JPH0644714Y2 - カレンダーなどの綴じ合せ紙工品 - Google Patents
カレンダーなどの綴じ合せ紙工品Info
- Publication number
- JPH0644714Y2 JPH0644714Y2 JP1990120321U JP12032190U JPH0644714Y2 JP H0644714 Y2 JPH0644714 Y2 JP H0644714Y2 JP 1990120321 U JP1990120321 U JP 1990120321U JP 12032190 U JP12032190 U JP 12032190U JP H0644714 Y2 JPH0644714 Y2 JP H0644714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- upper edge
- calendar
- binding
- edge portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は月めくりカレンダーなどの綴じ合せ紙工品の綴
じ方の改良に関するものである。
じ方の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来の月めくりカレンダーは月ごと又は2ヵ月ごとの曜
日をそれぞれの紙に印刷し、印刷した1年分の紙を合本
し、上縁に沿ってミシン孔をあけ、第3図に示すよう
に、上縁からフック状の金具をかぶせ、ついで、金具の
上半部を内部の紙と共に折り曲げて上綴じしていた。
日をそれぞれの紙に印刷し、印刷した1年分の紙を合本
し、上縁に沿ってミシン孔をあけ、第3図に示すよう
に、上縁からフック状の金具をかぶせ、ついで、金具の
上半部を内部の紙と共に折り曲げて上綴じしていた。
[考案が解決しようとする課題] カレンダーを金具で綴じると、金具の分だけ材料費が増
加するだけでなく、金具で綴じる工程のコストも比較的
高くつく。又、カレンダーは販売時期が集中するため、
在庫しなければならないが、金具があると、ずらした積
み重ねとなり、保管コストが割高になり、又、金具は重
量がかかるため、輸送コストも同じく割高になるという
問題があった。
加するだけでなく、金具で綴じる工程のコストも比較的
高くつく。又、カレンダーは販売時期が集中するため、
在庫しなければならないが、金具があると、ずらした積
み重ねとなり、保管コストが割高になり、又、金具は重
量がかかるため、輸送コストも同じく割高になるという
問題があった。
本考案はこの問題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは、金具を使用せずに上綴じ
したカレンダーなどの綴じ合せ紙工品を提供することに
ある。
り、その目的とするところは、金具を使用せずに上綴じ
したカレンダーなどの綴じ合せ紙工品を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案が採用した手段は、カ
レンダーなどの綴じ合せ紙工品を構成する各紙の上縁部
に印刷を施し、合本した上縁部を断面クランク状の型に
入れて熱圧を加え、インクを介して各紙の上縁部を断面
クランク状に一体固着硬化させて綴じ合せたことにあ
る。
レンダーなどの綴じ合せ紙工品を構成する各紙の上縁部
に印刷を施し、合本した上縁部を断面クランク状の型に
入れて熱圧を加え、インクを介して各紙の上縁部を断面
クランク状に一体固着硬化させて綴じ合せたことにあ
る。
[作用] 各紙は印刷工程において上縁部にインクが付与されるの
で、合本すると、各紙の上縁部の間にはすべてインクが
存在する。合本した上縁部を断面クランク状の型に入れ
て熱圧を加えると、インクを介してすべての紙の上縁部
は相互に固着して一体に硬化すると共に断面がクランク
状になるから、上縁部の曲げ強度は向上し、金具を付け
たものと同程度になる。
で、合本すると、各紙の上縁部の間にはすべてインクが
存在する。合本した上縁部を断面クランク状の型に入れ
て熱圧を加えると、インクを介してすべての紙の上縁部
は相互に固着して一体に硬化すると共に断面がクランク
状になるから、上縁部の曲げ強度は向上し、金具を付け
たものと同程度になる。
[実施例] 本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図に示すように、カレンダー10の上縁部12はクラン
ク型に屈曲し、上縁部12の下側には一列のミシン孔14が
あけられる。ミシン孔14から下は表紙16aを含めて紙1
枚1枚が相互に分離しているが、ミシン孔14から上の上
縁部12は固く一体に固着硬化している。硬化した上縁部
12は断面がクランク状であるから、曲げ強度も大きいの
で、フックに中央の掛孔18をかけ、紙16a、16をミシン
孔14に沿って引きちぎっても上縁部12は折れたり曲がっ
たりせずにそのまま形を保持する。
ク型に屈曲し、上縁部12の下側には一列のミシン孔14が
あけられる。ミシン孔14から下は表紙16aを含めて紙1
枚1枚が相互に分離しているが、ミシン孔14から上の上
縁部12は固く一体に固着硬化している。硬化した上縁部
12は断面がクランク状であるから、曲げ強度も大きいの
で、フックに中央の掛孔18をかけ、紙16a、16をミシン
孔14に沿って引きちぎっても上縁部12は折れたり曲がっ
たりせずにそのまま形を保持する。
第1図のカレンダーは、第2図に示す工程によって製作
される。カレンダーは表紙16aと6枚ないし12枚のめく
り紙16から構成され、月めくり紙の上縁部12は印刷工程
において印刷によってインクが付与される。表紙はイン
クを付与しなくてもよいが、付与する場合は裏面の上縁
部に付与する。合本工程で表紙とめくり紙は合本され、
熱圧工程において上縁部はクランク型によって圧力と熱
が加えられる。この熱圧によって各紙はその間に介在す
るインクによって相互に固着して硬化する。掛孔と各紙
を千切るためのミシン孔をあける穿孔工程は熱圧工程の
前でも後でもよい。
される。カレンダーは表紙16aと6枚ないし12枚のめく
り紙16から構成され、月めくり紙の上縁部12は印刷工程
において印刷によってインクが付与される。表紙はイン
クを付与しなくてもよいが、付与する場合は裏面の上縁
部に付与する。合本工程で表紙とめくり紙は合本され、
熱圧工程において上縁部はクランク型によって圧力と熱
が加えられる。この熱圧によって各紙はその間に介在す
るインクによって相互に固着して硬化する。掛孔と各紙
を千切るためのミシン孔をあける穿孔工程は熱圧工程の
前でも後でもよい。
上縁部12はクランク状であるが、熱圧されて他の部分よ
り薄いから、クランク状の上縁部12を上下に重ねると、
カレンダーをそのまま積み重ねることができる。
り薄いから、クランク状の上縁部12を上下に重ねると、
カレンダーをそのまま積み重ねることができる。
実施例としてカレンダーを示したが、本考案は多数の紙
を綴じ合せた紙工品であれば、どのようなものにもその
まま適用することができる。
を綴じ合せた紙工品であれば、どのようなものにもその
まま適用することができる。
[考案の効果] 本考案のカレンダーなどの綴じ合せ紙工品は上縁部がイ
ンクを介してクランク状に硬化して固着するから、上縁
部を金具で綴じた従来のものと同程度の強度を有する
が、金具を必要としないのでコストが安いだけでなく、
扱いも安全容易で金具で手を切ることもなく、そのまま
積み重ねて保管することができるという格別の効果が得
られる。
ンクを介してクランク状に硬化して固着するから、上縁
部を金具で綴じた従来のものと同程度の強度を有する
が、金具を必要としないのでコストが安いだけでなく、
扱いも安全容易で金具で手を切ることもなく、そのまま
積み重ねて保管することができるという格別の効果が得
られる。
第1図は本考案のカレンダーの斜視図、 第2図は第1図のカレンダーの製作工程を示す図、 第3図は従来のカレンダーの綴じ方を示す図である。 図において、符号10はカレンダー、12は上縁部、16はめ
くり紙をそれぞれ示す。
くり紙をそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【請求項1】めくり紙(16)を合本して上綴じしてなる
月めくりカレンダー(10)などの綴じ合せ紙工品におい
て、各紙の上縁部(12)にインクを付与して合本し、上
縁部を断面クランク状の型により熱圧を加え断面クラン
ク状に固着硬化したことを特徴とするカレンダーなどの
綴じ合せ紙工品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990120321U JPH0644714Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | カレンダーなどの綴じ合せ紙工品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990120321U JPH0644714Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | カレンダーなどの綴じ合せ紙工品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477478U JPH0477478U (ja) | 1992-07-07 |
JPH0644714Y2 true JPH0644714Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31868232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990120321U Expired - Lifetime JPH0644714Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | カレンダーなどの綴じ合せ紙工品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644714Y2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3131951A (en) * | 1961-02-14 | 1964-05-05 | Ohlsson Jarl Erik | Sets of blanks |
GB1190379A (en) * | 1966-12-08 | 1970-05-06 | Aquitaine Fisons Ltd | Moulding Plastics |
JPS5638784Y2 (ja) * | 1974-08-08 | 1981-09-10 | ||
JPS594483B2 (ja) * | 1975-09-23 | 1984-01-30 | アイダエンジニアリング カブシキガイシヤ | テツケイノフンマツセイゾウソウチ |
JPS5424763U (ja) * | 1977-07-22 | 1979-02-17 | ||
JPS5753300Y2 (ja) * | 1978-08-17 | 1982-11-18 | ||
FR2622147B1 (fr) * | 1987-10-21 | 1992-12-11 | Lavigne Calendriers Jean | Procede de reunion en blocs de feuillets imprimes, notamment pour constituer des calendriers |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP1990120321U patent/JPH0644714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477478U (ja) | 1992-07-07 |
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