JPH0643357Y2 - コンクリート壁形成用型枠の支承杆着脱具 - Google Patents

コンクリート壁形成用型枠の支承杆着脱具

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JPH0643357Y2
JPH0643357Y2 JP8532290U JP8532290U JPH0643357Y2 JP H0643357 Y2 JPH0643357 Y2 JP H0643357Y2 JP 8532290 U JP8532290 U JP 8532290U JP 8532290 U JP8532290 U JP 8532290U JP H0643357 Y2 JPH0643357 Y2 JP H0643357Y2
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concrete wall
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満 山崎
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満 山崎
小竹 利三
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンクリート壁形成用型枠を側面から押圧支
承する偏平支承杆の着脱具に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、コンクリート壁を形成する場合にはコンクリー
ト壁形成用型枠1を両側面から押圧支持する所謂ホーム
タイ(登録商標)を用いている。
このホームタイは第6図に図示したように左右の立設し
たコンクリート壁形成用型枠1(パネル)間にセパレー
ター9(ボルト杆)を両端部がコンクリート壁形成用型
枠1の外側面から突出する状態で架設し、このセパレー
ター9の左右夫々の突出部11に第1図に図示したような
二ヶ所に窓孔10を穿設した偏平支承杆2を螺着し、コン
クリート壁形成用型枠1に押さえ単管20を当接し、偏平
支承杆2に単管押さえ板19を嵌入せしめ、偏平支承杆2
の窓孔10にくさび板21を嵌入して押さえ単管20をコンク
リート壁形成用型枠1の外表面に押圧当接することで該
コンクリート壁形成用型枠1を支持するものである。
従って、このコンクリート壁形成用型枠1の押さえ作業
には、セパレーター9の突出部11に偏平支承杆2を螺着
する作業が不可欠であり、また、コンクリート壁が成型
完成したら当然に該偏平支承杆2を除去する作業が不可
欠となる。
従来、セパレーター9に対する偏平支承杆2の着脱は偏
平支承杆2が嵌入される偏平孔を所定長さに穿設した筒
状治具を例えばエアー式回動工具6の駆動軸7に駆動連
結し、この筒状治具の偏平孔に偏平支承杆2を挿入し、
回動工具6を作動させることにより行なっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、この従来法は、筒状治具に穿設された孔が偏平
孔である為、作業者が該偏平孔と偏平支承杆2の偏平部
22とが合致するようにして筒状治具を偏平支承杆2に嵌
入しなければならず、一日に数百本の偏平支承杆2を螺
着又は除去しなければならないことを考慮すると偏平支
承杆2の偏平部22と筒状治具の偏平孔とを一々合致させ
なければならない手間は作業スピードの遅速化を招いて
いる。
特に、偏平支承杆2をセパレーター9から除去する場合
にこの問題点は著しい。即ち、偏平支承杆2をセパレー
ター9に螺着する場合には、偏平支承杆2を筒状治具に
収納し、この状態で偏平支承杆2の先端雌螺子孔23をセ
パレーター9の突出部11(雄螺子杆)に当接せしめて螺
着することも可能であるが、除去の場合にはこのような
ことが不可能だからである。
従って、このような手間を解消し得れば時間当たりの偏
平支承杆2の螺着又は除去の本数増加が期待し得ること
になる。
本考案は、セパレーター9に対する偏平支承杆2の螺着
又は除去を簡単に行なうことのできるコンクリート壁形
成用型枠1の支承杆着脱具を提供することを技術的課題
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
コンクリート壁形成用型枠1の間に架設されたセパレー
ター9に螺着することでコンクリート壁形成用型枠1を
側面から押圧支承する偏平支承杆2を着脱する為のもの
であって、偏平支承杆2を導入する導入孔3,テーパー導
入孔4,偏平支承杆2が嵌入される偏平支承孔5をこの順
序で連設した基筒12の基部に回動工具6の駆動軸7と駆
動連結される連結部8を設けたことを特徴とするコンク
リート壁形成用型枠の支承杆着脱具に係るものである。
〔作用〕
本案品を連結部8により回動工具6の駆動軸7に連結
し、コンクリート壁形成用型枠1の外表面から突出して
いる偏平支承杆2の突出部11に偏平支承杆2の雌螺子孔
23を当接し、偏平支承杆2の先端部を導入孔3,テーパー
導入孔4を通過させ、基筒12を少し左又は右にひねり、
偏平支承杆2の偏平部22を偏平支承孔5に嵌着せしめ、
回動工具6を作動させると、本案品も回動して、セパレ
ーター9に偏平支承杆2が螺着される。
セパレーター9から偏平支承杆2を除去する場合も同様
である。
〔実施例〕
図面は、本考案の一実施例を図示したもので、以下に説
明する。
尚、従来技術の項で述べた事項と同様の部分は従来技術
の項で用いた符号と同一符号を用いて説明する。
図面の基筒12は、偏平支承孔5に更に円孔13を連設した
場合である。
また、図面の偏平支承孔5は第4図に図示したように断
面細長楕円形の場合を図示しているが、第7図に図示し
たように細長楕円形が交叉した状態の断面形状の偏平支
承孔5を採用しても良い。細長楕円形が交叉した状態の
断面形状の偏平支承孔5を採用すれば、偏平支承杆2が
導入孔3,テーパー導入孔4を通過してきた際、基筒12を
ひねる角度が少なくなり、それだけ作業性が向上するこ
とになる。
また、図面の連結部8は角内孔24を穿設した筒体25の外
周にリング溝14を形成し、このリング溝14の溝底対向位
置に貫通小孔15を穿設し、この貫通小孔15にピン16を挿
入する構造で、回動工具6の駆動軸7を筒体25の角内孔
24に挿入し、駆動軸7に穿設された貫通小孔17と前記筒
体25の貫通小孔15とを合致せしめ、貫通小孔15,17にピ
ン16を嵌入し、リング溝14にリングゴム18を被嵌するこ
とでピン16を抜け止め状態とし、駆動軸7と筒体25とを
駆動連結せしめる構造である。
連結部8の構造は図示したものに限られるものではな
く、要は基筒12と回動工具6の駆動軸7とが駆動連結さ
れる構造であればどのような構造でも良い。
尚、図中符号26は偏平支承孔5の向きを確知する為の切
欠溝である。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したから、偏平支承杆をコン
クリート壁形成用型枠間に架設されたセパレーターに簡
単に着脱し得るコンクリート壁形成用型枠の支承杆着脱
具となり、本考案を用いることにより、コンクリート壁
の形成時間が非常に短縮されることになる等秀れた効果
を発揮することになる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
の使用状態を示す分解斜視図、第2図は本考案の断面
図、第3図は第2図におけるA−A線断面図、第4図は
第2図におけるB−B線断面図、第5図は第2図におけ
るC−C線断面図、第6図はコンクリート壁形成用型枠
の使用状態を示す断面図、第7図は本考案の別例の要部
の断面図である。 1……コンクリート壁形成用型枠、2……偏平支承杆、
3……導入孔、4……テーパー導入孔、5……偏平支承
孔、6……回動工具、7……駆動軸、8……連結部、9
……セパレーター、12……基筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート壁形成用型枠の間に架設され
    たセパレーターに螺着することでコンクリート壁形成用
    型枠を側面から押圧支承する偏平支承杆を着脱する為の
    ものであって、偏平支承杆を導入する導入孔,テーパー
    導入孔,偏平支承杆が嵌入される偏平支承孔をこの順序
    で連設した基筒の基部に回動工具の駆動軸と駆動連結さ
    れる連結部を設けたことを特徴とするコンクリート壁形
    成用型枠の支承杆着脱具。
JP8532290U 1990-08-10 1990-08-10 コンクリート壁形成用型枠の支承杆着脱具 Expired - Lifetime JPH0643357Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0442557U JPH0442557U (ja) 1992-04-10
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