JPH0644029A - アクティブ動画ウィンドウ表示方式 - Google Patents

アクティブ動画ウィンドウ表示方式

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Publication number
JPH0644029A
JPH0644029A JP4198490A JP19849092A JPH0644029A JP H0644029 A JPH0644029 A JP H0644029A JP 4198490 A JP4198490 A JP 4198490A JP 19849092 A JP19849092 A JP 19849092A JP H0644029 A JPH0644029 A JP H0644029A
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JP
Japan
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window
moving image
interest
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moving picture
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Withdrawn
Application number
JP4198490A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Yano
勝利 矢野
Hajime Kamata
肇 鎌田
Toshimitsu Suzuki
利光 鈴木
Tamotsu Mizuguchi
有 水口
Satoshi Okuyama
敏 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0644029A publication Critical patent/JPH0644029A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 注目するウィンドウと他のウィンドウを容易
に区別することができるアクティブ動画ウィンドウ表示
方式を提供すること 【構成】 マルチ・ウィンドウ・システム1における動
画情報を加工する手段1aは、動画ウィンドウ2a,2
bに表示される動画情報を加工し、ディスプレイ2上に
加工された動画情報を表示する。ディスプレイ2の動画
ウィンドウ2a,2bに加工された動画情報を表示する
ことにより、注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外の
動画ウィンドウ2bを識別することができる。動画情報
を加工する手段としては、注目する動画以外の動画を非
表示としたり、こま落としした動画を表示する手段等を
用いることができる。また、動画ウィンドウの枠を加工
したり、動画ウィンドウに付加情報を付加して注目する
動画ウィンドウを識別できるようにすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の動画ウィンドウを
ディスプレイ画面上に表示するアクティブ動画ウィンド
ウ表示方式に関し、特に本発明は、ディスプレイ画面上
に表示されている複数の動画ウィンドウのうち、注目す
るウィンドウを容易に区別することがてきるアクティブ
動画ウィンドウ表示方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーション等の情報表示
装置では、複数の動画信号を高精細なディスプレイに表
示することが可能となってきている。しかしながら、従
来の情報表示装置においては、複数の動画ウィンドウを
同一画面上に同時に表示した場合、それらのウィンドウ
は、各々の個別のサイズで表示され、注目したい動画ウ
ィンドウが必ずしも最大サイズで表示されたり、一番上
に表示されるとは限らなかった。
【0003】このため、従来の情報表示装置において、
注目したい動画ウィンドウを探し出すには、ウィンドウ
に表示されているタイトルを見たりして探すしか方法が
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
情報表示装置において、注目したい動画ウィンドウを探
し出すには、表示されたタイトルを見て判断しなければ
ならなかった。しかし、通常タイトルはウィンドウ枠に
表示されており、ウィンドウが複数表示されている場合
には、他のウィンドウに隠れていることがよくある。そ
のため、注目したい動画ウィンドウを探し出すには、タ
イトルが見えるように動画ウィンドウを一番上に表示す
るか、他のウィンドウを移動するという作業を人間が行
わなければならず、時間がかかり、ついには注目する動
画ウィンドウを探し出せないという問題が生じていた。
【0005】本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであって、ウィンドウ枠や動画
ウィンドウに表示する動画を加工したり、ウィンドウに
付加情報を付けることにより、注目するウィンドウと他
のウィンドウを容易に区別することができるアクティブ
動画ウィンドウ表示方式を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。上記課題を解決するため、本発明の請求項1の発
明は、図1(a)に示すように、ディスプレイ2上に複
数の動画ウィンドウ2a,2b を表示することができ
るマルチ・ウィンドウ・システム1を備えた情報表示装
置において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aを設け、動画ウィンドウ2
a,2bに加工された動画情報を表示することにより、
注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外の動画ウィンド
ウ2bを識別可能としたものである。
【0007】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報の表示、非
表示を制御する手段を設け、注目する動画ウィンドウ2
a以外の動画ウィンドウ2bの動画を非表示とすること
により、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能とした
ものである。
【0008】本発明の請求項3の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報をポスター
処理(動画の任意のフレームを表示する処理)する手段
を設け、動画ウィンドウ2a,2bに動画の任意のフレ
ームを表示することにより、注目する動画ウィンドウ2
aを識別可能としたものである。
【0009】本発明の請求項4の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報に色表示処
理を行う手段を設け、注目する動画ウィンドウ2a以外
の動画ウィンドウ2bに動画を表示せず、色を表示する
ことにより、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能と
したものである。
【0010】本発明の請求項5の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報をこま落と
し制御する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bにこ
ま落としされた動画を表示することにより、注目する動
画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。本発明
の請求項6の発明は、請求項1の発明において、動画ウ
ィンドウ2a,2bに表示される動画情報を加工する手
段1aとして、動画情報をモザイク処理する手段を設
け、動画ウィンドウ2a,2bにモザイク処理された動
画を表示することにより、注目する動画ウィンドウ2a
を識別可能としたものである。
【0011】本発明の請求項7の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報の画素デー
タをビット操作する手段を設け、動画ウィンドウ2a,
2bにビット操作された動画を表示することにより、注
目する動画ウィンドウ2aを識別可能としたものであ
る。
【0012】本発明の請求項8の発明は、請求項1の発
明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動
画情報を加工する手段1aとして、動画情報を白黒化制
御する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに白黒化
された動画を表示することにより、注目する動画ウィン
ドウ2aを識別可能としたものである。本発明の請求項
9の発明は、請求項1の発明において、動画ウィンドウ
2a,2bに表示される動画情報を加工する手段1aと
して、動画ウィンドウ2a,2bにアイコンを表示する
手段を設け、注目する動画ウィンドウ2a以外の動画ウ
ィンドウ2bにアイコンを表示することにより、注目す
る動画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。
【0013】本発明の請求項10の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画情報の輝度を
制御する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示
される動画の輝度を変えることにより、注目する動画ウ
ィンドウ2aを識別可能としたものである。本発明の請
求項11の発明は、請求項1の発明において、動画ウィ
ンドウ2a,2bに表示される動画情報を加工する手段
1aとして、動画を拡大、縮小する手段を設け、動画ウ
ィンドウ2a,2bに表示される動画を拡大、縮小する
ことにより、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能と
したものである。
【0014】本発明の請求項12の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画をマルチスキ
ャン制御する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに
表示される動画をマルチスキャン表示することにより、
注目する動画ウィンドウ2aを識別可能としたものであ
る。
【0015】本発明の請求項13の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画の縦横比を制
御する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示さ
れる動画の縦横比を変えることにより、注目する動画ウ
ィンドウ2aを識別可能としたものである。本発明の請
求項14の発明は、請求項1の発明において、動画ウィ
ンドウ2a,2bに表示される動画情報を加工する手段
1aとして、動画の表示アドレスの操作制御を行う手段
を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示アドレスの操
作制御を行った動画を表示することにより、注目する動
画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。
【0016】本発明の請求項15の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画のマスク制御
を行う手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示さ
れる動画にマスク制御された動画を表示することによ
り、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能としたもの
である。
【0017】本発明の請求項16の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画のマスク制御
を行う手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示さ
れる動画上にマークを表示することにより、注目する動
画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。本発明
の請求項17の発明は、請求項1の発明において、動画
ウィンドウ2a,2bに表示される動画情報を加工する
手段1aとして、動画ウィンドウ2a,2bの表示位置
を制御する手段と、動画ウィンドウ2a,2bを拡大縮
小する手段を設け、注目する動画ウィンドウ2aを一定
の場所にそのままの大きさで、もしくは、拡大して表示
することにより、注目する動画ウィンドウ2aを識別可
能としたものである。
【0018】本発明の請求項18の発明は、請求項1の
発明において、動画ウィンドウ2a,2bに表示される
動画情報を加工する手段1aとして、動画の回転制御を
行う手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bに表示され
る動画を回転させることにより、注目する動画ウィンド
ウ2aを識別可能としたものである。本発明の請求項1
9の発明は、請求項1の発明において、動画ウィンドウ
2a,2bに表示される動画情報を加工する手段1aと
して、動画の走査線を操作する手段を設け、動画ウィン
ドウ2a,2bに表示される動画の走査線を操作するこ
とにより、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能とし
たものである。
【0019】本発明の請求項20の発明は、図1(b)
に示すように、ディスプレイ2上に複数の動画ウィンド
ウ2a,2bを表示することができるマルチ・ウィンド
ウ・システム1を備えた情報表示装置において、動画ウ
ィンドウ2a,2bの枠を加工する手段1aを設け、枠
が加工処理された動画ウィンドウ2a,2bを表示する
ことにより、注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外の
動画ウィンドウ2bを識別可能としたものである。
【0020】本発明の請求項21の発明は、請求項20
の発明において、動画情報の枠を加工する手段1aとし
て、動画ウィンドウ2a,2bの枠を点滅されたり、枠
の太さを変えたり、枠のタイトル・バーの色を変えた
り、枠上で輝点を移動させたりする手段を設け、動画ウ
ィンドウ2a,2bの枠を上記のように加工処理するこ
とにより、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能とし
たものである。
【0021】本発明の請求項22の発明は、請求項20
の発明において、動画情報の枠を加工する手段1aとし
て、動画ウィンドウ2a,2bの枠の太さを一定時間ご
とに変える手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bの枠
の太さを一定時間毎に変えることにより、注目する動画
ウィンドウ2aを識別可能としたものである。本発明の
請求項23の発明は、請求項20の発明において、動画
情報の枠を加工する手段1aとして、動画ウィンドウ2
a,2bの枠の表示、非表示を制御する手段を設け、枠
が表示された動画ウィンドウ2aと、枠が非表示の動画
ウィンドウ2bを表示することにより、注目する動画ウ
ィンドウ2aを識別可能としたものである。
【0022】本発明の請求項24の発明は、請求項20
の発明において、動画情報の枠を加工する手段1aとし
て、動画ウィンドウ2a,2bの枠が立体的に見えるよ
うに表示する手段を設け、動画ウィンドウ2a,2bの
枠を立体的に見えるように表示することにより、注目す
る動画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。本
発明の請求項25の発明は、図1(c)に示すように、
ディスプレイ2上に複数の動画ウィンドウ2a,2bを
表示することができるマルチ・ウィンドウ・システム1
を備えた情報表示装置において、動画ウィンドウ2a,
2bに付加情報を付加する手段1aを設け、付加情報が
付加された動画ウィンドウ2a,2bを表示することに
より、注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外の動画ウ
ィンドウ2bを識別可能としたものである。
【0023】本発明の請求項26の発明は、請求項25
の発明において、動画情報の付加情報として、動画の再
生時間を示すカウンタを表示することにより、注目する
動画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。本発
明の請求項27の発明は、請求項25の発明において、
動画情報の付加情報として、動画の早送り、巻き戻し等
の操作を行う機能ボタンを表示することにより、注目す
る動画ウィンドウ2aを識別可能としたものである。
【0024】本発明の請求項28の発明は、請求項25
の発明において、動画情報の付加情報として、注目する
動画ウィンドウ2aを指し示すポインタを表示すること
により、注目する動画ウィンドウ2aを識別可能とした
ものである。本発明の請求項29の発明は、請求項25
の発明において、動画情報の付加情報として、動画ウィ
ンドウ2a,2b毎に識別子を表示することにより、注
目する動画ウィンドウ2aを識別可能としたものであ
る。
【0025】
【作用】本発明の請求項1ないし19の発明において
は、動画ウィンドウ2a,2bに表示される動画情報を
加工する手段1aを設け、注目する動画情報あるいはそ
れ以外の動画情報を加工して表示するので、注目する動
画ウィンドウ2aとそれ以外の動画ウィンドウ2bを容
易に識別することができ、ワーク・ステーション等の情
報表示装置をより使い易いものとすることができる。
【0026】本発明の請求項20ないし24の発明にお
いては、動画ウィンドウ2a,2bの枠を加工する手段
1aを設け、注目する動画ウィンドウ2aあるいはそれ
以外の動画ウィンドウ2bの枠を加工して表示するの
で、注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外の動画ウィ
ンドウ2bを容易に識別することができ、ワーク・ステ
ーション等の情報表示装置をより使い易いものとするこ
とができる。
【0027】本発明の請求項25ないし29の発明にお
いては、動画ウィンドウ2a,2bに付加情報を付加す
る手段1aを設け、注目する動画ウィンドウ2aあるい
はそれ以外の動画ウィンドウ2bに付加情報を付加して
表示するので、注目する動画ウィンドウ2aとそれ以外
の動画ウィンドウ2bを容易に識別することができ、ワ
ーク・ステーション等の情報表示装置をより使い易いも
のとすることができる。
【0028】
【実施例】図2(a)は本発明おけるシステム構成の1
実施例を示す図である。同図において、21は画像表示
のためのデータ処理を行うCPU、22aはディスプレ
イ上の画像の表示/非表示を制御するためのマスク・メ
モリ、22bは動画ウィンドウの背景となる静止画像を
格納するフレーム・バッファ、22c〜22eは動画ウ
ィンドウをディスプレイ画面上に表示させるための動画
処理ボードである。
【0029】23は動画ウィンドウの表示位置情報等を
管理する属性情報を格納する属性メモリを備えたキープ
レーン、24はフレーム・バッファ22bに格納された
静止画データと動画処理ボード22c〜22eに格納さ
れた動画データを合成する合成回路である。25は表示
状態の切り換え等の割り込み信号を発生する割り込み発
生部、26は合成回路24において合成された画像デー
タをアナログ信号に変換するD/A変換器、27はフレ
ーム・バッファ22bに格納された静止画データと動画
処理ボード22c〜22eに格納された動画データを表
示するディスプレイである。
【0030】図2(b)は図2(a)のシステムにより
表示されたディスプレイ画面上の表示例を示す図であ
り、動画処理ボード22c〜22eに格納された動画デ
ータは同図に示すように重なってディスプレイ画面上に
表示される。図3は図2(a)における動画処理ボート
22c〜22eの実施例を示す図であり、同図におい
て、31は入力されるNTSCの映像信号をRGBの映
像信号に変換するNTSC−RGB変換器、32は入力
映像信号より同期信号を分離する同期分離回路部、33
はNTSC−RGB変換器31が出力するアナログ映像
信号をデジタル画像データに変換するA/D変換器、3
4は縮小表示等を行うためA/D変換器33が出力する
デジタル画像データをCPUバスから与えられる制御信
号に基づき間引き処理を行う間引き処理部、35はCP
Uバスから与えられる制御信号に基づき、間引き処理部
34が出力するデジタル画像データのビット操作等を行
う画像データ処理部である。
【0031】36はウィンドウ表示データを格納するフ
レーム・メモリ、37はフレーム・メモリ36へのデー
タの書き込みを制御する書き込み制御部、38はフレー
ム・メモリ36からデータの読み出しを制御する読み出
し制御部である。次に図2,図3の実施例の動作を説明
する。図3において、入力映像信号はNTSC−RGB
変換器31によりRGB信号に変換され、A/D変換器
33において、デジタル画像データに変換される。
【0032】A/D変換器33が出力するデジタル画像
データは間引き処理部34、画像データ処理部35を介
してフレーム・メモリ36に与えられる。同期分離回路
部32は入力映像信号より同期信号を分離し、書き込み
制御部37に与える。書き込み制御部37は上記同期信
号に基づき、画像データ処理部35より与えられるデジ
タル画像データをフレーム・メモリ36に書き込む。
【0033】一方、読みだし制御部38はCPUバスか
ら与えられる制御信号、表示制御信号に基づき、フレー
ム・メモリ36より画像データを読みだす。図3の動画
処理ボードより読みだされた画像データは図2の合成回
路24に与えられる。合成回路24はキープレーン23
に格納されている属性情報に基づき、動画ウィンドウの
表示位置を定めて、動画処理ボード22c〜22eより
読みだされた画像データとフレーム・バッファ22cよ
り読みだされた動画ウィンドウの背景画像となる静止画
データを合成する。
【0034】合成回路24の出力は、D/A変換器26
によりアナログ信号に変換されディスプレイ27上に図
2(b)に示すように表示される。図4は、ディスプレ
イ画面上に表示されている複数の動画ウィンドウのう
ち、注目するウィンドウを容易に区別できるようにした
本発明の表示方式の第1の実施例のフローチャートを示
す図である。
【0035】本実施例は、図3における読みだし制御部
38に動画をディスプレイ上に表示するか表示しないか
を制御する表示/非表示識別レジスタを設け、図4
(b)に示すようにディスプレイ上の注目する動画ウィ
ンドウに動画を表示し、それ以外の動画ウィンドウには
何も表示しないようにした例を示したものであり、本実
施例において、表示/非表示識別レジスタを非表示に設
定した場合には、フレーム・メモリ36からの読みだし
制御を強制的に中断して、画像データが出力できないよ
うにする。
【0036】次に図4(a)のフローチャートにより本
発明の第1の実施例を説明する。ステップS41におい
て、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、複数
表示されない場合には、ステップS47において、動画
データをフレーム・メモリに書き込み、ステップS48
において、動画ウィンドウを表示して終了する。ステッ
プS41において、ウィンドウが複数表示されると判別
された場合には、ステップS42に行き、表示されるウ
ィンドウが注目するウィンドウか否かを判別し、注目ウ
ィンドウでない場合には、ステップS44において表示
/非表示レジスタを非表示に設定して、ステップS46
に行く。また、表示されるウィンドウが注目するウィン
ドウの場合には、ステップS43に行き、動画データを
フレーム・メモリに書き込み、ステップS45におい
て、動画ウィンドウを表示してステップS46に行く。
ステップS46において、ウィンドウ表示数分ループし
たか否かを判別し、ウィンドウ表示数分ループしていな
い場合には、ステップS42に戻り上記操作を繰り返
す。ステップS46において、上記処理をウィンドウ表
示数分繰り返したと判別された場合には、終了する。
【0037】図5(a)は、本発明の表示方式の第2の
実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、
動画ウィンドウの枠を点滅することにより注目する動画
ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を示し
ている。すなわち、図3に示すフレーム・メモリ36に
図5(b)に示すように枠データを書き込み、その内側
にデジタル化された動画データを書き込む。
【0038】さらに、図2のCPU21が一定時間ごと
に割り込みを発することにより、注目する動画ウィンド
ウの枠を点滅させ、その他の動画ウィンドウの枠は何も
変化しないようにする。注目する動画ウィンドウに対応
する動画処理ボード22eの読みだし制御部38は割り
込みが発生する毎に、読みだしアドレスを操作し、枠付
け、枠無しのデータを交互に出力するようにして、枠が
点滅しているように見せる。
【0039】次に図5のフローチャートにより、本実施
例における処理について説明する。ウィンドウ表示する
場合、ステップS59へ行き、フレーム・メモリにウィ
ンドウ枠を書き込み、ステップS60において、ウィン
ドウ枠内に動画データを取り込む。上記処理をウィンド
ウ表示数分繰り返すと、ステップS61において、動画
ウィンドウ表示処理を行う。ついで、ステップS62に
おいてフラグ=0として、ステップS63において割り
込み時間を設定して、ステップS64において、割り込
みセットを行い終了する。
【0040】一方、前記したように、CPUが一定時間
ごとに割り込みを発するとステップS52において、動
画ウィンドウが複数表示されているか否かを判別し、1
枚表示されている場合には、ステップS54に行く。ま
た、2枚以上表示されている場合には、ステップS53
において、処理の対象となるウィンドウが注目するウィ
ンドウか否かを判別し、注目するウィンドウでなけれ
ば、ステップS53の処理を繰り返す。
【0041】ステップS53において、注目するウィン
ドウと判別された場合には、ステップS54に行き、フ
ラグ=0か否かを判別し、フラグ=0の場合には、ステ
ップS55に行き、ウィンドウ枠を含めたデータをフレ
ーム・メモリから読みだすようメモリ・アドレスを操作
し、ステップS56において、フラグ=0にセットし
て、ステップS64に行く。
【0042】また、ステップS53において、フラグ=
0でない場合には、ステップS57に行き、フレーム・
メモリからデータを読みだすとき動画データのみを読み
だすようメモリ・アドレスを操作し、ステップS58に
おいて、フラグ=1にセットしてステップS64に行
く。図6,図7は、本発明の表示方式の第3、第4の実
施例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、動
画ウィンドウの枠の太さを変えることにより注目する動
画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を示
している。
【0043】動画ウィンドウの枠の太さを変える処理と
しては次の2つの処理方法を用いることができる。 図3に示したフレーム・メモリ36に動画ウィンド
ウの枠を書く際、注目する動画ウィンドウはそれ以外の
動画ウィンドウより枠が太くなるようにデータを書き込
む。また、フレーム・メモリからのデータの読みだす際
は枠付きで読みだす。
【0044】図6は上記した方法により注目する動画ウ
ィンドウの枠の太さを太くするフローチャートを示す図
であり、同図により、本実施例を説明する。ステップS
61において、ウィンドウが複数表示されるか否かを判
別し、複数表示されない場合には、ステップS63にお
いて、注目しないウィンドウの枠より枠が太くなるよう
にフレーム・メモリにウィンドウの枠を書き込み、ステ
ップS65に行く。ステップS61において、ウィンド
ウが複数表示されると判別された場合には、ステップS
62に行き、表示されるウィンドウが注目するウィンド
ウか否かを判別し、注目ウィンドウの場合には、ステッ
プS63に行く。また、表示されるウィンドウが注目す
るウィンドウでない場合には、ステップS64に行き、
フレーム・メモリにウィンドウの枠を書き込み、ステッ
プS65に行く。ステップS65において、表示するウ
ィンドウ数分処理をおこなったか否かを判別し、処理を
おこなっていない場合には、ステップS62に戻り上記
操作を繰り返す。ステップS65において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS66にいき、動画データを各フレーム・メモリ
(そのウィンドウ枠内に)取り込む。
【0045】ついで、ステップS67において、動画ウ
ィンドウ表示処理を行い、終了する。 図2のCPU21が一定時間毎に割り込みを発生さ
せ、割り込みが発生した毎に、注目するウィンドウに対
応するフレーム・メモリの枠データを書換えデータを読
みだす。
【0046】図7は上記した方法により注目する動画ウ
ィンドウの枠の太さを太くするフローチャートを示す図
であり、同図により、本実施例を説明する。ウィンドウ
表示する場合、ステップS71へ行き、フレーム・メモ
リにウィンドウ枠を書き込み、ステップS72におい
て、ウィンドウ枠内に動画データを取り込む。
【0047】上記処理をウィンドウ表示数分繰り返す
と、ステップS73において、動画ウィンドウ表示処理
を行う。ついで、ステップS74においてフラグ=0と
して、ステップS75において割り込み処理時間を設定
して、ステップS76において、割り込みセットを行い
終了する。一方、前記したように、CPUが一定時間ご
とに割り込みを発するとステップS78において、動画
ウィンドウが複数表示されているか否かを判別し、1枚
表示されている場合には、ステップS80に行く。ま
た、2枚以上表示されている場合には、ステップS79
において、処理の対象となるウィンドウが注目するウィ
ンドウか否かを判別し、注目するウィンドウでなけれ
ば、ステップS79の処理を繰り返す。
【0048】ステップS79において、注目するウィン
ドウと判別された場合には、ステップS80に行き、フ
ラグ=0か否かを判別し、フラグ=0の場合には、ステ
ップS81に行き、フレーム・メモリに書き込んだ枠の
太さを細くして、ステップS82において、フラグ=0
にセットして、ステップS85に行く。また、ステップ
S80において、フラグ=0でない場合には、ステップ
S83に行き、フレーム・メモリに書き込んだ枠の太さ
を太くして、ステップS84において、フラグ=1にセ
ットしてステップS85に行く。
【0049】ステップS85において、フレーム・メモ
リのデータ読みだしアドレスを操作して、ステップ76
に行く。図8(a)は、本発明の表示方式の第5の実施
例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、動画
ウィンドウの枠に光を走らせることにより注目する動画
ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を示し
ている。
【0050】すなわち、図3のフレーム・メモリ36に
ウィンドウ枠を書く際、注目する動画ウィンドウのフレ
ーム・メモリのみ、図8(b)に示すように、ある一部
分だけ色を変え(例えば黄色)、それ以外の枠は全て同
じとする。さらに、注目するウィンドウのフレーム・メ
モリについては、CPU21が一定時間毎に割り込みを
発生させる度に黄色の場所を変えた枠データに書き換え
る。
【0051】次に図8のフローチャートにより、本実施
例における処理について説明する。ウィンドウ表示する
場合、ステップS81へ行き、フレーム・メモリにウィ
ンドウ枠を書き込み、ステップS82において、ウィン
ドウ枠内に動画データを取り込む。ステップS82にお
いて、処理の対象となっているウィンドウが注目するウ
ィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウで無い場
合には、ステップS81に戻る。ステップS83におい
て、注目するウィンドウの場合には、ステップS84に
行き、ウィンドウ枠の一部分だけ同図(b)に示すよう
に色を変える。
【0052】上記処理をウィンドウ表示数分繰り返す
と、ステップS85において、動画ウィンドウ表示処理
を行う。ついで、ステップS86において割り込み時間
を設定して、ステップS87において、割り込みセット
を行い終了する。一方、前記したように、CPUが一定
時間ごとに割り込みを発するとステップS89におい
て、動画ウィンドウが複数表示されているか否かを判別
し、1枚表示されている場合には、ステップS91に行
く。また、2枚以上表示されている場合には、ステップ
S90において、処理の対象となるウィンドウが注目す
るウィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウでな
ければ、ステップS90の処理を繰り返す。
【0053】ステップS90において、注目するウィン
ドウと判別された場合には、ステップS91に行き、ウ
ィンドウ枠の色を変えた所の位置がずれるようにフレー
ム・メモリにデータを書き込み、ステップS87に行
く。図9は、本発明の表示方式の第6の実施例のフロー
チャートを示す図であり、本実施例は、動画ウィンドウ
の枠の色を変えることにより注目する動画ウィンドウを
容易に区別できるようにした実施例を示している。
【0054】すなわち、図3のフレーム・メモリ36に
ウィンドウ枠を書く際、注目する動画ウィンドウのフレ
ーム・メモリには、それ以外のウィンドウとは違った色
で枠データを書き込む(例えば、注目ウィンドウの枠を
緑、その他のウィンドウの枠を赤とする)。次に図9の
フローチャートにより、本実施例における処理について
説明する。
【0055】ステップS91において、ウィンドウが複
数表示されるか否かを判別し、複数表示されない場合に
は、ステップS93において、注目しないウィンドウの
枠と同じ色にならないように枠の色データを変えて、フ
レーム・メモリに枠データを書き込み(例えば、枠の色
データを緑とする)、ステップS95に行く。ステップ
S91において、ウィンドウが複数表示されると判別さ
れた場合には、ステップS92に行き、表示されるウィ
ンドウが注目するウィンドウか否かを判別し、注目ウィ
ンドウの場合には、ステップS93に行く。また、表示
されるウィンドウが注目するウィンドウでない場合に
は、ステップS94に行き、フレーム・メモリにウィン
ドウの枠を書き込み(例えば、枠の色データを赤とす
る)、ステップS95に行く。ステップS95におい
て、表示するウィンドウ分処理をおこなったか否かを判
別し、処理をおこなっていない場合には、ステップS9
2に戻り上記操作を繰り返す。ステップS95におい
て、上記処理をウィンドウ数分繰り返したと判別された
場合には、ステップS96にいき、動画データを各フレ
ーム・メモリ(そのウィンドウ枠内に)取り込む。
【0056】ついで、ステップS97において、動画ウ
ィンドウ表示処理を行い、終了する。図10(a)は、
本発明の表示方式の第7の実施例のフローチャートを示
す図であり、本実施例は、動画ウィンドウのタイトル・
バーの色を変えることにより注目する動画ウィンドウを
容易に区別できるようにした実施例を示している。
【0057】すなわち、図3のフレーム・メモリ36に
CPU21より図10(b)に示すタイトル・バー付き
のウィンドウ枠データを書き込む際、注目する動画ウィ
ンドウのフレーム・メモリには、それ以外の動画ウィン
ドウとは違った色データでタイトル・バーを書き込む
(例えば、注目ウィンドウのタイトル・バーを緑、その
他のウィンドウのタイトル・バーを赤とする)。
【0058】次に図10のフローチャートにより、本実
施例における処理について説明する。ステップS101
において、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別
し、複数表示されない場合には、ステップS103にお
いて、タイトル・バー付きのウィンドウ枠をフレーム・
メモリに書き込む時、タイトル・バーの所を注目しない
ウィンドウのタイトル・バーとは違った色データで書き
込み、ステップS105に行く。ステップS101にお
いて、ウィンドウが複数表示されると判別された場合に
は、ステップS102に行き、表示されるウィンドウが
注目するウィンドウか否かを判別し、注目ウィンドウの
場合には、ステップS103に行く。また、表示される
ウィンドウが注目するウィンドウでない場合には、ステ
ップS104に行き、フレーム・メモリにタイトル・バ
ー付きのウィンドウの枠を書き込み、ステップS105
に行く。ステップS105において、表示するウィンド
ウ分処理をおこなったか否かを判別し、処理をおこなっ
ていない場合には、ステップS102に戻り上記操作を
繰り返す。ステップS105において、上記処理をウィ
ンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステップ
S106にいき、動画データを各フレーム・メモリ(そ
のウィンドウ枠内に)取り込む。
【0059】ついで、ステップS107において、動画
ウィンドウ表示処理を行い、終了する。図11は、本発
明の表示方式の第8の実施例のフローチャートを示す図
であり、本実施例は、注目する動画ウィンドウ以外の動
画ウィンドウにポスター(動画の任意のフレーム)を表
示することにより注目する動画ウィンドウを容易に区別
できるようにした実施例を示している。
【0060】すなわち、図3の書き込み制御部37に動
画データの一時書き込み停止処理機能を追加することに
より、注目する動画ウィンドウに動画を表示し、それ以
外の動画ウィンドウには静止した画像を表示するもので
あり、動画データの一時書き込み停止処理機能には、動
画を任意のフレームで取り込み中止する機能を与える。
【0061】次に図11のフローチャートにより、本実
施例における処理について説明する。ステップS111
において、動画データを各フレーム・メモリに取り込
む。ステップS112おいて、表示されるウィンドウが
注目するウィンドウか否かを判別し、注目ウィンドウの
場合には、ステップS114に行く。また、表示される
ウィンドウが注目するウィンドウでない場合には、ステ
ップS113に行き、フレーム・メモリに書き込んでい
る動画データの書き込みを停止させる。
【0062】ステップS114において、表示するウィ
ンドウ分処理をおこなったか否かを判別し、処理をおこ
なっていない場合には、ステップS112に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS114において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS115にいき、動画ウィンドウ表示処理を行い、
終了する。
【0063】図12は、本発明の表示方式の第9の実施
例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注目
する動画ウィンドウには動画を表示し、それ以外の動画
ウィンドウには任意の色を表示することにより注目する
動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を
示している。すなわち、注目する動画ウィンドウに対応
する動画処理ボードのみフレーム・メモリ36に画像デ
ータを書き込み、それ以外はCPU21より、フレーム
・メモリ36の画像データを書き込む領域に任意の色デ
ータを書き込むようにしたものである。
【0064】次に図12のフローチャートにより、本実
施例における処理について説明する。ステップS121
において、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別
し、複数表示されない場合には、ステップS123にお
いて、動画データをフレーム・メモリに取り込み、ステ
ップS125に行く。ステップS121において、ウィ
ンドウが複数表示されると判別された場合には、ステッ
プS122に行き、表示されるウィンドウが注目するウ
ィンドウか否かを判別し、注目ウィンドウの場合には、
ステップS123に行く。また、表示されるウィンドウ
が注目するウィンドウでない場合には、ステップS12
4に行き、フレーム・メモリの動画データを書き込む領
域に色データを書き込み、ステップS125に行く。ス
テップS125において、表示するウィンドウ数分処理
をおこなったか否かを判別し、処理をおこなっていない
場合には、ステップS122に戻り上記操作を繰り返
す。
【0065】ステップS125において、上記処理をウ
ィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステッ
プS126にいき、動画ウィンドウ表示処理を行い、終
了する。図13は、本発明の表示方式の第10の実施例
のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注目す
る動画ウィンドウには通常の動画を表示し、それ以外の
動画ウィンドウにはこま落としされた動画を表示するこ
とにより注目する動画ウィンドウを容易に区別できるよ
うにした実施例を示している。
【0066】本実施例においては、図3の書き込み制御
部37にこま落とし機能を設ける。こま落とし制御機能
を実現するため、書き込み制御部37に動画のフレーム
をカウントするカウンタと、フレーム飛ばし数を設定す
るレジスタと、こま落とし制御機能開始レジスタを設け
る。注目する動画ウィンドウ以外の動画ウィンドウのこ
ま落としをする場合には、フレーム飛ばし数を設定する
レジスタにフレーム飛ばし数を設定し(例えば、フレー
ム飛ばし数=2と設定した場合には、1秒間に表示され
るフレームの数は10フレームとなる)、こま落とし制
御機能開始レジスタに開始をセットする。こま落としが
開始されると、動画のフレームをカウントするカウンタ
がフレームをカウントし、カウント値がフレーム飛ばし
数を設定するレジスタの設定値になると、フレーム・メ
モリに画像データが書き込み、こま落としされた動画が
表示される。
【0067】次に図13のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS131に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、
複数表示されない場合には、ステップS132におい
て、動画データをフレーム・メモリに取り込み、ステッ
プS138において、動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0068】ステップS131において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS13
3に行き動画データをフレーム・メモリに取り込み、ス
テップS134に行き、表示されるウィンドウが注目す
るウィンドウか否かを判別する。注目ウィンドウでない
場合には、ステップS135に行き、フレーム飛ばし数
を設定し、ステップS136において、こま落とし制御
機能開始レジスタを開始にセットし、ステップS137
に行く。また、表示されるウィンドウが注目するウィン
ドウの場合には、ステップS137にいく。
【0069】ステップS137において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS133に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS137において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS138において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0070】図14(a)は、本発明の表示方式の第1
1の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウにはモザイク無しの動画を
表示し、それ以外の動画ウィンドウには同図(c)に示
すモザイク処理された動画を表示することにより注目す
る動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例
を示している。
【0071】本実施例においては、モザイク処理された
動画を表示するため、図3の読みだし制御部38にメモ
リ読みだしアドレス操作機能と、モザイク制御機能開始
レジスタを設ける。注目する動画ウィンドウ以外の動画
ウィンドウの動画のモザイク処理をする場合には、モザ
イク制御機能開始レジスタを開始にセットし、メモリ読
みだしアドレス操作機能により読みだしアドレスの最下
位を操作し、図14(b)に示す動画を同図(c)に示
すようにモザイク処理する。
【0072】次に図14のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS141に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、
複数表示されない場合には、ステップS142におい
て、動画データをフレーム・メモリに取り込み、ステッ
プS147において、動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0073】ステップS141において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS14
3に行き動画データをフレーム・メモリに取り込み、ス
テップS144に行き、表示されるウィンドウが注目す
るウィンドウか否かを判別する。注目ウィンドウでない
場合には、ステップS145に行き、モザイク制御機能
開始レジスタを開始にセットし、ステップS146に行
く。また、表示されるウィンドウが注目するウィンドウ
の場合には、ステップS146にいく。
【0074】ステップS146において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS143に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS146において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS147において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0075】図15は、本発明の表示方式の第12の実
施例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注
目する動画ウィンドウには通常の動画を表示し、それ以
外の動画ウィンドウにはRGB値のビット操作を行うこ
とにより色合いを変えた動画を表示することにより注目
する動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施
例を示している。
【0076】本実施例においては、色合いを変えた動画
を表示するため、図3の画像データ処理部35にRGB
値のビット操作を行う機能と、その機能の開始/終了を
制御するポスタリゼーション開始レジスタを設ける。注
目する動画ウィンドウ以外の動画ウィンドウのRGB値
のビット操作を行う場合には、ポスタリゼーション開始
レジスタを開始にセットし、RGB値の下位または上位
数ビットを操作(例えば、上位4ビットを全て0にセッ
トする)し、フレーム・メモリに書き込む。
【0077】次に図15のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS151に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、
複数表示されない場合には、ステップS152におい
て、動画データをフレーム・メモリに取り込み、ステッ
プS157において、動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0078】ステップS151において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS15
3に行き、表示されるウィンドウが注目するウィンドウ
か否かを判別する。注目ウィンドウでない場合には、ス
テップS155に行き、動画データをフレーム・メモリ
に書き込む時、画素データのビット操作を行い、ステッ
プ156に行く。また、表示されるウィンドウが注目す
るウィンドウの場合には、ステップS154において、
動画データをフレーム・メモリに書き込み、ステップS
156にいく。
【0079】ステップS156において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS153に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS156において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS157において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0080】図16は、本発明の表示方式の第13の実
施例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注
目する動画ウィンドウにはフルカラーの動画を表示し、
それ以外の動画ウィンドウにはモノクロ化された動画を
表示することにより注目する動画ウィンドウを容易に区
別できるようにした実施例を示している。本実施例にお
いては、図3のNTSC−RGB変換器31の機能の一
つであるフルカラー信号をモノクロにしてRGBに変換
する機能を利用してフルカラー信号をモノクロ信号に変
換するとともに、NTSC−RGB変換器31に白黒化
開始/終了レジスタを設ける。
【0081】注目する動画ウィンドウ以外の動画ウィン
ドウをモノクロ化する場合には、白黒化開始レジスタを
開始にセットし、NTSC−RGB変換器31の処理を
フルカラー・モードからモノクロ・モードに切り換え、
フレーム・メモリに書き込む。次に図16のフローチャ
ートにより本実施例における処理について説明する。
【0082】ステップS161において、ウィンドウが
複数表示されるか否かを判別し、複数表示されない場合
には、ステップS162において、動画データをフレー
ム・メモリに書き込み、ステップS168において、動
画ウィンドウの表示処理を行い終了する。ステップS1
61において、ウィンドウが複数表示されると判別され
た場合には、ステップS163に行き、表示されるウィ
ンドウが注目するウィンドウか否かを判別する。注目ウ
ィンドウでない場合には、ステップS165に行き、N
TSC−RGB変換器の白黒化開始レジスタを開始にセ
ットし、ステップS166において、動画データをフレ
ーム・メモリに書き込み、ステップ167に行く。ま
た、表示されるウィンドウが注目するウィンドウの場合
には、ステップS164において、動画データをフレー
ム・メモリに書き込み、ステップS167にいく。
【0083】ステップS167において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS163に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS167において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS168において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0084】図17(a)は、本発明の表示方式の第1
4の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウには通常の動画を表示し、
それ以外の動画ウィンドウには図17(b)に示すよう
に動画ウィンドウ用アイコンを表示することにより注目
する動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施
例を示している。
【0085】本実施例において、注目する動画ウィンド
ウ以外の動画ウィンドウに動画ウィンドウ用アイコンを
表示するには、図3のCPUバスよりフレーム・メモリ
に動画ウィンドウ用アイコン・データを書き込み、図1
7(b)に示すように動画ウィンドウ用アイコンを表示
させる。次に図17のフローチャートにより本実施例に
おける処理について説明する。
【0086】ステップS171において、ウィンドウが
複数表示されるか否かを判別し、複数表示されない場合
には、ステップS172において、動画データをフレー
ム・メモリに書き込み、ステップS177において、動
画ウィンドウの表示処理を行い終了する。ステップS1
71において、ウィンドウが複数表示されると判別され
た場合には、ステップS173に行き、表示されるウィ
ンドウが注目するウィンドウか否かを判別する。注目ウ
ィンドウでない場合には、ステップS175に行き、C
PUからフレーム・メモリにアイコン・データを書き込
み、ステップ176に行く。また、表示されるウィンド
ウが注目するウィンドウの場合には、ステップS174
において、動画データをフレーム・メモリに書き込み、
ステップS176にいく。
【0087】ステップS176において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS173に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS176において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS177において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0088】図18は、本発明の表示方式の第15の実
施例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注
目する動画ウィンドウの動画の輝度と注目する動画ウィ
ンドウ以外の動画の輝度を変え、注目する動画ウィンド
ウを容易に区別できるようにした実施例を示している。
本実施例において、動画ウィンドウの動画の輝度を変え
るには、対応する動画処理ボードのNTSC−RGB変
換器31に設けられた輝度設定レジスタの値を変える。
【0089】次に図18のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS181に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、
複数表示されない場合には、ステップS182におい
て、動画データをフレーム・メモリに書き込み、ステッ
プS188において、動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0090】ステップS181において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS18
3に行き、表示されるウィンドウが注目するウィンドウ
か否かを判別する。注目ウィンドウでない場合には、ス
テップS185に行き、注目ウィンドウの輝度と異なる
ように輝度設定レジスタを設定し、ステップS186に
おいて、動画データをフレーム・メモリに書き込み、ス
テップS187に行く。また、表示されるウィンドウが
注目するウィンドウの場合には、ステップS184にお
いて、動画データをフレーム・メモリに書き込み、ステ
ップS187にいく。
【0091】ステップS187において、表示するウィ
ンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分処
理していない場合には、ステップS183に戻り上記操
作を繰り返す。ステップS187において、上記処理を
ウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には、ステ
ップS188において動画ウィンドウの表示処理を行い
終了する。
【0092】図19(a)は本発明の表示方式の第16
の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの動画の大きさと、注目す
る動画ウィンドウ以外の動画の大きさを図19(b)に
示すように変え、注目する動画ウィンドウを容易に区別
できるようにした実施例を示している。本実施例におい
て、動画ウィンドウの動画の大きさを変えるには、対応
する動画処理ボードの同期分離回路部32で動画制御信
号の間引き処理を行い図19(b)に示すように、ウィ
ンドウ内の動画の大きさを変える。
【0093】次に図19のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS191に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否かを判別し、
複数表示されない場合には、ステップS193におい
て、間引き処理せずに、フルサイズの動画データをフレ
ーム・メモリに書き込み、ステップS194において、
動画ウィンドウがディスプレイの中央になるように表示
して終了する。
【0094】ステップS191において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS19
2に行き、表示されるウィンドウが注目するウィンドウ
か否かを判別する。注目ウィンドウでない場合には、ス
テップS197において、ある決められた大きさになる
ように間引き処理をした動画データをフレーム・メモリ
に書き込み、ステップS198において、動画ウィンド
ウをキープレーンで設定してある場所に表示し、ステッ
プS199に行く。
【0095】また、表示されるウィンドウが注目するウ
ィンドウの場合には、ステップS195において、間引
き処理せずに、フルサイズの動画データをフレーム・メ
モリに書き込み、ステップS196において、動画ウィ
ンドウがディスプレイの中央になるように表示して、ス
テップS199にいく。ステップS199において、表
示するウィンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィン
ドウ数分処理していない場合には、ステップS192に
戻り上記操作を繰り返す。ステップS199において、
上記処理をウィンドウ数分繰り返したと判別された場合
には終了する。
【0096】図20(a)、図21は本発明の表示方式
の第17の実施例のフローチャートを示す図であり、本
実施例は、注目する動画ウィンドウには間引き処理をし
ない動画を表示し、注目する動画ウィンドウ以外の動画
は図20(b)に示すようにマルチ画面として、動画の
各フレームを画面上に分割表示することにより、注目す
る動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例
を示している。
【0097】本実施例においては、マルチスキャン機能
開始/終了レジスタを設けるとともに、間引き処理部3
4において動画データの間引き処理を行うとともに、同
期分離回路部32で動画制御信号の間引き処理を行う。
図20(b)に示す動画を表示するには、マルチスキャ
ン機能開始/終了レジスタを開始にセットし、1フレー
ム毎にフレーム・メモリへの書き込みアドレスを変え、
動画データをフレーム・メモリへ書き込む。
【0098】次に図20(a)、図21のフローチャー
トにより本実施例における処理について説明する。ステ
ップS201において、ウィンドウが複数表示されるか
否かを判別し、複数表示されない場合には、ステップS
203において、動画データをフレーム・メモリに書き
込み、ステップS204において、動画ウィンドウ表示
処理を行い終了する。
【0099】ステップS201において、ウィンドウが
複数表示されると判別された場合には、ステップS20
2に行き、表示されるウィンドウが注目するウィンドウ
か否かを判別する。注目ウィンドウでない場合には、ス
テップS207において、マルチスキャン機能開始/終
了レジスタを開始にセットし、ステップS208におい
て、間引き処理設定を行い、ステップS209におい
て、動画データをフレーム・メモリに書き込み、ステッ
プS210において、動画ウィンドウ表示処理を行い、
ステップ211に行く。
【0100】また、表示されるウィンドウが注目するウ
ィンドウの場合には、ステップS205において、動画
データをフレーム・メモリに書き込み、ステップS20
6において、動画ウィンドウ表示処理を行い、ステップ
211に行く。ステップS211において、表示するウ
ィンドウ数分処理したか否かを判別し、ウィンドウ数分
処理していない場合には、ステップS202に戻り上記
操作を繰り返す。ステップS211において、上記処理
をウィンドウ数分繰り返したと判別された場合には終了
する。
【0101】また、図20(a)のフローチャートのス
テップS209において、1フレーム目の終了検出した
際、図21のフローチャートのステップS213に行
き、処理対象のウィンドウが注目するウィンドウか否か
を判別し、注目するウィンドウの場合には終了する。ま
た、注目するウィンドウでない場合には、ステップS2
14において、マルチスキャン画面を表示させるため動
画データの書き込みアドレスを操作する。
【0102】ついで、ステップS215において、表示
するウィンドウ分の処理を行ったか否かを判別し、表示
するウィンドウ分の処理を行っていない場合には、ステ
ップS214に戻り、上記処理を繰り返す。また、表示
するウィンドウ分の処理を終わった場合には終了する。
図22は本発明の表示方式の第18の実施例のフローチ
ャートを示す図であり、本実施例は、注目する動画ウィ
ンドウの動画の縦横比を4/3とし、注目する動画ウィ
ンドウ以外の動画の縦横比を4/3以外とすることによ
り、注目する動画ウィンドウを容易に区別できるように
した実施例を示している。
【0103】次に図22のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS221に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否か判別し、複
数表示されない場合には、ステップS222にいき、動
画の縦横比を4/3にして終了する。また、複数表示さ
れる場合には、ステップS223に行き、注目する動画
の縦横比が4/3になっているか否かを判別し、なって
いない場合には、ステップS224に行き、4/3にし
て、ステップS225に行く。ステップS223におい
て、注目する動画の縦横比が4/3になっている場合に
は、ステップS225に行く。
【0104】ステップS225において、注目以外の全
ての動画の縦横の比率を4/3以外に変えて終了する。
図23(a)は本発明の表示方式の第19の実施例のフ
ローチャートを示す図であり、本実施例は、注目する動
画ウィンドウの動画は通常の表示とし、注目する動画ウ
ィンドウ以外の動画は、読みだし制御部38における読
みだし時のメモリ・アドレスを操作し、図23(b)に
示すように、画面の右側A部分を画面の左側B部分に移
動させた画像として、注目する動画ウィンドウを容易に
区別できるようにした実施例を示している。
【0105】次に図23のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS231に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否か判別し、複
数表示されない場合には終了する。また、複数表示され
る場合には、ステップS232に行き、注目するウィン
ドウか否かを判別し、注目するウィンドウでない場合に
は、ステップS233に行き、読みだし制御部におい
て、注目しない全ての動画ウィンドウに表示されている
動画メモリ・アドレスを操作し、終了する。
【0106】図24(a)は本発明の表示方式の第20
の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの動画は通常の表示とし、
注目する動画ウィンドウ以外の動画は、図2に示したマ
スク・メモリ22aに図24(b)に示すマスク・デー
タを書き込んで、縞状に表示することにより、注目する
動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を
示している。
【0107】次に図24(a)のフローチャートにより
本実施例における処理について説明する。ステップS2
41において、ウィンドウが複数表示されるか否か判別
し、複数表示されない場合には終了する。また、複数表
示される場合には、ステップS242に行き、注目する
ウィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウでない
場合には、ステップS243に行き、注目しない全ての
動画ウィンドウ表示位置と同じ場所のマスク・メモリに
図24(b)に示すマスク・データを書き込み、終了す
る。
【0108】図25(a)は本発明の表示方式の第21
の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの動画は通常の表示とし、
注目する動画ウィンドウ以外の動画は、図2に示したマ
スク・メモリ22aに図25(b)に示すマスク・デー
タを書き込み、×状の表示をすることにより、注目する
動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例を
示している。
【0109】次に図25(a)のフローチャートにより
本実施例における処理について説明する。ステップS2
51において、ウィンドウが複数表示されるか否か判別
し、複数表示されない場合には終了する。また、複数表
示される場合には、ステップS252に行き、注目する
ウィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウでない
場合には、ステップS253に行き、注目しない全ての
動画ウィンドウ表示位置と同じ場所のマスク・メモリに
図25(b)に示すマスク・データを書き込み、終了す
る。
【0110】図26は本発明の表示方式の第22の実施
例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注目
する動画ウィンドウの動画を画面の真ん中に表示すると
ともに、その画像をフルサイズで表示することにより、
注目する動画ウィンドウを容易に区別できるようにした
実施例を示している。次に図26のフローチャートによ
り本実施例における処理について説明する。
【0111】ステップS261において、ウィンドウが
複数表示されるか否か判別し、複数表示されない場合に
は,ステップS264に行き、表示座標を画面の真ん中
に設定し、ステップS265において、映像をフルサイ
ズにしてフレーム・メモリに格納して終了する。また、
複数表示される場合には、ステップS262に行き、注
目するウィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウ
でない場合には、ステップS263に行き、通常処理を
して終了する。また、注目するウィンドウの場合には、
ステップS264に行き、上記処理を行う。
【0112】図27は本発明の表示方式の第23の実施
例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注目
する動画ウィンドウの動画を通常表示し、注目する動画
ウィンドウ以外の動画は回転させて表示することによ
り、注目する動画ウィンドウを容易に区別できるように
した実施例を示している。次に図27のフローチャート
は、注目する動画ウィンドウ以外の動画の上下を逆転さ
せて表示する実施例を示したものであり、図27により
本実施例における処理について説明する。
【0113】ステップS271において、ウィンドウが
複数表示されるか否か判別し、複数表示されない場合に
は,ステップS272に行き、フレーム・メモリの先頭
からデータを書き込み、ステップS273において、フ
レーム・メモリの先頭からデータを読みだして終了す
る。また、複数表示される場合には、ステップS274
に行き、注目するウィンドウか否かを判別し、注目する
ウィンドウでない場合には、ステップS275に行き、
フレーム・メモリに画像データを書き込む時、フレーム
・メモリ終了アドレスから書き込み、ステップS273
に行き、上記処理を行う。
【0114】また、注目するウィンドウの場合には、ス
テップS272に行き、上記処理を行う。図28は本発
明の表示方式の第24の実施例のフローチャートを示す
図であり、本実施例は、注目する動画ウィンドウの動画
を通常表示し、注目する動画ウィンドウ以外の動画はそ
の走査線の奇数ラインと偶数ラインを入れ換えて、表示
することにより、注目する動画ウィンドウを容易に区別
できるようにした実施例を示している。
【0115】次に図28のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS281に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否か判別し、複
数表示されない場合には,ステップS282に行き、通
常処理を行って終了する。また、複数表示される場合に
は、ステップS283に行き、注目するウィンドウか否
かを判別し、注目するウィンドウでない場合には、ステ
ップS284に行き、走査線が奇数ラインか否かを判別
し、偶数ラインの場合には、ステップS285に行き、
奇数ラインを書き込むフレーム・メモリのアドレスに画
像データ書き込み終了する。また、ステップS284に
おいて、偶数ラインでないと判別された場合には、ステ
ップS286に行き偶数ラインを書き込むフレーム・メ
モリのアドレスに画像データ書き込み終了する。
【0116】また、注目するウィンドウの場合には、ス
テップS282に行き、通常処理を行って終了する。図
29は本発明の表示方式の第25の実施例のフローチャ
ートを示す図であり、本実施例は、注目する動画ウィン
ドウの動画に枠を表示し、注目する動画ウィンドウ以外
の動画は枠を表示しないようにすることにより、注目す
る動画ウィンドウを容易に区別できるようにした実施例
を示している。
【0117】次に図29のフローチャートにより本実施
例における処理について説明する。ステップS291に
おいて、ウィンドウが複数表示されるか否か判別し、複
数表示されない場合には,ステップS292に行き、C
PUから枠データをフレーム・メモリに書き込み、ステ
ップS293に行き、映像データを枠の内側に書き込
み、ステップS294において、枠データごとフレーム
・メモリより読みだし終了する。また、複数表示される
場合には、ステップS295に行き、注目するウィンド
ウか否かを判別し、注目するウィンドウでない場合に
は、ステップS296に行き、映像データをフレーム・
メモリに取り込み、ステップS297において、データ
を読みだして終了する。また、注目するウィンドウの場
合には、ステップS292に行き、上記処理を行う。
【0118】図30(a)は本発明の表示方式の第26
の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの動画に同図(c)に示す
ように、立体的にみえる枠を表示し、注目する動画ウィ
ンドウ以外の動画は同図(b)に示す通常の枠を表示す
ることにより、注目する動画ウィンドウを容易に区別で
きるようにした実施例を示している。
【0119】次に図30(a)のフローチャートにより
本実施例における処理について説明する。ステップS3
01において、ウィンドウが複数表示されるか否か判別
し、複数表示されない場合には,ステップS302に行
き、図30(c)に示す枠データをフレーム・メモリに
書き込み、ステップS303に行き、映像データを枠の
内側に書き込み、ステップS304において、枠データ
ごとフレーム・メモリより読みだし終了する。また、複
数表示される場合には、ステップS305に行き、注目
するウィンドウか否かを判別し、注目するウィンドウで
ない場合には、ステップS306に行き、図30(b)
に示す枠データをフレーム・メモリに書き込み、ステッ
プS303に行き、上記処理を行う。また、注目するウ
ィンドウの場合には、ステップS302に行き、上記処
理を行う。
【0120】図31、図32は本発明の表示方式の第2
7の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの枠の太さを一定時間ごと
に変えることにより、注目する動画ウィンドウを容易に
区別できるようにした実施例を示している。次に図3
1、図32のフローチャートにより、本実施例における
処理について説明する。
【0121】ウィンドウ表示する場合、ステップS31
1へ行き、フレーム・メモリに全て同じ太さで枠データ
を書き込み、ステップS316(図32)へ行く。一
方、CPUが一定時間ごとに割り込みを発するとステッ
プS312において、フレーム・メモリに割り込み前の
枠データの太さと違う枠データを書き込み、ステップS
316(図32)へ行く。
【0122】ステップS316(図32)において全て
の動画処理ボードのフレーム・メモリに映像データを書
き込む際映像データは枠データの内側に書き込む。ステ
ップS317において、注目する動画ウィンドウに対応
するフラグ=1か否かを判別し、フラグ=1でない場合
には、ステップS318に行き、フラグ=1としてステ
ップS320へ行く。また、フラグ=0の場合には、ス
テップS320に行く。
【0123】ステップS320において、フレーム・メ
モリより枠データごと読みだし、ステップS321にお
いて、割り込み時間を設定して、ステップS322にお
いて、割り込みをセットして終了する。また、ウィンド
ウ非表示とする場合には、ステップS313(図31)
において、割り込みを解除し、ステップS314におい
て、ウィンドウ非表示処理を行い、ステップS315に
おいて、全フラグ=0として終了する。
【0124】図33、図34は本発明の表示方式の第2
8の実施例のフローチャートを示す図であり、本実施例
は、注目する動画ウィンドウの枠の色を一定時間ごとに
変えることにより、注目する動画ウィンドウを容易に区
別できるようにした実施例を示している。次に図33、
図34のフローチャートにより、本実施例における処理
について説明する。
【0125】ウィンドウ表示する場合、ステップS33
1へ行き、フレーム・メモリに全て同じ色の枠データを
書き込み、ステップS336(図34)へ行く。一方、
CPUが一定時間ごとに割り込みを発するとステップS
332において、フレーム・メモリに割り込み前の枠デ
ータの色と違う色の枠データを書き込み、ステップS3
36(図34)へ行く。
【0126】ステップS336(図34)において全て
の動画処理ボードのフレーム・メモリに映像データを書
き込む際映像データは枠データの内側に書き込む。ステ
ップS337において、注目する動画ウィンドウに対応
するフラグ=1か否かを判別し、フラグ=1でない場合
には、ステップS338に行き、フラグ=1としてステ
ップS340へ行く。また、フラグ=1の場合には、ス
テップS339に行き、フラグ=0としてステップS3
40に行く。
【0127】ステップS340において、フレーム・メ
モリより枠データごと読みだし、ステップS341にお
いて、割り込み時間を設定して、ステップS342にお
いて、割り込みをセットして終了する。また、ウィンド
ウ非表示とする場合には、ステップS333(図33)
において、割り込みを解除し、ステップS334におい
て、ウィンドウ非表示処理を行い、ステップS335に
おいて、全フラグ=0として終了する。
【0128】図35は本発明の表示方式の第29の実施
例のフローチャートを示す図であり、本実施例は、注目
する動画ウィンドウに付加情報として、動画の再生時間
を示すカウンタを表示することにより、注目する動画ウ
ィンドウを容易に区別できるようにした実施例を示して
いる。このカウンタは動画ウィンドウのタイトル表示部
分等に設けることができ、動画の再生開始からその時ま
での積算時間を表示する。
【0129】次に図35のフローチャートにより、本実
施例における処理について説明する。ウィンドウ表示す
る場合、ステップS351において、ウィンドウが複数
表示されるか否か判別し、複数表示されない場合には,
ステップS353に行き、注目する動画ウィンドウに対
応する動画処理ボードのフレーム・メモリに時間カウン
タの初期値をCPUから書き込み、ステップS354に
行く。また、複数表示される場合には、ステップS35
2に行き、注目するウィンドウか否かを判別し、注目す
るウィンドウでない場合には、ステップS354に行
く。注目するウィンドウの場合には、ステップS353
に行き、上記処理を行う。
【0130】ステップS354において、画像データを
フレーム・メモリに取り込み、ステップS355におい
て、フレーム・メモリからデータを読みだし、ステップ
S356に行く。一方、CPUが一定時間ごとに割り込
みを発するとステップS358において、注目する動画
ウィンドウに対応する動画処理ボードのフレーム・メモ
リに書き込んだ時間データを書き換え、ステップS35
6に行く。
【0131】ステップS356において、割り込み時間
を設定して、ステップS357において、割り込みをセ
ットして終了する。図36(a)は本発明の表示方式の
第30の実施例のフローチャートを示す図であり、本実
施例は、注目する動画ウィンドウに付加情報として、図
36(b)に示すような動画の再生状態を操作するため
の機能ボタンを表示することにより、注目する動画ウィ
ンドウを容易に区別できるようにした実施例を示してい
る。この機能ボタンは図36(b)に示すように動画ウ
ィンドウのタイトル表示部分等に設け、動画の早送り、
巻き戻し、静止等の操作を行うボタンであり、マウス等
により操作をすることができる。
【0132】次に図36のフローチャートにより、本実
施例における処理について説明する。ステップS361
において、ウィンドウが複数表示されるか否か判別し、
複数表示されない場合には,ステップS363に行き、
注目する動画ウィンドウに対応する動画処理ボードのフ
レーム・メモリにCPUから機能ボタンを書き込み、ス
テップS364に行く。また、複数表示される場合に
は、ステップS362に行き、注目するウィンドウか否
かを判別し、注目するウィンドウでない場合には、ステ
ップS364に行く。注目するウィンドウの場合には、
ステップS363に行き、上記処理を行う。
【0133】ステップS364において、画像データを
フレーム・メモリに取り込み、ステップS365におい
て、フレーム・メモリから映像データと機能ボタンデー
タを読みだし終了する。図37(a)は本発明の表示方
式の第31の実施例のフローチャートを示す図であり、
本実施例は、注目する動画ウィンドウに付加情報とし
て、図37(b)に示すように注目するウィンドウを指
し示すポインタを表示することにより、注目する動画ウ
ィンドウを容易に区別できるようにした実施例を示して
いる。
【0134】本実施例においては、この機能を実現する
ため、図2に示したフレーム・バッファ22bにポイン
タ・データを格納し、注目するウィンドウを指し示すポ
インタを表示している。次に図37(a)のフローチャ
ートにより、本実施例における処理について説明する。
【0135】ステップS371において、ウィンドウが
複数表示されるか否か判別し、複数表示されない場合に
は,ステップS373に行き、ポインタ・データを図3
7(b)に示すようにフレーム・バッファに書き込み終
了する。また、複数表示される場合には、ステップS3
72に行き、注目するウィンドウか否かを判別し、注目
するウィンドウでない場合には終了する。
【0136】注目するウィンドウの場合には、ステップ
S373に行き上記処理を行う。図38(a)は本発明
の表示方式の第32の実施例のフローチャートを示す図
であり、本実施例は、付加情報として、図38(b)に
示すような識別子をウィンドウ毎に表示することによ
り、注目する動画ウィンドウを容易に区別できるように
した実施例を示している。
【0137】次に図38(a)のフローチャートによ
り、本実施例における処理について説明する。ステップ
S381において、ウィンドウが複数表示されるか否か
判別し、複数表示されない場合には,ステップS382
に行き、動画処理ボードのフレーム・メモリにCPUか
ら識別子データを書き込み、ステップS384に行く。
【0138】また、複数表示される場合には、ステップ
S383に行き、表示する動画ウィンドウは全て対応す
る動画処理ボードのフレーム・メモリにCPUから図3
8(b)に示す識別子データを書き込み、ステップS3
84に行く。ステップS384において、フレーム・バ
ッファの識別子表示領域に注目する動画ウィンドウの識
別子データを書き込み、ステップS385において、画
像データをフレーム・メモリに取り込み、ステップS3
86において、フレーム・メモリからデータを読みだし
終了する。
【0139】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明においては、動画ウィンドウに表示される動画情
報、動画ウィンドウの枠を加工する手段を設けたり、動
画ウィンドウに付加情報を付加する手段を設け、注目す
るウィンドウとそれ以外のウィンドウを識別可能とした
ので、注目するウィンドウを容易に探しだすことがで
き、ワーク・ステーション等の情報処理装置のマン・マ
シン・インタフェースを向上させ、より使い易いものと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明のシステム構成の1実施例である。
【図3】本発明の実施例の動画処理ボードの構成を示す
図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の第2の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明の第3の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図7】本発明の第4の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第5の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第6の実施例を示すフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第7の実施例を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第8の実施例を示すフローチャート
である。
【図12】本発明の第9の実施例を示すフローチャート
である。
【図13】本発明の第10の実施例を示すフローチャー
トである。
【図14】本発明の第11の実施例を示すフローチャー
トである。
【図15】本発明の第12の実施例を示すフローチャー
トである。
【図16】本発明の第13の実施例を示すフローチャー
トである。
【図17】本発明の第14の実施例を示すフローチャー
トである。
【図18】本発明の第15の実施例を示すフローチャー
トである。
【図19】本発明の第16の実施例を示すフローチャー
トである。
【図20】本発明の第17の実施例を示すフローチャー
トである。
【図21】本発明の第17の実施例を示すフローチャー
ト(続き)である。
【図22】本発明の第18の実施例を示すフローチャー
トである。
【図23】本発明の第19の実施例を示すフローチャー
トである。
【図24】本発明の第20の実施例を示すフローチャー
トである。
【図25】本発明の第21の実施例を示すフローチャー
トである。
【図26】本発明の第22の実施例を示すフローチャー
トである。
【図27】本発明の第23の実施例を示すフローチャー
トである。
【図28】本発明の第24の実施例を示すフローチャー
トである。
【図29】本発明の第25の実施例を示すフローチャー
トである。
【図30】本発明の第26の実施例を示すフローチャー
トである。
【図31】本発明の第27の実施例を示すフローチャー
トである。
【図32】本発明の第27の実施例を示すフローチャー
ト(続き)である。
【図33】本発明の第28の実施例を示すフローチャー
トである。
【図34】本発明の第28の実施例を示すフローチャー
ト(続き)である。
【図35】本発明の第29の実施例を示すフローチャー
トである。
【図36】本発明の第30の実施例を示すフローチャー
トである。
【図37】本発明の第31の実施例を示すフローチャー
トである。
【図38】本発明の第32の実施例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
21 CPU 22a マスク・メモリ 22b フレーム・バッファ 22c,22d, 22e 動画処理ボード 23 キープレーン 24 合成回路 25 割り込み発生部 26 D/A変換器 27 ディスプレイ 31 NTSC−RGB変換器 32 同期分離回路部 33 A/D変換器 34 間引き処理部 35 画像データ処理部 36 フレーム・メモリ 37 書き込み制御部 38 読みだし制御部
フロントページの続き (72)発明者 水口 有 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 奥山 敏 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ(2) 上に複数の動画ウィン
    ドウ(2a,2b) を表示することができるマルチ・ウィンド
    ウ・システム(1) を備えた情報表示装置において、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画情報を加工す
    る手段(1a)を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に加工された動画情報を表示す
    ることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)とそれ以外
    の動画ウィンドウ(2b)を識別可能としたことを特徴とす
    るアクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  2. 【請求項2】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報の表示、非
    表示を制御する手段を設け、 注目する動画ウィンドウ(2a)以外の動画ウィンドウ(2b)
    の動画を非表示とすることにより、注目する動画ウィン
    ドウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする請求項1の
    アクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  3. 【請求項3】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報をポスター
    処理(動画の任意のフレームを表示する処理)する手段
    を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に動画の任意のフレームを表示
    することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可
    能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  4. 【請求項4】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報に色表示処
    理を行う手段を設け、 注目する動画ウィンドウ(2a)以外の動画ウィンドウ(2b)
    に動画を表示せず、色を表示することにより、注目する
    動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする
    請求項1のアクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  5. 【請求項5】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報をこま落と
    し制御する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) にこま落としされた動画を表示
    することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可
    能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  6. 【請求項6】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報をモザイク
    処理する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) にモザイク処理された動画を表
    示することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別
    可能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画
    ウィンドウ表示方式。
  7. 【請求項7】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報の画素デー
    タをビット操作する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) にビット操作された動画を表示
    することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可
    能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  8. 【請求項8】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画情報を白黒化制
    御する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に白黒化された動画を表示する
    ことにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能と
    したことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウィン
    ドウ表示方式。
  9. 【請求項9】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動
    画情報を加工する手段(1a)として、動画ウィンドウ(2a,
    2b) にアイコンを表示する手段を設け、 注目する動画ウィンドウ(2a)以外の動画ウィンドウ(2b)
    にアイコンを表示することにより、注目する動画ウィン
    ドウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする請求項1の
    アクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  10. 【請求項10】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画情報の輝度を
    制御する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画の輝度を変え
    ることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能
    としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウィ
    ンドウ表示方式。
  11. 【請求項11】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画を拡大、縮小
    する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画を拡大、縮小
    することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可
    能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  12. 【請求項12】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画をマルチスキ
    ャン制御する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画をマルチスキ
    ャン表示することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)
    を識別可能としたことを特徴とする請求項1のアクティ
    ブ動画ウィンドウ表示方式。
  13. 【請求項13】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画の縦横比を制
    御する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画の縦横比を変
    えることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可
    能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  14. 【請求項14】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画の表示アドレ
    スの操作制御を行う手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示アドレスの操作制御を行
    った動画を表示することにより、注目する動画ウィンド
    ウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする請求項1のア
    クティブ動画ウィンドウ表示方式。
  15. 【請求項15】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画のマスク制御
    を行う手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画にマスク制御
    された動画を表示することにより、注目する動画ウィン
    ドウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする請求項1の
    アクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  16. 【請求項16】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画のマスク制御
    を行う手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画上にマークを
    表示することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識
    別可能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動
    画ウィンドウ表示方式。
  17. 【請求項17】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画ウィンドウ(2
    a,2b) の表示位置を制御する手段と、動画ウィンドウ(2
    a,2b) を拡大縮小する手段を設け、 注目する動画ウィンドウ(2a)を一定の場所にそのままの
    大きさで、もしくは、拡大して表示することにより、注
    目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特徴
    とする請求項1のアクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  18. 【請求項18】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画の回転制御を
    行う手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画を回転させる
    ことにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能と
    したことを特徴とする請求項1のアクティブ動画ウィン
    ドウ表示方式。
  19. 【請求項19】 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される
    動画情報を加工する手段(1a)として、動画の走査線を操
    作する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) に表示される動画の走査線を操
    作することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別
    可能としたことを特徴とする請求項1のアクティブ動画
    ウィンドウ表示方式。
  20. 【請求項20】 ディスプレイ(2) 上に複数の動画ウィ
    ンドウ(2a,2b) を表示することができるマルチ・ウィン
    ドウ・システム(1) を備えた情報表示装置において、 動画ウィンドウ(2a,2b) の枠を加工する手段(1a)を設
    け、 枠が加工処理された動画ウィンドウ(2a,2b) を表示する
    ことにより、注目する動画ウィンドウ(2a)とそれ以外の
    動画ウィンドウ(2b)を識別可能としたことを特徴とする
    アクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  21. 【請求項21】 動画情報の枠を加工する手段(1a)とし
    て、動画ウィンドウ(2a,2b) の枠を点滅されたり、枠の
    太さを変えたり、枠のタイトル・バーの色を変えたり、
    枠上で輝点を移動させたりする手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) の枠を上記のように加工処理す
    ることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能
    としたことを特徴とする請求項20のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  22. 【請求項22】 動画情報の枠を加工する手段(1a)とし
    て、動画ウィンドウ(2a,2b) の枠の太さを一定時間ごと
    に変える手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) の枠の太さを一定時間毎に変え
    ることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能
    としたことを特徴とする請求項20のアクティブ動画ウ
    ィンドウ表示方式。
  23. 【請求項23】 動画情報の枠を加工する手段(1a)とし
    て、動画ウィンドウ(2a,2b) の枠の表示、非表示を制御
    する手段を設け、 枠が表示された動画ウィンドウ(2a)と、枠が非表示の動
    画ウィンドウ(2b)を表示することにより、注目する動画
    ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特徴とする請求
    項20のアクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  24. 【請求項24】 動画情報の枠を加工する手段(1a)とし
    て、動画ウィンドウ(2a,2b) の枠が立体的に見えるよう
    に表示する手段を設け、 動画ウィンドウ(2a,2b) の枠を立体的に見えるように表
    示することにより、注目する動画ウィンドウ(2a)を識別
    可能としたことを特徴とする請求項20のアクティブ動
    画ウィンドウ表示方式。
  25. 【請求項25】 ディスプレイ(2) 上に複数の動画ウィ
    ンドウ(2a,2b) を表示することができるマルチ・ウィン
    ドウ・システム(1) を備えた情報表示装置において、 動画ウィンドウ(2a,2b) に付加情報を付加する手段(1a)
    を設け、 付加情報が付加された動画ウィンドウ(2a,2b) を表示す
    ることにより、注目する動画ウィンドウ(2a)とそれ以外
    の動画ウィンドウ(2b)を識別可能としたことを特徴とす
    るアクティブ動画ウィンドウ表示方式。
  26. 【請求項26】 動画情報の付加情報として、動画の再
    生時間を示すカウンタを表示することにより、 注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特
    徴とする請求項25のアクティブ動画ウィンドウ表示方
    式。
  27. 【請求項27】 動画情報の付加情報として、動画の早
    送り、巻き戻し等の操作を行う機能ボタンを表示するこ
    とにより、 注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特
    徴とする請求項25のアクティブ動画ウィンドウ表示方
    式。
  28. 【請求項28】 動画情報の付加情報として、注目する
    動画ウィンドウ(2a)を指し示すポインタを表示すること
    により、 注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特
    徴とする請求項25のアクティブ動画ウィンドウ表示方
    式。
  29. 【請求項29】 動画情報の付加情報として、動画ウィ
    ンドウ(2a,2b) 毎に識別子を表示することにより、 注目する動画ウィンドウ(2a)を識別可能としたことを特
    徴とする請求項25のアクティブ動画ウィンドウ表示方
    式。
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