JPH0644940U - 鈍角壁面用ジョイナ− - Google Patents

鈍角壁面用ジョイナ−

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JPH0644940U
JPH0644940U JP8464492U JP8464492U JPH0644940U JP H0644940 U JPH0644940 U JP H0644940U JP 8464492 U JP8464492 U JP 8464492U JP 8464492 U JP8464492 U JP 8464492U JP H0644940 U JPH0644940 U JP H0644940U
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JP
Japan
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elastic body
bottom plate
joiner
piece
joint
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Pending
Application number
JP8464492U
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Inventor
哲治 竹村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichiha Corp
Original Assignee
Nichiha Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 建物への施工時に外装板の伸縮に追従して生
ずる目地切れを防止し、水密性、外観性を向上する鈍角
壁面用ジョイナ−を提供すること。 【構成】 底板片5中央部に鋸歯状突起片7を設立し、
該突起片7の両脇において底板片5に折曲用凹溝8を設
けた雄部材2と、台形状の弾性体の中央部に前記雄部材
の突起片7に係嵌する鋸歯状凹溝を設けると共に弾性体
の斜辺に沿って弾性体内に中空孔を設けた目地用雌部材
とを備えたことを特徴とする鈍角壁面用ジョイナ−。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は建物の出窓等の外壁面の鈍角を形成する接合部に用いるジョイナ−に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物外壁に出窓を設ける場合、出窓壁面と建物外壁面との接合部に形成する角 度は一般的に105度〜140度の鈍角で施工することが多く、又、外装板の接 合は目地部を外装板と面一に仕上げることが外観上望ましいが、例えば実開昭6 3−119742号や実開昭62−63336号公報に示されるようなジョイナ −では、カバ−状のジョイナ−が外装板の表面よりも外面に突出し、外観上見苦 しくなるという問題があった。 このため、従来の出窓の出隅部、入隅部の外装板の接合は、それぞれ図11、 図12に示すように、外装板61、61間の目地部62、63の底部に屈曲板状 ジョイナ−64、65を施し、目地部62、63の表側にバックアップ材66、 66を介してコ−キング67、68を施している。しかし、これらの場合、外装 板61、61が周囲の環境の影響を受けて伸縮を生じると、これら目地部62、 63に寸法変化が集中し、コ−キング67、68に圧縮又は引張りの力が作用す る。そして、これらコ−キング67、68は、ほぼ断面三角形状となっているた め、前記引張りの力により目地間隔の狭い側で外装板61、61との間が剥離傾 向を生じ、この剥離傾向が長期間に亘り繰り返されて目地切れを生じ、水密性、 外観性を損うという問題を生じていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、建物への施工時に外装板の伸縮に追従して生ずる目地切れを 防止し、水密性、外観性を向上する鈍角壁面用ジョイナ−を提供し、もって上記 従来技術の問題を解決しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本願は、底板片中央部に鋸歯状突起片を設立し、該突起片の両脇に おいて底板片に折曲用凹溝を設けた雄部材と、台形状の弾性体の中央部に前記雄 部材の突起片に係嵌する鋸歯状凹溝を設けると共に弾性体の斜辺に沿って弾性体 内に中空孔を設けた目地用雌部材とを備えたことを特徴とする鈍角壁面用ジョイ ナ−を要旨とする第1の考案と、この第1の考案において、目地用雌部材の鋸歯 状凹溝の底部に厚み調節材を挿入させたことを特徴とする鈍角壁面用ジョイナ− を要旨とする第2の考案を含むものである。
【0005】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1に示す実施例は、八角形住居や出窓の外壁面の鈍角の出隅接合部に適用し た場合を示すもので、この場合のジョイナ−1は雄部材2と雌部材3とを備え、 雄部材2は、図3、図4に示すように、軟質合成樹脂で一体的に成形した長手方 向に連続するものであって、底板片5の中央部に係合用鋸歯6〜6を両側に有す る鋸歯状突起片7を設立し、該突起片7の両脇において底板片5の両面に弧状の 折曲用凹溝8、8を設け、底板片5の両端部の突起片を有する面に水返用の凸条 9、9を設けている。一方、雌部材3は、図2に示すように、合成ゴム等の弾性 部材で成形した長手方向に連続する台形状弾性体10の短辺の中央部に前記雄部 材の突起片7に係嵌する鋸歯状凹溝11を設け、弾性体10の両斜辺に沿って弾 性体10内に中空孔12、12を設けている。又、必要により使用する厚み調節 材4は図5に示すように、長手方向に連続するものであって、雌部材の鋸歯状凹 溝11の底部に合致する台形の断面に形成している。
【0006】 このようにしたジョイナ−1にあっては、前記出隅接合部への施工に際しては 、柱材15の鈍角で交る外側面に防水フェルト16を介してそれぞれ胴縁17、 17を釘等18、18で固定し、底板片5を胴縁17、17に沿うように凹溝8 、8で折曲して釘等19、19で底板片5を胴縁17、17に固定し、外装板2 0、20を釘等21、21で胴縁17、17に固定すると共に雌部材の鋸歯状凹 溝11を雄部材の鋸歯状突起片7に係嵌し、雌部材3の両斜辺を外装板20、2 0の側面に密接させ、外装板20、20の目地レベルに雌部材3の表面を整合さ せる。
【0007】 この施工状態においては、外装板20、20が伸縮を生じた場合、中空孔12 、12を有し且つ弾力性を有する雌部材3が外装板20、20の伸縮に追従し、 外装板20、20との間の水密性を維持する。
【0008】 上例において、外装板20、20の板厚が標準よりも厚い場合には、図6に示 すように、所要数の厚み調節材4、4を鋸歯状凹溝11の底に挿嵌した雌部材3 を雄部材2に嵌合して厚手の外装板22、22の目地レベルに雌部材3の表面を 整合させる。
【0009】 次に図7に示す実施例は、出窓の外壁面の鈍角の入隅接合部に適用した場合を 示すもので、この場合のジョイナ−31は基本的には前例同様であり、雄部材3 2は、図9に示すように、底板片35の鋸歯状突起片37の両脇において底板片 35の両面に弧状の折曲用凹溝38、38をそれぞれ複数設けた外は前例同様で あり、一方、雌部材33は、図8に示すように、台形状弾性体40の長辺の中央 部に鋸歯状凹溝41を設けた外は前例同様である。
【0010】 このようにしたジョイナ−31にあっては、前記入隅接合部への施工に際して は、柱材45に防水フェルト46を介して胴縁47、47を釘等48、48で固 定し、胴縁47、47の鈍角を形成する外側面に沿うように底板片35を適当な 凹溝38、38で折曲して釘等49、49で胴縁47、47に固定し、雌部材の 鋸歯状凹溝41を雄部材の鋸歯状突起片37に挿嵌し、外装板50、50を釘等 51、51で胴縁47、47に固定して雌部材33の両斜辺に外装板50、50 の側面を密接させ、外装板50、50の目地レベルに雌部材33の表面を整合さ せる。この場合も施工状態においては、前例同様、外装板50、50の伸縮に雌 部材33が追従して水密性を維持するものであり、前例同様、外装板50、50 の板厚が厚い場合には前記厚み調節材4を鋸歯状凹溝41の底に挿嵌させ、外装 板50、50の目地レベルに雌部材33の表面を整合させる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のジョイナ−においては、施工時に外装板に密接す るジョイナ−の雌部材が弾性体で形成されると共に中空部を有するので、外装板 の伸縮に追従して水密性を維持できると共に目地切れによる外観上の不具合を解 決でき、しかも雄部材の底板片に設けた折曲用凹溝により容易に壁面接合部の曲 がり角度に折曲できて施工性に優れている。更に、第2の考案においては、厚み 調節材により外装板の厚みに整合する目地が形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の施工状態における平断面図
である。
【図2】同上例の雌部材の一部分の斜面図である。
【図3】同上例の雄部材の一部分の斜面図である。
【図4】図3のE部の拡大図である。
【図5】同上例の厚み調節材の一部分の斜面図である。
【図6】同上例の他の施工状態における平断面図であ
る。
【図7】本考案の他の実施例の施工状態における平断面
図である。
【図8】同上例の雌部材の一部分の斜面図である。
【図9】同上例の雄部材の一部分の斜面図である。
【図10】図9のF部の拡大図である。
【図11】従来例の出隅施工状態における平断面図であ
る。
【図12】従来例の入隅施工状態における平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ジョイナ− 2 雄部材 3 雌部材 5 底板片 7 突起片 8 凹溝 10 弾性体 11 凹溝 12 中空孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板片中央部に鋸歯状突起片を設立し、
    該突起片の両脇において底板片に折曲用凹溝を設けた雄
    部材と、台形状の弾性体の中央部に前記雄部材の突起片
    に係嵌する鋸歯状凹溝を設けると共に弾性体の斜辺に沿
    って弾性体内に中空孔を設けた目地用雌部材とを備えた
    ことを特徴とする鈍角壁面用ジョイナ−。
  2. 【請求項2】 目地用雌部材の鋸歯状凹溝の底部に厚み
    調節材を挿入させたことを特徴とする請求項1記載の鈍
    角壁面用ジョイナ−。
JP8464492U 1992-11-14 1992-11-14 鈍角壁面用ジョイナ− Pending JPH0644940U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8464492U JPH0644940U (ja) 1992-11-14 1992-11-14 鈍角壁面用ジョイナ−

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JP8464492U JPH0644940U (ja) 1992-11-14 1992-11-14 鈍角壁面用ジョイナ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644940U true JPH0644940U (ja) 1994-06-14

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ID=13836409

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JP8464492U Pending JPH0644940U (ja) 1992-11-14 1992-11-14 鈍角壁面用ジョイナ−

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JP (1) JPH0644940U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010001950A (ko) * 1999-06-10 2001-01-05 이계철 탄성체를 이용한 프리캐스트 콘크리트 세그먼트 블록의 이음부 방수구조

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KR20010001950A (ko) * 1999-06-10 2001-01-05 이계철 탄성체를 이용한 프리캐스트 콘크리트 세그먼트 블록의 이음부 방수구조

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