JPH0718840Y2 - 鎧型横張内外装材用目地部材 - Google Patents
鎧型横張内外装材用目地部材Info
- Publication number
- JPH0718840Y2 JPH0718840Y2 JP1989054946U JP5494689U JPH0718840Y2 JP H0718840 Y2 JPH0718840 Y2 JP H0718840Y2 JP 1989054946 U JP1989054946 U JP 1989054946U JP 5494689 U JP5494689 U JP 5494689U JP H0718840 Y2 JPH0718840 Y2 JP H0718840Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築、構築物等の鎧型横張内外装材用目地部材
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術) 従来、例えば建築、構築物の横張内外装材用隅部材とし
て、例えば、特開昭63−93958号公報(以下第1公知例
という)、実開平1−23530号公報(以下第2公知例と
いう)、実開昭62−52635号公報(以下第3公知例とい
う)、特開昭59−217865号公報(以下第4公知例とい
う)等が公知である。
て、例えば、特開昭63−93958号公報(以下第1公知例
という)、実開平1−23530号公報(以下第2公知例と
いう)、実開昭62−52635号公報(以下第3公知例とい
う)、特開昭59−217865号公報(以下第4公知例とい
う)等が公知である。
即ち、上記第1公知例は、「縦中央部からその両側縁を
背面側へ所要角度折曲して断面略V字状に形成した一枚
板からなる縦長方形状薄金属板の縦中央上方部に、前記
薄金属板の正面から背面側へ向けて折込まれ、かつ前記
薄金属板の背面へ重合された略逆三角形状の折込み重合
部を形成して前記折込み重合部の左右の薄金属板面を正
面から背面側へ所要角度をもって傾斜する傾斜面となす
とともに前記薄金属板の上下略中間部に、正面から背面
側に向け所要巾をもって略水平状の折曲段部を形成し、
該段部およびその直下にかけて縦長状の所要長さの切開
孔と切込みによる折曲重合用舌片部を設け、前記折曲重
合用舌片部を前記薄金属板の背面側へ折曲重合して前記
折曲重合部の左右の薄金属板面を正面から背面側に所要
角度をもって傾斜する傾斜面となし、さらに前記薄金属
板の下端縁略中央部に設けた水平状折曲縁形成用切欠部
上縁部から、前記薄金属板の下端縁を背面側に略水平状
に折曲して前記切欠部の舌片部を他方の水平折曲縁に重
合し水平状折曲縁となしたことを特徴とする横張りサイ
ディング用鎧形出隅」であって、鎧形の横張サイディン
グの出隅部に用いられるものであり、また第2公知例
は、「下側に位置する壁板の上端部に上側に位置する壁
板の下端部を重ね合わせた状態で組み合わされた、水平
方向に長い複数枚の壁板により覆われ、交差部が突出す
る状態で互いに交差した壁面の角部を覆う覆金具であっ
て、金属板の中間部を上記二つの壁面同士の交差角度と
同じ角度に折り曲げる事で左右1対の主覆板部とし各主
覆板部の下縁部を壁面側に向けてほぼ直角に折り曲げる
事で、各壁板の下縁部を覆う下部覆片とし、各主覆板部
の上縁部を壁面側に向けて、主覆板部との成す角度が鋭
角になる迄折り返す事で、各壁板の上縁部に係止自在な
係止片とした壁板で覆われた壁面角度の覆板」であっ
て、壁板で覆われた壁面角部(出隅部)に用いられるも
のである。
背面側へ所要角度折曲して断面略V字状に形成した一枚
板からなる縦長方形状薄金属板の縦中央上方部に、前記
薄金属板の正面から背面側へ向けて折込まれ、かつ前記
薄金属板の背面へ重合された略逆三角形状の折込み重合
部を形成して前記折込み重合部の左右の薄金属板面を正
面から背面側へ所要角度をもって傾斜する傾斜面となす
とともに前記薄金属板の上下略中間部に、正面から背面
側に向け所要巾をもって略水平状の折曲段部を形成し、
該段部およびその直下にかけて縦長状の所要長さの切開
孔と切込みによる折曲重合用舌片部を設け、前記折曲重
合用舌片部を前記薄金属板の背面側へ折曲重合して前記
折曲重合部の左右の薄金属板面を正面から背面側に所要
角度をもって傾斜する傾斜面となし、さらに前記薄金属
板の下端縁略中央部に設けた水平状折曲縁形成用切欠部
上縁部から、前記薄金属板の下端縁を背面側に略水平状
に折曲して前記切欠部の舌片部を他方の水平折曲縁に重
合し水平状折曲縁となしたことを特徴とする横張りサイ
ディング用鎧形出隅」であって、鎧形の横張サイディン
グの出隅部に用いられるものであり、また第2公知例
は、「下側に位置する壁板の上端部に上側に位置する壁
板の下端部を重ね合わせた状態で組み合わされた、水平
方向に長い複数枚の壁板により覆われ、交差部が突出す
る状態で互いに交差した壁面の角部を覆う覆金具であっ
て、金属板の中間部を上記二つの壁面同士の交差角度と
同じ角度に折り曲げる事で左右1対の主覆板部とし各主
覆板部の下縁部を壁面側に向けてほぼ直角に折り曲げる
事で、各壁板の下縁部を覆う下部覆片とし、各主覆板部
の上縁部を壁面側に向けて、主覆板部との成す角度が鋭
角になる迄折り返す事で、各壁板の上縁部に係止自在な
係止片とした壁板で覆われた壁面角度の覆板」であっ
て、壁板で覆われた壁面角部(出隅部)に用いられるも
のである。
さらに第3公知例は、「弾性を有する1枚の長尺板体を
長手方向に沿って2等辺、または不等辺山形状に折り曲
げて化粧面部を形成し、該化粧面部の両端縁を内方に垂
直に、あるいは傾斜して屈曲して側面部を設け、該側面
部の端縁を内方に鋭角に屈曲してフック状とした係合片
を設けたコーナ用パネルにおいて、該化粧面部の直角状
の角度を約45℃の面取り状断面に形成し、かつ、側面部
の形状をパネルに応じた複数の山形状に形成したことを
特徴とするコーナ用パネル」であって、段葺状の外装材
を用いて壁体を形成した際の出隅に用いられるものであ
り、また第4公知例は、「主体、間柱などの枠体と、長
尺でその長手方向の両側縁に雄、雌型連結部を有する一
定長さのパネルと、成形体であると共に防水性、クッシ
ョン性を有する帯、または紐状の目地材と、底面部と脚
部から断面を樋状に形成した短尺の取付具と、該取付具
の外形に対応する樋状断面からなる長尺体であり、か
つ、その両化粧側面の下端を内方に延ばして形成した係
合部を有すると共に、化粧側面が弾性変形しうる目地カ
バーとを備え、前記枠体上にパネルを水平に、かつ、上
下方向で雄、雌連結部を相互に連結すると共に、各パネ
ルの長手方向の端面を前記枠体上に載置して垂直な溝状
の空隙からなる縦目地部を形成し、該縦目地部に目地材
を介在させて空隙を閉塞し、また該縦目地部に前記取付
具を複数個、該縦目地を横断し、かつ脚部先端がパネル
表面に載置した状態で枠体に固定し、該取付具に目地カ
バーを弾性変形を介して装着したことを特徴とするパネ
ルを用いた壁の縦目地構造」であって、パネルを横張り
して平坦状の外壁を形成する際の縦目地部に用いられる
ものである。
長手方向に沿って2等辺、または不等辺山形状に折り曲
げて化粧面部を形成し、該化粧面部の両端縁を内方に垂
直に、あるいは傾斜して屈曲して側面部を設け、該側面
部の端縁を内方に鋭角に屈曲してフック状とした係合片
を設けたコーナ用パネルにおいて、該化粧面部の直角状
の角度を約45℃の面取り状断面に形成し、かつ、側面部
の形状をパネルに応じた複数の山形状に形成したことを
特徴とするコーナ用パネル」であって、段葺状の外装材
を用いて壁体を形成した際の出隅に用いられるものであ
り、また第4公知例は、「主体、間柱などの枠体と、長
尺でその長手方向の両側縁に雄、雌型連結部を有する一
定長さのパネルと、成形体であると共に防水性、クッシ
ョン性を有する帯、または紐状の目地材と、底面部と脚
部から断面を樋状に形成した短尺の取付具と、該取付具
の外形に対応する樋状断面からなる長尺体であり、か
つ、その両化粧側面の下端を内方に延ばして形成した係
合部を有すると共に、化粧側面が弾性変形しうる目地カ
バーとを備え、前記枠体上にパネルを水平に、かつ、上
下方向で雄、雌連結部を相互に連結すると共に、各パネ
ルの長手方向の端面を前記枠体上に載置して垂直な溝状
の空隙からなる縦目地部を形成し、該縦目地部に目地材
を介在させて空隙を閉塞し、また該縦目地部に前記取付
具を複数個、該縦目地を横断し、かつ脚部先端がパネル
表面に載置した状態で枠体に固定し、該取付具に目地カ
バーを弾性変形を介して装着したことを特徴とするパネ
ルを用いた壁の縦目地構造」であって、パネルを横張り
して平坦状の外壁を形成する際の縦目地部に用いられる
ものである。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来技術において、第1公知例は、鎧形
出隅本体の略中間部に水平状の折曲段部が設けられ、ま
た上部中央および前記折曲段部の直下に略逆三角形状の
折込み重合部が設けられているので、構造が複雑とな
り、加工が面倒となるという問題点があり、また第2公
知例の係止片は、単に覆板を壁板の端部上縁に係止自在
とするとともに、前記覆板を取り外す場合は、交換すべ
き覆板を強く下方へ引張ることにより、前記係止片の折
曲部を直線状に延ばして容易に取り外しができるように
したものであるため、前記係止片による覆板の取付けは
不安定であり、容易に脱落する等の惧れがあるばかりで
なく、また前記覆板下面と壁板上面間に断熱空間を形成
することにより、該部の熱遮断性を高めることができな
い等の問題点があったものであり、また第3公知例は、
コーナ用パネル本体の上下部に段葺状壁体の雄、雌型連
結部を被覆し、かつ上下方向に連続的に接続することが
できる取付構造が全くなく、また前記コーナ用パネル本
体を壁体のコーナ部に施工する場合は前記コーナ用パネ
ル本体の側面部の係合片を係止するための係止具を別途
に必要とする等の問題点があり、さらにまた第4公知例
は、その構造上、段葺状壁体には全く使用できないばか
りでなく、上記第3公知例の場合と同様に、目地カバー
本体の両側脚部を係止するための取付具を別途に必要と
する等の問題点があったものである。
出隅本体の略中間部に水平状の折曲段部が設けられ、ま
た上部中央および前記折曲段部の直下に略逆三角形状の
折込み重合部が設けられているので、構造が複雑とな
り、加工が面倒となるという問題点があり、また第2公
知例の係止片は、単に覆板を壁板の端部上縁に係止自在
とするとともに、前記覆板を取り外す場合は、交換すべ
き覆板を強く下方へ引張ることにより、前記係止片の折
曲部を直線状に延ばして容易に取り外しができるように
したものであるため、前記係止片による覆板の取付けは
不安定であり、容易に脱落する等の惧れがあるばかりで
なく、また前記覆板下面と壁板上面間に断熱空間を形成
することにより、該部の熱遮断性を高めることができな
い等の問題点があったものであり、また第3公知例は、
コーナ用パネル本体の上下部に段葺状壁体の雄、雌型連
結部を被覆し、かつ上下方向に連続的に接続することが
できる取付構造が全くなく、また前記コーナ用パネル本
体を壁体のコーナ部に施工する場合は前記コーナ用パネ
ル本体の側面部の係合片を係止するための係止具を別途
に必要とする等の問題点があり、さらにまた第4公知例
は、その構造上、段葺状壁体には全く使用できないばか
りでなく、上記第3公知例の場合と同様に、目地カバー
本体の両側脚部を係止するための取付具を別途に必要と
する等の問題点があったものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記課題を解決することを目的とし、横長の
板状基材の長手方向両側縁を雄、雌型連結部となした断
面凹状表面材の化粧面を、所要形状の凹凸面からなる鎧
型化粧面となした鎧型横張内外装材用目地部材であっ
て、所要巾、所要長さを有する縦長方形状の目地部被覆
板体からなり、前記目地部被覆板体の長手方向の下端部
に、前記鎧型横張内外装材の雌型連結部の突出部と嵌合
するコ字状嵌合部を、また前記目地部被覆板体の長手方
向の上端部に、前記鎧型横張内外装材の雄型連結部の凸
状嵌入部上端面に係止する折曲係止部および前記凸状嵌
入部表面に添接する添接部ならびに断熱空間形成用斜面
部とからなる係止部をそれぞれ形成し、かつ上記目地部
被覆板体の長手方向の両側縁に表面材の化粧面形状と略
対応する形状の内方折曲状端部を有する折曲側面部をそ
れぞれ折曲形成したことを特徴とするものである。
板状基材の長手方向両側縁を雄、雌型連結部となした断
面凹状表面材の化粧面を、所要形状の凹凸面からなる鎧
型化粧面となした鎧型横張内外装材用目地部材であっ
て、所要巾、所要長さを有する縦長方形状の目地部被覆
板体からなり、前記目地部被覆板体の長手方向の下端部
に、前記鎧型横張内外装材の雌型連結部の突出部と嵌合
するコ字状嵌合部を、また前記目地部被覆板体の長手方
向の上端部に、前記鎧型横張内外装材の雄型連結部の凸
状嵌入部上端面に係止する折曲係止部および前記凸状嵌
入部表面に添接する添接部ならびに断熱空間形成用斜面
部とからなる係止部をそれぞれ形成し、かつ上記目地部
被覆板体の長手方向の両側縁に表面材の化粧面形状と略
対応する形状の内方折曲状端部を有する折曲側面部をそ
れぞれ折曲形成したことを特徴とするものである。
(実施例) 第1図乃至第7図は、本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は本考案の鎧型横張内外装材用目地部材を取
付けた状態を示す外観斜視図、第2図は本考案に使用さ
れる例えば芯材および裏面材を設けた鎧型横張防火外装
材の一部切欠斜視図、第3図は本考案の目地部材の外観
斜視図、第4図は同目地部材の側面図、第5図(a)〜
(d)は裏面よりみた内方折曲状端部の各例を示す一部
切斜視図、第6図は第2図の鎧型横張防火外装材の連結
状態を示す一部拡大断面図、第7図(a),(b)は本
考案の目地部材の上下端部の取付状態を示す一部拡大断
面図である。
り、第1図は本考案の鎧型横張内外装材用目地部材を取
付けた状態を示す外観斜視図、第2図は本考案に使用さ
れる例えば芯材および裏面材を設けた鎧型横張防火外装
材の一部切欠斜視図、第3図は本考案の目地部材の外観
斜視図、第4図は同目地部材の側面図、第5図(a)〜
(d)は裏面よりみた内方折曲状端部の各例を示す一部
切斜視図、第6図は第2図の鎧型横張防火外装材の連結
状態を示す一部拡大断面図、第7図(a),(b)は本
考案の目地部材の上下端部の取付状態を示す一部拡大断
面図である。
ここで、第1図乃至第7図を用いて本考案の一実施例を
説明する。まず本考案で使用される例えば芯材および裏
面材を設けた鎧型横張防火外装材の一例について説明す
る。第2図において、12は表面材であって、例えば鋼
板、鉄板等の金属板、アルミ、セラミックス等をロー
ル、プレスで成形したり、あるいは押出成型等により成
形したものからなる。13は前記表面材12の長手方向一側
縁に形成された雌型連結部であって、所要角度の上向き
傾斜面からなる鎧型傾斜面13aおよび前記鎧型傾斜面部1
3a終端に連続する内方折曲形の断面略コ字型の凹状嵌合
部13bとからなるものである。13cは前記凹状嵌合部13b
と表面材12下面との間の芯材充填部(突出部)、13dは
前記凹状嵌合部13bの下縁先端部に形成した折返し端縁
部であって、その終端は内方に所要長さ略水平状に延長
されて水平延長部13d′とされ、さらに所要長さ下方に
略垂直状に折曲され、垂直折曲片部13eを形成してい
る。
説明する。まず本考案で使用される例えば芯材および裏
面材を設けた鎧型横張防火外装材の一例について説明す
る。第2図において、12は表面材であって、例えば鋼
板、鉄板等の金属板、アルミ、セラミックス等をロー
ル、プレスで成形したり、あるいは押出成型等により成
形したものからなる。13は前記表面材12の長手方向一側
縁に形成された雌型連結部であって、所要角度の上向き
傾斜面からなる鎧型傾斜面13aおよび前記鎧型傾斜面部1
3a終端に連続する内方折曲形の断面略コ字型の凹状嵌合
部13bとからなるものである。13cは前記凹状嵌合部13b
と表面材12下面との間の芯材充填部(突出部)、13dは
前記凹状嵌合部13bの下縁先端部に形成した折返し端縁
部であって、その終端は内方に所要長さ略水平状に延長
されて水平延長部13d′とされ、さらに所要長さ下方に
略垂直状に折曲され、垂直折曲片部13eを形成してい
る。
14は前記表面材12の長手方向他側縁に形成された雄型連
結部であって、前記雌型連結部13の凹状嵌合部13bに嵌
合可能の断面略コ字型の凸状嵌入部14aおよび前記凸状
嵌入部14aの基部に連続する外方折返し折曲延長形の突
出舌片状部14bとからなり、その終端(先端)は所要長
さ下方に略垂直状に折曲され、垂直折曲片部14dを形成
している。
結部であって、前記雌型連結部13の凹状嵌合部13bに嵌
合可能の断面略コ字型の凸状嵌入部14aおよび前記凸状
嵌入部14aの基部に連続する外方折返し折曲延長形の突
出舌片状部14bとからなり、その終端(先端)は所要長
さ下方に略垂直状に折曲され、垂直折曲片部14dを形成
している。
なお前記各垂直折曲片部13e,14dは多少斜状でもよい。1
4cは前記凸状嵌入部14a下面と前記突出舌片状部14bの基
端間との間隙部であって、雄、雌連結時に前記雌型連結
部13の凹状嵌合部13bの下縁先端部に形成した折返し端
縁部13dが嵌入する凹状部である。14eは前記突出舌片状
部14bの所要位置に形成された釘打用溝部であって、必
要に応じて設けない場合もある。14a′は前記凸状嵌入
部14aの上端面、14a″は前記凸状嵌入部14aの表面であ
る。15は前記突出舌片状部14bの下面に形成された芯材
充填部であって、前記凸状嵌入部14aと略等厚もしくは
稍々薄厚に形成されている。16は前記表面材12の裏面側
に一様の厚みをもって充填された芯材であって、例えば
ノボラック型フェノール発泡樹脂、石膏、石綿、その他
所要の断熱、防火材で構成されている。17は前記雌型連
結部13の凹状嵌合部13b下面に設けられた凹欠部であっ
て、前記雄、雌型連結部14,13を連結した時に前記雄型
連結部14の突出舌片状部14bおよびその下面の芯材充填
部15を収容するものである。12aは前記表面材12の所要
位置に形成された鎧型傾斜面部であって、前記雌型連結
端部の鎧型傾斜面13aと同形に形成されている。
4cは前記凸状嵌入部14a下面と前記突出舌片状部14bの基
端間との間隙部であって、雄、雌連結時に前記雌型連結
部13の凹状嵌合部13bの下縁先端部に形成した折返し端
縁部13dが嵌入する凹状部である。14eは前記突出舌片状
部14bの所要位置に形成された釘打用溝部であって、必
要に応じて設けない場合もある。14a′は前記凸状嵌入
部14aの上端面、14a″は前記凸状嵌入部14aの表面であ
る。15は前記突出舌片状部14bの下面に形成された芯材
充填部であって、前記凸状嵌入部14aと略等厚もしくは
稍々薄厚に形成されている。16は前記表面材12の裏面側
に一様の厚みをもって充填された芯材であって、例えば
ノボラック型フェノール発泡樹脂、石膏、石綿、その他
所要の断熱、防火材で構成されている。17は前記雌型連
結部13の凹状嵌合部13b下面に設けられた凹欠部であっ
て、前記雄、雌型連結部14,13を連結した時に前記雄型
連結部14の突出舌片状部14bおよびその下面の芯材充填
部15を収容するものである。12aは前記表面材12の所要
位置に形成された鎧型傾斜面部であって、前記雌型連結
端部の鎧型傾斜面13aと同形に形成されている。
なお前記鎧型傾斜面部12aは必ずしも必要としない場合
もあり、またその数も任意である。18は裏面材であっ
て、アルミ箔シート、その他防水、不燃処理を施した厚
紙等種々のものが用いられ、その両端部は第2図示のよ
うに雌、雄型連結部13,14の各垂直折曲片部13e,14dの内
側面に位置している。なお芯材16の厚みは任意に調整で
きることは勿論のことである。
もあり、またその数も任意である。18は裏面材であっ
て、アルミ箔シート、その他防水、不燃処理を施した厚
紙等種々のものが用いられ、その両端部は第2図示のよ
うに雌、雄型連結部13,14の各垂直折曲片部13e,14dの内
側面に位置している。なお芯材16の厚みは任意に調整で
きることは勿論のことである。
第1図はこのように構成した鎧型横張防火外装材の施工
状態の一例を示し、19は主柱、間柱、胴縁、その他の壁
下地、20は釘、21は縦目地部である。
状態の一例を示し、19は主柱、間柱、胴縁、その他の壁
下地、20は釘、21は縦目地部である。
本考案の目地部材22は、前記縦目地部21を両鎧型横張防
火外装材にまたがってワンタッチで被覆する構成になっ
ている。
火外装材にまたがってワンタッチで被覆する構成になっ
ている。
この目地部材22は、第3〜4図示の如く所要の巾、所要
の長さを有する一枚の例えば縦長方形状の薄金属板その
他の目地部被覆板体23で構成されている。前記目地部被
覆板体23は長手方向の下端部に前記外装材の芯材充填部
13cと嵌合するコ字状嵌合部24を形成するとともに、長
手方向の上端部には前記外装材の雄型連結部14の凸状嵌
入部14aの上端面14a′に係止する折曲係止部25aおよび
前記凸状嵌入部14aの表面14a″に添接する添接部25bな
らびに断熱空間形成用斜面部25cとからなる係止部25を
形成し、かつ前記目地部被覆板体23の両側縁部には、表
面材12の面形状と略一致する形状の端部26a,26aを有す
るとともに、前記表面材12との間に断熱空間23′を形成
する折曲側面部26をそれぞれ折曲形成している。
の長さを有する一枚の例えば縦長方形状の薄金属板その
他の目地部被覆板体23で構成されている。前記目地部被
覆板体23は長手方向の下端部に前記外装材の芯材充填部
13cと嵌合するコ字状嵌合部24を形成するとともに、長
手方向の上端部には前記外装材の雄型連結部14の凸状嵌
入部14aの上端面14a′に係止する折曲係止部25aおよび
前記凸状嵌入部14aの表面14a″に添接する添接部25bな
らびに断熱空間形成用斜面部25cとからなる係止部25を
形成し、かつ前記目地部被覆板体23の両側縁部には、表
面材12の面形状と略一致する形状の端部26a,26aを有す
るとともに、前記表面材12との間に断熱空間23′を形成
する折曲側面部26をそれぞれ折曲形成している。
次に作用について説明する。まず例えば外装材の施工に
際しては、第6図示のように壁下地19に表面材12の雄型
連結部14の突出舌片状部14bを釘20にて打付け、次に前
記雄型連結部14の凸状嵌入部14aに連結すべき他の表面
材12の雌型連結部13の凹状嵌合部13bを嵌合して両表面
材12,12を連結するものである。
際しては、第6図示のように壁下地19に表面材12の雄型
連結部14の突出舌片状部14bを釘20にて打付け、次に前
記雄型連結部14の凸状嵌入部14aに連結すべき他の表面
材12の雌型連結部13の凹状嵌合部13bを嵌合して両表面
材12,12を連結するものである。
而してこの場合前記上位側になる表面材12の雌型連結部
13の凹状嵌合部13bの折返し端縁部13dは下位側の表面材
12の雄型連結部14の凸状嵌入部14a下面の間隙部14c内に
嵌入されるとともに、前記凸状嵌入部14aの外面は、前
記上位側表面材12の雌型連結部13の鎧型傾斜面部13aの
下端部の芯材充填部13cによって覆われ、また前記下位
側表面材12の突出舌片状部14bおよびその下面の芯材充
填部15は前記上位側表面材12の凹状嵌合部13bの下面に
設けられた凹欠部17内に収容され、前記両表面材12,12
の連結部は鎧型傾斜面部13a下端の芯材充填部13cと、凸
状嵌入部14aの芯材充填部16aと、突出舌片状部14b下面
の芯材充填部15とによって3重構造の完全密閉状態の鎧
型構造に形成されている結果、該部の断熱、防火性なら
びに強度は著しく高められ、長期の使用に耐え得るもの
である。
13の凹状嵌合部13bの折返し端縁部13dは下位側の表面材
12の雄型連結部14の凸状嵌入部14a下面の間隙部14c内に
嵌入されるとともに、前記凸状嵌入部14aの外面は、前
記上位側表面材12の雌型連結部13の鎧型傾斜面部13aの
下端部の芯材充填部13cによって覆われ、また前記下位
側表面材12の突出舌片状部14bおよびその下面の芯材充
填部15は前記上位側表面材12の凹状嵌合部13bの下面に
設けられた凹欠部17内に収容され、前記両表面材12,12
の連結部は鎧型傾斜面部13a下端の芯材充填部13cと、凸
状嵌入部14aの芯材充填部16aと、突出舌片状部14b下面
の芯材充填部15とによって3重構造の完全密閉状態の鎧
型構造に形成されている結果、該部の断熱、防火性なら
びに強度は著しく高められ、長期の使用に耐え得るもの
である。
なお、上記の場合、雌型連結部13の凹状嵌合部13bと雄
型連結部14の凸状嵌入部14aとの間は密接状態であるこ
とが望ましいが、場合によっては多少の隙間を形成する
ことにより、両者の嵌合ならびに水切りを容易とするこ
とも可能であり、また折返し端縁部13dの先端と間隙部1
4cの底部間に間隙を設けて断熱および毛細管現象防止に
よる水切りを容易とすることも可能である。
型連結部14の凸状嵌入部14aとの間は密接状態であるこ
とが望ましいが、場合によっては多少の隙間を形成する
ことにより、両者の嵌合ならびに水切りを容易とするこ
とも可能であり、また折返し端縁部13dの先端と間隙部1
4cの底部間に間隙を設けて断熱および毛細管現象防止に
よる水切りを容易とすることも可能である。
このように構成した外装材を下方から上方へ1段づつ固
設していく。複数個の外装材をそれぞれ各段毎とも相対
する端部に段差が出ないように水平に並設すると、これ
ら両外装材間には縦目地部21が形成されるので、この縦
目地部21に本考案の目地部材22を第1図示の如く取付け
て施工を終了するものである。
設していく。複数個の外装材をそれぞれ各段毎とも相対
する端部に段差が出ないように水平に並設すると、これ
ら両外装材間には縦目地部21が形成されるので、この縦
目地部21に本考案の目地部材22を第1図示の如く取付け
て施工を終了するものである。
即ち、本考案における目地部材22の取付けに際しては、
前記目地部材22の下端に形成したコ字状嵌合部24を前記
外装材の芯材充填部13cに第7図(a)示の如く嵌合さ
せ、目地部材22の上端に形成した係止部25の折曲係止部
25aを同図(b)示の如く上段の雄、雌型連結部におけ
る芯材充填部13cと凸状嵌入部14a間に挿入して前記凸状
嵌入部14aの上端面14a′に係止するとともに添接部25b
を前記凸状嵌入部14aの表面14a″に添接させることによ
り簡単に目地部材22を取付けることができる。
前記目地部材22の下端に形成したコ字状嵌合部24を前記
外装材の芯材充填部13cに第7図(a)示の如く嵌合さ
せ、目地部材22の上端に形成した係止部25の折曲係止部
25aを同図(b)示の如く上段の雄、雌型連結部におけ
る芯材充填部13cと凸状嵌入部14a間に挿入して前記凸状
嵌入部14aの上端面14a′に係止するとともに添接部25b
を前記凸状嵌入部14aの表面14a″に添接させることによ
り簡単に目地部材22を取付けることができる。
またこの際、前記目地部材22は、前記添接部25bに連続
して断熱空間形成用斜面部25cを形成するとともに、両
側縁の折曲側面部26はその内方折曲状端部26a,26aを外
装材の表面形状に対応せしめて形成してあるので、前記
目地部材22は前記外装材の化粧面との間に断熱空間23′
を形成して第1図示の如く立体的となる。
して断熱空間形成用斜面部25cを形成するとともに、両
側縁の折曲側面部26はその内方折曲状端部26a,26aを外
装材の表面形状に対応せしめて形成してあるので、前記
目地部材22は前記外装材の化粧面との間に断熱空間23′
を形成して第1図示の如く立体的となる。
なお本考案の実施例においては、鎧型横張防火外装材に
適用した場合について説明したが、これに限らず内装材
に適用した場合でも何ら本考案の要旨を変えるものでは
ない。
適用した場合について説明したが、これに限らず内装材
に適用した場合でも何ら本考案の要旨を変えるものでは
ない。
また前記実施例における外装材においては、必要に応じ
て芯材16または裏面材18を不要にしてもよいこと勿論で
ある。
て芯材16または裏面材18を不要にしてもよいこと勿論で
ある。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、横長の板状基材の
長手方向両側縁を雄、雌型連結部となした断熱凹状表面
材の化粧面を、所要形状の凹凸面からなる鎧型化粧面と
なした鎧型横張内外装材用目地部材であって、所要巾、
所要長さを有する縦長方形状の目地部被覆板体からな
り、前記目地部被覆板体の長手方向の下端部に、前記鎧
型横張内外装材の雌型連結部の突出部と嵌合するコ字状
嵌合部を、また前記目地部被覆板体の長手方向の上端部
に、前記鎧型横張内外装材の雄型連結部の凸状嵌入部上
端面に係止する折曲係止部および前記凸状嵌入部表面に
添接する添接部ならびに断熱空間形成用斜面部とからな
る係止部をそれぞれ形成し、かつ上記目地部被覆板体の
長手方向の両側縁に表面材の化粧面形状と略対応する形
状の内方折曲状端部を有する折曲側面部をそれぞれ折曲
形成したものであるから、施工に際しては縦目地部を被
覆する目地部材と一緒に雄、雌型連結部の連結を容易に
行えるものであり、また目地部材は釘などの固着具を全
く使用しないで、雄、雌型連結部の連結時ワンタッチで
簡単に内外装材に取付けられるので、施工上の厄介さが
なく作業を容易に行うことができるとともに、一般的に
縦目地を構成するためのジョイナーなどが不要となり、
経済的であり、また水平に並列する複数個の内外装材同
志は、端部を直接密着または近接して配設することがで
きるものであるが、特に前記目地部材における係止部
は、目地部被覆板体の長手方向の上端部に鎧型横張内外
装材の雄型連結部の凸状嵌入部端面に係止する折曲係止
部および前記凸状嵌入部表面に添接する添接部ならびに
断熱空間形成用斜面部とからなるものであるから、係止
部全体が適度の弾性と剛性を併せ有するものとなり、内
外装材に対する目地部材の取付けを確実かつ安定的に行
うことができるものであるとともに、前記係止部におけ
る断熱空間形成用斜面部と前記目地部被覆板体の両側縁
に形成した表面材の化粧面形状と略対応する形状の内方
折曲状端部を有する折曲側面部とにより、前記目地部材
の目地部被覆板体下面と内外装材の表面材間に断熱空間
を形成し得て、該部の熱遮断性を高め、火災時における
とヒートブリッジを抑制することができるばかりでな
く、雨水の浸入防止もでき、また前記折曲側面部の端部
を内方折曲状としたことにより、前記折曲側面部は安定
性があり、強度的にも強くなり、変形が少なく、しかも
内外装材の化粧面を傷付けず、また全体的に強度も強
く、容易に破損し難く、しかも優れた立体感が得られる
などの効果がある。
長手方向両側縁を雄、雌型連結部となした断熱凹状表面
材の化粧面を、所要形状の凹凸面からなる鎧型化粧面と
なした鎧型横張内外装材用目地部材であって、所要巾、
所要長さを有する縦長方形状の目地部被覆板体からな
り、前記目地部被覆板体の長手方向の下端部に、前記鎧
型横張内外装材の雌型連結部の突出部と嵌合するコ字状
嵌合部を、また前記目地部被覆板体の長手方向の上端部
に、前記鎧型横張内外装材の雄型連結部の凸状嵌入部上
端面に係止する折曲係止部および前記凸状嵌入部表面に
添接する添接部ならびに断熱空間形成用斜面部とからな
る係止部をそれぞれ形成し、かつ上記目地部被覆板体の
長手方向の両側縁に表面材の化粧面形状と略対応する形
状の内方折曲状端部を有する折曲側面部をそれぞれ折曲
形成したものであるから、施工に際しては縦目地部を被
覆する目地部材と一緒に雄、雌型連結部の連結を容易に
行えるものであり、また目地部材は釘などの固着具を全
く使用しないで、雄、雌型連結部の連結時ワンタッチで
簡単に内外装材に取付けられるので、施工上の厄介さが
なく作業を容易に行うことができるとともに、一般的に
縦目地を構成するためのジョイナーなどが不要となり、
経済的であり、また水平に並列する複数個の内外装材同
志は、端部を直接密着または近接して配設することがで
きるものであるが、特に前記目地部材における係止部
は、目地部被覆板体の長手方向の上端部に鎧型横張内外
装材の雄型連結部の凸状嵌入部端面に係止する折曲係止
部および前記凸状嵌入部表面に添接する添接部ならびに
断熱空間形成用斜面部とからなるものであるから、係止
部全体が適度の弾性と剛性を併せ有するものとなり、内
外装材に対する目地部材の取付けを確実かつ安定的に行
うことができるものであるとともに、前記係止部におけ
る断熱空間形成用斜面部と前記目地部被覆板体の両側縁
に形成した表面材の化粧面形状と略対応する形状の内方
折曲状端部を有する折曲側面部とにより、前記目地部材
の目地部被覆板体下面と内外装材の表面材間に断熱空間
を形成し得て、該部の熱遮断性を高め、火災時における
とヒートブリッジを抑制することができるばかりでな
く、雨水の浸入防止もでき、また前記折曲側面部の端部
を内方折曲状としたことにより、前記折曲側面部は安定
性があり、強度的にも強くなり、変形が少なく、しかも
内外装材の化粧面を傷付けず、また全体的に強度も強
く、容易に破損し難く、しかも優れた立体感が得られる
などの効果がある。
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案の
鎧型横張内外装材用目地部材を取付けた状態を示す外観
斜視図、第2図は本考案に使用される鎧型横張防火外装
材の一部切欠斜視図、第3図は本考案の目地部材の外観
斜視図、第4図は同目地部材の側面図、第5図(a)〜
(d)は裏面よりみた内方折曲状端部の各例を示す一部
切欠斜視図、第6図は第2図の鎧型横張防火外装材の連
結状態を示す一部拡大断面図、第7図(a),(b)は
本考案の目地部材の上下端部の取付状態を示す一部拡大
断面図である。 12……表面材、12a,13a……鎧型傾斜面部、13……雌型
連結部、13b……断面略コ字型の凹状嵌合部、13c……芯
材充填部、13d……折返し端縁部、13d′……水平延長
部、13e……垂直折曲片部、14……雄型連結部、14a……
断面略コ字型の凸状嵌入部、14a′……上端面、14a″…
…表面、14b……突出舌片状部、14c……間隙部、14d…
…垂直折曲片部、14e……釘打用溝部、15……芯材充填
部、16……芯材、16a……芯材充填部、17……凹欠部、1
8……裏面材、19……壁下地、20……釘、21……縦目地
部、22……目地部材、23……目地部被覆板体、23′……
断熱空間、24……コ字状嵌合部、25……係止部、25a…
…折曲係止部、25b……添接部、25c……断熱空間形成用
斜面部、26……折曲側面部、26a……内方折曲状端部。
鎧型横張内外装材用目地部材を取付けた状態を示す外観
斜視図、第2図は本考案に使用される鎧型横張防火外装
材の一部切欠斜視図、第3図は本考案の目地部材の外観
斜視図、第4図は同目地部材の側面図、第5図(a)〜
(d)は裏面よりみた内方折曲状端部の各例を示す一部
切欠斜視図、第6図は第2図の鎧型横張防火外装材の連
結状態を示す一部拡大断面図、第7図(a),(b)は
本考案の目地部材の上下端部の取付状態を示す一部拡大
断面図である。 12……表面材、12a,13a……鎧型傾斜面部、13……雌型
連結部、13b……断面略コ字型の凹状嵌合部、13c……芯
材充填部、13d……折返し端縁部、13d′……水平延長
部、13e……垂直折曲片部、14……雄型連結部、14a……
断面略コ字型の凸状嵌入部、14a′……上端面、14a″…
…表面、14b……突出舌片状部、14c……間隙部、14d…
…垂直折曲片部、14e……釘打用溝部、15……芯材充填
部、16……芯材、16a……芯材充填部、17……凹欠部、1
8……裏面材、19……壁下地、20……釘、21……縦目地
部、22……目地部材、23……目地部被覆板体、23′……
断熱空間、24……コ字状嵌合部、25……係止部、25a…
…折曲係止部、25b……添接部、25c……断熱空間形成用
斜面部、26……折曲側面部、26a……内方折曲状端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−1140(JP,U) 実開 平1−82236(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】横長の板状基材の長手方向両側縁を雄、雌
型連結部となした断面凹状表面材の化粧面を、所要形状
の凹凸面からなる鎧型化粧面となした鎧型横張内外装材
用目地部材であって、所要巾、所要長さを有する縦長方
形状の目地部被覆板体からなり、前記目地部被覆板体の
長手方向の下端部に、前記鎧型横張内外装材の雌型連結
部の突出部と嵌合するコ字状嵌合部を、また前記目地部
被覆板体の長手方向の上端部に、前記鎧型横張内外装材
の雄型連結部の凸状嵌入部上端面に係止する折曲係止部
および前記凸状嵌入部表面に添接する添接部ならびに断
熱空間形成用斜面部とからなる係止部をそれぞれ形成
し、かつ上記目地部被覆板体の長手方向の両側縁に表面
材の化粧面形状と略対応する形状の内方折曲状端部を有
する折曲側面部をそれぞれ折曲形成したことを特徴とす
る鎧型横張内外装材用目地部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989054946U JPH0718840Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 鎧型横張内外装材用目地部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989054946U JPH0718840Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 鎧型横張内外装材用目地部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02144944U JPH02144944U (ja) | 1990-12-10 |
JPH0718840Y2 true JPH0718840Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31577461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989054946U Expired - Lifetime JPH0718840Y2 (ja) | 1989-05-11 | 1989-05-11 | 鎧型横張内外装材用目地部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718840Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217865A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-08 | アイジ−工業株式会社 | パネルを用いた壁の縦目地構造 |
JPH0322974Y2 (ja) * | 1985-09-20 | 1991-05-20 | ||
JPS6393958A (ja) * | 1986-10-07 | 1988-04-25 | 東邦シ−トフレ−ム株式会社 | 横張りサイデイング用鎧形出隅およびその製造法 |
JPH0622746Y2 (ja) * | 1987-08-04 | 1994-06-15 | 不二サッシ株式会社 | 壁板で覆われた壁面角部の覆板 |
-
1989
- 1989-05-11 JP JP1989054946U patent/JPH0718840Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02144944U (ja) | 1990-12-10 |
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