JPH0645772Y2 - 扉装置 - Google Patents

扉装置

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JPH0645772Y2
JPH0645772Y2 JP1988021786U JP2178688U JPH0645772Y2 JP H0645772 Y2 JPH0645772 Y2 JP H0645772Y2 JP 1988021786 U JP1988021786 U JP 1988021786U JP 2178688 U JP2178688 U JP 2178688U JP H0645772 Y2 JPH0645772 Y2 JP H0645772Y2
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JP
Japan
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door
groove
storage chamber
piece
edge
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JP1988021786U
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English (en)
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JPH01125914U (ja
Inventor
眞典 岡本
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Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えばガスコンロ等のガス器具の点火用や電気
機器の駆動用の電池を収納し、或いは小物品を収納する
収納室の扉装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種装置として、収納室の前面開口を開閉する
扉を設けるものは知られる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものは、扉の収納室前面への
取付けを、蝶番を介して、又は扉の両側端隅部に設けた
凸部若しくは凹部を収納室の内側壁の前端隅部に設けた
凹部若しくは凸部に係合させて行なうもので、前者によ
れば、蝶番を扉及び収納室の側壁に固定するために、ね
じや工具等が必要となり、後者によれば扉が外れ易い不
都合があった。
そこで、調理器に設けた開口の縁部に溝を設け、該扉の
端縁から係合凸部を有する突片を突出させ、該突片を溝
を挿入させるようにしたものが実開昭60-10108号公報に
開示されている。
しかしこのものは、該溝の前側縁に連続して弾性変形可
能な係合片を設けると共に後側縁に連続してストッパ部
を前記開口の内方に膨出形成するを要し、該溝の構造が
複雑となるばかりでなく、扉の端縁から係合凸部を突出
させたのみであるから、調理器に対する扉がガタつくの
不都合がある。
本考案はかゝる不具合のない扉装置を得ることをその目
的とする。
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の扉装置は、収納室の前面開口を開閉する
扉を設けるものにおいて、該収納室の前面板にスリット
状の溝を設けると共に、該扉の根部側の端縁から該溝に
挿通する板状の突片を突出させ、該突片を、該扉の根部
側の端縁から該扉の内面側に伸びる受座面部分と、次い
で該扉とは反対側にのびる先端部分とで構成し、該先端
部分に該溝への挿通方向と反対方向に突出する弾性復帰
型の抜止片を形成したことを特徴とする。
請求項2記載の扉装置は、収納室の前面開口を開閉する
扉を設けるものにおいて、該収納室の前面板にスリット
状の溝を設けると共に、該扉の根部端縁から該溝に挿通
する板状の突片を扉とは反対側に突出させ、該溝の周縁
に弾性復帰型の抜止片を形成すると共に該突片に前記抜
止片が係合する透孔を設けたことを特徴とする。
請求項3記載の扉装置は、収納室の前面開口を開閉する
扉を、該扉の根部側の端縁から突出する突片で、該収納
室の前面板に設けたスリット状の溝に挿着支持させるも
のに於いて、該溝はその一側辺中央に他側辺側にのびる
突出部を設け、該突出部の先端縁と該一側辺に対向する
他辺側との間に、前記突片の厚みより僅かに大きい間隔
を形成すると共に、該他側辺の中央部を、該突出部の幅
よりは長い距離に亘って後退する後退部としたことを特
徴とする。
(作用) 上記構成を備える請求項1記載の扉装置にあっては、収
納室の前面板に設けたスリット状の溝に、該扉の根部側
の端縁から突出する突片を差込むだけで取付けられる。
そして取付け後は該該受座面部分で溝上に乗り、該部を
中心として扉が開閉するので、その開閉操作が安定し、
しかも該扉を閉じたとき該受座面部分で該扉は安定下状
態を保つ。
上記構成を備える請求項2記載の扉装置にあっては、収
納室の前面板に設けたスリット状の溝に、該扉の根部側
の端縁から突出する突片を差込むだけで取付けられる。
そして取付け後は透孔に抜止片が係合することで、扉は
透孔への抜止片の係合により前面板への扉位置が特定さ
せれ、ガタつかない。
また、上記構成を備える請求項3記載の扉装置にあって
は、扉を板金製としたとき、突片の板厚に対して溝の幅
を部分的に大きくしても該溝の一側縁と他側縁との間に
実質的に突片よりは僅かに広い幅の部分ができるので、
突片は点線示の状態で溝内に挿通され、従って該溝内に
突片を挿着したときに扉がガタつき難い。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第6図は請求項1の考案の実施例を示すもの
で、図面で1はグリル庫(図示せず)とコンロ部(図示
せず)と点火用の電池2を収納する収納室3とを備えた
グリル付コンロで、その前面に該グリル庫の前面開口を
開閉するグリル扉4と該グリル4の両側のパネル部5と
を設け、該パネル部5の上部に、該グリル庫に設けたガ
スバーナと該コンロ部とを制御する操作つまみ6を設
け、該パネル部5の一方の半部の下部に該収納室3の前
面開口を開閉する扉4を設けた。
上記構成は従来のものと特に異ならないが、本実施例で
は、該収納室3の前面板を構成するパネル部5にスリッ
ト状の溝8を設けると共に、扉7の根部側の端縁から該
溝8に挿通する板状の突片9を突出させ、該突片9を、
該扉7の内面側に伸びる受座面部分9aと次いで該扉7と
は反対側にのびる先端部分9bとで構成し、該先端部分9b
に該溝8への挿通方向と反対方向に突出する弾性復帰型
の抜止片10を形成した。該抜止片10は突片9の一部を切
起して板ばね状に形成したもので、この切起し高さHを
前記溝8の幅Wより大きくした。
かくするときは、前記作用の項で述べたように、扉7の
突片9を収納室3の前面板たるパネル部5の溝8に抜止
片10の弾発力に抗して挿通させるだけで扉7を取付ける
ことができ、取付けた後は抜止片10が弾発力で元の位置
に復帰して該突片9の抜けが阻止され、扉8は外れるこ
とがない。
しかも、扉7を開閉するとき扉7は、該受座面部分9aが
溝8の下辺8bに乗ってこれを開閉する。
尚、該8の幅は突片9の厚さより少許大き目とするのが
好ましいが、扉7を板金製としたとき、突片9は板厚1m
m位が一般的であり、プレス成形により1mm程度の幅の溝
を作るのは型等の問題があって困難なので、溝8の長さ
を全体として該突片9の幅よりは稍々長めに構成し、該
溝8の上辺8aの中央に突出部8cを設けると共に、該突出
部8cの先端縁と溝8の下辺8bとの間に前記突片9の厚み
より僅かに大きい間隔を形成すると共に、該下辺8bの中
央部を、該突出部8cの横幅よりは長い距離に亘って後退
する後退部8dを設けて、全体に亘って溝8を3m程度の幅
を有する 状とし、上辺8aと下辺8bの間隔が部分的に狭くなるよう
にした。これによれば、突片9厚さに対して溝8の幅を
大きくしても該溝8には実質的に1mm程度の間隔の部分
ができるので、突片9は第6図の点線示の状態で溝8内
に挿通され、したがって扉8にガタを生じない。
尚、扉7の上端に磁石11を設けて、扉7の閉じ状態を確
実なものとした。
第7図及び第8図は請求項2の考案の実施例を示すもの
で、この場合、該溝8の下辺8bの中央から突出部8cを突
出させ、該突出部8cの先端縁と上辺8aとの間に前記突片
9の厚みより僅かに間隔を形成すると共に、該上辺8aの
中央部を、該突出部8cの横幅よりは長い距離に亘って後
退する後退部8dを設けて、該溝8を 状とし、上辺8aと下辺8bの間隔を部分的に狭くなるよう
にし、該溝8の狭くなった部分の下辺8bにその上下方向
に幅より高い抜止片10を形成し、扉7から突出させた突
片9と扉7の側縁とに亘って、突片9を該スリット状の
溝8に差込んだとき該抜止片10が嵌入する透孔9cを設け
た。
尚、第1図乃至第6図の実施例において、溝8を 状とする代わりに第9図のように 状とし、抜止片10を溝8の幅広の部分すなわちX寸法の
部分において挿通させれば、抜止片10をあまり曲げるこ
となく該溝8に入れることができ、したがって挿通後は
確実に元の状態に復帰するので、溝8を 状とするため抜止片10が幅狭の部分すなわちW寸法の部
分において挿通されるものに比して抜止片10が外れにく
くなって良い。このとき、抜止片10の高さHはXより大
とする。
尚、上記した2つの実施例では扉7を板金製のものとし
たが、樹脂製のものであっても良く、この場合にも抜止
片10を弾性復帰型のものとする。
また、上記した2つの実施例は扉装置を電池収納室3に
適用した場合であるが、他の物品を入れる箱に適用する
ことも勿論可能である。
(考案の効果) 上記構成を備える請求項1記載の扉装置にあっては、従
来例のように前面板に設けた溝に係合片を設ける等の必
要がなく、該溝の制作が簡単となり、しかも収納室の前
面板に設けたスリット状の溝に、該扉の根部側の端縁か
ら突出する突片を差込んで取付けた後は、該受座面部分
で溝の辺上に乗り、扉は該部を中心として開閉するので
開閉操作が安定ししかも該扉を閉じたとき該扉は安定し
た状態を保ち得るの効果がある。上記構成を備える請求
項2記載の扉装置にあっては、収納室の前面板に設けた
スリット状の溝に、該扉の根部側の端縁から突出する突
片を差込むだけで取付けられ、取付け後は透孔に抜止片
が係合することで、扉の位置が自と規制され、使い易い
扉装置が得られるの効果がある。
上記構成を備える請求項3記載の扉装置にあっては、突
片の板厚に対して溝の幅を全体的に大きくしても該溝の
一側縁と他側縁との間に実質的に突片よりは僅かに広い
幅の部分ができて、該スリット状の溝を型等の問題を屈
服して簡単にプレス加工で形成出来るようになり、この
スリット状の溝に、扉の突片を挿通支承させるため扉が
ガタつくことがなくなってより使い易い扉装置が得られ
るの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の扉装置をグリル付コンロの電池収納室
に適用した場合の実施の1例を示す斜視図、第2図はそ
の扉を外した状態の斜視図、第3図はその要部の扉を閉
じた状態の截断側面図、第4図はその要部の扉を開いた
状態の截断側面図、第5図は斜視図、第6図は本考案の
溝と突片との関係の1例を示す説明図、第7図は本考案
の扉装置をグリル付コンロの電池収納室に適用した場合
の他の実施例を示す要部の分解斜視図、第8図はその要
部の扉を開いた状態の截断側面図、第9図は第6図の溝
の変形例を示す説明図である。 3……収納室、5……パネル部(前面板) 7……扉、8……溝 9……突片、10……抜止片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納室の前面開口を開閉する扉を設けるも
    のにおいて、該収納室の前面板にスリット状の溝を設け
    ると共に、該扉の根部側の端縁から該溝に挿通する板状
    の突片を突出させ、該突片を、該扉の根部側の端縁から
    該扉の内面側に伸びる受座面部分と、次いで該扉とは反
    対側にのびる先端部分とで構成し、該先端部分に該溝へ
    の挿通方向と反対方向に突出する弾性復帰型の抜止片を
    形成したことを特徴とする扉装置。
  2. 【請求項2】収納室の前面開口を開閉する扉を設けるも
    のにおいて、該収納室の前面板にスリット状の溝を設け
    ると共に、該扉の根部端縁から該溝に挿通する板状の突
    片を扉とは反対側に突出させ、該溝の周縁に弾性復帰型
    の抜止片を形成すると共に該突片に前記抜止片が係合す
    る透孔を設けたことを特徴とする扉装置。
  3. 【請求項3】収納室の前面開口を開閉する扉を、該扉の
    根部側の端縁から突出する突片で、該収納室の前面板に
    設けたスリット状の溝に挿着支持させるものに於いて、
    該溝はその一側辺中央に他側辺側にのびる突出部を設
    け、該突出部の先端縁と該一側辺に対向する他側辺との
    間に、前記突片の厚みより僅かに大きい間隔を形成する
    と共に、該他側辺の中央部を、該突出部の幅よりは長い
    距離に亘って後退する後退部としたことを特徴とする扉
    装置。
JP1988021786U 1988-02-23 1988-02-23 扉装置 Expired - Lifetime JPH0645772Y2 (ja)

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JPH01125914U JPH01125914U (ja) 1989-08-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6010108U (ja) * 1983-06-29 1985-01-24 東芝テック株式会社 調理器の扉取付け構造

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JPH01125914U (ja) 1989-08-28

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