JPH0644209Y2 - 電子黒板 - Google Patents

電子黒板

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JPH0644209Y2
JPH0644209Y2 JP1988076262U JP7626288U JPH0644209Y2 JP H0644209 Y2 JPH0644209 Y2 JP H0644209Y2 JP 1988076262 U JP1988076262 U JP 1988076262U JP 7626288 U JP7626288 U JP 7626288U JP H0644209 Y2 JPH0644209 Y2 JP H0644209Y2
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JP
Japan
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image sensor
frame
substrate
writing medium
optical system
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JP1988076262U
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JPH01179657U (ja
Inventor
稔 今井
政実 斉藤
一徳 加藤
Original Assignee
東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子黒板に関する。
従来の技術 従来、偏平な黒板本体に、駆動部に駆動される複数のロ
ーラに巻回されたエンドレスの筆記媒体と、光学系と、
イメージセンサとを装着し、ローラを駆動して筆記媒体
を回転させる過程で、筆記媒体に筆記された画像を光学
系によりイメージセンサに入力するようにした電子黒板
が存する。
一方、電子黒板はその性格上、黒板本体が偏平で形状も
大きく、内部にフレームが設けられているもののその剛
性が低い。このため、床面に設置する場合にはその床面
の水平度によって黒板本体が歪む。これにより、筆記媒
体上の画像を反射するミラー等の光学系の部品の取付状
態にも影響が生じ、筆記媒体上の1ラインの全画像をイ
メージセンサの全受光素子に入力することができなくな
る。
このために、従来は、イメージセンサが保持された基板
を黒板本体の一部に取付けた複数本の螺子を緩め、光学
系の光軸を中心に基板を回動させて螺子を固定すること
により、イメージセンサの位置を調整している。
考案が解決しようとする問題点 イメージセンサが保持された基板を手で微動させること
は非常に困難で、また、固定する螺子を緩めると基板が
不安定であり、位置を定めても再び螺子を締め付ける時
に基板の位置が狂い易く、これにより、基板の位置を一
度で調整するには相当の熟練を必要とする。
問題点を解決するための手段 枠状に形成されたフレームに筆記媒体が巻回保持される
一対のローラを回転自在に支承し、前記筆記媒体の画像
をイメージセンサに結像する光学系を前記筆記媒体に沿
わせて設け、この光学系を貫通させるとともにこの光学
系の光軸を中心とする円弧上に複数個の弧状孔が形成さ
れたイメージセンサフレームを前記フレームに固定し、
前記イメージセンサを光軸上に保持した基板を前記イメ
ージセンサフレームに弾性体を介在させて対向させて配
設し、前記弧状孔を貫通するとともにそれらの弧状孔の
長手方向に沿って移動する複数本の螺子により前記光軸
を回動中心として回動可能に前記基板を前記イメージセ
ンサフレームに取付け、前記基板を回動させるための調
整螺子を前記イメージセンサフレームの一部の前記基板
の回動中心から離反する位置に頭部を外部に突出させて
連結した。
作用 イメージセンサを保持した基板は弾性体に制動されるた
め一定値以上の外力を与えない限り所定の位置で安定す
る。また、調整螺子を回すことにより基板が回動する
が、その角度は調整螺子の回動角に対応する。これによ
り、基板の向きを容易に微調整することが可能となる。
とくに、調整螺子はその頭部が突出して設けられている
ため、フレームが設置した床面に応じて変形した状態で
調整螺子を回すことができる。
実施例 本考案に一実施例を図面に基づいて説明する。第2図は
電子黒板1の全体を示す斜視図で、図中、2は黒板本体
で、この黒板本体2とプリンタ3とはスタンド4に保持
されている。黒板本体2は、フレーム5と、このフレー
ム5の前面開口部に固定された枠部6と、フレーム5の
背面に固定されたボード7(第5図参照)と、フレーム
5の内面両側に固定されたイメージセンサフレーム8
(第1図、第3図、第4図、第6図、第7図参照)とを
有している。また、枠部6にはエンドレスの筆記媒体9
の一部が露出されている。この筆記媒体9は、第3図に
示すように、フレーム5の両側に回転自在に支承された
上下一対のローラ10、11に巻回され、一方のローラ10は
フレーム5の上部に装着されたモータ(図示せず)に連
結されている。さらに、黒板本体2には光学系12とイメ
ージセンサ13を保持する基板14とが設けられている。光
学系12は、筆記媒体9の幅方向に沿うランプ15と、この
ランプ15の背面に沿設された反射板16と、筆記媒体9上
の画像を反射するミラー17と、レンズホルダ18に収納さ
れた収束レンズ19とよりなる。第4図に示すように、基
板14はレンズホルダ18とともに黒板本体2の一部である
イメージセンサフレーム8に回動自在に取付けられてい
る。すなわち、基板14はねじ20によりレンズホルダ18の
フランジに固定され、レンズホルダ18は四本の螺子21に
より弾性体22を間にしてイメージセンサフレーム8に取
付けられている。この弾性体22は螺子21の締付力に応じ
て圧縮され、その反力でレンズホルダ18を基板14ととも
に制動するものである。これらの螺子21はレンズホルダ
18に螺合され、これらの螺子21を通す弧状孔23がレンズ
ホルダ18の軸心を中心とする半径上に形成されている。
そして、イメージセンサフレーム8の背面に形成された
切欠24には調整螺子25が回転自在に挿通され、この調整
螺子25にはその頭部との間でイメージセンサフレーム8
を挟むストツパ26が固定されている。これにより、調整
螺子25の軸方向の動きが阻止されている。また、イメー
ジセンサ13の中心はレンズホルダ18の軸心と一致し、そ
の軸心は基板14の回動中心である。そして、この回動中
心から離反する基板14の端部と調整螺子25とが連結機構
27により連結されている。この連結機構27は、調整螺子
25が螺合された可動板28と、この可動板28と基板14とを
連結する螺子29とよりなる。イメージセンサフレーム8
には調整螺子25の軸方向に長い長孔30が形成され、この
長孔30に螺子29が通されている。さらに、螺子29にはカ
ラー31が嵌合されている。さらに、第5図に示すよう
に、黒板本体2の背面のボード7には調整螺子25の頭部
が突出されている。
このような構成において、ローラ10、11を駆動し筆記媒
体9を回転させる過程でこの筆記媒体9上の画像の読み
取りがなされる。すなわち、ランプ15で照明された筆記
媒体9上の画像はミラー17により反射され、収束レンズ
19によりイメージセンサ13に結像される。
一方、黒板本体2は偏平で大きいため剛性が低く、これ
により、電子黒板1を設置する床面の水平度が狂つてい
ると歪む。例えば、第2図に示すようにスタンド4の右
後部のキヤスタに接する部分の床面が低い場合には、ス
タンド4及び黒板本体2は仮想線で示すように上方に向
かうに従い右側が次第に後方に歪む。このように、黒板
本体2が歪むとミラー8の向きも変化する。すなわち、
第7図に光路を示すが、黒板本体2に歪みが生じていな
い時は、光路A−Aをもって入射された画像が収束レン
ズ19によりイメージセンサ13に収束され、黒板本体2の
歪む方向に応じて、光路B−B或いは光路C−Cをもっ
て入射された画像が収束レンズ19によりイメージセンサ
13に収束される。したがつて、各光路に合せて基板14を
回動させてイメージセンサ13の位置を対応させなければ
ならない。第6図(a)を基準として、調整螺子25をド
ライバ32により時計方向に回すと、第6図(b)に示す
ように可動板28が基板14の端部を引いて矢印b方向に移
動する。これにより、第7図に示すように、基板14が収
束レンズ19の光軸を中心に矢印b方向に回動して光路B
−Bをもって画像を反射するミラー17に平行になる。ま
た、調整螺子25を反時計方向に回すと、第6図(c)に
示すように可動板28が基板14の端部を引いて矢印c方向
に移動する。これにより、第7図に示すように、基板14
が光軸を中心に矢印b方向に回動して光路C−Cをもっ
て画像を反射するミラー17に平行になる。したがって、
黒板本体2の歪み量及び歪む方向に応じてイメージセン
サ13の向きを調整することができる。
この場合、基板14はレンズホルダ18とともに回動する
が、弾性体22により制動されているため、一定値以上の
外力を付与しない限り回動することがなく、その回動方
向は調整螺子25の回転方向により選択され、回動角は調
整螺子25の回転角により自由に調整され、微調整も容易
である。
また、螺子21の締付力を変えることにより、基板14と収
束レンズ19との光路長方向の微調整も可能である。
なお、調整螺子25の先端を可動体28に軸方向の動きを阻
止して回転自在に連結し、イメージセンサフレーム8に
調整螺子25を螺合しても同様の作用が得られる。或い
は、イメージセンサフレーム8に調整螺子25を螺合し、
可動体28を一方向に付勢して調整螺子25の先端に弾発的
に当接させても同様の作用が得られる。また、可動体28
を板14に一体的に形成してもよい。さらに、レンズホル
ダ18を固定し、基板14のみ回動させても良い。この場合
には、イメージセンサ13とは反対側の基板14の一面に基
板14の支点部を形成すれば良い。
考案の効果 本考案は上述のように、枠状に形成されたフレームに筆
記媒体が巻回保持される一対のローラを回転自在に支承
し、前記筆記媒体の画像をイメージセンサに結像する光
学系を前記筆記媒体に沿わせて設け、この光学系を貫通
させるとともにこの光学系の光軸を中心とする円弧上に
複数個の弧状孔が形成されたイメージセンサフレームを
前記フレームに固定し、前記イメージセンサを光軸上に
保持した基板を前記イメージセンサフレームに弾性体を
介在させて対向させて配設し、前記弧状孔を貫通すると
ともにそれらの弧状孔の長手方向に沿って移動する複数
本の螺子により前記光軸を回動中心として回動可能に前
記基板を前記イメージセンサフレームに取付け、前記基
板を回動させるための調整螺子を前記イメージセンサフ
レームの一部の前記基板の回動中心から離反する位置に
頭部を外部に突出させて連結したので、イメージセンサ
が保持された基板を弾性体により制動して一定値以上の
外力を与えない限り所定の位置で安定させることがで
き、また、調整螺子を回すことにより基板が回動する
が、その角度は調整螺子の回動角に対応するため、基板
の向きを極めて容易に微調整することができ、とくに、
調整螺子はその頭部が突出して設けられているため、フ
レームが設置した床面に応じて変形した状態で調整螺子
を回すことができ、フレームに剛性がなくても、調整螺
子により読取に問題のない状態を容易に得ることができ
ると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は黒板本
体内部の光学系と基板との配列関係を背面より示す斜視
図、第2図は電子黒板の斜視図、第3図は筆記媒体と光
学系と基板との配列関係を示す側面図、第4図は基板及
びレンズホルダの支持構造を示す分解斜視図、第5図は
黒板本体の一部を背面より見た斜視図、第6図は基板の
調整動作を示す縦断側面図、第7図はその斜視図であ
る。 6…フレーム、8…イメージセンサフレーム、9…筆記
媒体、10,11…ローラ、12…光学系、13…イメージセン
サ、14…基板、22…弾性体、23…弧状孔、25…調整螺子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠状に形成されたフレームに筆記媒体が巻
    回保持される一対のローラを回転自在に支承し、前記筆
    記媒体の画像をイメージセンサに結像する光学系を前記
    筆記媒体に沿わせて設け、この光学系を貫通させるとと
    もにこの光学系の光軸を中心とする円弧上に複数個の弧
    状孔が形成されたイメージセンサフレームを前記フレー
    ムに固定し、前記イメージセンサを光軸上に保持した基
    板を前記イメージセンサフレームに弾性体を介在させて
    対向させて配設し、前記弧状孔を貫通するとともにそれ
    らの弧状孔の長手方向に沿って移動する複数本の螺子に
    より前記光軸を回動中心として回動可能に前記基板を前
    記イメージセンサフレームに取付け、前記基板を回動さ
    せるための調整螺子を前記イメージセンサフレームの一
    部の前記基板の回動中心から離反する位置に頭部を外部
    に突出させて連結したことを特徴とする電子黒板。
JP1988076262U 1988-06-08 1988-06-08 電子黒板 Expired - Lifetime JPH0644209Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988076262U JPH0644209Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 電子黒板

Applications Claiming Priority (1)

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JP1988076262U JPH0644209Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 電子黒板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01179657U JPH01179657U (ja) 1989-12-22
JPH0644209Y2 true JPH0644209Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31301298

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988076262U Expired - Lifetime JPH0644209Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 電子黒板

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58201462A (ja) * 1982-05-20 1983-11-24 Sanyo Electric Co Ltd フアクシミリ装置の読取り走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01179657U (ja) 1989-12-22

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