JPH064255B2 - サンドイツチパネルの製造方法 - Google Patents

サンドイツチパネルの製造方法

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Publication number
JPH064255B2
JPH064255B2 JP61111658A JP11165886A JPH064255B2 JP H064255 B2 JPH064255 B2 JP H064255B2 JP 61111658 A JP61111658 A JP 61111658A JP 11165886 A JP11165886 A JP 11165886A JP H064255 B2 JPH064255 B2 JP H064255B2
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JP
Japan
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urethane foam
foaming
manufacturing
sandwich panel
gas
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61111658A
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English (en)
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JPS62267111A (ja
Inventor
明弘 青山
時雄 桑田
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Inoac Corp
Original Assignee
Inoue MTP KK
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Publication date
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、家具用、建築用の板材、壁材等として用い
られるサンドイッチパネルの製造方法に関する。
(従来の技術) 前記サンドイッチパネルとしては、第5図の断面図に示
す構造からなるものが広く用いられている。このサンド
イッチパネルPは、硬質ウレタンフォームからなる芯材
1を、鋼板又は合板等からなる面材3と、鋼材又は木材
等からなる側壁材5とによって包囲したものである。
従来、かかるサンドイッチパネルPの製造は第6図のよ
うにして行われている。その製造方法は、側壁材5に固
着された面材3、3をプレス装置7によって外側からプ
レスし、面材と側壁材とによって囲まれた空間9内で硬
質ウレタンフォーム原料1aを発泡させて前記芯材1を
形成し、発泡終了後プレスを解除して、前記構造からな
るサンドイッチパネルPを取り出するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、発泡終了時点硬質ウレタンフォーム内に
は発泡時に発生した発泡ガスが加圧状態で充満してお
り、しかも、発泡時の発熱によって硬質ウレタンフォー
ムが高温となって柔らかいので、取り出しのためのプレ
ス解除により、硬質ウレタンフォーム即ち芯材1が第7
図のように外方へふくらむことがあり、サンドイッチパ
ネルの外観が損なわれることがしばしばであった。ま
た、そのふくらみの発生を減らそうとすると、ウレタン
フォームの冷却を待ってサンドイッチパネルPを取り出
さねばならず、製造時間が長くなり、生産性が低下する
問題が生じる。
この発明は、前記問題点に鑑みてなされたもので、硬質
ウレタンフォーム内に充満した発泡ガスによるサンドイ
ッチパネルのふくらみを防止でき、しかも製造時間の短
縮を可能とするサンドイッチパネルの製造方法を提供す
るものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、側壁材と二つの面材とによって囲まれた空
間内で硬質ウレタンフォームからなる芯材を発泡成形す
るサンドイッチパネルの製造方法において、両面材を外
方からプレスした状態で硬質ウレタンフォームの発泡を
行ない、その発泡終了後に前記空間内の気体を外部へ強
制的に減圧吸引して前記硬質ウレタンフォーム内の発泡
ガスを該フォームから放出させ、その後プレス解除を行
うことを特徴とするものである。
(作用) 前記空間内における硬質ウレタンフォームの発泡終了
時、その硬質ウレタンフォーム内には、その発泡時に発
生した発泡ガスが加圧圧縮状態で充満している。その発
泡ガスは、前記空間内の気体を外部へ強制的に減圧吸引
することによってその空間外、即ちサンドイッチパネル
外に放出される。その結果、面材のプレス解除によって
硬質ウレタンフォーム、即ち芯材がふくらむことがな
く、サンドイッチパネルの外観が損なわれる虞れがなく
なる。特に硬質ウレタンフォームを連通気孔の割合が多
いタイプとする場合にこの効果が大となる。
(実施例) 以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図乃至第4図はこの発明一実施例における製造工程
を示す断面図であり、第1図はプレス時、第2図は硬質
ウレタンフォーム原料の注入・発泡時、第3図は空間内
気体の吸引時、第4図はプレス解除時を示す。
10は面材であり、鋼板、合板等からなる。又、12は側壁
材であり、鋼材、木材等からなり、その一つの側壁材に
は原料注入用兼気体吸引用の孔14が設けられている。な
お、注入用の孔と気体吸引用の孔とを別に設けてもよ
い。この側壁材12に面材10包囲が釘等で固着され、側壁
材12と面材10とによって囲まれた空間16が形成される。
又、面材10の大きさ等によっては、適宜の間隔でリブ18
が面材10、10間に配設される場合もある。そのリブ18
は、空間16に注入される硬質ウレタンフォーム原料の流
れ、発泡等を妨げないように例えば部分的に設けられ
る。20はプレス装置である。このプレス装置20によって
面材10が外方からプレスされる。そして、側壁材の孔に
セットされた注入ノズル22から硬質ウレタンフォーム原
料24aが空間16内に注入される。
注入された硬質ウレタンフォーム原料24aは、熱及びガ
スを発生しながら発泡し、空間16を満たして硬質ウレタ
ンフォームとなり、芯材24を形成する。発生した発泡ガ
スは、空間16内における芯材24(硬質ウレタンフォー
ム)の気孔内に、過剰かつ圧縮加圧状態で充満する。硬
質ウレタンフォームの気孔は、連通気孔と独立気孔とか
ら構成され、その二種類の気孔の割合は、主に硬質ウレ
タンフォーム原料の配合によって定まる。
発泡反応終了後、側壁材の孔14にセットされた吸引用ホ
ース25、減圧タンク26、真空ポンプ28等からなる吸引装
置によって、前記空間16内の気体を外部へ強制的に減圧
吸引する。これによって、空間16内における芯材24(硬
質ウレタンフォーム)の気孔内を満たしていた過剰かつ
加圧状態の発泡ガスが、サンドイッチパネル外へ放出さ
れることとなり、芯材24をふくらませて、面材10を外方
へ膨出させようとする内部圧力が除去される。
その後、プレスを解除してサンドイッチパネル30を取り
出す。
(発明の効果) この発明は、面材と側壁材とによって囲まれた空間内で
硬質ウレタンフォームを発泡させた後に、その空間内の
気体を外部へ強制的に減圧吸引することにより、硬質ウ
レタンフォーム内の発泡ガスを該フォームから放出させ
ることとしたために、芯材内の過剰かつ加圧状態の発泡
ガスの除去が可能となり、プレス解除後に芯材及び面材
のふくらみを生じる虞れのない、表面の凹凸が少ないサ
ンドイッチパネルを得ることができたのである。又、プ
レス解除後に芯材のふくらみによる面材の変形を生じる
虞れがないため、薄い面材を用いることができ、全体の
厚み及び重量を小とすることもできるのである。更に、
硬質ウレタンフォームが自然冷却されるまでサンドイッ
チパネルの取り出しを待つ必要がないので、製造時間が
短い効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、この発明一実施例における製造工
程を示す断面図、第5図は従来方法により得られたサン
ドイッチパネルの断面図、第6図は従来方法による製造
時を示す断面図、第7図は従来方法によって得られたサ
ンドイッチパネルの問題点を示す断面図である。 10…面材、12…側壁材、24…芯材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:10 4F 31:44 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側壁材と二つの面材とによって囲まれた空
    間内で硬質ウレタンフォームからなる芯材を発泡成形す
    るサンドイッチパネルの製造方法において、前記両面材
    を外方からプレスした状態で硬質ウレタンフォームの発
    泡を行い、その発泡終了後に前記空間内の気体を外部へ
    強制的に減圧吸引して前記硬質ウレタンフォーム内の発
    泡ガスを該フォームから放出させ、その後プレス解除を
    行うことを特徴とするサンドイッチパネルの製造方法。
JP61111658A 1986-05-15 1986-05-15 サンドイツチパネルの製造方法 Expired - Lifetime JPH064255B2 (ja)

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JP61111658A JPH064255B2 (ja) 1986-05-15 1986-05-15 サンドイツチパネルの製造方法

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JPS62267111A JPS62267111A (ja) 1987-11-19
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JPS5527288A (en) * 1978-08-18 1980-02-27 Sanyo Electric Co Ltd Fabrication method of heat insulating plate

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