JPH0739050Y2 - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents

光学式ピックアップ装置

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JPH0739050Y2
JPH0739050Y2 JP1986022424U JP2242486U JPH0739050Y2 JP H0739050 Y2 JPH0739050 Y2 JP H0739050Y2 JP 1986022424 U JP1986022424 U JP 1986022424U JP 2242486 U JP2242486 U JP 2242486U JP H0739050 Y2 JPH0739050 Y2 JP H0739050Y2
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JP
Japan
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objective lens
base
main body
angle
optical axis
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986022424U
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English (en)
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JPS6261027U (ja
Inventor
和夫 中村
正史 北村
敏行 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案はディスクに対する対物レンズ光軸の角度調整装
置を備えた光学式ピックアップ装置に関する。
ロ.従来の技術 光学式ピックアップ装置に於いては、情報記録媒体であ
るディスクが回転する際に発生する偏心や上下振れに対
して読出し光スポットが忠実に追従するように対物レン
ズがディスクの径方向(トラッキング方向及び上下方向
(フォーカス方向)に駆動される構成となっている。こ
の場合、ピックアップ装置の部品精度及び組立精度のバ
ラツキの為、通常、ディスク表面に対して対物レンズの
光軸が垂直とならず、傾斜する。すると、ディスクの信
号記録面に集束される読出し光スポットの形状が歪み、
ディスクより読出される再生信号が劣化することにな
る。ディスク再生装置の光学式ピックアップ装置に対し
て要求される光軸垂直制度が±03°以内であるが、ピッ
クアップ装置の組立て工程ではこれを超える光軸傾斜が
しばしば発生する。この為、光軸調整する手段を設ける
ことが、例えば実開昭59-189729号にて提案されてい
る。
しかしながら、斯かる従来技術に於いては、四つの角度
調整螺子を利用して光軸調整を行う構成になっている
為、その調整作業は必ずしも容易ではなかった。即ち、
一つの角度調整螺子を調整した場合、ある一つの方向
(例えばディスクの径方向)とこれに直交する方向(デ
ィスクの円周方向)の二方向に於いて光軸傾斜が同時に
変化する為、垂直度の調整は仲々困難であった。
ハ.考案が解決しようとする問題点 本考案は、ディスクに対する対物レンズ光軸の垂直度の
調整が容易な光学式ピックアップ装置を提案するもので
ある。
ニ.問題点を解決するための手段 対物レンズの光軸を相互に直交する二方向に於いて角度
調整する為の角度調整手段と設け、この角度調整手段を
二方向に関して相互独立に調整可能な構成とする。
(ホ)作用 本考案に係る角度調整手段は相互に直交する二方向に於
いて相互独立に角度調整可能な構成であるから、一方向
の角度調整を終えた後に、他方の方向の角度調整を行う
際、後の角度調整にて先に調整した方向の垂直度が変化
する事がなく、調整が容易となる。
ヘ.実施例 光学式ピックアップ装置は対物レンズ駆動部()と本
体部()とよりなる。本体部()には、レーザ、フ
ォトセンサ、ビームスプリッタ等が内蔵されているが、
図に於いては本体部ケースのみが示されている。
対物レンズ駆動部()は、基台(3)、この基台
(3)に一体形成された支柱(3a)に対して取付けられ
たヨーク(4)並びにフォーカス用コイル(5)及びト
ラッキング用コイル(6)、対物レンズ(7)及び磁石
(8)が保持される保持体(9)、基台(3)に一体形
成された支持片(3b)に対して支持された回動板(1
0)、一端が保持体(9)に固定され他端が回動板(1
0)に固定された棒状弾性体(11)を有する。
フォーカス用コイル(5)及びトラッキング用コイル
(6)と磁石(8)は対向しており、各コイルに制御信
号を流すことにより、弾性体(11)にて支持された保持
体(9)即ち対物レンズ(7)は、フォーカス方向(Z
方向)、トラッキング方向(紙面に垂直な方向)に駆動
され、フォーカス制御、トラッキング制御が可能とな
る。
さて、本考案に係る角度調整手段の構成は、以下の通り
である。第1角度調整手段(12)は第1図に示すY
(θ)の方向に於いて対物レンズ(7)の光軸のディス
ク(D)に対する垂直度を調整する。この実施例の場
合、Y(θ)の方向は、ディスクの周方向となってい
る。対物レンズ駆動部(1)の基台8(3)の下面に設
けられた帯状の凸部(3c)が本体部(2)の上面に設け
られた同じく帯状の凹部(2a)に当接している。それ
故、本体部(2)の鍔部(2b)及びコイルスプリング(1
3)を介して基台(3)に螺着された調整螺子(14)を
調整することにより、Y(θ)の方向に対してのみ垂直
度の調整が可能である。尚、この調整により生じる基台
(3)と本体部(2)の他方の鍔部(2b′)との間隔の
変化が螺子(15)に挿着されたコイルスプリング(16)
にて吸収される。
第2角度調整手段(17)は第2図に示すX(θ)の方向
に於いて対物レンズ(7)の光軸のディクス(D)に対
する垂直度を調整する。X(θ)の方向は、前記Y
(θ)と直交する方向であり、ディスクの径方向となっ
ている。一端に対物レンズ保持体(9)が固定された弾
性体(11)の他端は、回動板(10)に固定されており、
この回動板(10)が支持片(3b)に対して回動すること
により、光軸調整が為される。支持片(3b)に設けられ
た突起(3b′)に対して回動板(10)の透孔(10a)が
装着される。四辺形状の回動板(10)の上端には、支持
片(3b)に螺着された調整螺子(18)の先端が当接して
おり、下端にはコイルスプリング(19)が当接してい
る。調整螺子(18)による角度調整後に、螺子(20)を
締付けることにより、コイルスプリング(21)にて回動
板(10)を支持片(3b)に押圧固定する。回動板(10)
には、螺子(20)の為の長孔(10b)が設けられてお
り、回動板(10)の回動を可能にしている。
第3図は第2角度調整手段(17)の他の実施例を示して
おり、支持片(3b)に対して回動自在に支持された回動
板(10)を、外部調整具(22)を利用して角度調整する
例を示している。外部調整具(22)は、基台(3)に対
して位置決めされる基部(23)とこの基部(23)に対し
て回転自在に支持された調整ピン(24)を有する。調整
ピン(24)の先端は、回動板(10)の凹部(10c)に係
合している。回動板(10)は支持片(3b)に植立された
案内ピン(3b″)と回動板(10)の案内孔(10d)にて
案内されて回動する。
第4図は回動板(10)を支持片(3b)に対して支持する
仕方の他の実施例を示すものであり、螺子(25)をコイ
ルスプリング(26)を介して支持片(3b)の突起(3
b′)に螺着して構造を簡単にした例である。
第5図は本体部(2)と基台(3)の間の角度調整に関
し、案内手段を設けた他の実施例を示している。即ち、
本体部(2)の上面に案内用ボス(2c)を設けると共
に、基台(3)側にこのボス(2c)が臨む案内用孔(3
d)を設ける。案内用孔(3d)はY(θ)方向(第1図
参照)に対して長孔となっているが、巾方向の長さはボ
ス(2c)の直径と一致している。それ故、第1角度調整
手段(12)を調整して、Y(θ)方向の角度調整をした
場合、この調整に起因してY(θ)と直交する方向(即
ちX(θ)の方向。第2図参照)の角度が変化してしま
うという不都合を確実に阻止できる。尚、第5図に於い
て符合(27)はレーザ光源を、符合(28)はプリズムを
夫々示している。
上記案内手段は複数個設けても良いし、また本体部
2)側に案内用孔を、基台(3)側に案内用ボスを設
けても良い。更に、案内用孔の替りに案内用溝としても
良い。
ト.考案の効果 本考案に依れば、相互に直交した二方向に対して夫々独
立に光軸の角度調整ができる為、その調整作業が容易で
ある。更に、角度調整に依り、コイルと磁石の間隙
(W)(第1図参照)が上下方向及び左右方向に於いて
変化することがなく、対物レンズの駆動力のバランスが
くづれることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光学式ピックアップ装置を示す正
面図、第2図はその側面図、第3図は角度調整手段の他
の実施例を示す図、第4図は回動板の支持の仕方の他の
実施例を示す図、第5図は角度調整に関する案内手段を
有する他の実施例を示す図である。 (1)は対物レンズ駆動部、(2)は本体部、(12)は第
1角度調整手段,(17)は第2角度調整手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 工藤 敏行 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−26329(JP,A) 実開 昭58−109835(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対物レンズ及びこの対物レンズをトラッキ
    ング方向及び若しくはフォーカス方向に駆動する為の手
    段を含む対物レンズ駆動部と、レーザ、フォトセンサ等
    を含む本体部とよりなる光学式ピックアップ装置であっ
    て、 基台3と、 前記対物レンズ7をトラッキング方向及び若しくはフォ
    ーカス方向に移動自在に保持するとともに前記基台に対
    し回動自在に取りつけられた回動板10と、 前記基台若しくは本体部のいずれか一方に設けられたト
    ラッキング方向に平行な母線を有する実質的に円筒面状
    の凸部3cと、 前記基台若しくは本体部の他方に設けられ前記凸部を支
    持する凹部2aとを有し、 前記凹部と凸部を中心に前記基台を本体部に対して回動
    させることによって対物レンズの光軸を第1の方向に角
    度調整するとともに、前記回動板を基台に対して回動さ
    せることによって対物レンズの光軸を第1の方向に直交
    する第2の方向に角度調整をするよう構成したことを特
    徴とする光学式ピックアップ装置。
JP1986022424U 1985-06-21 1986-02-19 光学式ピックアップ装置 Expired - Lifetime JPH0739050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022424U JPH0739050Y2 (ja) 1985-06-21 1986-02-19 光学式ピックアップ装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9477285 1985-06-21
JP60-94772 1985-06-21
JP1986022424U JPH0739050Y2 (ja) 1985-06-21 1986-02-19 光学式ピックアップ装置

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JPS6261027U JPS6261027U (ja) 1987-04-15
JPH0739050Y2 true JPH0739050Y2 (ja) 1995-09-06

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JP1986022424U Expired - Lifetime JPH0739050Y2 (ja) 1985-06-21 1986-02-19 光学式ピックアップ装置

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KR100711862B1 (ko) * 2000-07-08 2007-04-25 엘지전자 주식회사 유동성 인쇄회로기판을 구비한 슬림형 광픽업
KR20030062895A (ko) * 2002-01-21 2003-07-28 삼성전기주식회사 위치 조정 기능을 갖는 광픽업 액추에이터

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JPS58109835U (ja) * 1982-01-18 1983-07-26 パイオニア株式会社 光学式デイスクプレ−ヤのピツクアツプ角度調整機構

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JPS6261027U (ja) 1987-04-15

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