前記板
状バネ部2bをたわませて前記圧板1の前記裏蓋5と平行
方向の移動規制を解除させ、前記圧板1をスライドさせ
て、前記第1のフック部2aと前記第2のフック部1aの掛
合を解除するカメラ圧板着脱機構である。
〔実施例〕
第1図は、本考案の実施例を示す要部の断面図であっ
て、1は圧板、1bは圧板1に設けた突起部(以下、突起
部と呼ぶ)、2は圧板支持部材、2bは圧板支持部材2に
一体化して設けた板状バネ部(以下、板状バネ部と呼
ぶ)、3は圧板バネ、4は止めねじ、5は裏蓋を示す。
第1図(a)は圧板1が装着された状態を示し、第1図
(b)は圧板1が圧板支持部材2に装着される過程の一
状態を示す。第1図(a)において、圧板1は突起部1b
が板状バネ部2bに当たることにより←ア方向への移動量
を規制され、圧板支持部材2に設けたフック部2aと圧板
に設けたフック部1aとが外れないような関係寸法になっ
ている。従って圧板バネ3の反力が圧板1に↑イ方向に
働いても圧板1が外れることはない。
第1図(b)に示す状態図は装着過程の一状態を同図面
に表わしたものであり、まず圧板1を装着する際には、
圧板1に↓ウ方向の力を加え、板状バネ部2bを↓ウ方向
にたわめながら、突起部1bを、板状バネ部2bの上をすべ
らせ、圧板1を→ア′方向に移動させ、突起部1bと板状
バネ部2bが外れた位置にて、板状バネ部2bは自らのバネ
力により第1図(a)に示す状態に復帰し、圧板1の←
ア方向への移動量を規制することになる。従って圧板1
は一定の移動量を有しながら支持されることになる。
次に圧板1を外す際には、第1図(a)の状態から細い
棒状の治具などにより、板状バネ部2bの上側から↓ウ方
向の力を加え、板状バネ部2bを↓ウ方向に突起部1bの下
端と干渉しない位置までたわませる。しかるのちに、圧
板1を←ア方向に移動させる。圧板1は該圧板1に設け
たフック部1aと、圧板支持部材2に設けたフック部2aと
が外れた位置にて、圧板バネ3の反力により↑ウ方向に
持ち上げられ、圧板支持部材2から外れることになる。
このように本考案によれば、圧板1は圧板支持部材2
に、きわめて容易に組み込むことができるとともに、補
修工程などにおいて必要となる、圧板支持部材2から圧
板1を外す作業も、止めねじを外すなどの作業をともな
わず、きわめて容易に行うことができる。
また、突起部1bも板状バネ部2bも、それぞれ圧板1およ
び圧板支持部材2の一部として、同時に射出成形にて加
工される為、部品コストのアップも無い。
〔考案の効果〕
以上、述べたように本考案によれば、プラスチック製圧
板を有するカメラにおいて、該圧板の着脱が、きわめて
容易に行えるようになり、カメラ組立工程、補修工程、
アフターサービスなどにおいて大きな効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のカメラ圧板固定構造を示す要部の断
面図。 第2図は、従来のカメラ圧板固定構造を示す要部の断面
図。 1……プラスチック製圧板 2……圧板支持機能を有するプラスチック製部材 3……圧板バネ 4a、4b……止めねじ 5……カメラ裏蓋 6……圧板固定用部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のフック部と板状バネ部とを有する圧
    板支持部材を設けたカメラの裏蓋と、 第2のフック部と突起部とを有する前記圧板とを備えた
    カメラ圧板着脱機構であって、 前記圧板を前記裏蓋に装着させるときは、前記板状バネ
    部を前記突起部で押したわませながら前記圧板をスライ
    ドさせ、前記第1のフック部と前記第2のフック部が掛
    合することによって前記圧板の垂直方向の移動を規制
    し、かつ前記突起部と前記板状バネとを当接させること
    によって前記圧板の平行方向の移動を規制し、 前記圧板を前記裏蓋から脱着させるときは、前記板状バ
    ネ部をたわませて前記圧板の前記裏蓋と平行方向の移動
    規制を解除させ、前記圧板をスライドさせて、前記第1
    のフック部と前記第2のフック部の掛合を解除するカメ
    ラ圧板着脱機構。
JP1988116615U 1988-09-05 1988-09-05 カメラ圧板着脱機構 Expired - Lifetime JPH0645945Y2 (ja)

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JPH0236827U JPH0236827U (ja) 1990-03-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553780Y2 (ja) * 1987-09-10 1997-11-12 株式会社ニコン カメラの圧板装置
JPH01232334A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Minolta Camera Co Ltd フィルム圧着板の保持装置

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JPH0236827U (ja) 1990-03-09

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