JPH0544040Y2 - - Google Patents

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JPH0544040Y2
JPH0544040Y2 JP1986063754U JP6375486U JPH0544040Y2 JP H0544040 Y2 JPH0544040 Y2 JP H0544040Y2 JP 1986063754 U JP1986063754 U JP 1986063754U JP 6375486 U JP6375486 U JP 6375486U JP H0544040 Y2 JPH0544040 Y2 JP H0544040Y2
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、金属材料または木材等の表面を研削
研磨するものであつて、送材通路上に、複数個の
ロールに掛け渡した研磨ベルトを、該送材通路に
交差する方向に走行させてなるベルトサンダー機
に関する。
〈従来技術〉 この種のベルトサンダー機にあつて、加工材の
研削研磨量を一定とし、安定して研削研磨処理を
施すためには、その走行を規制する必要がある。
そこで、第6図に示すように、複数個のロールa
に掛け渡した研磨ベルトbの、その走行下手側位
置で、走行ベルトc上に加工材wの案内部内dを
設け、その内縁に沿つて、加工材wの直線走行を
施すようにしている。このものは、特公昭56−
21543号等に開示されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、この種のものは、図のように、前記
走材ベルトcと加工材w上面が圧接しているため
に、その走行力によつて、回転力fが付与され、
加工材wの傾動が生じ易い。この場合には、加工
材wの角縁が研削研磨され、第7図のように、そ
の加工面eが不整一となる。
また一方、加工材wの両側に案内部材を設け
て、該部材間に加工材wを走行させる構成も提供
され得るが、夫々の案内部材の支持位置は送材通
路上面にあつて、加工材wの両側下部を支持する
ものであるから、前記加工材wの転動を良好に防
止することはできない。
本考案は前記案内装置の欠点を除去することを
目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、研磨ベルトの走行上手側の送材通路
上面に位置させて、加工材の一側面の下部近傍に
内縁を接触して走行案内する下部案内板を配設
し、走行下手側の研磨ベルトの研削下面の直下近
傍に位置させて、加工材の他側面の上部近傍に内
縁を接触して走行案内する上部案内板を配設し、
さらに下部案内板と上部案内板とを幅方向への相
対的離近移動を可能とすると共に、 上部案内板に上下方向の長孔が形成された昇降
支持片を垂設し、送材フレームの側面側に臨む端
部にロツクハンドルを固着した保持杆を、送材フ
レームに幅方向に差渡して、その端部を前記長孔
に挿通してから挟圧片を固着し、前記ロツクハン
ドルの操作により、保持杆を引張保持して、前記
昇降支持片をロツクしてなるロツク手段を備え、 上部案内板に回動可能に係止した昇降螺子を、
送材フレームの側面に設けられた雌螺子メタルに
螺合して、該昇降螺子の上端に固定した操作部を
上部案内板上から突出し、該操作部の回動操作に
より、昇降螺子を雌螺子メタルに対して昇降して
前記上部案内板の高さを位置決めする昇降手段を
備えたことを特徴とするものである。
〈作用〉 前記上部案内板は、ロツク手段のロツクハンド
ルを操作して、昇降支持片を緩めることにより、
ロツク解除される。そして、前記昇降螺子を回転
すると、昇降螺子の螺進作動に伴つて、上部案内
板の昇降調整がなされ得る。
この調整は、送材フレームの側面側に臨む端部
にロツクハンドルと、上部案内板上から突出した
昇降螺子の操作部の回動操作により、容易に操作
可能となる。
そこで、この上部案内板の高さ位置及び幅位置
を調整することにより、加工材wは、その両側面
を下部案内板と、上部案内板の各内縁に規制され
て、その左右動を拘束される。またベルトの走行
力により、第6図の回転力fが作用しても、前記
加工材wの走行下手側は、ベルトの走行面に近接
して、その上部案内板により支持されている。従
つて、その回転力fを有効に阻止できる。
また、上述のように回転力fを阻止するには、
ベルトの走行面に近接して、加工材wを支持する
ことが望ましいが、上述のように昇降可能とした
から、送材通路面と研磨ベルトとの間隔に変更が
生じても、これに簡易に対応できる。
〈実施例〉 第1,2図について本考案に係るベルトサンダ
ー機の一実施例を説明する。
基部フレーム1の一側部には、送材フレーム2
が乗載されており、前記送材フレーム2内には、
前後に枢支した駆動ロール3と従動ロール4とに
送材ベルト5を掛け渡して、その上面を送材通路
6とする送材装置が配設される。前記送材ベルト
5は、加工材wとの間で滑りを生じないように、
サンデイングベルトを用いている。
さらに基部フレーム1の他側には縦フレーム7
が立設され、該縦フレーム7には前後二つの研削
ヘツド8a,8bが取付けられる。
前記研削ヘツド8a,8bは縦フレーム7の内
側面に形成した上下方向の昇降案内9に嵌装され
て昇降ハンドル10により昇降移動可能としてい
るものであり、昇降枠11の内部に、テンシヨン
ロール12、駆動ロール13及び従動ロール14
を夫々前後方向に支持して、テンシヨンロール1
2を最上位置とする三角状に配設し、各ロール1
2〜14に研磨ベルト15を掛け渡し、さらに研
削モータ16の駆動力を駆動ロール13に伝達す
ることにより、前記研磨ベルト15を送材通路6
と交差する第1図反時計方向に走行させるように
している。
前記ロール13,14間には研磨ベルト15に
内接する踏圧パツド17が配設されている。
次に本考案の要部について説明する。
前記送材フレーム2上には、下部案内板18が
研磨ベルト15の走行上手側位置に、上部案内板
19が同じく走行下手側位置に夫々配設される。
前記下部案内板18は、第3,4図に示すよう
に、送材フレーム2の左側面に固定された支持材
20の水平上面に基部を乗載し、前記基部に形成
した幅方向の長孔21に固定螺子22を挿通し
て、支持材20の螺子孔23に螺合することによ
り固定されるものであつて、前記固定螺子22を
緩めて長孔21に沿つて移動することにより、そ
の幅方向移動が可能となる。
前記下部案内板18に内縁18aは、第3図に
示すように、研削ヘツド8a,8bの下部位置で
少し突出している。この突出縁18bは、上部案
内板19の内縁19aとの間で、加工材wの幅と
一致させて、その位置決めを正確にするととも
に、それ以外の部分では、内縁19aと下部案内
板内縁18aとの間隔に余裕を持たせて、加工材
wの走行を抵抗なく円滑に生じさせるようにする
ものである。
また前記上部案内板19は、送材フレーム2の
右側面に支持されて、研磨ベルト15の下部走行
下面の近傍直下に昇降可能に配置される。かかる
構成を第3〜5図について、詳細に説明する。
前記上部案内板19は次のロツク機構により保
持され得る。
すなわち上部案内板19には上下方向に段付長
孔26が形成された昇降支持片25が複数本垂設
されている。前記段付長孔26は、その外面側に
広幅の係止溝27が形成されているものであつ
て、前記送材フレーム2に幅方向に差渡してロツ
クハンドル28を送材フレーム2の左側面側に突
出する保持杆29の右部を前記段付長孔26に挿
通し、その右端部に固定した挟圧片30を係止溝
27に外接し、ロツクハンドル28を回動して前
記保持杆29を左方向に引張することにより、挟
圧片30で昇降支持片25を送材フレーム2の右
側面に圧接し、而て、上部案内板19の内縁19
aを走材通路6の側傍に保持している。
前記昇降支持片25は、上端に固定したL形片
31の水平面を上部案内板19の下面に当接し、
L形片31の螺子孔に、該上部案内板19の左右
方向の長孔32から固定螺子33を螺合して、前
記上部案内板19に固定される。
また上部案内板19は第5図のように昇降機構
により、昇降可能となつている。
すなわち、上部案内板19の両端部下面には取
付枠34が固定され、送材フレーム2の右側面に
設けられた雌螺子メタル35に下端部が螺合した
昇降螺子36の縮径部を前記取付枠34に挿通
し、その上端に固定した操作部37を上部案内板
19に形成した孔部38から突出している。
前記昇降螺子36の縮径部には支持カラー39
が外嵌し、前記取付枠34及び上部案内板19を
支持している。かかる構成にあつて、前記操作部
37を回転すると、昇降螺子36が雌螺子メタル
35に対して螺進し、前記取付枠34及び上部案
内板19の昇降が可能となる。すなわち、上部案
内板19を昇降調整するには、ロツクハンドル2
8を回転して挟圧片30の挟圧力を緩めてから、
前記操作部37を回転すればよい。
前記実施例にあつて、加工材wの上面を研削研
磨処理を施すには、まず加工材wの高さに対応し
て昇降モータ10を駆動し、研削ヘツド8a,8
bの位置を昇降して、踏圧パツド17下の研磨ベ
ルト15の下面位置を最適に調整する。次に、前
記下部案内板18を固定螺子22の緩めて長孔2
1に沿つて幅方向移動して、内縁18aと内縁1
9aとの間隔を加工材wの間隔に一致させる。前
記位置決めは、固定螺子33を緩めて、上部案内
板19を左右方向の長孔32に沿つて移動させて
調整することもできる。
次に、上部案内板19を、ロツクハンドル28
を回転して挟圧片30の挟圧力を緩めて、前記操
作部37を回転し、昇降調整して、その内縁19
a位置を可及的に、踏圧パツド17下の研磨ベル
ト15下面に近接する。
而て、加工材wは、その左側面(研磨ベルト1
5の走行上手側)を、下部位置で支持案内18の
内縁18a及び突出縁18bに支持され、その右
側面(研磨ベルト15の走行下手側)を、上部位
置で支持案内19の内縁19aにより支持され
る。
しかも送材フレーム2の側面側に臨む端部にロ
ツクハンドル28と、上部案内板19上から突出
した昇降螺子36の操作部37の回動操作によ
り、加工材の高さに対応して上部案内板19の高
さ調整を、容易に行なうことができる。
このように、加工材wの高さが変わつても、上
部案内板19の位置調整を簡易に行ない得るか
ら、加工材wを常に最適位置で保持することがで
きる。
このため、加工材wは、前記研磨ベルト15に
より上面を走行方向に交差する方向から削られ
て、第6図の回転力fを付与されても回動を生ず
ることはなく、安定して走行する。そして研削ヘ
ツド8a,8bで、踏圧パツド17下の研磨ベル
ト15により上面を研削研磨される。
〈考案の効果〉 本考案は、上述したように下部案内板18と上
部案内板19とで加工材wの両面を保持するとと
もに、加工材wの送材方向下手に配設した上部案
内板19を昇降させてその内縁19aを研磨ベル
ト15の走行下面に可及的に近接して支持するよ
うにしたから、研磨ベルト15の研削力に対抗し
て、加工材wを安定的に保持し、その走行を円滑
に施すことができる。しかも送材フレーム2の側
面側に臨む端部にロツクハンドル28と、上部案
内板19上から突出した昇降螺子36の操作部3
7の回動操作により、加工材の高さに対応して上
部案内板19の高さ調整を、容易に行なうことが
でき、下部案内板18と上部案内板19とによる
加工材wの保持位置を良好に設定できる。そして
このため、加工材wの研削研磨を良好に施し得る
等の優れた効果がある。
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図はベ
ルトサンダー機の正面図、第2図は同側面図、第
3図は送材装置を簡略して示す平面図、第4図は
第3図A−A線断面図、第5図は第3図B−B線
断面図、第6図は従来装置の欠点を示す概要正面
図、第7図は従来装置により加工材wの研磨状態
を示す正面図である。 2……送材フレーム、5……送材ベルト、8
a,8b……研削ヘツド、15……研磨ベルト、
18……下部案内板、18a……内縁、19……
上部案内板、19a……内縁、28……ロツクハ
ンドル、36……昇降螺子、37……操作部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 送材通路上に、複数個のロールに掛け渡した研
    磨ベルトを、該送材通路に交差する方向に走行さ
    せてなるベルトサンダー機において、 研磨ベルトの走行上手側の送材通路上面に位置
    させて、加工材の一側面の下部近傍に内縁を接触
    して走行案内する下部案内板を配設し、走行下手
    側の研磨ベルトの研削下面の直下近傍に、加工材
    の他側面に内縁を接触して走行案内する上部案内
    板を配設し、さらに下部案内板と上部案内板とを
    幅方向への相対的離近移動を可能とすると共に、 上部案内板に上下方向の長孔が形成された昇降
    支持片を垂設し、送材フレームの側面側に臨む端
    部にロツクハンドルを固着した保持杆を、送材フ
    レームに幅方向に差渡して、その端部を前記長孔
    に挿通してから挟圧片を固着し、前記ロツクハン
    ドルの操作により、保持杆を引張保持して、前記
    昇降支持片をロツクしてなるロツク手段を備え、 上部案内板に回動可能に係止した昇降螺子を、
    送材フレームの側面に設けられた雌螺子メタルに
    螺合して、該昇降螺子の上端に固定した操作部を
    上部案内板上から突出し、該操作部の回動操作に
    より、昇降螺子を雌螺子メタルに対して昇降して
    前記上部案内板の高さを位置決めする昇降手段を
    備えた ことを特徴とするベルトサンダー機。
JP1986063754U 1986-04-25 1986-04-25 Expired - Lifetime JPH0544040Y2 (ja)

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JP1986063754U JPH0544040Y2 (ja) 1986-04-25 1986-04-25

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JPS62174855U JPS62174855U (ja) 1987-11-06
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153392A (ja) * 1974-05-31 1975-12-10
JPS5621543A (en) * 1979-07-13 1981-02-28 Mayr Alois Apparatus for covering gut to filling pipe or fitting

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50153392A (ja) * 1974-05-31 1975-12-10
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JPS62174855U (ja) 1987-11-06

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