JPH064194U - 埋設管の推進装置 - Google Patents

埋設管の推進装置

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JPH064194U
JPH064194U JP4290492U JP4290492U JPH064194U JP H064194 U JPH064194 U JP H064194U JP 4290492 U JP4290492 U JP 4290492U JP 4290492 U JP4290492 U JP 4290492U JP H064194 U JPH064194 U JP H064194U
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JP
Japan
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cylinder rod
cylinder
buried pipe
propulsion device
tubular body
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Application number
JP4290492U
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English (en)
Inventor
章 西村
Original Assignee
株式会社利根
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋設管を埋設方向に押し出す為の油圧シリン
ダのシリンダロッドを、落下物から保護して落下物によ
る損傷を防止することができる埋設管の推進装置を提供
する。 【構成】 埋設管の推進装置10の押出部14に、油圧
シリンダ16のスリーブ40を摺動自在に挿通配置す
る。前記スリーブ40は、その先端部40aが前記シリ
ンダロッド38の先端部38aに固着され、その後端部
40bがシリンダロッド38の軸方向に延出されて、シ
リンダロッド38を包囲した筒状に形成される。従っ
て、シリンダロッド38が伸長しても、シリンダロッド
38はこのスリーブ40によって保護されているので、
落下物がシリンダロッド38に直接当たらない。これに
より、シリンダロッド38の落下物による損傷を防止で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は埋設管の推進装置に係り、特に埋設すべき管を地中に水平方向に埋設 する埋設管の推進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の埋設管の推進装置として、実開昭61−125594号公報、 及び実公平4−17670号公報に開示されたものがある。 斯かる埋設管の推進装置は、地上から掘削した立坑の底部にガイドフレームを 埋設管の推進方向に沿って配置し、そのガイドフレーム上に埋設管の押出部を移 動可能に搭載し、そして、押出部の両側部に油圧シリンダのシリンダ部を摺動自 在に取り付けている。
【0003】 この埋設管の推進装置によれば、先ず、前記押出部をガイドフレームの最後部 に移動させて、押出部に埋設管の後端部を当接すると共に、押出部に形成した係 合部と油圧シリンダのシリンダ部の後部に形成した係合部とを係止手段で係止す る。次に、油圧シリンダのシリンダロッドを伸長させて該シリンダロッドで反力 板を押し、その反力で押出部をシリンダ部を介して前進させて埋設管を推進させ る。次いで、前記係止手段を取り外して係合部同士の係着を解くと共に、シリン ダロッドを収縮させて油圧シリンダのシリンダ部を後方に移動させた後、押出部 の前記係合部とシリンダ部の前部に形成した係合部とを係止手段で係止する。そ して、シリンダロッドを再び伸長させて反力板を押し、その反力で押出部を前進 させて埋設管を埋設する。1本目の埋設管を埋設すると、押出部を前記埋設工程 とは逆の工程でガイドフレームの最後部に戻し、そして埋設工程に従って2本目 の埋設管の埋設を行う。このようにして、複数本の埋設管を順次埋設するように している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、実開昭61−125594号公報、及び実公平4−17670 号公報に開示された埋設管の推進装置は、油圧シリンダのシリンダロッドが外部 に剥き出しの状態で伸長するので、立坑の内壁から又は地上から石等の落下物が シリンダロッドに当たるという危険性がある。この場合、シリンダロッドが損傷 し、シリンダロッドの往復動に支障をきたすという欠点がある。
【0005】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、油圧シリンダのシリンダロ ッドの損傷を防止することができる埋設管の推進装置を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決する為の手段】
本考案は、前記目的を達成する為に、埋設管の推進方向に沿って配置され、そ の前部に埋設管の受台とその後部に反力板とが設けられたガイドフレームと、該 ガイドフレーム上に沿って移動可能に搭載された埋設管の押出部と、該押出部に 前記推進方向に摺動自在に装着され、その先端部が油圧シリンダのシリンダロッ ドの先端部に固着されると共にその後端部がシリンダロッドの軸方向に延出され てシリンダロッドを包囲した筒状体と、前記筒状体の前部外周部、及び後部外周 部にそれぞれ形成された係合部と、前記押出部に形成された前記筒状体の係合部 に対応する係合部と、を備え、前記油圧シリンダのシリンダ部の後端部を前記反 力板に固定し、前記シリンダロッドを収縮させた位置で、筒状体の前記係合部の うちどちらか一方の係合部と押出部の係合部とを係止手段で係止させることによ って、筒状体と押出部とを固定したことを特徴とする。
【0007】
【作用】
本考案の特徴点は、シリンダロッドを包囲することによりシリンダロッドを落 下物から保護する筒状体を備えたことにある。これにより、シリンダロッドは、 その伸長時においても前記筒状体に保護されているので、立坑の内壁から又は地 上から石等が落下してもその落下物がシリンダロッドに直接当たらない。従って 、シリンダロッドの落下物による損傷を防止できる。
【0008】 以下、本考案の埋設管の推進装置の作用について述べる。 先ず、押出部をガイドフレームの最後部に移動させて、該押出部に埋設管の後 端部を当接し、押出部の係合部と筒状体の後部に形成した係合部とを係止手段で 係止する。次に、油圧シリンダのシリンダロッドを伸長させて油圧シリンダのシ リンダ部の後端部で反力板を押し、その反力で押出部を筒状体を介して前進させ て埋設管を推進させる。次いで、前記係止手段を取り外して係合部同士の係着を 解き、シリンダロッドを収縮させて筒状体を後方に移動させ、押出部の前記係合 部と筒状体の前部に形成した係合部とを係止手段で係止する。そして、シリンダ ロッドを再び伸長させて押出部を前進させる。これにより、埋設管を埋設するこ とができる。
【0009】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係る埋設管の推進装置の好ましい実施例につい て詳説する。 図1には本考案に係る埋設管の推進装置10の側面図、図2にはその上面図が 示されている。この埋設管の推進装置10は、ガイドフレーム12、押出部14 、油圧シリンダ16、16等から構成される。
【0010】 前記ガイドフレーム12は、地上から掘削された立坑18の底部20に埋設管 22の埋設方向に沿って配置される。また、ガイドフレーム12は、その前部( 図中左側)に埋設管22の受台24とその後部(図中右側)に反力フレーム26 とが設けられている。 前記押出部14は、図示しないローラを介してガイドフレーム12上に移動可 能に搭載される。押出部14の前面側には、前記埋設管22の後端部に当接され て埋設管22を押し出す押出盤28が設けられる。また、押出部14の上部には 、埋設管22の先端部に挿入配置されて地盤30を掘削する掘削機32を駆動す るモータ34、34が搭載される。
【0011】 前記油圧シリンダ16、16は、前記押出部14の移動方向に対し押出部14 の両側部に摺動自在に支持されている。この油圧シリンダ16は図3に示すよう に、シリンダ部36、シリンダロッド38、及びスリーブ40から構成される。 前記スリーブ40は、その先端部40aが前記シリンダロッド38の先端部38 aに固着され、その後端部40bがシリンダロッド38の軸方向に延出されてシ リンダロッド38を包囲した筒状体に形成される。このスリーブ40が、前記押 出部14に摺動自在に配置されている。また、スリーブ40の前部外周部、及び 後部外周部には、係合溝42、44が形成されており、この係合溝42、44は 押出部14に形成された図示しない係合部に係止手段46(図1)によって係止 される。
【0012】 一方、油圧シリンダ16のシリンダ部36は、シリンダロッド38が収縮した 際に前記スリーブ40内に配置される。また、シリンダ部36は、その後端部3 6aが図示しない連結治具によって図1、図2に示した反力フレーム26の前面 部に固定される。更に、シリンダ部36の後部には、シリンダロッド38を伸長 させる為の圧力油を供給する給油管48と、シリンダロッド38を収縮させる為 の圧力油を供給する長尺状の給油管50とが取り付けられている。この給油管5 0は、シリンダロッド38の収縮時には中空に形成された前記シリンダロッド3 8の中空部39に挿通され、またシリンダロッド38の伸長時には、その先端部 50aがシリンダロッド38の後部に形成された貫通孔41に対向する位置に位 置される。尚、符号52、54、56、58は、油洩れを防止するパッキンであ る。
【0013】 次に、前記の如く構成された埋設管の推進装置10の作用について、図1、図 4乃至図6を参照しながら説明する。 埋設管22の埋設を開始するには、先ず、図1に示したように押出部14をガ イドフレーム12の最後部に移動させる。そして、押出部14の押出盤28(図 2)に埋設管22の後端部を当接させた後、押出部14の係合部とスリーブ40 の後部に形成した係合溝44とを係止手段46で係止して、押出部14と油圧シ リンダ16とを固定する。
【0014】 次に、油圧シリンダ16のシリンダロッド38を図4に示すように伸長させて 、油圧シリンダ16のシリンダ部36の後端部36aで反力フレーム26を押し 、その反力で押出部14をスリーブ40を介して前進させる。これにより、埋設 管22はシリンダロッド38の1ストローク分推進して埋設される。この時、シ リンダロッド38は、スリーブ40によって包囲されて保護されているので、立 坑18の内壁から又は地上から石等が落下してもシリンダロッドにその落下物が 直接当たることはない。
【0015】 次いで、前記係止手段46を取り外して係合部44の係着を解く。そして、シ リンダロッド38を収縮させて、スリーブ40を図5に示すように後方に移動さ せる。そして、押出部14の前記係合部とスリーブ40の前部に形成した係合溝 42とを係止手段46で係止する。 そして、シリンダロッド38を図6に示すように再び伸長させて、シリンダ部 36で反力フレーム26を押し、その反力で押出部14を前進させて埋設管22 を図中点線で示すように埋設する。これによって、1本の埋設管22の埋設工程 が終了する。
【0016】 また、この時のシリンダロッド38も同様に、スリーブ40によって保護され ている。 そして、2本目の埋設管22を埋設するには、押出部14を前記埋設工程とは 逆の工程でガイドフレーム12の最後部に戻した後に、前述した埋設工程に従っ て埋設すれば良い。この工程を繰り返すことにより、複数本の埋設管を順次埋設 することができる。
【0017】 このように本実施例によれば、シリンダロッド38が伸長しても、シリンダロ ッド38がスリーブ40によって保護されているので、立坑18の内壁から又は 地上から石等が落下してもシリンダロッドにその落下物が直接当たることはない 。従って、シリンダロッド38の落下物による損傷を防止できる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る埋設管の推進装置によれば、シリンダロッ ドを包囲することによりシリンダロッドを保護する筒状体を備え、シリンダロッ ドの伸長時に前記筒状体でシリンダロッドを保護するようにしたので、立坑の内 壁から又は地上から石等が落下してもシリンダロッドがその落下物で損傷すると いう危険性を無くすことができる。これにより、油圧シリンダは常時円滑に作動 する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る埋設管の推進装置の実施例を示す
正面図
【図2】本考案に係る埋設管の推進装置の上面図
【図3】本考案に係る埋設管の推進装置に適用された油
圧シリンダの実施例を示す断面図
【図4】本考案に係る埋設管の推進装置で埋設管を圧入
する説明図
【図5】埋設時に油圧シリンダのシリンダロッドを収縮
した状態を示す説明図
【図6】埋設時に油圧シリンダのシリンダロッドを伸長
した状態を示す説明図
【符号の説明】
10…埋設管の推進装置 12…ガイドフレーム 14…押出部 16…油圧シリンダ 22埋設管 26…反力フレーム 28…押出盤 32…掘削機 36…シリンダ部 38…シリンダロッド 40…スリーブ 42、44…係合溝 46…係止手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設管の推進方向に沿って配置され、そ
    の後部に反力板が設けられたガイドフレームと、 該ガイドフレーム上に沿って移動可能に搭載された埋設
    管の押出部と、 該押出部に前記推進方向に摺動自在に装着され、その先
    端部が油圧シリンダのシリンダロッドの先端部に固着さ
    れると共にその後端部がシリンダロッドの軸方向に延出
    されてシリンダロッドを包囲した筒状体と、 前記筒状体の前部外周部、及び後部外周部にそれぞれ形
    成された係合部と、 前記押出部に形成された前記筒状体の係合部に対応する
    係合部と、 を備え、前記油圧シリンダのシリンダ部の後端部を前記
    反力板に固定し、筒状体の前記係合部のうちどちらか一
    方の係合部と押出部の係合部とを係止手段で係止させる
    ことにより、筒状体と押出部とを固定したことを特徴と
    する埋設管の推進装置。
JP4290492U 1992-06-22 1992-06-22 埋設管の推進装置 Pending JPH064194U (ja)

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JP4290492U JPH064194U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 埋設管の推進装置

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JP4290492U JPH064194U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 埋設管の推進装置

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ID=12649024

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JP4290492U Pending JPH064194U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 埋設管の推進装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365871B2 (ja) * 1983-05-06 1988-12-19 Mitsunori Saka

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6365871B2 (ja) * 1983-05-06 1988-12-19 Mitsunori Saka

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