JP2827674B2 - データベース検索方式 - Google Patents
データベース検索方式Info
- Publication number
- JP2827674B2 JP2827674B2 JP4066619A JP6661992A JP2827674B2 JP 2827674 B2 JP2827674 B2 JP 2827674B2 JP 4066619 A JP4066619 A JP 4066619A JP 6661992 A JP6661992 A JP 6661992A JP 2827674 B2 JP2827674 B2 JP 2827674B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- directory
- file
- search
- database
- link information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース検索方法
に関し、特に大規模なディレクトリ構造のデータベース
の検索方法に関する。
に関し、特に大規模なディレクトリ構造のデータベース
の検索方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のディレクトリ構造（階層構造）の
データベースの検索方法のうち、複数のディレクトリに
またがって存在するデータファイルのデータベースの検
索方法は、次の二通りの方法のうちの何れかの方法によ
って検索範囲の指定を行っている。
データベースの検索方法のうち、複数のディレクトリに
またがって存在するデータファイルのデータベースの検
索方法は、次の二通りの方法のうちの何れかの方法によ
って検索範囲の指定を行っている。
【０００３】（１） 関連する全てのディレクトリを選
択する （２） 関連するディレクトリの全てを含む上位のディ
レクトリを選択する この後、論理検索や無条件検索等の各種の検索を行って
いる。
択する （２） 関連するディレクトリの全てを含む上位のディ
レクトリを選択する この後、論理検索や無条件検索等の各種の検索を行って
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
データベース検索方式は、（１）の場合は、関連する複
数のディレクトリの全てのを選択するのに手間がかかる
と共に、ディレクトリの選択漏れによって検索すべきデ
ータを検索できないことがあるという問題があり、
（２）の場合は、本来検索する必要がないディレクトリ
までが検索の対象となるため、検索に非常に多くの時間
がかかるという問題があり、また、既存のデータベース
にディレクトリ間のリンク情報を直接組込むと、他の利
用者には不要なリンク情報を与えてしまうという問題も
ある。
データベース検索方式は、（１）の場合は、関連する複
数のディレクトリの全てのを選択するのに手間がかかる
と共に、ディレクトリの選択漏れによって検索すべきデ
ータを検索できないことがあるという問題があり、
（２）の場合は、本来検索する必要がないディレクトリ
までが検索の対象となるため、検索に非常に多くの時間
がかかるという問題があり、また、既存のデータベース
にディレクトリ間のリンク情報を直接組込むと、他の利
用者には不要なリンク情報を与えてしまうという問題も
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のデータベース検
索方式は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファ
イルと前記既存のデータベースファイルのディレクトリ
間の関係を示すリンク情報を格納するリンク情報データ
ファイルとを統合して解析し、それによって識別された
検索範囲によって前記データベースファイルのディレク
トリを検索することを含むものである。
索方式は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファ
イルと前記既存のデータベースファイルのディレクトリ
間の関係を示すリンク情報を格納するリンク情報データ
ファイルとを統合して解析し、それによって識別された
検索範囲によって前記データベースファイルのディレク
トリを検索することを含むものである。
【０００６】すなわち、本発明のデータベース検索方式
は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファイルの
他に、前記ディレクトリ間の関係を示すリンク情報を格
納したリンク情報データファイルを前記データベースフ
ァイルと独立に設け、検索範囲識別部によって前記リン
ク情報データファイルから前記データベースファイルの
検索範囲を示すディレクトリ番号を入手し、前記ディレ
クトリ番号によって前記データベースファイルを検索す
ることを含むものである。
は、ディレクトリ構造の既存のデータベースファイルの
他に、前記ディレクトリ間の関係を示すリンク情報を格
納したリンク情報データファイルを前記データベースフ
ァイルと独立に設け、検索範囲識別部によって前記リン
ク情報データファイルから前記データベースファイルの
検索範囲を示すディレクトリ番号を入手し、前記ディレ
クトリ番号によって前記データベースファイルを検索す
ることを含むものである。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例を模式的に示した
ブロック図、図２は図１の実施例のリンク情報データフ
ァイルの内容を示す構成図、図３は図１の実施例の既存
データベースファイルの内容を示す構成図、図４は図２
のリンク情報データファイルの具体例を示す構成図、図
５は図３の既存データベースファイルの具体例を示す構
成図、図６は図４において検索順序の指定を変えたリン
ク情報データファイルの具体例を示す構成図である。
ブロック図、図２は図１の実施例のリンク情報データフ
ァイルの内容を示す構成図、図３は図１の実施例の既存
データベースファイルの内容を示す構成図、図４は図２
のリンク情報データファイルの具体例を示す構成図、図
５は図３の既存データベースファイルの具体例を示す構
成図、図６は図４において検索順序の指定を変えたリン
ク情報データファイルの具体例を示す構成図である。
【０００９】図１において、統合データベース４は、既
存データベースファイル２とリンク情報データファイル
３とを統合したものである。リンク情報データファイル
３は、既存データベースファイル２と独立したデータフ
ァイルである。検索者は、フロッピィディスク５ａや磁
気ディスク５ｂ等の外部記憶装置５から、所望のディレ
クトリリンク情報データ（リンク情報データ）をリンク
情報データファイル３にロードしたりまたは削除するこ
とにより、統合データベース４を改造したりまたは復元
したりすることができる。
存データベースファイル２とリンク情報データファイル
３とを統合したものである。リンク情報データファイル
３は、既存データベースファイル２と独立したデータフ
ァイルである。検索者は、フロッピィディスク５ａや磁
気ディスク５ｂ等の外部記憶装置５から、所望のディレ
クトリリンク情報データ（リンク情報データ）をリンク
情報データファイル３にロードしたりまたは削除するこ
とにより、統合データベース４を改造したりまたは復元
したりすることができる。
【００１０】既存データベースファイル２は、図３に示
すように、ディレクトリ構造（階層構造）を有してお
り、ディレクトリ１０は、下位ディレクトリ１１〜１９
を含む上位のディレクトリである。同様に、ディレクト
リ２０は、下位ディレクトリ２１〜２７を含む上位のデ
ィレクトリである。具体的には、図５に示すように、デ
ィレクトリ３０の最大１０個の各引出し０〜引出し９
は、顧客番号で分類されており、それぞれプロジェクト
番号で分類されている下位ディレクトリ４０である最大
１０個のバインダ０〜バインダ９乃至バインダ９０〜バ
インダ９９を有しており、各バインダ０〜バインダ９乃
至バインダ９０〜バインダ９９は、それぞれ最大１００
件の文書０〜文書９９乃至文書９９００〜文書９９９９
を格納することができる。従って、この既存データベー
スファイルであるキャビネット（年度）を、ディレクト
リ（階層）を指定しないでキーワードのみで検索する
と、従来の技術の（１）に記述したように、検索対象の
文書数は、最大１００００件となる。
すように、ディレクトリ構造（階層構造）を有してお
り、ディレクトリ１０は、下位ディレクトリ１１〜１９
を含む上位のディレクトリである。同様に、ディレクト
リ２０は、下位ディレクトリ２１〜２７を含む上位のデ
ィレクトリである。具体的には、図５に示すように、デ
ィレクトリ３０の最大１０個の各引出し０〜引出し９
は、顧客番号で分類されており、それぞれプロジェクト
番号で分類されている下位ディレクトリ４０である最大
１０個のバインダ０〜バインダ９乃至バインダ９０〜バ
インダ９９を有しており、各バインダ０〜バインダ９乃
至バインダ９０〜バインダ９９は、それぞれ最大１００
件の文書０〜文書９９乃至文書９９００〜文書９９９９
を格納することができる。従って、この既存データベー
スファイルであるキャビネット（年度）を、ディレクト
リ（階層）を指定しないでキーワードのみで検索する
と、従来の技術の（１）に記述したように、検索対象の
文書数は、最大１００００件となる。
【００１１】リンク情報データファイル３には、図２に
示すように、下位ディレクトリ１１および１５および１
７およびディレクトリ２０について、それぞれ対応した
条件キー４１を設定されており、これらの条件キー４１
によって一連のリンク関係が規定されている。条件キー
とは、検索のときに指定するキーワードのことであり、
例えばキーワード１（条件キー（１））として 文書名
＝文書０、キーワード２（条件キー（２））として 作
成者＝”山田”、キーワード３（条件キー（３））とし
て 登録日＝９４／０９／３０ 等である。従って例え
ば”山田”さんの担当が顧客番号０・２・４・６・８の
顧客のみであって、顧客番号１・３・５・７・９の顧客
は担当外であるとすると、図４に示すように、引き出し
０・２・４・６・８の各ディレクトリのリンク情報デー
タファイル３には、条件キー４１として作成者＝”山
田”と引き出し０・２・４・６・８の各ディレクトリ
が、検索順序（図４において顧客番号間の矢印で示す）
が設定され、これによって検索範囲と検索順序とがリン
ク関係として規定されたことになる。
示すように、下位ディレクトリ１１および１５および１
７およびディレクトリ２０について、それぞれ対応した
条件キー４１を設定されており、これらの条件キー４１
によって一連のリンク関係が規定されている。条件キー
とは、検索のときに指定するキーワードのことであり、
例えばキーワード１（条件キー（１））として 文書名
＝文書０、キーワード２（条件キー（２））として 作
成者＝”山田”、キーワード３（条件キー（３））とし
て 登録日＝９４／０９／３０ 等である。従って例え
ば”山田”さんの担当が顧客番号０・２・４・６・８の
顧客のみであって、顧客番号１・３・５・７・９の顧客
は担当外であるとすると、図４に示すように、引き出し
０・２・４・６・８の各ディレクトリのリンク情報デー
タファイル３には、条件キー４１として作成者＝”山
田”と引き出し０・２・４・６・８の各ディレクトリ
が、検索順序（図４において顧客番号間の矢印で示す）
が設定され、これによって検索範囲と検索順序とがリン
ク関係として規定されたことになる。
【００１２】検索者が、例えば下位ディレクトリ１５を
その条件キーと共に指定すると、検索範囲識別部１は、
リンク情報データファイル３を解析し、それにリンクさ
れた該当するディレクトリ番号を入手し、それによって
検索範囲を決定する。すなわち、検索範囲識別部１は、
既存データベースファイル２のディレクトリ１０中の下
位ディレクトリ１１および１５および１７、ならびにデ
ィレクトリ２０のすべての下位ディレクトリを検索範囲
と認識する。従って、この検索範囲によって文書めくり
を行い、まず下位ディレクトリ１１を検索し、該当する
ファイルが見付からないときは次の下位ディレクトリ１
５を検索し、以下順に下位ディレクトリ１７・下位ディ
レクトリ２１〜２７を検索する。図４の具体例の場合
は、顧客番号もプロジェクト番号も明確でない文書を検
索するとき、作成者＝”山田”を条件キーに指定するこ
とにより、検索対象の文書数を最大５０００件に絞るこ
とができる。
その条件キーと共に指定すると、検索範囲識別部１は、
リンク情報データファイル３を解析し、それにリンクさ
れた該当するディレクトリ番号を入手し、それによって
検索範囲を決定する。すなわち、検索範囲識別部１は、
既存データベースファイル２のディレクトリ１０中の下
位ディレクトリ１１および１５および１７、ならびにデ
ィレクトリ２０のすべての下位ディレクトリを検索範囲
と認識する。従って、この検索範囲によって文書めくり
を行い、まず下位ディレクトリ１１を検索し、該当する
ファイルが見付からないときは次の下位ディレクトリ１
５を検索し、以下順に下位ディレクトリ１７・下位ディ
レクトリ２１〜２７を検索する。図４の具体例の場合
は、顧客番号もプロジェクト番号も明確でない文書を検
索するとき、作成者＝”山田”を条件キーに指定するこ
とにより、検索対象の文書数を最大５０００件に絞るこ
とができる。
【００１３】また、リンク情報を基にして、次にどの下
位ディレクトリを検索するかを指定することができる。
すなわち、下位ディレクトリの検索順序をリンク情報デ
ータファイル３において指定することができる。例えば
図４の具体例の場合は、顧客番号６・４の順に検索対象
の文書の発見率が高く、顧客番号０・２・８については
不明であると推定されるときは、図６に示すように、顧
客番号６・顧客番号４をその順序に最初に検索し、その
後に顧客番号０・２・８を順次検索するように指定する
ことができる。このようにすることにより、余分な検索
動作を排除するようにして高速検索を行うことが可能に
なる。
位ディレクトリを検索するかを指定することができる。
すなわち、下位ディレクトリの検索順序をリンク情報デ
ータファイル３において指定することができる。例えば
図４の具体例の場合は、顧客番号６・４の順に検索対象
の文書の発見率が高く、顧客番号０・２・８については
不明であると推定されるときは、図６に示すように、顧
客番号６・顧客番号４をその順序に最初に検索し、その
後に顧客番号０・２・８を順次検索するように指定する
ことができる。このようにすることにより、余分な検索
動作を排除するようにして高速検索を行うことが可能に
なる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベ
ース検索方式は、ディレクトリ構造のデータベースの各
ディレクトリについて相互の関連を示すリンク情報を付
加し、それらのリンク情報をデータベースファイルとは
独立したリンク情報データファイルに格納しておき、デ
ータの検索を行うとき、リンク情報データファイルから
関連するディレクトリ番号を入手して該当するディレク
トリを検索するようにすることにより、ディレクトリ検
索の時間を短縮しかつ検索範囲の指定洩れを防止できる
という効果がある。また他の利用者に影響を与えずにデ
ータベースを制定できるという効果もある。
ース検索方式は、ディレクトリ構造のデータベースの各
ディレクトリについて相互の関連を示すリンク情報を付
加し、それらのリンク情報をデータベースファイルとは
独立したリンク情報データファイルに格納しておき、デ
ータの検索を行うとき、リンク情報データファイルから
関連するディレクトリ番号を入手して該当するディレク
トリを検索するようにすることにより、ディレクトリ検
索の時間を短縮しかつ検索範囲の指定洩れを防止できる
という効果がある。また他の利用者に影響を与えずにデ
ータベースを制定できるという効果もある。
【図１】本発明の一実施例を模式的に示したブロック図
である。
である。
【図２】図１の実施例のリンク情報データファイルの内
容を示す構成図である。
容を示す構成図である。
【図３】図１の実施例の既存データベースファイルの内
容を示す構成図である。
容を示す構成図である。
【図４】図２のリンク情報データファイルの具体例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図５】図３の既存データベースファイルの具体例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図６】図４において検索順序の指定を変えたリンク情
報データファイルの具体例を示す構成図である。
報データファイルの具体例を示す構成図である。
１ 検索範囲識別部 ２ 既存データベースファイル ３ リンク情報データファイル３ ４ 統合データベース ５ 外部記憶装置 ５ａ フロッピィディスク ５ｂ 磁気ディスク １０・２０ ディレクトリ １１〜１９・２１〜２７ 下位ディレクトリ ４１ 条件キー
Claims (2)
- 【請求項１】 ディレクトリ構造の既存データベースフ
ァイルと前記既存データベースファイルのディレクトリ
間の関係を示すために各ディレクトリに付加してあるキ
ーワードをリンク情報としたリンク情報データファイル
とを統合データベースとし、所望のデータファイルを検
索するとき、前記統合データベースの前記リンク情報デ
ータファイルによって該当する前記データファイルが存
在するディレクトリの範囲を絞って検索範囲を小さく
し、この小さくした検索範囲で前記所望のデータファイ
ルを検索することを含むことを特徴とするデータベース
検索方法。 - 【請求項２】 ディレクトリ構造の既存データベースフ
ァイルの他に、前記既存データベースファイルのディレ
クトリ間の関係を示すために各ディレクトリに付加して
あるキーワードをリンク情報としたリンク情報データフ
ァイルを前記既存データベースファイルと独立に設け、
所望のデータファイルを検索するとき、検索範囲識別部
によって前記リンク情報データファイルから前記既存デ
ータベースファイルの検索範囲の中の前記所望のデータ
ファイルを検索するための検索範囲を示すディレクトリ
番号を入手し、前記ディレクトリ番号によって前記既存
データベースファイルを検索することを含むことを特徴
とするデータベース検索方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066619A JP2827674B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データベース検索方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4066619A JP2827674B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データベース検索方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0644302A JPH0644302A (ja) | 1994-02-18 |
| JP2827674B2 true JP2827674B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=13321090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4066619A Expired - Lifetime JP2827674B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | データベース検索方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2827674B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07271813A (ja) * | 1994-03-31 | 1995-10-20 | Toshiba Corp | 情報分類整理システム |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4066619A patent/JP2827674B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0644302A (ja) | 1994-02-18 |
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