JPH0450483Y2 - - Google Patents

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JPH0450483Y2
JPH0450483Y2 JP19998985U JP19998985U JPH0450483Y2 JP H0450483 Y2 JPH0450483 Y2 JP H0450483Y2 JP 19998985 U JP19998985 U JP 19998985U JP 19998985 U JP19998985 U JP 19998985U JP H0450483 Y2 JPH0450483 Y2 JP H0450483Y2
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spring
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rotation
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は回転体の回転角度を検出する角度セン
サに関する。
[従来技術] 従来、角度センサとしては、一般にはポテンシ
ヨメータが用いられている。
しかしながら、ポテンシヨメータは、回転体が
回転すると、抵抗体の上を摺動接点が摺動し、摺
動接点と抵抗体の端子との間の抵抗値が回転角に
応じて変化することを利用して回転角度を検出す
るという構造であるため、摺動接点の摩耗の問題
があつて信頼性及び耐久性の点で十分なものとは
いえなかつた。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、摩耗部分が無く信頼性及び耐久性に
優れた角度センサを提供するにある。
[考案の要約] 本考案は、回転体と静止部との間に位置される
と共に回転体の回転中心線と交差する方向に延び
且つその中心線に沿つて並ぶ複数のばね部を偏心
位置において互いに連結して構成され両側のばね
部を回転体及び静止部に対し回転体の回転中心線
上において固定した歪発生部と、この歪発生部の
ばね部に設けられ前記回転体の回転に伴うばね部
の歪量を検出するストレインゲージとから構成
し、ストレンゲージの電気抵抗値の変化により回
転体の回転角度を検出するようにしたものであ
る。
[実施例] 以下本考案の第1実施例を第1図乃至第5図に
基づいて説明する。
第1図及び第2図において、1は基枠2に支持
された回転体としての回転軸で、これの一端側に
は片側半分を切除することにより該回転軸1の回
転中心線Aが通る平坦面1aを形成してる。3は
前記基枠2の底部に突設された台状の静止部で、
これの上面は回転軸1の回転中心線Aと同一の高
さレベルに設定されている。4は回転軸1と静止
部3との間に配置された歪発生部で、これは1枚
の板ばねから形成され、回転軸1の回転中心線A
と直角に交差する方向に延び且つその中心線Aに
沿つて並ぶ複数例えば3個のばね部5乃至7を有
している。この3個のばね部5乃至7のうち中央
のばね部6は、その長さが両側のばね部5及び7
よりも長く形成されて、前記回転中心線Aから上
下両側に同じ長さだけ突出した形態になつてい
る。そして、中央のばね部6と回転軸1側のばね
部5及び中央のばね部6と静止部3側のばね部7
とは、回転中心線Aから偏心した位置即ち回転中
心線Aから上下方向に同じ長さだけ離れた下端部
及び上端部において夫々連結部8により連結され
ている。このように構成された歪発生部4は、そ
の一方側のばね部5の上端部及び他方側のばね部
7の下端部を夫々回転軸1の平坦面1a及び静止
部3の上面に回転中心線Aと一致するようにして
固定している。9は中央のばね部6のうち回転中
心線Aが通る中央部に設けたストレンゲージで、
これはばね部6の片面或は両面に設けられてい
る。このストレインゲージ9は、ばね部6に絶縁
膜を介して設けられた金属箔をエツチングして所
定の微細パターンの金属ゲージとして形成するか
或は同じく絶縁膜を介して設けた半導体膜を半導
体ゲージとして構成したものである。第2図及び
第3図において、10,10は歪発生部4のばね
部6を前記回転中心線Aが通る中央においてその
両側から支持する楔状のナイフエツジ支持部で、
これは回転軸1の回転に伴つて歪発生部4が変形
するとき、ばね部6の中央が回転中心線Aから外
れるように支持するためのものである。尚、第1
図はナイフエツジ支持部10,10を省略して示
した。
次に上記構成の作用を説明する。今、回転軸1
が第1図に示す状態から矢印Bで示す正転方向に
或は矢印Cで示す逆転方向に或る角度回転したと
する。すると、この回転軸1の回転に伴い、歪発
生部4のばね部5乃至7が回転軸1の回転角度に
応じた大きさのモーメントを受けて、第4図及び
第5図に示すように回転軸1の回転角度に応じた
量だけ歪み変形する。この歪により、中央のばね
部6に設けられたストレインゲージ9の電気抵抗
値が変化するため、この抵抗値の変化を電気信号
として取出すことにより、回転軸1の回転角度を
検出するものである。
このように本実施例によれば、ストレインゲー
ジ9の電気抵抗値の変化により回転軸1の回転角
度を検出する構成であるから、従来のポテンシヨ
メータとは異なり、摺動部分が無く、従つて摩耗
の問題が本来的に無くなり、信頼性及び耐久性に
優れたものとなる。
第6図は本考案の第2実施例を示すもので、上
記第1実施例との相違は、歪発生部11におい
て、両側の短尺なばね部5及び7間の長尺なばね
部6を3個設け、その3個のばね部6のうちの2
個のばね部にストレインゲージ9を設けたところ
にあり、このようにしても上記第1実施例と同様
の効果を得ることができる上、ストレインゲージ
9の同一歪量に対する回転軸1の回転角度が大き
くなり、検出可能な角度範囲を大きくすることが
できる。
第7図は本考案の第3実施例を示すもので、前
記第1実施例との相違は、歪発生部12におい
て、中央のばね部6を省略し、ストレインゲージ
9を回転軸1側のばね部5に設けたところにあ
り、このようにしてもばね部5は回転軸1の回転
角度に応じた歪を発生するので、第1実施例と同
様の効果を得ることができる。
第8図及び第9図は本考案の第4実施例を示す
もので、これは前記第1実施例の歪発生部4と同
一形状の歪発生部13を一枚の板ばねにより左右
対象に2個一体に形成し、各歪発生部13,13
の外側のばね部7,7を夫々静止部14,14に
固定すると共に、内側のばね部5,5(これらは
互いに一体に連なつている。)に、摺動杆15の
下端部に錘16を取着して成る回転体としての振
子17を取付け、そして各歪発生部13の中央の
ばね部5,5にストレインゲージ9を設けた構成
のものである。このように構成した角度センサは
例えば自動車等に取付けられて加速度センサとし
て利用される。その作用は自動車に加速度が加わ
ると振子17が回転中心線Aを中心にその加速度
の大きさに応じた角度だけ回転し、これにより発
生するばね部6,6の歪をストレインゲージ9,
9により検出する。そして、そのばね部6,6の
歪は振子17の回転角度ひいては自動車に加わる
加速度の大きさに対応するので、その加速度を検
出することができるというものである。ちなみ
に、18は各歪発生部13を回転中心線Aにおい
てその両側から支持するピンポイント支持部で、
これは錘16に加速度が加わつたとき、歪発生部
13,13が第7図に二点鎖線で示すように変形
することの無いように支持するためのものであ
る。
尚、歪発生部4,11,12,13において、
ばね部5,6,7の相互を連結する連結部8を第
10図に示すように補強板19により補強し、歪
発生部4,11,12,13が不必要なねじれを
発生しないようにしてもよい。また、ばね部5,
6,7は夫々別個に形成し、上記補強板19に相
当する板により連結するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、回転体の回転に
伴う歪発生部のばね部の歪をストレインゲージの
電気抵抗値の変化として検出するようにしたの
で、従来のポテンシヨメータとは異なり、摺動部
分が無く、信頼性及び耐久性に優れるという実用
的効果を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図はナイフエツジ支持部を切除して
示す斜視図、第2図は側面図、第3図は一部切除
して示す斜視図、第4図及び第5図は回転軸の回
転に伴う歪発生部の変形状態を示す夫々正面図及
び第1図相当図であり、第6図及び第7図は本考
案の第2及び第3の各実施例を示す夫々側面図及
び斜視図、第8図及び第9図は本考案の第4実施
例を示す夫々側面図及び正面図、第10図はばね
部相互の連結部の変形例を示す斜視図である。 図中、1は回転軸(回転体)、3は静止部、4
は歪発生部、5乃至7はばね部、9はストレイン
ゲージ、11乃至13は歪発生部、14は静止
部、17は振子(回転体)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転体の回転角度を検出するものにおいて、前
    記回転体と静止部との間に位置されると共に回転
    体の回転中心線と交差する方向に延び且つその中
    心線に沿つて並ぶ複数のばね部を偏心位置におい
    て互いに連結して構成され両側のばね部を回転体
    及び静止部に対し回転体の回転中心線上において
    固定した歪発生部と、この歪発生部のばね部に設
    けられ前記回転体の回転に伴うばね部の歪量を検
    出するストレインゲージとから成る角度センサ。
JP19998985U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH0450483Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19998985U JPH0450483Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19998985U JPH0450483Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62108807U JPS62108807U (ja) 1987-07-11
JPH0450483Y2 true JPH0450483Y2 (ja) 1992-11-27

Family

ID=31162126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19998985U Expired JPH0450483Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076766B2 (ja) * 1986-12-12 1995-01-30 ダイキン工業株式会社 角度検出装置
JP2500331B2 (ja) * 1991-06-13 1996-05-29 工業技術院長 微小変位検出器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62108807U (ja) 1987-07-11

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