JPH0645531Y2 - 天井構造 - Google Patents

天井構造

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JPH0645531Y2
JPH0645531Y2 JP1987160617U JP16061787U JPH0645531Y2 JP H0645531 Y2 JPH0645531 Y2 JP H0645531Y2 JP 1987160617 U JP1987160617 U JP 1987160617U JP 16061787 U JP16061787 U JP 16061787U JP H0645531 Y2 JPH0645531 Y2 JP H0645531Y2
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JP
Japan
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ceiling
rail
adjacent
ceiling frame
engaging portion
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JP1987160617U
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JPH0164516U (ja
Inventor
圭介 吉松
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、内部に天井板を装着した多数の天井枠体を、
吊りボルトにて吊支することによって形成した吊り天井
の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
このように、内部に天井板を装着した多数の天井枠体を
吊りボルトにて吊支して成る吊り天井の構造としては、
例えば実開昭47−27612号公報や実開昭51−60615号公報
に記載されているように、各天井枠体の外周面に横向き
のフランジを突設し、相隣接した4つの天井枠体のフラ
ンジを、吊りボルトに取付いた上下一対の挟持体にて上
下から挟持した構造になっている。
つまり4つの天井枠体のコーナー部を1つの吊りボルト
で吊支した構造になっている。また、隣り合った天井枠
体の間に隙間を設けて配線等の便宜を図っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、室を床面から天井面まで延びる壁パネルにて
仕切る場合、一般に、床面には断面コ字状等の地レール
をねじにて固定する一方、天井面には、当該天井面にね
じ込んだねじにて断面コ字状等の長尺状の天レールを固
定し、これら地レールと天レールとにて壁パネルを固定
するようにしている。しかし、このように天井面にねじ
込んだねじにて天レールを固定する手段では、天レール
の取付け作業が面倒であるばかりか、天レールを取り外
した後に天井面にねじ孔が露出して外観が悪化すると言
う問題があった。
この点について、吊り天井を備えた建物に壁パネルを立
設する場合、例えば前記実開昭47−27612号公報に記載
されているように天井枠体における外周面の下端に下フ
ランジを横向きに突設していることを利用して、相隣接
した天井枠体の両下フランジの上面に跨がるようにして
当て板を配設し、この当て板と天レールとをねじねじに
て引き付けて下フランジを挟持する、換言すると、当て
板と下フランジと天レールとの三者をねじにて一体的に
締め付ければ、前記した問題を生じることなく天レール
を天井面に固定できると考えられる。
しかし、単に天井枠体の下フランジを当て板と天レール
とでフランジを上下から挟持したに過ぎない構成では、
例えば壁パネルに外力が作用すると、天レールが天井面
に沿ってずれる虞がある。
本考案は、吊り天井を備えた建物に壁パネルを立設する
において、天レールを、横ずれを防止した状態で簡単に
取付けできるようにすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本考案は、内部に天井板を装着
した多数の天井枠体を、相隣接した天井枠体の側面間に
隙間が空くようにして整列して配置して成る天井におい
て、「前記各天井枠体における外周面の上部には上フラ
ンジを横向きに突設し、天井枠体における外周面の下部
には下フランジを、当該下フランジの下面と天井枠体の
外周面とにて下向き係合部が形成されるように横向きに
突設し、相隣接した天井枠体の両上フランジを、吊りボ
ルトに取付いた上下一対の挟持体にて上下方向から挟持
する一方、室内に立設する壁パネルの上端が取付く天レ
ールを、前記多数の天井枠体にて形成された天井面に配
置し、平面視で前記天レールと重なる部位において相隣
接した天井枠体における両下フランジの上面に跨がる当
て板を配置し、該当て板と前記天レールとをねじにて引
き付け、更に、前記天レールの上面に、前記相隣接した
天井枠体における両下向き係合部に下方からきっちり嵌
まる上向き係合部を設ける」 の構成にした。
〔考案の作用・効果〕
このように構成すると、当て板と天レールとをねじにて
引き付けることにより、天レールが天井枠体の下面に押
圧された状態になるため、天レールは天井面に固定され
る。この場合、単にねじにて当て板と天レールとを引き
付けるだけで良いから、天レールの取付け作業が簡単で
あり、また、天井面を傷付けることはないから、壁パネ
ルを撤去した後に天井面の外観が悪化することもない。
そして、天レールに設けた上向き係合部が、相隣接した
天井枠体の両下向き係合部にきっちり嵌まっているか
ら、壁パネルに外力が作用しても天レールが横方向にず
れ動くことはなく、従って、壁パネルを所定の位置にし
っかりと保持することができる。
また、天レールの上面に設けた上向き係合部が相隣接し
た天井枠体の下向き係合部にきっちり嵌まっていること
により、相隣接した天井枠体の間の間隔が一定に保持さ
れるから、天井枠体の固定強度も向上することができ
る。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図において符号20は天井を構成する天井枠体を示す。
この天井枠体20は、アルミ押し出し材から成る4本の枠
材を平面視方形に連結することによって形成されてお
り、その外周面のうち上端には断面上向き開口C字状の
上フランジ23が横向きに突設されており、外周面のうち
下部には、断面L字状の下フランジ30が形成されてい
る。下フランジ30は、当該下フランジ30の下面と天井枠
体20の外周面との間に下向き係合部30aが形成されるよ
うに、天井枠体20の下面よりも若干上方位置に形成され
ている。
天井枠体20における相隣接した枠材を連結する手段とし
ては、第4図に示すように、相隣接した枠材における上
フランジ23の中空部内に平面視L字状の接続金具21を半
分ずつ挿入して、この接続金具21にねじ22をねじ込ん
で、接続金具21を両枠材における上フランジ23の水平片
23aに突っ張らせ、更に、枠材の内側面に形成した蟻溝2
5に平面視L字状の接続金具26を挿入し、接続金具26に
螺合した押しボルト27をねじ込んで、接続金具26を蟻溝
25内に固定するようにしている。
符号28は天井枠体20内に装着した天井板であり、この天
井板28は、天井枠体20の下端に形成した内向き支持片24
上に載置されている。
天井枠体20は、第3図及び第4図に示すように、吊りボ
ルト6と上下一対の挟持体7,8とで吊支されている。こ
のうち上挟持体7は、平面十字状の基板7aと、該基板7a
の各突出部に固着した下向きコ字状の嵌合部7bとで構成
されており、上挟持体7を隣接した4つの天井枠体20の
上フランジ23に被嵌し、吊りボルト6に螺合したナット
11,12のねじ込みにて上下両挟持体7,8で各天井枠体20の
上フランジ23を挟み付けることにより、4つの天井枠体
20を一挙に吊支するようにしている。
第4図に示すように、天井枠体20で構成された天井面の
下面には、壁パネル31(間仕切)を取付けるための天レ
ール32が、相隣接した天井枠体20の隙間に沿って延びる
ような状態で配置されており、この天レール32と、相隣
接した天井枠体20における下フランジ30に跨がった状態
で載置した当て板29とをねじ34にて引き付けることによ
り、天レール32を天井面に固着し、天レール32の外面に
表裏壁パネル31の上端を添設している。
このとき、天レール32の上面に、上向き係合部の一例と
して、上フランジ30と天レール31との間に挟み込まれる
ようにしたスペーサ33を設け、このスペーサ33を、相隣
接した天井枠体20の下向き係合部30aに跨がった状態で
きっちり嵌め込んでいる。スペーサ33にはねじ34が貫通
している。
前記当て板29は、相隣接した天井枠体20間の隙間を塞ぐ
カバーを兼用する。
以上の構成において、当て板29と天レール32とをねじ34
で引き付けることにより、天レール32を天井面に固定す
るものであるから、天井面に直接にねじをねじ込んで天
レール32を固定する場合に比べて作業が簡単であると共
に、天レール32を取り外しても外観が悪化することはな
い。
また、天レール32の上面に設けたスペーサ33が相隣接し
た天井枠体20の下向き係合部30aにきっちり嵌まり込ん
でいるから、壁パネル31に外力が作用しても天レール32
が横方向にずれることはなく、従って、壁パネル31の取
付け強度を向上できるのである。
上記の実施例は、上下一対の挟持体を平面視十字状に形
成して、4つの天井枠体をそのコーナー部において一挙
に吊支するようにした場合であったが、相隣接した2つ
の天井枠体をその側面の箇所で吊支するようにしても良
いのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は天井枠体の斜視
図、第2図は第1図のII−II視断面図、第3図は挟持体
の斜視図、第4図は吊支状態の要部断面図である。 6……吊りボルト、7……上挟持体、8……下挟持体、
20……天井枠体、21,26……連結金具、23……上フラン
ジ、28……天井板、29……当て板、30……下フランジ、
30a……下向き係合部、31……壁パネル、32……天レー
ル、33……上向き係合部の一例としてのスペーサ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に天井板を装着した多数の天井枠体
    を、相隣接した天井枠体の側面間に隙間が空くようにし
    て整列して配置して成る天井において、 前記各天井枠体における外周面の上部には上フランジを
    横向きに突設し、天井枠体における外周面の下部には下
    フランジを、当該下フランジの下面と天井枠体の外周面
    とにて下向き係合部が形成されるように横向きに突設
    し、相隣接した天井枠体の両上フランジを、吊りボルト
    に取付いた上下一対の挟持体にて上下方向から挟持する
    一方、 室内に立設する壁パネルの上端が取付く天レールを、前
    記多数の天井枠体にて形成された天井面に配置し、平面
    視で前記天レールと重なる部位において相隣接した天井
    枠体における両下フランジの上面に跨がる当て板を配置
    し、該当て板と前記天レールとをねじにて引き付け、更
    に、前記天レールの上面に、前記相隣接した天井枠体に
    おける両下向き係合部に下方からきっちり嵌まる上向き
    係合部を設けたことを特徴とする天井構造。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項の記載にお
    いて、前記天レールの上向き係合部を、前記天井枠体の
    下フランジと天レールとの間に挟み込まれるようにした
    スペーサに形成したことを特徴とする天井構造。
JP1987160617U 1987-10-20 1987-10-20 天井構造 Expired - Lifetime JPH0645531Y2 (ja)

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JP1987160617U JPH0645531Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 天井構造

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JP1987160617U JPH0645531Y2 (ja) 1987-10-20 1987-10-20 天井構造

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JPH0164516U JPH0164516U (ja) 1989-04-25
JPH0645531Y2 true JPH0645531Y2 (ja) 1994-11-24

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JP3743778B2 (ja) * 1995-06-16 2006-02-08 株式会社壹会 システム天井
AU2014224082B2 (en) * 2013-10-11 2018-07-19 EVANS, Shaun MR Bracket assembly and method
USD873115S1 (en) 2017-12-22 2020-01-21 Tracklok Limited Bracket
JP2023155523A (ja) * 2022-04-11 2023-10-23 三協フロンテア株式会社 システム天井

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