JPH0644230A - 文字処理方法 - Google Patents

文字処理方法

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JPH0644230A
JPH0644230A JP5101655A JP10165593A JPH0644230A JP H0644230 A JPH0644230 A JP H0644230A JP 5101655 A JP5101655 A JP 5101655A JP 10165593 A JP10165593 A JP 10165593A JP H0644230 A JPH0644230 A JP H0644230A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半巾文字を含む文書情報を入力可能かつ表示
可能な文字処理装置において、全巾文字に対して半巾文
字を上書きするに際し、当該上書きに係る文字列との上
の行または下の行との並びにずれが生じないようにす
る。 【構成】 表示画面に表示されている全巾文字
(“L”)の位置をカーソルCMにて指示し、当該指示
された全巾文字に対して半巾文字(“X”)の上書きを
行うについて、その全巾文字に対しては当該半巾文字と
スペースコードSPCとを上書きするようにして以降の
全巾文字(“M”)の表示位置を変更せずに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字処理方法に関し、
特に、半巾文字を含む文書情報を入力可能な文字処理装
置に適用する文字処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の文字処理装置、例えば、日本文を
処理する文字処理装置において、半巾文字は数字,英
字,例えば“ X2 ”における“2”のような上付文字
(スーパースクリプト),例えば“H2O ”における
“2”のような下付文字(サブスクリプト)等を入力す
るために必要とされるが、文字巾が通常の文字(全巾文
字)の1/2 であるので、半巾文字が1 行に奇数個存在す
る場合、それ以降の文字が上の行または下の行の並びと
ずれてしまうことがある。このように文字の並びにずれ
が生じると、例えば、文書を編集する際に、文書の一部
を構成し数行にわたる範囲を指定することが困難になる
ことがある。
【0003】図1(A) および(B) は、それぞれ、ずれが
生じた場合の表示画面上の表示状態および記録媒体への
印刷状態を示す。これら図において、小正方形および小
長方形が、それぞれ、全巾文字および半巾文字を表わす
ものとする。
【0004】同図(A) において、DISPは表示画面であ
る。操作者がその表示画面DISPを参照しつつ領域A を指
定して編集作業を行うことを所望したとき、その編集に
係る領域A には半巾文字を奇数個含む行lが存在するの
で、斜線を施した全巾文字C のように、領域A に含まれ
るか否か明確でない文字が存在する場合がある。すなわ
ち、領域A の指定を行えないことになる。
【0005】また、図1(B) において、P は記録媒体で
ある。すなわち、この図に示すように、印刷時に文字の
並びにずれが生じ、印刷文書の美観が損なわれるのみな
らず、読みづらさが生じることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような文字の並び
のずれに対処するために、従来、いくつかの方式が採用
されてきた。
【0007】例えば、そのうちの一つは、文字のずれを
そのまま放置し、編集範囲の指定時などに特殊な規則を
定めるという方式である。しかしながら、この方式は、
範囲の指定に際して、あるいは印刷に際して、操作者が
この規則を認識していなければならないので、統一的な
編集を行うことができないという欠点を有していた。
【0008】また、他の方式として、半巾文字を2 文字
単位で扱うこととし、文字の並びがずれるのを防止する
ようにする方式がある。しかしながら、この方式によれ
ば、入力している半巾文字が奇数個目のものである場合
に、その次の半巾文字、すなわち偶数個目の半巾文字が
入力されるまで、その奇数個目の半巾文字が表示されな
いので、編集の際に一組の半巾文字の間に別の文字を挿
入することが困難となるという欠点があった。
【0009】本発明の目的は、これら問題点に鑑みてな
されたもので、とくに全巾文字に対して半巾文字を上書
きするに際して、当該上書きに係る文字列と上の行また
は下の行との並びにずれが生じないようにすることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、入力
手段より入力された全巾文字および半巾文字を表示手段
の表示画面に表示する文字処理方法であって、前記表示
画面に表示されている全巾文字の位置を指示し、当該指
示された全巾文字に半巾文字を上書きし、当該上書きさ
れた全巾文字の後の全巾文字の表示位置を変更せずに表
示することを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、全巾文字に対して半巾文字を
上書きするに際して、当該上書きされた全巾文字の後の
全巾文字の表示位置を変更しないようにしたため、当該
上書きに係る文字列と上の行または下の行との並びにず
れが生ずることがない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
【0013】図2は本発明を適用する文字処理装置の全
体構成図である。すなわち、本発明装置は、所定の巾を
有する全巾文字および所定の巾の2分の1の巾を有する
半巾文字を入力する入力手段1と、文字列のデータを記
憶する記憶手段2と、記憶された文字列について修正,
編集を行う編集手段3と、編集された文字列および入力
手段により入力された文字列について、全巾文字および
半巾文字の混在による文字列の並びのずれを補正して、
記憶手段3に記憶させる補正手段4とを具える。
【0014】図3は、本発明を適用する文字処理装置の
1 実施例を示す。ここで、CPU は、例えば、マイクロプ
ロセッサ形態の中央処理装置であり、文字処理のための
演算、論理判断等を行い、アドレスバスAB、コントロー
ルバスCB、データバスDBを介して、それらのバスに接続
された各構成要素を制御する。
【0015】アドレスバスABはマイクロプロセッサCPU
の制御の対象とする構成要素を指示するアドレス信号を
転送する。コントロールバスCBはマイクロプロセッサCP
U の制御の対象とする各構成要素のコントロール信号を
転送して供給する。データバスDBは各構成機器相互間の
データの転送を行う。
【0016】つぎに、ROM は、読出し専用の固定メモリ
であり、図6以降につき後述するマイクロプロセッサCP
U による制御の手順等を記憶させておく。
【0017】また、RAM は、1 ワード16ビットの構成の
書込み可能のランダムアクセスメモリであって、各構成
要素からの各種データの一時記憶に用いる。
【0018】DISKは作成された文書の外部記憶としての
磁気ディスク装置である。
【0019】KBはキーボードであり、英数字キー, 平仮
名キー, 片仮名キー等の文字記号入力キー、および漢字
変換の始めと終りとを指定するキーをはじめ、文字処理
装置に対する各種機能を指示するための各種のファンク
ションキーを具える。
【0020】図4はキーボードKBから入力される文字の
キーコードの構成の一例を示す。本例ではキーコードを
1 文字について16ビットとする。そして、文字が全巾文
字の場合には図中(A) に示すように、最上位ビットMSB
を0 とし、最下位ビットLSBからの14ビット、すなわち
第3 〜16ビットにその全巾文字のコードを格納するよう
にする。また、半巾文字の場合には、図中(B) に示すよ
うに最上位ビットMSBを1 とし、下位7 ビットでその半
巾文字のコードを表わすようにする。
【0021】また、図3において、CBUFはバッファメモ
リであり、キーボードKBから入力された文書データ等を
格納する。
【0022】図5はそのバッファメモリDBUFのデータ構
成の一例を示す。本例では、バッファメモリDBUFは図4
に示したのキーコードに対応したデータ構造を有する。
すなわち、一つのデータD は16ビットから成り、最上位
ビットMSB には全巾文字と半巾文字との区別を行う“0
”または“1 ”を格納するようにし、全巾文字ASC の
場合には最下位ビットからの14ビット、すなわち、第3
〜16ビットに文字のコードを格納する。また、半巾文字
HSC については、左半分の半巾文字であれば第3〜16ビ
ット、右半分の半巾文字であれば第10〜16ビットを割り
当てて、それぞれのコードを格納する。
【0023】図3において、CRはカーソルレジスタであ
り、CPU によりその内容を読み書きできる。後述するCR
T コントローラCRTCは、このカーソルレジスタCRに格納
されたアドレスに対応する表示装置CRT 上の位置にカー
ソルを表示する。なお、カーソルレジスタCRは半巾単位
で表示座標を表現するもので、0,1,2,3,4,…の値をと
る。
【0024】CRT は陰極線管を用いた表示装置であり、
その表示装置CRT 上の文字等のドット構成の表示パター
ンおよびカーソルの表示はCRT コントローラにより制御
される。
【0025】CRT コントローラCRTCはカーソルレジスタ
CRおよびバッファDBUFに蓄えられた内容を表示器CRT に
表示する。
【0026】CGはキャラクタジェネレータであり、表示
装置CRT に表示する文字, 記号,カーソル等のキャラク
タ信号を発生する。
【0027】かかる各構成要素からなる本発明を適用す
る文字処理装置は、キーボードKBからの各種の入力に応
じて作動するものであり、キーボードKBから入力がなさ
れると、まず、インタラプト信号が中央処理装置CPU に
送出され、その中央処理装置CPU がROM 内に記憶されて
いる各種の制御信号を読出し、それらの制御信号に従っ
て各種の制御が行われる。
【0028】なお、バッファDBUFの内容を表示装置CRT
上の位置に対応させて表示を行う表示手段は公知である
のでその説明を省略し、単に文書データ等をバッファDB
UFに格納することで表示が行われることとする。
【0029】次に、図6を用いて、本発明を適用する文
字処理装置による第1の編集処理の概略を説明する。こ
こで、第1の編集処理とは、カーソルが指示する位置に
存在する文字を全巾文字に置換える処理(以下オーバー
ライト処理という)と挿入処理とを行う処理を言う。ま
た、以下の記述において、左半分および右半分の半巾文
字とは、それぞれ全巾文字に対して左半分および右半分
に位置する半巾文字を言うものとする。
【0030】図6において、(A) 〜(F) はオーバーライ
ト処理の場合の表示例を示す。
【0031】図中(A) および(B) は、カーソルCMが左半
分の半巾文字を指示している場合であり、この場合、半
巾文字の上から全巾文字“X ”をオーバーライトする
と、半巾文字2 文字、すなわち、“B ”および“C ”が
全巾文字1 文字、すなわち、“X ”に置き換わることを
示す。
【0032】図中(C) および(D) はカーソルCMが右半分
の半巾文字を指示している場合であり、カーソルCMの位
置から全巾文字“X ”をオーバーライトすると、そのま
までは上の行または下の行と文字の並びがずれてしまう
ので、カーソルCMのある位置を半巾の空白(スペース)
SPC に置き換え、その次の文字位置すなわち、“E ”か
ら全巾文字“X ”をオーバーライトすることを示す。
【0033】図中、(E) および(F) は全巾文字上に全巾
文字をオーバーライト処理する場合であり、それぞれ図
中(A) および(C) と同様に置換されることを示す。
【0034】図6において(G) 〜(L) は、全巾文字を挿
入する場合を示す。
【0035】図中(G) および(H) は左半分にある半巾文
字すなわち、“B ”の前に全巾文字“X ”を挿入する場
合を示す。
【0036】図中(I) は右半分にある半巾文字の前に全
巾文字を挿入する場合である。この場合、カーソルのあ
る位置に全巾文字をオーバーライトすると、そのままで
は上の行または下の行と文字の並びがずれてしまうの
で、半巾文字、すなわち、この場合“C ”と全巾文字す
なわち、この場合“X ”との間に半巾の空白SPC を付加
する。さらに、挿入した全巾文字“X ”の後の半巾文字
の数が奇数になるので、半巾文字、すなわちこの場合
“F ”と全巾文字すなわち、この場合“K ”との間にも
半巾の空白SPC を付加し、ずれを補正する。
【0037】図中(J) は右半分にある半巾文字の前に全
巾文字を挿入する場合であり、半巾文字の後に補正のた
めの空白を付加する場合である。この場合においても、
図中(C) ,(D)および(G) と同様に、半巾の空白SPC を付
加して全巾文字を挿入するようにするが、挿入した文字
の後の半巾文字の数が偶数となるので、挿入前に存在し
ていた半巾の空白、すなわち、この場合“E ”と“K ”
との間に存在していた空白SPC を除くようにする。
【0038】図中(K) および(L) は全巾文字上、すなわ
ち、この場合“B ”の位置にカーソルCMがあるときに全
巾文字“X ”の挿入を行う場合であり、それぞれ、図
中、(G) および(I) と同様に処理することを示す。
【0039】図7はかかる第1 の編集処理手順の1 例を
示すフローチャートである。
【0040】まず、ステップS7-1において、全巾文字が
1 文字入力されると、ステップS7-2において、入力した
文字をオーバーライト処理するか挿入処理するかを調
べ、オーバーライト処理であればステップS7-13 、挿入
処理であればステップS7-3に進む。
【0041】ステップS7-3においては、カーソルが全巾
文字に対して左半分にあるのか右半分にあるのかを判別
する。この判別は、カーソルレジスタCRの内容を参照す
ることで行う。すなわち、カーソルレジスタCRの内容が
偶数である場合、すなわちカーソルが左半分にある場合
はステップS7-10 に進み、カーソルレジスタCRの内容が
奇数である場合、すなわちカーソルが右半分にある場合
はステップS7-4に進む。
【0042】ステップS7-4においては、カーソルが指示
している文字が全巾文字か半巾文字かの判別を行う。こ
の判別は、カーソルに対応するバッファのDBUFの最上位
ビットMSB を参照することにより行う。すなわち、カー
ソルがさしている文字が全巾文字の場合はステップS7-9
に進み、半巾文字の場合はステップS7-5に進む。
【0043】ステップS7-5においては、カーソルが指示
する半巾文字以降、最初に存在する全巾文字の1 文字前
の半巾文字が空白SPC であるか否かを判別する。その文
字が半巾の空白SPC である場合はステップS7-8、空白SP
C ではない場合にはステップS7-6に進む。
【0044】ステップS7-6においては、カーソルが指示
する半巾文字以降最初に存在する全巾文字から、適当な
区切りまでの文字列を全巾文字1 文字分後にずらす。さ
らに、その最初に存在する全巾文字までの半巾文字を半
巾文字1 文字分後にずらす。
【0045】続いて、ステップS7-7においてはこの処理
により全巾文字と半巾文字との間に生じる半巾文字1 文
字分のすき間に半巾の空白SPC を付加する。このすき間
は半巾文字を半巾文字1 文字分ずらすために生じるもの
であり、半巾文字の列の最初(カーソルの位置) と最後
とに生じる。
【0046】ステップS7-8においては、半巾文字の列の
最後の空白を取り除き、カーソルがさす半巾文字以降取
り除いた空白の1 文字前までの文字列を半巾文字1 文字
分後にずらし、ステップS7-7に進む。
【0047】ステップS7-9においては、カーソルを半巾
文字1 文字分進める。これは、カーソルレジスタCRの内
容を+1歩進することにより行う。
【0048】ステップS7-10 においては、カーソルが指
示する文字以降適当な区切りまでの文字列を全巾文字1
文字分後にずらす。これによって生じるカーソルが指示
する位置のすき間に対応したバッファDBUFには、いかな
る文字情報が格納されていてもよい。
【0049】ステップS7-11 においては、カーソルが指
示する文字位置に対応したバッファDBUFに入力した全巾
文字を格納する。
【0050】ステップS7-12 においては、カーソルを全
巾文字1 文字分進める。これは、カーソルレジスタCRの
内容を+2歩進することにより行う。この処理をもって、
全巾文字1 文字が入力された場合の処理を終了する。
【0051】オーバーライト処理を行う場合には、ステ
ップS7-13 において、カーソルが指示する文字が全巾文
字か半巾文字を判別する。この判別は、カーソルに対応
するバッファDBUFの最上位ビットMSB を参照することに
より行う。カーソルが指示する文字が全巾文字である場
合はステップS7-11 に進み、半巾文字である場合はステ
ップS7-14 に進む。
【0052】ステップS7-14 において、カーソルが全巾
文字に対して左半分にあるか右半分にあるかを判別す
る。この判別はカーソルレジスタCRの内容を参照するこ
とにより行う。すなわち、カーソルレジスタCRの内容が
偶数、すなわちカーソルが左半分にある場合にはステッ
プS7-11 に進み、カーソルレジスタCRの内容が奇数、す
なわちカーソルが右半分にある場合にはステップS7-15
に進む。
【0053】ステップS7-15 において、カーソルが指示
する半巾文字を半巾の空白SPC に置き換える。
【0054】ステップS7-16 においては、カーソルを半
巾文字1 文字分進める。これは、カーソルレジスタCRの
内容を+1だけ歩進することにより行い、この処理の終了
後、ステップS7-11 に移行する。
【0055】次に、図8を用いて、本発明を適用する文
字処理装置による第2 の編集処理手順の概略を説明す
る。
【0056】ここで、第2 の編集処理とは、カーソルが
指示する位置に存在する全巾文字または半巾文字に対し
ての半巾文字のオーバーライト処理および挿入処理を言
う。
【0057】図中(A) に示すように、カーソルCMが全巾
文字“L ”の左半分にあった場合のオーバーライト処理
においては、カーソルが指示する位置に入力した半巾文
字、すなわち、この場合“X ”を表示し、右半分に半巾
の空白(スペース) SPC を付加するようにする。
【0058】図中(B)に示すように、カーソルCMが全巾
文字“L ”の右半分にあった場合のオーバーライト処理
においては、左半分に半巾の空白SPC を付加し、右半分
に入力した半巾文字“X ”を表示する。
【0059】図中(C) に示すように、カーソルCMが半巾
文字“M ”を指示していた場合のオーバーライト処理に
おいては、カーソルCMが指示している位置に入力した半
巾文字“X ”を表示するようにする。
【0060】図中(D) に示すように、カーソルCMが全巾
文字“L ”の左半分にあった場合の挿入処理は、カーソ
ルCMが指示する文字“L ”とその前の文字“K ”との間
で行い、挿入した半巾文字“X ”には半巾の空白SPC を
付加するようにする。
【0061】図中(E) に示すように、カーソルCMが全巾
文字“L ”の右半分にあった場合の挿入処理は、カーソ
ルCMが指示する文字“L ”とその次の文字“M ”との間
で行い、挿入した半巾文字“X ”には半巾の空白を付加
するようにする。
【0062】図中(F) に示すように、カーソルCMが半巾
文字を指示し、その半巾文字以降最初に存在する全巾文
字の一文字前、すなわち半巾文字列の最後尾に存在する
半巾文字が空白でなかった場合の挿入処理においては、
カーソルCMのさす文字“L ”とその前の文字“K ”との
間に入力した文字“X ”を挿入し、半巾文字列の最後尾
に半巾の空白SPC を付加するようにする。
【0063】図中(G) に示すように、カーソルCMが半巾
文字“L ”を指示し、半巾文字列の最後尾の文字が空白
SPC である場合の挿入処理においては、その空白SPC を
取り除き、カーソルCMのさす文字“L ”とその前の文字
“K ”との間に入力した文字“X ”を挿入するようにす
る。
【0064】なお、これらいずれの場合においても、オ
ーバーライト処理または挿入の処理の後、カーソルCMは
半巾文字1 文字分後へ移動する。
【0065】次に、図9〜図12を用いて、かかる第2
の編集処理を詳述する。図9は第2の編集処理手順の一
例を示すフローチャート、図10および図11は半巾文
字のオーバーライト処理において、カーソル指示位置に
応じたバッファメモリのデータ格納状態を説明する説明
図、図12は処理の過程において全巾文字1 文字を半巾
の空白2 文字に置換してバッファメモリに格納する状態
を示す説明図である。
【0066】まず、ステップS9-1にて半巾文字が1 文字
入力されると、ステップS9-2にて、その文字をオーバラ
イト処理するのか挿入処理するのかを調べ、オーバーラ
イト処理であればステップS9-3に進み、挿入処理であれ
ばステップS9-4に進む。
【0067】ステップS9-3においては、カーソルCMが指
示している文字が全巾文字か半巾文字かを判別する。こ
の判別は、カーソルに対応したバッファDBUFの最上位ビ
ットMSB を参照することにより行う。そして、カーソル
CMが指示している文字が半巾文字の場合にはステップS9
-9, 全巾文字の場合にはステップS9-8に進む。
【0068】ステップS9-9においては、入力した半巾文
字をカーソル位置に対応したバッファDBUFに格納する。
カーソルレジスタCRの値が偶数の場合、すなわち、図1
0に示すように、カーソルCMが全巾文字の左半分に相当
する位置にあった場合には、入力した半巾文字“X ”の
コードをバッファDBUFの第3 〜9 ビットに格納する。カ
ーソルレジスタCRの値が奇数の場合すなわち、図11に
示すように、カーソルCMが全巾文字の右半分に相当する
位置にあった場合には、入力した半巾文字“X”のコー
ドをバッファDBUFの第10〜16ビットに格納する。
【0069】ステップS9-10 においては、カーソルCMを
半巾文字1 文字分進める。これは、カーソルレジスタCR
の値を+1歩進することにより行う。このステップS9-10
の処理をもって半巾文字を1 文字入力した場合の処理手
順を終了する。
【0070】ステップS9-8においては、カーソルCRが指
示している全巾文字1 文字を半巾の空白SPC 文字に置き
換える。これは、図12に示すように、カーソル位置に
対応するバッファの最上位ビットMSB を“1 ”とし、第
3 〜9 ビットと第10〜16ビットとに半巾の空白SPC に対
応したコードを格納することにより行う。
【0071】挿入処理を行う場合には、ステップS9-4
において、カーソルがさしている文字が全巾文字か半巾
文字かの判別を行う。この判別は、カーソル位置に対応
したバッファの内容の最上位ビットMSB を参照すること
により行う。ここで、全巾文字と判定された場合はステ
ップS9-5に進み、半巾文字と判定された場合はステップ
S9-11 に進む。
【0072】ステップ9-5 において、カーソルCMが全巾
文字の右半分の位置にあるか左半分の位置にあるかを判
別する。この判別は、カーソルレジスタCRの内容を参照
することで行う。カーソルレジスタCRの内容が偶数、す
なわち、カーソルCMが左半分にある場合にはステップS9
-7に進み、カーソルレジスタCRの内容が奇数、すなわち
カーソルCMが右半分にある場合にはステップS9−6 に進
む。
【0073】ステップS9-6においては、カーソルCMを半
巾文字1 文字分進める。この処理はカーソルレジスタCR
の値を+1歩進することにより行う。
【0074】ステップS9-7においては、カーソルCMが指
示している文字以降、適当な区切り部分までの文字列を
全巾文字1 文字分ずつ後へずらす。これは、バッファDB
UFの内容を全巾文字1 文字分ずつシフトすることにより
行う。なお、この処理の後、カーソルCMが指示する位置
には、いかなる全巾文字の情報が格納されていてもよ
い。
【0075】ステップS9-11 においては、カーソルを指
示する半巾文字以降最初に存在する全巾文字の1文字前
の半巾が半巾の空白SPC であるか否かを判別する。半巾
の空白SPC である場合はステップS9-14 に進み、空白SP
C ではない場合はステップS9-12 に進む。
【0076】ステップS9-12 においては、カーソルCMが
指示する半巾文字以降最初に存在する全巾文字から適当
な区切りまでの文字列を全巾文字1 文字分後へずらし、
その全巾文字までに存在する半巾文字の文字列を半巾文
字1 文字分後へずらす。
【0077】ステップS9-13 においては、かかる処理に
より全巾文字と半巾文字との間に生じる半巾文字1 文字
分のすき間に、半巾の空白SPC を付加する。
【0078】ステップS9-14 においては、カーソルCMが
指示する半巾文字以降最初に存在する全巾文字の1 文字
前の空白SPC を取り除き、カーソルがする文字以降、取
り除いた半巾空白SPC の1 文字前の文字列を半巾文字1
文字分ずつ後へずらす。
【0079】ステップS9-8, S9-13 およびS9-14 の処理
終了後はステップS9-9に進む。
【0080】なお、上述の実施例においては、入力をキ
ーボードから行うようにしたが入力機器はタブレット、
光学文字読取装置(OCR) 、オンライン文字認識装置な
ど、入力文字がその文字巾の情報と共に得られるもので
あればいかなる形態のものも用いることができる。
【0081】また、実施例においては、必要に応じて空
白(スペース)を付加するようにしているが、これは、
表示および印刷されないキャラクタであればその形態を
問わない。また、実施例においては、カーソルが全巾文
字の右半分にある場合、カーソルを一つ進ませてから挿
入を行うようにしているが、カーソルが指示する文字の
前( 左側) に挿入するという方式に統一することもでき
る。
【0082】また、実施例では、カーソルが半巾で表示
されているが、カーソルが全巾の場合には、左半分に存
在するカーソルと同様にみなすようにしてもよいこと勿
論である。
【0083】また、上述の実施例では、文字のオーバー
ライトまたは挿入という編集に関連した処理についての
み示したが、この文書の入力( 作成) の場合にも容易に
適用可能である。
【0084】また、実施例においては、カーソルが右半
分にある場合のオーバーライト処理では入力文字を右半
分、付加した空白を左半分に位置づけるようにしたが、
左半分に入力文字、右半分に付加した空白を位置づける
ようにしてもよい。同様に、カーソルが右半分にある場
合の挿入処理についても、右半分に入力文字, 左半分に
空白を位置ずけることもできる。
【0085】また、実施例中オーバーライト処理では半
巾文字2文字を全巾文字1文字に置き換えるようにして
いるが、半巾の空白を付加する等によって、半巾文字1
文字を全巾文字1文字に置き換えるようにしてもよい。
【0086】さらに、挿入処理を逆に行えるようにし
て、半巾文字の削除する処理に適用することもできる。
【0087】
【発明の効果】本発明によれば、全巾文字に対して半巾
文字を上書きするに際して、当該上書きされた全巾文字
の後の全巾文字の表示位置を変更しないようにしたた
め、当該上書きに係る文字列と上の行または下の行との
並びにずれが生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の文字処理装置において、全巾文字と半巾
文字との混在により文字列にずれが生じた場合の、それ
ぞれ、表示状態および印刷状態を示す線図である。
【図2】本発明を適用する文字処理装置の全体構成図で
ある。
【図3】本発明を適用する文字処理装置の1 実施例を示
すブロック図である。
【図4】文字のキーコードの1 構成例を示す線図であ
る。
【図5】記憶手段としてのバッファメモリのデータ構成
例を示す線図である。
【図6】本発明を適用する文字処理装置による第1 の編
集処理の概要を説明する説明図である。
【図7】その第1 の編集処理の手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明を適用する文字処理装置による第2 の編
集処理の概要を説明する説明図である。
【図9】その第2 の編集処理の手順の一例を示すフロー
チャートである。
【図10】第2 の編集処理手順における半巾文字のオー
バライト処理において、カーソル指示位置に応じたバッ
ファメモリのデータ格納の状態を説明する説明図であ
る。
【図11】第2 の編集処理手順における半巾文字のオー
バライト処理において、カーソル指示位置に応じたバッ
ファメモリのデータ格納の状態を説明する説明図であ
る。
【図12】第2 の編集処理手順において、全巾文字1 文
字を半巾の空白2 文字に置換してバッファメモリに格納
する状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 記憶手段 3 編集手段 4 補正手段 CPU 中央処理装置 KB キーボード DBUF バッファメモリ ROM リードオンリメモリ CRT 表示装置 CR カーソルレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段より入力された全巾文字および
    半巾文字を表示手段の表示画面に表示する文字処理方法
    であって、 前記表示画面に表示されている全巾文字の位置を指示
    し、 当該指示された全巾文字に半巾文字を上書きし、 当該上書きされた全巾文字の後の全巾文字の表示位置を
    変更せずに表示することを特徴とする文字処理方法。
JP5101655A 1993-04-28 1993-04-28 文字処理方法 Expired - Lifetime JPH07104860B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143645A (en) * 1979-04-26 1980-11-10 Toshiba Corp Input-output system for en character and em character
JPS56117280A (en) * 1980-02-22 1981-09-14 Tokyo Shibaura Electric Co Semiiangle character processing system

Patent Citations (2)

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