JPH0642909B2 - ガス遮断弁制御装置 - Google Patents

ガス遮断弁制御装置

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JPH0642909B2
JPH0642909B2 JP26942888A JP26942888A JPH0642909B2 JP H0642909 B2 JPH0642909 B2 JP H0642909B2 JP 26942888 A JP26942888 A JP 26942888A JP 26942888 A JP26942888 A JP 26942888A JP H0642909 B2 JPH0642909 B2 JP H0642909B2
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英俊 田辺
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/20Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays
    • F23N5/203Systems for controlling combustion with a time programme acting through electrical means, e.g. using time-delay relays using electronic means

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  • Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス遮断弁制御装置に係り、より詳細には、例
えばガス使用開始時に弁開操作して弁閉状態になるガス
遮断弁を弁開したときに、ガス遮断弁下流側の配管等に
おけるガス漏れを検査する機能を有するガス遮断制御装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置として、ガス使用に先立つ復帰(弁
開)ボタンを操作すると、ガス遮断弁を一旦(約3秒)
開いてガスを配管内に呼び込んだ後、例えば1分の一定
時間配管内の残留ガス圧が低下するかどうかを監視し、
ガス圧が低下しなければ、チェック終了後にガス遮断弁
を開いてガスを正常に使えるようにし、ガス圧が低下す
れば、ブザーと表示灯で警報を発し、ガス遮断弁下流側
にガス漏れがあることをガス使用者に報知するようにな
っている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の装置では、ガス遮断弁下流側のガス圧力
すなわち2次側圧力が正常であるか否かに拘ず、必ず弁
開したガス遮断弁を一定時間後に遮断し、その状態を一
定時間保持して2次側圧力を監視し、その一定時間のガ
ス圧力監視の結果、異常がなければガス遮断弁を弁開
し、ここで初めてガスの使用が可能になる。
このように従来の装置では、弁開操作すると、ガスをガ
ス遮断弁の下流側に閉じ込めるために、一定時間一度弁
開したガス遮断弁を弁閉する動作が伴い、ガスが使用可
能になるまでに長い時間がかかり、また2回の弁開動作
が行われ、このためガス使用者が待たされる時間が長く
なり、またガス遮断弁の弁開閉の頻度が多く、弁の摩耗
がそれだけ激しくなり、ガス遮断弁の寿命を短くする等
の多くの問題があった。
よって本発明は、ガス使用開始操作され実際にガスが使
用可能になるのに要する時間を必要以外のときは出来る
だけ短くし、かつガス遮断弁の開閉頻度を出来るだけ少
なくしてガス遮断弁の長寿命化を図ったガス遮断弁制御
装置を提供することを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成されたガス遮断
弁制御装置は、第1図の基本構成図に示す如く、ガスを
供給する配管路Dに設けられたガス遮断弁1の開閉を操
作する操作手段SW,SWと、前記ガス遮断弁1の
下流側のガス圧力を検知する圧力センサSと、ガス使用
開始時の前記操作手段SWによる弁開操作に応じ、前
記圧力センサSによる検知圧力によって前記ガス遮断弁
1の下流側のガス圧力が正常であるか否かを判定する第
1の判定手段4aと、該第1の判定手段4aによる判定
の結果ガス圧力が正常であるとき、一定時間後に前記圧
力センサSによる検知圧力によって前記ガス遮断弁1の
下流側のガス圧力が正常であるか否かを判定する第2の
判定手段4bと、前記第1の判定手段4aによる判定の
結果ガス圧力が異常であるとき、前記ガス遮断弁の弁開
−弁閉−弁開動作を伴う復帰安全確認を行う復帰安全確
認手段4cとを備え、前記第2の判定手段4bによる判
定の結果ガス圧力が正常であるとき、前記ガス遮断弁1
を弁開することを特徴とする。
〔作用〕
上記構成において、ガス使用時に操作手段SWにより
弁開操作をすると、第1の判定手段4aが圧力センサS
が検知するガス遮断弁1の下流側の配管路D内のガス圧
力によって、ガス圧力が正常であるか否かを判定し、該
第1の判定手段4aによる判定の結果ガス圧力が正常で
あるとき、第2の判定手段4bが一定時間後に圧力セン
サSによる検知圧力によりガス圧力が正常であるか否か
を判定し、該第2の判定手段bによる判定の結果ガス圧
力が正常であるとき、ガス遮断弁1を弁開するようにな
っている。すなわちガス圧力が正常のときには、復帰安
全確認の際に行う弁開−弁閉−弁開というような動作は
行われず、弁開操作に応じて弁開動作が行われるだけで
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明によるガス遮断弁制御装置の一実施例を
示すフロック図であり、同図において、1はガス遮断弁
であり、これは弁復帰パルス出力回路2及び弁遮断パル
ス出力回路3からのパルス出力によりそれぞれ弁開及び
弁閉制御される。このガス遮断弁1の下流側にある配管
路D内には該配管路D内のガス圧力を検出する圧力セン
サSが設けられ、また配管路Dの先端にはコックCを有
するガス器具(図示せず)が接続されている。
4は制御器として働くマイクロゴンピユータ(以下MP
Uと略記する)であり、図示しないROM、RAM等の
他に、入力ポートI〜Iと出力ポートO〜O
有する。上記入力ポートI〜Iには、ガス遮断弁1
の下流側の配管路D内に設けられた圧力センサSからの
圧力検出信号に基づき配管路D内の圧力を検出する2次
圧力検出回路5、操作スイッチ回路6、ガス遮断弁1の
開閉状態を検出する開閉検出回路7及び圧力チェック時
間設定回路8がそれぞれ接続されている。また、出力ポ
ートO〜Oには、ブザー駆動回路9、表示回路1
0、前記各パルス出力回路2,3に対して制御信号PH
,PHを出力するパルス制御回路11、及び異常信
号出力回路12がそれぞれ接続されている。そして、上
記異常信号出力回路12には、該回路12からの異常検
出信号に基づいて電話回路を介してガス会社の中央監視
センター(図示せず)に対して通報を行う伝送装置13
が接続されている。
第3図は第2図の装置の外観を示す図であり、装置はそ
の操作パネル14に設けられた操作スイッチ回路6の弁
開スイッチSW、弁閉スイッチSW及びリセットス
イッチSWを有する。これらのスイッチの操作に応じ
て操作スイッチ回路6からMPU4に信号が入力され
る。また、操作パネル14には、弁開ランプL、弁閉
ランプL、警報ランプL及び電源表示ランプL
設けられ、各ランプは表示回路10の出力によって点灯
と消灯が制御される。更に、操作パネル14には、ブザ
ー駆動回路9によって駆動されるブザーBが取り付けら
れている。
上述したMPU4は図示しないROM中に予め格納され
ている制御プログラムに従って動作し、該動作を第4図
に示すフローチャートを参照して以下説明する。
MPU4は電源投入又はリセットスイッチSWの操作
により初期化される。
MPU4は初期化後フローチャートの実行をスタート
し、その最初のステップS1において、操作スイッチ回
路6の出力に基づいて弁開スイッチSWが操作されて
いるか否かを判定する。該弁開スイッチSWが操作さ
れたと判定すると、ステップS2に進み、ここで表示回
路10を駆動して弁開ランプLを点滅させると共に、
ブザー駆動回路9を駆動してブザーBを断続的に鳴動さ
せる。
次にステップS3に進み、ここでガス遮断弁1を弁開す
る前の弁閉状態において二次圧力検出回路5よりの信号
を入力し、ガス遮断弁1の下流側すなわち2次側圧力が
正常値であるか否かを判定する。このステップS3にお
いては、圧力が正常値以上のとき正常、すなわちYES
と判定するステップS4に進む。ステップS4において
は、開閉検出回路7の出力に基づいて弁閉状態で所定時
間が経過したか否かを判定し、経過していないと判定す
ると、ここで所定時間(例えば1分)が経過するまで待
ち、所定時間が経過するとステップS5に進み、ここで
再び二次圧力検出回路5からの信号に基づいて二次側圧
力が正常であるか否かを判定する。このステップS5の
判定がYES、すなわち二次側圧力が正常であれば、ス
テップS7に進み、ここでパルス制御回路11より制御
信号PHを出力して弁復帰パルス出力回路2を駆動
し、ガス遮断弁1を弁開する。次にステップS8に進
み、ここで開閉検出回路7からの信号によりガス遮断弁
1が弁開しているか否かを判定し、判定がNOで弁開し
ていなければステップS9において弁開ランプLを点
滅させると共にブザーBを鳴動させ、また判定がYES
で弁開していればステップS10において弁開ランプL
を点灯、弁閉ランプLを消灯させると共にブザーB
の鳴動を停止する。
上記ステップS3及びS5における二次側圧力が正常で
あるか否かの判定がNO、すなわちステップS3におい
て二次側圧力の異常が検出されたときにはステップS1
1に進む。このステップS11においては、パルス制御
回路11より制御信号PHを出力し、これにより弁復
帰パルス出力回路2を駆動してガス遮断弁1を弁開させ
る。その後ステップS12に進み、ここで開閉検出回路
7の信号を入力してガス遮断弁1が弁開したか否かを判
定する。このステップS12の判定がNOで弁開してい
なければステップS13において表示回路10とブザー
駆動回路9を駆動して弁開ランプLを点滅させると共
にブザーBを鳴動させる。
ステップS12の判定がYESでガス遮断弁1が弁開し
ていればステップS14に進み、ここで所定時間(例え
ば3秒間)経過しているか否かを判定し、所定時間が経
過し判定がYESであればステップS15に進す。この
ステップS15においては、パルス制御回路11に制御
信号PHを出力させ、遮断パルス出力回路3を駆動し
てガス遮断弁1を弁閉させる。次にステップS16に進
み、開閉検出回路7の出力からガス遮断弁1が弁閉した
か否かを判定し、判定がNOで弁閉していなければステ
ップS17において表示回路10とブザー駆動回路9を
駆動して弁閉ランプLを点滅させると共にブザーBを
鳴動させてからステップS15に戻り、ステップS16
の判定がYESになるか或いはリセットスイッチSW
が操作されない限り、ステップS15〜S17が繰り返
される。
上述のステップS3〜S5,S11〜S17の実行にお
いては、弁開スイッチSWが操作されたとき二次側圧
力に異常があれば、、所定時間ガス遮断弁1を弁開して
ガス遮断弁1の下流側(二次側)の配管路Dにガスを供
給した後、ガス遮断弁1を弁閉し、ガス遮断弁1の下流
側にガスを閉じ込める。
上記ステップS16の判定がYESのとき、すなわちガ
ス遮断弁1が弁閉していれば、ステップS18において
弁閉ランプLを点灯させた後、ステップS19に進
む。ステップS19においてはガス遮断弁1の弁閉状態
において二次圧力検出回路5よりの信号を入力し、ガス
遮断弁1の下流側すなわち二次側圧力が正常値であるか
否かを判定する。このステップS19においては、圧力
が所定時間(例えば5秒)継続して正常値以下になった
とき正常でない、すなわちNOと判定してステップS2
0に進む。ステップS20においては、表示回路10と
ブザー駆動回路9を駆動して警報ランプLを点滅さ
せ、その後のステップS21においてブザーBを鳴動さ
せる。
その後ステップS22に進み、ここで所定時間(例えば
30秒)経過したかを判定し、所定時間が経過するまで
このステップS21及びS22を繰り返し、経過してい
ればステップS23に進み、ここで異常信号出力回路1
2を駆動して異常検出信号を伝送装置13に出力させる
と共に、ブザー駆動回路9の駆動を中止してブザーBの
鳴動を停止させる。この異常検出信号を受けた伝送装置
13は、図示しない電話回線を介してガス会社の中央監
視センターに対して異常を通報する。
上述のステップS21及びS22を所定時間繰り返し実
行している最中に、すなわち異常検出から30秒の間に
ガス使用者が上記ステップS20及びS21の実行によ
る警報によってガスコックの誤開放に気付き、誤開放し
ているコックを閉じてからリセットスイッチSWを操
作すると、MPU4は該リセットスイッチSWの操作
に基づく操作スイッチ回路6からの入力により初期化動
作に入って上述のステップS1からの動作が開始され
る。従って、MPU4は30秒経過後にステップS23
に進んで異常信号出力回路12に異常検出信号を出力さ
せることがなく、誤開放による異常検出信号の出力を中
止することができる。
上記ステップS19の圧力判定の結果、二次側圧力が正
常でYESであれば、ステップS24に進み、圧力チェ
ック時間設定回路8により予め設定した設定時間(例え
ば1分)が経過したか否かを判定する。この圧力チェッ
ク時間の設定は、装置内部或いはリアパネルに設けたス
イッチにより例えば20秒,1分,2分の中から選択し
て行われるようになっており、この設定時間に関するデ
ータが圧力チェック時間設定回路8よりMPU4に入力
されている。
上記ステップS24の判定がYESとなり所定時間が経
過するまで上記ステップS19及びS24が繰り返され
る。所定時間が経過すると、上述したステップS7に進
み、ここでパルス制御回路11より制御信号PHを出
力して弁復帰パルス出力回路2を駆動し、ガス遮断弁1
を弁開し、以後上述したステップS7〜S10を実行す
る。
なお、ステップS2,S9,S13,S17,S21に
おける各ランプ及びブザーの駆動動作中は勿論のこと任
意時点において、リセットスイッチSWを操作するこ
とにより、MPU4がリセットされ初期化動作に入り、
ランプやブザーの駆動が停止される。
〔効果〕 以上説明したように本考案によれば、ガス使用時に操作
手段により弁開操作をしたときのガス遮断弁の下流側の
配管路内のガス圧力が正常のときには、復帰安全確認の
際に行う弁開−弁閉−弁開というような動作は行われ
ず、弁開操作に応じて弁開動作が行われるだけであるの
で、ガス圧力の異常の有無に拘ず、復帰安全確認のため
弁開−弁閉−弁開動作を行う従来のものに比べて短時間
にガスの使用が可能になり、またガス遮断弁の無駄な開
閉動作がないので、ガス遮断弁の長寿命化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガス遮断弁制御装置の基本構成を
示すブロック図、 第2図は本発明によるガス遮断弁制御装置の一実施例を
示す回路ブロック図、 第3図は第2図の装置のパネル面を示す外観平面図、 第4図は第2図の装置中のMPUが行う仕事を示すフロ
ーチャート図である。 1……ガス遮断弁、4a……第1の判定手段、4b……
第2の判定手段、4c……復帰安全確認手段、D……配
管路、S……圧力センサ、SW,SW……操作手段
(弁開スイッチ、弁閉スイッチ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを供給する配管路に設けられたガス遮
    断弁の開閉を操作する操作手段と、 前記ガス遮断弁の下流側のガス圧力を検知する圧力セン
    サと、 ガス使用開始時の前記操作手段による弁開操作に応じ、
    前記圧力センサによる検知圧力によって前記ガス遮断弁
    の下流側のガス圧力が正常であるか否かを判定する第1
    の判定手段と、 該第1の判定手段による判定の結果ガス圧力が正常であ
    るとき、一定時間後に前記圧力センサによる検知圧力に
    よって前記ガス遮断弁の下流側のガス圧力が正常で有る
    か否かを判定する第2の判定手段と、 前記第1の判定手段による判定の結果ガス圧力が異常で
    あるとき、前記ガス遮断弁の弁開−弁閉−弁開動作を伴
    う復帰安全確認を行う復帰安全確認手段とを備え、 前記第2の判定手段による判定の結果ガス圧力が正常で
    あるとき、前記ガス遮断弁を弁開する、 ことを特徴とするガス遮断弁制御装置。
JP26942888A 1988-10-27 1988-10-27 ガス遮断弁制御装置 Expired - Fee Related JPH0642909B2 (ja)

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