JP3001874U - オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。 - Google Patents

オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。

Info

Publication number
JP3001874U
JP3001874U JP1994003828U JP382894U JP3001874U JP 3001874 U JP3001874 U JP 3001874U JP 1994003828 U JP1994003828 U JP 1994003828U JP 382894 U JP382894 U JP 382894U JP 3001874 U JP3001874 U JP 3001874U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
circuit
voltage
high frequency
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994003828U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Industrial Co Ltd
Original Assignee
Fuji Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Industrial Co Ltd filed Critical Fuji Industrial Co Ltd
Priority to JP1994003828U priority Critical patent/JP3001874U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001874U publication Critical patent/JP3001874U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 本考案はオゾン濃度測定回路を内装したオ
ゾン発生装置で、オゾン発生量を高周波高電圧を発生さ
せるトランスの2次回路のグランドと放電ギャップの間
にチョークコイルを設置して、この両端に発生する高周
波電圧のみを測定用メーターにより測定することにより
オゾン濃度を測定することを目的とする。 【構 成】 本考案はオゾン発生用高周波高電圧回路と
高周波電圧測定回路とで構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、感染症や滅菌に効果のある水銀、砒素、ハロゲン等の使用禁止により 文明国家では絶滅したはずの感染症や種々の菌が復活しつつあり、治療手段の発 見できない薬剤耐性菌の激増が現実化しつつある現在、国家杜会防衛の為に薬剤 に頼らぬ殺菌手段が広く医療、保険、食品等の関係者の重要テーマとなっている 。 その最も優れた方法がオゾンによる酸化殺菌法である。オゾンの発生方法は酸素 のある空気中で電気の放電により作るのが最も一般的な方法である。 河川や下水道等のように大量にオゾンを必要とする超大型酸化装置の場合は低周 波又は直流で電気の放電を起こしオゾンを発生させる。都市、工場、一般家庭等 で使用する中小型酸化装置の場合は可聴限界周波数を超えた付近の、人間に害を 与えない高周波高電圧のスイッチング動作により電気の放電を起こし、オゾンを 発生させる。このとき酸化装置として作動しているオゾン発生装置から発生して いるオゾンの濃度を測定する必要がある。この必要性に対応するため、オゾン濃 度の測定回路をオゾン発生装置に内装し、オゾン濃度を正確に測定し、オゾン発 生量のコントロールが正確にできるようにした機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オゾン濃度の測定は高価な測定器によるものが多く、オゾン発生量の測定には非 常に多くの費用がかかりコスト的な大きな制約があった。この為、オゾン発生装 置に測定器を内装することができなかった。よって、安価な方法としてオゾン発 生装置の最大出力時におけるオゾン濃度を予め計測しておき、出力をコントロー ルする回路の中に設置してある高周波トランスの電圧を読み取る方法が取られて きた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしこの方法には次のような欠点があった。種々の方法で作られている電気火 花を発生させる放電ギャップには放電しない電圧領域がある。この領域内では電 圧が高くなっても電気の放電は起きないのでオゾンは発生しないが測定用のメー ターは作動する。従ってオゾンは発生していないのに測定用のメーターはオゾン の発生とは無関係に、オゾンが発生しているかのように誤った測定をしているこ とになる。 しかもコントロール回路の中に設置してある高周波トランスの電圧を読み取る方 法では、いつオゾンが発生開始したかを知ることは不可能である。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案は上記課題に鑑み案出されたもので、高周波高電圧を発生させるトランス の2次回路のグランドと放電ギャップの間にチョークコイルを設置して、この両 端に発生する高周波高電圧のみを安価な測定用メーターにより測定する方法であ る。
【0005】 通常交流メーターは商用交流など低周波の正弦波のみを正確に表示する構造であ る為、波形の乱れた高周波電流を測定することは不可能である。
【0006】 また、必要な電流も直流用の2倍以上の電流を必要とするので電流値としては微 少電流しか流れないオゾン発生装置には使用不可能であるという問題点があった 。
【0007】 よって、高周波電流をチョークコイルに溜めて、このチョークコイルの1次側又 は2次側のコイルの両端の高周波波形を検波して、そのピーク値を測定する方法 で、測定を可能にしたものである。
【0008】 このチョークコイルには特別なコイルを使用せず、一般に市販されているノイズ フィルター用チョークコイルを使用できることを特徴としている。
【0009】
【作 用】 以上のように構成された本考案はオゾン発生量を高周波高電圧を発生させるトラ ンスの2次回路のグランドと放電ギャップの間にチョークコイルを設置して、こ の両端に発生する高周波電圧を測定用メーターにより簡単に測定でき、測定用メ ーターをトランス巻線から分離したい場合は、巻線が独立して出ているコンモー ドチョークコイルを使用して、2次側になった巻線を検波すれば良い。このチョ ークコイルのリアクタンスは大きくても数Ω程度以内なので測定回路の動作に影 響を与えることはない。
【0010】 また放電ギャップのショート、絶縁不良、電源電圧の異常上昇等により過大電流 が放電ギャップに流れた場合、それが測定用メーターの表示に現われるので回路 と放電ギャップの異常監視にもなる。従って接点付測定用メーターを使用すれば 異常発生時に電源を切ることも可能である。
【0011】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置の基本回路図である。こ の回路中、オゾン発生用高周波高電圧回路の高周波高電圧を発生させるトランス 8の2次回路のグランドと放電ギャップ1の間にチョークコイル2を設置して、 この両端に発生する高周波高電圧のみを測定用メーター4で読み取る方法を示す 図である
【0012】 図2はオゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置の基本回路図である。この 回路中、オゾン発生用高周波高電圧回路の高周波高電圧を発生させるトランス8 の2次回路のグランドと放電ギャップ1の間に巻線が独立して出ているコンモー ドチョークコイル3を放置して、測定用メーター4をトランス巻線から分離して 、2次側の巻線を検波して測定用メーター4で読み取る方法を示す図である。
【0013】 図3はオゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置の基本回路図である。この 回路中、オゾン発生用高周波高電圧回路の高周波高電圧を発生させるトランス8 の2次回路のグランドと放電ギャップ1の間にチョークコイル2を設置して、こ の両端に発生する高周波電圧のみを測定用メーター4で読み取り、測定用メータ ー4に接点5付測定用メーター4を使用して放電ギャップのショート、絶縁不良 、電源電圧の異常上昇等により過大電流が放電ギャップに流れた場合、それが測 定用メーター4の表示に現われるので回路と放電ギャップ1の異常の監視に役立 ち、異常発生時に電源を切ることが可能な回路を示す図である。
【0014】 以上のように構成された本考案はオゾン発生装置の中に内装されたオゾン濃度測 定回路によりオゾン濃度の正確な測定が可能となったことは非常に大切なことで ある。
【0015】 更にコンモードチョークコイルを設置した回路では測定用メーターをトランス巻 線から分離できることは大きなメリットである。
【0016】 また接点付測定用メーターを使用することにより放電ギャップのショート、絶縁 不良、電源電圧の異常上昇等の監視に役立つことは非常に大きな利点となる。
【0017】
【効 果】
以上のように構成された本考案はオゾン発生装置から発生するオゾンの発生量の 正確なコントロールが可能となり、オゾン濃度を希望する濃度に正確に設定でき る効果は非常に大きいことである。
【0018】 更に本考案で使用する測定用メーター及びチョークコイルは一般に市販されてい る安価なもので良く、コストも安く極めて経済的であるという卓越した効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図 1】本実施例のオゾン発生用高周波高電圧回路と
高周波電圧を測定用メーターで読み取る図である。
【図 2】本実施例のオゾン発生用高周波高電圧回路に
コンモードチョークコイルを使用して測定用メーターを
トランス巻線から分離して高周波電圧を測定用メーター
で読み取る図である。
【図 3】本実施例のオゾン発生用高周波高電圧回路と
高周波電圧を測定用メーターで読み取ると同時に接点付
測定用メーターを使用することにより回路と放電ギャッ
プの異常の監視及び電源を切ることができることが可能
な回路を示す図である。
【符号の説明】
1 放電ギャップ 6 オゾン出力調整用
ボリューム 2 チョークコイル 7 従来のオゾン発生
量(%)測定用出力 3 コモンモードチョークコイル 4 測定用メーター 8 トランス 5 接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発
    生装置でオゾン発生量を高周波高電圧を発生させるトラ
    ンスの2次回路のグランドと放電ギャップの間にチョー
    クコイルを設置して、この両端に発生する高周波高電圧
    のみを測定用メーターにより計測することを特徴とする
    オゾン濃度測定回路付オゾン発生装置。
JP1994003828U 1994-03-09 1994-03-09 オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。 Expired - Lifetime JP3001874U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003828U JP3001874U (ja) 1994-03-09 1994-03-09 オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994003828U JP3001874U (ja) 1994-03-09 1994-03-09 オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3001874U true JP3001874U (ja) 1994-09-06

Family

ID=43137846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994003828U Expired - Lifetime JP3001874U (ja) 1994-03-09 1994-03-09 オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001874U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4152639A (en) Electrical circuit voltage and continuity testing device
TW451253B (en) Dielectric barrier discharge lamp light source
JP3001874U (ja) オゾン濃度測定回路を内装したオゾン発生装置。
KR900003538B1 (ko) 버어너의 안전장치
JPH08507195A (ja) クロック制御される給電源
CA1266308A (en) Fitting for compact electric discharge lamps
WO1998051133A2 (en) Circuit arrangement for operating a discharge lamp
GB1565218A (en) Electrical continuity and voltagetesting device
US6624600B1 (en) Lamp power measurement circuit
JP2739457B2 (ja) 仮想接地方法とその装置
KR200323464Y1 (ko) 전기집진기의아크검출장치
JPH09210745A (ja) 容量式電磁流量計
JPS61243216A (ja) 燃焼検出装置
JP2578171B2 (ja) 漏電ブレーカ
JPH0143654Y2 (ja)
JPH03291885A (ja) 熱器具
US7075249B2 (en) Arrangement in connection with a coupling device of a fluorescent lamp
CN111426989A (zh) 一种电刺激开路检测电路
JPS6244372Y2 (ja)
JPS6050458A (ja) 常時測定形絶縁抵抗測定装置
JPH06445U (ja) 脱臭装置
JPS5823086Y2 (ja) 炎検出装置の試験回路
CN111277113A (zh) X射线测厚仪用高精度可靠电源
CN117310396A (zh) 可拆卸ifd滤网的连接可靠性检测装置及检测方法
JPH0313998Y2 (ja)