JPH048484Y2 - - Google Patents

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JPH048484Y2
JPH048484Y2 JP12000285U JP12000285U JPH048484Y2 JP H048484 Y2 JPH048484 Y2 JP H048484Y2 JP 12000285 U JP12000285 U JP 12000285U JP 12000285 U JP12000285 U JP 12000285U JP H048484 Y2 JPH048484 Y2 JP H048484Y2
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JP
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pick
rollers
holder
rotation
disk
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JP12000285U
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JPS6229627U (ja
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  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ピツクアツプ基部の平行端面を任意にその回転
角度を設定可能な1対のローラの回転面によつて
挾持するとともに、ローラの回転軸を取り付けた
ピツクアツプホルダにピツクアツプを収容し、さ
らにピツクアツプホルダをローラの回転に基づく
ピツクアツプの回転方向と直角の方向に回転可能
なように保持したので、ピツクアツプ光軸の傾き
を左右および前後の2方向に調整するとともに、
ピツクアツプとデイスクとの相対距離を調整する
ことができる。
〔産業上の利用分野〕
本考案はピツクアツプの光軸を調整する機構に
係り、特にコンパクト・デイスク・プレーヤにお
いて、ピツクアツプ光軸の左右および前後方向の
傾きと、ピツクアツプとデイスクとの相対距離と
をそれぞれ調整することができるピツクアツプ光
軸調整機構に関するものである。
コンパクト・デイスク・プレーヤにおいては、
記録されている信号を正しく再生するためには、
ピツクアツプの光軸がデイスクの信号面に対して
正しく垂直に保たれるとともに、ピツクアツプと
デイスクとの相対距離が所定の値に保持されてい
ることが必要であり、そのためピツクアツプの光
軸の傾きと高さ(通常デイスクの高さは固定なの
で、ピツクアツプの高さを変えることによつてデ
イスクとの相対距離が変化する)を調整する機構
が必要になる。
特に車載用コンパクト・デイスク・プレーヤの
場合には、走行中の振動に基づく音質劣化を避け
るため、ピツクアツプの光軸および高さの調整を
予め厳密に施す必要がある。本考案はこのような
目的に対して好適なピツクアツプ光軸調整機構を
提供しようとするものである。
〔従来の技術〕
従来のピツクアツプ光軸調整機構としては、互
に直交する軸によつて順次支持された二重のフレ
ームからなるジンバル機構を有し、その内部にピ
ツクアツプを取り付けることによつて、左右と前
後の2方向の傾き調整を行うことができるように
したものが用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のピツクアツプ光軸調整機構では、左右と
前後の2方向の光軸調整を行うことができるが、
ピツクアツプの高さの調整を行うことができず、
従つてピツクアツプの完全な取付調整を行うこと
ができなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案の原理的構成を示したものであ
る。
101,102はローラであつて、その回転角
度をそれぞれ任意に設定可能であるとともに、そ
の回転面によつてピツクアツプ基部の平行端面を
挾持する。
103はピツクアツプホルダであつて、ローラ
の回転軸が取り付けられていてピツクアツプを収
納する。
104は保持機構であつて、ピツクアツプホル
ダをローラの回転に基づくピツクアツプの回転方
向と直角の方向に回転可能に保持する。
〔作用〕
ローラ101,102の回転角度を互に反対方
向に等量ずつ変化させれば、ピツクアツプは上下
方向に移動してピツクアツプとデイスクとの相対
距離が変化する。
ローラ101,102の回転角度をそれぞれ単
独に、または互に不等量変化させれば、ピツクア
ツプの傾きが左右方向(両ローラを含む方向)に
変化する。
ピツクアツプホルダ103を保持機構104に
よつて回転させれば、ピツクアツプの傾きが前後
方向(ローラの回転に基づくピツクアツプの回転
方向と直角な方向)に変化する。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例の構成を示したもの
であつて、aは平面図を、bは側面図をそれぞれ
示している。
第2図において、1はピツクアツプであつて通
常、デイスク信号面2に対して下部になるように
プレーヤ内に配置され、その上部に設けられたレ
ンズ3から光を放出して、デイスク信号面2から
の反射光をレンズ3を介して受信することによつ
て、デイスクの回転に伴つて信号面2に記録され
ている信号を読み取ることができるようになつて
いる。
4はピツクアツプ基部であつて、その両端面
5,6はピツクアツプ1の光軸に平行な互に平行
な面をなしている。7,8はゴム等の軟質材料か
らなるローラであつて、ピツクアツプホルダ9に
設けられた軸受10,11によつて、それぞれ回
転可能に支持されているとともに、それぞれの回
転面が端面5,6に接触するようになつており、
従つてピツクアツプ基部4はローラ7,8によつ
て挾まれて保持されている。
また12,14は回転軸ネジであつてフレーム
13に設けられたネジ孔15に螺合し、さらにそ
の先端はピツクアツプホルダ9に設けられた穴1
6に嵌合する。回転軸ネジ12,14とはその中
心軸が同一直線上にあるように配置されており、
これによつてピツクアツプホルダ9は、この軸を
中心としてフレーム13上において回転可能に保
持されている。
またフレーム13はその両端をガイド17,1
8によつて支持されて、これらの上を滑動して前
後方向に移動できるようになつている。19はモ
ータであつて、その回転によつて減速機構を介し
てウオーム20が回転し、これによつてギヤ21
が回転する。ギヤ21はフレーム13に固定され
たラツク21Aと噛み合つていて、ギヤ21の回
転に伴つてフレーム13が前後に移動し、これに
よつてピツクアツプ1はデイスク信号面2に対し
て半径方向に移動することができるようになつて
いる。
第2図において、ローラ7,8の軸端にはそれ
ぞれすりわり22,23が設けられており、この
部分をネジ回し等を利用して回すと、ローラ7,
8を回転させることができる。ローラ7,8を互
に反対方向に等量ずつ回転させたときは、ピツク
アツプ基部4は上方向または下方向に平行移動
し、従つてピツクアツプ1の高さを任意に変化さ
せることができる。一方、ローラ7,8をそれぞ
れ単独に回転させたとき、または互に不等量回転
させたときは、ピツクアツプ基部4の左右方向の
傾きが変化する。このようにローラ7,8を回転
させることによつて、ピツクアツプ1の左右の傾
きと、ピツクアツプとデイスクとの相対距離を調
整することができる。この調整時には、ピツクア
ツプ固定ネジ24,25を若干緩めることによつ
て、スペーサ28と固定ネジ24,25との間に
嵌め込まれたバネ29によりピツクアツプ基部4
がピツクアツプホルダ9に押し付けられ、ピツク
アツプ基部4は固定ネジ24,25と共に、ホル
ダ9に設けられた長穴30の範囲内で移動可能と
なる。そして、調整終了後はピツクアツプ固定ネ
ジ24,25を締め付けることによつて、ピツク
アツプ固定ネジ24,25によりスペーサ28を
介してピツクアツプ基部4とピツクアツプホルダ
9とが締付け固定される。
また26は調整ネジであつてフレーム13に設
けられたネジ孔27に螺合するとともに、その先
端はピツクアツプホルダ9の下部に係合してい
る。従つて調整ネジ26を回転させることによつ
て、その先端が前後に移動するのに伴つて、ピツ
クアツプホルダ9の下部も前後に移動し、ピツク
アツプホルダ9は、ネジ12,14を結ぶ軸のま
わりに回転するので、ピツクアツプ1の前後方向
の傾きを任意に調整することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、ピツクア
ツプの光軸をデイスクに対して左右および前後の
両方向に傾き調整することができるとともに、ピ
ツクアツプとデイスクとの相対距離を調整するこ
とができるので、ピツクアツプをデイスクに対し
て最適の取付状態にすることができる。
なお本考案を第2図に示された実施例の構造に
よつて実現した場合は、図中矢印で示す同一方向
からすべての調整を行うことができるので、ピツ
クアツプを筐体に取り付けたままで所要の調整作
業を行うことができ、作業性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理的構成を示す図、第2図
は本考案の一実施例の構成を示す図である。 1……ピツクアツプ、2……デイスク信号面、
3……レンズ、7,8……ローラ、9……ピツク
アツプホルダ、10,11……軸受、12,14
……回転軸ネジ、13……フレーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ピツクアツプ基部の平行端面をその回転面によ
    つて挾持するとともにそれぞれ任意にその回転角
    度を設定可能な1対のローラと、 該ローラの回転軸が取り付けられていてピツク
    アツプを収容するピツクアツプホルダと、 該ピツクアツプホルダを前記ローラの回転に基
    づくピツクアツプの回転方向と直角の方向に回転
    可能に保持する保持機構とを具えてなることを特
    徴とするピツクアツプ光軸調整機構。
JP12000285U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH048484Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12000285U JPH048484Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12000285U JPH048484Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6229627U JPS6229627U (ja) 1987-02-23
JPH048484Y2 true JPH048484Y2 (ja) 1992-03-04

Family

ID=31007909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12000285U Expired JPH048484Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

Country Status (1)

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JP (1) JPH048484Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6229627U (ja) 1987-02-23

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