JPH0632322Y2 - 木工用超仕上鉋盤 - Google Patents

木工用超仕上鉋盤

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JPH0632322Y2
JPH0632322Y2 JP1990040812U JP4081290U JPH0632322Y2 JP H0632322 Y2 JPH0632322 Y2 JP H0632322Y2 JP 1990040812 U JP1990040812 U JP 1990040812U JP 4081290 U JP4081290 U JP 4081290U JP H0632322 Y2 JPH0632322 Y2 JP H0632322Y2
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plane
blade
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mounting surface
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JP1990040812U
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JPH04502U (ja
Inventor
晧 坂井
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株式会社丸仲鉄工所
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、木工用超仕上鉋盤に係り、鉋刃の取り替えを
容易にした木工用超仕上鉋盤に関する。
(従来の技術) 従来の鉋台においては、上側から鉋刃を着脱できるよう
にしている(例えば、実開昭61-112905号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の鉋台を例えば、実公昭56-44483号公報記載の
木工用超仕上鉋盤に適用した場合においては、上側から
の作業を容易にするために、まず、昇降体を上げて、昇
降体とテーブルとの間隔を開けねばならず、しかもその
間隔は作業ができる程度に十分広く取らねばならず、木
工用超仕上鉋盤自体が大型化するという問題点が生じ
る。
本考案は、円形鉋盤を凹溝内で回転した際、カバーが昇
降体の垂直方向の投影面外に位置するように設けて、鉋
刃を容易に取り替えすることができるようにした木工用
超仕上鉋盤を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の木工用超仕上鉋盤
においては、テーブルと、このテーブルの上方にベルト
等の送材部材を配設した昇降体と、前記テーブルの欠円
状の凹溝内へ回転自在に嵌合した円形鉋盤と、この円形
鉋盤内に設けられた刃の取り付け面と、この刃の取り付
け面に上方の開口部から裏刃を備えた鉋刃を取り付け、
前記開口部を塞ぐカバーと、前記円形鉋盤を前記凹溝内
で回転した際、前記カバーが前記昇降体の垂直方向の投
影面外に位置するように設けたものである。
又、本考案の木工用超仕上鉋盤においては、テーブル
と、このテーブルの上方にベルト等の送材部材を配設し
た昇降体と、前記テーブルの欠円状の凹溝内へ回転自在
に嵌合した円形鉋盤と、この円形鉋盤内に設けられた刃
の取り付け面と、この刃の取り付け面に上方の開口部か
ら鉋刃、ナイフホルダーを備えた刃体押え板を取り付
け、前記開口部を塞ぐカバーと、前記円形鉋盤を前記凹
溝内で回転した際、前記カバーが前記昇降体の垂直方向
の投影面外に位置するように設けたものである。
(作用) 上記のように構成された木工用超仕上鉋盤の円形鉋盤を
凹溝内で回転した際、カバーが前記昇降体の垂直方向の
投影面外に位置するように設けたため、昇降体を上げる
ことなく円形鉋盤を凹溝内で回転させ、カバーを取り外
して鉋刃を取り替えることができる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を参照して、説明する。
第1図乃至第4図において、1は、木工用超仕上鉋盤
で、木工用超仕上鉋盤1は、概略的に、基台2上に設け
られたテーブル3と、テーブル3の上方にベルト等の送
材部材4を配設した昇降体5とから構成されている。
なお、6は、コラムで、送りねじ7により、昇降される
昇降体5を支持している。
ベルト等の送材部材4は、昇降体5の前後に設けたロー
ラa、bに張設して、テーブル3の上方に設けられてい
る。
一方のローラaは、図示しない可逆モータにより減速機
を介して駆動される。
テーブル3には、その中央部に欠円状の凹溝8が設けら
れ、周知(例えば、実公昭56-44483号公報記載)のよう
に、凹溝8内へ円形鉋盤9が回転自在に嵌合している。
円形鉋盤9内には、周知のように鉋台を出し入れするこ
とができるようになっている。
鉋台には、略中央部に刃口10が設けられ、刃口10の送材
方向に対して前に刃口金11、後に刃の取り付け面12が設
けられている。
なお、鉋台を円形鉋盤9内に挿入しておき、カバー15の
位置が第1図の状態でカバー15を外して、上方の開口部
を開放させ、鉋刃14の取付け面12を露出させる。(な
お、円形鉋盤9内に鉋台を出し入れすることができるよ
うにしたが、これに限らず、円形鉋盤9内に一体的に鉋
刃14の取付け面12を設けても良い。) そして、刃の取り付け面12に裏刃13を備えた鉋刃14を取
付け、次に、鉋刃14を刃の取り付け面12へねじ止めした
後、開口部にカバー15を取付け、開口部を塞いで、木工
用超仕上鉋盤1の使用に支障がないようになっている。
即ち、円形鉋盤9の周面には、間隔的に孔を設け、この
孔にハンドル16を挿して、円形鉋盤9を回転させ、円形
鉋盤9を回転した際、カバー15が昇降体5の垂直方向の
投影面外に位置するように設けている[例えば、後述す
るカバー15が第1図の位置から第2図の位置へ回転移動
する(第1図及び第2図参照)]。
そして、鉋刃14の斜交角が任意に設定された時、円形鉋
盤9は、止めねじ17で固定される(第2図参照、例えば
実公昭59-167号公報参照)。
なお、止めねじ17を廃止して、ハンドル16のみで、円形
鉋盤9の回転移動と円形鉋盤9の固定をさせても良い。
又、円形鉋盤9内には、刃の取り付け面12が傾斜して設
けられ、この刃の取り付け面12に裏刃13を備えた鉋刃14
が取り付けられている。
なお、鉋刃14は、周知のようにボルト18により裏刃13と
締め付けられ、裏刃13と締め付けられた鉋刃14は、周知
のように取付ボルト19により刃の取り付け面12へ取付け
られている。
20は、くさびで、周知(例えば、実開昭61-112905号公
報記載)のように、くさび20の進退により、裏刃13の後
部を上げ下げすることにより、鉋刃14全体の刃出量を微
調整している。
又、裏刃13と鉋刃14の刃出量の大まかな調整は、図示し
ない鍔金(例えば、実開昭61-112905号公報記載)で行
なう。
更に、鉋刃14の調整は、周知の技術で、例えば、図示し
ない滑り駒(実開昭61-112905号公報記載)で、裏刃13
の一方だけを進退させて、進退による片側の微調整をし
ている。
15は、鉋台に設けた開口部を塞ぐカバーで、カバー15
は、ボルト22で円形鉋盤9に固定されている。
なお、カバー15を円形鉋盤9に固着する手段は、ボルト
22単数でも、複数でも良く、ボルト以外の固着手段でも
良い。
更に、カバー15の取り外しは、ボルト22を中心に回動し
ても良く、離間しても良く、スライドしても良い。
23は、刃口金11の調整を図る調整ボルトで、刃口10の調
整を左右の調整ボルト23の頭で行なうものである。
上述した鉋刃14を取付け(又は取り外し)する場合に
は、カバー15を昇降体5の垂直方向の投影面外に位置す
るように円形鉋盤9を回転させ(カバー15の位置が第1
図の状態)、次にカバー15を回動或は、外して鉋刃14の
取付け面12を露出させて、ボルト18により、裏刃13と締
め付けられた鉋刃14を取付ボルト19により刃の取り付け
面12へ取付ける(取り外しの場合には、取付けとは逆に
行なう。)。
そして、鉋刃14の刃先は、従来周知のセッティングゲー
ジ(例えば、実開昭61-112905号公報記載)の定規部に
押し付けて、適切な刃出量を設定し、取付ボルト19によ
り鉋刃14を刃の取り付け面12に固着する。
なお、前述した裏刃13を備えた鉋刃14の代わりに、再研
磨と裏刃の取付調整が不要な替刃として、第5図(例え
ば、実公昭59-5526号公報に記載)のような鉋刃24、ナ
イフホルダー25を備えた刃体押え板26の構成としても良
い。
即ち、ナイフホルダー25と刃体押え板26との間の凹所に
永久磁石27を設け、この永久磁石27を強磁性体よりなる
鋼板28に当接する。
そして、鉋刃24の刃体後端面が吸着されて刃体取付面29
に止着している。
鉋刃24の刃体をナイフホルダー25と刃体押え板26とで保
持し、刃体押え板26を下にして刃の取り付け面12に当接
し、取付ボルト19′により刃体押え板26を締め付けるも
のである。
そして、鉋刃24の入れ替えは、ナイフホルダー25を緩
め、鉋刃24の刃体を取り外し、新しい鉋刃24の刃体と入
れ替えるものである。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を有する。
本考案の木工用超仕上鉋盤は、テーブルと、このテーブ
ルの上方にベルト等の送材部材を配設した昇降体と、前
記テーブルの欠円状の凹溝内へ回転自在に嵌合した円形
鉋盤と、この円形鉋盤内に設けられた刃の取り付け面
と、この刃の取り付け面に上方の開口部から裏刃を備え
た鉋刃を取り付け、前記開口部を塞ぐカバーと、前記円
形鉋盤を前記凹溝内で回転した際、前記カバーが前記昇
降体の垂直方向の投影面外に位置するように設けたた
め、装置全体を大型化せず、しかも、従来のように、昇
降体を上げて、昇降体とテーブルとの間隔を開けること
なく、単に、円形鉋盤を凹溝内で回転させ、カバーを取
り外すことにより、鉋刃を容易且つ迅速に取り替えるこ
とができる。
又、本考案の木工用超仕上鉋盤は、テーブルと、このテ
ーブルの上方にベルト等の送材部材を配設した昇降体
と、前記テーブルの欠円状の凹溝内へ回転自在に嵌合し
た円形鉋盤と、この円形鉋盤内に設けられた刃の取り付
け面と、この刃の取り付け面に上方の開口部から鉋刃、
ナイフホルダーを備えた刃体押え板を取り付け、前記開
口部を塞ぐカバーと、前記円形鉋盤を前記凹溝内で回転
した際、前記カバーが前記昇降体の垂直方向の投影面外
に位置するように設けたため、装置全体を大型化せず、
しかも、従来のように、昇降体を上げて、昇降体とテー
ブルとの間隔を開けることなく、単に、円形鉋盤を凹溝
内で回転させ、カバーを取り外すことにより、鉋刃を容
易且つ迅速に取り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の木工用超仕上鉋盤の一実施例の要部
を示す平面図であり、第2図は、第1図の木工用超仕上
鉋盤の円形鉋盤を回転させた状態を示す平面図であり、
第3図は、本考案の木工用超仕上鉋盤の側面図であり、
第4図は、第1図の鉋台部分の断面図であり、第5図
は、他の実施例の鉋台部分の断面図である。 5……昇降体、9……円形鉋盤 12……刃の取り付け面、 14……鉋刃、16……カバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルと、このテーブルの上方にベルト
    等の送材部材を配設した昇降体と、前記テーブルの欠円
    状の凹溝内へ回転自在に嵌合した円形鉋盤と、この円形
    鉋盤内に設けられた刃の取り付け面と、この刃の取り付
    け面に上方の開口部から裏刃を備えた鉋刃を取り付け、
    前記開口部を塞ぐカバーと、前記円形鉋盤を前記凹溝内
    で回転した際、前記カバーが前記昇降体の垂直方向の投
    影面外に位置するように設けてなることを特徴とする木
    工用超仕上鉋盤。
  2. 【請求項2】テーブルと、このテーブルの上方にベルト
    等の送材部材を配設した昇降体と、前記テーブルの欠円
    状の凹溝内へ回転自在に嵌合した円形鉋盤と、この円形
    鉋盤内に設けられた刃の取り付け面と、この刃の取り付
    け面に上方の開口部から鉋刃、ナイフホルダーを備えた
    刃体押え板を取り付け、前記開口部を塞ぐカバーと、前
    記円形鉋盤を前記凹溝内で回転した際、前記カバーが前
    記昇降体の垂直方向の投影面外に位置するように設けて
    なることを特徴とする木工用超仕上鉋盤。
JP1990040812U 1990-04-17 1990-04-17 木工用超仕上鉋盤 Expired - Lifetime JPH0632322Y2 (ja)

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JPH04502U JPH04502U (ja) 1992-01-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0444327Y2 (ja) * 1986-04-12 1992-10-20

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JPH04502U (ja) 1992-01-06

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