JPH0642669Y2 - 気泡発生浴槽構造 - Google Patents

気泡発生浴槽構造

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JPH0642669Y2
JPH0642669Y2 JP4742289U JP4742289U JPH0642669Y2 JP H0642669 Y2 JPH0642669 Y2 JP H0642669Y2 JP 4742289 U JP4742289 U JP 4742289U JP 4742289 U JP4742289 U JP 4742289U JP H0642669 Y2 JPH0642669 Y2 JP H0642669Y2
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JP
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bath
hot water
bath hot
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water
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祐子 江藤
規子 吉井
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、気泡発生浴槽構造に関する。
(ロ)従来の技術 従来、浴槽の一形態として、気泡発生装置を取付けたも
のがあり、同気泡発生装置によって浴槽内に気泡を発生
させることにより、気泡により身体のマッサージ及び洗
浄等を行うように構成している。
すなわち、浴槽の側壁に噴出口を設け、同噴出口に、循
環流路を介して浴湯を循環させる循環ポンプ部を連通連
結し、さらに、同噴出口の近傍に空気吸引部を取付けて
いる。
そして、循環ポンプ部の作動によって浴槽の側壁の噴出
口より浴湯を噴出させる際に、空気吸引部より空気を負
圧吸引して、浴湯中に空気を混入している。
かかる空気混じりの浴湯を噴出口より噴出させることに
より、浴槽中に気泡を発生させるものである。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところが、上記の気泡発生浴槽は、以下のような欠点を
有していた。
すなわち、浴槽内には、一定の温度の浴湯が常時噴出す
る為に、この浴湯中の空気を混入して、浴槽内に気泡を
発生させても、入浴者の皮膚がその温度に慣れてしま
い、皮膚への刺激ができず、従って、効果的なマッサー
ジを行うことはできなかった。
本考案は、上記の課題を解決することができる気泡発生
浴槽構造を提供とすることを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、浴槽本体と循環ポンプとの間に、浴湯吸込
流路と浴湯強送流路とからなる浴湯循環流路を介設し、
同浴湯強送流路に空気取入部を連通連結して、同空気取
入部により取入れた空気を浴湯強送流路中の浴湯に混入
させて、各噴出ノズルより浴槽本体内へ気泡混じりの浴
湯を噴出可能とした気泡発生浴槽において、同浴湯強送
流路中に、噴出ノズルより噴出させる浴湯の温度を周期
的に変化させる浴湯温度変化手段を設け、同浴湯温度変
化手段を、浴湯加熱手段と浴湯冷却手段とから構成した
ことを特徴とする気泡発生浴槽構造を提供せんとするも
のである。
(ホ)実施例 以下本考案に係る気泡発生浴槽を添付図面に基づいて説
明する。
まず、本考案に係る気泡発生浴槽の全体的構成について
説明する。
第1図及び第2図に示す(A)は、本考案に係る気泡発
生浴槽であり、同気泡発生浴槽(A)は、上面開口の箱
型に形成した浴槽本体(1)の前後壁及び左右側壁に、
それぞれ足側・背側・腹側噴出ノズル(2)(3)
(4)を設けている。
そして、同浴槽本体(1)は、周縁に一定幅の鍔状の縁
部(1a)を形成し、同縁部(1a)に空気取入部(5)を
設け、左右側壁の略中央部に、横断面略V字状の縦長凹
部(1b)(1b)を形成し、同凹部(1b)(1b)の後壁
(背側)に面する側の傾斜面(1′b)に、上記腹側噴
出ノズル(4)(4)を後壁の中央部に向けて取付けて
いる。
また、かかる気泡発生浴槽(A)の外部にはポンプ保護
ケース(9)を配設しており、同ケース(9)中には、
浴湯を循環させる循環ポンプ(P)と、同ポンプ(P)
により循環される浴湯を濾過する濾過機(R)と、同ポ
ンプ(P)を駆動させるポンプ駆動用モータ(M)と、
同モーター(M)や後述するノズル用弁体進退駆動用モ
ーター(M1)、気泡量調節用弁体駆動用モーター(M2)
及び電動三方弁(R−1)の駆動を制御する制御部
(C)とを設けている。
なお、(R−2)は濾過機(R)からの排出流路を示
す。
また、上記循環ポンプ(P)と気泡発生浴槽(A)とと
の間には、浴湯循環流路(D)を介在させている。
すなわち、浴湯循環流路(D)は、気泡発生浴槽(A)
から循環ポンプ(P)へ浴湯を送るための浴湯吸込流路
(10)、同循環ポンプ(P)から、同浴湯浴槽(A)へ
浴湯を送るための浴湯強送流路(11)とより構成してい
る。
そして、同浴湯吸込流路(10)は、浴槽本体(1)の下
部に一端を開口し、循環ポンプ(P)の吸水口に他端を
連通して同循環ポンプ(P)に浴湯を吸込むようにする
一方、浴湯強送流路(11)は、循環流路(P)の吐水口
に一端を連通し、前記噴出ノズル(2)(3)(4)に
それぞれ他端を連通連結している。
また、循環ポンプ(P)には、第3図に示すように、同
循環ポンプ(P)の回転数を検出する回転数検出センサ
(6)を取付け、同センサ(6)からの検出結果を、後
述する制御部(C)に送り、同制御部(C)により循環
ポンプ(P)の回転数を制御するようにしている。
また、インバータの出力周波数を変化させて循環ポンプ
(P)の回転数を制御することもできる。
また、浴湯強送流路(11)の中途部には、第3図に示す
ように、同流路(11)内に圧送される浴湯の圧力を検出
する圧力検出センサ(12)を取付け、同センサ(12)か
らの検出結果を、後述する制御部(C)に送り、同制御
部(C)により各噴出ノズル(2)(3)(4)から噴
出される浴湯の噴出圧を、ポンプ駆動用モーター(M)
の回転数及び各噴出ノズル(2)(3)(4)の噴出量
調整用弁体の位置を変えることによって制御するように
している。
また、圧力検出センサ(12)は、浴槽本体(1)内の浴
湯量を検出するための水位センサとしても用いることが
できる。
かかる噴出ノズル(2)(3)(4)は、それぞれ浴湯
の噴出量及び噴出圧を自動的に変更可能に構成した同一
構成の噴出量自動開閉噴出ノズルを使用している。
また、かかる噴出ノズル(2)(3)(4)には、第3
図に示すように、空気取入部(5)からの送気流路(5
a)が接続されており、同流路(5a)を介して浴湯中に
空気を混入し、気泡混じりの浴湯を噴出ノズル(3)よ
り噴出するように構成している。次いで、制御部の構成
について説明する。
制御部(C)は、第3図に示すように、マイクロプロセ
ッサ(MPU)と、入出力インターフェース(13)(14)
と、ROMとRAMとからなるメモリ(15)と、タイマー(1
6)とから構成している。
そして、上記構成において、入力インターフェース(1
3)には、循環ポンプ(P)の回転数を検出する回転数
検出センサ(6)、噴出量調節用弁体の開閉量を検出す
る弁体基準位置検出センサ(17)、気泡量調節弁の開閉
量を検出する弁基準位置検出センサ(18)、浴湯強送流
路(11)内の水圧を検出する圧力検出センサ(12)、浴
槽本体(1)内の浴湯の温度を検出する浴湯温度検出セ
ンサ(T)及びリモートコントローラ(20)からの赤外
線による駆動信号を受信する赤外線受信センサ(30b)
を接続している。
一方、出力インターフェース(14)には、ポンプ駆動用
モーター(M)、ノズル用弁体進退駆動用モーター(M
1)、気泡量調節用弁体駆動用モーター(M2)、及び電
動三方弁(R−1)を接続している。
また、メモリ(15)には、上記した各センサからの出力
信号や、リモートコントローラ(20)からの駆動信号に
基づいて、各モーター(M)(M1)(M2)及び電動三方
弁(R−1)等の駆動部を駆動するための駆動順序プロ
グラムを記憶させている。
また、循環ポンプ(P)は、インバータによりポンプ駆
動用モーター(M)に供給する電流の周波数を変更する
ことによってその回転数の調節等を行うことができる。
なお、上記の気泡発生浴槽(A)は、特願昭63-331772
号に、その構成を詳細に記載している。
本考案は、上記のように構成された気泡発生浴槽(A)
において、浴湯循環流路(D)中に、浴湯加熱手段と浴
湯冷却手段からなる浴湯温度変化手段(S)を具備して
おり、同手段(S)によって周期的に浴湯の温度を変化
させることに、その特徴を有するものである。
以下、かかる浴湯温度変化手段(S)について説明す
る。
すなわち、浴湯温度変化手段(S)のうち、浴湯冷却手
段は、浴湯吸込流路(10)の中途部に水源(W)に連通
した供給流路(21)を接続しており、しかも、同浴湯吸
込流路(10)と供給流路(21)とに混合部(22)を設
け、同混合部(22)によって浴湯と水とを混合して、浴
湯の温度変化を行うように構成している。
また、各浴湯吸込流路(10)と供給流路(21)とには、
調整弁(23)(24)をそれぞれ取付け、同調整弁(23)
(24)は、前述した制御部(C)によって制御されてお
り、同制御部(C)によって調整弁(23)(24)の作動
を行うように構成している。
そして、制御部(C)によって、浴湯吸込流路(10)の
調整弁(23)を開放し、供給流路(21)の調整弁(24)
を閉塞して浴湯を一定温度に保持し、浴湯吸込流路(1
0)の調整弁(23)と、供給流路(21)の調整弁(24)
と開放し、浴湯を低い温度に変化させ、さらに、各弁
(23)(24)を調整して、浴湯温度の調整を行うことが
できる。一方、浴湯温度変化手段(S)のうち、浴湯加
熱手段は浴湯吸込流路(10)の中途部にヒータ部(25)
を設け、同ヒータ部(25)によってその浴湯を加熱する
ように構成している。
かかるヒータ部(25)、制御部(C)によって制御され
ており、浴湯吸込流路(10)に取付けた浴湯温度検出セ
ンサ(T)によって浴湯の温度を検出し、浴湯が冷えた
場合、その検出値を制御部(C)に送り、その値に従っ
て、ヒータ部(25)を作動させ、加熱するようにしてい
る。
本実施例では、噴出ノズル(2)(3)(4)より噴出
する浴湯の高い温度を40℃〜45℃(Tml)にすると共
に、また、浴湯の低い温度を35℃〜40(Tm2)にしてお
り、従って浴湯温度変化手段(S)による浴湯の温度変
化をその範囲で行うようにしている。
かかる構造により、浴槽本体(1)からの浴湯に、供給
流路(21)からの水を混入して、その浴湯を変化させ、
しかも、その温度変化を調整弁(23)(24)によって周
期的に行うことにより、第4図に示すようなグラフに従
って、噴出ノズル(2)(3)(4)から浴湯を噴出
し、その浴湯の温度差によって入浴者の皮膚を加温、冷
却することにより、血管を拡張、収縮させて刺激し、そ
の刺激によってマッサージ効果を高めることができる。
(ヘ)作用及び効果 本考案では、循環ポンプを作動して、浴槽本体内の浴湯
を浴湯強送流路を介して噴出ノズルより噴出する際に、
空気取入部より空気を浴湯中に混入して、気泡混じりの
浴湯を浴槽本体内に噴出することにより、気泡によって
入浴者のマッサージ等を行うことができる。
さらに、浴湯強送流路中に設け、それぞれ浴湯加熱手段
と浴湯冷却手段とからなる浴湯温度変化手段によって浴
湯の温度を周期的に変化させ、浴湯の温度差によって入
浴者の皮膚を加温、冷却することにより、血管を拡張、
収縮させて、皮膚を刺激し、気泡によるマッサージ効果
を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の気泡発生浴槽の斜視図、第2図は同浴
槽の平面図、第3図は気泡発生浴槽の概念図、第4図は
浴湯の温度変化を示す説明図である。 (A):気泡発生浴槽 (P):循環ポンプ (D):浴湯循環流路 (2)(3)(4):噴出ノズル (S):浴湯温度変化手段 (21):供給流路 (22):混合部 (23)(24):調整弁 (25):ヒータ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽本体(1)と循環ポンプ(P)との間
    に、浴湯吸込流路(10)と浴湯強送流路(11)とからな
    る浴湯循環流路(D)を介設し、同浴湯強送流路(11)
    に空気取入部(5)を連通連結して、同空気取入部
    (5)により取入れた空気を浴湯強送流路(11)中の浴
    湯に混入させて、各噴出ノズル(3)より浴槽本体
    (1)内へ気泡混じりの浴湯を噴出可能とした気泡発生
    浴槽において、 同浴湯強送流路(11)中に、噴出ノズル(3)より噴出
    させる浴湯の温度を周期的に変化させる浴湯温度変化手
    段(S)を設け、同浴湯温度変化手段(S)を、浴湯加
    熱手段と浴湯冷却手段とから構成したことを特徴とする
    気泡発生浴槽構造。
JP4742289U 1989-04-21 1989-04-21 気泡発生浴槽構造 Expired - Lifetime JPH0642669Y2 (ja)

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