JPH0642105U - 木材加工機の補助テーブル - Google Patents
木材加工機の補助テーブルInfo
- Publication number
- JPH0642105U JPH0642105U JP8622292U JP8622292U JPH0642105U JP H0642105 U JPH0642105 U JP H0642105U JP 8622292 U JP8622292 U JP 8622292U JP 8622292 U JP8622292 U JP 8622292U JP H0642105 U JPH0642105 U JP H0642105U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- roller
- auxiliary table
- roller holder
- processing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、木材加工用機械に接続されて使用
される補助テーブルに関するものであり、ローラの上下
動調整装置及びローラの高さ調整装置、前記上下動調整
の保持、テーブルの高さ調整装置を設け、木材の送材を
円滑にすることである。 【構成】 ローラ1を軸支したローラホルダ2をサイド
プレート8に係合する。サイドプレート8の両側に設け
た偏心カム4をカムシャフト5にてサイドプレート8に
保持する。偏心カム4にハンドル7を固定し、偏心カム
4の外周にローラホルダ8に螺設させたボルト3を当接
させて、ハンドル7の回動でローラ1を昇降する。な
お、スプリング12に挿入したトクシュボルト11をサ
イドプレート8に固定してあるので、ハンドル移動後の
固定が不用となり、操作性の簡単な補助テーブル調整装
置を提供できる。
される補助テーブルに関するものであり、ローラの上下
動調整装置及びローラの高さ調整装置、前記上下動調整
の保持、テーブルの高さ調整装置を設け、木材の送材を
円滑にすることである。 【構成】 ローラ1を軸支したローラホルダ2をサイド
プレート8に係合する。サイドプレート8の両側に設け
た偏心カム4をカムシャフト5にてサイドプレート8に
保持する。偏心カム4にハンドル7を固定し、偏心カム
4の外周にローラホルダ8に螺設させたボルト3を当接
させて、ハンドル7の回動でローラ1を昇降する。な
お、スプリング12に挿入したトクシュボルト11をサ
イドプレート8に固定してあるので、ハンドル移動後の
固定が不用となり、操作性の簡単な補助テーブル調整装
置を提供できる。
Description
【0001】
本考案は、木材加工機、例えば自動かんな盤等の前後に使用する補助テーブル に関するものである。
【0002】
従来技術を図9〜図13を用いて説明する。 図9は従来技術を示す補助テーブルの断面図、図10は図7のF部拡大図、図 11は図8のG−G断面図、図12は自動かんな盤で中凸の反り材を送材してい る従来の動作図、図13は自動かんな盤で中凹の反り材を送材している従来の動 作図である。 従来、例えば自動かんな盤18に接続されている補助テーブルはローラ1を軸 支するサイドプレート15がサイドフレーム9に固定されていた。また、テーブ ル16はサイドフレーム9の上面に固定されていた。
【0003】
従来の補助テーブルは、ローラの位置が固定されていると反りのある木材を切 削する時、中凸の反り材17は中央の凸部がローラ1と接触しないので、テーブ ル端部との摩擦により送材に不具合が生じる。中凹の反り材17は中央の凹部だ けがテーブルと接触するため、反り材17の支持が不安定になり送材に不具合を 生じていた。 また、ローラ1の高さが不揃いのまま真っすぐな木材を切削すると切削面に段 差が生じていた。 なお、ローラ1の高さとテーブル10の高さの差が不揃いであると、反り材 17の一部がテーブル10に接触して送材に不具合を生じていた。 本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、送材する材料の状態に応 じ、中央ローラを昇降できるローラを設け、また、それぞれの個々にローラの高 さ調節を可能にしてローラの高さの精度向上を図り、昇降可能なローラの高さ調 整操作を容易にすることである。
【0004】
上記目的は、中央のローラを軸支したローラホルダをサイドプレートに上下動 可能に係合させ、サイドプレートに嵌合したカムシャフトにて支持した偏心カム の外周面にローラホルダの下部に螺設させたボルトと当接して達成される。また 、他のローラの高さ調整はローラを軸支したローラホルダを、サイドプレートに 上下動可能に係合させ、サイドプレートに螺設させたボルトを前記ローラホルダ の下部に当接させることにより達成される。 前記偏心カムの回動は、カムシャフト軸を基点として偏心カムに設けた円弧溝 にスプリングに挿入したトクシュボルトを挿入してサイドプレートに螺設させて 偏心カムをサイドプレートに押圧させ、偏心カムの下方にハンドルを設けること により達成される。 テーブルの高さ調整は、テーブルの下方に垂設させた長穴又は逆U字形の形状 を有する係止片をサイドプレートに緩締させることにより達成される。
【0005】
上記のように構成された補助テーブルにおいて、中央のローラはハンドルを操 作することにより偏心カムの外周がローラホルダとともにローラが上下する。 他のローラはボルトを回転させるとローラホルダ即ちローラが上下する。 前記ハンドルの操作により偏心カムを回転させると偏心カムとサイドプレート の摩擦によりハンドルを停止させた位置を保持される。 テーブルの高さは、ローラに対して一定の間隔で固定される。
【0006】
本考案の実施例を図1〜図8を用いて説明する。 図1は本考案の一実施例を示す補助テーブルの断面図、図2は図1のA部拡大 図、図3は図2のB−B断面図、図4は図1のC部拡大図、図5は図4のD−D 断面図、図6は図2のハンドル移動後の断面図、図7は自動かんな盤で中凸の反 り材を送材している動作図、図8は自動かんな盤で中凹の反り材を送材している 動作図である。 図において、2はローラ1を回転自在に軸支したローラホルダで下部にボルト 3が嵌合している。サイドプレート8はボルト3の頭部との偏心摺動面を外周に 有する左右の偏心カム4の回転支持をするカムシャフト5を軸支するとともにロ ーラホルダ2の上下動案内部である。偏心カム4の下方にハンドル7を固定させ たハンドルアーム6を固定してある。トクシュボルト11はスプリング12を介 して偏心カム4をサイドプレート8に押圧している。サイドフレーム9はサイド プレート8とサイドプレート14を保持し、テーブル10はサイドプレート8及 びサイドプレート14にて保持されている。 上記構成において、ハンドル7を図1においてE方向に操作すると、偏心カム 4はカムシャフト5を中心に回転して、ローラホルダ2とともにちローラ1がボ ルト3を介して上昇する。この時、スプリング12の押圧による偏心カム4とサ イドプレート8の摩擦力により偏心カム4はこの状態で維持される。
【0007】
本考案によれば、補助テーブルの中央部のローラを上下動可能にしたので、反 りのある木材の反り量に応じ、ローラを接触させることができるため、送材が容 易になる。また、複数個のローラを高さを個々に調整可能にしたのでローラの高 さ精度が向上する。偏心カムをスプリングにてサイドプレートに押圧させたので 偏心カムの固定操作は不用となり調整操作が簡便となる。 また、テーブルとローラ間の隙間を調整可能としたことにより、反り量に応じ て隙間調整が可能なため、反りのある木材を容易に送材することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す補助テーブルの断面図
である。
である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】図1のC部拡大図である。
【図5】図4のD−D断面図である。
【図6】図2のハンドル移動後の断面図である。
【図7】自動かんな盤で中凸の反り材を送材している動
作図である。
作図である。
【図8】自動かんな盤で中凹の反り材を送材している動
作図である。
作図である。
【図9】従来技術を示す補助テーブルの断面図である。
【図10】図7のF部拡大図である。
【図11】図8のG−G断面図である。
【図12】自動かんな盤で中凸の反り材を送材している
従来の動作図である。
従来の動作図である。
【図13】自動かんな盤で中凹の反り材を送材している
従来の動作図である。
従来の動作図である。
1はローラ、2はローラホルダ、3はボルト、4は偏心
カム、5はカムシャフト、6はハンドルアーム、7はハ
ンドル、8,14はサイドプレート、9はサイドフレー
ム、10はテーブル、11はトクシュボルト、12はス
プリング、13はローラホルダ、17は反り材である。
カム、5はカムシャフト、6はハンドルアーム、7はハ
ンドル、8,14はサイドプレート、9はサイドフレー
ム、10はテーブル、11はトクシュボルト、12はス
プリング、13はローラホルダ、17は反り材である。
Claims (4)
- 【請求項1】 木材加工機の前後に接続して使用される
複数のローラを有する木材加工機の補助テーブルにおい
て、前記ローラを軸支するローラホルダと両側のサイド
フレームを接続するサイドプレートから構成し、中央ロ
ーラを軸支したローラホルダをサイドプレートに設けた
案内部材に上下動可能に係合させ、サイドプレートの両
側にハンドルを設けた偏心カムをサイドプレートに嵌合
させたカムシャフトで保持し、前記ローラホルダに嵌合
させたボルトを前記偏心カムの外周に当接させたことを
特徴とする木材加工機の補助テーブル。 - 【請求項2】 前記中央ローラ以外のローラを軸支した
ローラホルダをサイドプレートに設けた案内部材に係合
させ、サイドプレートに嵌合させたボルトを前記ローラ
ホルダに当接させたことを特徴とする請求項1記載の木
材加工機の補助テーブル。 - 【請求項3】 偏心カムをカムシャフト軸を基点とする
円弧溝に、スプリングに挿入したトクシュボルトをサイ
ドプレートに固定し、該スプリングで偏心カムを前記サ
イドプレートに押圧したことを特徴とする請求項1又は
2記載の木材加工機の補助テーブル。 - 【請求項4】 前記ローラ間を覆うテーブルを高さ調整
可能にサイドプレートに固着したことを特徴とする請求
項1,2又は3記載の木材加工機の補助テーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8622292U JPH0642105U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 木材加工機の補助テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8622292U JPH0642105U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 木材加工機の補助テーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642105U true JPH0642105U (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=13880762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8622292U Pending JPH0642105U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 木材加工機の補助テーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642105U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50484A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-07 | ||
JPS5329897B2 (ja) * | 1977-09-28 | 1978-08-23 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP8622292U patent/JPH0642105U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50484A (ja) * | 1973-05-09 | 1975-01-07 | ||
JPS5329897B2 (ja) * | 1977-09-28 | 1978-08-23 |
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