JPH06445U - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JPH06445U
JPH06445U JP4085892U JP4085892U JPH06445U JP H06445 U JPH06445 U JP H06445U JP 4085892 U JP4085892 U JP 4085892U JP 4085892 U JP4085892 U JP 4085892U JP H06445 U JPH06445 U JP H06445U
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JP
Japan
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odor
case
deodorizing device
high voltage
odor sensor
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Application number
JP4085892U
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English (en)
Inventor
賢二 千ヶ崎
Original Assignee
株式会社日立ホームテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 臭いを感知して自動的に作動する脱臭装置を
得る。 【構成】 臭気吸込用の吸気孔2Aと排気用の排気孔2
Bを有するケース2と、このケース2にオゾンを発生す
る高電圧発生装置6と反応後の余剰オゾンを分解する触
媒11と給排気用のファン10とを備え、更にケース2
に臭いを感知する臭気センサー3を設け、この臭気セン
サー3と接続し臭気センサー3が臭いを感知後一定時間
高電圧発生装置6とファン10とを動作させる制御器5
を備えたので、臭いを感知して自動的に脱臭装置が作動
するため、室内は常に臭気の無い状態に保たれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トイレ室内や自動車等で臭気を脱臭する脱臭装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体検知等でスイッチが入り自動的に動作する脱臭装置の例がある(例 えば、実開昭63−157399号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の脱臭装置は、悪臭のある室内へ人が入ってから人体検知して初めてスイ ッチが入り自動的に動作するので、肝心の悪臭除去効果が現れるのは、人体を検 知してから10分間程かかり、このため使い勝手が悪い不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、臭気吸込用の吸気孔 と排気用の排気孔を有するケースと、このケースにオゾンを発生する高電圧発生 装置と反応後の余剰オゾンを分解する触媒と給排気用のファンとを備え、更にケ ースに臭いを感知する臭気センサーを設け、この臭気センサーと接続し臭気セン サーが臭いを感知した後一定時間高電圧発生装置とファンとを動作させる制御器 を備えたものである。
【0005】 また、上記脱臭装置において、臭気センサーの信号により臭いの強さを表示す る臭気レベル表示器をケースに設けたものである。
【0006】 更に、上記脱臭装置において、臭気センサーの出力側に臭気センサーの感知レ ベル調整用の可変抵抗を接続したものである。
【0007】
【作用】
上記脱臭装置において、臭いを感知する臭気センサーを設け、この臭気センサ ーが臭いを感知後一定時間高電圧発生装置とファンとを動作させる制御器を備え たので、臭気センサーが臭いを感知して自動的に脱臭装置が一定時間作動するた め、室内は常に臭気の無い状態に保たれる。
【0008】 また、臭気センサーの信号により臭いの強さを表示する臭気レベル表示器をケ ースに設けたので、室内の臭気の強さを感覚だけでなく目盛により目視できる。 更に、臭気センサーの出力側に臭気センサーの感知レベル調整用の可変抵抗を 接続したので好みにより臭気感知レベルを調整できる。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例を図1〜図6により説明する。
【0010】 図1に示す脱臭装置の要部断面図において、1は脱臭装置の本体、2は直方体 状のケースで片側の面には臭気吸込用の吸気孔2Aを穿設し、他方側の面には臭 気の排気用の排気孔2Bを穿設してある。
【0011】 3は臭いを感知する臭気センサーで吸気孔2Aの近くのケース2の外側に面し て取付けてある。4は臭気レベル表示器でケース2の外側の容易に見える位置に 設けてある。5は後述する制御器、6は高電圧発生装置で、放電電極7を有し、 ケース2の内部に設置されている。又放電電極7は放電によりオゾンを発生させ る平板状のステンレス製で、所定の距離を保持して互いに平行に設置され、両放 電電極7間には誘電体板8を挾持している。
【0012】 10は吸排気用のファンで、駆動用のファンモータ10Aを有し吹出し側をケ ース2内の排気孔2B側に向けて設置されている。11は反応で余ったオゾンを 酸素に分解する触媒で、ファンモータ10の吸込側に設けてある。12は反応室 で、発生したオゾンにより脱臭反応させるための空間で前記高電圧発生装置6と 触媒11との間に形成されている。
【0013】 次に本考案の制御器5について図2〜図6により電気回路の構成を説明する。 臭気センサー3はオペアンプよりなる増幅部40に接続され、コンパレータI Cよりなる比較部41、インバータICよりなる反転部46を経由して、タイマ ー部47に接続されている。タイマー部47からの出力は反転部42に接続され ている。
【0014】 図3に示すように反転部42はインバータIC19よりなり、出力部43はソ リッドステートリレーSSR20よりなるものである。タイマー部47からの出 力はインバータIC19の入力端子17に接続され、インバータIC19の出力 はソリッドステートリレーSSR20の入力端子に接続され、SSR20の他 方の入力端子は制限抵抗18を経て、直流電源16に接続され出力端子は交 流電源23に接続されている。出力部43の出力側に後述する高電圧発生部44 及びファンモータ10Aが接続されている。
【0015】 44は高電圧発生部で図4に電気回路を示す。高電圧発生部44の構成は前記 出力部43の端子24、22と接続される25、26間に抵抗27、ダイオード 28、コンデンサ29が直列に接続され、コンデンサ29の両端には、サイリス タ34と直列にして、高圧トランス30の一次側が接続され、サイリスタ34の アノード、カソード間には、抵抗31とコンデンサ32の接続部とサイリスタ3 4のゲートとの間にネオンホウデンカン33が接続されている。又、サイリスタ 34のゲート、カソード間には抵抗35が、アノード、カソード間には、コンデ ンサ37と抵抗36の直列回路が接続されている。
【0016】 次に臭気レベル表示部49回路の構成について説明する。
【0017】 図2において、臭気レベル用信号は増幅部40の出力から分岐し、レベルメー タ駆動部48を経て、臭気レベル表示部49に至る。
【0018】 臭気レベル表示部49の詳細回路は図5に示すとおりである。50は5段階の 信号レベルを表示するためのレベル表示部駆動用のICで、51はレベル表示部 49のLED52の集合体である。IC50の端子、、、、にはそれ ぞれLED52、制限抵抗53が直列に接続されて直流電源のGND58に接続 され、信号入力側57とGND58間には臭気の感知レベル調整用の可変抵抗5 5が並列に接続され可変抵抗55の中間端子はIC50の端子に接続されてい る。IC50の端子は直流電源の正極側56に接続され端子間には並列に 抵抗54が接続され、端子はGND58に接続されている。
【0019】 従って好みに応じて可変抵抗55を調整して、脱臭装置が動作を開始する臭気 感知レベルを自由に設定できる。
【0020】 又タイマー部47は図6のような回路から成る。59はタイマーICでIC5 9の端子、は直流電源の正極側64に接続され、端子は直流電源のGND 側65に接続され、端子はトリガ入力側63に接続され、端子は出力端子6 2にタイマー出力を出す。又端子、は結線されている。又時定数(タイミン グ)抵抗60は端子、に並列に接続され、時定数コンデンサ(タイミングコ ンデンサ)61は端子、に並列に接続されている。
【0021】 次に本実施例の動作について説明する。
【0022】 臭気センサー3内部では、金属酸化物半導体の表面で吸気した臭気ガスを吸着 し、熱伝導度及び電気伝導度が変化し、出力電圧が変化する。臭気が増加すると 臭気センサー3の出力電圧が低下し、増幅部40で増幅された信号が比較部41 に入力されある設定レベル以下の電圧に下がった時比較部41はH信号を出力す る。次にこのH信号は反転部46でL信号に変換されタイマー部47の入力63 にL信号が入り、タイマーIC59をトリガする。それによってタイマーIC5 9の出力62からH信号が出力される。
【0023】 ここでタイマー部47のタイミングコンデンサ61は充電を始める。このタイ ミングコンデンサ61の充電時間はタイミング抵抗器60及びコンデンサ61の 時定数で決定される。タイマー設定時間を経過するとこの電圧が2/3Vccと 等しくなり、IC59内部のFFをリセットし出力をH信号からL信号に変化さ せる。タイマー部47からH信号が出力すると反転部42で反転してL信号とな り、出力部43がONとなり高電圧発生部44及びファンモータ10Aを動作さ せて脱臭装置はオゾンを発生し、室内の悪臭を脱臭する作用が行なわれる。タイ マー部47に設定された一定の時間が経過すると、タイマー部47からの出力が L信号に変化し、反転部42の出力はH信号となり出力部43がOFFし、高電 圧発生部44及びファンモータ10Aを停止させオゾンの発生は停止する。
【0024】 次に高電圧発生部44の回路の動作について述べる。
【0025】 高電圧発生部44に電源が入ると、抵抗27、ダイオード28、高圧トランス 30の一次側及び抵抗31を通じて、コンデンサ32に充電された電圧が、ネオ ンホウデンカン33の放電電圧に達すると、サイリスタ34のゲートをトリガし 、サイリスタ34を導通させ、コンデンサ29に充電された電荷が高圧トランス 30の一次側、サイリスタ34のアノードからカソードへと急激に流れ、高圧ト ランス30の昇圧された二次側38(放電電極7)に高圧パルスを発生する。
【0026】 次にオゾンによる悪臭の脱臭作用について述べる。
【0027】 高電圧発生装置6からの高電圧を放電電極7に印加すると、放電により空気中 の酸素(O2 )が分解されオゾン(O3 )が発生する(3O2 →2O3 )。
【0028】 ファンモータ10Aによって吸い込まれた空気中の悪臭成分、例えばアンモニ ア、メチルメルカプタン、硫化水素等が反応室12において、オゾンによって公 知の通り、臭いの無い成分に酸化分解される。
【0029】 次に反応において残った余剰オゾンは、還元触媒11を通過する際に分解され 再び酸素に戻る(反応式2O3 →3O2 )。
【0030】 従って脱臭装置から外部に排出されるクリーンな空気中に残っているオゾンは 極めて少量になる。
【0031】 次にレベル表示器49の動作について、図2、図5により説明する。
【0032】 臭気センサー3からの出力電圧は増幅部40で信号が増幅され、レベルメータ 駆動部48の端子57に入力信号として入り、レベルメータ駆動IC50の内部 の5段階の基準抵抗によって決められた電圧値と各々に対応するコンパレータで 比較され、コンパレータの出力の有る回路と接続されたLED52を点灯させる 。レベル表示器49の合計5ヶのLEDは図1の臭気レベル表示器4に示すよう に棒状に点灯し、臭気の強さによってレベルを5段階にバー表示する。
【0033】 従って、室内の臭気の強さを臭気レベル表示器4の目盛により目視できる。
【0034】
【考案の効果】
本考案の脱臭装置は臭気が増加した場合、臭気センサーが臭気を感知して一定 時間自動的に作動するため、人がその室内に入った初期の段階から脱臭効果が十 分発揮される。
【0035】 又臭気の度合をレベル表示するため、従来感覚だけに頼っていた臭いの程度を 具体的な目盛によって目視できるようになった。
【0036】 更に人によって微妙に違う感覚や、必要性に応じて、臭いの感知レベルを調節 することができ大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す脱臭装置の要部断面図
である。
【図2】本考案の一実施例を示す脱臭装置のブロック図
である。
【図3】本考案の一実施例を示す脱臭装置の部分電気回
路図である。
【図4】本考案の一実施例を示す脱臭装置の部分電気回
路図である。
【図5】本考案の一実施例を示す脱臭装置の部分電気回
路図である。
【図6】本考案の一実施例を示す脱臭装置の部分電気回
路図である。
【符号の説明】
2 ケース 2A 吸気孔 2B 排気孔 3 臭気センサー 5 制御器 6 高電圧発生装置 10 ファン 11 触媒

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭気吸込用の吸気孔(2A)と排気用の
    排気孔(2B)を有するケース(2)と、このケース
    (2)にオゾンを発生する高電圧発生装置(6)と反応
    後の余剰オゾンを分解する触媒(11)と給排気用のフ
    ァン(10)とを備え、更にケース(2)に臭いを感知
    する臭気センサー(3)を設け、この臭気センサー
    (3)と接続し臭気センサー(3)が臭いを感知後一定
    時間高電圧発生装置(6)とファン(10)とを動作さ
    せる制御器(5)を備えたことを特徴とする脱臭装置。
  2. 【請求項2】 前記臭気センサー(3)の信号により臭
    いの強さを表示する臭気レベル表示器(4)をケース
    (2)に設けたことを特徴とする請求項1記載の脱臭装
    置。
  3. 【請求項3】 前記臭気センサー(3)の出力側に臭気
    センサー(3)の感知レベル調整用の可変抵抗(55)
    を接続したことを特徴とする請求項1記載の脱臭装置。
JP4085892U 1992-06-16 1992-06-16 脱臭装置 Pending JPH06445U (ja)

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JP4085892U JPH06445U (ja) 1992-06-16 1992-06-16 脱臭装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020040073A1 (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 シャープ株式会社 動物収容ユニットおよび動物管理システム

Cited By (1)

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