JPH064210U - 断熱壁パネル - Google Patents

断熱壁パネル

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Publication number
JPH064210U
JPH064210U JP421891U JP421891U JPH064210U JP H064210 U JPH064210 U JP H064210U JP 421891 U JP421891 U JP 421891U JP 421891 U JP421891 U JP 421891U JP H064210 U JPH064210 U JP H064210U
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JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
heat insulating
insulating wall
wall
face
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Pending
Application number
JP421891U
Other languages
English (en)
Inventor
博之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP421891U priority Critical patent/JPH064210U/ja
Publication of JPH064210U publication Critical patent/JPH064210U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面材22の表面に補強材の位置を示す目印2
6を設けることにより、施工作業性を向上させる。 【構成】 断熱壁パネル20の面材22に、あらかじめ
または断熱壁パネル20形成後に、断熱壁パネル20内
に組み入れた補強材部分を示す目印26を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、外装材等とともに壁を構成して、この壁の断熱を行うための断熱壁 パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
出願人は、この種の断熱壁パネルとして、枠体内に発泡性の樹脂等を注入する ことによって一体的に形成して、その製造及び施工を容易にするとともに断熱効 果の優れたものとしたものを、特開平2−171447号公報、実開平2−13 4206号公報あるいは実開平2−137408号公報等において種々提案して きている。これらの断熱壁パネルは、これはこれでその所期の目的を十分達成で きたのであるが、実際の施工を行う場合において次のような新たな要望がでてき たのである。
【0003】 すなわち、この種の断熱壁パネルは、規格化された状態で工場生産されるもの であり、これを使用して壁を実際に完成させる施工者はその内部の構造が全く分 からない状態で作業を行わなければならず、少し不便であることが指摘されてい るのである。つまり、施工者が当該断熱壁パネルを別のものに固定したり、ある いは特に断熱壁パネルに防水シートあるいは胴線等を固定する場合に、その固定 可能な部分を断熱壁パネルについて探さなければならないことがあり得るのであ り、その場合には外形を形づくっている枠体以外の部分については全く不分明で しかないのが実状なのである。
【0004】 ところが、実際の断熱壁パネルには、枠体の間に配置している間柱やすじかい が存在しているのであり、このような間柱やすじかいを上述した固定部分とする ことは十分可能である。しかしながら、これらの間柱等は断熱パネルとして完成 されてしまえば、外部からはその位置を確認することが困難となってしまう、つ まり例えば面材等によって隠されてしまうものなのである。
【0005】 そこで、本考案者等は、断熱壁パネル内の間柱等の位置を外部から容易に確認 し得て、その取付施工作業を容易に行えるようにするにはどうしたらよいかを種 々検討してきた結果、本考案を完成したのである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、以上の経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとする課題 は、断熱壁パネル内の固定部分として可能な部分の外部からの明示である。
【0007】 そして、本考案の目的とするところは、間柱等の固定部分となり得るものの存 在位置を外部から見えるようにすることによって、各種の固定作業を確実に行う ことのできる断熱壁パネルを簡単な構造によって提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、本考案の採った手段は、実施例において使用す る符号を付して説明すると、 「壁10を構成する外装材11及び内壁材12と、これらを保持する柱13と の間に介装されて、この壁を断熱するための断熱壁パネル20において、 この断熱パネル20を、柱13間に固定される枠体21と、この枠体21間に 配置される間柱24等の補強材と、枠体21の外装材11側に固定した面材22 と、これらの面材22、枠体21及び補強材間に一体的に形成されて部屋側に所 定の空間を形成する断熱材23とにより構成するとともに、 面材22の外面側に補強材の位置を示す目印26を設けたことを特徴とする断 熱壁パネル20」 である。
【0009】
【考案の作用】
以上のように構成した本考案に係る断熱壁パネル20においては、その外表面 となる面材22の外面に目印26が設けてあるから、この断熱壁パネル20を施 工して壁10とする作業者はこの目印26を基に作業を行えるのである。すなわ ち、断熱壁パネル20を外面からみた場合に、面材22によって内部構造が全く 分からないのであるが、面材22の外面に設けた目印26は断熱壁パネル20の 間柱24またはすじかい25等の言わば固定可能な部分を明示しているから、作 業者はこの目印26に沿ってあるいは目印26間に釘やネジを使用して、例えば 壁を構成するための外装材11等の固定を容易に行い得るものとなっているので ある。
【0010】 この目印26それ自体の面材22に対する付与は、当該断熱壁パネル20を工 場生産する際に行われるものであり、通常は間柱24やすじかい25は直線状で あるからその付与は比較的容易に行えるものである。勿論、断熱壁パネル20は 言わば規格品として工場生産されるものであるから、紙等の薄物によって形成す ることの多い面材22に対して、予め設計通りに印刷によって形成しておけば、 この目印26の付与は比較的容易に行えるものである。
【0011】
【実施例】
次に、本考案に係る断熱壁パネル20を、図面に示した実施例に従って詳細に 説明する。
【0012】 図1には本考案に係る断熱壁パネル20を使用して構成した壁10の部分斜視 図が示してあり、この断熱壁パネル20は壁10を構成するための各柱13間に 配置固定されるものであり、この断熱壁パネル20の外面側には外装材11が、 また室内側には内壁材12が各柱13または当該断熱壁パネル20を利用して取 付けられるものである。
【0013】 図2及び図3には本考案に係る断熱壁パネル20の斜視図が示してあるが、図 2に示した断熱壁パネル20は補強材として間柱24を使用したものであり、ま た図3に示した断熱壁パネル20は補強材としてすじかい25を使用したもので ある。そして、この断熱壁パネル20は、外形を構成する枠体21と各間柱24 またはすじかい25間に、例えばポリスチレンやポリエチレン、ポリウレタン、 フェノール等の合成樹脂を発泡させて硬化することにより形成した断熱材23が 介在させてあり、この断熱材23が断熱壁パネル20としての主たる役割を果た すものである。
【0014】 なお、本実施例における断熱壁パネル20においては、図1〜図3及び図5に 示したように、断熱材23を枠体21内全てに形成するのではなく、部屋側の部 分に空間を形成するように少し後退させて形成してある。これにより形成された 空間は、断熱壁パネル20を柱13間に配置固定する場合に、釘打ち等の作業を 容易にするものである。
【0015】 以上のような断熱壁パネル20の外面側には、図1及び図4に示すように、面 材22が枠体21や断熱材23等の構成材の表面を覆うように一体的に形成して あり、この面材22の外面には間柱24またはすじかい25の存在位置を明示す る目印26が形成してある。この目印26としては、間柱24またはすじかい2 5の中心線を示すものとして形成して実施してもよいが、間柱24またはすじか い25の幅を示すものとして形成すると、各間柱24またはすじかい25を固定 部として利用する際に非常に有利である。
【0016】 以上のように構成した断熱壁パネル20は、図5に示すようにして工場生産さ れるものである。すなわち、所定形状の枠体21に対して必要な間柱24または すじかい25を固定しておき、これを面材22を敷いた加工台上に載置する。そ して、例えば枠体21に形成した穴等からこの枠体21内に発泡性樹脂を注入す るとともに、上方から例えば加熱プレス装置によってプレスすることにより、断 熱材23を所定形状のものとするのである。これにより、断熱材23は、発泡し て枠体21内にて所定形状に固化するとともに、その表面側の面材22を一体化 するのである。
【0017】 なお、面材22に対する目印26の形成は、当該断熱壁パネル20を完成した 後に行ってもよいが、この面材22に目印26を予め印刷したものを、前述の方 法において使用することにより実施してもよいことは当然である。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案においては、上記実施例にて例示した如く、断熱壁 パネル20を構成している面材22の外面側に、内部の間柱24またはすじかい 25を明示する目印26を付したことにその構成上の特徴があり、これにより、 この断熱壁パネル20を使用して壁10を形成する作業者に対して固定部分とし て使用できる間柱24またはすじかい25の存在を明示することができて、壁1 0を構成するのに非常に便利な断熱壁パネル20とすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る断熱壁パネルを使用して構成した
壁の部分破断斜視図である。
【図2】本考案に係る断熱壁パネルの背面側からみた斜
視図である。
【図3】同他の断熱壁パネルの背面側からみた斜視図で
ある。
【図4】断熱壁パネルの正面図である。
【図5】断熱壁パネルを形成している状態を示す断面図
である。
【符号の説明】
10 壁 11 外装材 12 内壁材 13 柱 20 断熱壁パネル 21 枠体 22 面材 23 断熱材 24 間柱 25 すじかい 26 目印

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁を構成する外装材及び内壁材と、これ
    らを保持する柱との間に介装されて、この壁を断熱する
    ための断熱壁パネルにおいて、 この断熱パネルを、前記柱間に固定される枠体と、この
    枠体間に配置される間柱等の補強材と、前記枠体の前記
    外装材及び内壁材側に固定した面材と、これらの面材、
    枠体及び補強材間に一体的に形成されて部屋側に所定の
    空間を形成する断熱材とにより構成するとともに、 前記面材の外面側に前記補強材の位置を示す目印を設け
    たことを特徴とする断熱壁パネル。
JP421891U 1991-02-06 1991-02-06 断熱壁パネル Pending JPH064210U (ja)

Priority Applications (1)

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JP421891U JPH064210U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 断熱壁パネル

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JP421891U JPH064210U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 断熱壁パネル

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JPH064210U true JPH064210U (ja) 1994-01-21

Family

ID=11578476

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JP421891U Pending JPH064210U (ja) 1991-02-06 1991-02-06 断熱壁パネル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037791A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 株式会社駒匠 遮熱及び断熱壁構造物の製造方法並びに遮熱及び断熱壁構造物
KR101981077B1 (ko) * 2018-12-07 2019-05-22 김지원 샌드위치 판넬 조립체 제작방법
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JP2020125125A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 三菱電機株式会社 包装箱および無人飛行体輸送システム

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JPH03279542A (ja) * 1990-03-27 1991-12-10 S Bai L Kk 断熱パネル

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