JPH0642860A - 断熱体 - Google Patents
断熱体Info
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- JPH0642860A JPH0642860A JP3285967A JP28596791A JPH0642860A JP H0642860 A JPH0642860 A JP H0642860A JP 3285967 A JP3285967 A JP 3285967A JP 28596791 A JP28596791 A JP 28596791A JP H0642860 A JPH0642860 A JP H0642860A
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- JP
- Japan
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- heat
- insulator
- heat insulating
- refrigerator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷蔵庫，冷凍庫，温蔵庫，冷凍プレハブ、ま
たは携帯用冷蔵庫等に使用される断熱体において、保
温，保冷効果が十分でないために冷蔵庫等の内容積効率
が低いという課題を解決し、保温，保冷効果を高くする
ために必要な優れた断熱性を有する断熱体を提供する。 【構成】 断熱材６と、その断熱材６の全面を覆いかつ
その断熱材６をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋
７とから構成され、その包装袋７の一部に熱伝導を阻止
するための熱伝導阻止部１６を設ける。 【効果】 断熱体の真空度を高く、かつ長期間にわたっ
て維持できるとともに伝導による熱の移動を防止するこ
とができるため断熱性，保温性に優れた断熱体を得るこ
とができ、高い内容積効率を備えた冷蔵庫等の製造に役
立つ。
たは携帯用冷蔵庫等に使用される断熱体において、保
温，保冷効果が十分でないために冷蔵庫等の内容積効率
が低いという課題を解決し、保温，保冷効果を高くする
ために必要な優れた断熱性を有する断熱体を提供する。 【構成】 断熱材６と、その断熱材６の全面を覆いかつ
その断熱材６をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋
７とから構成され、その包装袋７の一部に熱伝導を阻止
するための熱伝導阻止部１６を設ける。 【効果】 断熱体の真空度を高く、かつ長期間にわたっ
て維持できるとともに伝導による熱の移動を防止するこ
とができるため断熱性，保温性に優れた断熱体を得るこ
とができ、高い内容積効率を備えた冷蔵庫等の製造に役
立つ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫，冷凍庫，温蔵
庫，冷凍プレハブ、または携帯用冷蔵庫等の断熱箱体を
構成するところの極めて小さい容積で優れた断熱効果を
有する断熱体に関する。
庫，冷凍プレハブ、または携帯用冷蔵庫等の断熱箱体を
構成するところの極めて小さい容積で優れた断熱効果を
有する断熱体に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫，冷凍庫，温蔵庫，冷凍プレハ
ブ、または携帯用冷蔵庫等において、断熱体はその性能
を支える重要な構成材料である。特に近年家庭用冷蔵庫
においてはその貯蔵容量の増大化にともない大容量の冷
蔵庫に対する要望が高まっている。
ブ、または携帯用冷蔵庫等において、断熱体はその性能
を支える重要な構成材料である。特に近年家庭用冷蔵庫
においてはその貯蔵容量の増大化にともない大容量の冷
蔵庫に対する要望が高まっている。
【０００３】しかしながら、住宅の規模は欧米各国に比
べて未だ十分でなく、したがって極めて限られた床面積
で大容量を有するすなわち高い内容積効率を有する冷蔵
庫が求められている。これらの要望に応えるため従来よ
り、一般的に冷蔵庫等の保温，保冷用の断熱体として
は、例えば特開昭５８−５０３９２号公報，同５８−５
０３９４号公報に見られるように発泡パーライトのよう
な無機質の粉末（断熱材）をプラスチック積層フィルム
からなる袋に充填し、真空脱気し、密封した断熱体が使
用されている。
べて未だ十分でなく、したがって極めて限られた床面積
で大容量を有するすなわち高い内容積効率を有する冷蔵
庫が求められている。これらの要望に応えるため従来よ
り、一般的に冷蔵庫等の保温，保冷用の断熱体として
は、例えば特開昭５８−５０３９２号公報，同５８−５
０３９４号公報に見られるように発泡パーライトのよう
な無機質の粉末（断熱材）をプラスチック積層フィルム
からなる袋に充填し、真空脱気し、密封した断熱体が使
用されている。
【０００４】図５は従来の金属膜複合プラスチック積層
フィルムよりなる断熱体の構造を示すものであり、図に
示すようにポリエチレンテレフタレート（以下、ＰＥＴ
と記す）等よりなるプラスチックフィルム１の片面にア
ルミ蒸着膜２を形成した金属膜複合プラスチック積層フ
ィルムよりなる袋３の内部に断熱材４を充填し、その内
部を真空脱気した後、プラスチックフィルム１と接する
面と反対側のアルミ蒸着膜２上に塗布されたアクリル樹
脂５をヒートシールすることによって断熱体を構成して
いた。
フィルムよりなる断熱体の構造を示すものであり、図に
示すようにポリエチレンテレフタレート（以下、ＰＥＴ
と記す）等よりなるプラスチックフィルム１の片面にア
ルミ蒸着膜２を形成した金属膜複合プラスチック積層フ
ィルムよりなる袋３の内部に断熱材４を充填し、その内
部を真空脱気した後、プラスチックフィルム１と接する
面と反対側のアルミ蒸着膜２上に塗布されたアクリル樹
脂５をヒートシールすることによって断熱体を構成して
いた。
【０００５】上記従来の断熱体において袋３を構成する
材料としては、ＰＥＴやポリアミドフィルム等のプラス
チックフィルム１の片面にアルミ蒸着膜２またはアルミ
箔等の金属層を形成したものを用いるのが一般的であっ
た。
材料としては、ＰＥＴやポリアミドフィルム等のプラス
チックフィルム１の片面にアルミ蒸着膜２またはアルミ
箔等の金属層を形成したものを用いるのが一般的であっ
た。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の断熱体では、アルミ蒸着膜２を用いた金属膜複合プラ
スチック積層フィルムよりなる袋３の場合、その真空度
を０．５mmHg程度までしか上げることができず、真空断
熱体としては十分な保冷または保温効果を得ることがで
きなかった。
の断熱体では、アルミ蒸着膜２を用いた金属膜複合プラ
スチック積層フィルムよりなる袋３の場合、その真空度
を０．５mmHg程度までしか上げることができず、真空断
熱体としては十分な保冷または保温効果を得ることがで
きなかった。
【０００７】またアルミ箔を用いた場合はその真空度を
上げることはできるが、アルミ箔の厚さが厚いためにア
ルミ箔中の熱伝導によって保冷または保温効果が低下す
るという課題があった。
上げることはできるが、アルミ箔の厚さが厚いためにア
ルミ箔中の熱伝導によって保冷または保温効果が低下す
るという課題があった。
【０００８】本発明は上記課題を解決するものであり、
断熱体の真空度を高くすることができるとともに熱の伝
導を抑えることにより、保冷または保温効果に優れた断
熱体を提供することを目的とする。
断熱体の真空度を高くすることができるとともに熱の伝
導を抑えることにより、保冷または保温効果に優れた断
熱体を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、断熱材と、その断熱材の全面を覆いかつそ
の断熱材をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋とか
ら構成し、その包装袋の一部に熱伝導を阻止するための
熱伝導阻止部を設けたものである。
するために、断熱材と、その断熱材の全面を覆いかつそ
の断熱材をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋とか
ら構成し、その包装袋の一部に熱伝導を阻止するための
熱伝導阻止部を設けたものである。
【００１０】
【作用】したがって本発明によれば、包装袋の一部に熱
伝導を阻止するための熱伝導阻止部を設けているために
本発明による断熱体を冷蔵庫等に使用した場合、真空度
を高くして断熱効果を上げるとともに金属箔の部分の熱
伝導を阻止することができるので極めて高い保冷または
保温効果を得ることができる。
伝導を阻止するための熱伝導阻止部を設けているために
本発明による断熱体を冷蔵庫等に使用した場合、真空度
を高くして断熱効果を上げるとともに金属箔の部分の熱
伝導を阻止することができるので極めて高い保冷または
保温効果を得ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面ととも
に説明する。図１は本発明の第１の実施例の構造を示す
断面図であり、図において６は連通硬質ウレタンフォー
ム等よりなる断熱材、７は一方の包装材８と他方の包装
材９とからなる包装袋であってその内部に断熱材６を収
納して断熱体を構成するものである。
に説明する。図１は本発明の第１の実施例の構造を示す
断面図であり、図において６は連通硬質ウレタンフォー
ム等よりなる断熱材、７は一方の包装材８と他方の包装
材９とからなる包装袋であってその内部に断熱材６を収
納して断熱体を構成するものである。
【００１２】つぎに一方の包装材８と他方の包装材９に
ついてその構成をさらに詳しく説明する。本実施例にお
いて一方の包装材８には約２５μｍの厚さを有するＰＥ
Ｔ等のプラスチックフィルム１０の片面に厚さが約５０
０Åのアルミ蒸着膜１１を設けたものを２枚積層したア
ルミ蒸着膜積層フィルム１２を使用し、他方の包装材９
には一方の包装材８に用いた同じＰＥＴ等のプラスチッ
クフィルム１０の片面に約９μｍの厚さを有するアルミ
箔１３貼着したアルミ箔積層フィルム１４ａを使用して
いる。
ついてその構成をさらに詳しく説明する。本実施例にお
いて一方の包装材８には約２５μｍの厚さを有するＰＥ
Ｔ等のプラスチックフィルム１０の片面に厚さが約５０
０Åのアルミ蒸着膜１１を設けたものを２枚積層したア
ルミ蒸着膜積層フィルム１２を使用し、他方の包装材９
には一方の包装材８に用いた同じＰＥＴ等のプラスチッ
クフィルム１０の片面に約９μｍの厚さを有するアルミ
箔１３貼着したアルミ箔積層フィルム１４ａを使用して
いる。
【００１３】一方の包装材８の最外面にあるアルミ蒸着
膜１１の内面および他方の包装材９のアルミ箔１３の内
面には熱接着可能なアクリル樹脂層１５が塗布されてお
り、断熱材６を包装袋７の内部に収納して真空脱気した
のちヒートシールによって密封される。さらに一方の包
装材８の外面には他方の包装材９と同様なアルミ箔積層
フィルム１４ｂを貼着している。
膜１１の内面および他方の包装材９のアルミ箔１３の内
面には熱接着可能なアクリル樹脂層１５が塗布されてお
り、断熱材６を包装袋７の内部に収納して真空脱気した
のちヒートシールによって密封される。さらに一方の包
装材８の外面には他方の包装材９と同様なアルミ箔積層
フィルム１４ｂを貼着している。
【００１４】ここで、１６は熱伝導阻止部である。この
熱伝導阻止部１６は、アルミ箔積層フィルム１４ａと、
アルミ箔積層フィルム１４ｂとの間の熱伝導を防止すべ
く設けられたもので、包装材８の全ての面を覆わず、左
右は包装材８の表面がむきだしとなっている部分をい
う。また、この熱伝導阻止部１６は、包装材８の左右の
みでなく、包装材８の４辺の位置に設けられている（以
下の実施例でも同様）。なお、１７は真空脱気したとき
内部に残留したガスや水分を吸収して真空度を保つため
の活性炭，塩化カルシウムおよび水酸化カルシウムより
なる吸着剤である。
熱伝導阻止部１６は、アルミ箔積層フィルム１４ａと、
アルミ箔積層フィルム１４ｂとの間の熱伝導を防止すべ
く設けられたもので、包装材８の全ての面を覆わず、左
右は包装材８の表面がむきだしとなっている部分をい
う。また、この熱伝導阻止部１６は、包装材８の左右の
みでなく、包装材８の４辺の位置に設けられている（以
下の実施例でも同様）。なお、１７は真空脱気したとき
内部に残留したガスや水分を吸収して真空度を保つため
の活性炭，塩化カルシウムおよび水酸化カルシウムより
なる吸着剤である。
【００１５】つぎに上記構成においてその作用を説明す
る。冷蔵庫等において優れた保冷，保温効果を得るため
には伝導と対流による熱の移動を防止することが重要と
なる。
る。冷蔵庫等において優れた保冷，保温効果を得るため
には伝導と対流による熱の移動を防止することが重要と
なる。
【００１６】本発明ではアルミ箔１３を貼着したアルミ
箔積層フィルム１４を包装袋７の最外面としているため
にその真空バリア性は極めて高く、０．１mmHgという従
来より高い真空度を１０年以上維持することができるの
で対流による熱の移動を効果的に防止することができ
る。また伝導による熱の移動は真空バリア性の高いアル
ミ箔では当然大きくなるが、その伝導を防止するために
本発明では図１に示すように包装袋７の一部に熱伝導阻
止部１６を設け、アルミ箔１３中を伝導する熱を遮断し
ている。なお熱伝導阻止部１６を介して真空度が低下す
ることが考えられるが、一方の包装材８を少なくとも２
枚のアルミ蒸着膜積層フィルム１２で構成したことおよ
び熱伝導阻止部１６の面積を極力小さくすることによっ
て防止している。
箔積層フィルム１４を包装袋７の最外面としているため
にその真空バリア性は極めて高く、０．１mmHgという従
来より高い真空度を１０年以上維持することができるの
で対流による熱の移動を効果的に防止することができ
る。また伝導による熱の移動は真空バリア性の高いアル
ミ箔では当然大きくなるが、その伝導を防止するために
本発明では図１に示すように包装袋７の一部に熱伝導阻
止部１６を設け、アルミ箔１３中を伝導する熱を遮断し
ている。なお熱伝導阻止部１６を介して真空度が低下す
ることが考えられるが、一方の包装材８を少なくとも２
枚のアルミ蒸着膜積層フィルム１２で構成したことおよ
び熱伝導阻止部１６の面積を極力小さくすることによっ
て防止している。
【００１７】図２は本発明の第２の実施例を示すもので
あるが、第１の実施例と異なる点は第１の実施例におい
て一方の包装材８の外面に設けたアルミ箔積層フィルム
１４ｂを図に示すように一方の包装材８の内面に設けた
ことである。
あるが、第１の実施例と異なる点は第１の実施例におい
て一方の包装材８の外面に設けたアルミ箔積層フィルム
１４ｂを図に示すように一方の包装材８の内面に設けた
ことである。
【００１８】熱伝導阻止部１６は、断熱材６と包装材８
との間につくった空隙によって設けられている。
との間につくった空隙によって設けられている。
【００１９】この第２の実施例によれば、第１の実施例
と同等の効果を得られることはいうまでもない。
と同等の効果を得られることはいうまでもない。
【００２０】つぎに図３は本発明の第３の実施例を示す
ものであり、図において１８はアルミ箔積層フィルム１
４ａをエンボス加工して断熱材６を収納できる凹部１９
を設けた箱体、２０はアルミ蒸着膜積層フィルム１２を
２枚以上積層して形成した外装蓋であり、その上面には
アルミ箔積層フィルム１４ｂが熱伝導阻止部１６の部分
を設けて貼着されている。
ものであり、図において１８はアルミ箔積層フィルム１
４ａをエンボス加工して断熱材６を収納できる凹部１９
を設けた箱体、２０はアルミ蒸着膜積層フィルム１２を
２枚以上積層して形成した外装蓋であり、その上面には
アルミ箔積層フィルム１４ｂが熱伝導阻止部１６の部分
を設けて貼着されている。
【００２１】図４は本発明の第４の実施例を示すもので
あり、第３の実施例と異なる点は箱体１８がアルミ箔積
層フィルム１４ｂに代えてアルミ蒸着膜積層フィルム１
２によって形成され、また外装蓋２０の構成材としてア
ルミ蒸着膜積層フィルム１２に代えてアルミ箔積層フィ
ルム１４ａを使用した点にあり、この場合、アルミ箔積
層フィルム１４は箱体１８の底部外面または内面に貼着
されている。
あり、第３の実施例と異なる点は箱体１８がアルミ箔積
層フィルム１４ｂに代えてアルミ蒸着膜積層フィルム１
２によって形成され、また外装蓋２０の構成材としてア
ルミ蒸着膜積層フィルム１２に代えてアルミ箔積層フィ
ルム１４ａを使用した点にあり、この場合、アルミ箔積
層フィルム１４は箱体１８の底部外面または内面に貼着
されている。
【００２２】このように本実施例によれば、包装袋７を
複数のアルミ蒸着膜積層フィルム１２よりなる一方の包
装材８と、アルミ箔積層フィルム１４よりなる他方の包
装材９とによって形成しているため断熱体の真空度を長
期間にわたって高く維持でき、また熱伝導による断熱効
果の低下を熱伝導阻止部１６によって防止することがで
きるため、極めて保温，保冷効果に優れた断熱体を得る
ことができる。
複数のアルミ蒸着膜積層フィルム１２よりなる一方の包
装材８と、アルミ箔積層フィルム１４よりなる他方の包
装材９とによって形成しているため断熱体の真空度を長
期間にわたって高く維持でき、また熱伝導による断熱効
果の低下を熱伝導阻止部１６によって防止することがで
きるため、極めて保温，保冷効果に優れた断熱体を得る
ことができる。
【００２３】なお、本発明において熱伝導阻止部１６を
断熱体のどの部分にどのような形状で幾個形成するかは
本発明において説明した構成以外でもその断熱体を使用
して製造する冷蔵庫，冷凍庫，温蔵庫等の構造に従って
最も優れた断熱効率の得られる設計によって決定するこ
とができる。
断熱体のどの部分にどのような形状で幾個形成するかは
本発明において説明した構成以外でもその断熱体を使用
して製造する冷蔵庫，冷凍庫，温蔵庫等の構造に従って
最も優れた断熱効率の得られる設計によって決定するこ
とができる。
【００２４】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように本発明
は、断熱材と、その断熱材の全面を覆いかつその断熱材
をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋とから構成さ
れ、その包装袋の一部に熱伝導を阻止するための熱伝導
阻止部を設けることにより、極めて保温，保冷効果に優
れた断熱体を得ることができるものであり、この断熱体
を使用することによって家庭等の台所の床面積を有効に
活用できる内容積効率の高い冷蔵庫，冷凍庫または温蔵
庫等を製造できるという効果を生み出すことができる。
は、断熱材と、その断熱材の全面を覆いかつその断熱材
をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋とから構成さ
れ、その包装袋の一部に熱伝導を阻止するための熱伝導
阻止部を設けることにより、極めて保温，保冷効果に優
れた断熱体を得ることができるものであり、この断熱体
を使用することによって家庭等の台所の床面積を有効に
活用できる内容積効率の高い冷蔵庫，冷凍庫または温蔵
庫等を製造できるという効果を生み出すことができる。
【図１】本発明の第１の実施例における断熱体の断面図
【図２】同第２の実施例の断熱体の断面図
【図３】同第３の実施例の断熱体の断面図
【図４】同第４の実施例の断熱体の断面図
【図５】従来の断熱体の断面図
６ 断熱材 ７ 包装袋 １６ 熱伝導阻止部
Claims (5)
- 【請求項１】断熱材と、その断熱材の全面を覆いかつそ
の断熱材をほぼ真空雰囲気中に配するための包装袋とか
ら構成され、前記包装袋の一部に熱伝導を阻止するため
の熱伝導阻止部を設けた断熱体。 - 【請求項２】断熱材が連通硬質ウレタンフォームよりな
る請求項１記載の断熱体。 - 【請求項３】包装袋が少なくともアルミ蒸着膜積層フィ
ルムとアルミ箔積層フィルムとから形成された請求項１
記載の断熱体。 - 【請求項４】包装袋を構成する一方の包装材と他方の包
装材の少なくとも一方がアルミ蒸着膜を備えている請求
項１または２記載の断熱体。 - 【請求項５】包装袋を構成する一方の包装材と他方の包
装材の一方が凹部を有する箱体であり、他方が外装蓋で
ある請求項１，２，３または４記載の断熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285967A JPH0642860A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 断熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3285967A JPH0642860A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 断熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642860A true JPH0642860A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=17698288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3285967A Pending JPH0642860A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 断熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642860A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003089859A1 (fr) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Matsushita Refrigeration Company | Refrigerateur |
| JP2004060712A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Kiyoshi Inaizumi | 真空断熱体 |
| JP2004218747A (ja) * | 2003-01-15 | 2004-08-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 真空断熱材 |
| JP2006084077A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Hitachi Home & Life Solutions Inc | 真空断熱材、及び真空断熱材を用いた冷蔵庫 |
| JP2016088019A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | アイシン化工株式会社 | 断熱制振構造体 |
| JP2017187128A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 旭硝子株式会社 | 真空断熱材およびその製造方法 |
| JP2018509732A (ja) * | 2015-01-28 | 2018-04-05 | コレックス、エルエルシー | 滅菌可能な手術器具用の断熱性電池筐体 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3285967A patent/JPH0642860A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003089859A1 (fr) * | 2002-04-22 | 2003-10-30 | Matsushita Refrigeration Company | Refrigerateur |
| JP2004060712A (ja) * | 2002-07-26 | 2004-02-26 | Kiyoshi Inaizumi | 真空断熱体 |
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| US11611123B2 (en) | 2015-01-28 | 2023-03-21 | DePuy Synthes Products, Inc. | Battery enclosure for sterilizeable surgical tools having thermal insulation |
| JP2017187128A (ja) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | 旭硝子株式会社 | 真空断熱材およびその製造方法 |
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