JPH0642085Y2 - テーブルの脚止め装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この考案はテーブルの脚止め装置に関し、さらに詳しく
はテーブル天板下面に固定した角座金に角支柱の上端部
を嵌合させてテーブル天板上面から中心止めビスを中心
通孔を通じて嵌着金の中心ねじ孔に螺締して角支柱を固
定させるようにしたテーブルの脚止め装置に関するもの
である。

（従来の技術） 従来テーブルの脚止め装置としては、第１、２図のよう
にテーブル天板1aの隅角部下面にねじ杆10aが突設され
た三角座金2aがビス5a止め取付けられ、丸支柱7a端部の
嵌着金8aの中心ねじ孔9aを前記ねじ杆10aに螺嵌して丸
支柱7aを回転ねじ込んで第１図のように固定させてい
た。

（考案が解決しようとする問題点） しかし上記の丸支柱（丸パイプ）のテーブル隅部脚止め
装置では、角支柱を使用した時にはテーブルの四隅角部
に合致して取付けることが不可能であって、角支柱とテ
ーブル隅角部とが不揃いとなることは避けられなかっ
た。

（問題点を解決するための手段） この考案は上記問題点を解決するためになされたもので
あって次のように構成してある。

即ちこの考案のテーブルの脚止め装置は、中心ねじ孔を
設けた嵌着金が上端部に嵌着された方形の角支柱と、該
角支柱の内周面に略合致するサイズの方形で中心通孔及
びビス孔を有する角座金と、中心ビス孔を有するテーブ
ル天板とからなり、角座金をテーブル天板下面にビス止
め固定して該角座金に角支柱の上端部を嵌合させてテー
ブル天板上面から中心止めビスを中心通孔を通じて嵌着
金の中心ねじ孔に螺締して角支柱を固定させることを特
徴とするものである。

次にこの考案を以下実施例について図面を参照しながら
詳しく説明する。

［実施例］ 先ず１は木製などのテーブル天板１で、該テーブル天板
１の隅部には中心ビス孔６が設けられている。また７
は、中心ねじ孔９を設けた嵌着金８が上端部に嵌着され
た鋼製方形筒の角支柱である。さらに２は、該角支柱７
の内周面に略合致するサイズの正方形で中心通孔３及び
２個のビス孔４を有する角座金である。そこでこの考案
装置では、角座金２をテーブル天板１下面に中心ビス孔
６と中心通孔３が合致するようにして２個のビス５でビ
ス止め固定し、該角座金２に角支柱７の上端部を嵌合さ
せてテーブル天板１上面から中心止めビス10を中心ビス
孔６及び中心通孔３を通じて嵌着金８の中心ねじ孔９に
螺締して角支柱７をテーブル天板１下面に垂直に固定さ
せるものである。

（考案の効果） この考案テーブルの脚止め装置は、角座金２をテーブル
天板１下面にビス止め固定して該角座金２に角支柱７の
上端部を嵌合させてテーブル天板１上面から中心止めビ
ス10を中心通孔３を通じて嵌着金８の中心ねじ孔９に螺
締して角支柱７を固定させるものであるから、テーブル
天板１下面にビス止め固定する角座金２の取付け位置に
よって角支柱７をテーブル天板１隅角部に合致して或い
はテーブル天板１隅角から適宜離して不揃いとなること
なく容易に固定が行える卓抜した効果がある。

また、角座金２は、角支柱７の取付け位置決めと角支柱
７の妄りな回わり止めを抑止する優れた効果があり、安
定したテーブルの脚止めが保証される。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のテーブル脚止め装置の斜視図、第２図は
同分解斜視図、第３図はこの考案装置の縦断面図、第４
図は同角座金の平面図である。 １、1a……テーブル天板、２……角座金、2a……三角座
金、３……中心通孔、４……ビス孔、５、5a……ビス、
６……中心ビス孔、７……角支柱、7a……丸支柱、８、
8a……嵌着金、９、9a……中心ねじ孔、10……中心止め
ビス、10a……ねじ杆、

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】中心ねじ孔９を設けた嵌着金８が上端部に
   嵌着された方形の角支柱７と、該角支柱７の内周面に略
   合致するサイズの方形で中心通孔３及びビス孔４を有す
   る角座金２と、中心ビス孔６を有するテーブル天板１と
   からなり、角座金２をテーブル天板１下面にビス５止め
   固定して該角座金２に角支柱７の上端部を嵌合させてテ
   ーブル天板１上面から中心止めビス10を中心通孔６を通
   じて嵌着金８の中心ねじ孔９に螺締して角支柱７を固定
   させることを特徴とするテーブルの脚止め装置。