JPH0644824A - 絶縁材及びそれを用いた回路基板 - Google Patents

絶縁材及びそれを用いた回路基板

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JPH0644824A
JPH0644824A JP11236193A JP11236193A JPH0644824A JP H0644824 A JPH0644824 A JP H0644824A JP 11236193 A JP11236193 A JP 11236193A JP 11236193 A JP11236193 A JP 11236193A JP H0644824 A JPH0644824 A JP H0644824A
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千春 渡辺
Tatsuo Nakano
辰夫 中野
Kazuo Kato
和男 加藤
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Denki Kagaku Kogyo KK
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/05Insulated conductive substrates, e.g. insulated metal substrate

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  • Organic Insulating Materials (AREA)
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  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い熱伝導率と共に高いガラス転移温度を有
し、放熱性が優れ、かつ高温下において絶縁性、電気的
信頼性が高い、電子機器に用いられる絶縁材及びそれを
用いた回路基板およびモジュールを提供する。 【構成】 純度90%以上のビスフェノールA型エポキ
シ樹脂10〜40vol%と無機質充填材90〜60v
ol%からなる混合物を硬化させてなり、熱伝導率が
5.0×10-3〜18.0×10-3cal/℃・cm・
secであり、かつガラス転移温度が164〜240℃
である絶縁材。金属板1に前記絶縁材からなる絶縁層2
を介して導電箔3を積層してなる回路基板及び該回路基
板を用いてなるモジュール。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放熱性が優れ、かつ高
温下において絶縁性、電気的信頼性が高い、電子機器に
用いられる絶縁材、それを用いた回路基板およびモジュ
ールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品の実装には金属ベース回
路基板が使用されている。その金属ベース回路基板は、
金属基板の表面上に接着性の絶縁層を介して導電性の金
属箔を接着してなるが、その絶縁層は通常エポキシ樹脂
にアルミナなどの無機質の充填材が充填されて構成され
ていた。その絶縁層の熱伝導率は5.0×10-3(ca
l/℃・cm・sec)未満であり、またガラス転移温
度はエポキシ樹脂などの有機材料により定まるために1
60℃程度未満のものであった。そして、絶縁層の熱伝
導率又はガラス転移温度のいずれかが、前記の数値を超
えるものは知られてはいたが、両者ともにこの値を超え
る特性を有する金属ベース回路基板は存在しなかった。
【0003】例えば、特開平2−286768号公報に
は、エポキシ樹脂に特定の粒子径の無機フィラーを充填
することにより、無機フィラーを高充填することがで
き、熱伝導率が高い回路基板用絶縁接着剤組成物が得ら
れ、その接着剤組成物を介して金属基板と導電性金属箔
を積層した回路基板が開示されている。
【0004】また、特公昭63−49920号公報に
は、エポキシ樹脂に酸化アルミニウムとシラン系カップ
リング剤および/またはチタネート系カップリング剤を
含有させた接着剤を金属基板と導電性金属箔の間に介在
させることにより、十分な接着強度を有し、熱伝導率が
高い混成集積回路用基板が得られることが開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の接着剤組成物は、熱伝導率が良好で接着強度は向
上するが、耐熱性、特に高温下における絶縁性、電気的
信頼性が高い、電子機器に用いられる絶縁材としては問
題があった。従って、特に高い耐熱性を要求されるよう
な場合には、金属ベース回路基板の代わりにアルミナ基
板などのセラミック基板が用いられていた。
【0006】上記の従来の接着剤組成物には、エポキシ
樹脂として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂が用いら
れているが、通常の純度80%程度のビスフェノールA
型エポキシ樹脂が用いられているので、粘度が比較的高
く、ガラス転移温度は高々100℃程度であった。
【0007】一方、近年、自動車、各種産業機器および
家庭電化製品などに用いられる電子部品はハイパワー化
および高密度実装の要求が益々高まってきている。これ
らハイパワーのダイオード、トランジスターおよびIC
などの素子を実装したパワーモジュールでは素子から発
生した熱を逃すために十分な放熱特性とともに、高温環
境下での高い電気的信頼性が必要とされる。
【0008】たとえば、金属ベース回路基板に電子部品
を実装して、トランジスターモジュル、ダイオードモジ
ュールまたはソリッドステートリレーなどとして使用さ
れる場合は、125℃以上で、入力電圧がAC300V
以上の高い電圧がかかるので、十分な放熱性とともに高
温下での電気的信頼性が必要とされる。また、自動車の
エンジン近傍の場所(以下、エンジンルームと記す)に
使用するパワーモジュールは、電圧は比較的低いもの
の、エンジンによる発熱があり高温になるために、高温
下での銅箔の高い装着強度が必要とされる。
【0009】しかしながら、従来使用されていた通常の
純度80%程度のビスフェノールA型エポキシ樹脂はガ
ラス転移温度が低く、また粘度が比較的高かった。その
ため、無機質の充填材料を多く充填することができなか
ったし、また熱伝導率の高い充填材料も使用していなか
ったので、高い熱伝導率を有する絶縁層を形成すること
はできなかった。従って、従来の金属ベース回路基板
は、上述したように5.0×10-3(cal/℃・cm
・sec)以上の熱伝導率と164℃以上のガラス転移
温度を同時に満足する絶縁層を有するものはなく、これ
らの厳しい環境下では、電気的信頼性が低く使用出来な
いという問題があった。またセラミックス基板では、大
型基板の作製が困難で、かつ衝撃等により基板がひび割
れを起こし易いという問題があった。
【0010】本発明は、この様な従来技術に鑑みて検討
した結果なされたものであり、従来用いられていた通常
のビスフェノールA型エポキシ樹脂を分子蒸留して純度
90%以上に精製した高純度のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂を用いることにより、高い熱伝導率と共に高い
ガラス転移温度を有し、放熱性が優れ、かつ高温下にお
いて絶縁性、電気的信頼性が高い、電子機器に用いられ
る絶縁材を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は、前記高い熱伝導率ととも
に高いガラス転移温度を併せ持つ絶縁材を有し、高出力
の素子を高密度で搭載することができ、高温下でも高い
絶縁性、電気的信頼性を有する回路基板およびモジュー
ルを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、純度9
0%以上のビスフェノールA型エポキシ樹脂と無機質充
填材からなる混合物を硬化させてなり、熱伝導率が5.
0×10-3〜18.0×10-3(cal/℃・cm・s
ec)であり、かつガラス転移温度が164〜240℃
であることを特徴とする絶縁材である。
【0013】また、本発明は、純度90%以上のビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂10〜40vol%と無機質
充填材90〜60vol%からなり、その硬化体の熱伝
導率が5.0×10-3〜18.0×10-3(cal/℃
・cm・sec)であり、かつガラス転移温度が164
〜240℃であることを特徴とする絶縁性組成物、およ
び純度90%以上のビスフェノールA型エポキシ樹脂1
0〜40vol%と無機質充填材90〜60vol%を
混合することを特徴とする絶縁性組成物の製造方法であ
る。
【0014】さらに、本発明は、金属板に上記の絶縁材
を介して導電箔を積層してなる回路基板、および該回路
基板を用いてなるモジュールである。
【0015】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
絶縁材は、高純度のビスフェノールA型エポキシ樹脂と
無機質充填材からなる混合物を硬化させてなり、その硬
化体の熱伝導率が5.0×10-3〜18.0×10
-3(cal/℃・cm・sec)で、かつガラス転移温
度が164〜240℃の範囲にあることを特徴とする。
【0016】本発明に用いられる高純度のビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂は、通常の純度80%程度の液状ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂を分子蒸留することによ
り、ジグリシジルエーテルの理論分子構造の純度が90
%以上、好ましくは95%以上、さらに好ましくは98
%以上に精製され、有機塩素やα−グリコールなどの不
純物が低減された高純度の樹脂である。
【0017】この高純度のビスフェノールA型エポキシ
樹脂は、従来のビスフェノールA型エポキシ樹脂に比べ
て粘度が低く、例えば10,000cps(25℃)以
下、好ましくは5,000cps(25℃)以下である
ために、無機質充填材を多く充填することができる。な
お、粘度はB型粘度計により測定した値である。また、
高純度のビスフェノールA型エポキシ樹脂のガラス転移
温度は、164〜240℃、好ましくは170〜240
℃の範囲である。
【0018】本発明に用いられる無機質充填材には、各
種セラミックス,,無機粉体およびガラス繊維が用いら
れる。前記セラミックス又は無機粉体としては、例えば
アルミナ,ベリリア,窒化ホウ素,マグネシア,シリ
カ,窒化ケイ素及び窒化アルミニウム、あるいはそれ等
の焼結体等が挙げられるが、特にアルミナ,窒化アルミ
ニウムおよび窒化ホウ素から選ばれた少なくとも1種が
好ましく用いられる。
【0019】また、無機質充填材は平均粒径5〜50μ
mの粒子60〜80vol%と平均粒径0.2〜1.5
μmの粒子40〜20vol%(合計100vol%)
からなるものが好ましい。さらには、平均粒径12〜2
0μmの粒子60〜80vol%と平均粒径0.6〜
0.8μmの粒子40〜20vol%からなる無機質充
填材が好適である。
【0020】本発明の絶縁性組成物は、上記の純度90
%以上のビスフェノールA型エポキシ樹脂10〜40v
ol%、好ましくは10〜30vol%と、無機質充填
材90〜60vol%、好ましくは90〜70vol%
を混合することにより得られる。無機質充填材60vo
l%未満では所望の熱伝導率を有する絶縁材を得ること
ができず、90vol%を越えると混合物がペースト状
とならず基板上に塗布することができなくなる。
【0021】本発明の絶縁性組成物には、必要に応じて
シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング
剤、安定剤、硬化促進剤等を用いることができる。
【0022】本発明の絶縁材は、上記の高純度のビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂と無機質充填材からなる絶縁
性組成物を硬化させたものであり、その硬化体の熱伝導
率が5.0×10-3〜18.0×10-3(cal/℃・
cm・sec)、好ましくは8.0×10-3〜18.0
×10-3(cal/℃・cm・sec)であり、かつガ
ラス転移温度が164〜240℃、好ましくは170〜
240℃の範囲にある。
【0023】硬化体の熱伝導率が5.0×10-3(ca
l/℃・cm・sec)未満では素子から発生した熱を
逃すための十分な放熱性を有する基板が得られず、また
18.0×10-3(cal/℃・cm・sec)を越え
る場合には熱伝導率が上がる点では好ましいが、無機質
充填材の添加量を多くしなければならず、そのために絶
縁性組成物がペースト状とならないために基板上に塗布
することができなくなる。また、硬化体のガラス転移温
度が164℃未満では高温下での電気特性に問題が生
じ、また240℃を越えると硬化収縮により基板のソリ
が大きくなる等の問題が生じる。
【0024】絶縁性組成物を硬化させるには、アミン系
硬化剤、例えばジアミノジフェニルメタンを添加して加
熱硬化させればよい。
【0025】次に、図面により本発明の回路基板および
モジュールを説明する。図1は、本発明の金属ベース回
路基板に導体回路を形成し、各種チップ部品等を搭載し
た大電力モジュールの一例を示す断面図である。同図に
おいて、ベース金属板1上に絶縁材からなる絶縁層2が
形成され、さらに銅箔又は複合箔からなる導電箔3が貼
り合わされた後、エッチングにより導体回路が形成さ
れ、その回路上に各種の素子部品であるセラミックチッ
プ部品5,半導体素子6,端子7等がハンダ4により接
合搭載されている。
【0026】本発明に用いるベース金属基板1として
は、良熱伝導性を有する、一般に肉厚が0.5〜3.0
mmであるアルミニウムおよびアルミニウム合金,銅,
鉄,ステンレス系合金及びインバー系多層金属等が用い
られる。また、絶縁層2としては、上記の高純度のビス
フェノールA型エポキシ樹脂と無機質充填材からなる絶
縁組成物を硬化してなる絶縁材が用いられる。
【0027】これらの高純度のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂と無機質充填材を配合して絶縁層を形成する際
に、従来にない、ダイマー,トリマー,オリゴマーの含
有量が少ないモノマー純度が高く、ガラス転移温度が高
く、低粘度のビスフェノールA型エポキシ樹脂を使用す
ることによって、無機質充填材を多量に配合することが
できるので、高い熱伝導率と高いガラス転移温度を併せ
もつ絶縁層を形成することができる。
【0028】このようにして、5.0×10-3〜18.
0×10-3(cal/℃・cm・sec)の高い熱伝導
率とガラス転移温度が164〜240℃の高いガラス転
移温度を併せ持つ絶縁層を形成することができる。な
お、熱伝導率の測定法およびガラス転移温度の測定法は
実施例に示す。
【0029】本発明の絶縁材を用いた回路基板は、トラ
ンジスターモジュール,ダイオードモジュールまたはソ
リッドステートリレーに用いられる。また、回路基板を
用いて自動車エンジンルーム内用パワーモジュールを作
製することができる。
【0030】トランジスターモジュール,ダイオードモ
ジュール,ソリッドステートリレーなど又は、自動車エ
ンジンルーム内で使用されるハイパワーモジュールなど
のうちでも、特に、使用条件の厳しい場合には、熱伝導
率が8.0×10-3〜15.0×10-3(cal/℃・
cm・sec)で、かつガラス転移温度が170〜24
0℃の絶縁層を有するものが好ましい。
【0031】形成される絶縁層の厚みは、通常20μm
から500μmの範囲で用いられる。上記絶縁層の上に
形成される導体回路用銅箔、複合箔またはワイヤーボン
ディング用接合部として用いられることのできるアルミ
ニウムと銅の接合箔の厚みは5μmから1mmである。
これらの接合箔はエッチングされ、所望の回路が形成さ
れる。この回路上に、抵抗,コンデンサー等のセラミッ
クチップ部品5及び/又はダイオード,サイリスター,
トランジスター等の半導体素子6並びに端子7を搭載し
て大電力モジュールが作製される。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0033】実施例1 アルミナ粉(平均粒子径16μmの粒子/平均粒子径
0.7μmの粒子=容積比で7/3)80vol%と高
純度のビスフェノールA型エポキシ樹脂(モノマー純度
98%、粘度4500cps 25℃)20vol%を
混合して得られた絶縁材料に、硬化剤としてジアミノジ
フェニルメタンを用いて、1.5mm厚のアルミニウム
板上に100μmの厚みに塗布して、加熱して半硬化状
態にした後、この上に35μm厚の電解銅箔を積層して
加熱して貼り合わせ、次いでエッチングにより銅回路を
形成した。つぎにダイオードモジュール用としてダイオ
ードチップ部品を搭載した後、負荷をかけ、50Wの電
力が消費した時のチップ部の温度上昇を測定した。
【0034】その結果、チップの温度は45℃上昇した
のみであった。また、このように作製された製品10個
について、150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,20
0V(パターン側+極)を、1,000時間連続印加し
たが、絶縁破壊は起こらなかった。さらに電圧印加を継
続した結果、3,890時間経過後で半数が破壊した。
これより、大電力モジュールに使用できることがわかっ
た。また、この20×20cmの基板を100cmの高
さから樫の平板上へ落下したが、絶縁層にクラックの発
生は認められなかった。下記の測定方法により測定した
絶縁材料の硬化体の熱伝導率は14.0×10-3(ca
l/℃・cm・sec)で、かつガラス転移温度は17
5℃であった。
【0035】(熱伝導率測定法)厚さ2mm×直径10
mmの円形の試片を用い、レーザーフラッシュ法熱伝導
率測定装置(理学電機工業(株)社製「LF/TCM−
FA−8510B」)により、ATTレンジ;20μ
V,サンプリングレート;1000μ秒,フィルター;
100Hzで測定した。
【0036】(ガラス転移温度の測定法;バイブロン測
定法)9×50×0.45mmの試験片を用い、東洋ボ
ールドウィン社製「RHEOVIBRON DOV−I
II−EP」によりバイブロン法で測定し、そのピーク
値からガラス転移温度を測定した。
【0037】実施例2〜5 表1に示すアルミナ粉(実施例1と同じものを使用)と
高純度のビスフェノールA型エポキシ樹脂を用いて実施
例1と同様の方法により銅回路を形成した。つぎに、ダ
イオードモジュール用としてダイオードチップ部品を搭
載した後、負荷をかけ、実施例1と同様に50Wの電力
が消費した時のチップ部の温度上昇を測定した結果を表
1に示す。
【0038】また、このように作製された製品10個に
ついて、150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200
V(パターン側+極)を、1,000時間連続印加した
が、いずれの実施例でも絶縁破壊は起こらなかった。さ
らに電圧印加を継続して半数が絶縁破壊した時間を表1
に示す。表1の結果から、いずれの実施例でも大電力モ
ジュールに使用できることがわかった。
【0039】実施例1と同様に絶縁材料の硬化体の熱伝
導率、ガラス転移温度を測定した結果を表1に示す。ま
た、実施例2〜5で得られた20×20cmの基板を1
00cmの高さから樫の平板上へ落下したが、絶縁層に
クラックの発生は認められなかった。
【0040】
【表1】
【0041】(注) (1)ビスフェノールA:ビスフェノールA型エポキシ
樹脂を示す。 (2)DDM:ジアミノジフェニルメタンを示す。 (3)50W上昇温度:チップ部品を搭載した試料に負
荷をかけ、50Wの電力が消費した時のチップ部の温度
上昇を示す。 (4)電圧印加による絶縁破壊時間:製品10個につい
て、150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200V
(パターン側+極)を1,000時間連続印加した後、
さらに電圧印加を継続して半数が破壊した時間を示す。 (5)シランカップリング剤の添加量は、アルミナ+樹
脂の合計100重量部に対する重量部を示す。 (6)粘度はB型粘度計により測定した値である。
【0042】実施例6 実施例1のアルミナ粉の代わりに窒化ホウ素粉(平均粒
子径3μm)60vol%、高純度のビスフェノールA
型エポキシ樹脂(モノマー純度99.5%、粘度350
0cps 25℃)40vol%を用いて実施例1と同
様の方法により銅回路を形成した。つぎに、ダイオード
モジュール用としてダイオードチップ部品を搭載した
後、負荷をかけ、実施例1と同様に50Wの電力が消費
した時のチップ部の温度上昇を測定した結果を表2に示
す。
【0043】また、このように作製された製品10個に
ついて、150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200
V(パターン側+極)を、1,000時間連続印加した
が、絶縁破壊は起こらなかった。さらに電圧印加を継続
して半数が絶縁破壊した時間を表2に示す。表2の結果
から、大電力モジュールに使用できることがわかった。
【0044】実施例1と同様に絶縁材料の硬化体の熱伝
導率、ガラス転移温度を測定した結果を表2に示す。ま
た、実施例6で得られた20×20cmの基板を100
cmの高さから樫の平板上へ落下したが、絶縁層にクラ
ックの発生は認められなかった。
【0045】実施例7 実施例1のアルミナ粉の代わりに窒化アルミニウム粉
(平均粒子径5μm)68vol%、高純度のビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(モノマー純度98.5%、ガ
ラス転移温度200℃、粘度4000cps 25℃)
32volを用いて実施例1と同様の方法により銅回路
を形成した。つぎに、ダイオードモジュール用としてダ
イオードチップ部品を搭載した後、負荷をかけ、実施例
1と同様に50Wの電力が消費した時のチップ部の温度
上昇を測定した結果を表2に示す。
【0046】また、このように作製された製品10個に
ついて、150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200
V(パターン側+極)を、1,000時間連続印加した
が、絶縁破壊は起こらなかった。さらに電圧印加を継続
して半数が破壊した時間を表2に示す。表2の結果か
ら、大電力モジュールに使用できることがわかった。
【0047】実施例1と同様に絶縁材料の硬化体の熱伝
導率、ガラス転移温度を測定した結果を表2に示す。ま
た、実施例7で得られた20×20cmの基板を100
cmの高さから樫の平板上へ落下したが、絶縁層にクラ
ックの発生は認められなかった。
【0048】
【表2】
【0049】実施例8 実施例1〜7で用いた金属ベース回路基板に、半導体素
子、抵抗、コンデンサー、外部端子リードを搭載した
後、150℃に保たれた高温容器内に収容したところ、
6カ月間経過しても端子が絶縁層より剥がれることはな
かった。これにより、自動車エンジンルーム内のレクチ
ファイヤー用デバイスとして使用できることが認められ
た。
【0050】比較例1 表3に示すアルミナ粉(実施例1と同じものを使用)と
通常のビスフェノールA型エポキシ樹脂(モノマー純度
78%、粘度12,000cps 25℃)を用いて実
施例1と同様の方法により銅回路を形成した。なお、ア
ルミナ粉と樹脂の混合物の粘度が高く塗布を容易に行う
ことができなかった。つぎにダイオードモジュール用と
してダイオードチップ部品を搭載した後、負荷をかけ、
50Wの電力が消費した時のチップ部の温度上昇を測定
した。
【0051】その結果、チップの温度は45℃上昇し
た。また、このように作製された製品10個について、
150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200V(パタ
ーン側+極)を連続印加した結果、200時間目で絶縁
破壊が起こった。これより、大電力モジュールには使用
できないことが確認された。実施例1と同様に絶縁材料
の硬化体の熱伝導率、ガラス転移温度を測定した。その
結果を表3に示す。
【0052】比較例2 表3に示すアルミナ粉(実施例1と同じものを使用)と
通常のビスフェノールA型エポキシ樹脂を用いて実施例
1と同様の方法により銅回路を形成した。つぎにトラン
ジスターモジュール用としてトランジスターチップ部品
を搭載した後、負荷をかけ、50Wの電力が消費した時
のチップ部の温度上昇を測定した。
【0053】その結果、チップの温度は60℃上昇し
た。また、このように作製された製品10個について、
150℃下で絶縁層間に、直流電圧1,200V(パタ
ーン側+極)を連続印加した結果、90時間目で絶縁破
壊が起こった。これより、大電力モジュールには使用で
きないことが確認された。実施例1と同様に絶縁材料の
硬化体の熱伝導率、ガラス転移温度を測定した。その結
果を表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】比較例3 アルミナ粉(平均粒子径16μmの粒子/平均粒子径
0.7μmの粒子=容積比で7/3)59vol%、ビ
スフェノールF型エポキシ樹脂(モノマー純度78%、
粘度3800cps 25℃)41vol%を混合して
得られた絶縁材料に、硬化剤としてジアミノジフェニル
メタンを用いて、1.5mm厚のアルミニウム板上に1
00μmの厚みに塗布して、加熱して半硬化状態にした
後、この上に35μm厚の電解銅箔を積層して加熱して
貼り合わせ、次いでエッチングにより銅回路を形成し
た。つぎにトランジスターモジュール用としてトランジ
スターチップ部品を搭載した後、負荷をかけ、50Wの
電力が消費した時のチップ部の温度上昇を測定した。
【0056】その結果、55℃まで上昇した。また、こ
のように作製された製品10個について、150℃下
で、直流電圧1,200V(パターン側+極)を連続印
加した結果、100時間目で絶縁破壊が起こった。これ
より、大電力モジュールには使用できないことが確認さ
れた。絶縁材料の硬化体の熱伝導率は4.0×10-3
al/℃・cm・secで、ガラス転移温度は100℃
であった。
【0057】比較例4 比較例1〜3で用いた金属ベース回路基板に、半導体素
子、抵抗、コンデンサー、外部端子リードを搭載した
後、150℃に保たれた高温容器内に収容したところ、
6カ月後には端子が絶縁層より剥がれた。これにより、
自動車エンジンルーム内のレクチファイヤー用デバイス
として使用することは不可能であることが認められた。
【0058】参考例1 0.635mm厚のアルミナセラミクス基板上に導体ペ
ーストを印刷、硬化し、トランジスターチップ部品を搭
載した。この10cm角の基板を100cmの高さから
樫の平板の上に落下した結果、基板は破壊し使用不能と
なった。
【0059】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、高
純度のビスフェノールA型エポキシ樹脂を用いることに
より、高い熱伝導率と共に高いガラス転移温度を有し、
放熱性が優れ、かつ高温下において絶縁性、電気的信頼
性が高い、電子機器に用いられる絶縁材を得ることがで
きる。
【0060】また、本発明は、前記高い熱伝導率ととも
に高いガラス転移温度を併せ持つ絶縁材を有し、高出力
の素子を高密度で搭載することができ、高温下でも高い
絶縁性、電気的信頼性を有する回路基板を得ることがで
きる。
【0061】また、本発明の回路基板にはハイパワーな
発熱素子を実装でき、かつ高温下で長期の耐電圧寿命を
有するダイオード,トランジスター及びソリッドステー
トリレーを得ることができる。また、自動車エンジンル
ーム内の厳しい環境で使用できるパワーモジュールを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路基板に部品を実装した大電力モジ
ュールの断面図である。
【符号の説明】
1 ベース金属板 2 絶縁層 3 導電箔 4 ハンダ 5 セラミックチップ部品 6 半導体素子 7 端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純度90%以上のビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂と無機質充填材からなる混合物を硬化させて
    なり、熱伝導率が5.0×10-3〜18.0×10
    -3(cal/℃・cm・sec)であり、かつガラス転
    移温度が164〜240℃であることを特徴とする絶縁
    材。
  2. 【請求項2】 前記混合物がビスフェノールA型エポキ
    シ樹脂10〜40vol%と無機質充填材90〜60v
    ol%からなる請求項1記載の絶縁材。
  3. 【請求項3】 前記無機質充填材がアルミナ,窒化アル
    ミニウムおよび窒化ホウ素から選ばれた少なくとも1種
    からなる請求項1記載の絶縁材。
  4. 【請求項4】 前記無機質充填材が平均粒子径5〜50
    μmの粒子60〜80vol%と平均粒径0.2〜1.
    5μmの粒子40〜20vol%(合計100vol
    %)からなる請求項3記載の絶縁材。
  5. 【請求項5】 純度90%以上のビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂10〜40vol%と無機質充填材90〜6
    0vol%からなり、その硬化体の熱伝導率が5.0×
    10-3〜18.0×10-3(cal/℃・cm・se
    c)であり、かつガラス転移温度が164〜240℃で
    あることを特徴とする絶縁性組成物。
  6. 【請求項6】 金属板に請求項1記載の絶縁材を介して
    導電箔を積層してなる回路基板。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の回路基板を用いてなるモ
    ジュール。
  8. 【請求項8】 純度90%以上のビスフェノールA型エ
    ポキシ樹脂10〜40vol%と無機質充填材90〜6
    0vol%を混合することを特徴とする絶縁性組成物の
    製造方法。
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