JPH0644950A - 装飾用電灯の製造方法 - Google Patents

装飾用電灯の製造方法

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Publication number
JPH0644950A
JPH0644950A JP3236564A JP23656491A JPH0644950A JP H0644950 A JPH0644950 A JP H0644950A JP 3236564 A JP3236564 A JP 3236564A JP 23656491 A JP23656491 A JP 23656491A JP H0644950 A JPH0644950 A JP H0644950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
lead wires
heat
pair
shrinkable tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP3236564A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takasaki
博 高崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Sangyo Kk
Original Assignee
Corona Sangyo Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Corona Sangyo Kk filed Critical Corona Sangyo Kk
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Publication of JPH0644950A publication Critical patent/JPH0644950A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 リード線5の先端部の絶縁被覆8を剥ぎ取っ
て導線6を露出させ、その導線の先端部をリード端子3
に直接的に接続した後、リード線の絶縁被覆を先端側に
ずらすことによって接続部7を被覆し、次いで、各リー
ド端子に接続した一対のリード線の先端部に熱収縮チュ
ーブ9を装着し、その熱収縮チューブを加熱して収縮さ
せることにより接続部を被覆するとともに一対のリード
線の先端部を結束する。 【効果】 ソケットや格別の絶縁材が不要となって構造
が簡略化されるとともに部品点数が削減され、製作工程
の簡略化と製作費の削減を実現できる。また、熱収縮チ
ューブを加熱収縮させることのみで、接続部に対する被
覆とリード線の結束を同時にかつ速やかに行ない得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、豆電球を多数連結した
クリスマス電球などに使われる装飾用電灯の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装飾用電灯としては、プラスチ
ックで作られた小さなソケットにリード線を接続し、色
々に着色された豆電球を上記ソケットに装着した構造の
ものが一般的である。そして、そのような装飾用電灯を
製作するには、まずソケットを製作し、そのソケットに
リード線を接続し、さらにそのソケットに電球を装着す
るという方法が一般に採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の製造方法は、複雑な複数の工程が必要であ
って手数がかかるものであり、したがって製作費の削減
を図ることが困難であるため、より有効な製造方法の提
供が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、電球の一対の
リード端子に、導線を絶縁材で被覆してなる一対のリー
ド線をそれぞれ接続した構造の装飾用電灯を製造する方
法であって、上記リード線の先端部の絶縁被覆を剥ぎ取
って導線を露出させ、露出させた導線の先端部を上記リ
ード端子に直接的に接続した後、リード線の絶縁被覆を
先端側にずらすことによって接続部を被覆し、次いで、
各リード端子に接続された一対のリード線の先端部に熱
収縮チューブを装着し、その熱収縮チューブを加熱して
収縮させることにより、収縮させた熱収縮チューブによ
り上記接続部を被覆するとともに一対のリード線の先端
部を結束することを特徴としている。
【0005】
【作用】リード線の先端部に露出させた導線をリード端
子に直接的に接続することによりソケットが不要とな
り、また、リード線の絶縁被覆を先端側にずらすことに
よって接続部を被覆することで格別の絶縁材も不要であ
り、このため、構造が簡略化されるとともに部品点数が
削減されて製作工程が簡略化され、製作費が削減され
る。また、各リード端子に接続した一対のリード線の先
端部に装着して熱収縮させた熱収縮チューブによって接
続部をさらに被覆することで水密性や耐水性が向上する
とともに、その熱収縮チューブにより一対のリード線の
先端部を結束することで接続部の強度が高められて耐久
性が向上する。
【0006】
【実施例】以下、本発明方法の一実施例を図面を参照し
ながら説明する。図1および図2は本実施例の製造方法
の製造過程を示す図、図3は完成した製品の構造を示す
図である。本実施例の方法を説明するに先立ち、まず、
図3を参照して製品の構造について説明する。
【0007】図3において符号1は電球である。電球1
は、ガラス球2と、このガラス球2の内外間に亘って設
けられた一対のリード端子3、3と、ガラス球2内にお
いてリード端子3、3間に接続されたフィラメント4か
らなるものである。リード端子3、3の各端部はガラス
球2の外部に突出している。各リード端子3、3には、
一対のリード線5、5の各導線6、6がそれぞれハンダ
付けにより直接的に接続されている。上記リード線5は
導線6に絶縁被覆8を被覆してなるものである。リード
端子3と導線6との接続部7はガラス球2に隣接して位
置し、その接続部7はリード線5の絶縁被覆8で被覆さ
れている。また、接続部7を覆う絶縁被覆8の外側は熱
収縮チューブ9でさらに覆われている。この熱収縮チュ
ーブ9は、ガラス球2の下部外面から2本のリード線
5、5の先端部にまたがって取り付けられて接続部7、
7および絶縁被覆8、8を覆っている。そして、この熱
収縮チューブ9によって上記一対のリード線5、5の先
端部が結束されていて、図3に示されているようにそれ
らリード線5、5の先端部の絶縁被覆8、8が互いに密
着した状態となっている。
【0008】以上で完成品である装飾用電灯の構造を説
明したが、次にその製造方法について図1および図2を
参照して説明する。
【0009】まず、図1に示すように、リード線5、5
の先端部の絶縁被覆8、8をそれぞれ剥ぎ取って、リー
ド線5、5の先端部に導線6、6を露出させる。そし
て、露出させた導線6、6の先端がガラス球2にほぼ接
するようにしてそれら導線6、6とリード端子3、3と
を重ね合わせ、それらをハンダ付けすることにより電球
1と各リード線とを直接的に接続する。
【0010】次に、リード線5の絶縁被覆8を先端側に
ずらせて引き上げることにより、その絶縁被覆8により
接続部7を覆うようにする。図2は絶縁被覆8をずらせ
て引き上げ、接続部7を完全に絶縁被覆8により覆った
状態を示している。なお、絶縁被覆8の材質としては塩
化ビニールなどの合成樹脂やゴムなどが一般に用いられ
ているが、これらは柔軟性および伸縮性があるので絶縁
被覆8をずらせて移動させることは難しいことではない
が、絶縁被覆8を加温すればその作業をより容易に行な
うことができる。
【0011】次に、図2に示すように、電球1の下部と
双方のリード線5、5の先端部にまたがるように熱収縮
チューブ9を被せる。熱収縮チューブ9は、塩化ビニー
ル、ポリエチレンなどの合成樹脂製のチューブで、加熱
により収縮を起こす性質を有するものである。この熱収
縮チューブ9を熱風を当てるなどして加熱することによ
ってそれを収縮させると、接続部7およびガラス球2の
下部外面が被覆されて接続部7はガラス球2と隣接する
位置で固定されるとともに、2本のリード線5、5の先
端部が熱収縮チューブ9の熱収縮に伴って互いに引き寄
せられていき、それらの絶縁被覆8、8が圧着された状
態で強固に結束される。以上により図3に示した製品が
完成する。
【0012】上記の方法によれば、電球1のリード端子
3、3にリード線5、5を直接的に接続するとともに、
リード線5、5の絶縁被覆8、8を先端側にずらすこと
によって接続部7、7を被覆するようにしたので、従来
においては必要であったソケットや接続部の絶縁材が不
要となって構造が簡略化されるとともに部品点数が削減
され、このため、製作工程の簡略化と製作費の削減を実
現できる。しかも、上記方法によれば、接続部7、7を
さらに熱収縮チューブ9により被覆するので、接続部
7、7の水密性、耐水性を確保できることは勿論のこ
と、その熱収縮チューブ9によって一対のリード線5、
5の先端部が結束されるので、リード線5、5を個々に
接続している場合に比して接続部分の強度が高められる
という利点もある。勿論、熱収縮チューブ9は加熱する
のみで速やかに収縮するので、その作業は極めて容易に
行なうことができるとともに、熱収縮チューブ9の収縮
により接続部7、7の被覆とリード線5、5の結束とが
同時に行なわれるから、作業効率が極めて良い。
【0013】
【発明の効果】以上で詳細に説明したように、本発明の
製造方法は、導線の先端部をリード端子に直接的に接続
した後、リード線の絶縁被覆をずらすことによって接続
部を被覆し、次いで、リード線の先端部に装着した熱収
縮チューブを加熱収縮させることにより、その熱収縮チ
ューブにより上記接続部を被覆するとともに一対のリー
ド線の先端部を結束するので、ソケットや格別の絶縁材
が不要となって構造が簡略化されるとともに部品点数が
削減され、製作工程の簡略化と製作費の削減を実現でき
るという効果を奏する。また、接続部を熱収縮チューブ
により被覆するので接続部の水密性、耐水性を確保でき
るとともに、その熱収縮チューブにより一対のリード線
の先端部を結束するので、リード線を個々に接続する場
合に比して接続部分の強度が高められて耐久性が向上す
るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である製造方法の製作過程を示
す図である。
【図2】同方法の製作過程を示す図である。
【図3】同方法により製作された製品を示す図である。
【符号の説明】
1 電球 3 リード端子 5 リード線 6 導線 7 接続部 8 絶縁被覆 9 熱収縮チューブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 4/72 4229−5E // F21V 19/00 310 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電球の一対のリード端子に、導線を絶縁
    材で被覆してなる一対のリード線をそれぞれ接続した構
    造の装飾用電灯を製造する方法であって、上記リード線
    の先端部の絶縁被覆を剥ぎ取って導線を露出させ、露出
    させた導線の先端部を上記リード端子に直接的に接続し
    た後、リード線の絶縁被覆を先端側にずらすことによっ
    て接続部を被覆し、次いで、各リード端子に接続された
    一対のリード線の先端部に熱収縮チューブを装着し、そ
    の熱収縮チューブを加熱して収縮させることにより、収
    縮させた熱収縮チューブにより上記接続部を被覆すると
    ともに一対のリード線の先端部を結束することを特徴と
    する装飾用電灯の製造方法。
JP3236564A 1991-09-17 1991-09-17 装飾用電灯の製造方法 Pending JPH0644950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106711626A (zh) * 2017-03-06 2017-05-24 大连路飞光电科技有限公司 Led灯、防水长寿命灯串、压接装置及压接方法

Citations (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4826626A (ja) * 1971-08-09 1973-04-07
JPS5234869A (en) * 1975-09-09 1977-03-17 Naokazu Ueda Steam baking instrument by way of horizontal steam discharging tube with iron plate
JPS54152371A (en) * 1978-05-19 1979-11-30 Toshiba Corp Manufacturing method of small lamp
JPS5939864A (ja) * 1982-08-30 1984-03-05 Japan Carlit Co Ltd:The 尿素誘導体及びそれを有効成分とする選択性除草剤

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950418