JPH0645470B2 - ガラスシ−ト冷却装置 - Google Patents

ガラスシ−ト冷却装置

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JPH0645470B2
JPH0645470B2 JP62128565A JP12856587A JPH0645470B2 JP H0645470 B2 JPH0645470 B2 JP H0645470B2 JP 62128565 A JP62128565 A JP 62128565A JP 12856587 A JP12856587 A JP 12856587A JP H0645470 B2 JPH0645470 B2 JP H0645470B2
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は高温の成形されたガラスシートの強化に関し、
特にいろいろな横断形状の高温ガラスシートを強化する
ための調節自在な急冷に関する。
ロ.技術背景 成形された強化ガラスシートの製造においては、ガラス
シートが通常その熱軟化温度に加熱され、様々な周知の
成形操作の1つによつて成形され、そして冷却により少
なくても部分的に強化される。そのような急冷操作にお
いては、大量の空気のような冷却流体が高温の成形され
たガラスシートの主表面に送られてその温度をガラスシ
ートのひずみ点以下に急速に下げ、そしてガラスシート
の厚さに沿つた応力勾配を作る。そこでガラスシートの
外表面が圧縮層を成し、中央部が引張層を成すようにさ
れる。
急冷ステーシヨンは一般的に対向した上側セツトのノズ
ルと下側セツトのノズルとを備える。それらノズルセツ
トは、これらの間に成形ガラスシートを置けるように所
定の距離だけ離間される。均等な強化を行うためには、
それらノズルセツトの横断プロフイルは、それらの間に
置かれるガラスシートの横断プロフイルに近い形状にさ
れる。従つて、違つた湾曲のプロフイルの成形ガラスシ
ートを冷却する場合には、その都度違う上側と下側のノ
ズルセツトを準備しなければならない。そこでそれらノ
ズルの設定時間のために作業が遅くなり、また余分な工
具取付けや保守のためのコストが掛かるということにな
る。そのような余分なコストを一部でも省くため、幾つ
かの違つた湾曲のガラスシートを同じ急冷ノズル配置で
冷却できるようにするため、その急冷ステーシヨンのノ
ズルプロフイルをそれら異なる湾曲に平均的な湾曲の位
置にしておくことが考えられる。しかし、そのようなノ
ズル配置にすれば工具や保守のコストを軽減できるにし
ても、ガラスシートの主表面からのノズルの距離が一定
でなくなり、従つて強化が均等に行われないようにな
る。
そこで、異なつた湾曲のガラスシート形状に合わせてノ
ズルプロフイルを容易に調節できるような急冷構造が望
まれるのである。
ハ.関連特許 ヘステン等の米国特許第3,393,062号は、ガラ
スシートに様々な違つた強化を行えるように設計された
ガラスシート強化装置を教示している。環状の通路が急
冷装置内の選択されたノズルを取囲み、そこで、追加の
ガス状急冷媒質がノズルを通して送給されるある異なる
圧力でその冷却媒質を選択的に送給するか、あるいは排
出圧力でそのガスをノズルから引出す。ノズルのヘツド
部分は、急冷されるガラスシートの湾曲プロフイルに近
い固定の横断半径線に沿つて設置されている。
シユミツトの米国特許第4,071,346号は、空気
冷却式強化装置のノズルを個別に調節される軸方向位置
に保持するように改良した支持を教示する。各ノズル
は、1対の孔明き金属プレートの間に置かれた膨縮自在
な部材と摺動自在に係合させられている。その膨縮自在
部材が膨脹させられると各ノズルに押圧係合してその調
節された軸方向位置に保持する。強化装置の湾曲形状を
変えるには、各ノズルの位置を個別に調節しなければな
らない。
セイモアの米国特許第4,314,836号とギンター
ト等の米国特許第4,323,385号とは、それぞ
れ、急冷されるガラスシートの横断形状に合致した形の
ノズル配置をもつた強化装置を教示する。ギンタートの
ノズル配置は垂直押圧曲げ装置内での強化に使用され、
調節することはできない。セイモアの特許においては、
ノズルの結合パイプがガラスシートの形状に近似の湾曲
面を作るように調節され、その位置に錠止される。
ジユリオの米国特許第3,231,353号、イムラー
の第4,140,511号、及びアベの第4,343,
645号は可撓性または調節自在なノズルをもつたガラ
スシート強化装置を教示する。ジユリオの特許では、各
強化ノズルがそれぞれに、ノズルベースの回転方向及び
垂直方向に各各調節でき且つノズルベースに対して自由
に曲げることができる可撓性のチツプを備えている。イ
ムラーの特許においては、垂直方向に押圧されるガラス
シートのための強化装置が、ガラスシートの長手方向に
延在する複数個のノズルボツクスを備える。それらボツ
クスを調節することにより、配列されたノズルの1対ず
つの離間した形状を急冷されるガラスシートの長手方向
形状に合わせることができる。その後、ノズルボツクス
が往復動されてノズルから吹出される冷却流体が急冷さ
れるガラスシートの全主表面に亘つて掃注される。アベ
の急冷装置は、調節できない湾曲した中央セクシヨン
と、この中央部分の両側の調節可能側部分とを備える、
側部分はそれぞれ、強化される湾曲ガラスシートの特定
の曲率に合わせて調節できる。
デイツクス及びクレーマの欧州特許出願第0123 1
20 A2は、様々な異なる曲率半径を作るように変形
できる可撓性ノズルリブ構成を教示している。重なり合
うU形のカバーが、その全体的な組立体を支持及び撓曲
させる2つの丸いばね鋼バーに対し保持される。各カバ
ーの一方の端部分が折曲げられて隣のカバーを受ける。
ノズルリブの外周の周りに追加の壁が置かれてカバーの
部分を受けるポケツトを形成する。組立体を曲げるため
に、鋼バーの各端部が、バーに曲げ運動を与えるように
傾けられる1対のローラの間に設置される。
ニ.発明の目的 本発明の1つの目的は、高温ガラスシートを冷却するた
めの可撓性且つ調節自在な急冷装置を提供することであ
る。複数個のノズルをもつた可撓性ノズル支持即ち可撓
性ノズル支持体が冷却されるガラスシートの主表面の方
へ延在して急冷面を形成する。重なり合つたカバープレ
ートがノズル支持を横断し、ノズルボツクス内へ延在し
て可撓性組立体を密封する。各ノズル支持の両端部がそ
れぞれ個別のリンク装置を介して冷却装置の各側部の共
通ピボツトバーに結合される。駆動装置がそれらピボツ
トバーを個別にまたは同時に回転させ、そこでそれらピ
ボツトバーがノズル支持の端部を撓曲させ、これによつ
て急冷面の形状を調節する。急冷面の調節は、ノズルの
密度を均等にするよう全てのノズル端部をガラスシート
から同等に離間させるように行うことができるし、ある
いはまたガラスシート表面のある選択された区域にノズ
ルを集中させるようガラスシートから不規則に離間させ
るように行うこともできる。
本発明の他の目的は、成形されたガラスシートを製造す
る方法を提供することである。ガラスシートは加熱さ
れ、成形され、そして強化され、そして異なる形状のガ
ラスシートを成形する前に、急冷ステーシヨンのノズル
組立体が、後から成形されるそのガラスシートの横断形
状に対応する新しい横断形状を成すように調節される。
本発明によれば単一の急冷装置を様々なガラスシート形
状に適用できる。その急冷面は、それぞれのガラス形状
に最も有効な急冷形状を備えるように調節できる。
ホ.実施例 第1図は、炉20(その出口端部のみが図示)、成形ス
テーシヨン24、及び強化ステーシヨン22を含む成形
及び強化ラインを示す。本発明による強化ステーシヨン
22は、これを通過していく成形されたガラスシートの
横断湾曲に対応するように急冷ノズルの横断湾曲を調節
する装置を備えている。
一連の水平に置かれたガラスシートを加熱及び搬送する
当該技術で周知の任意の装置が本発明の急冷プロセスと
関連して使用されよう。そこで例えば、ガラスシートは
ロール上で搬送されて加熱炉に通してからフランク等の
米国特許第4,197,10号に記載のようないわゆる
水平押圧曲げステーシヨンに送られるか、あるいはガス
床上で搬送されて加熱炉に通してから曲げステーシヨン
に送られ、ここでセイモアの米国特許第4,204,8
53号に記載のようなドロツプ成形プロセスで成形され
るか、あるいは湾曲した成形ロール上で搬送されてジヨ
ンソン等の米国特許第4,139,359号に記載のよ
うなロール成形プロセスその他適当な任意の曲げプロセ
スによつて成形されるかし、それから急激で迅速な冷却
により強化される。本発明のここに示す実施例はガラス
シートを水平に置いて冷却する急冷装置を備えるものと
して記述されるが、本発明はまた、その急冷段階の前の
熱処理において、トーマスの米国特許第3,290,1
36号におけるようなトングにより垂直に支持される
か、あるいはホイーラ等の米国特許第3,341,31
3号におけるように直立位置に支持されるガラスシート
を冷却する場合にも適用できることを理解すべきであ
る。
第1図に示されるように、ガラスのような材料のシート
を処理及び成形する装置は炉20を含む加熱装置を備
え、ガラスシートは送入ステーシヨン(図示せず)から
送入まれ、その炉に通して送られ、そこでガラス変形温
度に加熱される。ガラスの湾曲されたシートを冷却する
ための本発明による強化ステーシヨン22と、これを超
えた所にある送出ステーシヨン(図示せず)とが端部ど
うし接続するようにして炉20の右側に設置されてい
る。炉20と強化ステーシヨン22との間に中間または
成形ステーシヨン24が設置される。強化ステーシヨン
22内に設けられたシート移送装置26が成形ガラスシ
ートを強化ステーシヨン22に通して送り、下流側のコ
ンベヤ28へ移送する。
炉20内の熱は、当該技術で周知の熱供給装置であるガ
スバーナーの高温ガス、電熱ヒーターによる放射熱ある
いはその両方の組合せによつて供給される。その加熱装
置は、炉20と成形ステーシヨン24を通つて延在する
走行路を形成する長手方向に間隔を置いた横断方向に延
在するコンベヤロール30で構成される水平コンベヤを
備える。このコンベヤのそれらロール30は幾つかのセ
クシヨンに分けて配置され、そししてそれらロールの回
転速度は、その各コンベヤセクシヨンの速度が同期する
ように、当該技術で周知な方法により電子制御される。
第1図において、成形ステーシヨン24は、本明細書の
参考とされる米国特許第4,197,108号に開示の
それと同様なものとされ、下側成形モールド32と上側
真空成形モールド34とを備える。この上側モールド3
4は当該技術で周知なようにフアイバガラス36のよう
な耐熱材料を被せた金属で作られる。下側モールド32
は、湾曲させるべきガラスシートの垂直方向形状に合致
する形状の上面38を有する。この上側38は間隔を置
いて設けられる横断方向に延在する溝40を備える。こ
れら溝は、下側成形モールド32を、挿入コンベヤロー
ル42よりも低い引込み位置と、それらロールよりも高
い上方位置との間で昇降させることができるようにする
ためのクレアランスを提供するものである。下側成形モ
ールド32は下側モールド支持(図示せず)に固定され
るが、異なる種類のガラスシートを製造する場合にはモ
ールド32を交換するため簡単にその支持から取外せる
ようにされている。
下側成形モールド32の上面38はこれに支持されるガ
ラスシートの表面に凹凸を付けないよう平滑な面とさ
れ、ガラスと反応しない材料で作られ、所要の平滑な表
面形状に容易に成形でき、そして長期間に亘る急速な周
期的温度変化を与える高温ガラスとの間欠的な接触に対
して十分な耐久性を示すものとする。下側成形モールド
32の昇降は好適にはピストン(図示せず)の形の昇降
装置によつて行われる。
上側真空モールド34は上側装架プレート46と孔明き
下側壁48を有する。この下側壁48は下側モールド3
2の成形面と相補的な形状にされる。上側真空モールド
34は排気パイプ50と適当な弁(図示せず)を介して
真空源(図示せず)に接続する。上側真空モールド34
は垂直案内ロツド52によつて上側支持フレーム(図示
せず)に適当に結合され、そして上側垂直ピストン54
によつてそのフレームに対し動かされる。排気パイプ5
0は適当な弁装置を介して圧力空気源(図示せず)に接
続され、そして真空ライン用の弁と圧力ライン用の弁と
が当該技術で周知なようにして所定の時間サイクルで同
期作動される。
第1図に示されるように、本発明の目的である強化ステ
ーシヨン22は上側急冷組立体56と下側急冷組立体5
8を備える。後述のように、成形されるガラス(G)の
シートは成形ステーシヨン24から出て強化ステーシヨ
ン22へ送られる。組立体56と58の横断プロフイル
は全体的に成形されたガラスシートの横断湾曲に平行な
形にされる。
各急冷組立体の構造は同じである。そこで以下の記述は
特に下側急冷組立体58について行うが、その記述は上
側急冷組立体56に対しても同等に適用できるものであ
る。
第2図と第3図に示されるように下側急冷組立体58は
複数個のサブ組立体62をもつた下側プレナム60を備
える。冷却流体、好適には空気がダクト64から下側プ
レナム60へ供給され、そしてその空気はその後サブ組
立体62によつてガラスシートに対して当てられる。ノ
ズルボツクス66と可撓性ノズル組立体68を含む可撓
性サブ組立体62は下側プレナム60に沿つて離間して
設置され、そして可動コンベヤロール70(第1図のみ
に図示)と静止コンベヤロール72がそれらの間に離間
して設けられる。
下側急冷組立体58は全体としてフレーム76の支持ビ
ーム74上に装架され、そして適正な整合を行うために
垂直方向に動かすことができる。本発明において限定さ
れるものではないが、下側急冷組立体58の下側プレナ
ム60は支持バー80を介してポスト78上に装架され
る。このポスト78は、フレーム76の支持ビーム74
上に置かれたプレート86に固定されるジヤツキ装置8
4の持上げブロツク82上に装架される。ジヤツキ装置
84は、各ブロツク82にねじ係合して貫通する軸88
を備える。この軸88はベアリング支持90を貫通し、
そしてハンドホイール92と結合される。下側急冷組立
体58の垂直方向調節を行う場合、ハンドホイール92
により軸88を回せば持上げブロツク82が下側ポスト
78とこれに支持された急冷組立体58とを上昇または
下降させる。下側急冷組立体58の垂直方向調節を自動
的に行えるようにするためジヤツキ装置84を適当な駆
動組立体(図示せず)と結合してもよい。
第4図、第5図、第6図において、ノズルボツクス66
は両側壁94と両端壁96を備え、また内部の両側壁9
8と両端壁100を備える。内部壁98と100はそれ
ぞれ対応の側壁94と端壁96から離間され、これによ
つてそれら壁の間にノズルボツクス66の内側周囲をめ
ぐるポケツト102が形成される。このポケツトは後述
のようにサブ組立体62を密封するのに利用される。ノ
ズルボツクス66の下端部は開かれていて下側プレナム
60に接続され、また上端部も開かれていて可撓性ノズ
ル組立体68を受ける。第4図と第5図に示されるよう
に、可撓性ノズル組立体68は複数個のノズル104を
備える。これらノズルは、鋼バンド108をゴムまたは
ウレタンのような可撓性の変形できる材料の2つの部品
110と112の間にサンドウイツチ状に挟んで構成さ
れる複合層106を貫通して突出する。その複合層10
6の両端部に端部ブロツク113が結合される。鋼バン
ド108はこれに貫通して圧入嵌合されるノズル104
の位置決めを行い、そして層110,112はノズル1
04の延出部分のための追加の支持と剛性を与える。ノ
ズル104のヘツド部分114が、冷却されるガラスシ
ートから全体的に均等に離間され且つそのガラスシート
の横断湾曲に全体的に平行にされる急冷面を形成する。
本発明で限定的ではないが、ノズル104は一般的に可
撓性ノズル組立体68から直角に延出するようにされ
る。必要であれば、空気の逃げが最も困難になる所のガ
ラスシートの中央部においてノズル密度をより大きくす
るように、ノズル104のヘツド部分114とガラスシ
ートとの間の間隔を不規則にしてもよい。
第6図において、ノズル組立体68は更に一連の重なり
合つたカバー116を備え、これら重合したカバーは側
壁94に沿つてノズルボックス66を密封する。本発明
で限定されるものではないが、カバー116は金属、好
適には20Gaステンレス鋼で作られる。それらカバー
は各々が少なくても2列のノズル104の上に挿入さ
れ、そしてその順次に重合していく隣接する2つのカバ
ーが少なくても1つの共通の列のノズルに嵌合するよう
に設計される。即ち第6図に示されるように、カバー1
16はノズル列(A)と(B)に、カバー118はノズ
ル列(B)と(C)に、カバー120はノズル列(C)
と(D)に、カバー122はノズル列(D)と(E)
に、そしてカバー124はノズル列(E)とその次のノ
ズル列に、それぞれ嵌合される。勿論、隣接する2つの
カバーに共通の少なくても1列のノズルが残される限
り、1つのカバーが2列より多い列のノズルに嵌合する
ようにしてもよい。例えば1つのカバーがノズル列
(A,B,C)に、次に隣接のカバーがノズル列(B,
C,D)あるいは(C,D,E)に嵌合するようにでき
る。それらカバー116は第5図の左半分に示されるよ
うに幅広いU形に折曲げられる。その各カバー116の
垂直な両脚部分126は第5図の右半分に示されるよう
に、内部側壁98と外部側壁94との間に形成されるポ
ケツト102内に摺動自在に嵌合する。垂直脚部分12
6はポケツト102内に挿入されると外方向に外部側壁
94に対して弾力的に押付けられてノズルボツクス66
の密封を行う。
第7図に示されるように、端部シール128がノズルボ
ツクス66のポケツト102内に摺動自在に嵌合する形
状に作られる。このシールの部分130と132が側壁
94と98の間でポケツト102内に嵌合し、そして部
分134が端壁96と100の間でポケツト102内に
嵌合する。第4図で見られるように、端部シール128
の上部部分からフラツプ136が延出し、そして適当な
任意の手段、例えばボルト137によつて鋼バンド10
8に結合される。
第5図と第6図に示されるように、あるカバー116と
組合せのノズル104のセツトの中の1つのノズルの基
部に保持リング138が備えられて、このリングと、こ
れの下になる複合層106のウレタンまたはゴム層11
0との間に該カバー116を堅く保持する。カバー11
6に設けられるノズル用の孔140は好適には、ノズル
組立体6が撓曲されるときノズル104がカバー116
に対して動けるようにするため、摺動嵌合するような孔
にされる。
本発明において限定的ではないが好適な実施例として、
ノズル組立体68が撓曲されたときノズル104のヘツ
ド部分114が平滑な円弧形を作るように、ノズル10
4は全て同じ長さにされる。第3図、第4図、及び第8
図において、ノズル組立体68は保持プレート144と
146によつて、ノズルボツクス66の、限定的にでは
ないが好適には中央点とされる単一の点142に枢動自
在に固定され、これによつて可撓性ノズル組立体68の
中心部とコンベヤロール70と72の軸148との間に
固定した距離を作る。第8図に示されるように、鋼バン
ド108にねじ156で固定されるブロツク154の両
端部にピン150と152が取付けられる。これらピン
150と152はプレート144と146の孔に差込ま
れて可撓性ノズル組立体の中央点を固定する。層110
の厚さが変化するので、その層の圧縮を制限してブロツ
ク154と鋼バンド108との間の距離及びそれに対応
するピン150と152の位置を固定するために、セツ
トねじ158をブロツク154からバンド108まで挿
入してもよい。中央点以外の1つの固定点、あるいは複
数個の固定点もサブ組立体62に適用され得ることは理
解されよう。
上記のような構造は可撓性サブ組立体62の密封を効果
的に行い、従つてノズル組立体68はノズルボツクス6
6の周縁の密封をよく保ちながらそのボツクス内で撓曲
することができる。
ノズル組立体68の撓曲は第2図と第3図に示されるよ
うなリンク組立体160によつて行われる。ある選択さ
れた隣接するノズルボツクス66の間に渡されるプレー
ト166と167上にベアリングブロツク162と16
4が装架される。これらベアリングブロツクにピボツト
バー168と170が貫通して延在する。ピボツトバー
168,170に、ノズルボツクス66と整合した位置
に置かれる複数個のレバー部材172が固定される。こ
れらレバー部材の各々にクレビス部材174が嵌込ま
れ、ピン留められて緩いピボツト結合をなす。クレビス
174からロツド176が延びてクレビス178に結合
され、そしてこのクレビス178は可撓性ノズル組立体
68の複合層106の両端部ブロツク113にピン結合
される。
ピボツトバー168と170にはそれぞれ主ピボツドレ
バー180が堅く固定される。この主ピボツトレバー1
80にリンク182の一方の端部がピン結合され、そし
てそのリンクの他方の端部はブラケツト184に固定さ
れる。これらブラケツト184はそれぞれに、駆動装置
190の軸188上にねじ係合したブロツク186と1
87にピン結合される。当該技術者には明らかなよう
に、もし主ピボツトレバー180がサブ組立体62と整
合しているなら、レバー部材172と主ピボツトレバー
180を組合せて単一の部材とし、これをピボツトバー
168または170に固定し、そしてクレビス部材17
4とリンク182とにピン結合するようにもできる。
本発明において限定されるものではないが、駆動装置1
90はモータ192と減速機194を含む。ノズル組立
体68の湾曲形状を変えるときには、駆動装置によつて
ブロツク186と187が相反方向、即ち相互に接近す
る方向かまたは離間する方向に動かされる。これは当該
技術で周知の幾つかの方式で行われよう。好適な実施例
としては第3図に示されるように、減速機が両軸式とさ
れ、そしてその単一の主軸188から両方へ延出する軸
部分196と198にブロツク186と187が係合さ
れる。軸部分196はブロツク186にねじ係合し、そ
してこれと反対のねじ方向で軸部分198がブロツク1
87にねじ係合する。ノズル組立体68の撓曲を手動的
に行うようにできることは理解されよう。この場合軸1
88は駆動装置190ではなく手で回される。
操作において、サブ組立体62のノズル104で作られ
る急冷面がこれに隣接する成形されたガラスシートの横
断湾曲に全体的に平行になるように調節される。ノズル
組立体68が駆動装置190によつてリンク組立体16
0を介して撓曲される。第3図においてノズル組立体6
8の湾曲の曲率半径を小さくする場合、即ち急冷面の湾
曲を大きくする場合、モータ192と減速機194が軸
188を回し、これによつてブロツク186と187を
同時に相互に離間する方向に動かす。こうしてブロツク
186と187が外方向へ動くと、主ピボツトレバー1
80にピン結合されているリンク182がそのレバー1
80を回転させ、そこでピボツドバー168と170を
それぞれ時計方向と反時計方向に回す。ピボツトバー1
68と170が回転すると、これらバーと同じ方向にレ
バー部材172が回転する。そこで、このレバー172
に一方の端部がそしてノズル組立体68の端部ブロツク
113に他方の端部がピン結合されているロツド176
がノズル組立体68の両端部を上方へ押上げる。ノズル
組立体68はこれの中央点142が保持プレート144
と146及びピン150と152によつて固定されてい
るからノズル組立体68全体が単純に持上げられること
はない。従つてノズル組立体68は中央点142を中心
にして撓曲し、その湾曲はよく鋭くなる。
ノズル組立体68の曲率曲径を大きくする、即ち急冷面
をより平らにする場合には、上述の操作が逆に行われ
る。即ち、モータ192と減速機194が軸188を回
してブロツク186と187を第3図で相互に接近する
方向に動かす。この結果リンク182が主ピボツトレバ
ー180を引下げ、ピボツトバー168と170を反時
計方向と時計方向に回わす。そこでそれらバー168と
170はレバー172を回し、そしてこれらレバー17
2はクレビス174、ロツド176、及びクレビス17
8を介してノズル組立体68の両端部ブロツク113を
引下げる。こうしてその曲率半径は大きくなる。
ブロツク186と187が同じ量だけ減速機194に対
して接近あるいは離間する方向に動いている限り、ノズ
ル組立体68の両端部ブロツク113は同じ量だけ上方
あるいは下方へ動く。必要であれば、ノズル組立体68
の一方の端部ブロツクを他方の端部ブロツクと異なる垂
直方向距離動かすように駆動装置90を変えることがで
きる。これは様々な方式で行われよう。例えば軸部分1
96と198のねじ部分のねじピツチを違えれば、主軸
188が回転したとき、ねじ係合ブロツク186と18
7の減速機194に対する接近または離間する動きの量
も違つたものになる。あるいはまた変化形として、各ブ
ロツク186と187を別々の駆動組立体で駆動し、そ
れぞれに端部ブロツク113を成形ガラスシートの湾曲
に必要な正確な高さまで動かすようにしてもよい。
上側急冷組立体56の構造と操作が下側急冷組立体58
のそれと実質的に同じであること理解すべきである。
第2図と第3図に示されるように、上側急冷組立体56
は持上げ支持ビーム202の下のジヤツキ装置200に
装架される。支持ビーム202はこれの一方の端部がフ
レーム76のコラム204にピン結合され、そして他方
の端部が持上げユニツト206に結合される。この持上
げユニツト206はフレーム76にピン結合されるロツ
ド及びピストン装置208を備え、上側急冷組立体56
を持上げて両急冷組立体56と58間に追加のアクセス
を提供する。
ノズルボツクス213内に摺動自在に嵌合した可撓性ノ
ズル組立体212をもつサブ組立体210が上側プレナ
ム214に沿つて離間して設けられる。ノズル組立体2
12はノズル216を備え、そしてこれらノズルのヘツ
ド部分218が、急冷されるガラスシートの横断湾曲を
全体的に平行な上側急冷面を形成する。ノズル組立体2
12は、下側急冷組立体58のリンク組立体160及び
駆動装置190と同様なリンク装置220と駆動装置2
22によつて撓曲される。上側急冷組立体56の撓曲操
作は全体的に下側急冷組立体58のそれと類似している
が、ただ異なる点として、下側急冷組立体58のブロツ
ク186と187に対応するブロツク224と226が
相互に離間する方向へ動くとき、上側急冷組立体56の
急冷面はその湾曲の曲率半径がより大きくなる、即ちそ
の上側急冷面はより平らになるものである。これは、そ
のときには下側急冷面58では急冷面の曲率半径が小さ
くなるのと逆である。同様にブロツク224と226が
相互に接近する方向に動くと、上側急冷面は曲率半径が
小さくなる、即ちよりきつい湾曲形状になる。
下側と上側の両急冷組立体58と56のノズル組立体6
8と212のノズル104と216が成形ガラスシート
(G)の両主表面に冷却流体を送給するように、それら
ノズル組立体68と212は相互に対向する方向に向け
られている。ノズル104と216は、ガラスシート
(G)と、そして曲げ操作が必要であればシート移送装
置とをそれらの間に通せるように、離間されている。
ノズル104と216が可撓性ノズル組立体68と21
2から全体的に直角に延出し、そしてそれらノズルのヘ
ツド部分114と218で形成される両急冷面がこれら
の間に置かれる成形ガラスシートの横断湾曲に全体的に
平行にされるのであるから、従つてノズル104と21
6もそのガラスシートに対して全体的に直角になる。更
に、急冷組立体56と58の構造は、それらが異なるガ
ラスシート湾曲に合わせて撓曲された場合でもノズル1
04と216が直角整合を維持するようにする。そのよ
うな直角整合は、成形されたガラスシートの強化を行う
場合には有利である。各ノズルがガラスシートの主表面
に直角であればそれらガラスシート主表面に対する冷却
流体の衝撃がより均等になり、流体の逃げがより均等に
行われる。即ち、強化操作の均等性を少なくする主表面
を横切る冷却流体の流れがなくなる。
様々な長さのノズルを有する他の急冷面に比較して、急
冷組立体56と58の撓曲がノズルの長さを変えないこ
とを留意すべきである。この結果ノズルの長さにおける
流体圧力の損失が均等になるので、流体圧力はガラスシ
ート表面の横断方向全体に亘つて均等になる。
第3図で見られるように、好適な実施例において、下側
急冷組立体58の固定中央点142のノズルボツクス6
6に対する距離は、上側急冷組立体56の固定中央点2
28のノズルボツクス213に対する距離よりも近い。
これは各組立体の操作条件のためである。下側急冷組立
体58が平らな形状から湾曲形状へと変わるとき、可撓
性ノズル組立体68の各部分がノズルボツクス66から
出るように動いていくが、ここで中央点142が動かな
いように固定されているためノズル組立体の両端部分が
内方部分より速く動く。これに対し、上側急冷組立体5
6が平らな形状から湾曲形状へ変わる場合には、可撓性
ノズル組立体212の各部はノズルボツクス213の中
へ入つていくように動く。ここでもその中央点228が
固定されているため両端部分が内方部分より速く動く。
従つて、所要の急冷面が平らである場合には、下側急冷
組立体58のカバー116はこれの最大深さまでノズル
ボツクス66内へ押込められ、そして上側急冷組立体5
6のカバー231はこれの最大距離までノズルボツクス
213から外へ延出される。また急冷面の湾曲を最も鋭
くする場合には、カバー116が最大距離までノズルボ
ツクス66から外へ延出され、そしてカバー231が最
大深さまでノズルボツクス213内へ押込められる。
また、上側急冷組立体56と下側急冷組立体58との両
急冷面の曲率半径が必ずしも等しくないことを留意すべ
きである。既述のように、組立体56の急冷面はガラス
シート(G)の内方へ湾曲した主表面に平行とされ、そ
して組立体58の急冷面は外方へ湾曲した主表面に平行
とされる。その両急冷面と両主表面とが全体的に平行な
のであるから、それらは共通の湾曲中心を有し、そして
ある面がその湾曲中心から離れているほどその面の曲率
半径は大きくなる。従つて第3図に見られるように、上
側急冷組立体56の急冷面は下側急冷組立体58の急冷
面より鋭く湾曲する、即ちより小さい曲率半径を有す
る。
第1図に示される強化ステーシヨン22におけるシート
移送装置26は米国特許第4,197,108号に開示
のと同様なもので、垂直方向に可動なコンベヤロール7
0を備える。これらコンベヤロールは好適な実施例では
1セツトのドーナツ形ロール232を含み、これらロー
ルはそれぞれ、軸236のフレーム238の中央部分に
取付けられてギヤボツクスとモータ(図示せず)に駆動
される1対の比較的大きい直径のロール部材234を有
する。ピストンロツド242をもつた1個またはそれ以
上のピストンの形のエレベータ装置240がフレーム2
38に堅く支持される。垂直案内(図示せず)がフレー
ム238の動きを制御する。そこで、ピストンロツド2
42が延ばされると、ドーナツ形ロール232のセツト
が、これらロールの共通の上側正接平面がリング状部材
244の成形面の最上部分より上方の水平平面に置かれ
る位置まで垂直方向に持上げられ、ガラスシートをそこ
から移送する。
部材244は、レールの幅を高さにしてその縁部で設置
されるリング状構造の形に延在するレールで構成され
る。このフレーム状部材244は、支持されるガラスシ
ートのアウトライン形状と同じアウトライン形状にさ
れ、そしてその高さも支持されるガラスシートの湾曲と
同じにされる。結合材246の内端部がレールの外側面
に沿つて間隔を置いて取付けられ、そして外端部が補強
フレーム248に取付けられる。
リング状部材244と補強フレーム248は両方ともそ
の不流側端部に開いた部分を備え、そして、結合部材2
54により側部レール252に結合されるキヤリツジ2
50組立体を形成する。このキヤリジ組立体250にお
いて駆動装置(図示せず)が成形ステーシヨン24にお
ける上流側位置とシート移送装置26に整合する下流側
位置との間を摺動する。
成形ガラスシート移送装置26のドーナツ形ロール23
2は間隔を置いた平行な列に配置される。垂直に可動な
それらロール232はその上側位置において、それらロ
ール232の駆動装置とは別個のモータ(図示せず)で
駆動されるコンベヤロール72の追加のドーナツ形ロー
ル256の上側共通正接面と同じ水平平面になる上側共
通正接面を有する。ロール232はその下側位置におい
て、リング状部材244とその支持フレーム248の通
路より下方になる。
操作において、成形ステーシヨン24で成形され、そし
て上側真空モールド34に対し真空係合で保持されたガ
ラスシート(G)はリング状部材244上に置かれて支
持され、そしてこの部材によつて強化ステーシヨン22
へ移送される。ドーナツ形ロール232が全て一緒に持
上げられてガラスシート(G)をリング状部材244か
ら持上げ、そして回転してそのシートを強化ステーシヨ
ン22に通して下流方向へ送り、ドーナツ形ロール25
6上に移す。ガラスシートが送出されると、ロール23
2は下げられ、そしてリング状部材244は上流方向へ
成形ステーシヨン24まで戻される。
いうまでもなく、ここに開示し説明してきた本発明の実
施例は1つの具体例に過ぎず、何等本発明を制約するも
のではない。本発明は特許請求の範囲によつてのみ限定
されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の急冷装置を示す、加熱、曲げ、及び
強化装置の斜視図、 第2図は本発明の急冷装置の拡大側面図、 第3図は本発明の急冷装置の、第2図の3−3線におけ
る横断面図、 第4図は、図面を明瞭にするため部分を取去つた重なり
合うカバーを示す、第2図の4−4線における図面、 第5図は第4図の5−5線における断面図、 第6図は重合カバーの拡大斜視図、 第7図は第4図の7−7線における断面図、 第8図は、ノズル組立体とピボツトバーとの間の結合を
示す、第4図の8−8線における断面図である。 20……炉、 22……強化ステーシヨン、 24……成形ステーシヨン、 26……シート移送装置、 32,34……成形モールド、 56,58……上側及び下側急冷組立体、 62,210……サブ組立体、 66,213……ノズルボツクス、 68,212……ノズル組立体、 84,200……ジヤツキ装置、 94,98……外部及び内部側壁、 96,100……外部及び内部端壁、 102……ポケツト、 104,216……ノズル、 116,118,120,122,124,231……
カバー、 142,228……固定点、 160,220……リンク組立体、 190,222……駆動装置、 206……持上げ装置、 250……キヤリジ。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形されたガラスシートを冷却する装置に
    おいて、 ノズルボックス、 可撓性支持体に重なる中央部分とノズルボックスの壁に
    沿って延在する両端脚部分とを有し且つ該可撓性支持体
    とカバーとは摺動可能にノズルボックスと係合すること
    でノズルボックスの密封をおこなう、相互に重なり合う
    複数個のカバー、 該可撓性支持体から、カバーの中央部分内での開口を貫
    いてガラスシートの主表面に向かって延在し且つガラス
    シートの主表面に隣接するノズル部分が急冷面を形成す
    る複数個のノズル、 該ノズルによって形成される急冷面の湾曲を調整するた
    めに該可撓性支持体を調節自在に撓曲させる装置 を備えるガラスシート冷却装置。
  2. 【請求項2】隣接し重なり合うカバーはそれぞれ少なく
    とも1つの整列した開口を有し、この整列した開口を貫
    いて共通のノズルが可撓性支持体から隣接するカバーの
    それぞれを貫いて延在する請求項第2項の装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項のガラ
    スシート冷却装置において、該ノズルボックスが周囲内
    部壁と外部壁とを有し、これら壁は離間してその間にポ
    ケットを形成し、該両端脚部分が該ポケット内へ延在す
    る、ガラスシート冷却装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項から第3項までのい
    ずれか一つのガラスシート冷却装置において、該ノズル
    ボックスを複数個備え、その各々のボックスが1つの共
    通の冷却流体プレナムに結合され、そこで流体源からの
    流体が該プレナム、ノズルボックス、及びノズルを透し
    て送られて該シートを急冷する、ガラスシート冷却装
    置。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項から第4項までのい
    ずれか一つのガラスシート冷却装置において、該ノズル
    が該ガラスシートの主表面に全体的に直角にされる、ガ
    ラスシート冷却装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第1項から第5項までのい
    ずれか一つのガラスシート冷却装置において、該撓曲装
    置が、該可撓性支持体のある固定部分を該ボックスに対
    するある所定位置に維持する装置、及び、該急冷面の形
    状を変えるように該可撓性支持体の第1部分を該固定部
    分に対して動かす装置を備える、ガラスシート冷却装
    置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項のガラスシート冷却
    装置において、該撓曲装置が更に、該可撓性支持体の第
    2部分を該固定部分に対して動かす装置を備える、ガラ
    スシート冷却装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項のガラスシート冷却
    装置において、該第1及び第2部分動かし装置が該第1
    及び第2部分を同時に該固定部分に対して動かす駆動装
    置を含む、ガラスシート冷却装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第7項のガラスシート冷却
    装置において、該固定部分が該可撓性支持体の中央点で
    あり、そして該第1及び第2部分が該可撓性ノズル支持
    の両端部分である、ガラスシート冷却装置。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第9項のガラスシート冷
    却装置において、該第1部分を動かし装置が該第1部分
    を撓曲させる第1駆動装置を含み、そして該第2部分を
    動かし装置が該第2部分を撓曲させる第2駆動装置を含
    む、ガラスシート冷却装置。
  11. 【請求項11】特許請求の範囲第10項のガラスシート
    冷却装置において、該第1部分動かし装置が、 それぞれの一方の端部が各該可撓性支持体の第1端部に
    枢動自在に結合される個々のリンク組立体、 該ノズルボックスに回転自在に装架され、全体的にその
    ボックスに沿って延在するピボットバー、 一方の端部が該第1駆動装置に枢動自在に結合されるヨ
    ーク組立体、 各該リンク組立体の第2端部がそれぞれに対応する1つ
    のレバーに枢動自在に結合されるように該ピボットバー
    に沿って間隔を置いて設けられ、そのバーに固定される
    一連のレバー、 該ヨーク組立体の第2端部が主ピボットレバーに枢動自
    在に結合されるように位置決めされて該ピボットレバー
    に固定される主ピボットレバーを備え、 しかして該第1駆動装置が該ヨーク組立体を作動すると
    該ヨーク組立体は該主ピボットレバーを介して該ピボッ
    トバーを回転させ、そこでこのバーは該レバーのセット
    を回し、そして該リンク組立体を介して各該可撓性支持
    体の該第1部分を動かす、 ガラスシート冷却装置。
  12. 【請求項12】特許請求の範囲第11項のガラスシート
    冷却装置において、該リンク組立体、ピボットバー、ヨ
    ーク組立体、レバー、及び主ピボットレバーが第1リン
    ク組立体、第1ピボットバー、第1ヨーク組立体、第1
    レバー、及び第1主ピボットレバーであり、そして更に
    該第2部分動かし装置が、 それぞれの一方の端部が各該可撓性支持体の第2端部に
    枢動自在に結合される第2の個々のリンク組立体、 該ノズルボックスに回転自在に装架され、全体的にその
    ボックスに沿って延在する第2のピボットバー、 一方の端部が該第2駆動装置の枢動自在に結合される第
    2のヨーク組立体、 各該第2リンク組立体の第2端部がそれぞれに対応する
    1つの第2レバーに枢動自在に結合されるように該第2
    ピボットバーに沿って間隔を置いて設けられ、そのバー
    に固定される第2の一連のレバー、 該第2ヨーク組立体の第2端部が第2主ピボットレバー
    に枢動自在に結合されるように位置決めされて該第2ピ
    ボットバーに固定される第2の主ピボットレバー を備え、 しかして該第2駆動装置が該第2ヨーク組立体を作動す
    ると該第2ヨーク組立体は該第2主ピボットレバーを介
    して該第2ピボットバーを回転させ、そこでこのバーは
    該第2レバーのセットを回わし、そして該第2リンク組
    立体を介して各該可撓性支持体の該第2部分を動かす、 ガラスシート冷却装置。
  13. 【請求項13】特許請求の範囲第12項のガラスシート
    冷却装置において、該第1駆動装置と第2駆動装置とが
    単一の駆動装置とされ、そこでこの単一駆動装置が該第
    1及び第2ヨーク組立体を同時に作動して該第1及び第
    2ピボットバーを回転させ、そして各該可撓性支持体の
    第1及び第2部分を同時に動かす、ガラスシート冷却装
    置。
  14. 【請求項14】特許請求の範囲第13項のガラスシート
    冷却装置において、該複数個のノズルボックスが第1の
    複数個のノズルボックスであり、そして該ガラスシート
    冷却装置が更に、該第1の複数個のノズルボックスに対
    して対向する第2の複数個のノズルボックスを備え、こ
    れによってそれら両ノズルボックス間に置かれたガラス
    シートの両主表面に対してそれぞれに強化流体の流れを
    送る、ガラスシート冷却装置。
  15. 【請求項15】特許請求の範囲第14項のガラスシート
    冷却装置において、該第1及び第2の複数個のノズルボ
    ックスの間の該成形されたガラスシートを支持する装置
    を更に備えるガラスシート冷却装置。
  16. 【請求項16】特許請求の範囲第15項のガラスシート
    冷却装置において、該ガラスシートの冷却がその少なく
    ても一部分を強化し、そして、該ガラスシートを熱軟化
    温度まで加熱する装置、及び該強化に先立って該ガラス
    シートを成形する装置を更に備えるガラスシート冷却装
    置。
  17. 【請求項17】特許請求の範囲第16項のガラスシート
    冷却装置において、急冷の間該シートが全体的に水平に
    されている、ガラスシート冷却装置。
  18. 【請求項18】特許請求の範囲第17項のガラスシート
    冷却装置において、このガラスシート冷却装置の横方向
    位置を調節する装置を更に備えるガラスシート冷却装
    置。
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