JPH0643569Y2 - 角形蛇腹体 - Google Patents

角形蛇腹体

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JPH0643569Y2
JPH0643569Y2 JP1985191525U JP19152585U JPH0643569Y2 JP H0643569 Y2 JPH0643569 Y2 JP H0643569Y2 JP 1985191525 U JP1985191525 U JP 1985191525U JP 19152585 U JP19152585 U JP 19152585U JP H0643569 Y2 JPH0643569 Y2 JP H0643569Y2
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JP
Japan
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rectangular
bellows body
bellows
flat
square
Prior art date
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JP1985191525U
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JPS6298865U (ja
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秀男 米花
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、玩具などの収納容器としてあるいは各種装置
のカバーとして用いる角形蛇腹体に関する。
従来の技術 上記利用分野の角形蛇腹体は、例えば実公昭50-24716号
公報、実開昭53-75303号公報等に記載されている。この
従来の角形蛇腹体は、その水平断面が長方形、正方形な
どの角形を基本とするものであり、その四隅部には適宜
に円弧部に加えて形成されている。
考案が解決しようとする問題点 一般に、柔軟性の合成樹脂からなる蛇腹体は、山部と谷
部が交互に形成されており、収縮状態では山部間のピッ
チが小さくなってその頂部が外方に突出するが、円筒状
の蛇腹体では、全体の収縮条件が同一であるところか
ら、収縮時の歪みが均等に吸収され、蛇腹体の形状が全
体としていびつになることは少ない。
ところで、第3図、第4図に示すように、従来の角形蛇
腹体Aにあっては、直線部分部分Bと四隅部Cとの間の
圧縮に対する挙動が異なるために、第3図に示すように
水平方向にあっては直線部分Bが上下に片寄ってこのた
め外観上見苦しいばかりでなく、伸縮の後に正立させた
ときにくせがついてしまい、容器として使用すると正立
しなくなったり、またカバーとして使用する場合、両端
の固着部分が外れたり、またカバーされている構造体に
接触したり挟み込まれる等の不都合が生じる。
そこで、本考案は、このような角形蛇腹体における問題
点に鑑み、伸縮時に全体として均等に収縮させることが
でき、周面が不規則な変形することを未然に防止するこ
とができる角形蛇腹体を提供することを目的とするもの
である。
考案が解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手段を次の
ように構成した。すなわち、本考案にかかる角形蛇腹体
は、水平断面が長方形あるいは正方形の角形でありその
四隅部には円弧部を加えた角形蛇腹体であって柔軟性を
有する合成樹脂で構成された山部と谷部を全周に亘り交
互に有する角形蛇腹体において、角形蛇腹体の谷部に伸
縮方向に幅を有する内外面ともに平坦な平坦部を形成
し、かつ山部を谷部の平坦部より薄肉状に形成したこと
を特徴とするものである。
作用 上記の如く構成された本考案の角形蛇腹体は、その谷部
が内外面ともに平坦面となっていて、谷部が曲面状のも
ののように伸縮方向に追随して変形せず、谷部が伸縮方
向に対してその形状を保つ一種のリブとなるので、圧縮
時において形崩れを起こすことがなく、従来のような水
平方向において直線部分が上下に片寄って移動すること
がないのである。また垂直方向にあっては直線部分が内
方へ膨出する状態に不規則に変形する現象を防止するこ
とができるのである。しかも、角形蛇腹体の山部は薄肉
状となっているので、伸縮性に富み、角形蛇腹体の本来
の機能が損なわれることはない。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
1は、角形蛇腹体2とその一方端に連設された口部3及
びその他方端に連設された底部4より構成された容器で
ある。この角形蛇腹体は、その谷部2aに伸縮方向に幅を
有する内外面ともに平坦な平坦部5が形成されており、
さらにその山部2bは谷部の平坦部5より薄肉状に形成さ
れている。また角形蛇腹体の四隅部6は円弧状に形成さ
れ、蛇腹体は容器の全周に亘り形成されている。この容
器1は、柔軟性を有する合成樹脂より形成される。柔軟
性を有する合成樹脂としては、ポリオレフィン系、スチ
レン系、ポリウレタン系、ポリエステル系などの各種熱
可塑性エラストマー、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、軟質ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂であ
る。
以上のように構成された容器1は、角形蛇腹体2の谷部
2aの平坦部5が内外面ともに平坦面となっているので、
この谷部2aは変形しにくく、圧縮時においてもリブとし
て働き角形蛇腹体2が外方または内方に膨出する状態に
不規則な変形を起こすことがなく四隅部6と同じように
収縮する。また山部2bは平坦部5より薄肉状に形成され
ているので、平坦部5が変形しなくても、全体として伸
縮性に富み、角形蛇腹体2の本来の機能は全く損なわれ
ず、美麗でかつ整然と伸縮を行うことができる。
ところで、本考案の以上のような特徴は谷部を薄肉状に
形成しかつ山部に伸縮方向に幅を有する平坦部を形成す
る構成では本考案の効果はうることができない。これは
谷部に収縮を抑える力が働かないので容易に収縮して円
周部分との収縮による反発力のちがいにより従来見られ
た欠点を除去することができない。
考案の効果 本考案は、前記の如き技術的手段を有し、かつ作用する
ものであるから、直線部分と四隅部との圧縮に対する挙
動が異なる角形蛇腹体において、圧縮時に全体として均
等に収縮させることができ、角形蛇腹体の不規則な変形
を未然に防止することができ、容器として使用する場合
には常に正立状態を保ち、またカバーとして使用する場
合には両端の固着部が外れる虞がなく、さらにカバーさ
れている構造体に接触したり挟み込まれることがない優
れた角形蛇腹体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である角形蛇腹体を有する容
器の全体斜視図、第2図は第1図の一部の拡大縦断面
図、第3図は従来の角形蛇腹体を有する容器の圧縮時の
態様を示す正面図、第4図は同上水平断面図である。 1……容器、2……角形蛇腹体、2a……その谷部、2b…
…その山部、7……平坦部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平断面が長方形あるいは正方形の角形で
    ありその四隅部には円弧部を加えた角形蛇腹体であって
    柔軟性を有する合成樹脂で構成された山部と谷部を全周
    に亘り交互に有する角形蛇腹体において、角形蛇腹体の
    谷部に伸縮方向に幅を有する内外面ともに平坦な平坦部
    を形成し、かつ山部を谷部の平坦部より薄肉状に形成し
    たことを特徴とする角形蛇腹体。
JP1985191525U 1985-12-12 1985-12-12 角形蛇腹体 Expired - Lifetime JPH0643569Y2 (ja)

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JPS6298865U JPS6298865U (ja) 1987-06-24
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JP2562062B2 (ja) * 1989-12-11 1996-12-11 義一 久世 直状管構成の軸封ラバ・シ−ル蛇腹
JP2550688Y2 (ja) * 1990-08-29 1997-10-15 キヨーラク株式会社 角形蛇腹体
JP2015085489A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 株式会社Taiyo 電動グリッパおよび電動グリッパ用ブーツ

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