JPH0716346Y2 - 多段式収納ケース - Google Patents
多段式収納ケースInfo
- Publication number
- JPH0716346Y2 JPH0716346Y2 JP1990102797U JP10279790U JPH0716346Y2 JP H0716346 Y2 JPH0716346 Y2 JP H0716346Y2 JP 1990102797 U JP1990102797 U JP 1990102797U JP 10279790 U JP10279790 U JP 10279790U JP H0716346 Y2 JPH0716346 Y2 JP H0716346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- lid
- storage case
- container body
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本案は家庭での雑貨の収納に用いる引き出し状の多段式
収納ケースに関するものである。
収納ケースに関するものである。
（従来の技術及び考案が解決しようとする課題） 樹脂製容器体をキャスター付きの枠状本体に引き出し状
に装着してなる多段式収納ケースが種々のものが市販さ
れている。この収納ケースは衣類ケース，種々の雑貨の
収納ケース，食品収納ケース等として使用されている。
に装着してなる多段式収納ケースが種々のものが市販さ
れている。この収納ケースは衣類ケース，種々の雑貨の
収納ケース，食品収納ケース等として使用されている。
ところで前記収納ケースに於ける収納部分である容器体
は、上部開放の箱体で形成されており、上部に装着され
ている容器体の底面が蓋体のように作用しているので、
通常の収納には何等支障は生じない。
は、上部開放の箱体で形成されており、上部に装着され
ている容器体の底面が蓋体のように作用しているので、
通常の収納には何等支障は生じない。
しかし前記の収納ケースを食品特に乾物類の収納に使用
せんとした場合、湿気の侵入は阻止できないので、乾物
類の収納に適せず、また食品の内調味料（塩，砂糖，み
りん）等も湿気を嫌うと共に虫等が寄り付き易いので、
開放タイプの収納ケースには収納できない。
せんとした場合、湿気の侵入は阻止できないので、乾物
類の収納に適せず、また食品の内調味料（塩，砂糖，み
りん）等も湿気を嫌うと共に虫等が寄り付き易いので、
開放タイプの収納ケースには収納できない。
前記対策として各容器体に密閉蓋体を付設した容器部材
を採用し、この容器部材を枠状本体に引き出し様に嵌装
して収納ケースを構成すると、湿気を嫌う物品の収納に
適する多段式収納ケースを得ることができる。
を採用し、この容器部材を枠状本体に引き出し様に嵌装
して収納ケースを構成すると、湿気を嫌う物品の収納に
適する多段式収納ケースを得ることができる。
しかし前記容器部材を採用した場合に、物品の収納及び
取り出しに際して、容器部材を本体から全部引き出して
本体外に置き、あらためて密閉蓋体を閉披し、再度蓋体
を被冠して本体に差し込むもので、物品の収納取り出し
に不便である。
取り出しに際して、容器部材を本体から全部引き出して
本体外に置き、あらためて密閉蓋体を閉披し、再度蓋体
を被冠して本体に差し込むもので、物品の収納取り出し
に不便である。
そこで本考案は収納物品の収納取り出しに便利な密閉タ
イプの収納ケースを提供せんとしたものである。
イプの収納ケースを提供せんとしたものである。
（課題を解決するための手段） 本案に係る多段式収納ケースは、所定の複数の容器部材
を、載置部を有する枠状本体に積層嵌装したもので、容
器部材を樹脂製箱型容器体と前後途中で折曲自在とした
蓋体とからなり、容器体の上縁部にシール部材を周設
し、蓋体の後半部を容器体に被冠すると共に止着板で密
閉状態に連結し、容器体及び蓋体の各前面部分に、蓋体
前半部を容器体に被冠した際蓋体下縁部が前記シール部
材を押圧して容器体内が密封される掛止機構を設けたこ
とを特徴とするものである。
を、載置部を有する枠状本体に積層嵌装したもので、容
器部材を樹脂製箱型容器体と前後途中で折曲自在とした
蓋体とからなり、容器体の上縁部にシール部材を周設
し、蓋体の後半部を容器体に被冠すると共に止着板で密
閉状態に連結し、容器体及び蓋体の各前面部分に、蓋体
前半部を容器体に被冠した際蓋体下縁部が前記シール部
材を押圧して容器体内が密封される掛止機構を設けたこ
とを特徴とするものである。
（作用） 蓋体の後半部分が容器体と一体化しており、蓋体の前半
部分が本体より突出すると、蓋体の開閉が可能となる。
また蓋体下縁部分でシール部材を押圧した状態で容器体
の開放部を閉塞するので容器体内は密封され、外気の侵
入を遮断した状態で被収納物の収納が可能となるもので
ある。
部分が本体より突出すると、蓋体の開閉が可能となる。
また蓋体下縁部分でシール部材を押圧した状態で容器体
の開放部を閉塞するので容器体内は密封され、外気の侵
入を遮断した状態で被収納物の収納が可能となるもので
ある。
（実施例） 次に本案の実施例について説明する。
本案は複数の容器部材と容器部材を積層嵌装する本体１
で構成され、容器部材は容器体２と蓋体３からなる。容
器部材について説明すると、容器体２は樹脂製箱型容器
部21の上縁外周部分にシール受部22を突設すると共に、
シール受部22の上方にゴム等で形成したシール部材23を
周設し、容器部21の前部内方には薬剤収納部24を形成
し、前記外方には掛止受部25と操作用凹部26を形成して
なる。蓋体３はその下縁部31を、シール部材23を押圧す
る位置に形成すると共に、折曲可能とした部分を境界に
前半部3aと後半部3bに分けることができ、容器部21の両
側方のシール受部22に自己の端部を掛止した跨状止着板
32で、蓋体３の後半部3bを密封状態で被冠し、前半部3a
は止着板32の隣接部分を折曲自在にして開閉可能とし、
且つ前面部分に掛止板33を下設してなる。
で構成され、容器部材は容器体２と蓋体３からなる。容
器部材について説明すると、容器体２は樹脂製箱型容器
部21の上縁外周部分にシール受部22を突設すると共に、
シール受部22の上方にゴム等で形成したシール部材23を
周設し、容器部21の前部内方には薬剤収納部24を形成
し、前記外方には掛止受部25と操作用凹部26を形成して
なる。蓋体３はその下縁部31を、シール部材23を押圧す
る位置に形成すると共に、折曲可能とした部分を境界に
前半部3aと後半部3bに分けることができ、容器部21の両
側方のシール受部22に自己の端部を掛止した跨状止着板
32で、蓋体３の後半部3bを密封状態で被冠し、前半部3a
は止着板32の隣接部分を折曲自在にして開閉可能とし、
且つ前面部分に掛止板33を下設してなる。
また本体１は枠状に形成すると共に前後支柱11,12間に
前記した容器部材の大きさに対応して載置受部13を架設
し、下部にキャスター14を付設してなるものである。
前記した容器部材の大きさに対応して載置受部13を架設
し、下部にキャスター14を付設してなるものである。
而して載置受部13に容器部材を載置して容器部材を本体
１に引き出し状に収納してなり、諸物品の収納に際して
は容器部材を少なくとも蓋体３の前半部3aが全部突出す
るまで引き出し、容器体２と蓋体３の掛止を外し、蓋体
３の前半部3aを開放し、容器体２内へ物品を収納し、収
納後蓋体３を閉じると共に容器体２に掛止して物品収納
部分を密封状態として容器部材を本体１に押し込み収納
するものである。
１に引き出し状に収納してなり、諸物品の収納に際して
は容器部材を少なくとも蓋体３の前半部3aが全部突出す
るまで引き出し、容器体２と蓋体３の掛止を外し、蓋体
３の前半部3aを開放し、容器体２内へ物品を収納し、収
納後蓋体３を閉じると共に容器体２に掛止して物品収納
部分を密封状態として容器部材を本体１に押し込み収納
するものである。
従って薬剤収納部24に乾燥剤や脱臭剤を予め充填してお
くと、湿気を嫌うような物品や、臭の発する物品の収納
が可能となるものである。
くと、湿気を嫌うような物品や、臭の発する物品の収納
が可能となるものである。
尚本案多段式収納ケースは収納容器部材が総て前記した
密閉タイプでなく、一部開放タイプのものとし、両者を
組み合わせたものでも良い。
密閉タイプでなく、一部開放タイプのものとし、両者を
組み合わせたものでも良い。
（考案の効果） 本案は以上のように多段式収納ケースにおいて、収納容
器部材を密封タイプにすると共に、蓋体の前半部のみを
開閉できるようにしたもので、湿気も嫌う物品，虫のつ
き易い物品，臭の強い物等の収納が可能となり、而も収
納容器部材を引き出し状に本体に装着した状態のまま物
品の収納取り出しを可能とし、より使い勝手のある収納
家具を提供できたものである。
器部材を密封タイプにすると共に、蓋体の前半部のみを
開閉できるようにしたもので、湿気も嫌う物品，虫のつ
き易い物品，臭の強い物等の収納が可能となり、而も収
納容器部材を引き出し状に本体に装着した状態のまま物
品の収納取り出しを可能とし、より使い勝手のある収納
家具を提供できたものである。
図は本案の実施例を示すもので、第１図は容器部材の斜
視図、第２図は同側面図、第３図及び第４図は要部断面
図、第５図は同前部断面図、第６図は全体の側面図であ
る。 １は本体 11,12は支柱 13は載置受部 14はキャスター ２は容器体 21は容器部 22はシール受部
視図、第２図は同側面図、第３図及び第４図は要部断面
図、第５図は同前部断面図、第６図は全体の側面図であ
る。 １は本体 11,12は支柱 13は載置受部 14はキャスター ２は容器体 21は容器部 22はシール受部
Claims (1)
- 【請求項１】樹脂製箱型容器体と前後途中で折曲自在と
した蓋体とからなり、容器体の上縁部にシール部材を周
設し、蓋体の後半部を容器体に被冠すると共に止着板で
密閉状態に連結し、容器体及び蓋体の各前面部分に、蓋
体前半部を容器体に被冠した際蓋体下縁部が前記シール
部材を押圧して容器体内が密封される掛止機構を設けた
容器部材複数を、載置部を有する枠状本体に積層嵌装し
てなることを特徴とする多段式収納ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990102797U JPH0716346Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 多段式収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990102797U JPH0716346Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 多段式収納ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0459734U JPH0459734U (ja) | 1992-05-22 |
| JPH0716346Y2 true JPH0716346Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31847349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990102797U Expired - Lifetime JPH0716346Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 | 多段式収納ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716346Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58157408A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-19 | 松下電工株式会社 | カセツトケ−ス収納引出し |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP1990102797U patent/JPH0716346Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0459734U (ja) | 1992-05-22 |
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