JPH0642764U - 衣裳ケース - Google Patents

衣裳ケース

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JPH0642764U
JPH0642764U JP8318092U JP8318092U JPH0642764U JP H0642764 U JPH0642764 U JP H0642764U JP 8318092 U JP8318092 U JP 8318092U JP 8318092 U JP8318092 U JP 8318092U JP H0642764 U JPH0642764 U JP H0642764U
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JP
Japan
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lid
insect repellent
costume
costume case
case body
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Application number
JP8318092U
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English (en)
Inventor
賢杓 裴
Original Assignee
平和工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防虫剤の出し入れや交換あるいは防虫剤の有
無の確認等を蓋体を開けることなく容易に行い得る衣裳
ケースを提供する。 【構成】 上方開口状の衣裳ケース本体1と、衣裳ケー
ス本体1を施蓋する蓋体2とを備える。蓋体2に防虫剤
収容部9を設ける。防虫剤収容部9は、蓋体2に一体状
に形成される上方開口凹窪部10と、この凹窪部10を施蓋
開蓋自在として蓋体2に取付けられた小蓋部11と、から
なる。凹窪部10は、衣裳ケース本体1の内部に連通する
通気孔14を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は衣裳ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
ケース本体とそれを上方から施蓋する蓋体とからなる従来の一般的な衣裳ケー スでは、蓋体には防虫剤を入れるための窓部等はなく、ケース本体内に防虫剤を 入れたり出したりするには、そのつど蓋体を取り外していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、衣裳ケース内に衣類を収納してその衣裳ケースを物置部屋等に収納し た後、防虫剤の有無を確認する場合や防虫剤を交換する場合は、衣裳ケースを物 置部屋等から持ち出して上蓋を開ける必要があり、面倒なうえ時間がかかる。
【0004】 そこで、本考案は、上述の問題を解決して、防虫剤の出し入れや交換あるいは 防虫剤の有無の確認を、蓋体を開けることなく容易に行い得る衣裳ケースを提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために本考案に係る衣裳ケースは、上方開口状の衣裳ケ ース本体と、該衣裳ケース本体を施蓋する蓋体と、を備え、該蓋体に一体状に形 成されると共に上記衣裳ケース本体の内部へ連通する通気孔を有する上方開口凹 窪部と、該凹窪部を施蓋開蓋自在として上記蓋体に取付けられた小蓋部と、から なる防虫剤収容部を、上記蓋体に設けたものである。
【0006】 また、本考案に係る他の衣裳ケースは、上方開口状の衣裳ケース本体と、該衣 裳ケース本体を施蓋する蓋体と、を備え、該蓋体に一体状に形成されると共に上 記衣裳ケース本体の内部へ連通する連通窓部を有する側方開口引出収納部と、該 引出収納部内に側方から出し入れ自在に収納されると共に上記引出収納部の上記 連通窓部を通して上記衣裳ケース本体の内部へ連通する通気孔を有する引出本体 と、からなる防虫剤収容部を、上記蓋体に設けたものである。
【0007】
【作用】
上方開口凹窪部と小蓋部とからなる防虫剤収容部を設けたものでは、小蓋部を 開けることにより凹窪部が上方に開口するため、防虫剤収容部には防虫剤を上方 から出し入れできる。防虫剤は防虫剤収容部に収納されるため衣裳ケース本体内 の衣類に接触することはない。気化した防虫成分は、通気孔を通って衣裳ケース 本体の内部に入る。
【0008】 側方開口引出収納部と引出本体とからなる防虫剤収容部を設けたものでは、引 出本体を引き抜けば、引出本体に防虫剤を出し入れできる。防虫剤を入れた引出 本体を引出収納部に収納すれば、防虫剤収容部に防虫剤を収納できる。防虫剤収 容部内で気化した防虫成分は、引出本体の通気孔と引出収納部の連通窓部を通り 衣裳ケース本体の内部に入る。
【0009】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づき本考案を詳説する。
【0010】 図1と図2と図3は、本考案に係る衣裳ケースの一実施例を示し、この衣裳ケ ースは、前後方向に長い箱形であると共に上方開口状のプラスチック製衣裳ケー ス本体1と、衣裳ケース本体1を上方から施蓋するプラスチック製蓋体2と、を 備えている。
【0011】 衣裳ケース本体1の側面の上部には、側面から外方へ突出する4対の突出片部 15…が一体に形成されている。
【0012】 隣合う突出片部15,15の間には、図4に示すように、その突出片部15,15を通 る軸心L1 廻りに揺動自在として係止片3…が取付けられている。
【0013】 係止片3の上端部には蓋体2側へ延びる係止爪部6が形成されている。
【0014】 蓋体2には、その平面視に於ける外周に沿って外鍔状の段部4が形成され、こ の段部4に衣裳ケース本体1の係止片3の係止爪部6が係脱係止自在となるよう に構成されている。
【0015】 従って、蓋体2の段部4に衣裳ケース本体1の係止片3の係止爪部6を係止さ せることにより、蓋体2が不意に外れないようにでき、かつ、係止片3を外側方 へ揺動させることにより、係止を解除できる。
【0016】 また、衣裳ケース本体1の下方の底面5の四隅には、(一部破断して示すよう に)下方開口状の凹部16を有する脚部7…が形成され、その凹部内にはプラスチ ック製の球体8が下方突出状かつ自由な方向へ転動自在として緩嵌されている。
【0017】 しかして、図3と図4に示すように、蓋体2の前部と後部には、防虫剤を収納 するための防虫剤収容部9,9を設けている。
【0018】 防虫剤収容部9は、蓋体2に一体状に形成される上方開口凹窪部10と、この凹 窪部10を施蓋開蓋自在として蓋体2に取付けられた小蓋部11と、からなる。
【0019】 上方開口凹窪部10は、蓋体2の下面側に膨出状の壁部にて形成される。
【0020】 具体的には、図5と図6に示すように、上方開口凹窪部10は、多数の通気孔14 …を有する網目状の底壁部13と、その外周端縁に一体形成された前後及び左右の 側壁部12a,12a,12b,12bと、からなる。つまり、上方開口凹窪部10は、衣 裳ケース本体1の内部へ連通する多数の通気孔14…を有する。
【0021】 左右の側壁部12b,12bの前後方向内方寄りには、切欠窓部17, 17が形成され ている。
【0022】 小蓋部11は、平面視矩形状の上壁部18と、その下面側に一体形成されると共に 施蓋状態に於て凹窪部10の開口部の内面に沿って当接乃至近接するリブ19と、上 壁部18の基端部に形成される取付部20と、を備えている。
【0023】 そして、小蓋部11は上方開口凹窪部10を施蓋開蓋自在として蓋体2に取付けら れている。
【0024】 つまり、小蓋部11の取付部20の左右両端部が蓋体2の前端部と後端部に蓋体2 の前辺及び後辺と平行な軸心L2 廻りに揺動自在として枢着されている。従って 、小蓋部11を開く場合、小蓋部11を軸心L2 廻りに前後内方から外方へ揺動させ る。
【0025】 また、小蓋部11の先端寄りの左右位置には、リブ19から下方へ突出する係止用 小片21, 21が一体形成されている。
【0026】 この係止用小片21の下端部には上方開口凹窪部10の切欠窓部17の上端内面に係 止する爪部22が突設される。そして、小蓋部11を軸心L2 廻りに揺動させて開閉 することにより、係止用小片21, 21が弾性変形してその夫々の爪部22, 22が切欠 窓部17, 17に係脱係止するように構成されている。
【0027】 小蓋部11の先端には、その上壁部18を下面側のリブ19よりも先端方向へ突出さ せた手掛け部23が形成されている。
【0028】 しかして、本考案の衣裳ケースは、防虫剤収容部9に防虫剤(図示省略)を収 納して使用する。
【0029】 ここで、防虫剤とは、防虫成分が気化して防虫効果を発揮する市販の防虫剤の ことであり、固形,粒状,あるいは,不織布に含浸させたもの等種々のものがあ げられる。
【0030】 防虫剤を収納する場合は、図6の仮想線で示す如く、小蓋部11を軸心L2 廻り に揺動させて開く。そして、凹窪部10に防虫剤を入れた後、小蓋部11を閉める。
【0031】 防虫剤収容部9内に収納された防虫剤から気化した防虫成分は、上方開口凹窪 部10の多数の通気孔14…を通過して衣裳ケース本体1内に入る。従って、衣裳ケ ース本体1内に収納された衣類等を防虫できる。
【0032】 上述のように、本考案の衣裳ケースによれば、蓋体2を開けることなく小蓋部 11を開閉するのみで防虫剤収容部9の凹窪部10に防虫剤を容易に出し入れでき、 かつ、防虫剤の有無を容易に確認できる。
【0033】 従って、衣裳ケースを物置等に収納して衣裳ケースが取り出し難くなっている 場合でも、その衣裳ケースを動かすことなく防虫剤の交換等を容易に行い得る。
【0034】 また、防虫剤収容部9内の防虫剤は直接衣類等に接触しないため、衣類等に防 虫剤の臭い等が付着するのを防止できる。
【0035】 次に図7と図8と図9は、本考案の衣裳ケースの他の実施例を示し、この場合 、小蓋部11の先端部が蓋体2の前端又は後端に位置し、かつ、それよりも前後方 向内方位置に取付け部20が枢着されている。
【0036】 従って、図6の実施例とは逆に、小蓋部11の先端を軸心L2 廻りに前後外方か ら内方へ揺動させることにより小蓋部11が開く。
【0037】 また、図10と図11は、別の実施例を示し、この場合、上方開口凹窪部10は、円 筒状の周壁部27とその下端に一体形成された円盤状かつ網目状の底壁部28とから 形成され、平面視に於て円形とされている。
【0038】 そして、小蓋部11は、凹窪部10を施蓋する平面視円形の蓋本体部24と、蓋体2 に鉛直軸心L3 廻りに揺動自在に取付けられると共に弾性変形により上方向へ弯 曲自在な取付柄部25と、からなる。
【0039】 小蓋部11の蓋本体部24は、施蓋状態に於て凹窪部10内に嵌入状となる下方膨出 状の盆状壁部26を有し、この盆状壁部26の周壁外面が凹窪部10の内周面に当接乃 至近接する。さらに、凹窪部10内周面と盆状壁部26とには、相互に係止する凹部 と凸部が形成される。
【0040】 しかして、小蓋部11の蓋本体部24の先端を上方へ持ち上げ(図11参照)、さら に、その状態で小蓋部11を鉛直軸心L3 廻りに揺動させることにより開蓋できる (図10参照)。また、施蓋する場合は、凹窪部10の開口部に小蓋部11の蓋本体部 24を一致させて下方へ押し込む。
【0041】 また、図12と図13と図14は、本考案に係るさらに別の実施例を示し、この実施 例では、防虫剤収容部9は、蓋体2に一体形成される側方開口引出収納部29と、 引出収納部29に側方から出し入れ自在に収納される引出本体30と、からなる。
【0042】 引出収納部29は、蓋体2の前方又は後方に開口する。
【0043】 そして、図14に示すように、引出収納部29は、衣裳ケース本体1の内部へ連通 する連通窓部32を有する。
【0044】 即ち、連通窓部32は、引出収納部29の底壁部31を貫通して形成されている。
【0045】 また、引出本体30は、引出収納部29の連通窓部32を通して衣裳ケース本体1の 内部へ連通する通気孔33…を有する。
【0046】 しかして、この実施例では、引出収納部29から引出本体30を引き出して、この 引出本体30内に防虫剤を収納し、再び引出本体30を引出収納部29内に収納するこ とにより、防虫剤を防虫剤収容部9内に収納できる。
【0047】 防虫剤収容部9内で気化した防虫成分は、引出本体30の通気孔33…と引出収納 部29の連通窓部32を通って衣裳ケース本体1の内部へ入り、衣裳ケース本体1内 に収納された衣類等を防虫する。
【0048】 上述の如く構成したことにより、引出本体30を引出収納部29から側方へ引き抜 くことができる。従って、蓋体2の上方に他の物を積み上げてある場合でも防虫 剤の有無の確認や交換を容易に行い得る。
【0049】 なお、この実施例では、引出本体30は前方又は後方に出し入れできるように構 成しているが、左右方向に出し入れできるようにするも自由である。
【0050】 また、上記図6と図9と図11と図14の実施例では、蓋体2の前部と後部の2か 所に防虫剤収容部9, 9が設けられるが、防虫剤収容部9を1か所のみに設ける も自由である。また、防虫剤収容部9は、蓋体2の平面視に於けるいかなる箇所 に配設するも自由である。
【0051】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0052】 請求項1記載の衣裳ケースによれば、防虫剤の出し入れや交換あるいは防虫剤 の有無の確認を、蓋体2を開けることなく容易に行い得る。そして、特に、蓋体 2の上方から防虫剤の出し入れ等をする場合に至便である。
【0053】 また、請求項2記載の衣裳ケースによれば、防虫剤の出し入れや交換あるいは 防虫剤の有無の確認を、蓋体2を開けることなく容易に行い得る。そして、特に 、蓋体2の側方から防虫剤の出し入れ等をする場合に至便である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】一部破断した断面正面図である。
【図5】要部断面正面図である。
【図6】要部断面側面図である。
【図7】他の実施例の要部平面図である。
【図8】要部正面図である。
【図9】要部断面側面図である。
【図10】別の実施例の要部平面図である。
【図11】要部断面図である。
【図12】さらに別の実施例の要部平面図である。
【図13】要部正面図である。
【図14】要部断面側面図である。
【符号の説明】
1 衣裳ケース本体 2 蓋体 9 防虫剤収容部 10 上方開口凹窪部 11 小蓋部 14 通気孔 29 側方開口引出し収納部 30 引出本体 32 連通窓部 33 通気孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方開口状の衣裳ケース本体1と、該衣
    裳ケース本体1を施蓋する蓋体2と、を備え、該蓋体2
    に一体状に形成されると共に上記衣裳ケース本体1の内
    部へ連通する通気孔14…を有する上方開口凹窪部10と、
    該凹窪部10を施蓋開蓋自在として上記蓋体2に取付けら
    れた小蓋部11と、からなる防虫剤収容部9を、上記蓋体
    2に設けたことを特徴とする衣裳ケース。
  2. 【請求項2】 上方開口状の衣裳ケース本体1と、該衣
    裳ケース本体1を施蓋する蓋体2と、を備え、該蓋体2
    に一体状に形成されると共に上記衣裳ケース本体1の内
    部へ連通する連通窓部32を有する側方開口引出収納部29
    と、該引出収納部29内に側方から出し入れ自在に収納さ
    れると共に上記引出収納部29の上記連通窓部32を通して
    上記衣裳ケース本体1の内部へ連通する通気孔33…を有
    する引出本体30と、からなる防虫剤収容部9を、上記蓋
    体2に設けたことを特徴とする衣裳ケース。
JP8318092U 1992-11-05 1992-11-05 衣裳ケース Pending JPH0642764U (ja)

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