JPH06447B2 - ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨン - Google Patents
ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨンInfo
- Publication number
- JPH06447B2 JPH06447B2 JP59172932A JP17293284A JPH06447B2 JP H06447 B2 JPH06447 B2 JP H06447B2 JP 59172932 A JP59172932 A JP 59172932A JP 17293284 A JP17293284 A JP 17293284A JP H06447 B2 JPH06447 B2 JP H06447B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle height
- signal
- engine
- vehicle
- controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハイドロニューマチックサスペンションの改良
に関し、詳しくは、エンジン高回転数時における制御性
向上対策に関する。
に関し、詳しくは、エンジン高回転数時における制御性
向上対策に関する。
(従来の技術) 一般に、ハイドロニューマチックサスペンションにおい
ては、例えば特公昭56−7892号公報に開示される
ように、エンジンに駆動用ベルトを介して駆動連結され
たオイルポンプを備え、該オイルポンプを車高調整用の
流体アクチュエータへの油圧供給源として使用している (発明が解決しようとする課題) ところで、エンジン回転数の高回転時において、車高の
上昇調整が行われた場合には、上記オイルポンプの駆動
出力がエンジンの高回転に応じて増大する関係上、エン
ジンの消費出力が増大して、燃費性能が低下したりパワ
ーロスが増大したりするという欠点が生じることにな
る。また、上記オイルポンプの駆動出力の増大によって
オイルポンプの駆動用ベルトにスリップが生じ易くな
り、駆動用ベルトの早期劣化を招くことになる。しか
も、エンジン高回転数時での車両の高速定常走行時に車
高が上昇調整されることは走行安定性上、好ましくな
い。
ては、例えば特公昭56−7892号公報に開示される
ように、エンジンに駆動用ベルトを介して駆動連結され
たオイルポンプを備え、該オイルポンプを車高調整用の
流体アクチュエータへの油圧供給源として使用している (発明が解決しようとする課題) ところで、エンジン回転数の高回転時において、車高の
上昇調整が行われた場合には、上記オイルポンプの駆動
出力がエンジンの高回転に応じて増大する関係上、エン
ジンの消費出力が増大して、燃費性能が低下したりパワ
ーロスが増大したりするという欠点が生じることにな
る。また、上記オイルポンプの駆動出力の増大によって
オイルポンプの駆動用ベルトにスリップが生じ易くな
り、駆動用ベルトの早期劣化を招くことになる。しか
も、エンジン高回転数時での車両の高速定常走行時に車
高が上昇調整されることは走行安定性上、好ましくな
い。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、エンジンの高回転数状態時には少なくとも車高の
上昇調整機能を強制的に停止するようにすることによ
り、高速走行時における車高の調整頻度を減少して走行
安定性を確保するとともに、上記車高の上昇調整の停止
分だけエンジンの消費出力の増大を小さく抑制して、燃
費性能の向上およびパワーロスの低減化を有効に図り、
しかもオイルポンプの駆動用ベルトのスリップを抑制し
て、その耐久性の向上を図ることにある。
的は、エンジンの高回転数状態時には少なくとも車高の
上昇調整機能を強制的に停止するようにすることによ
り、高速走行時における車高の調整頻度を減少して走行
安定性を確保するとともに、上記車高の上昇調整の停止
分だけエンジンの消費出力の増大を小さく抑制して、燃
費性能の向上およびパワーロスの低減化を有効に図り、
しかもオイルポンプの駆動用ベルトのスリップを抑制し
て、その耐久性の向上を図ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明の解決手段は、上記の如き
ハイドロニューマチックサスペンション、つまりエンジ
ンに連結され該エンジンの回転に追従して巻掛部材を介
して駆動されるポンプを油圧駆動源とするハイドロニュ
ーマチックサスペンションであって、上記ポンプとサス
ペンションの各流体アクチュエータを接続する油圧回路
と、該油圧回路の途中に配置されサスペンションの流体
アクチュエータへの作動油圧の給排を切換える切換弁
と、車高調整のため車高調整信号を受けて上記切換弁へ
車高変更信号を出力するコントローラとを備えるととも
に、エンジン回転数信号を検出して上記コントローラへ
信号を出力するエンジン回転数検出装置を設け、且つ上
記コントローラに、該エンジン回転数検出装置からの信
号が所定値以上のときに上記車高変更信号のうち少なく
とも車高up信号の出力を禁止する禁止手段を設けたもの
である。
ハイドロニューマチックサスペンション、つまりエンジ
ンに連結され該エンジンの回転に追従して巻掛部材を介
して駆動されるポンプを油圧駆動源とするハイドロニュ
ーマチックサスペンションであって、上記ポンプとサス
ペンションの各流体アクチュエータを接続する油圧回路
と、該油圧回路の途中に配置されサスペンションの流体
アクチュエータへの作動油圧の給排を切換える切換弁
と、車高調整のため車高調整信号を受けて上記切換弁へ
車高変更信号を出力するコントローラとを備えるととも
に、エンジン回転数信号を検出して上記コントローラへ
信号を出力するエンジン回転数検出装置を設け、且つ上
記コントローラに、該エンジン回転数検出装置からの信
号が所定値以上のときに上記車高変更信号のうち少なく
とも車高up信号の出力を禁止する禁止手段を設けたもの
である。
(作用) 上記構成により、本発明では、エンジンが高回転数状態
になると、少なくともコントローラからの車高up信号の
出力が禁止されることによって、車両の高速定常走行
時、車高の上昇調整を強制的に禁止するようにしたもの
である。
になると、少なくともコントローラからの車高up信号の
出力が禁止されることによって、車両の高速定常走行
時、車高の上昇調整を強制的に禁止するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図はハイドロニューマチックサスペン
ション系を示し、1は車体、2は車輪、2aは車輪2を
回転自在に支持する車輪支持部材であって、該車輪支持
部材2aの下端部はロアアーム3を介して車体1のフレ
ーム1aに連結されているとともに、該車輪支持部材2a
の上端部は車高調整用の流体アクチュエータとしてのス
トラット4を介して車体1に連結されており、車輪2の
車幅方向への動きをロアアーム3で規制するとともに、
車輪2の上下振動をストラット4で吸収するようになさ
れている。
ション系を示し、1は車体、2は車輪、2aは車輪2を
回転自在に支持する車輪支持部材であって、該車輪支持
部材2aの下端部はロアアーム3を介して車体1のフレ
ーム1aに連結されているとともに、該車輪支持部材2a
の上端部は車高調整用の流体アクチュエータとしてのス
トラット4を介して車体1に連結されており、車輪2の
車幅方向への動きをロアアーム3で規制するとともに、
車輪2の上下振動をストラット4で吸収するようになさ
れている。
また、5は上記ストラット4(流体アクチュエータ)の
油圧駆動源となるオイルポンプであって、該オイルポン
プ5は巻掛部材としての駆動用ベルト6を介してエンジ
ン7に連結されていて、該エンジン7の回転に追従して
駆動される。
油圧駆動源となるオイルポンプであって、該オイルポン
プ5は巻掛部材としての駆動用ベルト6を介してエンジ
ン7に連結されていて、該エンジン7の回転に追従して
駆動される。
さらに、10は上記オイルポンプ5と前後左右の4個の
ストラット4(1個しか図示せず)とを接続する油圧回
路である。該油圧回路10について、以下、右側前輪の
ストラット4に対する作動油圧の給排系を主体に説明す
る。すなわち、油圧回路10は、オイルポンプ5から油
路11に吐出された油を前輪側油路12と後輪側油路1
3とに分流する前後フローデバイダ14と、該前輪側油
路12の油をさらに左輪側油路15と右輪側油路16と
に分流する左右フローデバイダ17とを備え、該右輪側
油路16は右側前輪のストラット4に連通接続されてい
るとともに、該右輪側油路16の途中には、ばね作用を
行うアキュムレータ18が並列に接続されている。該ア
キュムレータ18は、右輪側油路16に連通するオイル
室18aと、該オイル室18aに対向し内部に窒素ガス等
の封入されたガス室18bとを備えており、該封入ガス
の圧縮弾性によりばね作用を行うものである。
ストラット4(1個しか図示せず)とを接続する油圧回
路である。該油圧回路10について、以下、右側前輪の
ストラット4に対する作動油圧の給排系を主体に説明す
る。すなわち、油圧回路10は、オイルポンプ5から油
路11に吐出された油を前輪側油路12と後輪側油路1
3とに分流する前後フローデバイダ14と、該前輪側油
路12の油をさらに左輪側油路15と右輪側油路16と
に分流する左右フローデバイダ17とを備え、該右輪側
油路16は右側前輪のストラット4に連通接続されてい
るとともに、該右輪側油路16の途中には、ばね作用を
行うアキュムレータ18が並列に接続されている。該ア
キュムレータ18は、右輪側油路16に連通するオイル
室18aと、該オイル室18aに対向し内部に窒素ガス等
の封入されたガス室18bとを備えており、該封入ガス
の圧縮弾性によりばね作用を行うものである。
また、上記左輪側油路15と右輪側油路16とには、そ
れぞれアキュムレータ18の接続点よりも上流側におい
て該油路15,16を絞るチェック弁付スロットルバル
ブ20,21と、該油路15,16を開閉する第1切換
弁としての電磁式レベリングバルブ22,23とが介設
されているとともに、上記スロットルバルブ20,21
上流側はそれぞれタンク油路24,25を介してタンク
26に開放されており、該各油路24,25にはそれぞ
れ該油路24,25を開閉する第2切換弁としての電磁
式アンロードバルブ27,28が介設されている。そし
て、車高上昇時には、アンロードバルブ27,28を遮
断位置27a,28aに位置付けると共にレベリングバル
ブ22,23を連通位置22 ,23bに位置付けること
により、オイルポンプ5からの油圧をスロットルバルブ
20,21のチェック弁20a,21aを介してストラッ
ト4に供給して、車高を素早く上昇させる一方、所定車
高の保持時には、レベリングバルブ22,23を遮断位
置22a,23aに位置付けると共にアンロードバルブ2
7,28を連通位置27b,28bに位置付けるとによ
り、ストラット4への作動油圧の給排を停止して所定車
高を保持するとともに、オイルポンプ5からの油圧をタ
ンク油路24,25を介してタンク26にアンロードす
る。また、車高下降時には、レベリングバルブ22,2
3を連通位置22b,23bに位置付けると共にアンロー
ドバルブ27,28を連通位置27b,28bに位置付
けることにより、ストラット4の作動油圧をスロットル
バルブ20,21で絞りながらタンク油路24,25を
介してタンク26に排出して、車高を徐々に下げるよう
に構成されている。
れぞれアキュムレータ18の接続点よりも上流側におい
て該油路15,16を絞るチェック弁付スロットルバル
ブ20,21と、該油路15,16を開閉する第1切換
弁としての電磁式レベリングバルブ22,23とが介設
されているとともに、上記スロットルバルブ20,21
上流側はそれぞれタンク油路24,25を介してタンク
26に開放されており、該各油路24,25にはそれぞ
れ該油路24,25を開閉する第2切換弁としての電磁
式アンロードバルブ27,28が介設されている。そし
て、車高上昇時には、アンロードバルブ27,28を遮
断位置27a,28aに位置付けると共にレベリングバル
ブ22,23を連通位置22 ,23bに位置付けること
により、オイルポンプ5からの油圧をスロットルバルブ
20,21のチェック弁20a,21aを介してストラッ
ト4に供給して、車高を素早く上昇させる一方、所定車
高の保持時には、レベリングバルブ22,23を遮断位
置22a,23aに位置付けると共にアンロードバルブ2
7,28を連通位置27b,28bに位置付けるとによ
り、ストラット4への作動油圧の給排を停止して所定車
高を保持するとともに、オイルポンプ5からの油圧をタ
ンク油路24,25を介してタンク26にアンロードす
る。また、車高下降時には、レベリングバルブ22,2
3を連通位置22b,23bに位置付けると共にアンロー
ドバルブ27,28を連通位置27b,28bに位置付
けることにより、ストラット4の作動油圧をスロットル
バルブ20,21で絞りながらタンク油路24,25を
介してタンク26に排出して、車高を徐々に下げるよう
に構成されている。
加えて、30は押操作毎に車高調整信号としての手動車
高up指令信号を出力したり停止したりする車高上昇調整
用の手動操作スイッチ、31は車高を検出する車高セン
サ、32はステアリング舵角を検出する舵角センサ、3
3は車速を検出する車速センサである。また、34は車
高調整用のコントローラであって、該コントローラ34
は、上記手動操作スイッチ30からの手動車高up指令信
号(手動車高調整信号)と、上記3個のセンサ31〜3
3からの車高信号,ステアリング舵角信号,車速信号の
各自動車高調整信号を受け、該各車高調整信号に基づい
て車高を上昇、保持又は下降させるよう車高変更信号
(すなわち車高up信号および車高down信号)を上記レベ
リングバルブ22,23およびアンロードバルブ27,
28に出力して、該各バルブを遮断位置又は連通位置に
位置付けるよう作動制御するように構成されている。
高up指令信号を出力したり停止したりする車高上昇調整
用の手動操作スイッチ、31は車高を検出する車高セン
サ、32はステアリング舵角を検出する舵角センサ、3
3は車速を検出する車速センサである。また、34は車
高調整用のコントローラであって、該コントローラ34
は、上記手動操作スイッチ30からの手動車高up指令信
号(手動車高調整信号)と、上記3個のセンサ31〜3
3からの車高信号,ステアリング舵角信号,車速信号の
各自動車高調整信号を受け、該各車高調整信号に基づい
て車高を上昇、保持又は下降させるよう車高変更信号
(すなわち車高up信号および車高down信号)を上記レベ
リングバルブ22,23およびアンロードバルブ27,
28に出力して、該各バルブを遮断位置又は連通位置に
位置付けるよう作動制御するように構成されている。
また、35はエンジン7の回転数信号を検出するエンジ
ン回転数検出装置であって、該エンジン回転数検出装置
35のエンジン回転数信号は上記コントローラ34に出
力されている。
ン回転数検出装置であって、該エンジン回転数検出装置
35のエンジン回転数信号は上記コントローラ34に出
力されている。
そして、上記コントローラ34には、本発明の特徴とし
て、エンジン回転数検出装置35からのエンジン回転数
信号値がエンジン7の高回転数値に相当する所定値以上
のときに、車高調整の要求時であっても上記レベリング
バルブ22,23およびアンロードバルブ27,28へ
の車高変更信号の出力を禁止する禁止手段36が備えら
れている。
て、エンジン回転数検出装置35からのエンジン回転数
信号値がエンジン7の高回転数値に相当する所定値以上
のときに、車高調整の要求時であっても上記レベリング
バルブ22,23およびアンロードバルブ27,28へ
の車高変更信号の出力を禁止する禁止手段36が備えら
れている。
したがって、上記実施例においては、エンジン7の高回
転数状態時つまり車両の高速定常走行時には、エンジン
回転数が所定値以上に上昇するのに伴いコントローラ3
4で車高変更信号の出力が禁止手段36により強制的に
且つ直ちに禁止されるので、車高調整は行われず、車高
に変化が生じることはない。よって、高速走行時におけ
る車両の走行安定性を確実に確保することができる。し
かも、上記車高調整の禁止により、オイルポンプ5の駆
動出力ひいてはエンジン7の消費出力が小さく抑制され
るので、燃費性能の向上およびパワーロスの低減化を有
効に図ることができるとともい、該オイルポンプ5の駆
動出力の低減により、その駆動用ベルト6の伝達トルク
の増大を有効に抑制できるので、そのスリップの発生を
未然に防止してその耐久性の向上を図ることができる。
転数状態時つまり車両の高速定常走行時には、エンジン
回転数が所定値以上に上昇するのに伴いコントローラ3
4で車高変更信号の出力が禁止手段36により強制的に
且つ直ちに禁止されるので、車高調整は行われず、車高
に変化が生じることはない。よって、高速走行時におけ
る車両の走行安定性を確実に確保することができる。し
かも、上記車高調整の禁止により、オイルポンプ5の駆
動出力ひいてはエンジン7の消費出力が小さく抑制され
るので、燃費性能の向上およびパワーロスの低減化を有
効に図ることができるとともい、該オイルポンプ5の駆
動出力の低減により、その駆動用ベルト6の伝達トルク
の増大を有効に抑制できるので、そのスリップの発生を
未然に防止してその耐久性の向上を図ることができる。
尚、上記実施例では、エンジン7の高回転数状態時、車
高変更信号の全て(車高up信号および車高down信号)の
出力を禁止するようにしたが、本発明は、少なくとも車
高up信号のみを禁止すれば、車高上昇の停止により走行
安定性を確保できるとともに、オイルポンプ5の駆動出
力およびエンジン7の消費出力の増大を抑制できて燃費
性能の向上およびパワーロスの低減化を図ることができ
る。しかし、上記実施例に如く車高down信号をも禁止す
れば、高速走行時に車高の上昇変化のみならず下降変化
も禁止できるので、走行安定性をより一層向上させるこ
とができ好ましい。
高変更信号の全て(車高up信号および車高down信号)の
出力を禁止するようにしたが、本発明は、少なくとも車
高up信号のみを禁止すれば、車高上昇の停止により走行
安定性を確保できるとともに、オイルポンプ5の駆動出
力およびエンジン7の消費出力の増大を抑制できて燃費
性能の向上およびパワーロスの低減化を図ることができ
る。しかし、上記実施例に如く車高down信号をも禁止す
れば、高速走行時に車高の上昇変化のみならず下降変化
も禁止できるので、走行安定性をより一層向上させるこ
とができ好ましい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のハイドロニューマチック
サスペンションによれば、エンジンの高回転数状態時に
は少なくとも車高の上昇調整を禁止するようにしたの
で、高速定常走行時における車高変化を抑制して走行安
定性の向上を図ることができるとともに、エンジン消費
出力を小さく抑制して燃費性能の向上およびパワーロス
の低減化を図ることができる。しかも、オイルポンプの
駆動用ベルトのスリップを未然に防止して、その耐久性
の向上を図ることが可能である。
サスペンションによれば、エンジンの高回転数状態時に
は少なくとも車高の上昇調整を禁止するようにしたの
で、高速定常走行時における車高変化を抑制して走行安
定性の向上を図ることができるとともに、エンジン消費
出力を小さく抑制して燃費性能の向上およびパワーロス
の低減化を図ることができる。しかも、オイルポンプの
駆動用ベルトのスリップを未然に防止して、その耐久性
の向上を図ることが可能である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体構成を示す
概略ブロック図、第2図はハイドロニューマチックサス
ペンションの要部油圧回路図である。 4…ストラット(流体アクチュエータ)、5…オイルポ
ンプ、7…エンジン、10…油圧回路、22,23…レ
ベリングバルブ(第1切換弁)、27,28…アンロー
ドバルブ(第2切換弁)、34…コントローラ、35…
エンジン回転数検出手段、36…禁止手段。
概略ブロック図、第2図はハイドロニューマチックサス
ペンションの要部油圧回路図である。 4…ストラット(流体アクチュエータ)、5…オイルポ
ンプ、7…エンジン、10…油圧回路、22,23…レ
ベリングバルブ(第1切換弁)、27,28…アンロー
ドバルブ(第2切換弁)、34…コントローラ、35…
エンジン回転数検出手段、36…禁止手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 洋 岐阜県可児市土田2548番地 萱場工業株式 会社岐阜北工場内 (56)参考文献 特開 昭58−36713(JP,A) 特開 昭58−141909(JP,A) 実開 昭59−37112(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンに連結され該エンジンの回転に追
従して巻掛部材を介して駆動されるポンプを油圧駆動源
とするハイドロニューマチックサスペンションであっ
て、上記ポンプとサスペンションの各流体アクチュエー
タを接続する油圧回路と、該油圧回路の途中に配置され
サスペンションの流体アクチュエータへの作動油圧の給
排を切換える切換弁と、車高調整のため車高調整信号を
受けて上記切換弁へ車高変更信号を出力するコントロー
ラと、エンジン回転数信号を検出して上記コントローラ
へ信号を出力するエンジン回転数出装置とを備え、上記
コントローラはエンジン回転数検出装置からの信号が所
定値以上のとき上記車高変更信号のうち少なくとも車高
up信号の出力を禁止する禁止手段を備えていることを特
徴とするハイドロニューマチックサスペンション。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59172932A JPH06447B2 (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59172932A JPH06447B2 (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6150816A JPS6150816A (ja) | 1986-03-13 |
| JPH06447B2 true JPH06447B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=15951020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59172932A Expired - Lifetime JPH06447B2 (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ハイドロニユ−マチツクサスペンシヨン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06447B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2623815B2 (ja) * | 1989-02-17 | 1997-06-25 | トヨタ自動車株式会社 | 流体圧式サスペンションの作動流体供給装置 |
| DE102004021484B4 (de) | 2004-04-30 | 2018-11-29 | Böllhoff Verbindungstechnik GmbH | Verfahren zum Herstellen einer Verbindungsanordnung |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5836713A (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-03 | Aisin Seiki Co Ltd | 車高調整装置 |
| JPS58141909A (ja) * | 1982-02-16 | 1983-08-23 | Nippon Denso Co Ltd | ショックアブソーバ制御装置 |
| JPS5937112U (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-08 | 日産自動車株式会社 | シヨツクアブソ−バ装置 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP59172932A patent/JPH06447B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6150816A (ja) | 1986-03-13 |
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