JPH0642000Y2 - 産業車両の荷役制御装置 - Google Patents

産業車両の荷役制御装置

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JPH0642000Y2
JPH0642000Y2 JP549289U JP549289U JPH0642000Y2 JP H0642000 Y2 JPH0642000 Y2 JP H0642000Y2 JP 549289 U JP549289 U JP 549289U JP 549289 U JP549289 U JP 549289U JP H0642000 Y2 JPH0642000 Y2 JP H0642000Y2
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JP
Japan
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cargo handling
lever
tilt
valve
flow control
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Application number
JP549289U
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English (en)
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JPH0297400U (ja
Inventor
唯志 斉藤
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はフォークリフトトラック等の産業車両におけ
る荷役装置の油圧回路に関し,特に凹凸の多い路面を走
行することの多い荷役車両に用いて好適なものである。
(従来の技術) 第6図はフォークリフトトラックの外観側面図であり,
図においてVII部は荷役操作レバー部であって,従来の
荷役操作レバー部の詳細を第7図に示す。第7図におい
てaはリフトレバー,bはチルトレバー,cはアタッチメン
トレバーであり,従来の荷役操作油圧回路図を第8図に
示す。第8図において操作弁Sを操作することにより,
リフトシリンダL及びチルトシリンダMが伸縮し荷役作
業が行なわれるものであり,Pは油圧ポンプ,Tは油タンク
である。
(考案が解決しようとする課題) 上記第8図に示したような従来の荷役操作油圧回路で
は,車両が荒れた路面を走行するときにリフトレバーa
やチルトレバーb(第7図参照)が慣性力により前後に
触れて断続的に負荷が下降し,荷くずれや,車体の振れ
による乗心地不快感をオペレータに与えるという大きい
問題点があった。
(課題を解決するための手段及び作用) この考案は上記課題を解決するためになされたものであ
って,リフトレバーやチルトレバーのノブ部にセンサを
設け,オペレータが該ノブをつかんでいないときにセン
サから信号を発信し,操作弁と荷役操作シリンダの間の
油路に設けた流量制御弁が上記信号を受信して,上記荷
役操作シリンダと操作弁との間の油路を閉じることによ
り車両が荒れた路面を走行中にリフトレバーやチルトレ
バーが慣性力により前後に振れても,積荷が断続的に下
降することがないようにしたものである。
(実施例) つぎにこの考案の実施例を図面に基いて説明する。第1
図はこの考案による荷役操作油圧回路の一実施例であ
り,第2図は第6図におけるVII部詳細図であって,ノ
ブ部に接触センサを設けた荷役操作レバーを示す。
図においてリフトシリンダ1と操作弁2の間に流量制御
弁3を設け,オペレータがリフト操作レバー6のノブ61
をつかんでいるときは,ノブ61に装着されたセンサ(セ
ンサの具体例としては圧電セラミックを利用した接触セ
ンサ,圧力センサなど)の信号(ONまたはOFF信号)を
感知して流量制御弁3へ電圧を供給し,リフトシリンダ
1と操作弁2との間の油路9を開き,通常の荷役操作を
可能とする。
次にオペレータがリフトレバーノブ61をつかんでいない
とき,ノブ61に装着されたセンサの信号(OFFまたはON
信号)を感知して,流量制御弁3への電圧を0(v)に
設定しておけば,流量制御弁3は遮断され,荒れた路面
を走行したときにリフトレバー6が前後に振れても断続
的に負荷が下降することはなく,荷くずれや,車体振れ
による乗心地不快感を未然に防止することができる。
また第3図は流量制御弁3への供給電圧配線の一実施例
であって,操作レバーノブに装着された接触センサ31の
信号を用いて,ON−OFF回路を組み,流量制御弁3への供
給電圧のON−OFFを制御するようになっている。
そして上記リフトシリンダ1の場合と同様に第1図にお
いてチルトシリンダ4の41側と操作弁2の間に流量制御
弁5を設け,チルトレバー7のノブ71にセンサを装着
し,オペレータがチルトレバー71をつかんでいないと
き,その信号を検知して流量制御弁5への供給電圧を0
(v)に設定すれば,荒れた路面走行時,チルトレバー
7の前後振れによるチルト前傾による荷くずれ,車体振
れによる乗心地不快感を防止できる。
なおチルトシリンダ4に発生する油圧は,チルトシリン
ダ4の42側に比し41側の方が大きいので,流量制御弁5
は41側に設けた方が有利である。
アタッチメントレバー11のノブ111についてもこの装置
を組み入れることにより,同様の改善ができるものであ
る。
また第4図は第1図におけるチルトシリンダ回路の一部
を示すが,図において操作弁2の一部であるチルトブロ
ック2′にはエンジン停止時誤ってチルトレバーを操作
しても,フォークリフト装置のマストが前傾しないよう
に従来はチルトロック弁xが組み込まれている。第4図
のチルトブロック2′の21′で示す位置は,チルトシリ
ンダ4の短縮位置,22′は中立位置,23′は伸長位置を
示し,説明の便宜上23′には従来のチルトロック弁を付
記してあるが,流量制御弁5がチルトロック弁xの役目
をすることになり,チルトロック弁xが不要となるもの
である。
上記第1図〜第4図において説明した作動を,第5図
(a)〜(d)を用いてさらに具体的に説明する。
第5図(a)はオペレータがリフトレバーノブ61をつか
んでいるときであって,流量制御弁3は油を逃すため通
常の操作が可能であることを示し,第5図(b)はオペ
レータがリフトレバー61を離しているとき,またはエン
ジンが停止しているとき(エンジン停止時リフトレバー
操作も含む)であって,流量制御弁3は遮断されリフト
装置は下降しない。
第5図(c)及び(d)はチルトシリンダ4についてそ
れぞれ上記第5図(a)及び(b)と同様な作用を示し
たものである。また上記と同様にリフトやチルト以外の
他荷役操作レバーにもこの考案は適用可能である。
さらにリフト,チルト等の同時操作の場合も,それぞれ
の操作レバーノブ61,71に内蔵されたセンサが働き,そ
れらに対応する流量制御弁3,5に電圧を送るため,同時
操作可能である。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにして成るので,積荷を積
んだ荷役車両か凹凸の多い路面を走行中に荷役操作レバ
ーが慣性力により前後に振れても,積荷が断続的に下降
や前傾することがないので,荷くずれや車体の振れによ
る乗心地不快感を未然に防止できると共に,エンジン停
止時は流量制御弁への供給電圧を0(v)に設定してお
けば,流量制御弁は遮断されてストップバルブの役目を
し,誤まってリフトレバーやチルトレバーを操作しても
積荷が下降,前傾することがないので,安全性が大きく
向上し,また従来は必要としたチルトロック弁が不要に
なるという大きい効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による荷役操作油圧回路図,第2図は
荷役操作レバー部,第3図は流量制御弁への供給電圧配
線の一実施例,第4図は第1図におけるチルトシリンダ
回路の一部を示す図,第5図(a)〜(d)は具体的作
動説明図,第6図はフォークリフトトラックの外観側面
図,第7図は従来の荷役操作レバー部を示す図,第8図
は従来の荷役操作油圧回路図である。 1……リフトシリンダ,2……操作弁, 3,5……流量制御弁,4……チルトシリンダ, 61……センサ内蔵リフトレバーノブ, 71……センサ内蔵チルトレバーノブ,。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66F 9/24 Q 7515−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】産業車両の荷役装置において,荷役操作レ
    バーのノブ部にセンサを設け,オペレータがノブをつか
    んでいないときにセンサから信号を発信し,操作弁と荷
    役操作シリンダの間の油路に設けた流量制御弁が上記信
    号を受信して,上記荷役操作シリンダと上記操作弁との
    間の油路を閉じるようにしたことを特徴とする産業車両
    の荷役制御装置。
JP549289U 1989-01-23 1989-01-23 産業車両の荷役制御装置 Expired - Lifetime JPH0642000Y2 (ja)

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JP549289U JPH0642000Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 産業車両の荷役制御装置

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JP549289U JPH0642000Y2 (ja) 1989-01-23 1989-01-23 産業車両の荷役制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH0297400U JPH0297400U (ja) 1990-08-02
JPH0642000Y2 true JPH0642000Y2 (ja) 1994-11-02

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JP2009254269A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両の昇降装置

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JP2011246216A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Nippon Yusoki Co Ltd 油圧システムおよびこれを備えたフォークリフト

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JPH0297400U (ja) 1990-08-02

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