JPH0547897Y2 - - Google Patents

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JPH0547897Y2
JPH0547897Y2 JP5268587U JP5268587U JPH0547897Y2 JP H0547897 Y2 JPH0547897 Y2 JP H0547897Y2 JP 5268587 U JP5268587 U JP 5268587U JP 5268587 U JP5268587 U JP 5268587U JP H0547897 Y2 JPH0547897 Y2 JP H0547897Y2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/24Providing feel, e.g. to enable selection
    • F16H2061/242Mechanical shift gates or similar guiding means during selection and shifting

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手動変速機のリバースミスシフト防止
機構に関するものである。
(従来技術) セレクターの動作により所望の変速段を選択す
るようにした手動変速機においては、セレクター
は、セレクト方向の動きとこのセレクト方向の動
きと直交するシフト方向の動きとを行うようにな
つている。より具体的には、例えばニユートラル
位置にあるセレクターを、一旦左方向へセレクト
させた後、後方へシフトさせれば1速がまた前方
へシフトさせれば2速が選択される。このような
手動変速機においては、セレクターの上述したセ
レクト動とシフト動とをガイドするためのガイド
プレートが設けられることが多い。このガイドプ
レートは、当然のことながら、セレクト方向に伸
びるセレクト案内孔と、このセレクト案内孔に対
してそれぞれ直交して連なる複数のシフト方向に
伸びるシフト案内孔とを有しており、セレクター
を任意のシフト案内孔に係合させたときに、この
係合されたシフト案内孔に対応した変速段が選択
されることになる。
ところで、手動変速機のなかには、変速段の関
係等からして、セレクターをあるセレクト位置か
ら例えば前方へシフトされたときに後進用変速段
が選択されると共に、後方へシフトされたときに
前進用変速段(これは一般に最高速用とされるこ
とが多い)とされるものが多くなつている。換言
すれば、同一直線上に位置する一対のシフト案内
孔の一方が前進変速段選択用とされ、他方が後進
変速段選択用とされたものが多い。このような場
合、上記一方のシフト案内孔に対応した前進変速
段での前進走行中に、例えばシフトダウンすべく
セレクターを操作した際に、誤つて上記他方のシ
フト案内孔へセレクターを係合させてしまうこ
と、すなわち後進変速段を選択してしまうことが
考えられる。
この前進走行中に誤つて後進変速段を選択され
てしまうような事態を避けるため、米国特許明細
書第4633728号に示すように、ガイドプレートに
対して、セレクターの動きに一定の規制を行うリ
バースゲートプレートを設けたものが提案されて
いる。
この米国特許明細書記載のものは、次のような
構成、作用を有するものとなつている(以下の説
明でカツコを付して示した符号は、当該米国特許
明細書中で使用された符号を示す)。先ず、ガイ
ドプレート10は、後退用シフト案内孔Rと同一
直線上にある前進用シフト案内孔5が5速用とさ
れ、このガイドプレート10に対してリバースゲ
ートプレート12が、支持ピン16によつてセレ
クト方向に揺動自在に支持されると共に、該支持
ピン16が貫通する長孔48をリバースゲートプ
レート12に形成することによりこの長孔48に
沿つて摺動自在とされている。また、リバースゲ
ートプレート12は、その所定位置において、ニ
ユートラル位置にあるセレクター20に臨む受圧
部と、5速用のシフト案内孔5にあるセレクター
20に臨む規制部50とを有している。さらに、
リバースゲートプレート12は、ガイドプレート
10とリバースゲートプレート12とに架設され
た渦巻きばね14によつて、当該所定位置となる
ように付勢され、このばね14の付勢力によつて
所定以上リバースゲートプレート12が回動する
のを規制するため、リバースゲートプレート12
に形成した指部46とガイドプレート10に設け
たラグ13とを当接させるようにしてある。そし
て、上記支持ピン16は、上記所定位置にある規
制部50よりも、後退用シフト案内孔R側に位置
されている。
このような構成のものにおいては、次のような
作用を行なう。すなわち、セレクター20をニユ
ートラル位置から前記交差部へ向けてセレクト動
させたときは、受圧部がセレクター20により押
圧されて、リバースゲートプレート12はこの交
差部から逃げるように支持ピン16を中心にして
揺動される。これにより、セレクター20は、後
退変速段および5速のいずれをも任意に選択する
ことが可能となる。また、セレクター20を5速
用シフト案内孔5から後退用シフト案内孔Rへ向
けて直線的に変位させたときは、セレクター20
が規制部50に当接される。このとき、リバース
ゲートプレート12は、規制部50に当接された
セレクター20からの後退用シフト案内孔Rへ向
けての押圧力を受けて、前記長孔48に沿つた摺
動を行ないつつ前記指部46とラグ13との当接
部分を支点としてニユートラル位置方向へ揺動さ
れる複合運動を行なつて、この複合運動によつ
て、セレクター20の後退用シフト案内孔Rへの
係合が防止される一方、セレクター20は4速用
シフト案内孔4へ向けてのガイドを受けつつニユ
ートラル位置方向へ変位される。そして、上記複
合運動の際には、前記指部46のラグ13に対す
る当接位置が徐々に変更されるようになつてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記米国特許明細書記載のもの
は、セレクターの5速用シフト案内孔から後退用
シフト案内孔へ向けての直接の係合を防止する際
に、リバースゲートプレートは、セレクターによ
つて、支持ピンへ向けての押圧力を受けることに
なり、この点において、好ましくないものとなつ
ていた。より具体的には、リバースゲートプレー
トは、支持ピンに向けて押圧されるため換言すれ
ば座屈方向の押圧力を受けるため、その板厚方向
に曲げられたり支持ピンに対して傾く傾向にあ
り、これにより、摩耗が生じ易くて耐久性の点で
問題が生じると共に、リバースゲートプレートの
動きが不安定となつてリバースミスシフトを確実
に防止する上でも好ましくないものとなる。
したがつて、本考案の目的は、ガイドプレート
に対してリバースゲートプレートを取付けるよう
にしたものを前提として、耐久性および作動の安
定性を十分に満足させ得るようにした手動変速機
のリバースミスシフト防止機構を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本考案にあつては
次のような構成としてある。すなわち、 セレクト動およびシフト動されるセレクターに
よつて所望の変速段を選択し得るようにされ、し
かも所定セレクト位置を挟んで所定の同一直線上
において前進変速段選択用となる第1シフト位置
と後進変速段選択用となる第2シフト位置とが設
定された手動変速機において、 リバースゲートプレートが、支持ピンと該支持
ピンを摺動案内する長孔とによつて、該支持ピン
を中心としてセレクト方向に揺動自在かつシフト
方向に所定距離だけ移動可能として設けられ、 前記リバースゲートプレートは、前記所定セレ
クト位置付近に位置した所定位置において、ニユ
ートラル位置にあるセレクターを該所定セレクト
位置へ向けて変位させたときに該セレクターが当
接される受圧部と、前記第1シフト位置にあるセ
レクターを前記第2シフト位置に向けて変位させ
たときに該セレクターが当接される規制部とを有
し、 前記リバースゲートプレートは前記セレクト方
向の揺動およびシフト方向の移動によつてそれぞ
れ前記所定位置から、ニユートラル位置からのセ
レクターにより前記受圧部が押圧される方向およ
び前記第1シフト位置からのセレクターにより前
記規制部が押圧される方向へ共に動き得るように
され、 前記リバースゲートプレートが前記所定位置に
向けて復帰するように該リバースゲートプレート
を付勢するスプリングが設けられ、 前記支持ピンが、前記所定位置にある前記規制
部よりも前記第1シフト位置側に位置され、 前記長孔が、前記第1シフト位置と第2シフト
位置とを結ぶ前記所定の同一直線上において長く
伸びるように設定されている、 ような構成としてある。
(実施例) 第1図において、変速機のケーシングCには、
チエンジロツド1が回転自在かつ摺動自在に保持
されている。このチエンジロツド1には、セレク
ター2の基端部がピン結合されて、このセレクタ
ー2を動作させることによつて、所望の変速段の
選択がなされる。このセレクター2によるシフト
パターンは、第2図、第4図〜第6図に示す通り
であり、が1速を、が2速を、が3速を、
が4速を、が5速をさらにRが後進変速段
(リバース)となつている。すなわち、セレクタ
ー位置の1つを構成するニユートラル位置(Nで
示す)にあるセレクター2を、後方へシフトさせ
ることによりが選択され、前方へシフトされる
ことによりが選択される(シフト動に伴つてチ
エンジロツド1は摺動される)。また、セレクタ
ー2を、ニユートラル位置Nから例えば車幅方向
となるセレクト方向へとセレクト動させることに
より、チエンジロツド1が回転されて、または
の選択が可能な第1セレクト位置S1となり、
このセレクト位置S1からセレクター2を前方へ
シフトさせることによりが選択され、後方へシ
フトさせることによりが選択される。さらに、
ニユートラル位置Nにあるセレクター2を第1セ
レクト位置S1とは反対側へ向けてセレクト動さ
せることにより第2セレクト位置S2とされ、こ
の第2セレクト位置S2からセレクター2を前方
へシフトさせることによりRが選択され、後方へ
シフトさせることによりが選択される。
再び第1図において、ケーシングCには一対の
支承部3が突設され、この一対の支承部3に対し
て、ガイドプレート5がボルト4により固定され
ている。このガイドプレート5は、既知のよう
に、セレクター2のセレクト動とシフト動を案内
するためのものである。すなわち、第2図、第4
図〜第6図に示すように、セレクター2が第1セ
レクト位置S1と第2セレクト位置S2との間で
セレクト動し得るように案内するためのセレクト
案内孔6を有し、また〜の各前進用変速段お
よびRの後進変速段に対応した合計6つのシフト
案内孔7−1,7−2,7−3,7−4,7−5
および7−Rを有する。この、各シフト案内孔7
−1〜7−5および7−Rは、個々独立してセレ
クト案内孔6に対して直交して連なり、前述した
シフトパターンの関係からして、それぞれセレク
ト案内孔6を挟んで、7−1と7−2が同一直線
上にあり、7−3と7−4とが同一直線上にあ
り、7−5と7−Rとが同一直線上にある。勿
論、セレクター2は、上記案内孔部分を通してガ
イドプレート5を貫通している。
上記ガイドプレート5は上面(チエンジロツド
1とは反対側の面)には、リバースミスシフト防
止機構Aが付設されている。この防止機構Aは、
セレクター2を直線的に大きく動かし過ぎて、前
進走行中に誤つて後進変速段が選択されてしまう
のを防止する関係上、5速用のシフト案内孔7−
5から直接的に後進用(リバース用)シフト案内
孔7−Rへ大きくセレクター2が変位するのを防
止するものである。
上記防止機構Aは、リバースゲートプレート1
1を備えている。このリバースゲートプレート1
1は、第4図に示す位置が所定位置となるもので
ある。第2図に特に明確に示すように、このリバ
ースゲートプレート11には、上記所定位置にお
いてシフト案内孔7−5,7−R方向に伸びる長
孔12が形成され、ガイドプレート5には円形の
孔13が形成されている。このリバースゲートプ
レート11は、上記長孔12および円形の孔13
を貫通する支持ピン14によつて、ガイドプレー
ト5に対して、円形の孔13を中心にして揺動自
在かつ長孔12の長さ範囲に渡つて摺動自在とさ
れている。そして、上記支持ピン14(孔13)
は、5速用シフト案内孔7−5に対して、後退用
シフト案内孔7−Rとは反対側に位置され、かつ
両シフト案内孔7−5,7−Rと同一直線上に位
置されている。また、前記所定位置において、長
孔12は、上記両シフト案内孔7−5,7−Rと
同一直線上に伸びるように形成されている。
支持ピン14の周囲には、渦巻き状のスプリン
グ15が巻回されている。このばね15の一端部
15aは、リバースゲートプレート11が前記所
定位置にあるときに、ガイドプレート5から突設
された係止部5aおよびリバースゲートプレート
11から突設された係止部11aにそれぞれ係合
されている。また、上記所定位置において、スプ
リング15の他端部15bは、それぞれ同一面と
なるガイドプレート5の一側面5bとリバースゲ
ートプレート11の一側面11bとにそれぞれ係
合されている。このようなスプリング15は、そ
の各端部15aと15bとが広がる方向のばね力
を有し、これによつてリバースゲートプレート1
1は、当該スプリング11によつて、外力が作用
しない限り第4図の所定位置とされる。より具体
的には、リバースゲートプレート11は、スプリ
ング15の付勢力によつて、支持ピン14を中心
とした揺動ストローク端でかつ長孔12の前方ス
トローク端(第4図左方ストローク端)に支持ピ
ン14が当接されるときに、上記所定位置とされ
る。
リバースゲートプレート11は直角とされた角
部16を有し、この角部16の一辺を構成する面
が受圧部16aとされ、また他辺を構成する面が
規制部16bとされている。この角部16は、リ
バースゲートプレート11が前記所定位置にある
とき、セレクト案内孔6とシフト案内孔7−5,
7−Rとが交差する付近、すなわち第2セレクト
位置S2付近に位置される。より詳細には、受圧
部16aは、第2セレクト位置S2よりも若干ニ
ユートラル位置N側へ寄つた位置にされて、ニユ
ートラ位置Nにあるセレクター2に対して臨ん
で、ニユートラル位置Nから第2セレクト位置S
2へ向けてセレクター2をセレクト動させるとき
に当該セレクター2が当接される(第5図参照)。
また、規制部16bは、第2セレクト位置S2よ
りも若干5速用シフト案内孔7−5に寄つた位置
にあつて、5速用シフト案内孔7−5にあるセレ
クター2を後進用シフト案内孔7−Rへ向けて変
位させたときに、第2セレクト位置S2となる直
前において当該セレクター2が当接される(第6
図参照)。
次に、以上のような構成の作用について第4図
〜第6図を参照しつつ説明する。
先ず、セレクター2がニユートラル位置Nにあ
るときは、リバースゲートプレート11は第4図
に示す所定位置にある。
第4図の状態から、セレクター2を第2セレク
ト位置S2へ向けてセレクト動させると、セレク
ター2はやがて受圧部16aに当接される。この
当接後は、このセレクター2からのセレクト動に
伴う押圧力を受けて、リバースゲートプレート1
1は当該ピン14を中心にして第5図に示すよう
に回動され、セレクター2は第2セレクト位置S
2へ達つする。この後は、セレクター2は、リバ
ースゲートプレート11に邪魔されることなく、
シフト案内孔7−5あるいは7−Rのいずれも任
意にシフトされ得る。このようにして、ニユート
ラル位置Nからは、5速選択と後進変速段選択と
が自由に行われることになる。
第5図の状態から、セレクター2を5速用シフ
ト案内孔7−5へシフトさせた場合を考える。こ
の状態(リバースゲートプレート11は所定位置
にある)から、セレクター2を後進用シフト案内
孔7−5へ向けて直線的に変位させると、セレク
ター2は、第2セレクト位置S2へ達する直前に
規制部16bに当接する。このセレクター2の後
進用シフト案内孔7−Rへ向けての押圧力を受け
て、リバースゲートプレート11は、第6図に示
すように、前記長孔12の長さ範囲だけ直線的に
前方へ変位され、セレクター2は第2セレクト位
置S2へと位置される。しかしながら、この第2
セレクト位置S2へとセレクター2が位置した後
は、これ以上当該セレクター2を後進用シフト案
内孔7−Rへ向けて押圧しても、リバースゲート
プレート11はこれ以上後進用シフト案内孔7−
R側へ向けて変位し得ないことになる。これによ
り、5速から直接的に後進変速段が選択されてし
まうようなリバースミスシフトが防止される。な
お、リバースゲートプレート11のシフト案内孔
7−R側へ向けての所定以上の変位をより確実に
規制するため、第3図に示すように、リバースゲ
ートプレート11に形成された係止爪部11cが
ガイドプレート5に対して当接されるようにして
ある。
勿論、セレクター2が第2セレクト位置S2と
なつた第6図の状態からは、セレクター2はニユ
ートラ位置Nに向けて変位可能とされる。そし
て、このニユートラル位置Nとした状態では、リ
バースゲートプレート11に邪魔されることなく
全ての変速段が選択可能とされる。
ここで、リバースミスシフト防止の際には、リ
バースゲートプレート11は、セレクター2から
の押圧力によつては、支持ピン14と規制部16
bとの間の部分が引張力を受けるも座屈方向の力
を受けないことになる。これにより、リバースゲ
ートプレート11は、板厚方向の曲げや支持ピン
14に対する傾きを生じることなく、第6図に示
す位置へと円滑に作動されることになる。特に、
実施例のように、支持ピン14(長孔12)を両
シフト案内孔7−5、7−Rと同一直線上に位置
させるようにすれば、リバースミスシフト防止の
際には、リバースゲートプレート11に対してセ
レクター2からは何等回動力を受けることがなく
なるので、この回動規制のための特別の手段を設
ける必要がなく、かつリバースゲートプレート1
1の作動も直線的な動きのみとなつて、その円滑
な作動を確保する上でより一層有利なものとな
る。
以上実施例について説明したが、長孔12はガ
イドプレート5側に設けるようにしてもよく、こ
の場合は、リバースゲートプレート11の所定位
置において、支持ピン14が当接長孔の後方スト
ローク端(第4図右方ストローク端)に位置され
ることになる(リバースゲートプレート11はス
プリング15によつて後方へ付勢されている)。
なお、前述した防止機構Aは、ガイドプレート
5に対してあらかじめ組付けた後、当該ガイドプ
レート5をケーシングCに固定することにより行
うのが望ましい。
(考案の効果) 本考案によるリバースミスシフト防止機構は以
上述べたことから明らかなように、リバースミス
シフト防止の際に、リバースゲートプレートは、
セレクターからの押圧力を受けても板厚方向へ曲
げられたり支持ピンに対して傾くようなことがな
いので、その耐久性および安定した作動を確保す
る上で好ましいものとなる。
また、本考案によれば、リバースゲートプレー
トの揺動中心となる支持ピンをシフト方向に摺動
案内する長孔が、第1シフト位置と第2シフト位
置とを結ぶ所定の同一直線上に位置して長く伸び
るように設定されているので、前進変速段選択位
置となる第1シフト位置からのセレクターによつ
てリバースゲートプレートの規制部を押圧してい
る状態では、リバースゲートプレートには支持ピ
ンを中心とした揺動モーメントが何等作用しない
ものとなつて、セレクターの規制部からの逃げ防
止つまりセレクターの第2シフト位置へ向けての
移動規制を確実に行なうことができる。換言すれ
ば、セレクターが規制部を押圧した際に、リバー
スゲートプレートが支持ピンを中心として揺動し
てしまうのを防止するための機構を別途設けるこ
とが不用になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、第4
図−線に沿う側面断面図。第2図は第1図に
示す実施例の要部分解平面図。第3図はセレクタ
ーをシフト案内孔7−5から7−Rへ向けてシフ
ト動させたときのガイドプレートとリバースゲー
トプレートとの結合部分を示す側面断面図。第4
図〜第6図は本実施例のリバースミスシフト防止
機構の作動状態を示す平面図。 2……セレクター、5……ガイドプレート、6
……セレクト案内孔、7−1〜7−5……シフト
案内孔(前進用)、7−R……シフト案内孔(後
退用)、11……リバースゲートプレート、12
……長孔、13……孔、14……支持ピン、15
……スプリング、15a……一端部、15b……
他端部、16a……受圧部、16b……規制部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 セレクト動およびシフト動されるセレクターに
    よつて所望の変速段を選択し得るようにされ、し
    かも所定セレクト位置を挟んで所定の同一直線上
    において前進変速段選択用となる第1シフト位置
    と後進変速段選択用となる第2シフト位置とが設
    定された手動変速機において、 リバースゲートプレートが、支持ピンと該支持
    ピンを摺動案内する長孔とによつて、該支持ピン
    を中心としてセレクト方向に揺動自在かつシフト
    方向に所定距離だけ移動可能として設けられ、 前記リバースゲートプレートは、前記所定セレ
    クト位置付近に位置した所定位置において、ニユ
    ートラル位置にあるセレクターを該所定セレクト
    位置へ向けて変位させたときに該セレクターが当
    接される受圧部と、前記第1シフト位置にあるセ
    レクターを前記第2シフト位置に向けて変位させ
    たときに該セレクターが当接される規制部とを有
    し、 前記リバースゲートプレートは前記セレクト方
    向の揺動およびシフト方向の移動によつてそれぞ
    れ前記所定位置から、ニユートラル位置からのセ
    レクターにより前記受圧部が押圧される方向およ
    び前記第1シフト位置からのセレクターにより前
    記規制部が押圧される方向へ共に動き得るように
    され、 前記リバースゲートプレートが前記所定位置に
    向けて復帰するように該リバースゲートプレート
    を付勢するスプリングが設けられ、 前記支持ピンが、前記所定位置にある前記規制
    部よりも前記第1シフト位置側に位置され、 前記長孔が、前記第1シフト位置と第2シフト
    位置とを結ぶ前記所定の同一直線上において長く
    伸びるように設定されている、 ことを特徴とする手動変速機のリバースミスシフ
    ト防止機構。
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