JPH0643076Y2 - カツトシ−トの二枚取り検出装置 - Google Patents

カツトシ−トの二枚取り検出装置

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JPH0643076Y2
JPH0643076Y2 JP1986133135U JP13313586U JPH0643076Y2 JP H0643076 Y2 JPH0643076 Y2 JP H0643076Y2 JP 1986133135 U JP1986133135 U JP 1986133135U JP 13313586 U JP13313586 U JP 13313586U JP H0643076 Y2 JPH0643076 Y2 JP H0643076Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
lever
contact
rod
contact plate
Prior art date
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Application number
JP1986133135U
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English (en)
Other versions
JPS6341050U (ja
Inventor
和夫 浅野
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカットシートの二枚取り検出装置に係り、シー
ト熟成形機等に供給するカットシートを吸着ヘッドの下
降により吸着し、その吸着シートを接触板と、レバーの
間に挾み、同時にレバーの揺動量拡大アームに取付けた
接触片を厚味検出器につき当ててシート厚みを正確に検
出できるようにすると共に、厚味検出器に設定したシー
ト厚味許容量を越えたとき、その検出値により二枚取り
を判定するようにしたものである。
(従来の技術) 実公昭44-54436号公報、実公昭54-54436号公報に示すよ
うに、製本の落丁を防ぐため製本中に厚さを検出する厚
さ感度装置、鋼板等の比較的厚い板材を一枚ずつ取出す
装置で、二枚を重ねて取出したときに備えるため板材の
二重取出しを検出する装置が知られている。しかしこれ
らはカットシートのような薄物の二枚取り検出には装置
自体が大形になり、転用できない。
(考案が解決しようとする問題点) 吸着ヘッドにより二枚取り状態に吸着したシートは、二
枚目に吸着力が及ばないから自然に落下することもある
が、一枚目と二枚目の間に空気層がないときは二枚のま
まシート熱成形機などに供給されてしまう。このため、
供給に不適切な二枚取りを検出することは極く重要であ
る。本考案は樹脂シート等のシートの二枚通りを検出に
適するように小形化して実現することを目的としたもの
である。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前項に述べた目的に合致させて繰り返し得る構
成したものであって、多数枚を積重ねたカットシート2
の上層のシートcを下降吸着して原位置に戻る吸着ヘッ
ド3と、シート厚味検出器31の取付板12、水平姿勢の接
触板13、該接触板13の折曲げ片14、その折曲げ片14に設
けた軸18により軸支したレバー19、該レバーを軸8から
延長して設けた揺動量拡大アーム27とからなる二枚取り
検出装置11と、前記取付板12と前記折曲げ片14をロッド
17に連結した往復移動装置16と、前記のレバー19にロッ
ド22を連結した揺動用シリンダ21と、前記レバー19に設
けて前記接触板13の下面に揺動により接触する厚味検査
ヘッド24と、前記シート厚味検出器31に揺動により接触
する前記拡大アーム27の接触片28とからなり、シート厚
味検出器31に一枚のシート厚味検出許容量を設定し、前
記往復移動装置16のロッド17により、原位置に戻った吸
着ヘッド3が吸着したシートc上面に前記接触板を移動
してから揺動用シリンダ21のロッド22によりレバー19及
び揺動量拡大アーム27を揺動することを特徴とするカッ
トシートの二枚取り検出装置に係るものである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 第1図は本考案を施した吸着ヘッドの正面図、第2図は
要部の拡大正面図、第3図は厚味設定の説明図である。
1はパレット、2は該パレット上に積上げた多数枚のカ
ットシート、3は吸着ヘッドであって、シリンダ4のロ
ッド5の下面先端に固着したボード6の下面に多数個の
ゴム製の吸盤7を吊下げ状に固定する。前記したパレッ
ト1及び多数のカットシート2は吸着ヘッド3の下方に
運搬して静置する。吸着ヘッド3はロッド5の伸長によ
り下降し、吸盤7がカットシート2の最上層の一枚に接
触すると、その接触を感知する感知スイッチ(図示せ
ず)によりロッド5を収縮する信号を発し、図示の原位
置に戻る(公知構造)。シリンダ4は図示しないレール
に架乗した台車により水平方向に移動することができ、
その移動信号は後記するシート厚味検出器31により指令
されるモータ(図示せず)によって行う。
11は二枚取り検出装置であって、後記するシート厚味検
出器31の取付板12と、水平姿勢の接触板13と、その接触
板13の折曲げ片14と、水平方向に突出した揺動用シリン
ダ21と、その支持板15と、折曲げ片14に軸18により支持
したレバー19と、該レバーを軸18から延長した揺動量拡
大アーム27とからなる。揺動用シリンダ21は、前記レバ
ー19にロッド22を連結して該レバー19及び揺動量拡大ア
ーム27を第1図の状態から第2図のように揺動する。
16は本考案の往復移動装置の一例である移動用シリンダ
であって、ロッド17に前記した折曲レバー19の一端に、
接触板13の下面に対応する厚味検査ヘッド24をナット2
5、26により移動調整可能に取付け、揺動量拡大アーム2
7の端部に接触片28をナット29、30により移動調整自由
に取付け、その接触片28が揺動により接触するシート厚
味検出器31を取付板12に取付ける。
シート厚味検出器31はトランスジューサー等の移動子32
の移動量を極く微単位の電圧変化により検出する機能に
なり、第3図に示すようにシートcの厚みを少し越える
許容量L1を任意に設定して移動子32がその移動量の領域
であれば合格信号を発生し、移動子32が許容量を越えて
オーバー領域L2に移動したときは不合格信号を発生させ
るようにしたものである。
本実施例は吸着ヘッド3が下降する間に移動用シリンダ
(往復移動装置)16によって接触板13を第2図のように
シートcの下面に接触する位置に移動し、吸着ヘッド3
が多数枚のカットシート2の積層から一、二枚のシート
cを吸着してから上昇に転じ、若しくは原位置に戻った
とき、揺動用シリンダ21によりレバー19を第2図のよう
に揺動し、シートcを厚味検査ヘッド24と接触板13との
間に挟み、同時に揺動する揺動量拡大アーム27の接触片
28により、検出器31の移動子32を押し一枚取りであれば
合格信号を発生させ、二枚取りになっていれば不合格信
号を発生させる。
(作用) 本考案は前記に述べた構成になり、吸着ヘッド3がシー
トcを二枚取りしたときは、揺動量拡大アーム27の接触
片28によりシート厚味検出器31を押して不合格信号を発
生させ、その二枚取りに対応してブザーを鳴らし、或は
吸着ヘッド3の再下降を指令する等のシート取り不良に
対応する処置を自動的に施す。
(効果) 本考案は多数枚を積重ねたカットシート2の上層のシー
トcを下降吸着して原位置に戻る吸着ヘッド3と、該ヘ
ッドが吸着したシートcの一方の面を接触する接触板13
と、揺動により該シートcを前記の接触板13に押しつけ
る厚味検査ヘッド24を備えるレバー19と、該レバーの支
点から延長した揺動量拡大アーム27と、該拡大アームの
一端の接触片28に対向させたシート厚味検出器31とを設
け、シート厚味検出器31に一枚のシート厚味検出許容量
を設定するようにした構成によりシートcの二枚取りを
極く正確に検出できる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した吸着ヘッドの正面図、第2図は
要部の拡大正面図、第3図は厚味設定の説明図である。 3→吸着ヘッド、7→吸盤 11→二枚取り検出器、13→接触板 16→移動用シリンダ(往復移動装置) 19→レバー、21→揺動用シリンダ 24→厚味検査ヘッド 27→揺動拡大アーム、28→接触片 31→シート厚味検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 999999999 月島マシンセールス株式会社 東京都中央区月島4丁目8番14号 (71)出願人 999999999 月島検査サービス株式会社 東京都中央区月島4丁目8番14号 (72)考案者 浅野 和夫 愛知県名古屋市天白区御幸山221番地 株 式会社浅野研究所内 (56)参考文献 実開 昭61−151937(JP,U) 特公 昭57−12774(JP,B2) 実公 昭44−13771(JP,Y1) 実公 昭58−54436(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数枚を積重ねたカットシート2の上層の
    シートcを下降吸着して原位置に戻る吸着ヘッド3と、
    シート厚味検出器31の取付板12、水平姿勢の接触板13、
    該接触板13の折曲げ片14、その折曲げ片14に設けた軸18
    により軸支したレバー19、該レバーを軸8から延長して
    設けた揺動量拡大アーム27とからなる二枚取り検出装置
    11と、前記取付板12と前記折曲げ片14をロッド17に連結
    した往復移動装置16と、前記のレバー19にロッド22を連
    結した揺動用シリンダ21と、前記レバー19に設けて前記
    接触板13の下面に揺動により接触する厚味検査ヘッド24
    と、前記シート厚味検出器31に揺動により接触する前記
    拡大アーム27の接触片28とからなり、シート厚味検出器
    31に一枚のシート厚味検出許容量を設定し、前記往復移
    動装置16のロッド17により、原位置に戻った吸着ヘッド
    3が吸着したシートcの上面に前記接触板を移動してか
    ら揺動用シリンダ21のロッド22によりレバー19及び揺動
    量拡大アーム27を揺動することを特徴とするカットシー
    トの二枚取り検出装置。
JP1986133135U 1986-08-29 1986-08-29 カツトシ−トの二枚取り検出装置 Expired - Lifetime JPH0643076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986133135U JPH0643076Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 カツトシ−トの二枚取り検出装置

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JP1986133135U JPH0643076Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 カツトシ−トの二枚取り検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6341050U JPS6341050U (ja) 1988-03-17
JPH0643076Y2 true JPH0643076Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31033170

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JP1986133135U Expired - Lifetime JPH0643076Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29 カツトシ−トの二枚取り検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4413771Y1 (ja) * 1967-02-08 1969-06-10
JPS5854436U (ja) * 1981-10-07 1983-04-13 株式会社神戸製鋼所 噴射撹拌式地盤改良機

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Publication number Publication date
JPS6341050U (ja) 1988-03-17

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