JPH0641791Y2 - 立形マシニングセンタの旋回型パレツトチエンジヤ - Google Patents

立形マシニングセンタの旋回型パレツトチエンジヤ

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JPH0641791Y2
JPH0641791Y2 JP6297087U JP6297087U JPH0641791Y2 JP H0641791 Y2 JPH0641791 Y2 JP H0641791Y2 JP 6297087 U JP6297087 U JP 6297087U JP 6297087 U JP6297087 U JP 6297087U JP H0641791 Y2 JPH0641791 Y2 JP H0641791Y2
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JP
Japan
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pallet
vertical
machining center
swivel
fixed
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JP6297087U
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博義 奥角
憲秀 前田
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DMG Mori Co Ltd
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Mori Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、切削加工における多品種小量生産に適した立
形マシニングセンタの旋回パレットチェンジャの改良に
関する。
従来の技術と問題点 本願出願人は先に旋回型パレットチェンジャ付立形マシ
ニングセンタを開発し、特許出願した(特開昭61-25429
9号参照)。上記特許出願に係るパレットチェンジャ
は、垂直軸の周りに旋回可能な円形の旋回テーブルを有
し、該テーブルにパレットが、起倒機構を備えた2つの
パレット保持枠を介してその中心線周りに回転可能に取
り付けられ、これらパレットが前記旋回テーブルと共に
旋回移動してマシニングセンタに設けたパレットクラン
プ装置と対向する位置において、前記パレット保持枠を
前記ベッドに接近または離間させる移動手段を有し、前
記パレットを前記パレット保持枠に回転可能に保持した
状態で前記パレットクランプ装置にクランプさせるよう
構成されていた。
しかして、上記技術によると、円形の旋回テーブルは重
量が大きく、かつ広いスペースを必要とし、全体が大型
となっていた。また、旋回テーブルが180度旋回するこ
とによりパレットのワーク取付面が作業者に対し背を向
ける姿勢となり、パレットの取付け取外しがやりにくか
った。そこで、起倒機構を旋回テーブルに設けたが、こ
のためパレットチェンジャ自体が大型かつ複雑となり、
価格も高くつくなどの問題点が残っていた。
考案の目的 本考案は上記問題点を解決し、パレットの取付け取外し
が容易にでき、小型、軽量で機構が簡単であり、しかも
製造コストの安価な旋回型パレットチェンジャを提供す
ることを目的とする。
考案の構成 上記目的を達成するための本考案の構成は、立形マシニ
ングセンタのベッドの正面前方に配置され、垂直軸の周
りに旋回可能な平面視長方形の旋回テーブル、該旋回テ
ーブルを前記垂直軸の周りに180度旋回させる旋回手段
と、前記旋回テーブルの長さ方向両端付近に回転可能に
設けられた垂直軸線を持つ支持軸と、該支持軸の上端に
本体が取付け固定されたパレット受と、前記垂直軸の回
転と連動して前記支持軸を前記旋回テーブルに対し180
度回転させる連動手段と、前記旋回テーブルを前記ベッ
ド内に設けられたパレットクランプ装置に対して接近離
間させる旋回テーブル移動手段とを備えていることを特
徴とする。
考案の効果 本考案によれば、パレットの着脱が行なわれる作業者位
置でパレット受のパレット取付面が作業者に正対するた
め、パレットと共にワークの取付け取外しが容易で、か
つ短時間にできる。また、従来のように起倒機構を有す
るパレット保持枠を必要としないので、構造が簡単とな
った。更に、旋回テーブルが長方形とされたため軽量化
され、取付けスペースが少なくてすむほか、全体的にコ
ンパクトな構造となり、製造コストを著しく低減でき
た。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図ないし第4図において、1は立形マシニングセンタの
ベッドで、該ベッド1の正面前方(第1図の右方)にパ
レットチェンジャのベース2が配置され、該ベース2の
上側に固定されたガイドバー51(第3図及び第4図参
照)にテーブル受台3が摺動可能に載置されている。テ
ーブル受台3には垂直軸4が回転可能に設けられ、該垂
直軸4の上部に平面視長方形の旋回テーブル10が取付け
固定されている。
旋回テーブル10の旋回手段20は、第3図,4図に示される
ように、前記垂直軸4の下部に固定されたギャ21と、該
ギャ21に噛み合うラック22と、該ラック22を長さ方向へ
往復動させる一対の油圧シリンダ装置23,24とを有し、
ラック22の両端に設けられたピストン23a,24aがそれぞ
れシリンダ23b,24b内に摺動可能に嵌挿されている。該
旋回手段20は旋回テーブル10を垂直軸4と共に180度旋
回させる。
前記旋回テーブル10には、その長さ方向両端付近にパレ
ット受30が回転可能に支持されている。該パレット受30
は水平板部31aと垂直板部31bとが型に一体形成された
本体31を有し、該本体31の水平部31aが旋回テーブル10
に回転自在に軸支された垂直軸線を持つ支持軸32の上端
に固定されている。
前記旋回テーブル10を旋回させる垂直軸4と、支持軸32
とは連動手段40によって連動連結され、垂直軸4が180
度回転したとき、これに連動して支持軸32が旋回テーブ
ル10に対して180度回転するよう構成されている。この
ため連動手段40は、テーブル受台3に固定された太陽歯
車41と、その歯数と同数の歯数を持ち支持軸32に固定さ
れた遊星歯車43と、これら両歯車間に噛合された複数
(実施例では3個)のアイドル歯車42とを有している、
これらの歯車はテーブル本体10の下面とその下側のテー
ブルカバー12との間で回転可能に保持されている。
更に旋回テーブル10をベッド1内に設けたパレットクラ
ンプ装置5の取付面に対して接近離間させるための旋回
テーブル移動手段50が設けられる。該旋回テーブル移動
手段50は前記ベース2上に固定され旋回テーブル受台3
を載置したガイドバー51と、ベース2に固装されそのピ
ストンロッド53がテーブル受台3の側面に連結された油
圧シリンダ装置52とを有している。なお、第1,2図の6
は保護カバーである。
次に、上記構成からなる旋回パレットチェンジャの作動
を説明する。
第1図及び第2図に示すように、旋回テーブル10の作業
者側においてワークWがパレットAに装着されてパレッ
ト受30の本体31に取り付けられる。次いで、旋回手段20
が作動する。即ち、第3図右方の旋回用油圧シリンダ装
置24が作動することによりラック22を移動させギャ21を
経て旋回テーブル10を垂直軸4と共に180度旋回させ
る。旋回テーブル10の旋回に伴い、太陽歯車41に噛合す
るアイドル歯車42を介して遊星歯車43を180度回転させ
る。したがって、パレット受30はテーブル10に対し180
度回転変位し、その垂直板部31bがパレットクランプ装
置5の取付面に対向する。続いて、旋回テーブル移動手
段50の油圧シリンダ装置52が作動し、テーブル受台3を
ガイドバー51に沿ってベッド側へ移動させる。その結
果、旋回テーブル10はパレットクランプ装置5の取付面
に接近する。そして、パレットAはパレット受30の垂直
板部31bを貫通して進出するパレットクランプ装置5の
クランプ軸(図示せず)によって係合保持され、かつワ
ークWを前記クランプ軸の周りに回転割出して切削加工
する。
この切削加工中に、旋回テーブル10の他方のパレット受
30に別のワークWをセットしたパレットAが装着され
る。切削加工の終ったパレットAはパレットクランプ装
置5から離脱され、油圧シリンダ装置52によって旋回テ
ーブル10がパレットクランプ装置5から離間されたの
ち、油圧シリンダ装置23の作動によって旋回テーブル10
が180度逆方向に旋回すると同時に、パレット受30も180
度逆方向に回転し、パレットAのワーク取付面が外側に
向いた姿勢でパレット受30を停止させ、ワークWの取外
しが行われる。
上記実施例において、前記垂直軸4及び太陽歯車41がテ
ーブル受台3に固定され、垂直軸4の上部に旋回テーブ
ル10が回転可能に支持され、このテーブル10の下側で、
垂直軸4に同心のテーブル旋回用ピニオン21が垂直軸4
に対して回転可能で、かつ旋回テーブル10の下面に固定
されてもよい。
また、上記実施例に示した連動手段40に代えて、調車や
鎖車からなる同一直径の太陽車と遊星車との間にタイミ
ングベルトやチェンを張設した機能や、リンク機構を用
いることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略正面図、第2図は
同平面図、第3図は第1図の要部拡大一部切欠正面図、
第4図は第2図の要部拡大一部切欠正面図である。 A…パレット、W…ワーク 1…ベッド、2…ベース 3…テーブル受台、4…垂直軸 5…パレットクランプ装置 10…旋回テーブル、20…旋回手段 21…ギャ、22…ラック 23,24…油圧シリンダ装置 30…パレット受、31…パレット本体 32…支持軸、40…連動手段 41…太陽歯車、42…アイドル歯車 43…遊星歯車 50…旋回テーブル移動手段 51…ガイドバー 52…油圧シリンダ装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】立形マシニングセンタのベッドの正面前方
    に配置され、垂直軸の周りに旋回可能な平面視長方形の
    旋回テーブルと、 該旋回テーブルを前記垂直軸の周りに180度旋回させる
    旋回手段と、 前記旋回テーブルの長さ方向両端付近に回転可能に設け
    られた垂直軸線を持つ支持軸と、 該支持軸の上端に本体が取付け固定されたパレット受
    と、 前記垂直軸の回転に連動して前記支持軸を前記旋回テー
    ブルに対し180度回転させる連動手段と、 前記旋回テーブルを前記ベッド内に設けられたパレット
    クランプ装置に対して接近または離間させる移動手段
    と、 を備えていることを特徴とする立形マシニングセンタの
    旋回型パレットチェンジャ。
  2. 【請求項2】前記連動手段は、テーブル受台に固定され
    た太陽歯車と、該太陽歯車と同数の歯数を持ち前記支持
    軸に固定された遊星歯車と、これら両歯車間に噛合され
    たアイドル歯車とを有することを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項の立形マシニングセンタの旋回型パ
    レットチェンジャ。
JP6297087U 1987-04-24 1987-04-24 立形マシニングセンタの旋回型パレツトチエンジヤ Expired - Lifetime JPH0641791Y2 (ja)

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JP6297087U JPH0641791Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 立形マシニングセンタの旋回型パレツトチエンジヤ

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JPS63169237U JPS63169237U (ja) 1988-11-04
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JP6297087U Expired - Lifetime JPH0641791Y2 (ja) 1987-04-24 1987-04-24 立形マシニングセンタの旋回型パレツトチエンジヤ

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JP5601963B2 (ja) * 2010-10-19 2014-10-08 ホーコス株式会社 パレット治具交換装置

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JPS63169237U (ja) 1988-11-04

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