JPH0643102B2 - ラミネ−トフイルムの製造方法 - Google Patents
ラミネ−トフイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPH0643102B2 JPH0643102B2 JP20776286A JP20776286A JPH0643102B2 JP H0643102 B2 JPH0643102 B2 JP H0643102B2 JP 20776286 A JP20776286 A JP 20776286A JP 20776286 A JP20776286 A JP 20776286A JP H0643102 B2 JPH0643102 B2 JP H0643102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- film substrate
- aluminum vapor
- vapor deposition
- base material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば削り節を封入する包装袋を作るため
に用いられるラミネートフイルムの製造方法に関する。
に用いられるラミネートフイルムの製造方法に関する。
（従来の技術） たとえば、削り節を封入する包装袋は、内容物の酸化に
よる変色変質や、吸湿による品質劣化を防ぐ必要性か
ら、酸化透過度や水蒸気透過度の小さいラミネートフイ
ルムを素材として作られている。
よる変色変質や、吸湿による品質劣化を防ぐ必要性か
ら、酸化透過度や水蒸気透過度の小さいラミネートフイ
ルムを素材として作られている。
上記特性を有するラミネートフイルムは、ポリエステル
フィルムを基材とし延伸ポリプロピレンフイルム、ポリ
ビニルアルコールフイルム、ポリエチレンフイルムを積
層することで作られるが、この種のラミネートフイルム
では、延伸ポリプロピレンフイルムとポリエステルフイ
ルムの接着と、ポリエステルフイルムとポリエチレンフ
イルムの接着のためにドライラミネート工程を２回必要
とするため、ラミネート工程が複雑となるだけでなく、
材料に無駄が多くでてしまう。
フィルムを基材とし延伸ポリプロピレンフイルム、ポリ
ビニルアルコールフイルム、ポリエチレンフイルムを積
層することで作られるが、この種のラミネートフイルム
では、延伸ポリプロピレンフイルムとポリエステルフイ
ルムの接着と、ポリエステルフイルムとポリエチレンフ
イルムの接着のためにドライラミネート工程を２回必要
とするため、ラミネート工程が複雑となるだけでなく、
材料に無駄が多くでてしまう。
そこで、２軸延伸のエチレンとビニルアルコール共重合
体のフイルム基材を設け、このフイルム基材一面に蒸着
処理を施してアルミニウム蒸着面を形成し、ついで、上
記フイルム基材の他面に上記アルミニウム蒸着面に対応
して耐水ラッカを塗布して耐水面を形成し、つきに、上
記フイルム基材のアルミニウム蒸着面に印刷処理をし、
ついで、フイルム基材を水酸化ナトリウム水溶液中に通
してアルミニウム蒸着面の印刷面を除く部分を溶解処理
し、つぎに、フイルム基材の印刷面を設けた面にドライ
ラミネート手段により２軸延伸ポリプロピレンフイルム
を貼合わせるとともに上記フイルム基材の耐水面を設け
た面に押し出しラミネート手段によりポリエチレンフイ
ルムを積層することで、製造工程の簡略化を図るととも
に材料の節減による価格の下げを可能としたラミネート
フイルムの製造方法が本件と同じ出願人により提案され
た。
体のフイルム基材を設け、このフイルム基材一面に蒸着
処理を施してアルミニウム蒸着面を形成し、ついで、上
記フイルム基材の他面に上記アルミニウム蒸着面に対応
して耐水ラッカを塗布して耐水面を形成し、つきに、上
記フイルム基材のアルミニウム蒸着面に印刷処理をし、
ついで、フイルム基材を水酸化ナトリウム水溶液中に通
してアルミニウム蒸着面の印刷面を除く部分を溶解処理
し、つぎに、フイルム基材の印刷面を設けた面にドライ
ラミネート手段により２軸延伸ポリプロピレンフイルム
を貼合わせるとともに上記フイルム基材の耐水面を設け
た面に押し出しラミネート手段によりポリエチレンフイ
ルムを積層することで、製造工程の簡略化を図るととも
に材料の節減による価格の下げを可能としたラミネート
フイルムの製造方法が本件と同じ出願人により提案され
た。
（発明が解決しようとする問題点） しかし、上記提案されたラミネートフイルムの製造方法
では、製造工程の簡略化を図るとともに材料の節減によ
る価格の下げを可能とするが、製造工程中において、表
裏の吸湿バランスが悪くなり、蒸着面側にフイルム基材
がカールしてしまったり、ラミネート工程においてラミ
ネートフイルムにしわが発生し、不良品がでてしまう。
では、製造工程の簡略化を図るとともに材料の節減によ
る価格の下げを可能とするが、製造工程中において、表
裏の吸湿バランスが悪くなり、蒸着面側にフイルム基材
がカールしてしまったり、ラミネート工程においてラミ
ネートフイルムにしわが発生し、不良品がでてしまう。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、製造工程
中における装置の吸湿バランスノ維持を図り、カールや
耳だれを防ぎラミネート加工時のしわの発生を防ぐよう
にしたラミネートフイルムの製造方法を提供することを
目的とする。
中における装置の吸湿バランスノ維持を図り、カールや
耳だれを防ぎラミネート加工時のしわの発生を防ぐよう
にしたラミネートフイルムの製造方法を提供することを
目的とする。
（問題点を解決するための手段と作用） 本発明のラミネートフイルムの製造方法は、２軸延伸の
エチレンとビニルアルコール共重合体のフイルム基材を
設け、このフイルム基材一面にフイルム基材の走行方向
両側部分に未処理部分を残すように蒸着処理を施してア
ルミニウム蒸着面を形成し、ついで、上記フイルム基材
の他面に上記アルミニウム蒸着面に対応して耐水ラッカ
を塗布して耐水面を形成し、つきに、上記フイルム基材
のアルミニウム蒸着面に印刷処理をし、ついで、フイル
ム基材を水酸化ナトリウム水溶液中に通してアルミニウ
ム蒸着面の印刷面を除く部分を溶解処理し、つぎに、フ
イルム基材の印刷面を設けた面にドライラミネート手段
により２軸延伸ポリプロピレンフイルムを貼合わせると
ともに上記フイルム基材の耐水面を設けた面に押し出し
ラミネート手段によりポリエチレンフイルムを積層する
ように構成される。
エチレンとビニルアルコール共重合体のフイルム基材を
設け、このフイルム基材一面にフイルム基材の走行方向
両側部分に未処理部分を残すように蒸着処理を施してア
ルミニウム蒸着面を形成し、ついで、上記フイルム基材
の他面に上記アルミニウム蒸着面に対応して耐水ラッカ
を塗布して耐水面を形成し、つきに、上記フイルム基材
のアルミニウム蒸着面に印刷処理をし、ついで、フイル
ム基材を水酸化ナトリウム水溶液中に通してアルミニウ
ム蒸着面の印刷面を除く部分を溶解処理し、つぎに、フ
イルム基材の印刷面を設けた面にドライラミネート手段
により２軸延伸ポリプロピレンフイルムを貼合わせると
ともに上記フイルム基材の耐水面を設けた面に押し出し
ラミネート手段によりポリエチレンフイルムを積層する
ように構成される。
（実施例） 以下本発明の一実施例を図面につき説明する。
第１図は本発明によるラミネートフイルムの製造方法の
工程を示すブロック図であり、本発明の防湿ラミネート
フイルムの製造方法に用いられる基材は、２軸延伸のエ
チレンとビニルアルコールの共重合体のフイルム基材１
である。上記フイルム基材１の一面には蒸着処理により
アルミニウム蒸着面２が形成される。上記アルミニウム
蒸着面２は、フイルム基材１の走行方向両側部分に未処
理部分を残すようにしてフイルム基材１の一面に形成さ
れる。
工程を示すブロック図であり、本発明の防湿ラミネート
フイルムの製造方法に用いられる基材は、２軸延伸のエ
チレンとビニルアルコールの共重合体のフイルム基材１
である。上記フイルム基材１の一面には蒸着処理により
アルミニウム蒸着面２が形成される。上記アルミニウム
蒸着面２は、フイルム基材１の走行方向両側部分に未処
理部分を残すようにしてフイルム基材１の一面に形成さ
れる。
上記フイルム基材１の一面に設けたアルミニウム蒸着面
２の上には印刷が施され、また、フイルム基材１のアル
ミニウム蒸着面２と反対側の面には耐水ラッカが塗布さ
れ耐水面３が形成される。上記耐水面３は、上記アルミ
ニウム蒸着面２に対応してフイルム基材１の走行方向両
側部分に未処理部分を残すようにしている。
２の上には印刷が施され、また、フイルム基材１のアル
ミニウム蒸着面２と反対側の面には耐水ラッカが塗布さ
れ耐水面３が形成される。上記耐水面３は、上記アルミ
ニウム蒸着面２に対応してフイルム基材１の走行方向両
側部分に未処理部分を残すようにしている。
しかして、フイルム基材１は、走行方向両側部分にフイ
ルム基材１の露出部が形成され、この露出部により、フ
イルム基材１の表裏の吸湿バランスが維持される。
ルム基材１の露出部が形成され、この露出部により、フ
イルム基材１の表裏の吸湿バランスが維持される。
ついで、フイルム基材１は、水酸化ナトリウムの水溶液
を容れた液槽（図示せず）に通され、この液層に収容さ
れた水酸化ナトリウムの水溶液によりフイルム基材１の
アルミニウム蒸着面２のうちの印刷が施されなかった部
分４が溶かされ、アルミニウム蒸着面でない部分は透明
を保つようにされる。
を容れた液槽（図示せず）に通され、この液層に収容さ
れた水酸化ナトリウムの水溶液によりフイルム基材１の
アルミニウム蒸着面２のうちの印刷が施されなかった部
分４が溶かされ、アルミニウム蒸着面でない部分は透明
を保つようにされる。
つぎに、フイルム基材１のアルミニウム蒸着面２を設け
た側の面にドライラミネート手段により延伸ポリプロピ
レンフイルム５がラミネートされ、ついでフイルム基材
１のアルミニウム蒸着面２と反対側の面に押出しラミネ
ート手段によりポリエチレン層６がフイルム状にラミネ
ートされる。
た側の面にドライラミネート手段により延伸ポリプロピ
レンフイルム５がラミネートされ、ついでフイルム基材
１のアルミニウム蒸着面２と反対側の面に押出しラミネ
ート手段によりポリエチレン層６がフイルム状にラミネ
ートされる。
本発明によるラミネートフイルムと従来品との物性の比
較を下記に示す。
較を下記に示す。
フイルム物性値 ＊）ただし、フイルムのアルミニウム蒸着面の抜き加工
面積が全体の３１．４％のものを測定した。
面積が全体の３１．４％のものを測定した。
本発明によるラミネートフイルムはフイルム基材の両側
部分に未処理部分を設けることにより、表裏の吸湿バラ
ンスを図り、カールや耳だれを防ぎ、ラミネート加工時
のしわの発明を防ぎ得ることになる。
部分に未処理部分を設けることにより、表裏の吸湿バラ
ンスを図り、カールや耳だれを防ぎ、ラミネート加工時
のしわの発明を防ぎ得ることになる。
（発明の効果） 以上述べたように本発明によれば、フイルム基材の両側
部分に表裏の吸湿バランス調整部を形成することによ
り、カールや耳だれを防止し得、したがってラミネート
加工時にしわの発生を防ぎ、不良品の出ることをなく
し、生産性の向上を図り得るという効果を奏する。
部分に表裏の吸湿バランス調整部を形成することによ
り、カールや耳だれを防止し得、したがってラミネート
加工時にしわの発生を防ぎ、不良品の出ることをなく
し、生産性の向上を図り得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明によるラミネートフイルムの製造方法の
工程を示すブロック図、第２図は本発明により作られた
ラミネートフイルムの断面図である。 １……フイルム基材、２……アルミニウム蒸着面、３…
…耐水面、５……フイルム、６……フイルム。
工程を示すブロック図、第２図は本発明により作られた
ラミネートフイルムの断面図である。 １……フイルム基材、２……アルミニウム蒸着面、３…
…耐水面、５……フイルム、６……フイルム。
Claims (1)
- 【請求項１】２軸延伸のエチレンとビニルアルコール共
重合体のフイルム基材を設け、このフイルム基材一面に
フイルム基材の走行方向両側部分に未処理部分を残すよ
うに蒸着処理を施してアルミニウム蒸着面を形成し、つ
いで、上記フイルム基材の他面に上記アルミニウム蒸着
面に対応して耐水ラッカを塗布して耐水面を形成し、つ
きに、上記フイルム基材のアルミニウム蒸着面に印刷処
理をし、ついで、フイルム基材を水酸化ナトリウム水溶
液中に通してアルミニウム蒸着面の印刷面を除く部分を
溶解処理し、つぎに、フイルム基材の印刷面を設けた面
にドライラミネート手段により２軸延伸ポリプロピレン
フイルムを貼合わせるとともに上記フイルム基材の耐水
面を設けた面に押し出しラミネート手段によりポリエチ
レンフイルムを積層したことを特徴とするラミネートフ
イルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20776286A JPH0643102B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | ラミネ−トフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20776286A JPH0643102B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | ラミネ−トフイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6364730A JPS6364730A (ja) | 1988-03-23 |
| JPH0643102B2 true JPH0643102B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=16545126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20776286A Expired - Lifetime JPH0643102B2 (ja) | 1986-09-05 | 1986-09-05 | ラミネ−トフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643102B2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-05 JP JP20776286A patent/JPH0643102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6364730A (ja) | 1988-03-23 |
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