JPH0644588A - ヘッドアクチュエータ - Google Patents

ヘッドアクチュエータ

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Publication number
JPH0644588A
JPH0644588A JP20072892A JP20072892A JPH0644588A JP H0644588 A JPH0644588 A JP H0644588A JP 20072892 A JP20072892 A JP 20072892A JP 20072892 A JP20072892 A JP 20072892A JP H0644588 A JPH0644588 A JP H0644588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objective lens
head actuator
piezoelectric element
laminated piezoelectric
disk
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20072892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Takeuchi
正純 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP20072892A priority Critical patent/JPH0644588A/ja
Publication of JPH0644588A publication Critical patent/JPH0644588A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小型サイズでありながら従来品に比べて、同一
変位でも比較的消費電力が少なく且つステップ応答性に
優れたヘッドアクチュエータを実現する。 【構成】ディスク状媒体27面に対し垂直の方向に対物
レンズ17を任意移動させるヘッドアクチュエータであ
って、1つの積層型圧電素子13と、その両端に係合す
る剛体部材のベース11及びキャップ16とを設け、対
物レンズ17のハウジング18との間を可とう性のヒン
ジ21ないし25を介して外アーム14,中アーム1
5,可とう性ビーム19によって結合し、積層型圧電素
子13への電圧印加により、対物レンズ17のディスク
状媒体27面に対する微小位置制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヘッドアクチュエータに
関し、特に光磁気ヘッドをディスク状媒体面に対し垂直
の方向に任意に変位させる事を目的とする光磁気ヘッド
移動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のヘッドアクチュエータは、
図2に示す様に対物レンズ17が固定されている可動ホ
ルダーのボビン30に、コイル29ないしはマグネット
28が固定されており、これにあい対する固定サポート
側にはマグネット28ないしはコイル29が固定されて
いる。それらを対向させて配置する事により、それら相
互の反発力または吸引力により、対物レンズ17の位置
をディスク状媒体面に対して垂直方向に任意に微少位置
制御できるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のヘッド
アクチュエータは、対物レンズ固定された可動ホルダー
にボビンが固定されており、そのボビンに巻き付けたコ
イルに電流を流す事によりコイルに発生する磁界と、固
定サポート側に固定されたマグネットとの発生磁界との
反発力又は吸引力により、ディスク状媒体面に対して垂
直方向に移動する。この時、任意の位置に対物レンズを
移動させるため、可動ホルダーに固定されたコイル制御
電流を流して位置制御をしている。即ち、電流による制
御方式であるため、消費電力が比較的高く、その為発生
するジュール熱によりハウジング材の耐熱性能、及びア
クチュエータを含むピックアップの構成材の熱による膨
張特性等の検討が必要となってくる為、使用材料に制限
が出てくる等の弊害が出てくる。又、コイル励磁による
駆動方式であるため、対物レンズの駆動速度に限界があ
ったり、ステップ応答特性の改善に対し、新たに機能を
付加する必要があった。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決する為以
下に述べるような解決手段を講じる事により、現状以下
の小型サイズで構成部品数の少ない、信頼性の高いヘッ
ドアクチュエータで、且つ極少の消費電力で発生熱量の
少ない、又、高速駆動で且つステップ応答性の良いヘッ
ドアクチュエータを提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のヘッドアクチュ
エータは、ディスク状媒体面に対し垂直の方向に変位す
るヘッドアクチュエータであって、1つの積層型圧電素
子と、この積層型圧電素子の両端部と係合する剛体の支
持部と、前記両端部に直交する面から延出する二対のL
字状アームと、前記ディスク状媒体面にあい対する対物
レンズとそのハウジングが中央部に固定され且つ前記両
端部の一方を覆うように設けられた可とう性ビームと、
前記剛体の支持部と前記二対のL字状アーム及び前記二
対のL字状アームと前記可とう性ビームをそれぞれ別個
に結合する可とう性ヒンジとから構成されている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す図であり、(a)は
正面図、(b)は斜視図である。
【0007】図1(a)に於いて、積層型圧電素子13
の上下方向の両端部は、剛体からなるベース突出部12
とキャップ16とに接着等の手段により係合されてお
り、又ベース突出部12がその一部であるベース11
は、L字状の外アーム14と可とう性のあるヒンジ
(1)25により係合されている。一方、キャップ16
はL字状の中アーム15と可とう性のあるヒンジ(2)
21により係合されている。又、外アーム14と中アー
ム15はそれらのてこの支点となる為のヒンジ(3)2
2により連結されている。キャップ16の上方を覆うご
とき可とう性ビーム19は、中アーム15とはヒンジ
(4)23と、外アーム14についてはヒンジ(5)2
4とで連結されている。又、可とう性ビーム19の中央
部上方には、対物レンズ17を内蔵したハウジング18
が固定されており、ディスク状媒体27にあい対してい
る。
【0008】いま、積層型圧電素子13に任意の電圧を
印加すると、積層型圧電素子13の縦方向26に伸長す
る。その為、固定された剛体であるベース11を基準と
して積層型圧電素子13が伸びた分だけキャップ16が
持ち上げられる。キャップ16が持ち上げられることに
より、図1(a)の中心線より右半分の図においてヒン
ジ(3)22を中心にして中アーム15は右回転方向
に、外アーム14は左回転方向に連動する。この動作に
よりヒンジ(4)23は下方に引き寄せられ、又、ヒン
ジ(5)24は上方に押し上げられる。従って、可とう
性ビーム19の端部には左回転方向の回転力が働き、結
果的には可とう性ビーム19の中央に取り付けられたハ
ウジング18に内蔵された対物レンズ17はディスク状
媒体面に対し垂直の方向20に沿って下方に移動する。
従って、このように積層型圧電素子13に任意に電圧を
印加する事によって、ディスク媒体27の面と対物レン
ズ17間の距離を任意に変更することができる為、対物
レンジ17を通過するビーム光の焦点をディスク媒体2
7の面上に合わせることができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、積層型圧
電素子と可とう性部材とを用いることにより、従来ある
コイル駆動型ヘッドアクチュエータの電流駆動として比
較して電圧駆動であるため、消費電力は僅少で、発生す
る熱も僅かであり、アクチュエータ等の構成材料につい
ての耐熱制限が少なくてすむ。また、構成部品がほぼ剛
体構成であるためアクチュエータ動作としてのステップ
応答性が優れている等の特徴を有する為、高速動作、高
精度の面から小型で信頼性の高いヘッドアクチュエータ
が得られる効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図であり、(a)は正
面図、(b)は斜視図である。
【図2】従来のコイル型ヘッドアクチュエータの一例を
示す断面図である。
【符号の説明】 11 ベース 12 ベース突出部 13 積層型圧電素子 14 外アーム 15 中アーム 16 キャップ 17 対物レンズ 18 ハウジング 19 可とう性ビーム 20 ディスク状媒体面に対し垂直の方向 21 ヒンジ(2) 22 ヒンジ(3) 23 ヒンジ(4) 24 ヒンジ(5) 25 ヒンジ(1) 26 縦方向 27 ディスク状媒体 28 マグネット 29 コイル 30 ボビン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状媒体面に対し垂直の方向に変
    位するヘッドアクチュエータであって、1つの積層型圧
    電素子と、この積層型圧電素子の両端部と係合する剛体
    の支持部と、前記両端部に直交する面から延出する二対
    のL字状アームと、前記ディスク状媒体面にあい対する
    対物レンズとそのハウジングが中央部に固定され且つ前
    記両端部の一方を覆うように設けられた可とう性ビーム
    と、前記剛体の支持部と前記二対のL字状アーム及び前
    記二対のL字状アームと前記可とう性ビームをそれぞれ
    別個に結合する可とう性ヒンジとからなることを特徴と
    するヘッドアクチュエータ。
JP20072892A 1992-07-28 1992-07-28 ヘッドアクチュエータ Withdrawn JPH0644588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20072892A JPH0644588A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ヘッドアクチュエータ

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JP20072892A JPH0644588A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ヘッドアクチュエータ

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Publication Number Publication Date
JPH0644588A true JPH0644588A (ja) 1994-02-18

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ID=16429204

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JP20072892A Withdrawn JPH0644588A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 ヘッドアクチュエータ

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005