JPH0643620A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH0643620A
JPH0643620A JP21660892A JP21660892A JPH0643620A JP H0643620 A JPH0643620 A JP H0643620A JP 21660892 A JP21660892 A JP 21660892A JP 21660892 A JP21660892 A JP 21660892A JP H0643620 A JPH0643620 A JP H0643620A
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JP
Japan
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tank
fixing
processing
bath
solution
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JP21660892A
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Takashi Nakamura
敬 中村
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 定着槽が前浴F1と後浴F2とからなる2タ
ンク向流定着槽であり、該前浴の定着液に通電する通電
手段5を備えた感光材料処理装置、更に、漂白槽と前記
2タンク向流定着槽の前浴との間にクリーニング槽を設
置した、又は多段水洗槽のオーバーフロー液を前記2タ
ンク向流定着槽の後浴にオーバーフローさせる感光材料
処理装置。 【効果】 本発明は各処理槽への補充量の減少、廃液
量の減少を可能とし、更に良好な画像を得ることができ
る処理装置を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料の現像処理装
置における少なくとも一種の処理液に少なくとも一方の
電極を接触させて処理液に通電することにより前記処理
液の処理能力を改善せしめて、処理槽への補充液の供給
量を低減させるようにした写真感光材料の処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料、例えばハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の湿式処理は、例えば発色現像、漂白定
着、水洗、安定などの各処理工程からなっており、この
うち漂白定着は漂白、定着と分けられたり、これらと組
み合わされて行われ、また各工程の間に必要により水洗
工程などが挿入される。これらの発色現像、漂白定着な
どにはそれぞれ発色現像液、漂白定着液が使用される
が、前記感光材料を処理するに伴い、前記発色現像液中
の現像主薬が酸化されることにより消耗し、あるいは定
着液中には定着作用により銀イオン、ハロゲンイオンが
蓄積し、漂白液中では漂白剤やハロゲンが消費されて減
少するなどにより、それらの処理能力が低下するので、
それぞれ各処理液にその処理液の組成に近い組成をもち
必要な成分を含有する補充液を供給して、それらの処理
能力が低下しないように維持されることが行われてい
る。
【0003】しかし、各液にその処理能力が低下しない
程度に補充液を供給すると、ほぼその供給量に近い量の
オーバーフロー液が排出され、この液が廃液となる。廃
液は通常海中深くに投棄され、地球環境の汚染をできる
だけ少なくしている。ところが、近年、地球環境を保護
しようとする考えが高まり、写真処理廃液の海洋投棄が
見直されつつある。海洋投棄の代わりに写真処理廃液を
焼却する方法もあるが、炭酸ガスの発生により別な地球
環境汚染を招く結果となる。したがって、これらの方法
に代わる廃液の無害化技術と、廃液の少量化技術が要望
されている。
【0004】無害化技術としては、生物処理による活性
汚泥法や湿式酸化法などがある。しかし、これらは処理
装置が大きいので廃液を回収して一括集中処理する必要
がある。また、少量化技術としては、低補充システム、
オンサイト液再生システム(自動現像機と処理液再生装
置が一体化されている装置)、オンサイト廃液処理シス
テム(自動現像機と廃液処理装置が一体化されている装
置)などが知られている。しかしこれらは大手の処理ラ
ボに対してのみ有効な技術である。
【0005】一方、写真処理は技術の進歩により大ラボ
レベル、中ラボレベル、小ラボレベル、更にはミニラボ
レベル、マイクロラボレベルでも処理され、写真処理の
分散化が進み、特にミニラボ、マイクロラボレベルでは
廃液の問題がクローズアップされてきた。すなわち、ミ
ニラボレベルでは自動現像機と一体で廃液処理でき難い
こと、更には交通渋滞などで廃液回収コストが急増し、
廃液処理コストが高いこと、かつ実質上廃液回収ができ
難くなっていることなど、ミニラボレベルでの処理がし
難い状況になりつつある。
【0006】こういう状況の中で、ミニラボの自動現像
機本体内で処理液を再生し、廃液を少なくできる技術開
発が要望されている。このような要求に対応して、本発
明者らは、特開平3−209471号、同3−2732
37号、同3−293661号により写真処理液の通電
方法を提案した。これらの技術によれば、発色現像槽に
陰極を設けて通電して陰極面で還元作用を働かせるとき
には、酸化された発色現像主薬がある程度還元されて元
の発色現像主薬に戻り、かつ陰イオン交換膜を介してハ
ロゲンを除去できる。また、定着槽に陰極を設けて通電
するときには、陰極に銀を還元析出させ、かつ陰イオン
交換膜を介してハロゲンを陽極に移動除去できる。更
に、漂白槽に陽極を設け、感光材料の処理に応じて通電
することにより、漂白剤が陽極面で酸化され再生され
る。
【0007】一方、陰イオン交換膜を介してハロゲンが
漂白槽の陽極に向かって移動してくるので、ハロゲン化
剤の補充の必要もない。漂白槽では少し余分の通電を行
うと現像液の持込みによる漂白剤の還元劣化も防止でき
る。かつ陽極では酸も生成されるため、現像液の持込み
によるpHの上昇も抑えられ、酸の添加も不要である。
【0008】従って、通電方法により新しく補充液を沢
山補充する必要がなくなり、その結果、各処理液に対す
るオーバーフロー液が少なくなり総廃液が少なくなる。
漂白定着液では漂白と定着の両方の機能を有するため、
通電処理では漂白定着処理槽の前半部に陽極を、後半部
に陰極を設け、処理槽中央に陰イオン交換膜を設置する
か、場合によっては現像効率が悪い感光材料では陽極と
陰極とを入れ替えて用いてもよい。
【0009】この方法では、例えば発色現像槽では隔膜
として陰イオン交換膜を用い、通電室に陽極を設置し電
解質溶液を入れ、発色現像槽に陰極を設置して通電する
ときには、感光材料の処理によって発色現像液に溶出し
たハロゲンイオンが陽極に向かって移動し、陰イオン交
換膜を選択的に通って通電室に入るので、発色現像液中
の余分なハロゲンイオンを除去することが出来るし、ま
た発色現像液はその槽に設置された陰極によって還元作
用を受け、酸化されている発色現像主薬がある程度還元
されることにより、発色現像液の性能を回復することが
出来る。漂白液や定着液についても通電の仕方によって
同様な効果を得ることが出来る。この方法によれば各処
理槽への補充液の量を著しく減少させることが出来る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記のよ
うな通電処理による処理液の再生等により、各処理槽へ
の補充量を減少させることができ、そして、廃液量も低
減できた。しかしながら、従来の通電処理では、確かに
処理液の廃液は少なくなるが水洗水の廃液はなんら減ら
なかった。従って廃液を少なくする為には水洗水の廃液
を少なくすることが重要である。
【0011】更に、水洗水の廃液を少なくする為には、
その前浴である定着液の濃さを少なくしたり補充を少な
くしたりする工夫が必要である。その為には定着槽での
通電再生の効率を良くする必要がある。即ち、水洗を含
め処理液の廃液を最適化して廃液量が少ないシステムが
要望されている。
【0012】また一方、通電により定着液中の銀の回収
のともない銀イオンの濃度が低下してくると、定着液中
のハイポの分解などの副作用が生じてしまう。このため
補充をしなければならなくなる。即ち、銀イオンの濃度
が高い状態で通電することが望まれる。従って本発明の
目的は、実質的に無廃液な処理に近づけるために処理槽
への補充量及び廃液量を更に減少させことができる処理
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る上記目的
は、下記の(1)〜(3)により達成された。 (1)少なくとも1種の写真処理液に通電して該処理液
性能を回復させて写真感光材料を処理する処理装置にお
いて、定着槽が前浴と後浴とからなる2タンク向流定着
槽であり、該前浴の定着液に通電する通電手段を備えた
ことを特徴とする感光材料処理装置。 (2)漂白槽と前記2タンク向流定着槽の前浴との間に
クリーニング浴を設置した上記(1)に記載の処理装
置。 (3)水洗槽が多段水洗槽であり、該多段水洗槽のオー
バーフロー液を前記2タンク向流定着槽の後浴にオーバ
ーフローさせる上記(1)又は(2)に記載の処理装
置。
【0014】
【作用】本発明は2タンク向流定着槽とし、少なくとも
定着槽の前浴に通電処理槽を設置したものである。即
ち、定着槽での通電により、十分な脱銀と回収、及びハ
イポの分解の防止ができることで、従来よりも補充量及
び処理液成分の濃度を低くすることができ、結果として
処理液の廃液も少なくし更に次処理工程での水洗の負荷
を小さくでき、従って水洗の廃液も少なくすることがで
きる。
【0015】本発明者は、通電処理で各処理液の補充量
が減少できるという利点を更に充実させるため、種々検
討した結果、定着槽の通電により定着槽の銀の回収がで
きるものの、一方でハイポの分解が生じ、このため処理
能力の低下が生じることがわかった。このハイポの分解
は、定着槽の銀濃度がある程度減少してくると、銀の回
収が行われにくくなり、余分な通電により引き起こされ
るものである。また、処理能力の低下は、通電処理を設
けた低補充処理の場合、各処理槽間での処理液の持ち込
みが大きく影響していることもわかった。
【0016】そこで、通電による新たな問題を解決する
ため検討した結果、本発明の構成を有する処理装置によ
って補充量及び廃液を減らすことができた。即ち、本発
明は定着槽を2タンク定着槽とし更に定着槽の前浴で通
電処理することで、定着槽の前浴に溶出してくる銀イオ
ンが後浴に比べ著しく多く、この銀イオンの多い前浴で
通電すると銀の回収が効率良く行われ、更に回収による
銀濃度の低下にともなって生じるハイポの分解を防ぐこ
とが可能となった。
【0017】つまり本発明は、1槽の定着槽に比べ、定
着槽を2槽としたものであるので、1槽分の容量が小さ
くなり、定着槽の前浴で従来と同様に処理量に応じて通
電し従来と同量の銀を回収しても、銀の回収可能な最低
濃度よりも高い値を維持でき、その結果通電が銀の回収
のみに作用し、ハイポの分解を防止できる。本発明にお
いて、感光材料は定着槽の前浴でほぼ完了している程度
に定着されている。
【0018】また、従来では定着槽の前浴は感光材料に
よる液持ち込みによって、前処理槽の漂白液や現像液の
濃度が高くなっているが、この前浴で通電することで効
率良く除去でき、定着槽の後浴への不要成分の持ち込み
を少なくしている。更に、定着液の補充液は後浴へ補充
され、2タンク向流方式により、後浴ではほぼ新液に近
い定着液で処理されるため、つまり、後浴に補充液が補
充され更に後浴から前浴へオーバーフローされることに
より前処理液の持ち込み分の寄与が小さくなるため後浴
ではほぼ新液に近く、このため定着は十分に行われ結果
として定着液の補充の低減や定着成分の濃度が低くても
定着できるようになる。
【0019】即ち、本発明の処理装置を用いることによ
って処理槽への補充量を従来より更に低減でき且つ成分
も薄くでき、結果として水洗負荷が小さくなり、水の補
充も小さくでき、更に水の廃液も少なくなることで、総
廃液が少なくなる。更に、本発明の処理装置を用いるこ
とで、補充量や廃液量を低減できるばかりでなく、通電
と2タンク向流定着槽としたことにより、濃度の薄い定
着能の低い定着液でも、短時間で十分な定着ができ、定
着時間を短縮させることができる。更にまた、定着液濃
度を薄くできることから、水洗槽の負担が減り、水洗水
の量を減少させても効率良く水洗することができる。
【0020】このような本発明の処理装置を用いた低補
充処理によっても、得られる画像は十分な脱銀、水洗が
行われ、良好である。また、本発明の処理装置におい
て、定着槽の前浴のオーバーフロー液を通電処理槽の陰
極側へオーバーフローさせて通電することにより電解質
溶液を新しく作る必要もなく、場合によっては陽極で定
着成分が酸化分解されることにより、より低公害性の廃
液となる。更に、通電処理で再生された定着液を後浴か
ら補充することで、定着液への新たな補充を著しく少な
くすることができる。
【0021】また更に本発明は、漂白槽と定着槽の前浴
との間にクリーニング槽を設置することが好ましく、感
光材料が一旦このクリーニング槽を通って搬送されるた
め、漂白槽からの液持ち込みが減少し、これによって、
定着槽の前浴では通電による処理液再生が更に効率良く
行われると同時に、このクリーニング槽のオーバーフロ
ー液を漂白槽を流入させることで、漂白槽の補充量を減
らすことができる。
【0022】また更に、現像槽と漂白槽との間にリンス
槽を設けることで、漂白槽への現像液の混入を防ぎ、漂
白槽の劣化の防止、及びリンス槽から現像槽へオーバー
フローさせて現像液の補充を減らすことができる。また
更に本発明は、水洗槽を多段水洗槽とすることが好まし
く、多段水洗槽の最前浴の液成分が感光材料からの持ち
込みにより、定着液の成分とほぼ等しくなり、この水洗
槽の最前浴のオーバーフロー液を定着槽の後浴へオーバ
ーフローさせることができ、このため、水洗槽からの廃
液がなくなる。更に、定着液への補充量が減少すること
から、装置全体の補充量及び廃液を低減することができ
る。
【0023】本発明において、通電処理槽は現像槽、漂
白槽及び定着槽にそれぞれ設置することが好ましく、よ
り一層良好な結果が得られる。また、クリーニング槽、
リンス槽、多段水洗槽などを組み合わせて用いることが
好ましく、処理装置の廃液を更に減少することができ
る。
【0024】また、本発明においては、処理装置に水再
生処理装置を設け、各処理槽から生じる廃液から水を再
生し、水洗水として水洗槽へ補充することが好ましい。
本発明で用いることのできる、水再生装置としては、特
開昭58−105150、同60−241053、同6
2−254151各号公報に記載の逆浸透法、特開昭6
3−121051、同63−121052、同63−1
56501、特開平4−40281各号公報に記載の蒸
発凝縮法、特開平3−42088、同3−42089、
同3−80984各号公報に記載の析出・蒸発・凝縮
法、透湿防水膜を使った蒸発凝縮法、吸着部材を使った
蒸発凝縮法などが挙げられる。
【0025】本発明の通電処理は特開平3−27323
7号に記載の方法がこのましい。
【0026】本発明を適用できる処理機としてはPhot.
Sci. Eng. 5, 48 〜54(1961)に記載されたあらゆる形
態の処理機に適用することができるが、その中でドラム
処理機、ローラー自現機、シネ式自現機、リーダーベル
ト方式自現機、ローラー搬送自現機、更には開口率の小
さい自現機、開口率が小さく、タンク液量も少ないスリ
ット型自現機、開口率が極端に小さい密閉式自現機さら
には多室処理槽を有する自現機に有効に適用できる。上
記処理機はそれぞれ、ドラム処理の多室処理槽は写真工
業12月号(1974)p.45に、ローラー自現機の
多室処理槽は写真工業2月号(1975)p.71に、
シネ式自現機の多室処理槽は写真工業3月号(197
5)p.70に、シネ式自現機の多室処理槽は写真工業
4月号(1975)p.40に、リーダーベルト方式処
理の多室処理槽は写真工業5月号(1975)p.36
に、ローラー搬送自現機の多室処理槽は写真工業6月号
(1975)p.41に記載されている。
【0027】従来の処理機からは考えられなかった処理
機の観点として処理液と空気との界面面積(S)や処理
液容量(V)に対する開口率(度)(K=S/V)があ
げられる。これらの観点で、特開昭53−57835;
特開昭61−153645;同61−250648;同
62−92954;同62−273534;同63−1
82651;同63−182652;同63−1826
53;実開昭63−178830;特開昭64−820
33;特開平1−166040;同1−266541;
同1−266542;同1−302252;同1−31
0351;同1−310352;同1−319038;
同1−319040各号等の出願がある。
【0028】また、処理機の液量(v)が小さい自現機
は相対的に液交換率が上昇し、閑散処理時には開口率
(k)が小さく、かつタンク液量(v)が小さいものが
好ましい。これらの観点で、特開昭63−13113
8;同63−216050;同63−148944;同
63−148945;同63−235940;同61−
77851;同64−44938;同64−2685
5;特開平1−140148;同1−114847;同
1−129253;同1−154155;同1−163
743;同1−166040各号等の出願がある。
【0029】特開平2−84642;同2−6974
4;同2−68548;同3−33850各号に示され
る密閉型処理槽を有する処理機があげられる。また、処
理機部品と液との交互作用の例で、部品適性としての錆
の観点、写真劣化成分の溶出観点、部品の物理劣化観点
などがある。これらの観点については特開平2−186
342、同2−186344各号に一部記載されてい
る。別の処理機の形態として新しい観点としては、特開
平1−267648;同2−67554;同2−125
255;同2−130548;同2−186340;同
2−205846;同2−205847;同2−230
145;同2−240651;同2−242249;同
2−267549;同2−269335;同2−280
149;同2−310557各号等に出願された多室処
理槽が挙げられる。
【0030】これらの中で特に適用して効果が著しい処
理方式としては、ベルト搬送機構を有する自現機、ロー
ラー対する有するローラー搬送自現機、スリット型自現
機、密閉型自現機、多室処理槽を有する自現機が挙げら
れる。場合によっては、溝搬送型自現機(米国特許第2,
186,927 、特開昭56−159645;実開昭52−1
67933;同53−40245;同53−5982
9;同55−138641;同58−28839)に用
いることも有効である。
【0031】本発明に使用できる感光材料と処理剤は以
下のものが使用できる。まず、感光材料について説明す
る。本発明に使用できるハロゲン化銀感光材料は用途別
ではアマチュア用、産業材料用、医療用、科学用など処
理方式別では白黒現像用、カラー現像用、通常のネガタ
イプ処理方式、光・反転によるポジ方式、化学反転によ
るポジ方式、乳剤に反転機構を持たせたポジ方式拡散転
写等によるポジ方式が使用できる。
【0032】支持体としては透明支持体、不透明、半透
明支持体いずれでもよく、支持体厚は30〜500μm
レベルのものは使用できる。乳剤としては、種々のハロ
ゲン種及びハロゲン種の組合せのもの、即ち、1成分
系、2成分系、3成分系のもの、粒子形成過程で粒子内
にハロゲンの分布を変えたもの、粒子を積層した粒子構
造のもの、コア/シエル比率を変えたもの、コンバージ
ョンを加えた乳剤、接合型乳剤いづれのものも使用でき
る。
【0033】更に粒子の形態として、6面体、8面体、
14面体構造のものやそれらの混合体、双晶のもの、平
板状のもの、球状のものが使用できる。平板状のものと
しては種々のアスペクト比のものやそれらの混合物又他
の粒子との混合物などが使用できる。また粒子サイズが
揃っていたり分布を持っていたりしてもよい。例えば
0.1μm未満、0.1〜0.4μm、0.4〜1μ
m、1μm以上などの組合せ、単独もありうる。
【0034】乳剤はゼラチン以外のバインダーを含んで
もよい。例えば天然高分子、合成高分子やこれらが各種
粒子サイズで分散して混合されていることが好ましい。
また層別に配分を変えてもよい。これらのハロゲン化銀
粒子には各種の増感色素、減感色素、安定剤、化学増感
剤、物理増感剤を吸着させるなり仕込みの最中に共存さ
せてもよい。更に乳剤混合物の中には各種染料、界面活
性剤、硬膜剤、オイル等を含んでもよい。直接又はオイ
ル中に褪色防止剤、混色防止剤、造核剤、マット剤、ス
ベリ剤、媒染剤、色調剤、現像助剤、現像剤を含んでも
よい。
【0035】粒子生成過程の中に各種金属を加えてもよ
いし、直接乳剤に加えてもよい。適する金属としては
金、白金、ルビジウム、パラジウム、鉄、コバルト、ニ
ッケル、イリジウム、ロジウム、銀などであるが、各種
キレート剤と混合して使用してもよい。カラー感光材料
の場合には更に各種カプラーを含有してもよい。
【0036】例えばピバロイル系・ベンゾイル系のYカ
プラー、ピラゾロン系・ピラゾロアゾール系のMカプラ
ー、フエノール系・ナフトール系のCカプラーが挙げら
れる。さらには、機能性カプラーとして各種DIRカプ
ラー、カラードカプラー、ポリマーカプラー、各種離脱
基を有するカプラーが使用できる。
【0037】上述した乳剤と各種添加剤との組合せ、カ
ラー感光材料の場合には更に各種カプラーを組合せて感
光材料層を形成させることができる。白黒感光材料でも
機能を分化して2層、3層にしてもよいし、カラー感光
材料の場合には3色、場合によっては4〜5に分けた光
に感じるように分けて層を組立ててもよい。
【0038】最終的には乳剤層以外に、下塗層、中間
層、保護層、ハクリ層、分離層、中和層、フイルター
層、蒸着層、反射層、遮光層などを設けてもよい。さら
に支持体のバックにはカール補正、スタチック防止磁気
記録等の目的でバック層を設けた感光材料が使用でき
る。これらの総合値として感度はISO 0.1〜IS
O 2000のもの、階調は0.1〜10のものが使用
できる。
【0039】本発明に使用できる処理剤について説明す
る。本発明に使用できる処理剤はプレミックスされた処
理剤使用時に調合する処理剤等、あらゆるものを使用で
きる。処理液種としては白黒、カラー現像液、漂白液、
定着液、漂白定着液、安定化液、その他停止液、中和
液、硬膜液、補力液、減力液、超増感液、調色液などが
使用できる。
【0040】これらの処理液には目的に応じて各種の化
合物を含んだものを使用できる。例えば現像液では、白
黒現像主薬、カラー現像主薬、現像助剤、カブリ防止
剤、表面現像抑制剤、現像促進剤、キレート剤、緩衝
剤、保恒剤、析出防止剤、スラッジ防止剤、タール防止
剤などが添加できる。特殊な例としてDIR放出主薬、
色素現像主薬、カラープリカーサー主薬、減感剤、フエ
ロ焼防止剤、外型カプラー、競争カプラーなども添加で
きる。
【0041】これら以外にpHを調節するためのアルカ
リ剤、酸剤、表面張力を変えるための各種活性剤なども
加えることができる。これらの例は現像液以外に加えて
もよい。最終液にはこれら以外に蛍光増白剤、画像安定
化剤、水切り剤、防カビ剤、防菌剤なども加えることが
できる。これらの処理剤を感光材料に適用して行う処理
順序は規定の順序でもよいし、場合によっては変えても
よい。
【0042】本発明に用いることのできる処理液として
は、特開平3−33845号公報第9頁〜第13頁に記
載のものが挙げられる。本発明に用いることのできる感
光材料としては、特開平3−33845号公報第13〜
第26頁に記載のものが挙げられる。
【0043】
【実施態様】添付図面を参照して本発明の実施態様を説
明する。図1は現像装置の平面図である。現像装置は現
像槽D、漂白槽B、2つの定着槽F1〜F2及び3つの
水洗槽W1〜W3からなり、現像槽D、漂白槽B及び定
着槽F1のそれぞれに対して通電槽3、5が設置されて
いる。各通電槽3、5において、処理液は陰イオン交換
膜7を介して電解質溶液Eと接しており、陰イオン交換
膜の両側の各液に接して正極2及び負極4が設置され
る。感光材料は処理槽の各処理液に順に浸漬搬送されて
処理される。各処理槽にはそれぞれ補充液b1 〜b4 が
加えられ、それによりオーバーフロー液a1 〜a7が各
処理槽から廃液として図示していない水再生処理装置へ
供給され、水が再生される。
【0044】現像槽D及び漂白槽Bに通電槽3を、定着
槽F1に通電槽5をそれぞれ設置し、各処理液に通電す
ることにより各処理液が再生され、そのため各処理槽へ
の補充液b1 〜b4 の量を減少させることができる。こ
のことは廃液の量を減少させることになる。また、この
装置は廃液の量を減少させることができるため、前記記
載の水再生処理装置を最適に適用できるものである。各
通電槽3、5は各処理槽から循環パイプfにより処理液
を通電槽の陰極側または陽極側へ供給され、他の極側に
は電解質溶液Eが収容されている。処理液が供給された
極側の液は通電後に循環パイプfにより処理槽へ戻さ
れ、電解質溶液Eはd1 から補充されd2〜d4 の順に
オーバーフローしている。
【0045】定着槽F1に対して設置されている通電槽
5では、陰極4側に循環パイプfから供給される定着液
を、陽極2側に電解質溶液を収容し、通電処理をおこな
う。特に前浴の定着槽F1内の定着液中には、感光材料
から多量の銀イオンと臭素イオンが溶出しており、この
供給を放置しておくと定着性能が徐々に低下する。とこ
ろが、通電により陰極4には銀が析出し更に臭素イオン
が陽極側へ移動することで、陰極側へ収容された定着液
中から不要成分が取り除かれ、性能を回復した定着液が
循環パイプfにより定着槽へ戻される。定着槽から銀イ
オン、臭素イオン等を除去することで定着時間の短縮等
を可能とするものであると同時に、低補充処理による水
洗槽への負担が軽減でき、水洗水の量を少なくしても十
分に水洗できる。更に、定着槽F2が設けられることで
より水洗水の補充量を低減できる。
【0046】定着槽を2槽にしたことにより、定着液中
の活性成分が薄くて、且つ補充量が少なくても定着でき
ることにより、水洗槽へ持ち込まれる定着活性成分が薄
くて済み、多段の水洗効率が向上する。図2は図1に示
す装置の変形例であり、後述する実施例2で用いられ
る。図2は定着槽F1〜F2、水洗槽W1〜W4のみを
図示しており、水洗槽W1のオーバーフロー液を定着槽
F2へオーバーフローさせ、水洗槽からの廃液をなくす
ようになっている。更に定着槽F1のオーバーフロー液
を通電槽14の陰極側12へオーバーフローさせ、ま
た、陽極側10には電解質溶液を満たし、通電を行うこ
とで陰極側12の定着液中の銀イオンや臭素イオン等を
除去する。通電された陰極側12の定着液は一旦タンク
16へオーバーフローしてから、ポンプPにより定着槽
F2へ戻され、これにより定着液の廃液を減少でき、銀
の回収も容易である。ポンプPはフロートスイッチSW
と連結し、タンク16に収容された液の量によって作動
する。
【0047】水洗水W1から定着槽の後浴にオーバーフ
ローさせ、水洗槽からの廃液が生じない。感光材料は定
着槽の前浴で主として定着されるため、この前浴で通電
して銀を回収すると効率が良い。従って、定着槽の前浴
に通電を設けるが、この通電後の液は定着槽の前浴が通
電処理槽に直結している場合には、前浴に戻し、また、
通電後、十分銀を除去した液を貯めて戻す場合には、銀
の量が少ないため定着槽の後浴に戻すのが好ましい。
【0048】電解質溶液のオーバーフロー液はそのまま
廃棄せず、最後は水洗槽に入れて水洗水として用いる。
また、電解質溶液のオーバーフローの順序として、影響
の少ない順にオーバーフローさせた。即ち、現像槽が始
めで、順に漂白槽、定着槽、水洗槽の順とした。図3は
装置の図1に示す装置の変形例であり、後述する実施例
3で用いられる。現像槽Dと漂白槽Bとの間にクリーニ
ング槽R1が設けられ、漂白槽Bと定着槽Fとの間にク
リーニング槽R2をそれぞれ設けてあり、更に水洗槽W
を多室水洗槽としたものである。
【0049】感光材料Sは現像液Dを通り、クリーニン
グ槽R1へ搬送され、ここで現像液を洗い落とされて漂
白槽へ搬送される。また、漂白槽を通過した感光材料は
クリーニング槽R2を通過する際に漂白液を洗い落とさ
れ定着槽へ搬送される。感光材料がクリーニング槽R1
及びR2を通ることで前浴処理液を次浴へ持ち込むこと
を防止し、各処理液の疲労の軽減している。クリーニン
グ槽R1及びR2のオーバーフロー液はそれぞれの前浴
である現像槽、漂白槽へオーバーフローしており、これ
により、現像槽及び漂白槽への補充量を減らすことがで
き、また、現像槽及び漂白槽に通電処理を施すことでよ
り補充量を減らすことができる。
【0050】定着槽Fはクリーニング槽R1及びR2に
より前浴の持ち込みが減少した。また、水洗槽Wが多室
水洗槽であるため最終水洗槽は定着液成分に近く、水洗
槽からのオーバーフロー液をそのまま定着槽へオーバー
フローさせることは、定着液の補充量の低減させるもの
であり、通電により更に低補充が可能となり、銀の回収
も容易になる。
【0051】図3の処理装置は限りなく補充液の量を減
らし、廃液をなくすよう設計されている処理装置であ
る。
【0052】
【実施例】
<実施例1> (感光材料) 特開平2−250052号の実施例5と
同様 (処理工程) 特開平2−250052号の実施例5と
同様 但し安定を水洗(3)とする。
【0053】即ち 処理工程 処理時間 現像 3 分15秒 漂白 30秒 定着 60秒 水洗1 20秒 水洗2 20秒 水洗3 20秒 (処理液) 特開平2−250052号の実施例5と
同様 但し安定を水洗(3)とする。従って水洗(3)に35
mm巾1m当り40ml補充を行った。
【0054】また、特開平2−250052号の実施例
5の漂白液中の1,3−ジアミノプロパン四酢酸第二鉄
アンモニウム一水塩を、1,3−ジアミノプロパン四酢
酸第二鉄ナトリウム一水塩120g/リットルに、及
び、臭化アンモニウムを臭化ナトリウム88g/リット
ルに替え、更に、定着液中の、チオ硫酸アンモニウム水
溶液(70wt%)320gを亜硫酸ナトリウム5g/
リットルとチオ硫酸ナトリウム(無水塩)100g/リ
ットルに替えた。
【0055】図1に示す処理装置を用い、補充量を以下
のようにして処理した。 (比較例1)実施例1で用いた図1の処理装置の定着槽
を1槽とした他は、実施例1と同様にして行った。補充
量は以下に示す。 (比較例2)従来と補充量を比較するため、上記特開平
2−250052号の実施例5を比較例2として下記に
示した。 補充量* 実施例1 比較例1 比較例2 電解質溶液 2.7ml 2.7ml 現像槽 2.7ml 2.7ml 16ml 漂白槽 0.5ml 0.5ml 5ml 定着槽 0.27ml 0.5ml 16ml 水洗槽 22.5ml 22.3ml 40ml (再生15ml)**(再生15ml)** 補充液 28.9ml 28.7ml 77ml 合計 (37%) (37%) (100%) *35mm巾1m当り **再生は水再生装置により再生された水を示す。
【0056】比較例1及び2に比べ実施例1では定着槽
への補充量をかなり少なくすることができた。このこと
は、定着槽を2タンクカスケードにした処理装置を用
い、更に、定着槽の前浴に設置された通電槽で定着液を
通電処理することで定着液を再び活性化でき、その結果
補充量を減少できた。また、漂白槽Bに設置された通電
槽の電解質溶液を水洗槽W1へオーバーフローさせたこ
とにより、水洗槽W1の水洗水量が増え水洗効率が上昇
した。更にまた、比較例の定着時間が60秒であるのに
対し本発明の定着時間は40秒とかなり短縮できた。
【0057】また、本発明の低補充処理により得られる
画像は良好であった。更に、実施例1においては、漂白
液の濃度を1/2に薄め、定着液の濃度を1/3に薄め
て同条件で処理したが、脱銀不足の発生はなかった。こ
の時には水洗槽への水の補充量は20mlでも色像にス
テインの発生はなく良好であった。
【0058】<実施例2>実施例1で用いた図1の装置
構成を部分的に変更しておこなった。実施例1で用いた
図1の水洗槽を4タンクカスケードにし、更に、各オー
バーフロー液は、図2に示したように水洗槽W1から定
着槽F2へ、定着槽F1から通電槽へ、通電後の定着液
をタンク16から定着槽F2へ、通電槽の陰極槽12か
ら陽極槽10へそれぞれオーバーフローさせて処理をお
こなった。
【0059】また、図示していない水再生処理槽へ各処
理槽の廃液を収容し、水を再生した。その結果、水洗槽
への水の補充量を10ml、及び水洗槽への再生水の補
充量を10mlと少なくしても、良好な結果が得られ
た。更に、定着槽への補充量が著しく少なくなり、Na
2 2 3 の粉をほんの少し加えるか、あるいは全く加
えなくてもある程度処理が可能になる。
【0060】また、更に、定着槽の液を薄くできる。例
えばNa2 2 3 50g/リットルの本来定着の遅い
定着液を用いても、処理時間を変えずに十分な定着がで
きる。また、更に、通電槽の陰極側12から陽極槽10
へオーバーフローさせているので通電槽の電解質溶液を
補充しなくても処理を継続させることができる。
【0061】また、更に、通電槽の陽極槽10でS2
3 2-が分解され、また色素や染料も一部分解され、オー
バーフロー液から水を再生する場合にやり易くなる。
【0062】<実施例3>実施例3は漂白槽と定着槽の
液濃度を、実施例2の漂白液と定着液の濃度の1/5の
濃さにし、しかも水洗槽の部分を多室化にした図3に示
す処理装置を用いて実施した。更に、現像槽と漂白槽と
の間にリンス槽(場合によっては停止槽)を、また、漂
白槽と定着槽との間にクリーニング槽をそれぞれ設け
た。
【0063】以下に記載した補充量を補充することで実
施した。その結果、補充量の総量は、特開平2−250
052号の実施例5での補充量を100%としたとき、
実施例3での補充量は9%となり、著しく低減すること
ができる。
【0064】
【発明の効果】本発明は定着槽を2槽設け、通電処理を
行うことで、各処理槽への補充量の減少、廃液量の減少
を可能とし、更に良好な画像を得ることができる処理装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は現像処理装置の平面図である。
【図2】図2は図1の現像処理装置の変形概略断面図で
ある。
【図3】図3は図1の現像処理装置の変形概略断面図で
ある。
【符号の説明】
D 現像槽 B 漂白槽 F1、F2 定着槽 W、W1〜W4 水洗槽 3、5、14 通電槽 2 正極 4 負極 f 循環パイプ b1〜b4 補充液 a1〜a10 オーバーフロー液 10 陽極槽 12 陰極槽 16 タンク 18 循環パイプ 20 ポンプ R1、R2 クリーニング槽

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の写真処理液に通電して
    該処理液性能を回復させて写真感光材料を処理する処理
    装置において、定着槽が前浴と後浴とからなる2タンク
    向流定着槽であり、該前浴の定着液に通電する通電手段
    を備えたことを特徴とする感光材料処理装置。
  2. 【請求項2】 漂白槽と前記2タンク向流定着槽の前浴
    との間にクリーニング槽を設置した請求項1に記載の処
    理装置。
  3. 【請求項3】 水洗槽が多段水洗槽であり、該多段水洗
    槽のオーバーフロー液を前記2タンク向流定着槽の後浴
    にオーバーフローさせる請求項1又は2に記載の処理装
    置。
JP21660892A 1992-07-23 1992-07-23 感光材料処理装置 Pending JPH0643620A (ja)

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JP21660892A JPH0643620A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 感光材料処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8003066B2 (en) 2007-10-02 2011-08-23 Sumitomo Metal Minning Co., Ltd. Method for scrubbing amine-type extractant

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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