JPH0642858U - プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きさの異なる印字された用紙の取り出しを
容易にしたプリンタを得ることを目的とする。 【構成】 異なる大きさの用紙を装着するための用紙挿
入部４と、用紙の大きさに応じて用紙を排出するための
複数の排紙部５と、印字を行っている用紙の大きさを感
知し、大きさに応じた排紙部５に排紙させる印字及び用
紙選択部３を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、排出された用紙が用紙の大きさに応じて分別排出されるプリンタに 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のプリンタは、大きさの異なる用紙に印字できるが、排紙する場所は同じ であったため、例えば、Ａ３の用紙の下にＡ４の用紙が隠れてそれを取り出すの に困難な場合が生じていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在、プリンタを複数のターミナルに接続し、複数の人間が、異なる大きさの 印字用紙を１つのプリンタで印字するという使用方法が一般的に採られているた め、上記の様な問題が発生する機会が増えている。 そこで、本考案はこのような問題のないプリンタを提供することを課題とする ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、上位機器からの印字情 報に基づいて印字動作を行うプリンタにおいて、異なる大きさの用紙を装着する ための用紙挿入部と、用紙の大きさに応じて用紙を排出するための複数の排紙部 と、現在印字を行っている用紙の大きさを感知し、大きさに応じた排紙部に排紙 する手段とを備え、印字された用紙の大きさ別に排紙を行うように構成したもの である。

【０００５】

【作用】

印字された用紙は、用紙の大きさごとに分別されて排紙部に排紙される。

【０００６】

【実施例】

図１はこの考案の実施例１を示すもので、用紙挿入部は１箇所、排紙部は２箇 所設けた場合の例である。 ２種類の違う大きさの用紙をそれぞれ印字しても、その大きさ別に排紙される ため、大きさの小さい用紙だけを取り出す場合でも、容易に取り出す事ができる 。

【０００７】 図２はこの考案の実施例２を示すもので、用紙挿入部が２箇所で、２種類の大 きさの用紙を印字し、その用紙に応じた排紙箇所を２箇所設けた例である。

【０００８】 図３は実施例２の概略構成を示すもので、上位機器１からの指令、またはプリ ンタ２に装着された用紙の大きさを設定するための手段、即ち印字及び用紙選択 部３により、印字用紙の大きさを判断し、用紙挿入部４から印字するための用紙 を選択して印字部に供給し、印字後は用紙の大きさに対応する排紙部５へ分別排 紙する。

【０００９】

【考案の効果】

本考案によれば、異なる大きさの用紙を大きさごとに排紙できるため、印字さ れた用紙を容易に取り出す事ができ、また、大きい用紙に小さい用紙が挟まった まま取り出され、紛失する等の問題を解決する事ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案実施例１の側面図である。

【図２】本案実施例２の側面図である。

【図３】実施例２の概略構成を示すブロック図である。

【符号の説明】

１ 上位機器 ２ プリンタ ３ 印字及び用紙選択部 ４ 用紙挿入部 ５ 排紙部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上位機器からの印字情報に基づいて印字
   動作を行うプリンタにおいて、異なる大きさの用紙を装
   着するための用紙挿入部と、用紙の大きさに応じて用紙
   を排出するための複数の排紙部と、現在印字を行ってい
   る用紙の大きさを感知し、大きさに応じた排紙部に排紙
   する手段とを備え、印字された用紙の大きさ別に排紙を
   行うことを特徴とするプリンタ。