JPH0645187Y2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JPH0645187Y2
JPH0645187Y2 JP1989117797U JP11779789U JPH0645187Y2 JP H0645187 Y2 JPH0645187 Y2 JP H0645187Y2 JP 1989117797 U JP1989117797 U JP 1989117797U JP 11779789 U JP11779789 U JP 11779789U JP H0645187 Y2 JPH0645187 Y2 JP H0645187Y2
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JP
Japan
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tubular member
heat exchanger
connection plate
tube
header pipe
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JP1989117797U
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JPH0356062U (ja
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信康 安藤
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Sanden Corp
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は各種冷房装置の凝縮器や車両用ラジエター等と
して用いられる熱交換器に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の熱交換器の第1の例として第2図
(a)、(b)に示すように、所定間隔をおいて平行に
配置された一対のヘッダーパイプ21と、該ヘッダーパイ
プ21間に上下方向に所定間隔をおいて架設された複数の
チューブ22と、該チューブ22間に介装された熱交換フィ
ン23と、最上下位置の熱交換フィン23に付設されヘッダ
ーパイプ21間に架設された一対の補強部材24と、各ヘッ
ダーパイプ21の上下位置に固着された熱交換器取付用の
ブラケット25とから主に構成されている。
各ヘッダーパイプ21は断面形状が円形の直管からなり、
その外周面には、チューブ22の端部が挿入可能な接続穴
21aが軸方向に所定間隔をおいて形成されている。ま
た、各ヘッダーパイプ21は両端開口を蓋21bによって封
止されている。更に、一方(図中左側)のヘッダーパイ
プ21の上部には冷媒、ブライン等の熱交換媒体が流入す
る流入口21cが、また他方(図中右側)のヘッダーパイ
プ21の下部には熱交換媒体が流出する流出口21dが夫々
設けられている。チューブ22は断面形状が横長偏平の直
管からなり、その両端部を各ヘッダーパイプ21の接続穴
21aに挿入され該部分をろう付け等で溶接されている。
また、各チューブ22の平坦な上下面には、波形に湾曲し
た熱交換フィン23の上下端がろう付け等で取り付けられ
ている。
ブラケット25は熱交換器自体を冷房装置や車両等に取り
付けるためのもので、一端部にボルト等が挿着可能な取
付溝25aを有している。このブラケット25は湾曲した他
端部を各ヘッダーパイプ21の外周面にろう付け等で取り
付けられている。
その他、熱交換器のヘッダーパイプを管状部材(タンク
壁)と接続プレート(エンドプレート)に分割したもの
の例として、実開昭1−123077があげられ、これには管
状部材の長手方向開口部に接続プレートを上下方向に差
し込み可能となし、管状部材の長手方向の一側縁部に
は、差し込まれた接続プレートの位置決め用の突片が形
成されている。複数のチューブを組み付けた接続プレー
トを開口部の突片内に差し込み、一体ろう付けにより接
合される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、第1の従来例の熱交換器では、断面形状
が円形のヘッダーパイプ21の外周面に接続穴21aを形成
しているため、穴開け加工に特殊な治工具を必要とする
こととも相俣ってヘッダーパイプ21自体の製造コストが
高くつき、熱交換器を安価に構成することができないと
いう問題点があった。また、接続穴21aを正確な位置及
び形状で形成することが難しいことから、チューブ22の
挿入及び接続に不良を生じ易いという問題点があった。
第2の従来例では、ろう付け前に接続プレートが組立工
程で外力により容易に管状部材の内側に倒れ込んだり、
ずれたり、管状部材から外れてしまうという問題点があ
った。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ヘッダーパイプ自体の製造コストを低
減して熱交換器を安価に構成できると共に、組立容易
で、且つ、チューブの接続に不良を生じることがない熱
交換器を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、一対のヘッダーパ
イプと、各ヘッダーパイプに両端部夫々を接続されヘッ
ダーパイプ間に架設された複数のチューブと、チューブ
間に介装された熱交換フィンとを具備した熱交換器にお
いて、周方向の一部を長手方向に開口部とし、該開口部
の内側に保持溝を対向して形成した管状部材と、チュー
ブ接続用の複数の穴を有し、且つ前記管状部材の開口部
の保持溝に装着される接続プレートとからヘッダーパイ
プを構成している。
(作用) 本考案によれば、管状部材の開口部の保持溝に接続プレ
ートを容易に装着でき、かつ、一度組み込んだ後、接続
プレートは倒れ込んだり、外れることなく確実に接合で
き、ヘッダーパイプの中に入る熱媒体の漏れるような隙
間などの不具合もない。また、管状部材とは別体の接続
プレートにチューブ接続用の穴を形成することができる
ので、穴開け加工に特殊な治工具及び面倒な作業を必要
としない。
(実施例) 第1図(a)乃至第1図(c)は本考案の一実施例を示
すもので、第1図(a)は熱交換器の斜視図、第1図
(b)は接続部分の横断面図、第1図(c)は要部分解
斜視図である。
本実施例の熱交換器は、所定間隔をおいて平行に配置さ
れた一対のヘッダーパイプ1と、該ヘッダーパイプ1間
に上下方向に所定間隔をおいて架設された複数のチュー
ブ2と、該チューブ2間に介装された熱交換フィン3
と、最上下位置の熱交換フィン3に付設されたヘッダー
パイプ1間に架設された一対の補強部材4と、各ヘッダ
ーパイプ1の上下位置に固着された熱交換器取付用のブ
ラケット5とから主に構成されている。
ヘッダーパイプ1は、断面U字形の管状部材1aと、該管
状部材1aの介装部に装着された接続プレート1bとから略
円筒状に構成されている。
管状部材1aは周方向の一部を長手方向に沿って所定幅で
開口しており、該開口部内側に接続プレート1bの各側縁
を保持する保持溝1a1を対向して設けている。また管状
部材1aには各保持溝1a1部分から外方に向けて平板状の
取付部1a2が平行に延設されており、また取付部1a2の一
方にはブラケット用の取付穴1a3が図中では2個宛上下
2箇所に形成されている。この管状部材1aは押し出し成
形等によって形成される。
一方、接続プレート1bは管状部材1aの開口部よりも大き
な幅を有し、且つ管状部材1aの内形に合わせて湾曲して
おり、またチューブ2の端部が挿入可能な複数の接続穴
1b1を長手方向に所定間隔をおいて有している。この接
続プレート1bは側縁を一対の保持溝1a1に長手方向に挿
着され該部分をろう付け等で取り付けられており、ヘッ
ダーパイプ1が構成されている。
また、各ヘッダーパイプ1は両端開口を蓋6によって封
止されている。更に、一方(図中左側)のヘッダーパイ
プ1の上部には冷媒、ブライン等の熱交換媒体が流入す
る流入口7が、また他方(図中右側)のヘッダーパイプ
1の下部には熱交換媒体が流出する流出口8が設けられ
ている。
チューブ2は断面形状が横長偏平の直管からなり、その
両端部を各接続プレート1bの接続穴1b1に挿入され該部
分をろう付け等で取り付けられている。また、各チュー
ブ2の平坦な上下面には、波形に湾曲した熱交換フィン
3の上下端がろう付け等で取り付けられている。
ブラケット5は熱交換器自体を冷房装置や車両等に取り
付けるためのもので、平板状をなす該ブラケット5の一
端部にはボルト等が挿着可能なU字形の取付溝5aが、ま
た他端部にはブラケット取付用の取付穴5bが2箇所に形
成されている。このブラケット5は取付穴5bが形成され
た端部をボルト9またたリベット等を用いて管状部材1a
の取付穴1a3部分に固着されている。
尚、前述の接続プレート1bは各チューブ2を接続穴1b1
に取り付けた後に管状部材1aの保持溝1a1に装着するよ
うにしてもよいし、また先に接続プレート1bを管状部材
1aの保持溝1a1に装着してから各チューブ2を取り付け
ようにしてもよい。
このように前述の熱交換器では、接続穴1b1を有する接
続プレート1bを管状部材1aの開口部に装着することでヘ
ッダーパイプ1を構成していることから、管状部材1aと
は別体の接続プレート1bにチューブ接続穴1b1を形成す
ることができるので、接続プレート1bの穴開け加工に特
殊な治工具及び面倒な作業を必要とせず、また管状部材
1aは押し出し成形ででき、そして、接続プレート1bもプ
レス等で夫々を安価に製作できることとも相俣って、ヘ
ッダーパイプ自体の製造コストを低減して熱交換器を安
価に構成することが可能となる。また、これにより接続
穴1b1を正確な位置及び形状で形成することができるの
で、チューブ2の挿入及び接続や接続プレートの接合を
的確且つ良好に行える利点がある。
また、熱交換器取付用のブラケット5を管状部材1aの取
付部1a2に固着しているので、従来のようにブラケット
を直接ヘッダーパイプの外周面に溶接する面倒がなく、
ブラケット5として種々の形状のものを使用できると共
に、ブラケット取付工程における作業性を向上させて製
造コストの低減に寄与できる。
第3図は本考案の他の実施例を示すもので、第1図に示
した実施例とは、管状部材1aの取付部1a2の対向幅をチ
ューブ2の横幅とほぼ一致させ、該取付部1a2の内側面
をチューブ2に接触させた点で異なる。
本実施例では、平板部分である取付部1a2の内側面でチ
ューブ2の各端部を保持して接続部分の補強を行える利
点がある。他の効果は第1図に示した実施例と同様であ
る。第4図は本考案の他の実施例を示すもので、第1図
に示した実施例とは、接続プレート1bとして平坦な板を
使用し、また管状部材1aの保持溝1a1を該接続プレート1
bの側縁を保持できる形状に形成した点で異なってい
る。
本実施例では、接続プレート1bとして平坦な板を使用し
ているので、接続穴1b1の穴開け加工がより一層容易且
つ正確に行える利点がある。他の効果は第1図に示した
実施例と同様である。尚、前記実施例では管状部材1aと
して断面U字形のものを示したが、該管状部材は周方向
の一部を長手方向に沿って開口するものであれば種々の
形状のものが採用できる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、チューブ接続穴
を有する接続プレートを管状部材の開口部の内側に対向
して設けた一対の保持溝に装着することでヘッダーパイ
プを構成していることから、管状部材とは別体の接続プ
レートにチューブ接続穴を形成することができるので、
接続プレートの穴開け加工に特殊な治工具及び面倒な作
業を必要とせず、また管状部材及び接続プレート夫々を
安価に製作できることも相俣って、ヘッダーパイプ自体
の製造コストを低減して熱交換器を安価に構成すること
が可能となる。また、これにより接続穴を正確な位置及
び形状で形成することができるので、チューブの挿入及
び接続を的確且つ良好に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至第1図(c)は本考案の一実施例を示
すもので、第1図(a)は熱交換器の斜視図、第1図
(b)は接続部分の横断面図、第1図(c)は要部分解
斜視図、第2図(a)、(b)は従来の熱交換器を示す
もので、第2図(a)は熱交換器の斜視図、第2図
(b)は接続部分の横断面図、第3図及び第4図は本考
案の他の実施例を示す要部横断面図である。 1…ヘッダーパイプ、1a…管状部材、1a1…保持溝、1b
…接続プレート、1b1…接続穴、2…チューブ、3…熱
交換フィン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のヘッダーパイプと、各ヘッダーパイ
    プに両端部夫々を接続されヘッダーパイプ間に架設され
    た複数のチューブと、チューブ間に介装された熱交換フ
    ィンとを具備した熱交換器において、周方向の一部を長
    手方向に沿って開口部とし、該開口部の内側に保持溝を
    対向して形成した管状部材と、チューブ接続用の複数の
    穴を有し、且つ管状部材の開口部の保持溝に装着される
    接続プレートとからヘッダーパイプを構成した ことを特徴とする熱交換器。
JP1989117797U 1989-10-06 1989-10-06 熱交換器 Expired - Lifetime JPH0645187Y2 (ja)

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JP1989117797U JPH0645187Y2 (ja) 1989-10-06 1989-10-06 熱交換器
US07/593,060 US5127466A (en) 1989-10-06 1990-10-05 Heat exchanger with header bracket and insertable header plate

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JPH0356062U JPH0356062U (ja) 1991-05-29
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