JPH0644302A - データベース検索方式 - Google Patents

データベース検索方式

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JPH0644302A
JPH0644302A JP4066619A JP6661992A JPH0644302A JP H0644302 A JPH0644302 A JP H0644302A JP 4066619 A JP4066619 A JP 4066619A JP 6661992 A JP6661992 A JP 6661992A JP H0644302 A JPH0644302 A JP H0644302A
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Yuji Ida
雄二 井田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ディレクトリ構造のデータベースの各ディレ
クトリについて相互の関連を示すリンク情報を付加し、
それらのリンク情報をデータベースファイルとは独立し
たリンク情報データファイルに格納しておき、データの
検索を行うとき、リンク情報データファイルから関連す
るディレクトリ番号を入手して該当するディレクトリを
検索するようにする。 【効果】 ディレクトリ検索の時間を短縮しかつ検索範
囲の指定洩れを防止できる。また他の利用者に影響を与
えずにデータベースを制定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はデータベース検索方式に
関し、特に大規模なディレクトリ構造のデータベースの
検索方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディレクトリ構造のデータベース
の検索方式のうち、複数のディレクトリにまたがったデ
ータベースの検索方式は、次の二通りの方法のうちの何
れかの方法によって検索範囲の指定を行っている。
【０００３】（１） 関連する全てのディレクトリを選
択する （２） 関連するディレクトリの全てを含む上位のディ
レクトリを選択する この後、論理検索や無条件検索等の各種の検索を行って
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
データベース検索方式は、（１）の場合は、関連する複
数のディレクトリの全てのを選択するのに手間がかかる
と共に、ディレクトリの選択漏れによって検索すべきデ
ータを検索できないことがあるという問題があり、
（２）の場合は、本来検索する必要がないディレクトリ
までが検索の対象となるため、検索に非常に多くの時間
がかかるという問題があり、また、既存のデータベース
にディレクトリ間のリンク情報を直接組込むと、他の利
用者には不要なリンク情報を与えてしまうという問題も
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベース検
索方式は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファ
イルと前記既存のデータベースファイルのディレクトリ
間の関係を示すリンク情報を格納するリンク情報データ
ファイルとを統合して解析し、それによって識別された
検索範囲によって前記データベースファイルのディレク
トリを検索することを含むものである。
【０００６】すなわち、本発明のデータベース検索方式
は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファイルの
他に、前記ディレクトリ間の関係を示すリンク情報を格
納したリンク情報データファイルを前記データベースフ
ァイルと独立に設け、検索範囲識別部によって前記リン
ク情報データファイルから前記データベースファイルの
検索範囲を示すディレクトリ番号を入手し、前記ディレ
クトリ番号によって前記データベースファイルを検索す
ることを含むものである。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を模式的に示した
ブロック図、図２は図１の実施例のリンク情報データフ
ァイルの内容を示す構成図、図３は図１の実施例の既存
データベースファイルの内容を示す構成図である。
【０００９】図１において、統合データベース４は、既
存データベースファイル２とリンク情報データファイル
３とを統合したものである。リンク情報データファイル
３は、既存データベースファイル２と独立したデータフ
ァイルである。検索者は、フロッピィディスク５ａや磁
気ディスク５ｂ等の外部記憶装置５から、所望のディレ
クトリリンク情報データ（リンク情報データ）をリンク
情報データファイル３にロードしたりまたは削除するこ
とにより、統合データベース４を改造したりまたは復元
したりすることができる。
【００１０】既存データベースファイル２は、図３に示
すように、ディレクトリ構造を有しており、ディレクト
リ１０は、下位ディレクトリ１１〜１９を含む上位のデ
ィレクトリである。同様に、ディレクトリ２０は、下位
ディレクトリ２１〜２７を含む上位のディレクトリであ
る。
【００１１】リンク情報データファイル３には、図２に
示すように、下位ディレクトリ１１および１５および１
７およびディレクトリ２０について、それぞれに対応し
た条件キー４１を設定されており、これらの条件キー４
１によって一連のリンク関係が規定されている。
【００１２】検索者が、例えば、ディレクトリ１５をそ
の条件キーと共に指定すると、検索範囲識別部１は、リ
ンク情報データファイル３を解析し、それにリンクされ
た該当するディレクトリ番号を入手し、それによって検
索範囲を決定する。すなわち、検索範囲識別部１は、既
存データベースファイル２のディレクトリ１０中の下位
ディレクトリ１１および１５および１７、ならびにディ
レクトリ２０のすべての下位ディレクトリを検索範囲と
認識する。従って、この検索範囲によって文書めくりを
行い、まず、下位ディレクトリ１１を検索し、該当する
ファイルが見積からないときは次の下位ディレクトリ１
５を検索し、以下順に下位ディレクトリ１５・下位ディ
レクトリ２１〜２７を検索する。
【００１３】また、リンク情報を基にして、次にどの下
位ディレクトリを検索するかを指定することも可能であ
る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベ
ース検索方式は、ディレクトリ構造のデータベースの各
ディレクトリについて相互の関連を示すリンク情報を付
加し、それらのリンク情報をデータベースファイルとは
独立したリンク情報データファイルに格納しておき、デ
ータの検索を行うとき、リンク情報データファイルから
関連するディレクトリ番号を入手して該当するディレク
トリを検索するようにすることにより、ディレクトリ検
索の時間を短縮しかつ検索範囲の指定洩れを防止できる
という効果がある。また他の利用者に影響を与えずにデ
ータベースを制定できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を模式的に示したブロック図
である。
【図２】図１の実施例のリンク情報データファイルの内
容を示す構成図である。
【図３】図１の実施例の既存データベースファイルの内
容を示す構成図である。
【符号の説明】
１ 検索範囲識別部 ２ 既存データベースファイル ３ リンク情報データファイル３ ４ 統合データベース ５ 外部記憶装置 ５ａ フロッピィディスク ５ｂ 磁気ディスク １０・２０ ディレクトリ １１〜１９・２１〜２７ 下位ディレクトリ ４１ 条件キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ディレクトリ構造の既存のデータベース
    ファイルと前記既存のデータベースファイルのディレク
    トリ間の関係を示すリンク情報を格納するリンク情報デ
    ータファイルとを統合して解析し、それによって識別さ
    れた検索範囲によって前記データベースファイルのディ
    レクトリを検索することを含むことを特徴とするデータ
    ベース検索方式。
  2. 【請求項２】 ディレクトリ構造の既存のデータベース
    ファイルの他に、前記ディレクトリ間の関係を示すリン
    ク情報を格納したリンク情報データファイルを前記デー
    タベースファイルと独立に設け、検索範囲識別部によっ
    て前記リンク情報データファイルから前記データベース
    ファイルの検索範囲を示すディレクトリ番号を入手し、
    前記ディレクトリ番号によって前記データベースファイ
    ルを検索することを含むことを特徴とするデータベース
    検索方式。
JP4066619A 1992-03-25 1992-03-25 データベース検索方式 Expired - Lifetime JP2827674B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07271813A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Toshiba Corp 情報分類整理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07271813A (ja) * 1994-03-31 1995-10-20 Toshiba Corp 情報分類整理システム

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