JPH0642640A - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JPH0642640A
JPH0642640A JP20457092A JP20457092A JPH0642640A JP H0642640 A JPH0642640 A JP H0642640A JP 20457092 A JP20457092 A JP 20457092A JP 20457092 A JP20457092 A JP 20457092A JP H0642640 A JPH0642640 A JP H0642640A
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JP
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striker
shift
yoke
piston rod
gear
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JP20457092A
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Shinji Abe
進治 阿部
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各変速段におけるストライカのストローク量
をそれぞれ最適シフトストローク長さに一致させ、ギヤ
抜けのおそれがなくしかもシンクロ機構に無理な力が作
用することがないようにする。 【構成】 ストライカ5が挿入されている変速機ハウジ
ング50の開口部50aに、ストライカ5がシフト移動
したときに当接する当接部20〜25を各変速段ごとに
設け、各当接部20〜25を、開口部50aの中央方向
に向かって所定長さ突出させることにより、ストライカ
5のシフトストロークを各変速段においてそれぞれ所定
の最適シフトストローク長さに規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シフト用ピストンロッ
ドに回動可能に取付けられ、その先端部が、セレクト方
向に並設された複数のシフタの係合溝に択一的に係合可
能なストライカと、セレクト用ピストンロッドに取付け
られ、その先端部が上記ストライカに係合したヨークと
をそれぞれ具備した変速機操作装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】中,大型の自動車においては、遠隔操作
式の速機操作装置が一般的に採用されている。この装置
は、図5に示す如く、変速機1の上面に配設されてお
り、互いに直角をなすシフト用シリンダ2とセレクト用
シリンダ3とで構成されている。シフト用シリンダ2の
ピストンロッド4には、図6に示す如くストライカ5が
回動可能に取付けられ、このストライカ5の下端先端部
5aは、セレクト方向(図6で左右方向)に並設された
複数のシフタ6〜8の係合溝6a〜8aに択一的に係合
可能に構成されている。
【0003】一方、セレクト用シリンダ3のピストンロ
ッド9には、図7に示す如く方形の枠体をなすヨーク10
が連結され、このヨーク10の中に上記ストライカ5が挿
入されている。そして、ピストンロッド9が図6で左右
方向に移動すると、ストライカ5がピストンロッド4を
中心として図6で左右方向に回動してその先端部5aが所
定のシフタ6〜8の係合溝6a〜8aに択一的に係合
し、その後、ピストンロッド4が図6で前後方向(紙面
に垂直な方向)に移動することにより、シフタ6〜8,
シフトロッド11〜13およびシフトフォーク14が一
体的にシフト移動し、所望のギヤシフトがなされるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の変速機操作装置
は上述の如く構成されているが、この装置には次のよう
な問題点が指摘されている。すなわち、変速機のシンク
ロ機構におけるシンクロスリーブの最適なシフト方向ス
トローク長さ(本明細書において、この長さを「最適シ
フトストローク長さ」という。)は、各変速段におい
て、また変速機の種類によってまちまちである。従っ
て、シフト用シリンダ2のストローク長さを短い方の最
適シフトストローク長さに設定しておくと、シンクロ機
構に無理な力はかからないが、不測にギヤ抜けするおそ
れがある。また、シフト用シリンダ2のストローク長さ
を長い方の最適シフトストローク長さに設定しておく
と、ギヤ抜けのおそれはないが、シンクロ機構に無理な
力が作用する。そこで、従来では、ギヤ抜けの防止を優
先させて後者の対策を採用しているのが実状である。
【0005】本発明、はかかる事情に鑑みて創案するに
至ったものであって、その目的は、各変速段におけるス
トライカ5のストローク量(長さ)をそれぞれ最適シフ
トストローク長さに一致させることができるような構成
の変速機操作装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、シフト用ピストンロッドに回動可能
に取付けられ、その先端部が、セレクト方向に並設され
た複数のシフタの係合溝に択一的に係合可能なストライ
カと、セレクト用ピストンロッドに取付けられ、その先
端部が上記ストライカに係合したヨークとをそれぞれ具
備した変速機操作装置において、上記ストライカが挿入
されている変速機ハウジングの開口部に、上記ストライ
カがシフト移動したときに当接する当接部を各変速段ご
とに設け、上記各当接部を、上記開口部の中央方向に向
かって所定長さ突出させることにより、上記ストライカ
のシフトストロークを各変速段においてそれぞれ所定の
最適シフトストローク長さに規制するようにしている。
【0007】
【作用】上述の如く構成された変速機操作装置において
は、ストライカがシフト移動されたときにこのストライ
カは上記当接部に当接し、所定の各ストローク位置に規
制される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を第1図〜第4図に
基づいて説明する。
【0009】第1図は本発明に係る変速機操作装置のセ
レクト方向縦断面を示したものである。なお、図6と同
一部分には同一符号を付している。この装置では、図1
に示すように、変速機ハウジング50の開口部50aに
ストライカ5が挿入されており、この開口部50a内に
は図4に明示するプレート18がヨーク10の側方にお
いて水平に配設されている。このプレート18は、詳し
くは方形のフレーム状に形成され、その内側の孔19に
ストライカ5およびヨーク10の下端延長部10aが挿
通されている。孔19の内縁の互いに対向した一対の辺
部には、上述の開口部50aの中央方向に向かって所定
長さ突出された合計6つの当接部20〜25が形成され
ている。これら当接部20〜25は、セレクト用ピスト
ンロッド9の軸線xから所定距離にそれぞれ形成されて
おり、例えば当接部20については軸線xからLRの距
離に、また当接部21についてはL1の距離にそれぞれ
形成されている。
【0010】一方、ストライカ5の両側面には図1〜図
3に示す如く一対の突起部28が形成されており、スト
ライカ5がシフト移動するとこの突起部28が前記プレ
ート18の当接部20〜25の1つに当接するようにな
っている。更に詳しくは、Rにシフトしたときは当接部
20に、1速にシフトしたときは当接部21に、2速に
シフトしたときは当接部22に、3速にシフトしたとき
は当接部23に、4速にシフトしたときは当接部24
に、5速にシフトしたときは当接部25に、それぞれス
トライカ5の突起部28が当接するようになっている。
従って、ストライカ5のシフト方向のストローク長さ
は、各変速段においてプレート18の当接部20〜25
によりそれぞれ所定の大きさ(最適シフトストローク長
さ)に規制されるようになっている。
【0011】そして、軸線xから当接部20〜25まで
の距離Lは、各変速段においてストライカ5に要求され
る必要なシフトストローク長さに過不足なく一致させら
れている。これにより変速機側のシンクロ機構に無理な
力が作用したり、あるいは不測にギヤ抜けを生ずるよう
な不具合が完全に防止されるようになっている。すなわ
ち、本発明では、各変速段におけるストライカ5のスト
ローク長さをそれぞれ最適シフトストロークに一致させ
ることができるので、ギヤ抜けのおそれがなくしかもシ
ンクロ機構に無理な力が作用することなく理想的な変速
操作が可能になる。
【0012】一方、ストライカ5は図1および図2に示
す如くヨーク10の孔31に挿通され、ヨーク10が同
図で左右方向に移動するとストライカ5がシフト用ピス
トンロッド4を中心に回動し、その先端部5aが所定の
セレクト位置に移動するようになっている。
【0013】また、ヨーク10の両側部には図3に示す
如く一対の被ガイド部32が形成されており、この被ガ
イド部32はプレート18の上面ガイド面18aに摺接
している。従って、ヨーク10のセレクト用ピストンロッ
ド9を中心とする回動ないし揺動がプレート18のガイ
ド面18aによって規制されるようになっている。また
ヨーク10の一対の下端延長10aの先端には一対の爪
部33が形成され、この一対の爪部33は、ストライカ
5が係合しているシフタの隣のシフタに係合するように
なっている。
【0014】変速機操作装置は上述の如く構成されてな
り、ニュートラル状態においてセレクト用ピストンロッ
ド9を駆動してストライカ5を所定のセレクト位置に移
動させた後、シフト用ピストンロッド4を駆動すると、
ストライカ5の先端部5aがシフタ6〜8の係合溝6a
〜8aに択一的に係合してシフトロッド11〜13を第
1図で前後方向(紙面に垂直な方向)に移動させ、これ
により所望のギヤシフトがなされる。この際、ストライ
カ5の突起部28はプレート18の当接部20〜25に
当接するので、ストライカ5のシフトストローク量は各
変速段において最適シフトストローク長さに規制され
る。従って、変速機のシンクロ機構のシフトスリーブが
過不足なくシフト移動し、シンクロ機構に無理な力がか
かったり、あるいは不測にギヤ抜けを起すといった問題
を完全に解消できる。
【0015】また、セレクト用ピストンロッド9の駆動
によりヨーク10がセレクト移動する際、このヨーク1
0の両側に形成された一対の被ガイド部32はプレート
18のガイド面18aに摺接してガイドされる。このた
め車両の振動等があってもヨーク10はまったく揺動せ
ず、ハウジングをコンパクトに構成してもヨーク10とハ
ウジングとが互いに干渉するおそれはまったくなく、ス
ムーズなセレクト操作が可能である。
【0016】このようにヨーク10の回動を防止できる
ということは、上述した利点の他に次のような利点をも
生ずる。すなわち変速機1をきわめて素早く操作するよ
うな場合、例えば1速から2速にほとんど瞬間的にギヤ
シフトするような場合、1速からニュートラルにしスト
ライカ5の先端をシフタ7の係合溝7aに挿入した段階
で、シフトロッド11の慣性移動はヨーク10の爪部33
によって阻止され、不測にRギヤが投入されるといった
いわゆる慣性誤投入が防止される。ヨーク10の爪部3
3は従来の装置でも設けられたものはあったが、ヨーク
10の回動が規制されているものは未だ存在していな
い。このため従来の装置ではシフトロッド11の移動慣
性によって、ヨーク10の爪部33が係合している他の
シフトロッド13も一体的に慣性移動し、このためシフ
タ6〜8の係合溝6a〜8aがニュートラル時でも一直
線に並ばないいわゆる不揃い現象を起すおそれがあっ
た。この不揃い現象が起きるとセレクト操作の際にヨー
ク10の爪部33ないしストライカ5の先端をスムーズ
に係合溝6a〜8aに挿入できず、場合によってはスト
ライカ5の先端5aと係合溝6a〜8aとがこじれを起
し、これらを損傷するおそれもある。しかし、本実施例
によれば、ヨーク10の回動がプレート18のガイド面
18aによって完全に規制されているため、シフトロッ
ド11〜13の慣性移動を確実に阻止することができ、
シフタ6〜8の不揃い現象を防止することができる。
【0017】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本
発明の技術的思想に基いて各種の変形及び変更が可能で
ある。例えば、当接部20〜25の配設構造は必要に応
じて変更可能である。また、ストライカを前記当接部2
0〜25に直接的に当接させるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、ストライカのシ
フトストロークを各変速段においてそれぞれ所定の最適
シフトストローク長さに規制するようにしたものである
から、変速機側のシンクロ機構に無理な力が作用した
り、あるいは不測にギヤ抜けを生ずるような不具合をが
完全に防止できる。すなわち、本発明では、各変速段に
おけるストライカのストローク量をそれぞれ最適シフト
ストローク長さに一致させることができるので、ギヤ抜
けのおそれがなくしかもシンクロ機構に無理な力が作用
することなく理想的な変速操作が可能になる。また、数
種類のプレート18を用意しておくことにより、変速機
の種類に応じてシフト用シリンダ2のストローク長さを
変える必要もなくなり、変速機操作装置の規格統一およ
び量産効果による大幅なコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る変速機操作装置の縦断面である。
【図2】同装置をヨークの上方から見た平面図である。
【図3】図1のA−A線矢視側面図である。
【図4】プレートの平面図である。
【図5】図5は従来の変速機操作装置の平面図である。
【図6】図6は図5のB−B線矢視断面図である。
【図7】図7は図6のC−C線矢視断面図である。
【符号の説明】
4 シフト用ピストンロッド 5 ストライカ 6〜8 シフタ 6a〜8a 係合溝 9 セレクト用ピストンロッド 10 ヨーク 11〜13 シフトロッド 18 プレート 18a ガイド面 20〜25 当接部 28 突起部 32 被ガイド部 33 爪部 50 変速機ハウジング 50a 開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフト用ピストンロッドに回動可能に取
    付けられ、その先端部が、セレクト方向に並設された複
    数のシフタの係合溝に択一的に係合可能なストライカ
    と、セレクト用ピストンロッドに取付けられ、その先端
    部が上記ストライカに係合したヨークとをそれぞれ具備
    した変速機操作装置において、上記ストライカが挿入さ
    れている変速機ハウジングの開口部に、上記ストライカ
    がシフト移動したときに当接する当接部を各変速段ごと
    に設け、上記各当接部を、上記開口部の中央方向に向か
    って所定長さ突出させることにより、上記ストライカの
    シフトストロークを各変速段においてそれぞれ所定の最
    適シフトストローク長さに規制するようにしたことを特
    徴とする変速機操作装置。
JP20457092A 1992-07-08 1992-07-08 変速機操作装置 Expired - Lifetime JPH0672662B2 (ja)

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JP20457092A JPH0672662B2 (ja) 1992-07-08 1992-07-08 変速機操作装置

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JP4009486A Division JPH068669B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 変速機操作装置

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JPH0642640A true JPH0642640A (ja) 1994-02-18
JPH0672662B2 JPH0672662B2 (ja) 1994-09-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005054721A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Aichi Machine Industry Co., Ltd. 自動シフト式手動変速機

Cited By (4)

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WO2005054721A1 (ja) * 2003-12-05 2005-06-16 Aichi Machine Industry Co., Ltd. 自動シフト式手動変速機
EP1710476A1 (en) * 2003-12-05 2006-10-11 Aichi Machine Industry Co. Ltd. Automatic shift type manual transmission
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EP1710476A4 (en) * 2003-12-05 2009-07-29 Aichi Machine Ind MANUAL TRANSMISSION WITH AUTOMATIC SWITCHING

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JPH0672662B2 (ja) 1994-09-14

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